JPH08201501A - 電波源位置標定装置 - Google Patents
電波源位置標定装置Info
- Publication number
- JPH08201501A JPH08201501A JP879495A JP879495A JPH08201501A JP H08201501 A JPH08201501 A JP H08201501A JP 879495 A JP879495 A JP 879495A JP 879495 A JP879495 A JP 879495A JP H08201501 A JPH08201501 A JP H08201501A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数地点で電波を受信する必要がなく、一地
点のみで電波を受信することにより、電波放射源の位置
を求めることができる電波放射源位置標定装置を提供す
ること。 【構成】 この発明は、標定位置Ａに方位測定装置１、
時間差測定装置３および位置標定装置４を設け、また、
標定位置Ａと異なる場所に電波反射手段２を設ける。そ
して、時間差測定装置３において、電波放射源５から標
定位置Ａへ直接到来した電波と、電波反射手段２により
反射した後到来した電波との到来時間差を求める。ま
た、方位測定装置１において電波放射源５の方位を求め
る。そして、求めた時間差および方位から、位置標定装
置４が電波源位置を標定する。
点のみで電波を受信することにより、電波放射源の位置
を求めることができる電波放射源位置標定装置を提供す
ること。 【構成】 この発明は、標定位置Ａに方位測定装置１、
時間差測定装置３および位置標定装置４を設け、また、
標定位置Ａと異なる場所に電波反射手段２を設ける。そ
して、時間差測定装置３において、電波放射源５から標
定位置Ａへ直接到来した電波と、電波反射手段２により
反射した後到来した電波との到来時間差を求める。ま
た、方位測定装置１において電波放射源５の方位を求め
る。そして、求めた時間差および方位から、位置標定装
置４が電波源位置を標定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電波放射源が放射する
電波を一地点のみで受信して、電波放射源の位置を求め
ることができる電波源位置標定装置に関する。
電波を一地点のみで受信して、電波放射源の位置を求め
ることができる電波源位置標定装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の電波放射源位置標定装置は、互い
に離隔した複数の地点で、それぞれ電波の到来方向を測
定し、電波の到来方向の交点から電波放射源の位置を求
めていた。図４は従来の電波放射源位置標定装置の構成
を示すブロック図であり、また、図５は同標定装置にお
ける電波放射源位置標定方法の説明図である。図４に示
すように、互いに離隔した地点Ａ，Ｂにおいて、電波放
射源５からの到来波を受信し、方位測定装置１ａ，１ｂ
で基準方位に対するそれぞれの電波の到来方向θ１，θ
２（図５）を測定する。次に、方位測定装置１ａ，１ｂ
においてそれぞれ測定された方位データを、データ伝送
装置６ａ，６ｂを介して位置標定装置７に入力し、この
位置標定装置７において電波放射源５の位置を求める。
に離隔した複数の地点で、それぞれ電波の到来方向を測
定し、電波の到来方向の交点から電波放射源の位置を求
めていた。図４は従来の電波放射源位置標定装置の構成
を示すブロック図であり、また、図５は同標定装置にお
ける電波放射源位置標定方法の説明図である。図４に示
すように、互いに離隔した地点Ａ，Ｂにおいて、電波放
射源５からの到来波を受信し、方位測定装置１ａ，１ｂ
で基準方位に対するそれぞれの電波の到来方向θ１，θ
２（図５）を測定する。次に、方位測定装置１ａ，１ｂ
においてそれぞれ測定された方位データを、データ伝送
装置６ａ，６ｂを介して位置標定装置７に入力し、この
位置標定装置７において電波放射源５の位置を求める。
【０００３】この位置標定は、図５に示すように、地点
Ａ，Ｂでの方位データθ１，θ２に対する直線ＡＡ’，
ＢＢ’を描き、その交点Ｅを求める。この交点Ｅが求め
る標定位置となる。なお、この出願に関連する技術が記
載された公報として、特開平４−３４３８５号公報「電
波探知装置」、特開昭６１−２９２０７７号公報「方向
測定機の方向測定能力検査方式」等が知られている。
Ａ，Ｂでの方位データθ１，θ２に対する直線ＡＡ’，
ＢＢ’を描き、その交点Ｅを求める。この交点Ｅが求め
る標定位置となる。なお、この出願に関連する技術が記
載された公報として、特開平４−３４３８５号公報「電
波探知装置」、特開昭６１−２９２０７７号公報「方向
測定機の方向測定能力検査方式」等が知られている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の電波放射源位置標定装置においては、複数地点におい
て電波の到来方向を測定し、さらに、その測定結果を一
箇所に集める必要があった。このため、複数地点に、電
波を受信して方位を測定する方位測定装置が必要となる
とともに、離れた地点間のデータ伝送が必要となる。本
発明の目的は、一地点で電波を受信することで、電波放
射源の位置を求めることができる電波放射源位置標定装
置を提供することにある。
の電波放射源位置標定装置においては、複数地点におい
て電波の到来方向を測定し、さらに、その測定結果を一
箇所に集める必要があった。このため、複数地点に、電
波を受信して方位を測定する方位測定装置が必要となる
とともに、離れた地点間のデータ伝送が必要となる。本
発明の目的は、一地点で電波を受信することで、電波放
射源の位置を求めることができる電波放射源位置標定装
置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、電波放射源
が放射する電波を標定位置において受信して電波放射源
の位置を標定する電波源位置標定装置において、電波放
射源からの電波を受信して到来方位を求める方位測定手
段と、電波放射源からの電波を反射させる電波反射手段
と、電波放射源から直接到来した電波と、電波反射手段
により反射して到来した電波の到来時間差を求める時間
差測定手段と、方位測定手段により求めた到来方位およ
び時間差測定手段により求めた到来時間差に基づいて電
波放射源の位置を標定する位置標定手段とを備えたこと
を特徴とするものである。ここで、電波反射手段は、予
め地上に設けた反射体であってもよく、また、地上の構
造物または自然物を利用してもよい。また、空中に気球
等を設け、その気球等に反射体を設置してもよい。ま
た、位置標定手段としては、例えば、標定位置から方位
測定手段が測定した方位の方向へ引いた仮想線上の点で
あって、標定位置からの距離と電波反射手段からの距離
の差が、時間差測定手段によって測定された時間差Δｔ
と、標定位置と電波反射手段の位置との間の電波伝搬時
間ｔ0との差（Δｔ−ｔ0）に対応する電波伝搬距離とな
る点を電波源位置として標定するものが用いられる。
が放射する電波を標定位置において受信して電波放射源
の位置を標定する電波源位置標定装置において、電波放
射源からの電波を受信して到来方位を求める方位測定手
段と、電波放射源からの電波を反射させる電波反射手段
と、電波放射源から直接到来した電波と、電波反射手段
により反射して到来した電波の到来時間差を求める時間
差測定手段と、方位測定手段により求めた到来方位およ
び時間差測定手段により求めた到来時間差に基づいて電
波放射源の位置を標定する位置標定手段とを備えたこと
を特徴とするものである。ここで、電波反射手段は、予
め地上に設けた反射体であってもよく、また、地上の構
造物または自然物を利用してもよい。また、空中に気球
等を設け、その気球等に反射体を設置してもよい。ま
た、位置標定手段としては、例えば、標定位置から方位
測定手段が測定した方位の方向へ引いた仮想線上の点で
あって、標定位置からの距離と電波反射手段からの距離
の差が、時間差測定手段によって測定された時間差Δｔ
と、標定位置と電波反射手段の位置との間の電波伝搬時
間ｔ0との差（Δｔ−ｔ0）に対応する電波伝搬距離とな
る点を電波源位置として標定するものが用いられる。
【０００６】
【作用】この発明によれば、標定位置と異なる場所に電
波反射手段を設け、電波放射源から直接到来した電波
と、電波反射手段により反射した後到来した電波との到
来時間差を求める。そして、求めた時間差と電波源の方
向から電波源位置を標定する。このような構成により、
複数地点に電波源の方向を測定する装置を設ける必要が
なくなり、一箇所における測定のみで電波源位置を標定
することが可能となる。また、上述した位置標定手段に
おいては、図２（ａ）に示す点Ａ（標定位置を示す）か
ら電波源の方位θ１に対応する直線ＡＡ’を引く。次
に、点Ａからと点Ｂ（電波反射手段の位置を示す）から
の距離差が時間（Δｔ−ｔ0）に対応する電波伝搬時間
となる双曲線ｂｂ’を描き、直線ＡＡ’と曲線ｂｂ’の
交点を求めれば、その交点Ｅが求める標定位置となる。
波反射手段を設け、電波放射源から直接到来した電波
と、電波反射手段により反射した後到来した電波との到
来時間差を求める。そして、求めた時間差と電波源の方
向から電波源位置を標定する。このような構成により、
複数地点に電波源の方向を測定する装置を設ける必要が
なくなり、一箇所における測定のみで電波源位置を標定
することが可能となる。また、上述した位置標定手段に
おいては、図２（ａ）に示す点Ａ（標定位置を示す）か
ら電波源の方位θ１に対応する直線ＡＡ’を引く。次
に、点Ａからと点Ｂ（電波反射手段の位置を示す）から
の距離差が時間（Δｔ−ｔ0）に対応する電波伝搬時間
となる双曲線ｂｂ’を描き、直線ＡＡ’と曲線ｂｂ’の
交点を求めれば、その交点Ｅが求める標定位置となる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の第１の実施例について図面を
参照して説明する。図１は本発明の第１の実施例の構成
を示すブロック図、図２は電波放射源位置を求める方法
を説明するための図である。図１において、地上のある
地点Ａに設置された方位測定装置１は、地上の電波放射
源５からの到来波を受信し、基準方位に対する電波の到
来する方向θ１（図２参照）を測定する。そして、その
測定した方向θ１を位置標定装置４へ出力する。電波反
射体２は、電波放射源５から到来する電波を地点Ａへ向
けて反射させるもので、特別に反射板等を設けてもよ
く、あるいは、ビル等の建築物や山岳、丘陵等の自然物
を利用してもよい。
参照して説明する。図１は本発明の第１の実施例の構成
を示すブロック図、図２は電波放射源位置を求める方法
を説明するための図である。図１において、地上のある
地点Ａに設置された方位測定装置１は、地上の電波放射
源５からの到来波を受信し、基準方位に対する電波の到
来する方向θ１（図２参照）を測定する。そして、その
測定した方向θ１を位置標定装置４へ出力する。電波反
射体２は、電波放射源５から到来する電波を地点Ａへ向
けて反射させるもので、特別に反射板等を設けてもよ
く、あるいは、ビル等の建築物や山岳、丘陵等の自然物
を利用してもよい。
【０００８】時間差測定装置３は、電波放射源５から直
接到来する電波と、地上のある地点Ｂにある電波反射体
２で反射された後到来する電波とを各々受信し、両波の
到達時間差Δｔを測定する。そして、その到達時間差Δ
ｔを位置標定装置４へ出力する。位置標定装置４は、到
来方向θ１と時間差Δｔから電波放射源５の位置を算出
する。次に、図２（ａ）を参照して、位置標定装置４に
おける位置標定方法について説明する。まず、地点Ａを
示す点Ａから方位データθ１に対応する直線ＡＡ’を引
く。次に、点Ａからと点Ｂ（地点Ｂに対応）からの距離
差が一定となる双曲線ｂｂ’を描き、直線ＡＡ’と曲線
ｂｂ’の交点を求めれば、その交点Ｅが求める標定位置
となる。
接到来する電波と、地上のある地点Ｂにある電波反射体
２で反射された後到来する電波とを各々受信し、両波の
到達時間差Δｔを測定する。そして、その到達時間差Δ
ｔを位置標定装置４へ出力する。位置標定装置４は、到
来方向θ１と時間差Δｔから電波放射源５の位置を算出
する。次に、図２（ａ）を参照して、位置標定装置４に
おける位置標定方法について説明する。まず、地点Ａを
示す点Ａから方位データθ１に対応する直線ＡＡ’を引
く。次に、点Ａからと点Ｂ（地点Ｂに対応）からの距離
差が一定となる双曲線ｂｂ’を描き、直線ＡＡ’と曲線
ｂｂ’の交点を求めれば、その交点Ｅが求める標定位置
となる。
【０００９】すなわち、図２（ｂ）において、電波放射
源の位置をＥ’とすると、地点Ｅ’から放射された電波
は、直接地点Ａへ到達し、また、一部は地点Ｂの電波反
射体２で反射されて地点Ａへ到達する。いま、直接波の
到達時間をｔ1、反射波の到達時間をｔ2とすると、時間
差測定装置３により測定した時間差Δｔは、 Δｔ＝ｔ2−ｔ1 ‥‥‥ （１） となる。また、地点Ｅ’から地点Ｂまでの電波到達時間
をｔ2’、地点Ｂから地点Ａまでの電波到達時間をｔ0と
すれば、ｔ2は、 ｔ2＝ｔ2’＋ｔ0 ‥‥‥ （２） となる。上記第（１）式，第（２）式より、 ｔ2’−ｔ1＝Δｔ−ｔ0 ‥‥‥ （３） なる式が得られる。
源の位置をＥ’とすると、地点Ｅ’から放射された電波
は、直接地点Ａへ到達し、また、一部は地点Ｂの電波反
射体２で反射されて地点Ａへ到達する。いま、直接波の
到達時間をｔ1、反射波の到達時間をｔ2とすると、時間
差測定装置３により測定した時間差Δｔは、 Δｔ＝ｔ2−ｔ1 ‥‥‥ （１） となる。また、地点Ｅ’から地点Ｂまでの電波到達時間
をｔ2’、地点Ｂから地点Ａまでの電波到達時間をｔ0と
すれば、ｔ2は、 ｔ2＝ｔ2’＋ｔ0 ‥‥‥ （２） となる。上記第（１）式，第（２）式より、 ｔ2’−ｔ1＝Δｔ−ｔ0 ‥‥‥ （３） なる式が得られる。
【００１０】この第（３）式において、時間差Δｔは測
定値であり、電波放射源５および電波反射体２の位置が
変わらない限り一定値である。また、地点Ｂから地点Ａ
までの電波到達時間ｔ0 は地点Ａ，Ｂの位置が決まれば
一義的に求まる一定値である。したがって、上記第
（３）式の右辺が一定となり、この結果、第（３）式に
おける（ｔ2’−ｔ1）が一定となる。いま、地点Ａと地
点Ｅ’の距離をＡＥ’、地点Ｂと地点Ｅ’の距離をＢ
Ｅ’とし、電波の速度をＶ（一定値）とすると、 ＢＥ’−ＡＥ’＝Ｖ（ｔ2’−ｔ1）＝Ｖ（Δｔ−ｔ0）＝一定 ‥‥‥（４） なる式が成り立つ。すなわち、地点Ｅ’は、地点Ｂから
と地点Ａからの距離差が一定値 Ｖ（Δｔ−ｔ0） ‥‥‥ （５） となる地点であり、したがって、地点Ａ，Ｂを焦点とす
る双曲線上に位置することになる。この結果、前述した
ように、図２（ａ）に示す双曲線ｂｂ’上に地点Ｅ’が
存在することになり、直線ＡＡ’と双曲線ｂｂ’の交点
Ｅとして地点Ｅ’を求めることができる。
定値であり、電波放射源５および電波反射体２の位置が
変わらない限り一定値である。また、地点Ｂから地点Ａ
までの電波到達時間ｔ0 は地点Ａ，Ｂの位置が決まれば
一義的に求まる一定値である。したがって、上記第
（３）式の右辺が一定となり、この結果、第（３）式に
おける（ｔ2’−ｔ1）が一定となる。いま、地点Ａと地
点Ｅ’の距離をＡＥ’、地点Ｂと地点Ｅ’の距離をＢ
Ｅ’とし、電波の速度をＶ（一定値）とすると、 ＢＥ’−ＡＥ’＝Ｖ（ｔ2’−ｔ1）＝Ｖ（Δｔ−ｔ0）＝一定 ‥‥‥（４） なる式が成り立つ。すなわち、地点Ｅ’は、地点Ｂから
と地点Ａからの距離差が一定値 Ｖ（Δｔ−ｔ0） ‥‥‥ （５） となる地点であり、したがって、地点Ａ，Ｂを焦点とす
る双曲線上に位置することになる。この結果、前述した
ように、図２（ａ）に示す双曲線ｂｂ’上に地点Ｅ’が
存在することになり、直線ＡＡ’と双曲線ｂｂ’の交点
Ｅとして地点Ｅ’を求めることができる。
【００１１】次に、本発明の第２の実施例について説明
する。第１の実施例においては、電波放射源５、電波反
射体２及び方位測定装置１等が地上にある場合である
が、第２の実施例では、電波反射体２を方位測定装置１
の上空に気球等を利用して設置している。装置の全体構
成図は、第１の実施例と同一であるので記載を省略す
る。図３は、第２の実施例における位置標定方法を説明
するための図である。図３（ａ）は地上の平面図であ
り、地点Ｂは地点Ａに重なっている。図３（ｂ）は図３
（ａ）における面Ａ−Ｂ−Ａ’での断面を示す図であ
る。図３（ｂ）において、点Ａからと点Ｂからの距離差
が一定となる双曲線ｂｂ’を描き、直線ＡＡ’との交点
を求めれば、その交点Ｅが求める標定位置となる。
する。第１の実施例においては、電波放射源５、電波反
射体２及び方位測定装置１等が地上にある場合である
が、第２の実施例では、電波反射体２を方位測定装置１
の上空に気球等を利用して設置している。装置の全体構
成図は、第１の実施例と同一であるので記載を省略す
る。図３は、第２の実施例における位置標定方法を説明
するための図である。図３（ａ）は地上の平面図であ
り、地点Ｂは地点Ａに重なっている。図３（ｂ）は図３
（ａ）における面Ａ−Ｂ−Ａ’での断面を示す図であ
る。図３（ｂ）において、点Ａからと点Ｂからの距離差
が一定となる双曲線ｂｂ’を描き、直線ＡＡ’との交点
を求めれば、その交点Ｅが求める標定位置となる。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電波放射源から直接到来した電波と、電波反射手段によ
り反射した後到来した電波との到来時間差と、電波源の
方向とから電波源位置を標定するようにしたので、複数
地点に電波源の方向を測定する装置を設ける必要がな
く、一箇所における測定のみで電波源位置を標定するこ
とができる効果が得られる。また、一地点で位置標定を
することができるので、車両、艦船及び航空機等の移動
体からも容易に位置標定をすることができるという効果
が得られる。
電波放射源から直接到来した電波と、電波反射手段によ
り反射した後到来した電波との到来時間差と、電波源の
方向とから電波源位置を標定するようにしたので、複数
地点に電波源の方向を測定する装置を設ける必要がな
く、一箇所における測定のみで電波源位置を標定するこ
とができる効果が得られる。また、一地点で位置標定を
することができるので、車両、艦船及び航空機等の移動
体からも容易に位置標定をすることができるという効果
が得られる。
【図１】本発明の第１の実施例の構成を示すブロック図
である。
である。
【図２】本発明の位置を求める方法を説明するための説
明図である。
明図である。
【図３】本発明の第２の実施例における位置を求める方
法を説明するための説明図である。
法を説明するための説明図である。
【図４】従来の電波源位置標定装置の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図５】従来の電波源位置標定装置における位置標定方
法の一例を説明するための説明図である。
法の一例を説明するための説明図である。
１……方位測定装置、２……電波反射体、３……時間差
測定装置、４……位置標定装置、５……電波放射源。
測定装置、４……位置標定装置、５……電波放射源。
Claims (5)
- 【請求項１】 電波放射源が放射する電波を標定位置に
おいて受信して前記電波放射源の位置を標定する電波源
位置標定装置において、 前記電波放射源からの電波を受信して到来方位を求める
方位測定手段と、 前記電波放射源からの電波を反射させる電波反射手段
と、 前記電波放射源から直接到来した電波と、前記電波反射
手段により反射して到来した電波の到来時間差を求める
時間差測定手段と、 前記方位測定手段により求めた到来方位および前記時間
差測定手段により求めた到来時間差に基づいて前記電波
放射源の位置を標定する位置標定手段とを備えたことを
特徴とする電波源位置標定装置。 - 【請求項２】 前記電波反射手段は、予め地上に設けた
反射体であることを特徴とする請求項１記載の電波源位
置標定装置。 - 【請求項３】 前記電波反射手段は、地上の構造物また
は自然物であることを特徴とする請求項１記載の電波源
位置標定装置。 - 【請求項４】 前記電波反射手段は、空中に設けた反射
体であることを特徴とする請求項１記載の電波源位置標
定装置。 - 【請求項５】 前記位置標定手段は、前記標定位置から
前記方位測定手段が測定した方位の方向へ引いた仮想線
上の点であって、 前記標定位置からの距離と前記電波反射手段からの距離
の差が、 前記時間差測定手段によって測定された時間差Δｔと、
前記標定位置と前記電波反射手段の位置との間の電波伝
搬時間ｔ０との差（Δｔ−ｔ０）に対応する電波伝搬距
離となる点を電波源位置として標定することを特徴とす
る請求項１〜４のいずれかの項記載の電波源位置標定装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP879495A JPH08201501A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 電波源位置標定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP879495A JPH08201501A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 電波源位置標定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08201501A true JPH08201501A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11702782
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP879495A Pending JPH08201501A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 電波源位置標定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08201501A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008122127A (ja) * | 2006-11-09 | 2008-05-29 | Mitsubishi Electric Corp | 目標位置標定装置 |
| JP2008298605A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Mitsubishi Electric Corp | 軌道推定装置および軌道推定方法 |
| RU2503969C1 (ru) * | 2012-05-03 | 2014-01-10 | Закрытое акционерное общество Научно-производственное предприятие "Спец-Радио" (ЗАО НПП "Спец-Радио") | Триангуляционно-гиперболический способ определения координат радиоизлучающих воздушных объектов в пространстве |
| KR20160021721A (ko) * | 2014-08-18 | 2016-02-26 | 더 보잉 컴파니 | 바이스태틱 레이더 시스템의 송신기의 포지션을 결정하기 위한 시스템들 및 방법들 |
| CN108415006A (zh) * | 2018-02-27 | 2018-08-17 | 武汉大学 | 一种非合作短波辐射源广域分布式短波网单天线时差定位法 |
| RU2686481C1 (ru) * | 2018-03-15 | 2019-04-29 | Акционерное общество "Концерн радиостроения "Вега" | Адаптивный способ пространственного отождествления пеленгов с наземными источниками радиоизлучения и система для его реализации |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07151540A (ja) * | 1992-07-10 | 1995-06-16 | Hiroyuki Yugawa | 位置測定方法 |
-
1995
- 1995-01-24 JP JP879495A patent/JPH08201501A/ja active Pending
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