JPH08201908A - フィルム情報書込み/読取り機能付きカメラ - Google Patents
フィルム情報書込み/読取り機能付きカメラInfo
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- JPH08201908A JPH08201908A JP7010487A JP1048795A JPH08201908A JP H08201908 A JPH08201908 A JP H08201908A JP 7010487 A JP7010487 A JP 7010487A JP 1048795 A JP1048795 A JP 1048795A JP H08201908 A JPH08201908 A JP H08201908A
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 abstract description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 4
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- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/24—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film, e.g. title, time of exposure
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B17/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B17/42—Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film
- G03B17/425—Interlocking between shutter operation and advance of film or change of plate or cut-film motor drive cameras
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2217/00—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
- G03B2217/24—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film
- G03B2217/242—Details of the marking device
- G03B2217/244—Magnetic devices
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Camera Data Copying Or Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 撮影日時等のフィルム情報を記録するための
磁気記録面付きフィルムを使用し、フィルム情報をフィ
ルム給送時に磁気ヘッドで読取るときにフィルム給送モ
ータの磁気ノイズの影響を受けにくくした、カメラ本体
部のコンパクト化が可能なカメラを提供する。 【構成】 このカメラは、フィルム露光領域の両側にフ
ィルムカートリッジ30とフィルム巻き上げ用スプール
25が設けられ、露光領域とフィルム巻き上げ用スプー
ルとの間に磁気ヘッド32を、また、カートリッジに対
して露光領域の略反対側にフィルム給送用モータ1が設
けられる。磁気ヘッド32は、露光領域とカートリッジ
とを間に挟んでモータ1から隔てられているため、フィ
ルム情報読取り時にモータ1から発生する磁気ノイズの
影響が抑えられる。また、スプール内部がフラッシュ用
メインコンデンサ収納用スペースとして利用されるた
め、カメラ機構全体のコンパクト化が実現される。
磁気記録面付きフィルムを使用し、フィルム情報をフィ
ルム給送時に磁気ヘッドで読取るときにフィルム給送モ
ータの磁気ノイズの影響を受けにくくした、カメラ本体
部のコンパクト化が可能なカメラを提供する。 【構成】 このカメラは、フィルム露光領域の両側にフ
ィルムカートリッジ30とフィルム巻き上げ用スプール
25が設けられ、露光領域とフィルム巻き上げ用スプー
ルとの間に磁気ヘッド32を、また、カートリッジに対
して露光領域の略反対側にフィルム給送用モータ1が設
けられる。磁気ヘッド32は、露光領域とカートリッジ
とを間に挟んでモータ1から隔てられているため、フィ
ルム情報読取り時にモータ1から発生する磁気ノイズの
影響が抑えられる。また、スプール内部がフラッシュ用
メインコンデンサ収納用スペースとして利用されるた
め、カメラ機構全体のコンパクト化が実現される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影日時等のフィルム
情報を記録するためのフィルム情報記録部を備えたフィ
ルムを使用するカメラに関し、特に、フィルムを給送す
るためのフィルム給送機構に関する。
情報を記録するためのフィルム情報記録部を備えたフィ
ルムを使用するカメラに関し、特に、フィルムを給送す
るためのフィルム給送機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、フィルムカートリッジより送
られ撮影日時や露光状態等のフィルム情報を記録するた
めのフィルム情報記録部を備えたフィルムに、上記フィ
ルム情報を書込んだり読取ったりするためのフィルム情
報書込み/読取り装置を備えたカメラが提案(たとえ
ば、特開平6−265990号公報や、特開平6−11
8501号公報参照)されている。このフィルムのフィ
ルム情報記録部は、フィルムの長手方向沿いのフレーム
下部に設けられており、一方、カメラ側には、該フィル
ム情報記録部に対応する位置に上記フィルム情報書込み
/読取り装置が備えられている。
られ撮影日時や露光状態等のフィルム情報を記録するた
めのフィルム情報記録部を備えたフィルムに、上記フィ
ルム情報を書込んだり読取ったりするためのフィルム情
報書込み/読取り装置を備えたカメラが提案(たとえ
ば、特開平6−265990号公報や、特開平6−11
8501号公報参照)されている。このフィルムのフィ
ルム情報記録部は、フィルムの長手方向沿いのフレーム
下部に設けられており、一方、カメラ側には、該フィル
ム情報記録部に対応する位置に上記フィルム情報書込み
/読取り装置が備えられている。
【0003】一方、従来より一般的に使用されているカ
メラは、フィルム供給用モータがフィルム巻き上げ用ス
プール内に備えられており、これにより、カメラの小型
化が図られている。
メラは、フィルム供給用モータがフィルム巻き上げ用ス
プール内に備えられており、これにより、カメラの小型
化が図られている。
【0004】ところで、前者のフィルム情報書込み/読
取り装置を備えたカメラでは、磁気情報の書込み/読取
りは、フィルムカートリッジから上記スプールにフィル
ムを給送する間に実行されるようになっており、上記撮
影日時等のフィルム情報は各フレームに対応するフィル
ム情報記録部に記録される必要があることから、このフ
ィルム情報書込み/読取り装置は、カメラ本体側のフィ
ルム露光領域と上記フィルム巻き上げ用スプールとの間
に設けられている。
取り装置を備えたカメラでは、磁気情報の書込み/読取
りは、フィルムカートリッジから上記スプールにフィル
ムを給送する間に実行されるようになっており、上記撮
影日時等のフィルム情報は各フレームに対応するフィル
ム情報記録部に記録される必要があることから、このフ
ィルム情報書込み/読取り装置は、カメラ本体側のフィ
ルム露光領域と上記フィルム巻き上げ用スプールとの間
に設けられている。
【0005】しかし、このフィルム情報書込み/読取り
装置を後者の一般的な従来式カメラに適用して、フィル
ム情報書込み/読取り装置を上記フィルム露光領域とフ
ィルム巻き上げ用スプールとの間に設けた場合、フィル
ム情報書込み/読取り装置とフィルム巻き上げ用スプー
ル、したがってフィルム情報書込み/読取り装置とフィ
ルム供給用モータとの間隔が小さくなり、該フィルム情
報書込み/読取り装置でフィルムのフィルム情報記録部
に記録されたフィルム情報を読取るときにモータの回転
によりモータ本体から発生する磁気ノイズの影響を受け
てフィルム情報を正確に読取ることができなくなる虞れ
がある。あるいは、この磁気ノイズの問題を解消するた
めに、たとえば、上記フィルム情報書込み/読取り装置
や上記フィルム供給用モータにシールドを設けた場合、
このようなシールドを設けることによって、カメラの大
型化やコストアップにつながる可能性がある。
装置を後者の一般的な従来式カメラに適用して、フィル
ム情報書込み/読取り装置を上記フィルム露光領域とフ
ィルム巻き上げ用スプールとの間に設けた場合、フィル
ム情報書込み/読取り装置とフィルム巻き上げ用スプー
ル、したがってフィルム情報書込み/読取り装置とフィ
ルム供給用モータとの間隔が小さくなり、該フィルム情
報書込み/読取り装置でフィルムのフィルム情報記録部
に記録されたフィルム情報を読取るときにモータの回転
によりモータ本体から発生する磁気ノイズの影響を受け
てフィルム情報を正確に読取ることができなくなる虞れ
がある。あるいは、この磁気ノイズの問題を解消するた
めに、たとえば、上記フィルム情報書込み/読取り装置
や上記フィルム供給用モータにシールドを設けた場合、
このようなシールドを設けることによって、カメラの大
型化やコストアップにつながる可能性がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
解決すべき主たる技術的課題は、フィルム情報書込み/
読取り装置でフィルムのフィルム情報記録部に記録され
たフィルム情報を読取るときに、モータの回転により発
生するモータ本体からの磁気ノイズの影響を受けにくく
したフィルム情報書込み/読取り機能付きカメラを提供
することである。また、他の1つの技術的課題は、上記
技術的課題に加えて、カメラ本体の小型化に寄与する機
構を備えたカメラを提供することである。
解決すべき主たる技術的課題は、フィルム情報書込み/
読取り装置でフィルムのフィルム情報記録部に記録され
たフィルム情報を読取るときに、モータの回転により発
生するモータ本体からの磁気ノイズの影響を受けにくく
したフィルム情報書込み/読取り機能付きカメラを提供
することである。また、他の1つの技術的課題は、上記
技術的課題に加えて、カメラ本体の小型化に寄与する機
構を備えたカメラを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段・作用・効果】上記主たる
技術的課題を解決するために、本発明によれば以下の構
成のフィルム情報書込み/読取り機能付きカメラが提供
される。
技術的課題を解決するために、本発明によれば以下の構
成のフィルム情報書込み/読取り機能付きカメラが提供
される。
【0008】すなわち、このカメラは、フィルムの長手
方向沿い所定位置にフィルム情報記録部を備えたフィル
ムのフィルムカートリッジを用い、装填されたフィルム
カートリッジのフィルム出入口と該出入口から繰り出さ
れたフィルムを巻き取るためのスプールとの間に位置す
るフィルム露光領域と、フィルム露光領域とスプールと
の間に備えられ上記フィルム情報記録部に対してフィル
ム情報を書込み/読取るためのフィルム情報書込み/読
取り装置と、フィルムカートリッジからスプールに向け
てフィルムを繰り出す一方スプールからフィルムカート
リッジに向けてフィルムを巻き戻すためのフィルム給送
機構とを備える。そして、該フィルム給送機構は、フィ
ルムカートリッジ近傍、好ましくは、該フィルムカート
リッジに対して上記フィルム露光領域の略反対側、に位
置するフィルム給送用モータを備える。
方向沿い所定位置にフィルム情報記録部を備えたフィル
ムのフィルムカートリッジを用い、装填されたフィルム
カートリッジのフィルム出入口と該出入口から繰り出さ
れたフィルムを巻き取るためのスプールとの間に位置す
るフィルム露光領域と、フィルム露光領域とスプールと
の間に備えられ上記フィルム情報記録部に対してフィル
ム情報を書込み/読取るためのフィルム情報書込み/読
取り装置と、フィルムカートリッジからスプールに向け
てフィルムを繰り出す一方スプールからフィルムカート
リッジに向けてフィルムを巻き戻すためのフィルム給送
機構とを備える。そして、該フィルム給送機構は、フィ
ルムカートリッジ近傍、好ましくは、該フィルムカート
リッジに対して上記フィルム露光領域の略反対側、に位
置するフィルム給送用モータを備える。
【0009】この構成により、フィルム情報書込み/読
取り装置とフィルム給送用モータとの間の間隔を従来式
カメラのものと比較して大きく取ることができ、したが
って、フィルム情報書込み/読取り装置でフィルムのフ
ィルム情報記録部に記録されたフィルム情報を読取ると
きにモータの回転により発生するモータ本体からの磁気
ノイズの影響が効果的に低減する。そして、フィルム情
報書込み/読取り装置とフィルム給送用モータとの間の
間隔は、上記の如くフィルム給送用モータがフィルムカ
ートリッジに対して上記フィルム露光領域の略反対側に
設けられたときに略最大となり、フィルム情報書込み/
読取り装置に対する磁気ノイズは最小になる。
取り装置とフィルム給送用モータとの間の間隔を従来式
カメラのものと比較して大きく取ることができ、したが
って、フィルム情報書込み/読取り装置でフィルムのフ
ィルム情報記録部に記録されたフィルム情報を読取ると
きにモータの回転により発生するモータ本体からの磁気
ノイズの影響が効果的に低減する。そして、フィルム情
報書込み/読取り装置とフィルム給送用モータとの間の
間隔は、上記の如くフィルム給送用モータがフィルムカ
ートリッジに対して上記フィルム露光領域の略反対側に
設けられたときに略最大となり、フィルム情報書込み/
読取り装置に対する磁気ノイズは最小になる。
【0010】さらに、上記他の1つの技術的課題を解決
するために、上記構成において、上記スプール内には、
フラッシュ用コンデンサ又はバッテリが備えられること
が好ましい。この構成により、スプール内のスペースを
有効利用できるのでカメラ機構、したがってカメラ本体
部のコンパクト化が実現される。スプール内にフラッシ
ュ用コンデンサを備える構成において、カメラのフィル
ムカートリッジ側本体部にレリーズスイッチを設ける一
方、カメラのスプール側本体部にフラッシュを設けた場
合には、フラッシュとフラッシュ用コンデンサとの間隔
を小さくできるため、コンデンサからフラッシュへの送
電損失が効果的に抑えられる。一方、スプール内にバッ
テリを備える構成において、フラッシュ用コンデンサ
は、たとえば、上記フィルム給送用モータ近傍に備えら
れ、この場合には、コンデンサの外径寸法はスプールの
内径寸法に限定されないため、外径寸法の大きい大容量
のコンデンサを使用してフラッシュの光量を大きくでき
る。
するために、上記構成において、上記スプール内には、
フラッシュ用コンデンサ又はバッテリが備えられること
が好ましい。この構成により、スプール内のスペースを
有効利用できるのでカメラ機構、したがってカメラ本体
部のコンパクト化が実現される。スプール内にフラッシ
ュ用コンデンサを備える構成において、カメラのフィル
ムカートリッジ側本体部にレリーズスイッチを設ける一
方、カメラのスプール側本体部にフラッシュを設けた場
合には、フラッシュとフラッシュ用コンデンサとの間隔
を小さくできるため、コンデンサからフラッシュへの送
電損失が効果的に抑えられる。一方、スプール内にバッ
テリを備える構成において、フラッシュ用コンデンサ
は、たとえば、上記フィルム給送用モータ近傍に備えら
れ、この場合には、コンデンサの外径寸法はスプールの
内径寸法に限定されないため、外径寸法の大きい大容量
のコンデンサを使用してフラッシュの光量を大きくでき
る。
【0011】上記各構成において、上記フィルムカート
リッジは、カメラに装填されていないときには上記フィ
ルムがその先端まで内側に収納される一方、カメラに装
填されたときには上記フィルム給送機構によりフィルム
が上記フィルム出入口から上記スプールに向けて繰り出
されるように構成されたスラストタイプのフィルムカー
トリッジであってもよい。
リッジは、カメラに装填されていないときには上記フィ
ルムがその先端まで内側に収納される一方、カメラに装
填されたときには上記フィルム給送機構によりフィルム
が上記フィルム出入口から上記スプールに向けて繰り出
されるように構成されたスラストタイプのフィルムカー
トリッジであってもよい。
【0012】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図1〜7にした
がって詳細に説明する。
がって詳細に説明する。
【0013】図1は、本実施例に係るフィルム情報書込
み/読取り機能付きカメラの大略全体構成を正面斜め方
向から示す説明図、図2,3は、図1のカメラのフィル
ム給送機構の一部を夫々拡大して示す説明図、図4は、
図1のカメラにフィルムカートリッジが装填され該フィ
ルムカートリッジからフィルムが繰り出されてカメラ側
に備えられたフィルム巻き上げ用スプールに巻き取られ
ている状態を示す説明図、そして、図5は、図4に示す
カメラの平面図である。本実施例のカメラに使用される
フィルムカートリッジ30は、図4中、2点鎖線で示す
如くフィルムのベース側に磁性材料が塗布されてなる一
続きの磁気層つまりフィルム情報磁気記録領域31bを
フィルム31の長手方向に沿って各駒の下部に備えてい
る。このフィルム情報磁気記録領域31bには、カメラ
側に備えられた後述の磁気ヘッドにより撮影日時や露光
状態等のフィルム撮影情報が記録されるようになってい
る。図において、参照符号31dはフィルムカートリッ
ジ30のフィルム巻取り軸を駆動するための非円形状の
駆動穴、31cはフィルム出入り口、そして31aはフ
ィルム31の駒出し用穴である。なお、このカメラに使
用されるフィルムカートリッジとして、カメラに装填さ
れていないときにはフィルムがその先端まで内側に収納
される一方、カメラに装填されたときにはカメラ側に備
えられた該フィルムカートリッジの後述のフィルム巻き
戻し用ドライバによりフィルムが上記フィルム出入口か
ら送りだされるように構成されたスラストタイプのフィ
ルムカートリッジを使用することもできる。
み/読取り機能付きカメラの大略全体構成を正面斜め方
向から示す説明図、図2,3は、図1のカメラのフィル
ム給送機構の一部を夫々拡大して示す説明図、図4は、
図1のカメラにフィルムカートリッジが装填され該フィ
ルムカートリッジからフィルムが繰り出されてカメラ側
に備えられたフィルム巻き上げ用スプールに巻き取られ
ている状態を示す説明図、そして、図5は、図4に示す
カメラの平面図である。本実施例のカメラに使用される
フィルムカートリッジ30は、図4中、2点鎖線で示す
如くフィルムのベース側に磁性材料が塗布されてなる一
続きの磁気層つまりフィルム情報磁気記録領域31bを
フィルム31の長手方向に沿って各駒の下部に備えてい
る。このフィルム情報磁気記録領域31bには、カメラ
側に備えられた後述の磁気ヘッドにより撮影日時や露光
状態等のフィルム撮影情報が記録されるようになってい
る。図において、参照符号31dはフィルムカートリッ
ジ30のフィルム巻取り軸を駆動するための非円形状の
駆動穴、31cはフィルム出入り口、そして31aはフ
ィルム31の駒出し用穴である。なお、このカメラに使
用されるフィルムカートリッジとして、カメラに装填さ
れていないときにはフィルムがその先端まで内側に収納
される一方、カメラに装填されたときにはカメラ側に備
えられた該フィルムカートリッジの後述のフィルム巻き
戻し用ドライバによりフィルムが上記フィルム出入口か
ら送りだされるように構成されたスラストタイプのフィ
ルムカートリッジを使用することもできる。
【0014】一方、このカメラは、フィルム31の上記
フィルム情報磁気記録領域31bに対してフィルム撮影
情報の書込み/読取りを行うためのフィルム情報書込み
/読取り用磁気ヘッドを備えている。すなわち、図4,
5において、参照符号Mはカメラボディ、25はカメラ
側に備えられたフィルム巻き上げ用スプール、32はフ
ィルム31がフィルムカートリッジ30とフィルム巻き
上げ用スプール25との間で給送されるときにフィルム
情報磁気記録領域31bに対して上記フィルム撮影情報
の書込み/読取りを行うためのフィルム情報書込み/読
取り用磁気ヘッド、Lは撮影用レンズ、そして35はフ
ィルムの撮影用露光領域を形成するための画面枠であ
る。図5に良く示すように、この画面枠35により形成
される上記露光領域は、フィルムカートリッジ30とフ
ィルム巻き上げ用スプール25との間に位置しており、
磁気ヘッド32は、該露光領域とスプール25との間に
設けられている。なお、参照符号33は、フィルム給送
時に、磁気ヘッド32との間でフィルム31を挟み込み
上記フィルム情報磁気記録領域31bに対応する乳剤側
フィルム面を磁気ヘッド32に対して適度に押圧するた
めのパッドである。このパッドは、不図示の付勢手段に
より、上記磁気ヘッド32に対して付勢されるようにな
っている。
フィルム情報磁気記録領域31bに対してフィルム撮影
情報の書込み/読取りを行うためのフィルム情報書込み
/読取り用磁気ヘッドを備えている。すなわち、図4,
5において、参照符号Mはカメラボディ、25はカメラ
側に備えられたフィルム巻き上げ用スプール、32はフ
ィルム31がフィルムカートリッジ30とフィルム巻き
上げ用スプール25との間で給送されるときにフィルム
情報磁気記録領域31bに対して上記フィルム撮影情報
の書込み/読取りを行うためのフィルム情報書込み/読
取り用磁気ヘッド、Lは撮影用レンズ、そして35はフ
ィルムの撮影用露光領域を形成するための画面枠であ
る。図5に良く示すように、この画面枠35により形成
される上記露光領域は、フィルムカートリッジ30とフ
ィルム巻き上げ用スプール25との間に位置しており、
磁気ヘッド32は、該露光領域とスプール25との間に
設けられている。なお、参照符号33は、フィルム給送
時に、磁気ヘッド32との間でフィルム31を挟み込み
上記フィルム情報磁気記録領域31bに対応する乳剤側
フィルム面を磁気ヘッド32に対して適度に押圧するた
めのパッドである。このパッドは、不図示の付勢手段に
より、上記磁気ヘッド32に対して付勢されるようにな
っている。
【0015】上記フィルムカートリッジ30のフィルム
31を給送するための機構は、フィルムカートリッジ近
傍に位置するフィルム給送用モータを備えている。図
1,4において、参照符号1はフィルムカートリッジ3
0に対して上記露光領域の反対側に位置しカメラボディ
Mの前方側に取付けられたモータ、そして34はフィル
ムカートリッジ30に対して上記露光領域の反対側に位
置しかつ該モータ1に隣接してカメラボディMの後方側
に収納されたバッテリである。このモータ1の回転軸に
は、ウォーム2が固定されており、このウォーム2の回
転により、フィルムカートリッジ30の上記駆動穴31
dを駆動するためのフィルム巻き戻し用ドライバ20
と、上記フィルム巻き上げ用スプール25が、夫々、駆
動されるようになっている。以下に、このフィルム給送
機構について説明する。
31を給送するための機構は、フィルムカートリッジ近
傍に位置するフィルム給送用モータを備えている。図
1,4において、参照符号1はフィルムカートリッジ3
0に対して上記露光領域の反対側に位置しカメラボディ
Mの前方側に取付けられたモータ、そして34はフィル
ムカートリッジ30に対して上記露光領域の反対側に位
置しかつ該モータ1に隣接してカメラボディMの後方側
に収納されたバッテリである。このモータ1の回転軸に
は、ウォーム2が固定されており、このウォーム2の回
転により、フィルムカートリッジ30の上記駆動穴31
dを駆動するためのフィルム巻き戻し用ドライバ20
と、上記フィルム巻き上げ用スプール25が、夫々、駆
動されるようになっている。以下に、このフィルム給送
機構について説明する。
【0016】図1において、参照符号3は上記モータ1
の回転軸に固定されたウォーム2に噛合するウォームホ
イール、4はカメラボディMの前方下部に回転自在に設
けられた駆動軸、5はウォームホイール3の回転を駆動
軸4に伝達するための周知の摩擦クラッチ、そして6,
7は駆動軸4に固定されたウォームである。
の回転軸に固定されたウォーム2に噛合するウォームホ
イール、4はカメラボディMの前方下部に回転自在に設
けられた駆動軸、5はウォームホイール3の回転を駆動
軸4に伝達するための周知の摩擦クラッチ、そして6,
7は駆動軸4に固定されたウォームである。
【0017】この構成において、モータ1の回転は、ウ
ォーム2、ウォームホイール3、摩擦クラッチ5を経て
駆動軸4に伝えられ、何等かの理由により、上記フィル
ム巻き戻し用ドライバ20又はフィルム巻き上げ用スプ
ール25に過負荷が加わったときに、摩擦クラッチ5に
よりウォーム2と駆動軸4との結合が解除され、モータ
1を含むギア駆動系が保護されるようになっている。
ォーム2、ウォームホイール3、摩擦クラッチ5を経て
駆動軸4に伝えられ、何等かの理由により、上記フィル
ム巻き戻し用ドライバ20又はフィルム巻き上げ用スプ
ール25に過負荷が加わったときに、摩擦クラッチ5に
よりウォーム2と駆動軸4との結合が解除され、モータ
1を含むギア駆動系が保護されるようになっている。
【0018】また、図1〜3において、11はウォーム
6に噛合する第1ウォームホイール、12は該第1ウォ
ームホイール11を回転自在に支持するための支持体、
12a,12bは夫々該支持体12の上下に突出したガ
イド突起、13はカメラボディMに対して固定されたガ
イド基板、13a,13bは該ガイド基板13に形成さ
れたスリットであって上記支持体12のガイド突起12
a,12bをウォーム6の軸方向に案内するためのスリ
ット、14は第1ウォームホイール11と支持体12と
の間に弾発的に備えられ支持体12に対して第1ウォー
ムホイール11の回転に摩擦力を与えるためのコイルス
プリング、15は第1ウォームホイール11に噛合する
第1歯車、16は該第1歯車15の上面に周知の一方向
クラッチを介して接続された第1平歯車であって第1歯
車15に対して反時計方向にのみ回転可能な第1平歯
車、17は上記第1ウォームホイール11に噛合する第
2歯車、18は該第2歯車17の上面に固定された第2
平歯車、20は上記フィルムカートリッジ30の駆動穴
31dに係合する爪部を備えた上記フィルム巻き戻し用
ドライバ、そして19は該ドライバ20の下面に固定さ
れた上記第1,2平歯車16,18に常時噛合している
第3歯車である。
6に噛合する第1ウォームホイール、12は該第1ウォ
ームホイール11を回転自在に支持するための支持体、
12a,12bは夫々該支持体12の上下に突出したガ
イド突起、13はカメラボディMに対して固定されたガ
イド基板、13a,13bは該ガイド基板13に形成さ
れたスリットであって上記支持体12のガイド突起12
a,12bをウォーム6の軸方向に案内するためのスリ
ット、14は第1ウォームホイール11と支持体12と
の間に弾発的に備えられ支持体12に対して第1ウォー
ムホイール11の回転に摩擦力を与えるためのコイルス
プリング、15は第1ウォームホイール11に噛合する
第1歯車、16は該第1歯車15の上面に周知の一方向
クラッチを介して接続された第1平歯車であって第1歯
車15に対して反時計方向にのみ回転可能な第1平歯
車、17は上記第1ウォームホイール11に噛合する第
2歯車、18は該第2歯車17の上面に固定された第2
平歯車、20は上記フィルムカートリッジ30の駆動穴
31dに係合する爪部を備えた上記フィルム巻き戻し用
ドライバ、そして19は該ドライバ20の下面に固定さ
れた上記第1,2平歯車16,18に常時噛合している
第3歯車である。
【0019】この構成において、駆動軸4が、図1,2
中、矢印Aで示す方向に回転したとき、第1ウォームホ
イール11は図に対して左方向に移動して第1歯車15
に噛合し、該噛合状態で第1歯車15を反時計方向に回
転させる。そして、この第1歯車15の反時計方向の回
転は第3歯車19に伝えられ、フィルム巻取り用ドライ
バ20を時計方向つまり、フィルム31をフィルムカー
トリッジ30内から押し出してそのフィルム先端部を上
記フィルム巻き上げ用スプール25に向けて供給する方
向に回転させる。一方、駆動軸4が、図1,2中、矢印
Bで示す方向に回転したとき、第1ウォームホイール1
1は図に対して右方向に移動して第2歯車17に噛合
し、該噛合状態で第2歯車17を時計方向に回転させ
る。そして、この第2歯車17の時計方向の回転は第3
歯車に伝えられ、フィルム巻取り用ドライバ20を反時
計方向つまり、フィルム31をフィルムカートリッジ3
0内に巻き戻す方向に回転させる。さらに、図1,2に
おいて、21は上記ウォーム7に噛合する第2ウォーム
ホイール、23は該第2ウォームホイール21を回転自
在に支持しピン24によりボディMに対して揺動自在に
軸支された揺動アームであって第2ウォームホイール2
1との間に備えられた周知の摩擦手段により第2ウォー
ムホイール21の回転に摩擦が与えられるようになって
いる揺動アーム、そして22は上記フィルム巻き上げ用
スプール25に固定された第4歯車である。このスプー
ル25内には、図5に示すように、フラッシュ用メイン
コンデンサ36が備えられている。
中、矢印Aで示す方向に回転したとき、第1ウォームホ
イール11は図に対して左方向に移動して第1歯車15
に噛合し、該噛合状態で第1歯車15を反時計方向に回
転させる。そして、この第1歯車15の反時計方向の回
転は第3歯車19に伝えられ、フィルム巻取り用ドライ
バ20を時計方向つまり、フィルム31をフィルムカー
トリッジ30内から押し出してそのフィルム先端部を上
記フィルム巻き上げ用スプール25に向けて供給する方
向に回転させる。一方、駆動軸4が、図1,2中、矢印
Bで示す方向に回転したとき、第1ウォームホイール1
1は図に対して右方向に移動して第2歯車17に噛合
し、該噛合状態で第2歯車17を時計方向に回転させ
る。そして、この第2歯車17の時計方向の回転は第3
歯車に伝えられ、フィルム巻取り用ドライバ20を反時
計方向つまり、フィルム31をフィルムカートリッジ3
0内に巻き戻す方向に回転させる。さらに、図1,2に
おいて、21は上記ウォーム7に噛合する第2ウォーム
ホイール、23は該第2ウォームホイール21を回転自
在に支持しピン24によりボディMに対して揺動自在に
軸支された揺動アームであって第2ウォームホイール2
1との間に備えられた周知の摩擦手段により第2ウォー
ムホイール21の回転に摩擦が与えられるようになって
いる揺動アーム、そして22は上記フィルム巻き上げ用
スプール25に固定された第4歯車である。このスプー
ル25内には、図5に示すように、フラッシュ用メイン
コンデンサ36が備えられている。
【0020】この構成において、駆動軸4が、図1,2
中、矢印Aで示す方向に回転したとき、第2ウォームホ
イール21のネジ山がウォーム7のネジ山に押される結
果、第2ウォームホイール21は揺動アーム23と共に
ピン24に対して図中、反時計方向に回転して第4歯車
22に噛合し、該噛合状態で第4歯車22を時計方向つ
まりフィルム31をフィルム巻き上げ用スプール25の
回りに巻き上げる方向に回転させる。一方、駆動軸4
が、図1,2中、矢印Bで示す方向に回転したとき、ウ
ォームホイール21は揺動アーム23と共にピン24に
対して図中、時計方向に回転することになり、この結
果、第2ウォームホイール21と4歯車22との係合が
解除される。なお、本実施例のカメラには、フィルム3
1の上記駒出し用穴31aを検知するための不図示の第
1検知装置と、装填されたフィルムカートリッジ30の
フィルム31が未露光であるか露光済みであるかをフィ
ルムカートリッジ30に対して検知するための不図示の
第2検知装置とが備えられている。
中、矢印Aで示す方向に回転したとき、第2ウォームホ
イール21のネジ山がウォーム7のネジ山に押される結
果、第2ウォームホイール21は揺動アーム23と共に
ピン24に対して図中、反時計方向に回転して第4歯車
22に噛合し、該噛合状態で第4歯車22を時計方向つ
まりフィルム31をフィルム巻き上げ用スプール25の
回りに巻き上げる方向に回転させる。一方、駆動軸4
が、図1,2中、矢印Bで示す方向に回転したとき、ウ
ォームホイール21は揺動アーム23と共にピン24に
対して図中、時計方向に回転することになり、この結
果、第2ウォームホイール21と4歯車22との係合が
解除される。なお、本実施例のカメラには、フィルム3
1の上記駒出し用穴31aを検知するための不図示の第
1検知装置と、装填されたフィルムカートリッジ30の
フィルム31が未露光であるか露光済みであるかをフィ
ルムカートリッジ30に対して検知するための不図示の
第2検知装置とが備えられている。
【0021】さて、上記構成のカメラに、未使用のフィ
ルムカートリッジ30が装填された場合のフィルムの予
備巻き上げ動作を説明する。
ルムカートリッジ30が装填された場合のフィルムの予
備巻き上げ動作を説明する。
【0022】先ず、図4に示すように、フィルムカート
リッジ30がカメラボディM内に装填され、フィルムカ
ートリッジ30の上記駆動穴31d内にフィルム巻き戻
し用ドライバ20が係合した状態でフィルム巻き上げ信
号が出力されると、モータ1が作動して上記駆動軸4は
図1中、矢印A方向に駆動される。この駆動軸4の回転
はウォーム6に伝えられて第1ウォームホイール11を
図1中、左方向に移動させ、第1歯車16と噛合した状
態で該第1歯車16を反時計方向に回転させる。この回
転は第3歯車19したがってフィルム巻き戻し用ドライ
バ20を時計方向に回転させ、該ドライバ20に係合し
ているフィルムカートリッジ30の駆動穴31dを回転
させる。この結果、フィルム31はフィルムカートリッ
ジ30から送り出されてフィルム巻き上げ用スプール2
5方向に供給される。
リッジ30がカメラボディM内に装填され、フィルムカ
ートリッジ30の上記駆動穴31d内にフィルム巻き戻
し用ドライバ20が係合した状態でフィルム巻き上げ信
号が出力されると、モータ1が作動して上記駆動軸4は
図1中、矢印A方向に駆動される。この駆動軸4の回転
はウォーム6に伝えられて第1ウォームホイール11を
図1中、左方向に移動させ、第1歯車16と噛合した状
態で該第1歯車16を反時計方向に回転させる。この回
転は第3歯車19したがってフィルム巻き戻し用ドライ
バ20を時計方向に回転させ、該ドライバ20に係合し
ているフィルムカートリッジ30の駆動穴31dを回転
させる。この結果、フィルム31はフィルムカートリッ
ジ30から送り出されてフィルム巻き上げ用スプール2
5方向に供給される。
【0023】一方、上記駆動軸4の上記回転はウォーム
7にも伝えられ、第2ウォームホイール21を揺動アー
ム23と共にピン24を中心として反時計方向に回動さ
せて第2ウォームホイール21は第4歯車22に噛合せ
しめられる。そして、該噛合状態で第4歯車22は時計
方向に回転せしめられ、上記フィルム31の先端部がス
プール25に巻き上げられる。このフィルム巻き上げ時
に上記第1検知装置によりフィルム31の駒出し用穴3
1が検知されると、モータ1にブレーキがかかってフィ
ルムの予備巻き上げ動作が終了し、1駒目が上記露光領
域に対して露光可能状態にセットされる。
7にも伝えられ、第2ウォームホイール21を揺動アー
ム23と共にピン24を中心として反時計方向に回動さ
せて第2ウォームホイール21は第4歯車22に噛合せ
しめられる。そして、該噛合状態で第4歯車22は時計
方向に回転せしめられ、上記フィルム31の先端部がス
プール25に巻き上げられる。このフィルム巻き上げ時
に上記第1検知装置によりフィルム31の駒出し用穴3
1が検知されると、モータ1にブレーキがかかってフィ
ルムの予備巻き上げ動作が終了し、1駒目が上記露光領
域に対して露光可能状態にセットされる。
【0024】次に、このカメラに装填された上記フィル
ムカートリッジ30のフィルム31が途中まで露光され
た後に該フィルムカートリッジ30がカメラから一旦取
り出され、この取り出されたフィルムカートリッジ30
がカメラに再度装填された場合の動作について説明す
る。
ムカートリッジ30のフィルム31が途中まで露光され
た後に該フィルムカートリッジ30がカメラから一旦取
り出され、この取り出されたフィルムカートリッジ30
がカメラに再度装填された場合の動作について説明す
る。
【0025】先ず、装填されたフィルムカートリッジ3
0のフィルム31が部分的に露光済みであることが上記
第2検知装置により検知されると、フィルム31の巻き
上げ信号が出力され、上記フィルムの予備巻き上げ動作
の場合と同様にフィルム31の巻き上げ動作が開始され
る。このフィルム31の巻き上げ動作が実行されている
間、上記磁気ヘッド32によりフィルム31のフィルム
情報磁気記録領域31bに記録されている情報が読み取
られる。ここで、露光済みの駒に対応するフィルム情報
磁気記録領域31bには一定量以上の磁気情報が記録さ
れているが、未露光の駒に対応するフィルム情報磁気記
録領域31bには磁気情報は記録されていないので、或
る駒に対応するフィルム情報磁気記録領域31bに磁気
情報が記録されていないことが磁気ヘッド32により検
知されると、フィルム31の巻き上げ動作を一旦停止す
る。このとき、フィルム31に対して最も前方にある未
露光駒から数えて2つ目の未露光駒が上記露光領域に対
してセットされていることになる。
0のフィルム31が部分的に露光済みであることが上記
第2検知装置により検知されると、フィルム31の巻き
上げ信号が出力され、上記フィルムの予備巻き上げ動作
の場合と同様にフィルム31の巻き上げ動作が開始され
る。このフィルム31の巻き上げ動作が実行されている
間、上記磁気ヘッド32によりフィルム31のフィルム
情報磁気記録領域31bに記録されている情報が読み取
られる。ここで、露光済みの駒に対応するフィルム情報
磁気記録領域31bには一定量以上の磁気情報が記録さ
れているが、未露光の駒に対応するフィルム情報磁気記
録領域31bには磁気情報は記録されていないので、或
る駒に対応するフィルム情報磁気記録領域31bに磁気
情報が記録されていないことが磁気ヘッド32により検
知されると、フィルム31の巻き上げ動作を一旦停止す
る。このとき、フィルム31に対して最も前方にある未
露光駒から数えて2つ目の未露光駒が上記露光領域に対
してセットされていることになる。
【0026】次いで、フィルム31がフィルムカートリ
ッジ30方向に1駒分巻き戻され、フィルム31に対し
て最も前方にある未露光駒が上記露光領域に対して露光
準備位置にセットされる。なお、本実施例においては、
このように、フィルム31をフィルムカートリッジ30
からスプール25に向けて一旦1駒分余分に送り出した
後、フィルム31をフィルムカートリッジ30に再度巻
き戻して上記最初の未露光駒を露光領域に対して露光準
備状態にセットしているが、フィルム31をフィルムカ
ートリッジ30からスプール25方向へ給送して上記最
初の未露光駒を上記露光領域の手前所定位置に一旦停止
させた後、フィルム31をフィルムカートリッジ30か
らスプール25方向に再度送り出して上記露光準備位置
にセットするようにしてもよい。
ッジ30方向に1駒分巻き戻され、フィルム31に対し
て最も前方にある未露光駒が上記露光領域に対して露光
準備位置にセットされる。なお、本実施例においては、
このように、フィルム31をフィルムカートリッジ30
からスプール25に向けて一旦1駒分余分に送り出した
後、フィルム31をフィルムカートリッジ30に再度巻
き戻して上記最初の未露光駒を露光領域に対して露光準
備状態にセットしているが、フィルム31をフィルムカ
ートリッジ30からスプール25方向へ給送して上記最
初の未露光駒を上記露光領域の手前所定位置に一旦停止
させた後、フィルム31をフィルムカートリッジ30か
らスプール25方向に再度送り出して上記露光準備位置
にセットするようにしてもよい。
【0027】上記の如く、本実施例のカメラでは、磁気
ヘッド32は、露光領域とフィルムカートリッジとを間
に挟んでモータ1本体から隔てられているので、磁気ヘ
ッド32による上記フィルム情報読み出し時に該モータ
1から発生する磁気ノイズの影響が有意に抑えられ、し
たがって、未露光駒の検出精度を上げることができる。
ヘッド32は、露光領域とフィルムカートリッジとを間
に挟んでモータ1本体から隔てられているので、磁気ヘ
ッド32による上記フィルム情報読み出し時に該モータ
1から発生する磁気ノイズの影響が有意に抑えられ、し
たがって、未露光駒の検出精度を上げることができる。
【0028】次に、このカメラのレリーズ動作について
説明する。
説明する。
【0029】先ず、不図示のシャッターボタンが操作さ
れると、レリーズ信号が出力され、図4中、一点鎖線で
示す如く撮影系レンズLを通過した光により上記露光領
域に対してセットされているフィルム31の駒が露光さ
れる。
れると、レリーズ信号が出力され、図4中、一点鎖線で
示す如く撮影系レンズLを通過した光により上記露光領
域に対してセットされているフィルム31の駒が露光さ
れる。
【0030】次いで、フィルム31巻き上げ信号が出力
されモータ1が作動してフィルム31のスプール25に
対する巻き上げ動作が開始される。そして、上記第1検
知装置により、次ぎに露光されるべきフィルム31の駒
に対応する駒出し用穴31aが検知されると、モータ1
にブレーキがかかってフィルム31の巻き上げ動作が終
了する。このフィルム巻き上げ動作中に、不図示の磁気
記録回路が作動して、フィルム31のフィルム情報磁気
記録領域31bに当接している上記磁気ヘッド32によ
り、露光状態や撮影日時等のフィルム情報が記録される
ようになっている。
されモータ1が作動してフィルム31のスプール25に
対する巻き上げ動作が開始される。そして、上記第1検
知装置により、次ぎに露光されるべきフィルム31の駒
に対応する駒出し用穴31aが検知されると、モータ1
にブレーキがかかってフィルム31の巻き上げ動作が終
了する。このフィルム巻き上げ動作中に、不図示の磁気
記録回路が作動して、フィルム31のフィルム情報磁気
記録領域31bに当接している上記磁気ヘッド32によ
り、露光状態や撮影日時等のフィルム情報が記録される
ようになっている。
【0031】ところで、本実施例のカメラでは、上記1
対のウォーム6,7の条数や、第1ウォームホイール1
1、第1歯車15、第1平歯車16と第3歯車19の各
歯数や、第2ウォームホイール21と第4歯車22の各
歯数が、夫々、所定の数に設定されており、上記フィル
ム31のフィルムカートリッジ30からスプール25へ
の巻き上げ時に、スプール25の巻き上げ回転速度をフ
ィルム巻き戻し用ドライバ20の回転速度よりも大きく
してフィルム31の弛みが防止されるようになってい
る。フィルム31のスプール25への巻き上げが進むに
つれて、フィルム31自らの膜厚によりスプール25の
径が大きくなってフィルム31の巻き上げ搬送速度が上
昇して、フィルムカートリッジ30内のフィルム31は
巻締まろうとするが、前記の如く、第1平歯車16は第
1歯車15に対して反時計方向にのみ回転可能な一方向
クラッチを間に介して取付けられているので、フィルム
巻き戻し用ドライバ20はフィルムの巻き上げ搬送速度
に応じた回転速度で自由に回転でき、したがって、この
フィルム巻き上げ時におけるフィルム31の切断が防止
される。
対のウォーム6,7の条数や、第1ウォームホイール1
1、第1歯車15、第1平歯車16と第3歯車19の各
歯数や、第2ウォームホイール21と第4歯車22の各
歯数が、夫々、所定の数に設定されており、上記フィル
ム31のフィルムカートリッジ30からスプール25へ
の巻き上げ時に、スプール25の巻き上げ回転速度をフ
ィルム巻き戻し用ドライバ20の回転速度よりも大きく
してフィルム31の弛みが防止されるようになってい
る。フィルム31のスプール25への巻き上げが進むに
つれて、フィルム31自らの膜厚によりスプール25の
径が大きくなってフィルム31の巻き上げ搬送速度が上
昇して、フィルムカートリッジ30内のフィルム31は
巻締まろうとするが、前記の如く、第1平歯車16は第
1歯車15に対して反時計方向にのみ回転可能な一方向
クラッチを間に介して取付けられているので、フィルム
巻き戻し用ドライバ20はフィルムの巻き上げ搬送速度
に応じた回転速度で自由に回転でき、したがって、この
フィルム巻き上げ時におけるフィルム31の切断が防止
される。
【0032】次に、このカメラのフィルム31巻き戻し
動作について説明する。
動作について説明する。
【0033】先ず、フィルム31の巻き戻し信号が出力
されると、モータ1は逆方向に回転して、上記駆動軸4
は、図1,2中、矢印Bの方向に回転する。この駆動軸
4の回転はウォーム6に伝えられて第1ウォームホイー
ル11を図1,2中、右方向に移動させ、第2歯車17
と噛合した状態で該第2歯車17を時計方向に回転させ
る。この回転は第3歯車19したがってフィルム巻き戻
し用ドライバ20を反時計方向に回転させることにな
る。一方、上記駆動軸4の上記回転はウォーム7にも伝
えられ、第2ウォームホイール21を揺動アーム23と
共にピン24を中心として時計方向に回動させ、第2ウ
ォームホイール21と第4歯車22との係合が解かれ
る。つまり、この状態において、第4歯車22は、第2
ウォームホイール21に対して非駆動状態となり、スプ
ール25を自由に回転させることができる。したがっ
て、フィルムカートリッジ30の駆動穴31dがフィル
ム巻き戻し用ドライバ20に駆動されたとき、フィルム
カートリッジ30内へ給送されるフィルム31の給送速
度に応じてスプール25は自由に回転し、フィルム31
がフィルムカートリッジ30内に巻戻される。
されると、モータ1は逆方向に回転して、上記駆動軸4
は、図1,2中、矢印Bの方向に回転する。この駆動軸
4の回転はウォーム6に伝えられて第1ウォームホイー
ル11を図1,2中、右方向に移動させ、第2歯車17
と噛合した状態で該第2歯車17を時計方向に回転させ
る。この回転は第3歯車19したがってフィルム巻き戻
し用ドライバ20を反時計方向に回転させることにな
る。一方、上記駆動軸4の上記回転はウォーム7にも伝
えられ、第2ウォームホイール21を揺動アーム23と
共にピン24を中心として時計方向に回動させ、第2ウ
ォームホイール21と第4歯車22との係合が解かれ
る。つまり、この状態において、第4歯車22は、第2
ウォームホイール21に対して非駆動状態となり、スプ
ール25を自由に回転させることができる。したがっ
て、フィルムカートリッジ30の駆動穴31dがフィル
ム巻き戻し用ドライバ20に駆動されたとき、フィルム
カートリッジ30内へ給送されるフィルム31の給送速
度に応じてスプール25は自由に回転し、フィルム31
がフィルムカートリッジ30内に巻戻される。
【0034】上記実施例においては、前記の如く、フィ
ルム巻き上げ用スプール25の中空内部にはフラッシュ
用メインコンデンサ36が備えられ、また、バッテリ3
1はフィルムカートリッジ30に対して上記露光領域の
反対側に備えられている。この構成において、不図示の
レリーズスイッチをグリップ側つまりバッテリ30側
に、また不図示のフラッシュをスプール25側に夫々設
けることにより、レリーズ操作時にレリーズする側の手
指によりフラッシュの発光部が遮光されることを防止し
て使い勝手を向上させることができるのみならず、フラ
ッシュ用メインコンデンサ36とフラッシュとの間の距
離が短いために該フラッシュ用メインコンデンサ36か
らフラッシュへの送電損失を小さくできる。
ルム巻き上げ用スプール25の中空内部にはフラッシュ
用メインコンデンサ36が備えられ、また、バッテリ3
1はフィルムカートリッジ30に対して上記露光領域の
反対側に備えられている。この構成において、不図示の
レリーズスイッチをグリップ側つまりバッテリ30側
に、また不図示のフラッシュをスプール25側に夫々設
けることにより、レリーズ操作時にレリーズする側の手
指によりフラッシュの発光部が遮光されることを防止し
て使い勝手を向上させることができるのみならず、フラ
ッシュ用メインコンデンサ36とフラッシュとの間の距
離が短いために該フラッシュ用メインコンデンサ36か
らフラッシュへの送電損失を小さくできる。
【0035】また、上記フラッシュ用メインコンデンサ
とバッテリとの配置を逆にして、スプール25内にバッ
テリを、また、フラッシュ用コンデンサをフィルムカー
トリッジ30に対して上記露光領域の反対側に備えるこ
ともできる。この場合には、フラッシュ用メインコンデ
ンサの外径寸法はスプールの内径に拘わりなく自由に設
定できるので、つまりスプールの外径を変更することな
く蓄電容量がより大きいフラッシュ用メインコンデンサ
を取り付けてフラッシュの光量を大きくできる。この構
成においては、上記の如くフラッシュ用メインコンデン
サからフラッシュへの送電損失を小さくするために、レ
リーズスイッチをスプール側に、またフラッシュをフィ
ルムカートリッジ側に配置することが好ましい。
とバッテリとの配置を逆にして、スプール25内にバッ
テリを、また、フラッシュ用コンデンサをフィルムカー
トリッジ30に対して上記露光領域の反対側に備えるこ
ともできる。この場合には、フラッシュ用メインコンデ
ンサの外径寸法はスプールの内径に拘わりなく自由に設
定できるので、つまりスプールの外径を変更することな
く蓄電容量がより大きいフラッシュ用メインコンデンサ
を取り付けてフラッシュの光量を大きくできる。この構
成においては、上記の如くフラッシュ用メインコンデン
サからフラッシュへの送電損失を小さくするために、レ
リーズスイッチをスプール側に、またフラッシュをフィ
ルムカートリッジ側に配置することが好ましい。
【0036】図6,7は、夫々、上記実施例と基本構成
を同じくする変形例に係るカメラを示している。図にお
いて、前記実施例で示した各部材と同一又は類似した部
材は、前記実施例の各部材の参照番号を100番台に変
更すると共に、該番号の後に小文字のアルファベット
“a”又は“b”を付加して対応関係を示している。ま
た、前記実施例の各部材が大文字のアルファベットで示
されているものについては、該各大文字のアルファベッ
トの後ろ小文字のアルファベット“a”又は“b”を付
加して対応関係を示している。
を同じくする変形例に係るカメラを示している。図にお
いて、前記実施例で示した各部材と同一又は類似した部
材は、前記実施例の各部材の参照番号を100番台に変
更すると共に、該番号の後に小文字のアルファベット
“a”又は“b”を付加して対応関係を示している。ま
た、前記実施例の各部材が大文字のアルファベットで示
されているものについては、該各大文字のアルファベッ
トの後ろ小文字のアルファベット“a”又は“b”を付
加して対応関係を示している。
【0037】先ず、図6に示す変形例では、フィルムカ
ートリッジ30側に位置するバッテリ340aとモータ
100aに対応するカメラボディの部分を該カメラボデ
ィ本体部の前面と背面より突出させてグリップ部を形成
しており、カメラボディMaを持ち易くしている。
ートリッジ30側に位置するバッテリ340aとモータ
100aに対応するカメラボディの部分を該カメラボデ
ィ本体部の前面と背面より突出させてグリップ部を形成
しており、カメラボディMaを持ち易くしている。
【0038】一方、図7に示すカメラは、図6に示すカ
メラと類似したグリップ部をフィルムカートリッジ30
側に備えると共に、上記変形例に係るモータとバッテリ
との位置を逆にして、カメラボディの背面側にモータ1
00bを、また、カメラボディの前面側にバッテリ34
0bを設けている。このモータ100bは、フィルムカ
ートリッジ30に対して画面枠350bにより形成され
る露光領域の略反対側に位置しているため、従来式カメ
ラと比較してモータ100bと磁気ヘッド320b間の
距離が大きく、したがって、磁気ヘッド320bによる
フィルム情報読取り時において、モータ100bからの
磁気ノイズが効果的に減じられる。
メラと類似したグリップ部をフィルムカートリッジ30
側に備えると共に、上記変形例に係るモータとバッテリ
との位置を逆にして、カメラボディの背面側にモータ1
00bを、また、カメラボディの前面側にバッテリ34
0bを設けている。このモータ100bは、フィルムカ
ートリッジ30に対して画面枠350bにより形成され
る露光領域の略反対側に位置しているため、従来式カメ
ラと比較してモータ100bと磁気ヘッド320b間の
距離が大きく、したがって、磁気ヘッド320bによる
フィルム情報読取り時において、モータ100bからの
磁気ノイズが効果的に減じられる。
【0039】一般的に、モータ回転時にモータ本体から
発生する磁気ノイズの強さは、モータ本体からの距離の
2〜3乗に反比例するため、磁気ヘッドをモータ本体か
らより遠くに隔てることにより、この磁気ノイズの影響
を受けにくくすることができる。本発明によれば、磁気
ヘッドとモータは、フィルム給送方向に対してフィルム
の露光領域巾以上の間隔をもって互いに隔てられるた
め、この磁気ノイズの問題が効果的に解消される。
発生する磁気ノイズの強さは、モータ本体からの距離の
2〜3乗に反比例するため、磁気ヘッドをモータ本体か
らより遠くに隔てることにより、この磁気ノイズの影響
を受けにくくすることができる。本発明によれば、磁気
ヘッドとモータは、フィルム給送方向に対してフィルム
の露光領域巾以上の間隔をもって互いに隔てられるた
め、この磁気ノイズの問題が効果的に解消される。
【図1】 本発明の一実施例に係るフィルム情報書込み
/読取り機能付きカメラを正面から示す全体斜視図であ
る。
/読取り機能付きカメラを正面から示す全体斜視図であ
る。
【図2】 図1のカメラの要部を拡大して示す平面図で
ある。
ある。
【図3】 図2のガイド基板と、該ガイド基板に備えら
れた周辺装置とを拡大して詳細に示す一部破断断面図で
ある。
れた周辺装置とを拡大して詳細に示す一部破断断面図で
ある。
【図4】 図1のカメラにフィルムカートリッジが装填
され、該フィルムカートリッジからフィルムが繰り出さ
れてフィルム巻き上げ用スプールに巻き取られている状
態を示す全体斜視図である。
され、該フィルムカートリッジからフィルムが繰り出さ
れてフィルム巻き上げ用スプールに巻き取られている状
態を示す全体斜視図である。
【図5】 図1のカメラの平面図である。
【図6】 本発明の第1変形例に係るフィルム情報書込
み/読取り機能付きカメラの図5に類似の平面図であ
る。
み/読取り機能付きカメラの図5に類似の平面図であ
る。
【図7】 本発明の第2変形例に係るフィルム情報書込
み/読取り機能付きカメラの図5に類似の平面図であ
る。
み/読取り機能付きカメラの図5に類似の平面図であ
る。
1 モータ 2 ウォーム 3 ウォーム・ホイール 4 駆動軸 5 摩擦クラッチ 6 ウォーム 7 ウォーム 11 第1ウォーム・ホイール 12 支持体 12a,12b ガイド突起 13 ガイド基板 13a,13b スリット 14 コイルスプリング 15 第1歯車 16 第1平歯車 17 第2歯車 18 第2平歯車 19 第3歯車 20 フィルム巻き戻し用ドライバ 21 第2ウォーム・ホイール 22 第4歯車 23 揺動アーム 24 ピン 25 フィルム巻取り用スプール 30 フィルムカートリッジ 31 フィルム 31a フィルムの駒出し用穴 31b フィルム情報磁気記録領域 31c フィルムの出入口 31d 駆動穴 32 磁気ヘッド 33 パッド 34 バッテリ 35 画面枠 36 フラッシュ用コンデンサ 100a,100b モータ 250a,250b フィルム巻取り用スプール 320a,320b 磁気ヘッド 330a,330b パッド 340a,340b バッテリ 350a,350b 画枠 360a,360b コンデンサ L,La,Lb レンズ M,Ma,Mb カメラボディ
Claims (3)
- 【請求項1】 フィルム(31)の長手方向沿い所定位
置にフィルム情報記録部(31b)を備えたフィルムの
フィルムカートリッジ(30)を用いるフィルム情報書
込み/読取り機能付きカメラにおいて、 装填されたフィルムカートリッジ(30)のフィルム出
入口(31c)と該出入口(31c)から繰り出された
フィルム(31)を巻き取るためのスプール(25;2
50a;250b)との間に位置するフィルム露光領域
(35;350a;350b)と、 フィルム露光領域(35;350a;350b)とスプ
ール(25;250a;250b)との間に備えられ上
記フィルム情報記録部(31b)に対してフィルム情報
を書込み/読取るためのフィルム情報書込み/読取り装
置(32;320a;320b)と、 フィルムカートリッジ(30)からスプール(25;2
50a;250b)に向けてフィルム(31)を繰り出
す一方スプール(25;250a;250b)からフィ
ルムカートリッジ(30)に向けてフィルム(31)を
巻き戻すためのフィルム給送機構(1〜24;100
a;100b)とを備え、 該フィルム給送機構(1〜24;100a;100b)
は、フィルムカートリッジ近傍に位置するフィルム給送
用モータ(1;100a;100b)を備えたことを特
徴とするフィルム情報書込み/読取り機能付きカメラ。 - 【請求項2】 上記フィルム給送用モータ(1;100
a;100b)は、上記フィルムカートリッジ(30)
に対して上記フィルム露光領域(35;350a;35
0b)の略反対側に位置することを特徴とするフィルム
情報書込み/読取り機能付きカメラ。 - 【請求項3】 上記スプール(25;250a;250
b)内には、フラッシュ用コンデンサ(36;360
a;360b)又はバッテリ(34;340a;340
b)が備えられたことを特徴とする請求項1又は2記載
のフィルム情報書込み/読取り機能付きカメラ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7010487A JPH08201908A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | フィルム情報書込み/読取り機能付きカメラ |
US08/591,707 US5701531A (en) | 1995-01-26 | 1996-01-25 | Film feeding device |
EP96101117A EP0724186B1 (en) | 1995-01-26 | 1996-01-26 | Film feeding device |
DE69623142T DE69623142T2 (de) | 1995-01-26 | 1996-01-26 | Vorrichtung zum Zuführen eines Films |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP7010487A JPH08201908A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | フィルム情報書込み/読取り機能付きカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08201908A true JPH08201908A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11751536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7010487A Pending JPH08201908A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | フィルム情報書込み/読取り機能付きカメラ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5701531A (ja) |
EP (1) | EP0724186B1 (ja) |
JP (1) | JPH08201908A (ja) |
DE (1) | DE69623142T2 (ja) |
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JPH1073871A (ja) * | 1996-08-30 | 1998-03-17 | Nikon Corp | カメラ |
JPH10104719A (ja) * | 1996-09-30 | 1998-04-24 | Canon Inc | カメラ |
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JP2002328418A (ja) * | 2001-04-26 | 2002-11-15 | Olympus Optical Co Ltd | カメラ |
EP3267674B1 (en) * | 2015-03-04 | 2019-08-21 | Sony Corporation | Image pickup device |
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JPH0312229U (ja) * | 1989-06-23 | 1991-02-07 | ||
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JPH04113339A (ja) * | 1990-09-04 | 1992-04-14 | Canon Inc | カメラの光源検知装置 |
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JPH06265990A (ja) * | 1993-03-16 | 1994-09-22 | Minolta Camera Co Ltd | カメラのフイルム給送装置 |
JP3213827B2 (ja) * | 1993-05-21 | 2001-10-02 | セイコープレシジョン株式会社 | 磁気ヘッド付カメラ |
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- 1995-01-26 JP JP7010487A patent/JPH08201908A/ja active Pending
-
1996
- 1996-01-25 US US08/591,707 patent/US5701531A/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-01-26 EP EP96101117A patent/EP0724186B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-01-26 DE DE69623142T patent/DE69623142T2/de not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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EP0724186B1 (en) | 2002-08-28 |
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DE69623142T2 (de) | 2003-04-10 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |