JPH08201621A - カラーフィルタ基板およびこれを用いたカラー液晶表示装置 - Google Patents

カラーフィルタ基板およびこれを用いたカラー液晶表示装置

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JPH08201621A
JPH08201621A JP3004895A JP3004895A JPH08201621A JP H08201621 A JPH08201621 A JP H08201621A JP 3004895 A JP3004895 A JP 3004895A JP 3004895 A JP3004895 A JP 3004895A JP H08201621 A JPH08201621 A JP H08201621A
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JP
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layer
color filter
electrodeposition
substrate
transparent
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JP3004895A
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English (en)
Inventor
Yoichi Mori
陽一 森
Norikatsu Ono
典克 小野
Hiroyoshi Omika
広芳 大美賀
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Eneos Corp
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Nippon Petrochemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電着法が有する製造技術の特徴を損なうこと
なく、透明導電層の弊害である光透過率の低下を防止
し、光学特性に優れ、しかも製造工程が簡単で廉価に製
造することのできるカラーフィルタ基板およびこれを用
いたカラー液晶表示装置を提供する。 【構成】 透明基板と、該透明基板上に形成された膜厚
90〜190nmの電着用透明導電層と、所定のパター
ンのブラックマトリックスおよび複数色からなる所定の
パターンの着色層とからなり、少なくとも着色層が上記
電着用透明導電層上に形成されたカラーフィルタ層と、
該カラーフィルタ層上に形成された液晶駆動用透明電極
層とを有するよう構成し、これをカラーフィルタ基板と
する。さらに、このカラーフィルタ基板を対向電極基板
と相対向させ、これら両基板間に液晶層を密封させてカ
ラー液晶表示装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラーフィルタ基板およ
びこれを用いたカラー液晶表示装置に係り、特に、パソ
コン、ワープロ、ワークステーション、情報端末機器、
テレビ等のカラー液晶ディスプレイ(LCD)に用いる
ことができる、電着法によるカラーフィルタ基板、並び
にこれを用いたカラー液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、フラットディスプレイとして、カ
ラーの液晶表示装置が注目されている。一般に、カラー
液晶表示装置は、ブラックマトリックスと複数の色(通
常、赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色)からなる
着色層を備えたカラーフィルタ基板と対向電極基板との
間に液晶層を挟持した構造である。そして、各色の着色
層R、G、Bのそれぞれの画素に対応する部分の液晶層
の光透過率を制御することによりカラー画像を得るよう
に構成されている。したがって、上記のカラーフィルタ
基板は、カラー液晶表示装置にとり必須であり、カラー
液晶表示装置の表示品位そのものを左右する重要な部材
である。
【0003】従来より、カラーフィルタ基板のブラック
マトリックスや着色層の形成方法として、透明基板上に
染色基材を塗布し、フォトマスクを介して露光・現像し
て形成したパターンを染色する染色法や、感光性レジス
ト内に予め着色顔料を分散させておき、これをフォトマ
スクを介して露光・現像する顔料分散法、および、印刷
インキで各色を印刷する印刷法等が知られている。しか
しながらこれらの方法には、いずれも様々な問題点があ
る。
【0004】すなわち、染色法は、フォトリソグラフィ
ー技術を用いる上、着色ごとに防染処理が必要とされる
ため工程が極めて複雑となり、また、色素を用いるため
耐熱性が低いという問題がある。
【0005】顔料分散法は、高価な着色レジストをスピ
ンコーター等で基板上に塗布し、フォトリソグラフィー
技術を用いて製造するため、工程が煩雑で、製造コスト
が高い上、大面積化が困難であるという問題がある。
【0006】印刷法は、工程が単純ではあるが、着色パ
ターンの精度に問題がある。
【0007】そのため、これら従来技術の問題点を解決
すべく、製造コストが低廉で、高性能なカラーフィルタ
基板が要望されていた。このような要望に応えるものと
して、塗料の使用効率が高く、ブラックマトリックスや
着色層の形成時間が短時間(数十秒)で生産能力の優れ
た電着法により製造されたカラーフィルタ基板が注目さ
れている。
【0008】この電着法では、透明基板上に電着用透明
導電層を形成し、その透明導電層上にポジレジスト層を
形成して所定のパターンを有するマスクを介して露光を
行い、次いで、露光部分を溶解除去して透明導電層の所
定箇所を露出させ、その後、透明基板を所定色の電着液
中に浸漬した状態で、透明基板の周辺の透明導電層から
通電して電着を行い、この電着操作を繰り返すことによ
って順次ブラックマトリックス、着色層を形成する。こ
のようにしてブラックマトリックスと着色層を形成した
後、基板の全面に紫外線を照射してポジレジスト層を除
去し、その後、ブラックマトリックスと着色層の上に液
晶層を駆動するための透明電極層を形成してカラーフィ
ルタ基板とする。そして、この液晶用透明電極層上にさ
らに配向層としてポリイミドを塗布、焼成してから配向
処理(ラビング)を行い、カラー液晶表示装置等に用い
ている。
【0009】このような電着技術を用いたカラーフィル
タ基板の製造方法は、従来、例えば特開昭61−203
403号公報、特開昭61−270701号公報等にお
いて提案されている。しかしながら、電着法により作製
したカラーフィルタ基板は、上記の染色法、顔料分散
法、印刷法技術においては必要としない電着電極用の透
明導電層の形成を必要とし、この透明導電層は照射光を
100%透過するものでないため、LCDの光透過率を
低下させるという問題点がある。かかる光線透過率の低
下は、電着電極用透明導電層をあらかじめパターニング
して着色層を形成するような場合(例えば、特開昭59
−114572号公報、等)でも同様に生じる。
【0010】このような問題点を解決するために、特開
昭63−266482号公報、特開昭64−22379
号公報、特開平4−3122号公報等において、電着で
形成されたブラックマトリックスや着色層を転写する方
法が提案されている。しかしながら、この電着転写法
は、上記問題点を解決することができる反面、工程が複
雑になり、また、転写適性のあるブラックマトリックス
や着色層を形成する必要がある等の問題がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたもので、電着法が有する製造技術の特徴を
損なうことなく、透明導電層の弊害である光透過率の低
下を防止し、光学特性に優れ、しかも製造工程が簡単で
廉価に製造することのできるカラーフィルタ基板および
これを用いたカラー液晶表示装置を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述したように、電着法
で製造されるカラーフィルタ基板は、透明基板上に電着
用透明導電層を介してブラックマトリックスと着色層が
所定のパターンで形成されており、さらにこの上に、液
晶駆動用の透明電極層が形成された構造となっている。
したがって、電着法カラーフィルタ基板の場合、電着用
電極と駆動用電極の透明導電膜が必要なため、それだけ
透明導電膜がカラーフィルタの透過率に大きな影響を及
ぼすこととなる。
【0013】ところでこの透明導電膜は、図11に示す
ように、その光透過率およびシート抵抗が膜厚依存性を
もつことが知られている(「液晶デバイスハンドブッ
ク」、p.236、日本学術振興会第142委員会編、
日刊工業新聞社刊、1989)。図11は、抵抗率2.
0×10-4Ω・cmのITO(酸化インジウムスズ)透
明導電膜を用いて波長550nmの光線照射をした場合
の光透過率およびシート抵抗を示すグラフで、同図から
明らかなように、光透過率、シート抵抗はいずれも膜厚
依存性のあることを示し、特に一定の波長における光透
過率は膜厚によって周期的に変動することがわかる。こ
れらのことから電着用電極の透明導電膜の膜厚を所定の
厚さに制御することでカラーフィルタの光透過率を向上
させることができると考えられる。
【0014】一方、T.Koseki et al.,
“IBM J. RES. DEVELOP.”,p
p.43−50,vol.36, No.1,Janu
ary(1992)に報告されているように、液晶駆動
用透明電極膜についても既に膜厚の最適化が検討されて
いる。しかし、液晶駆動用透明電極膜を電着法カラーフ
ィルタ基板に用いる場合には、電着用透明導電膜との組
み合わせを考えなければならず、その場合、駆動用電極
膜としての膜厚は20〜200nmが好ましい。
【0015】さらに、電着用導電膜については、電着に
よってブラックマトリックス層や着色層の形成を行う必
要があるため、単に光透過率のみを考慮して最適膜厚を
設定することはできず、電着特性に悪影響を及ぼすこと
なく、しかも可能な限り高透過率の得られる透明導電膜
を形成する必要がある。
【0016】本発明者らは、上記事情に鑑み鋭意研究を
重ね、電着用透明導電膜を種々検討した結果、電着用透
明導電層の膜厚を90〜190nmに制御することによ
って、電着適性を損なうことなく、しかもカラーフィル
タの光透過率を高めることができることを見出し、本発
明を完成するに至った。
【0017】すなわち本発明によれば、透明基板と、該
透明基板上に形成された膜厚90〜190nmの電着用
透明導電層と、所定のパターンのブラックマトリックス
および複数色からなる所定のパターンの着色層とからな
り、少なくとも着色層が上記電着用透明導電層上に形成
されたカラーフィルタ層と、該カラーフィルタ層上に形
成された液晶駆動用透明電極層とを有することを特徴と
する、カラーフィルタ基板が提供される。
【0018】また本発明によれば、相対向するカラーフ
ィルタ基板および対向電極基板と、前記両基板間に密封
された液晶層とを有するカラー液晶表示装置において、
上述した構成を有する本発明のカラーフィルタ基板を用
いたカラー液晶表示装置が提供される。
【0019】
【作用】電着用透明導電層の膜厚を90〜190nmの
範囲に制御することにより、液晶駆動用透明電極層と電
着用透明導電層の両者を備える電着法カラーフィルタ基
板において、カラーフィルタ全体としての光透過率を向
上させることができるとともに、電着用透明導電層の電
着適性を損なうことなく着色層等の形成を良好に行うこ
とができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0021】図1は本発明のカラーフィルタ基板の一例
を示す構成図である。図1において、カラーフィルタ基
板1は、透明基板2上に電着用透明導電層3を介してブ
ラックマトリックス6と着色層7が所定のパターンで形
成されており、これらブラックマトリックス6と着色層
7とでカラーフィルタ層8をなす。そして、このカラー
フィルタ層8の上に液晶駆動用透明電極層9が形成され
ている。
【0022】透明基板2としては、石英ガラス、パイレ
ックスガラス、合成石英板等の可撓性のないリジット
材、あるいは透明樹脂フィルム、光学用樹脂板等の可撓
性を有するフレキシブル材を用いることができる。この
中で特にコーニング社製7059ガラスは、熱膨脹率の
小さい素材であり寸法安定性および高温加熱処理におけ
る作業性に優れ、また、ガラス中にアルカリ成分を含ま
ない無アルカリガラスであるため、アクティブマトリッ
クス方式によるLCD用のカラー液晶表示装置に適して
いる。この透明基板2の厚さは0.3〜2.0μm、好
ましくは0.5〜1.5μm程度である。
【0023】電着用透明導電層3、液晶駆動用透明電極
層9は、ともに酸化インジウムスズ(ITO)、酸化亜
鉛(ZnO)、酸化スズ(SnO)等、およびその合金
等を用いて、スパッタリング法、真空蒸着法、CVD法
等の一般的な成膜方法により形成される。
【0024】本発明では、電着用透明導電層3の膜厚が
90〜190nmに設定されるが、より好ましくは10
0〜175nmである。上記範囲に膜厚を制御すること
により、後述の液晶駆動用透明電極層9とあいまって、
カラーフィルタ層8の電着膜形成に悪影響を及ぼさず、
しかもカラーフィルタ全体としての光透過率を向上させ
ることができる。電着用透明導電層3の膜厚が90nm
未満では抵抗値が高く、均一な電着膜形成が困難とな
り、一方、190nm超では光透過率が低下してしま
う。また、波長550nmの光線透過率が80%以上で
ある電着用透明電極を用いれば、抵抗値が低く、電着膜
の形成に悪影響を及ぼすことなく、光透過性に優れたカ
ラーフィルタ基板を作製できる。
【0025】この電着用透明導電層3のシート抵抗は、
3〜18Ω/SQであるのが好ましい。シート抵抗を上
記範囲とすることにより、電着膜形成に弊害がなく、光
透過性に優れたカラーフィルタの作製が可能となる。上
記シート抵抗が18Ω/SQを超えると、特に18Ω/
SQ超〜50Ω/SQ程度においては光透過率、電着膜
形成のいずれも好ましくなく、これよりもさらに抵抗値
が高くなると電着膜の均一形成が困難となる。なお、こ
こで「シート抵抗」(面積抵抗)とは、正方形の薄膜の
一辺に平行な方向の抵抗を意味し、例えば四探針法等、
公知の測定方法により測定される。
【0026】液晶駆動用透明電極層9は、膜厚20〜2
00nmとするのが好適であり、より好ましくは90〜
190nm、最も好ましくは100〜175nm程度と
される。このような膜厚とすることにより、前述したよ
うに電着用透明導電層8とあいまって、カラーフィルタ
全体の透過率を向上させることができる。
【0027】カラーフィルタ層8において、着色層7は
赤色パターン7R、緑色パターン7Gおよび青色パター
ン7Bがモザイク型、ストライプ型、トライアングル
型、4画素配置型等の所望の形態で配列されてなり、ブ
ラックマトリックス(BM)6は各着色パターンの間お
よび着色層7形成領域の外側に設けられている。
【0028】次に、このようなカラーフィルタ基板の製
造方法の一例について、図5を参照しながら説明する。
【0029】まず、多面付けの透明基板2の全面に酸化
インジウムスズ(ITO)等の透明導電性物質により電
着用透明導電層3を形成する(図5(A))。
【0030】次に、電着用透明導電層3上にフォトレジ
ストを塗布してレジスト層4を形成し、所望のパター
ン、例えば、ブラックマトリックスパターンに対応した
フォトマスク5を介してレジスト層4を露光する(図5
(B))。その後、現像・乾燥してブラックマトリック
スパターンに対応した形状に電着用透明導電層3を露出
し、黒色顔料を分散させた電着浴中に上記の透明基板2
を浸漬し、電着用透明導電層3に電圧を印加して黒色電
着材を析出させ、十分に水洗した後に乾燥してピンホー
ルのないブラックマトリックスパターン6を形成する
(図5(C))。
【0031】同様にして、赤色パターン7R、緑色パタ
ーン7G、青色パターン7Bを形成する(図5
(D))。
【0032】上記工程において用いられる電着材料は、
一般に有機材料(高分子材料)からなり、その原形は電
着塗装法としてよく知られている。電着塗装では、電気
化学的な主電極との反応によりカチオン電着とアニオン
電着とがある。これは、電着材料がカチオンとして存在
するか、アニオンとして挙動するかで分類される。電着
に用いられる有機高分子物質としては、天然油脂系、合
成油脂系、アルキッド樹脂系、ポリエステル樹脂系、ア
クリル樹脂系、エポキシ樹脂系等の種々の有機高分子物
質が挙げられる。
【0033】アニオン型では、古くからマレイン化油や
ポリブタジエン系樹脂が知られており、電着物質の硬化
は酸化重合反応による。カチオン型はエポキシ系樹脂が
多く、単独あるいは変性されて使用できる。その他に、
メラミン系樹脂、アクリル系樹脂等のいわゆるポリアミ
ノ系樹脂が多く用いられ、熱硬化や光硬化等により強固
な着色層が形成できる。
【0034】カラーフィルタ基板製造における電着で
は、アニオン型またはカチオン型電着浴中に微粉砕され
た顔料や染料を分散させ、イオン性高分子材料とともに
導電性部に共析させる。
【0035】次いで、このように形成されたカラーフィ
ルタ層8を覆うように液晶駆動用透明電極層9を形成す
る(図5(E))。この液晶駆動用透明電極層9は、上
述したように酸化インジウムスズ(ITO)、酸化亜鉛
(ZnO)、酸化スズ(SnO)等、およびその合金等
を用いて、スパッタリング法、真空蒸着法、CVD法等
の一般的な成膜方法により形成することができる。
【0036】なお、上述の図1では、カラーフィルタ層
8が電着用透明導電層3上に全面に亘って形成された例
を挙げているが、本発明のカラーフィルタ基板は、カラ
ーフィルタ層8のうち、少なくとも着色層7が電着用透
明導電層3上に形成されていればよい。したがって、図
2に示すように、カラーフィルタ層8のうち、ブラック
マトリックス6が直接透明基板2上に、着色層7が電着
用透明導電層3上に形成されていてもよい。この場合、
ブラックマトリックス6は、無電解メッキ、ブラックレ
ジスト等、公知の方法によって形成することができる。
【0037】さらに本発明のカラーフィルタ基板は、図
3、4に示すように、カラーフィルタ層8と液晶駆動用
の透明電極9との間にさらに保護層10を設けてもよ
い。この保護層10としては、例えばアクリル系、エポ
キシ系、ウレタン系樹脂等の熱硬化性高分子材料あるい
はUV硬化性高分子材料等を用いることができる。この
保護層10の膜厚は0.2〜10μm程度とされ、より
好ましくは0.5〜5μm程度である。
【0038】このような本発明のカラーフィルタ基板を
用いて、図6に示すように、カラー液晶表示装置を製造
することができる。図6において、カラー液晶表示装置
21は、上記カラーフィルタ基板1と対向電極基板23
とを所定の間隔で対向させ、周辺部をシール部材24に
より封止し、両基板間に厚さ5〜10μm程度の液晶層
25を形成してカラーフィルタ液晶表示装置21とす
る。なお、カラーフィルタ基板1と対向電極基板23の
外側には、それぞれ偏光板26、27が配設されてい
る。図中29、34は配向層である。対向電極基板23
は、透明基板31上に液晶駆動用の透明電極32および
薄膜トランジスタ(TFT)33を開閉するゲート線群
(図示せず)、映像信号を供給する信号線群(図示せ
ず)、および、カラーフィルタ基板側のコーナーの取り
出し部から受け渡し〔トランスファー部(設計により1
〜3か所の取り出し部に設ける)〕されたカラーフィル
タ電極への電圧供給線が配設されており、これらのリー
ド線35は、通常、薄膜トランジスタ(TFT)33の
製造工程で一括して形成されたAl等の金属からなるも
のであり、透明電極32に接続されているとともに、外
部の駆動IC41からの電気的な接続線42に接続され
ている。
【0039】このようなカラー液晶表示装置21では、
上記カラーフィルタ基板1の各着色パターン7R、7
G、7Bが画素を構成し、偏光板27側から照明光を照
射した状態で各画素に対応する表示電極をオン、オフさ
せることで液晶層25がシャッタとして作動し、着色パ
ターン7R、7G、7Bのそれぞれの画素を光が透過し
てカラー表示が行われる。かかるカラー液晶表示装置2
1は、上記本発明のカラーフィルタ基板1を用いること
によって、表示品質に優れ、信頼性の高いものとなる。
【0040】なお、上記においては、駆動方式としてT
FTアクティブマトリックス方式を用いているが、これ
に限定されるものではなく、例えば、単純マトリックス
やセグメント等の方式、MIM(金属/絶縁物/金属)
等の2端子素子を用いたアクティブマトリックス方式等
を用いたものでもよいことは勿論である。 (実験例)実施例1 ガラス基板(コーニング(株)製7059)上に、酸化
インジウムスズ(ITO)をスパッタリング法により成
膜してITO透明導電層(厚さ113nm、シート抵抗
13Ω/SQ)を形成した。この分光透過率を測定した
ところ、図7に示すような結果を得た。
【0041】次に、ITO透明導電層が形成された上記
ガラス基板を用い、このITO透明導電層上に感光性レ
ジスト(東京応化工業(株)製 商品名「OFPR−8
00」)をスピンコート法により塗布(膜厚2.5μ
m)した。次に、ブラックマトリックス用のパターンを
有するフォトマスクを介して上記のレジスト塗布物を露
光した。この露光は超高圧水銀ランプを有するUV露光
装置((株)オーク製作所製、JL3300)を用いて
70mJ/cm2 の紫外線を照射した。次に、露光部分
を現像除去し、ブラックマトリックス用のパターンを有
するレジスト層を形成した。
【0042】次いで、下記の組成のブラックマトリック
ス用電着液中に、ITO層を陽極、白金電極を陰極と
し、電極間隔50mmとなるように基板を浸漬し、直流
電圧28V、25℃で20秒間通電して電着を行った。
次に、電着液から取り出した基板を十分に水洗した後、
80℃、10分間の乾燥を行ってブラックマトリックス
層を形成した。 (ブラックマトリックス用電着液) アクリル樹脂 750.0重量部 (東亜合成化学(株)製、アロンS−4030) メラミン樹脂(住友化学(株)製、M−66B) 250.0重量部 トリエチルアミン 61.8重量部 カーボンブラック 333.0重量部 脱イオン水 11935.2重量部 次に、上記のレジスト層の未露光部を、赤色パターン用
のパターンを有するフォトマスクを介して露光した。こ
の露光はUV露光装置((株)オーク製作所製、JL3
300)を用いて100mJ/cm2 の紫外線照射にて
行った。次に、露光部分を現像除去し、赤色パターン用
のパターンでITO層を露出させた。
【0043】次いで、下記の組成の赤色パターン用電着
液中に、ITO層を陽極、白金電極を陰極とし、ブラッ
クマトリックスと同様に電着を行った。次に、電着液か
ら取り出した基板を十分に水洗した後、80℃、10分
間の乾燥を行って透明性の良好な赤色パターン層を形成
した。 (赤色パターン用電着液) アクリル樹脂 750.0重量部 (東亜合成化学(株)製、アロンS−4030) メラミン樹脂(住友化学(株)製、M−66B) 250.0重量部 トリエチルアミン 61.8重量部 ピグメントレッド48S(山陽工業(株)製) 500.0重量部 脱イオン水 13438.2重量部 次に、上記のレジスト層の未露光部を、緑色パターン用
のパターンを有するフォトマスクを介して前記と同様に
露光、現像して緑色パターンの層を露出させた。
【0044】次に、赤色顔料の代りに緑色顔料(フタロ
シアニングリーン)を用いた他は上記の赤色着色層用の
電着液と同様にして緑色パターン用の電着液を調製し
た。そして、緑色パターン用電着液中に、ITO層を陽
極、白金電極を陰極とし、電極間隔50mmとなるよう
に基板を浸漬し、直流電圧30V、25℃で20秒間通
電して電着を行った。次に、電着液から取り出した基板
を十分に水洗した後、80℃、10分間の乾燥を行って
透明性の良好な緑色パターン層を形成した。
【0045】次に、上記のレジスト層の未露光部を、青
色パターン用のパターンを有するフォトマスクを介して
露光した。この露光は上記と同様にUV露光装置「JL
−3300」を用いて100mJ/cm2 の紫外線照射
にて行った。次に、露光部分を現像除去し、青色パター
ン用のパターンでITO層を露出させた。
【0046】次に、赤色顔料の代りに青色顔料(フタロ
シアニンブルー)を用いた他は上記の赤色着色層用の電
着液と同様にして青色パターン用の電着液を調製した。
そして、青色パターン用電着液中に、ITO層を陽極、
白金電極を陰極とし、電極間隔80mmとなるように基
板を浸漬し、直流電圧30V、25℃で20秒間通電し
て電着を行った。次に、電着液から取り出した基板を十
分に水洗した後、80℃、10分間の乾燥を行って透明
性の良好な青色パターン層を形成した。
【0047】続いて200mJ/cm2 の紫外線を照射
し、残るレジストを現像して剥離した。その後、200
℃で1時間硬化してカラーフィルタ基板を得た。こうし
て得られたカラーフィルタ基板の青色パターン(B)、
赤色パターン(R)、緑色パターン(G)、ブラックマ
トリックス(BM)の分光透過率を測定した。結果を図
8に示す。
【0048】比較例1 実施例1において、電着用導電層のITO透明導電層の
膜厚が85nm、シート抵抗が20Ω/SQであること
を除き、実施例1と全く同様にしてカラーフィルタ基板
を作製した。図9に、上記ITO透明導電層のみが形成
されたガラス基板の分光透過率を、図10に、このガラ
ス基板を用いて作製したカラーフィルタ基板の分光透過
率を示す。
【0049】図8および図10から明らかなように、図
8に示すカラーフィルタ基板(実施例1)の方が、図1
0に示すカラーフィルタ基板(比較例1)に比べ、青色
パターン(B)、緑色パターン(G)の光透過率が高い
ことがわかる。
【0050】この実施例1、比較例1のカラーフィルタ
基板を用いて、それぞれ液晶駆動用電極層として厚さ4
0nmのITO透明導電層を形成し、配向膜の形成、配
向処理後、セルを組み立て液晶注入して液晶ディスプレ
イ(LCD)を作製し、カラー画像を表示させた。実施
例1のカラーフィルタ基板を用いたものでは明るさに優
れた良好なカラー画像が表示されたが、比較例1のカラ
ーフィルタ基板を用いたものでは、得られた画像の明る
さが低かった。これは、図7、図9に示すように、電着
用透明導電層の光透過率が膜厚によって異なり、特に波
長550nm近傍の光照射においては本発明範囲内の膜
厚とすることにより高い光透過率が得られるからであ
る。
【0051】一方、カラーフィルタ層の電着には、図9
に比べシート抵抗の低い図7に示すITO透明導電層を
用いた方が良好な結果が得られ、短時間で均一な着色層
が得られた。
【0052】実施例2 実施例1において、ブラックマトリックスをブラックレ
ジスト塗布、露光、現像により透明基板上に形成し、着
色層のみを上記と同様の方法で電着用透明導電層上に電
着、形成した以外は、実施例1と同様にして本発明のカ
ラーフィルタ基板を得た。
【0053】このカラーフィルタ基板を用いて分光透過
率を測定したところ図8(実施例1)の場合と全く同じ
結果が得られた。また、これを用いて上記と同様にして
カラー液晶ディスプレイ(LCD)を作製し、カラー画
像を表示させたところ、明るさに優れた良好なカラー画
像が得られた。
【0054】実施例3 実施例1において、電着用透明導電層の膜厚を90nm
に代えた以外は、実施例1と同様にして本発明のカラー
フィルタ基板を得た。
【0055】このカラーフィルタ基板を用いて分光透過
率を測定したところ、膜厚85nmの場合に比べ、赤色
パターン(R)、緑色パターン(G)、青色パターン
(B)のいずれも高い光透過率を示した。また、これを
用いて上記と同様にしてカラー液晶ディスプレイ(LC
D)を作製し、カラー画像を表示させたところ、明るさ
に優れた良好なカラー画像が得られた。
【0056】実施例4 実施例1において、電着用透明導電層の膜厚を190n
mに代えた以外は、実施例1と同様にして本発明のカラ
ーフィルタ基板を得た。
【0057】このカラーフィルタ基板を用いて分光透過
率を測定したところ、膜厚85nmの場合に比べ、赤色
パターン(R)、緑色パターン(G)、青色パターン
(B)のいずれも高い光透過率を示した。また、これを
用いて上記と同様にしてカラー液晶ディスプレイ(LC
D)を作製し、カラー画像を表示させたところ、明るさ
に優れた良好なカラー画像が得られた。
【0058】比較例2 実施例1において、電着用透明導電層の膜厚を200n
mに代えた以外は、実施例1と同様にして本発明のカラ
ーフィルタ基板を得た。
【0059】このカラーフィルタ基板を用いて分光透過
率を測定したところ、赤色パターン(R)、緑色パター
ン(G)、青色パターン(B)のいずれも、膜厚85n
mの場合とほぼ同様の光透過率しか得られなかった。ま
た、これを用いて上記と同様にしてカラー液晶ディスプ
レイ(LCD)を作製し、カラー画像を表示させたとこ
ろ、実施例1、2、3、4のそれぞれと比べ、得られる
画像の明るさが低かった。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
透明基板上に形成された電着用透明導電膜の膜厚を90
〜190nmと制御することによって、電着特性を損な
うことなく、カラーフィルタの透過率を向上させること
ができるという効果を奏する。したがって、かかるカラ
ーフィルタ基板を用いて、良好なカラー画像の得られる
カラー液晶表示装置を簡単な製造工程で、しかも安価に
製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラーフィルタ基板の一例を示す構成
図である。
【図2】本発明のカラーフィルタ基板の一例を示す構成
図である。
【図3】本発明のカラーフィルタ基板の一例を示す断面
図である。
【図4】本発明のカラーフィルタ基板の一例を示す断面
図である。
【図5】本発明のカラーフィルタ基板の製造工程を説明
するための図である。
【図6】電着法によって作製された本発明のカラーフィ
ルタ基板を用いたカラー液晶表示装置のす部分断面図で
ある。
【図7】電着用ITO透明導電膜を形成した透明基板の
光透過率を示すグラフである。
【図8】図7に示す電着用ITO透明導電膜を形成した
透明基板を用いて作製したカラーフィルタの分光透過率
を示すグラフである。
【図9】電着用ITO透明導電膜を形成した透明基板の
光透過率を示すグラフである。
【図10】図9に示す電着用ITO透明導電膜を形成し
た透明基板を用いて作製したカラーフィルタの分光透過
率を示すグラフである。
【図11】ITO透明基板の波長550nmの光線照射
における光透過率とシート抵抗の膜厚依存性を示すグラ
フである。
【符号の説明】
1 カラーフィルタ基板 2、31 透明基板 3 電着用透明導電層 4 レジスト層 5 フォトマスク 6 ブラックマトリックス 7(7R、7G、7B) 着色層 8 カラーフィルタ層 9 液晶駆動用透明電極層 10 保護膜層 21 カラー液晶表示装置 23 対向電極基板 24 シール部材 25 液晶層 26、27 偏光板 29、34 配向層 32 透明電極 33 薄膜トランジスト(TFT) 35 リード線 41 駆動IC 42 接続線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大美賀 広芳 神奈川県横浜市港北区篠原東三丁目20番17 号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板と、 該透明基板上に形成された膜厚90〜190nmの電着
    用透明導電層と、 所定のパターンのブラックマトリックスおよび複数色か
    らなる所定のパターンの着色層とからなり、少なくとも
    着色層が上記電着用透明導電層上に形成されたカラーフ
    ィルタ層と、 該カラーフィルタ層上に形成された液晶駆動用透明電極
    層とを有することを特徴とする、カラーフィルタ基板。
  2. 【請求項2】 前記電着用透明導電層の波長550nm
    の光線透過率が80%以上であることを特徴とする、請
    求項1に記載のカラーフィルタ基板。
  3. 【請求項3】 前記電着用透明導電層のシート抵抗が3
    〜18Ω/SQであることを特徴とする、請求項1〜2
    のいずれかに記載のカラーフィルタ基板。
  4. 【請求項4】 前記カラーフィルタ層は、ブラックマト
    リックスが透明基板上に形成され、着色層が電着用透明
    導電層上に形成されていることを特徴とする、請求項1
    〜3のいずれかに記載のカラーフィルタ基板。
  5. 【請求項5】 前記カラーフィルタ層は、ブラックマト
    リックスおよび着色層がともに電着用透明導電層上に形
    成されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれ
    かに記載のカラーフィルタ基板。
  6. 【請求項6】 カラーフィルタ層と液晶駆動用透明電極
    層の間にさらに保護層が形成されていることを特徴とす
    る、請求項1〜5のいずれかに記載のカラーフィルタ基
    板。
  7. 【請求項7】 前記液晶駆動用透明電極層の膜厚が20
    〜200nmであることを特徴とする、請求項1〜6の
    いずれかに記載のカラーフィルタ基板。
  8. 【請求項8】 相対向するカラーフィルタ基板および対
    向電極基板と、前記両基板間に密封された液晶層とを有
    するカラー液晶表示装置において、前記カラーフィルタ
    基板として請求項1〜7のいずれかに記載のカラーフィ
    ルタ基板を用いたことを特徴とする、カラー液晶表示装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100877015B1 (ko) * 2006-07-24 2009-01-07 엔이씨 엘씨디 테크놀로지스, 엘티디. 컬러 필터 기판, 컬러 액정 표시 장치, 및 그 제조 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100877015B1 (ko) * 2006-07-24 2009-01-07 엔이씨 엘씨디 테크놀로지스, 엘티디. 컬러 필터 기판, 컬러 액정 표시 장치, 및 그 제조 방법

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