JP2637881B2 - 流量計測装置 - Google Patents

流量計測装置

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JP2637881B2 JP23472292A JP23472292A JP2637881B2 JP 2637881 B2 JP2637881 B2 JP 2637881B2 JP 23472292 A JP23472292 A JP 23472292A JP 23472292 A JP23472292 A JP 23472292A JP 2637881 B2 JP2637881 B2 JP 2637881B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス供給設備等におい
てLPガス等のガスの流量を測定する流量計測装置に係
り、特に低流量域から高流量域までの全流量域において
高精度に流量計測を行えるようにした流量計測装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の流量計測装置の一例を示
す概略構成図である。この図に示すように、LPガスボ
ンベ(図示省略)と湯沸器等のガス器具(図示省略)間
に接続されている管路1には、高流量用の第1の圧力調
整器2と第1の流量計測器3が設けられている。また、
管路1には第1の圧力調整器2の上流側から分岐して第
1の圧力調整器2の下流側に連通する分岐管路4が接続
されており、分岐管路4には、低流量用の第2の圧力調
整器5と第2の流量計測器6が設けられている。尚、図
6においてLPガスボンベ(図示省略)は管路1の左端
(高圧側)、ガス器具(図示省略)は管路1の右端(低
圧側)に接続されている。
【0003】また、第2の圧力調整器5の出口圧力を第
1の圧力調整器2の出口圧力よりも高く設定している。
【0004】そして、上記した従来の流量計測装置は、
LPガスボンベ(図示省略)から供給されるガスの流量
が低流量域(設定流量以下)の場合は、第2の圧力調整
器5の出口圧力を第1の圧力調整器2の出口圧力よりも
高く設定しているので、第1の圧力が閉塞し、全供給ガ
スは分岐管路4側に流れる。そして、第2の流量計測器
6で流量が計測されたガスは、第2の圧力調整器5を通
ってガス器具(図示省略)に供給される。
【0005】そして、この状態からガスの流量が徐々に
増加して高流量域(設定流量以上)になると、ガスは管
路1と分岐管路4の第1,第2の圧力調整器2,5を通
ってガス器具(図示省略)に供給される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の流量計
測装置は、低流量域(設定流量以下)でのガスの流量は
第2の流量計測器5で計測し、高流量域(設定流量以
上)でのガスの流量は第1,第2の流量計測器3,5で
計測される。このため、設定流量を例えば100リット
ル/hourとした場合、流量が増加して例えば120リッ
トル/hourの時には、約100リットル/hourは第2の
流量計測器5側を流れ、残りの約20リットル/hourは
第1の流量計測器3側を流れる。
【0007】ところが、第1の流量計測器3は高流量域
(設定流量以上)の流量を計測するために使用されるの
で、上記したように流入する約20リットル/hourは、
第1の流量計測器3の計測可能最小流量(例えば30リ
ットル/hour)以下であるため、第1の流量計測器3で
は流量計測はされない。
【0008】このように、第1の流量計測器3は、12
0リットル/hourのうち20リットル/hourのガスが流
れていても計測されないので、この流量計測装置では、
第2の流量計測器5で計測される100リットル/hour
しか計測されず、計測誤差が大きかった。
【0009】本発明は上記した課題を解決する目的でな
され、計測不能領域をなくして精度のよい流量計測を行
うことができる流量計測装置を提供しようとするもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために本発明は、ガスを高圧側から低圧側に供給する管
路と、該管路に設けた第1の圧力調整手段と、前記管路
に設けた設定流量以上での流量を計測する第1の流量計
測手段と、前記管路の前記第1の圧力調整手段、第1の
流量計測手段の上流側から分岐して前記第1の流量計測
手段に連通する分岐管路と、該分岐管路に設けた前記第
1の圧力調整手段よりも出口圧力が高く設定されている
第2の圧力調整手段と、前記分岐管路に設けた設定流量
以下での流量を計測する第2の流量計測手段とを具備
し、供給ガスが設定流量以下においては、前記第2の流
量計測手段で計測される前記分岐管路側だけを流れるガ
スの流量を計測値とし、供給ガスが設定流量以上におい
ては、前記第1の流量計測手段で計測される前記分岐管
路と管路の両方を通して流れるガスの流量を計測値とす
ることを特徴としている。
【0011】
【作用】本発明によれば、第2の圧力調整手段の出口圧
力を第1の圧力調整手段の出口圧力よりも高く設定して
いるので、供給ガスが設定流量以下においては、ガスは
分岐管路側だけを流れるので、第2の流量計測手段で計
測される流量を計測値とし、また、供給ガスが設定流量
以上になると、ガスは分岐管路と管路の両方を通して流
れるので、第1の流量計測手段で計測される全流量を計
測値とすることにより、低流量域から高流量域までの全
流量域にわたって高精度な流量計測を行うことができ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明をLPガスのガス供給設備に適
用した一実施例に基づいて詳細に説明する。尚、従来と
同一部材には同一符号を付して説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例に係る流量計測
装置を示す概略構成図である。この図に示すように、L
Pガスボンベ(図示省略)と湯沸器等のガス器具(図示
省略)間に接続されている管路1には、第1の圧力調整
器2と第1の流量計測器3が設けられている。また、管
路1には、第1の圧力調整器2の上流側から分岐して第
1の流量計測器3に連通する分岐管路4が接続されてお
り、分岐管路4には、第2の圧力調整器5とその上流側
に第2の流量計測器6が設けられている。尚、図1にお
いてLPガスボンベ(図示省略)は管路1の左端(高圧
側)、ガス器具(図示省略)は管路1の右端(低圧側)
に接続されている。
【0014】高流量域(設定流量以上)のガス流量計測
を行う第1の流量計測器3は、例えばフルイディック流
量計等の流量計によって構成されている。また、第1の
流量計測器3の下流側と第1の圧力調整器2間は、分岐
管路4bで接続され、第1の圧力調整器2と第1の流量
計測器3の上流側は管路1aで接続されている。
【0015】第2の流量計測器6はオリフィス管7、圧
センサ8、演算部9を備えており、低流量域(設定流
量以下)のガス流量計測を行う。第2の流量計測器6の
計測原理は、オリフィス管7内をガスが通過すると、オ
リフィス管7の上流側と下流側との間に圧力差が生じ、
この圧力差はオリフィス管7を流れるガスの流量にほぼ
比例しており、この比例関係を利用して低流量域の流量
の計測を行うことができる。
【0016】このように、第2の流量計測器6は、圧力
センサ8でオリフィス管7の入口と出口の圧力差を測定
し、演算部9で圧力差と流量との関係を演算処理するこ
とにより流量を計測することができる。
【0017】図2は、第1の圧力調整器2を示す断面図
である。この第1の圧力調整器2は、本体ケース21の
下部に流量調整弁部22が設けられており、流量調整弁
部22の一方には、LPガスボンベ(図示省略)と連通
されるガス入口23が形成され、他方には、第1の流量
計測器3の上流側と管路1aを介して連通される第1の
中間出口24が形成されている。
【0018】本体ケース21は、内部が第1のダイヤフ
ラム25で減圧室26と大気圧室27とに区画され、減
圧室26には、第1の流量計測器3の下流側と分岐管路
4bを介して連通される中間出口28とガス器具(図示
省略)側に連通されるガス出口29とが形成されてい
る。そして、大気圧室27側に配置された圧縮コイルバ
ネ30でダイヤフラム25は常時減圧室26側に付勢さ
れ、この圧縮コイルバネ30の中心部には作動棒体31
が挿通されている。この作動棒体31の先端部はダイヤ
フラム25の中心部に固定されており、さらに、その先
端部は、貫通して減圧室26内に突設され、連結レバー
32の一端と係合している。連結レバー32の他端は、
減圧室26内の下部に設けた支軸33を中心に回動自在
に支持されており、この支軸33側に、流量調整弁部2
2内に設けた支持体34の先端部34aが係合してい
る。
【0019】流量調整弁部22の内部は、ガス入口側圧
力室35と、ガス出口側圧力室36とが壁部37で区画
されている。そして、壁部37にはノズル部38が形成
されてガス入口側圧力室35とガス出口側圧力室36と
を連通している。また、ノズル部38には、弁体39が
接離自在に配置されている。この弁体39は、ノズル部
38に当接する弁部40と、この弁部40を支持する支
持体41とで構成され、支持体41はガス入口側圧力室
35の内壁との間に配置された圧縮コイルバネ42によ
りノズル部38側に常時付勢されている。また、支持体
41はノズル部38を挿通してガス出口側圧力室36内
に延出され、その先端は本体ケース21内に突設されて
いる。ガス出口側圧力室36は、本体ケース21の減圧
室26と第2のダイヤフラム43で区画されている。
【0020】第1の圧力調整器2は上記のように構成さ
れており、減圧室26の圧力が上昇すると、第1のダイ
ヤフラム25が圧縮コイルバネ30の付勢力に抗して大
気圧室27側に変位し、作動棒体31を引き上げて、連
結レバー32を支軸33を中心に時計方向へ回動させ、
支持体34を引き上げて、弁部40をノズル部38に近
接させてガスの流入量を減らして減圧室26内のガスの
圧力を低下させる。また、減圧室26の圧力が下降する
と、第1のダイヤフラム25が減圧室26側に変位し、
作動棒体31を引き下げて、弁部40をノズル部38か
ら離間させて、ガスの流入量を増加させて減圧室26内
のガスの圧力を上昇させる。このようにして、減圧室2
6のガス圧は圧縮コイルバネ30の付勢力に対応してほ
ぼ一定に保たれる。
【0021】図3は、第2の圧力調整器5を示す断面図
である。この図に示すように、本体ケース51の一端
(図では左側)にはLPガスボンベ(図示省略)側に接
続されるガス入口であるインレットパイプ52が装着さ
れており、他端に(図では右側)にはガス出口であるア
ウトレットポート53が形成されている。また、本体ケ
ース51の上面に形成された開口部51aにはカバー5
4が固着されており、本体ケース51とカバー54との
間には、ダイヤフラム55の周縁が固定されている。
【0022】ダイヤフラム55によって、カバー54側
の大気圧室56と本体ケース1内の減圧室57とに気密
に区画している。ダイヤフラム55の中心には作動杆5
8が上下に貫通して設けられており、また、ダイヤフラ
ム55とカバー54との間には、圧縮コイルバネ59が
介挿され、常時ダイヤフラム55を下方に付勢してい
る。作動杆58の下部には、操作レバー60の操作端が
摺動可能に交叉係合している。この操作レバー60は、
支軸61を介して本体ケース51内に回動可能に軸支さ
れており、その作用端は、前記インレットパイプ52の
先端ノズル部52aに対向する弁体62に作用ピン63
を介して係合している。
【0023】また、作動杆58の大気圧室56内に突出
した先端にはナット64が螺着されており、このナット
64とダイヤフラム55の中心部との間には安全弁調整
スプリング65が介挿され、常時作動杆58に一体に形
成された安全弁の弁体66をダイヤフラム55の下面に
当接する方向に付勢している。
【0024】尚、図中67は、カバー54に螺着された
スプリング受けであり、68はダイヤフラム55の上面
に固定されスプリング59を支持する座金であり、69
は、カバー54の上端に取り付けられたキャップであ
る。
【0025】第2の圧力調整器5は上記のように構成さ
れており、減圧室57内の圧力が上昇するとダイヤフラ
ム55は圧縮コイルバネ59の付勢力に打ち勝って大気
圧室56側に変位し、作動杆58を引き上げて操作レバ
ー60を支軸61を中心として反時計方向に回動させ、
弁体62をノズル部62aに近接させてガスの流入量を
減らして減圧室57内のガス圧を低下させる。このよう
にして、減圧室57内のガス圧は圧縮コイルバネ59の
付勢力に対応してほぼ一定に保たれる。また、減圧室5
7内のガス圧が異常に上昇すると安全弁調整スプリング
65がダイヤフラム55を介して圧縮され、安全弁の弁
体66がダイヤフラム55の下面から離脱してガスはカ
バー54内に吹き出して、第1の分岐管路4内のガス圧
の異常上昇を防止する。
【0026】尚、第2の圧力調整器5の出口圧力が第1
の圧力調整器2の出口圧力よりも少し高くなるように、
各ダイヤフラム25,55を下方に付勢する圧縮コイル
バネ30,59のバネ圧が調整されている。
【0027】第1の流量計測器3を構成するフルイディ
ック流量計は、例えば図4に示すように構成されてい
る。この図に示すように、ガスが供給される管71内に
は、中心部にガス流入口72を形成した円板部材73
と、円板部材73の下流側(図では円板部材73の右
側)に管71の内周に沿って形成した曲面状の第1の隔
壁74と、第1の隔壁74の内側に中心部が開口して断
面を翼状に形成した第2の隔壁75と、第2の隔壁75
の内側にガス流入口72と対向して配設したターゲット
76と、ターゲット76の下流側で第1の隔壁74との
間に排出路77を形成する第3の隔壁78とが具備され
ている。
【0028】そして、管71内に上流側(図では管71
の左側)からガス流入口72を通してガスが供給される
と、供給ガスは、ターゲット76と第3の隔壁78で流
動方向が制御され第2の隔壁75に沿って第1の隔壁7
4と第2の隔壁75間に形成される流路79内をガス流
入口72方向(矢印方向)に流れ、対向位置にある流路
79側にそれぞれ流入し、排出路77から排出される。
【0029】このように、流路79内でガスの流れが交
互に変化することにより、この時のガスの流動方向変化
による圧力変化を流路79内に設けたパイプ8a,8b
を介して圧力センサ81で検出し、演算部82で圧力セ
ンサ81で検出した圧力情報に基づいて流量を算出する
ことができる。
【0030】第1と第2の流量計測器3,6間には、計
測された流量を積算する積算部10が接続されており、
積算部10は、第1、第2の流量計測器3,6でそれぞ
れ計測される流量の計測値の両方を同時に積算しないよ
うに、予め設定した流量値(設定流量)に基づいて一方
の計測値を選択して積算するように設定されている(詳
細は後述する)。設定流量の設定値は、積算部10での
ソフト上で任意に変更することができる。
【0031】本実施例に係る流量計測装置は上記のよう
に構成されており、LPガスボンベ(図示省略)から所
定の圧力(例えば0.7〜15.6kgt /cm2 )で供給
されるガスの流量が低流量域(設定流量以下)の場合
は、図3に示した第2の圧力調整器5の出口圧力を図2
で示した第1の圧力調整器2の出口圧力よりも高く設定
しているので、管路1内の供給圧力が高くなって第1の
圧力調整器2が閉塞することにより、全供給ガスは分岐
管路4内を流れる。
【0032】そして、オリフィス管7内を流れるガスの
入口と出口の圧力差を圧力センサ8で測定し、演算部9
でその時の圧力差と流量との関係を演算処理することに
よってガスの流量を計測する。
【0033】尚、低流量域(設定流量以下)における流
量計測においては、オリフィス管7への入り口側の圧力
が変動すると正確な流量計測ができないので、オリフィ
ス管7への入り口側の圧力の変動を抑えるために、管路
1の上流側にガス圧を一定に保つように圧力調整器(図
示省略)を設けてもよい。
【0034】そして、この時第2の圧力調整器5から出
たガスは、分岐管路4aを介して図4に示したフルイデ
ィック流量計等で構成される第1の流量計測器3の上流
側に入り、分岐管路4b,第1の圧力調整器2を介して
所定の圧力(例えば280mmH2 O)でガス器具(図示
省略)に供給される。
【0035】そして、この状態からガスの流量が徐々に
増加して高流量域(設定流量以上)になると、管路1の
右端部のガス器具(図示省略)側の供給圧力が、第1,
第2の各圧力調整器2,5の出口圧力より低くなること
により、供給ガスは管路1と分岐管路4の第1,第2の
圧力調整器2,5を通して第1の流量計測器3に流れ、
第1の流量計測器3によって高流量域(設定流量以上)
での全流量を計測する。
【0036】そして、ガス流量が増加してくると、第1
の流量計測器3内の圧損が高くなって分岐管路4aの圧
力が上昇し、第2の流量計測器6の閉塞圧力を超えると
閉塞されて第2の流量計測器6にはガスが流れなくな
る。
【0037】また、第1と第2の流量計測器3,6でそ
れぞれ計測される流量の計測値に対し、任意の設定流量
値を境にして積算部10でいずれか一方の計測値を選択
して積算される。積算部10によるいずれか一方の計測
値の選択は、例えば図5に示すようなフローチャートに
基づいて行われる。
【0038】即ち、供給ガスの流量Qが増加している場
合、ガスの流量Qが設定流量以下(例えば0<Q<10
0(リットル/hour)の範囲)であれば第2の流量計測
器6で計測される計測値を積算し(ステップST1,S
T2,ST3)、ガスの流量Qが設定流量以上(例えば
100(リットル/hour)<Q)であれば第1の流量計
測器3で計測される計測値を積算する(ステップST
1,ST2,ST4)。
【0039】また、ステップST1でガスの流量Qが減
少している場合は、ガスの流量Qが設定流量以下(例え
ば0<Q<80(リットル/hour)の範囲)であれば第
2の流量計測器6で計測される計測値を積算し(ステッ
プST1,ST5,ST6)、ガスの流量Qが設定流量
以上(例えば80(リットル/hour)<Q)であれば第
1の流量計測器3で計測される計測値を積算する(ステ
ップST1,ST5,ST7)。
【0040】
【発明の効果】以上、実施例に基づいて具体的に説明し
たように本発明によれば、供給ガスが設定流量以下にお
いては第2の流量計測手段で計測される全流量を計測値
とし、供給ガスが設定流量以上においては第1の流量計
測手段で計測される全流量を計測値とすることにより、
計測不能領域をなくして低流量域から高流量域までの全
流量域にわたって高精度な流量計測を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る流量計測装置を示す概
略構成図である。
【図2】第1の圧力調整器を示す概略断面図である。
【図3】第2の圧力調整器を示す概略断面図である。
【図4】第1の流量計測器であるフルイディック流量計
を示す概略断面図である。
【図5】図1に示した本発明の一実施例に係る流量計測
装置の積算部による流量計測値の積算手順を示すフロー
チャートである。
【図6】従来の流量計測装置を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 管路 2 第1の圧力調整器(第1の圧力調整手段) 3 第1の流量計測器(第1の流量計測手段) 4 分岐管路 5 第2の圧力調整器(第2の圧力調整手段) 6 第2の流量計測器(第2の流量計測手段) 7 オリフィス管 8 圧力計 9 演算部 10 積算部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスを高圧側から低圧側に供給する管路
    と、該管路に設けた第1の圧力調整手段と、前記管路に
    設けた設定流量以上での流量を計測する第1の流量計測
    手段と、前記管路の前記第1の圧力調整手段、第1の流
    量計測手段の上流側から分岐して前記第1の流量計測手
    段に連通する分岐管路と、該分岐管路に設けた前記第1
    の圧力調整手段よりも出口圧力が高く設定されている第
    2の圧力調整手段と、前記分岐管路に設けた設定流量以
    下での流量を計測する第2の流量計測手段とを具備し、
    供給ガスが設定流量以下においては、前記第2の流量計
    測手段で計測される前記分岐管路側だけを流れるガスの
    流量を計測値とし、供給ガスが設定流量以上において
    は、前記第1の流量計測手段で計測される前記分岐管路
    と管路の両方を通して流れるガスの流量を計測値とする
    ことを特徴とする流量計測装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の流量計測手段にフルイディッ
    ク流量計を用いたことを特徴とする請求項1記載の流量
    計測装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の流量計測手段にオリフィス管
    を用いたことを特徴とする請求項1記載の流量計測装
    置。
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