JPH08202458A - 圧力調整器 - Google Patents

圧力調整器

Info

Publication number
JPH08202458A
JPH08202458A JP902195A JP902195A JPH08202458A JP H08202458 A JPH08202458 A JP H08202458A JP 902195 A JP902195 A JP 902195A JP 902195 A JP902195 A JP 902195A JP H08202458 A JPH08202458 A JP H08202458A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
gas
outlet
diaphragm
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP902195A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Suzuki
年彦 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP902195A priority Critical patent/JPH08202458A/ja
Publication of JPH08202458A publication Critical patent/JPH08202458A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Fluid Pressure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 流量増加に伴う圧力調整器内における出口圧
力の低下を防止する。 【構成】 ガス入口通路55に流入するガス流量が増加
すると、弁体63がノズル部59から離反する方向に移
動するに伴って、出口側ダイアフラム47が変位して圧
縮コイルスプリング91の出口側ダイアフラム47に付
与する荷重が下がり、出口側ダイアフラム47の受圧面
積が大きくなる。一方、ノズル部59の出口側には、入
口側ダイアフラム65が設けられ、かつ通路73,75
を介して減圧室49が連通されるが、ガス流量の増加に
より圧力損失発生部77より上流側の通路75、73内
のガス圧力が増加することで、圧力損失発生部77より
下流側の出口圧力の低下が回避される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガス入口側から流入
するガス流量に応じてダイアフラムが変位し、この変位
によってガス出口側の圧力を調整する圧力調整器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の圧力調整器の断面図であ
る。この図に示すように、本体ケース1の一端(図では
左側)には、ガス入口通路3が形成されたインレットパ
イプ5が装着されており、他端(図では右側)にはガス
出口通路7が形成されている。本体ケース1の上面に形
成された開口部1aにはカバー9が固着されており、本
体ケース1とカバー9との間には、ダイヤフラム11の
周縁が固着されている。このダイヤフラム11によっ
て、カバー9側の大気圧室13と本体ケース1内のガス
室である減圧室15とに気密に区画している。
【0003】ダイヤフラム11の中心には作動杆17が
上下に貫通して設けられるとともに、ダイヤフラム11
とカバー9との間には、圧縮コイルスプリング19が介
装され、このスプリング19によりダイヤフラム11は
減圧室15側に常時付勢されている。作動杆17の下部
には、操作レバー21の操作端が摺動可能に交叉係合し
ている。操作レバー21は、支軸23を介して本体ケー
ス1に対して回動可能に軸支されており、その作用端
は、ガス入口通路3に連通するノズル部25に対向する
弁体27に、作用ピン29を介して係合している。
【0004】作動杆17の大気圧室13内に突出した先
端にはナット31が螺着されており、このナット31と
ダイヤフラム11の中心部との間には安全弁調整スプリ
ング33が介装されている。安全弁調整スプリング33
は、作動杆17に一体に形成された安全弁の弁体35
を、ダイヤフラム11の下面(減圧室15側)に当接す
る方向に常時付勢している。
【0005】なお、図中37は、カバー9に螺着された
スプリング受けであり、39は、ダイヤフラム11の上
面に固定されてスプリング19を支持する座金であり、
41は、カバー9の上端に取り付けられたキャップであ
る。
【0006】従来の圧力調整器は上記のように構成され
ており、ガス入口通路3から流入したガスは、そのガス
圧により弁体27を図中で右方向に移動させ、これによ
るノズル部25から流出するガスは、弁体27が摺動す
る部位の本体ケース1側に形成されたガス流路を経て減
圧室15に流入する。
【0007】ガス入口通路3から減圧室15へのガス流
量の変動により、減圧室15内の圧力が上昇すると、ダ
イヤフラム11は圧縮コイルスプリング19の付勢力に
打ち勝って大気圧室13側に変位し、作動杆17を引き
上げて操作レバー21を支軸23を中心として反時計方
向に回動させ、弁体27をノズル部25に近接させてガ
スの流入量を減らし、減圧室15内のガス圧を低下させ
る。
【0008】逆に、ガス流量の変動により減圧室15内
の圧力が下降すると、ダイヤフラム11は圧縮コイルス
プリング19の荷重によって減圧室15側に変位し、作
動杆17を引き下げて操作レバー21を支軸23を中心
として時計方向に回動させ、弁体27をノズル部25か
ら離間させてガスの流入量を増やし、減圧室15内のガ
ス圧を上昇させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、圧力
調整器の基本原理は、減圧室15内の圧力に基づくダイ
アフラム11に加わる荷重と、スプリング19の荷重と
のバランスにより、減圧室15内の圧力をほぼ一定とな
るよう調整するものである。
【0010】ところで、減圧室15内に流入するガス流
量が増加した場合には、弁体27は図中で右方向に移動
して弁開度が大きくなり、これに伴い操作レバー21が
時計方向に回動してダイアフラム11が下がった位置で
バランスがとれる。このとき、スプリング19の荷重
は、ダイアフラム11の下方への変位により下がった
(小さくなった)状態にある。このため、減圧室15
は、スプリング19の小さい荷重によりダイアフラム1
1を介して押圧されることから、減圧室15内の圧力
(出口圧力)は、あらかじめ設定される調整圧力に対し
て低いものとなる。これをスプリング効果と呼ぶ。
【0011】また、減圧室15内に流入するガス流量が
増加すると、ダイアフラム11は、下方への変位により
有効受圧面積が大きくなるため、減圧室15内は低い圧
力であってもスプリング19の荷重とでバランスがとれ
るため、出口圧力が低下することになる。これをダイア
フラム効果と呼ぶ。
【0012】このように従来の圧力調整器では、スプリ
ング効果とダイアフラム効果とにより、減圧室15内の
出口圧力が一定に保てず、設定圧力に対して低下する傾
向にある。
【0013】つまり、スプリング19の荷重をF1 、ガ
ス入口通路3内のガス圧をP0 、減圧室15内の出口圧
力をP2 、ノズル部25の通路断面積をS0 、ダイアフ
ラム11の受圧面積をS2 とすると、 P2 =(F1 +P0 ×S0 )/(S0 +S2 ) が成り立つが、出口圧力P2 は、流量大とともにスプリ
ング荷重F1 が小さく、ダイアフラムの受圧面積S2
大きくなるので、下がることになる。図5は、ガス流量
Qと出口圧力P2 との関係を示しているが、これによれ
ば、流量Qの増大に伴い出口圧力P2 が低下しているこ
とがわかる。
【0014】但し、ここではP0 、S0 は流量変化に対
して一定、またダイアフラム11の動きと弁体27の動
きとの比に相当するレバー比は考慮していない。
【0015】出口圧力P2 の低下を防止する対策とし
て、従来では、出口側のガス流路を一部狭めることで流
速を高めて動圧を上げ、その部分の静圧をダイアフラム
に付与して動圧と静圧との和である総圧の高い状態で調
整するという、いわゆるベンチュリ効果を利用したもの
がある。しかしながら、この場合には、単純にガス流路
を狭めるだけでは圧力損失の原因となり得るので、試験
評価などにより最適状態を決定する必要があり、充分な
能力をもった圧力調整器の製造には手間がかかるという
不具合があった。
【0016】そこで、この発明は、圧力調整器内におけ
る出口圧力の低下を、製造に手間がかかることなく防止
することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、ガス入口通路の内端に形成したノズル
部に対し、接近離反する方向に移動可能で、かつ一方側
の端部が接触することで閉塞する一方、同端部が離反す
ることで開放する弁体を設け、この弁体の他方側を、前
記ノズル部の開放によりガスが供給されるガス室と反対
側に設置された押圧手段により押圧される出口側ダイア
フラムに連動連結し、前記ノズル部の出口側と前記ガス
室とを途中に圧力損失発生部を備えた連通路にて連通す
るとともに、前記圧力損失発生部より下流側にガス出口
通路を形成し、前記弁体に、前記ノズル部のガス流出側
のガス圧を受圧可能な入口側ダイアフラムを設けた構成
としてある。
【0018】
【作用】このような構成の圧力調整器によれば、ガス入
口通路に流入するガス流量が増加すると、弁体がノズル
部から離反する方向に移動するに伴って、出口側ダイア
フラムが変位して押圧手段の出口側ダイアフラムに付与
する荷重が下がり、出口側ダイアフラムの受圧面積が大
きくなる。一方、ノズル部の出口側には、入口側ダイア
フラムが設けられ、かつ連通路を介してガス室が連通さ
れるが、ガス流量の増加により圧力損失発生部より上流
側の連通路内のガス圧力が増加することで、圧力損失発
生部より下流側の出口圧力の低下が回避される。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づき説明
する。
【0020】図1は、この発明の一実施例を示す圧力調
整器の断面図である。この圧力調整器は、本体ケース4
3と上部カバー45との間に出口側ダイアフラム47が
介装され、出口側ダイアフラム47と本体ケース43と
の間にガス室としての減圧室49が、出口側ダイアフラ
ム47と上部カバー45との間に大気圧室51が、それ
ぞれ形成されている。本体ケース43の図中で左側の端
部には、側部カバー53が装着され、側部カバー53に
は、ガス入口通路55を有するインレットパイプ57が
取り付けられている。
【0021】インレットパイプ57の下流側先端にはノ
ズル部59が形成され、このノズル部59は、本体ケー
ス43に形成された摺動孔61に対して図中で左右方向
に移動可能な弁体63の端面63aにより、開放遮断さ
れる。上記インレットパイプ57のノズル部59側の周
囲および、弁体63の端面63a側の周囲には、環状の
空間が形成され、この環状空間は、内周縁部が弁体63
の外周部に、外周縁部が本体ケース43と側部カバー5
3との間にそれぞれ固定された入口側ダイアフラム65
によって、ガス入口空間67と本体ケース側空間69と
に画成される。
【0022】本体ケース側空間69は、本体ケース43
に形成された貫通孔71により、減圧室49に連通して
いる。一方、ガス入口空間67は、側部カバー53に形
成された通路73を介し、本体ケース43に形成された
通路75に連通している。通路75の途中には、流路面
積を狭めた圧力損失発生部77が形成されている。この
ため、通路73と通路75とにより、途中に圧力損失発
生部77を備えた連通路を構成することになる。圧力損
失発生部77より下流側の通路75がガス出口通路75
aを形成することになる。ガス出口通路75aは、本体
ケース43に形成された貫通孔79により、減圧室49
に連通している。
【0023】上記圧力損失発生部77は、例えば膜式あ
るいはフルイディック式のガスメータなどを設けること
で、圧力損失を発生させることが可能となる。
【0024】上記弁体63の減圧室49側の端部には、
前記図4に示した従来のものと同様に、作用ピン81を
介して操作レバー83が連結している。操作レバー83
は、本体ケース43側に取り付けられた支軸85を中心
として回動可能であり、この回動動作に連動して弁体6
3が図中で左右方向に摺動する。操作レバー83の先端
側の操作端83aは、出口側ダイヤフラム47に対して
上下に貫通して装着された作動杆87の下端側の係合孔
87a内に摺動可能に交叉係合しており、操作レバー8
3の回動により作動杆87が出口側ダイヤフラム47と
ともに上下動する。
【0025】出口側ダイヤフラム47は、作動杆87に
対して上下動可能に嵌め込まれた上下の押さえ板90
a,90bにより挟持固定されている。出口側ダイヤフ
ラム47と上部カバー45の上部開口にねじ込まれたス
プリング受89との間には、押圧手段としての圧縮コイ
ルスプリング91が介装され、圧縮コイルスプリング9
1は出口側ダイヤフラム47を押さえ板90aを介して
減圧室49側に常時付勢している。スプリング受89に
は、複数の通気孔89aが形成されている。
【0026】作動杆87の大気圧室51内に突出した先
端にはナット93が螺着されており、このナット93に
係止された座金95と押さえ板90aとの間には、安全
弁調整スプリング97が介装されている。この安全弁調
整スプリング97は、作動杆87に一体に形成された安
全弁となる弁部99に対し、出口側ダイヤフラム47の
下面側(減圧室49側)を押さえ板90bを介して当接
する方向に常時付勢している。
【0027】上記のように構成された圧力調整器によれ
ば、ガス入口通路55から流入したガスは、そのガス圧
により弁体63を図中で右方向に移動させ、これにより
ノズル部25から流出するガスは、ガス入口空間67に
供給される。ガス入口空間67内のガスは、通路73お
よび通路75の圧力損失発生部77を経て、貫通孔79
を通り減圧室49に流入する。
【0028】ガス入口通路55から減圧室49へのガス
流量の変動により、減圧室49内の圧力が上昇すると、
出口側ダイヤフラム47は圧縮コイルスプリング91の
付勢力に打ち勝って大気圧室51側に変位し、作動杆8
7を引き上げて操作レバー83を支軸85を中心として
反時計方向に回動させ、弁体63をノズル部59に近接
させてガスの流入量を減らし、減圧室49内のガス圧を
低下させる。逆に、ガス流量の変動により減圧室49内
の圧力が下降すると、出口側ダイヤフラム47は圧縮コ
イルスプリング91の荷重によって減圧室49側に変位
し、作動杆87を引き下げて操作レバー83を支軸85
を中心として時計方向に回動させ、弁体63をノズル部
59から離間させてガスの流入量を増やし、減圧室49
内のガス圧を上昇させる。このような動作により、減圧
室49内のガス圧を、あらかじめ設定した調整圧となる
よう一定に保つ。
【0029】このような圧力調整器において、圧縮コイ
ルスプリング91の出口側ダイアフラム47に対する荷
重をF1 、ガス入口通路55のガス圧をP0 、ノズル部
59の出口側のガス圧をP1 、圧力損失発生部77より
下流側の出口圧力をP2 、ノズル部59の通路断面積を
0 、入口側ダイアフラム65の受圧面積をS1 、出口
側ダイアフラム91の受圧面積をS2 とすると、次式が
成り立つ。
【0030】P2 ={F1 +P0 ×S0 +P1 ×(S1
−S0 )}/(S1 +S2 ) 但し、S1 −S0 >0 一方、ガス入口通路55に流入するガス流量が増加した
場合には、弁体63が図中で右方向に移動し、操作レバ
ー83が時計方向に回動することで作動杆87が下方に
移動し、これに伴い出口側ダイアフラム47も下方に変
位してその受圧面積S2 が大きくなると同時に、圧縮コ
イルスプリング91の荷重F1 が低下する。
【0031】しかしながら、上式でガス入口通路55に
流入するガス流量が増加した場合を考えると、ノズル部
59の出口側のガス圧P1 が大きくなって、圧力損失発
生部77前後の圧力P1 ,P2 相互の差が大きくなるの
で、圧縮コイルスプリング91の荷重F1 が低下しかつ
出口側ダイアフラム47の受圧面積S2 が大きくなって
も、出口圧力P2 の低下を防止することが可能となる。
このため、ガスの流入量Qに対する出口圧力P2 を、図
2のに示す直線のように、ほぼ一定に保つことが可能
となり、安定した圧力調整が可能となって信頼性の高い
圧力調整器が得られることになる。
【0032】但し、ここではP0 ,S0 ,S1 は、流量
変化に対してほぼ一定であるとするとともに、出口側ダ
イアフラム47の動きと弁体63の動きとの比に相当す
るレバー比は考慮していない。
【0033】また、S0 ,S1 ,S2 の各有効受圧面積
の比率や、圧力損失発生部77の形状変更(同一流量に
対して圧力損失の変更)により、図2におけるの直線
のように、流量Qの増加に伴い出口圧力P2 を高めた
り、逆にの直線のように低くすることも可能であり、
要求される特性に、容易に対応できる。
【0034】なお、上記した圧力調整器は、二段減圧式
圧力調整器において、一段目で中圧(例えば0.1〜
0.8kgf/cm2 程度)に減圧した後の低圧(例え
ば280mmH2 O程度)まで減圧する二段目の圧力調
整機構にも採用できる。
【0035】図3は、この発明の他の実施例を示してい
る。この実施例は、圧力損失発生部77をバイパスする
バイパス通路101を設け、このバイパス通路101に
流量計測器としての圧力センサ103を介装している。
圧力損失発生部77の前後で発生する圧力差を圧力セン
サ103が検出し、この検出値に基づきガス流量を計測
する。その他の構成および作用は、前記図1の圧力調整
器と同様である。
【0036】上記図3の例においても、流量Qの増加に
より圧力P1 が高まるので、前記図1の例と同様に出口
圧力P2 をほぼ一定に保つことが可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、ガス入口通路に流入するガス流量が増加すると、
弁体がノズル部から離反する方向に移動するに伴って出
口側ダイアフラムが変位して押圧手段の出口側ダイアフ
ラムに付与する荷重が下がり、出口側ダイアフラムの受
圧面積が大きくなるが、ノズル部から流出後の圧力損失
部より上流側の連通路内のガス圧力が増加するので、圧
力損失部より下流側の出口圧力の低下を防止でき、入口
側ダイアフラムを付加するという製造容易な構成で、安
定した圧力調整が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す圧力調整器の断面図
である。
【図2】図1の圧力調整器におけるガス流量と出口圧力
との相関図である。
【図3】この発明の他の実施例を示す圧力調整器の要部
の断面図である。
【図4】従来例を示す圧力調整器の断面図である。
【図5】図4の圧力調整器におけるガス流量と出口圧力
との相関図である。
【符号の説明】
47 出口側ダイアフラム 49 減圧室(ガス室) 55 ガス入口通路 59 ノズル部 63 弁体 65 入口側ダイアフラム 73,75 通路(連通路) 75a ガス出口通路 77 圧力損失発生部 91 圧縮コイルスプリング(押圧手段) 103 圧力センサ(流量計測器)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス入口通路の内端に形成したノズル部
    に対し、接近離反する方向に移動可能で、かつ一方側の
    端部が接触することで閉塞する一方、同端部が離反する
    ことで開放する弁体を設け、この弁体の他方側を、前記
    ノズル部の開放によりガスが供給されるガス室と反対側
    に設置された押圧手段により押圧される出口側ダイアフ
    ラムに連動連結し、前記ノズル部の出口側と前記ガス室
    とを途中に圧力損失発生部を備えた連通路にて連通する
    とともに、前記圧力損失発生部より下流側にガス出口通
    路を形成し、前記弁体に、前記ノズル部のガス流出側の
    ガス圧を受圧可能な入口側ダイアフラムを設けたことを
    特徴とする圧力調整器。
  2. 【請求項2】 圧力損失発生部には、流量計測器が付設
    されていることを特徴とする請求項1記載の圧力調整
    器。
  3. 【請求項3】 押圧手段は圧縮コイルスプリングで構成
    され、この圧縮コイルスプリングの出口側ダイアフラム
    に対する荷重をF1 、ガス入口通路のガス圧をP0 、ノ
    ズル部出口側のガス圧をP1 、圧力損失発生部より下流
    側の出口圧力をP2 、ノズル部の通路断面積をS0 、入
    口側ダイアフラムの受圧面積をS1 、出口側ダイアフラ
    ムの受圧面積をS2 とすると、次式により前記出口圧力
    2 がほぼ一定に保たれることを特徴とする請求項1記
    載の圧力調整器。 P2 ={F1 +P0 ×S0 +P1 (S1 −S0 )}/
    (S1 +S2 ) 但し、S1 −S0 >0
JP902195A 1995-01-24 1995-01-24 圧力調整器 Pending JPH08202458A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP902195A JPH08202458A (ja) 1995-01-24 1995-01-24 圧力調整器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP902195A JPH08202458A (ja) 1995-01-24 1995-01-24 圧力調整器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08202458A true JPH08202458A (ja) 1996-08-09

Family

ID=11709010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP902195A Pending JPH08202458A (ja) 1995-01-24 1995-01-24 圧力調整器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08202458A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010525468A (ja) * 2007-04-20 2010-07-22 フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー ブースト性能を向上させた供給調節器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010525468A (ja) * 2007-04-20 2010-07-22 フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー ブースト性能を向上させた供給調節器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2735669A (en) seiler
US4197809A (en) Flow responsive device
US2916047A (en) Automatic regulation of the rate of flow of a fluid through a pipe or the like
US3531936A (en) Integrating fluid meter with phase lead
JPH08202458A (ja) 圧力調整器
EP0783145A1 (en) Improvements in or relating to meters
US3377856A (en) Flow meter for liquefied petroleum gas
JP3583315B2 (ja) 漏洩検知装置用圧力調整器
JP3590753B2 (ja) 圧力調整器
JP3561198B2 (ja) 圧力調整器
JP2558752Y2 (ja) 空気マイクロメータ
JPH0599354A (ja) 定流量弁
JPH0571907U (ja) 空気圧制御器
JPH05302700A (ja) ガス切替装置
JP2971874B1 (ja) 圧力調整器
JP3509284B2 (ja) 減圧弁
JP2637881B2 (ja) 流量計測装置
US3960033A (en) Flowmeter and function generator therefor
JP2003167634A (ja) 圧力調整器
JP2529815Y2 (ja) 圧力調整器
JP2511347B2 (ja) ガス比例弁
CA1091127A (en) Pressure regulating and flow control valve
JP3297507B2 (ja) 流量計測装置
JP2004110179A (ja) 減圧弁
JPH11175168A (ja) 流量測定機能付き減圧弁