JP3296896B2 - 移動体の位置計測装置 - Google Patents

移動体の位置計測装置

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JP3296896B2
JP3296896B2 JP19628293A JP19628293A JP3296896B2 JP 3296896 B2 JP3296896 B2 JP 3296896B2 JP 19628293 A JP19628293 A JP 19628293A JP 19628293 A JP19628293 A JP 19628293A JP 3296896 B2 JP3296896 B2 JP 3296896B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の超音波標識を利用
して所定エリア内を移動する移動体の位置情報を得るた
めの移動体の位置計測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】移動体環境に固定した目印となるものを
設けて移動体の位置情報を得るための移動体の位置計測
方式には、ランドマーク等を使用した画像処理による方
式、コーナーキューブとレーザを使用した方式、超音波
を使用した方式が従来より知られている。
【0003】しかしながら、上記ランドマーク等を使用
した画像処理による方式には、太陽等の外乱光の影響を
受け易いと共に、処理時間がかかる等の欠点があった。
また、上記コーナーキューブとレーザを使用した方式に
は、太陽等の外乱光の影響を受け易いと共に、装置全体
が複雑になりがちである等の欠点があった。
【0004】ところで、超音波を使用した従来の方式
は、概略以下に述べるように成っていた。即ち、移動体
から送波される超音波及び移動体から送信される電波を
夫々受波及び受信する超音波標識を、所定エリア例えば
移動体による警備対象区域の任意の場所に配設し、この
超音波標識に移動体の位置を計算する外部処理装置が接
続されていた。そして、移動体からは超音波標識に向け
て電波が送信されると同時に超音波が送波され、この際
外部処理装置によって、該外部処理装置が超音波標識を
介して移動体からの電波を受信してから超音波を受波す
るまでの時間が測定されると共に、この測定された時間
情報から移動体の位置が特定され、その位置情報が移動
体に送信されるように成っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記超
音波を使用した従来の方式では、超音波標識と外部処理
装置との間、及び外部処理装置と移動体との間を有線又
は無線によって接続しなければならないため、各装置の
構造が複雑となると共に、上記接続のための配線を埋設
する等、装置の設置工事が容易でなく、このため比較的
狭い範囲でしか使用できないので、特に屋外では実用に
堪えないといった問題点があった。
【0006】また、上記超音波を使用した従来の方式で
は距離情報のみしか得られないため、移動体の方向を求
めるためには例えばジャイロ等の方向計測装置を設ける
か、あるいは移動体を数点に移動して移動体の方向を計
算する等の処理をしなければならないので、装置全体が
複雑となってしまったり、あるいは処理時間が長くなっ
てしまうといった問題点があった。
【0007】本発明は以上の点に鑑みなされたものであ
り、装置構成の単純化及び設置工事の施工性の向上を図
ることができると共に、実用性の向上を図ることができ
る移動体の位置計測装置を提供することを目的とする。
【0008】また、本発明の他の目的は、移動体の位置
を迅速に計測でき、従って計測処理時間を短縮させるこ
とができる移動体の位置計測装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定エリア内
を自律移動する自律型移動体の位置情報を得るための自
律型移動体の位置計測装置において、前記所定エリアの
周辺に配設される複数の超音波標識と、前記自律型移動
体に設けられ、前記複数の超音波標識の夫々に所定の電
波を送信する電波送信手段と、前記複数の超音波標識の
夫々に設けられ、前記電波送信手段から送信される電波
を受信する電波受信手段と、前記複数の超音波標識の夫
々に設けられ、前記電波受信手段が前記電波送信手段か
ら送信される電波を受信した際に、各超音波標識毎に異
なる周波数の超音波を送波する超音波送波手段と、前記
自律型移動体に設けられ、前記超音波送波手段から送波
される夫々異なる周波数の超音波を受波する超音波受波
手段と、前記自律型移動体に設けられ、前記電波送信手
段による電波送信時から各周波数毎の前記超音波送波手
段よりの超音波の前記超音波受波手段による受波時まで
の経過時間と、前記超音波受波手段によって受波される
超音波の方位とに基づいて、前記複数の超音波標識の夫
々と前記自律型移動体との距離及び方位を測定する距離
方位測定手段と、前記自律型移動体に設けられ、前記距
離方位測定手段によって測定される前記複数の超音波標
識の夫々と前記自律型移動体との距離及び方位、並びに
予め記憶されている前記複数の超音波標識の夫々の位置
から、前記自律型移動体の位置及び方位を計算する位置
情報処理手段と、を備えていることを特徴とする。
【0010】
【0011】
【作用】本発明によれば、移動体に設けられた電波送信
手段によって、所定エリアの周辺に配設された複数の超
音波標識の夫々に所定の電波が送信される。また電波送
信手段によって送信された電波は、複数の超音波標識の
夫々に設けられた電波受信手段によって受信される。そ
して、複数の超音波標識の夫々に設けられた電波受信手
段が電波送信手段から送信される電波を受信した際に
は、複数の超音波標識の夫々に設けられた各超音波送波
手段より互いに周波数の異なる超音波が送波される。更
に、各超音波送波手段により送波された超音波は、移動
体に設けられた各周波数毎の超音波受波手段によって受
波される。そして、移動体に設けられた距離方位測定手
段によって、電波送信手段による電波送信時から、各超
音波送波手段よりの超音波の超音波受波手段による受波
時までの経過時間と、超音波受波手段によって受波され
る超音波の方位とに基づいて、複数の超音波標識の夫々
と移動体との距離及び方位のうち少なくとも一方が測定
される。また、移動体に設けられた位置情報処理手段に
よって、距離方位測定手段によって測定された超音波標
識と移動体との距離及び方位のうち少なくとも一方、並
びに予め記憶されている複数の超音波標識の夫々の位置
から、移動体の位置及び方向のうち少なくとも一方が計
算される。従って、複数の超音波標識の夫々に設けられ
た超音波送波手段は、互いに異なる周波数の超音波を送
波するため、移動体に設けられた超音波受波手段は同時
に複数の超音波標識からの超音波を受波することができ
るので、移動体の位置及び方向を迅速に計測することが
できる。さらに、移動体の位置を計算する外部処理装置
と各超音波標識との間、及び外部処理装置と移動体との
間の通信手段が不要となるので、装置構成の単純化及び
設置工事の施工性の向上を図ることができると共に、超
音波標識の設置範囲の拡大を図ることができ、従って屋
内外を問わず広範囲な区域でも利用できるので、実用性
の向上を図ることができる。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【実施例】以下、本発明を警備用の移動体の位置計測装
置に適用した一実施例について説明する。尚、図1は本
実施例に係る警備用の移動体の位置計測装置の構成を示
すブロック図である。
【0020】図1に示すように本実施例に係る警備用の
移動体2の位置計測装置1は、環境を認識しながら任意
平面上の所定エリアを自律走行する移動体2に設けられ
た超音波標識コード指定手段3、超音波受波手段4、距
離方位測定手段5及び位置情報測定手段6と、図2に示
すように超音波標識7A、7B、7C、超音波標識7A、
7Bおよび7Cのそれぞれに設けられた超音波標識コード
識別手段8と超音波送波手段9と、を供えている。
【0021】前記超音波標識コード指定手段3は超音波
標識コード指定部31,超音波標識コード送信部32及
び超音波標識コード送信アンテナ33より成っている。
【0022】前記超音波標識コード指定部31は、該超
音波標識コード指定部31の入力側が前記位置情報処理
手段6の後述する位置情報処理部の出力側と電気的に接
続されていると共に、該超音波標識コード指定部31の
出力側が前記超音波標識コード送信部32の入力側と電
気的に接続されている。そして、この超音波標識コード
指定部31は、前記移動体2が予め定められた地点に到
達した際に前記位置情報処理手段6の後述する位置情報
処理部より出力されるトリガ信号が該超音波標識コード
指定部に入力されたときに、前記超音波標識7A,7B
及び7Cのうち少なくとも1以上の超音波標識に対応し
た超音波標識コードを指定し、該超音波標識コードに対
応した信号を前記超音波標識コード送信部32に出力し
て、該超音波標識コード送信部32を起動させるように
成っている。
【0023】前記超音波標識コード送信部32は、該超
音波標識コード送信部32の出力側が、前記超音波標識
コード送信アンテナ33の入力側と電気的に接続されて
いると共に、前記距離方位測定手段5の後述する測距部
の入力側と接続されている。そして、超音波標識コード
送信部32は、前記超音波標識コード指定部31より出
力される既述した信号が該超音波標識コード送信部32
に入力されることによって起動し、該信号に基づいて、
前記超音波標識コード指定部31によって指定された超
音波標識コードに対応した信号を超音波標識コード送信
アンテナ33を介して送信するように成っている。ま
た、超音波標識コード送信部32は、前記超音波標識コ
ード指定部31よりの信号が入力されると、前記距離方
位測定手段5の後述する測距部に所定の計時信号を出力
するように成っている。
【0024】前記超音波受波手段4は、二つの超音波受
波器41A,41B及び超音波受波部42より成ってい
る。
【0025】前記超音波受波器41A及び41Bは、該
超音波受波器41A及び41Bの夫々の出力側が前記超
音波受波部42の入力側に電気的に接続されている。そ
して、これら超音波受波器41A及び41Bの夫々は、
前記超音波送波手段9の後述する超音波送波器より送波
される超音波を受波する機能を有し、この受波結果に基
づいた信号を前記超音波受波部42に出力するように成
っている。
【0026】前記超音波受波部42は、該超音波受波部
42の出力側が、前記距離方位測定手段5の後述する測
距部及び方位測定部の各入力側と電気的に接続されてい
る。そして、この超音波受波部42は、前記超音波受波
器41A及び41Bの夫々より出力される信号が該超音
波受波部42に入力されたときに、該信号に基づいた信
号を前記距離方位測定手段5の後述する測距部及び方位
測定部の夫々に出力するように成っている。
【0027】前記距離方位測定手段5は、測距部51及
び方位測定部52より成っている。
【0028】前記測距部51は、該測距部51の出力側
が前記位置情報処理手段6の後述する位置情報処理部の
入力側と電気的に接続されている。そして、この測距部
51は、前記超音波送波部42及び既述した前記超音波
標識コードの送信部32の夫々より該即距部51に出力
される信号に基づいて、前記超音波標識コード送信部3
2による超音波コード送信時から前記超音波受波部42
による受波時までの経過時間を計測し、この計測結果よ
り、前記超音波標識コード指定部31によって指定され
た超音波標識と前記移動体2との距離を測定し、この距
離測定結果を前記位置情報処理手段6の後述する位置情
報処理部に出力するようになっている。
【0029】尚、本実施例では、測距部51によって前
記超音波標識コード指定部31により指定された超音波
標識と前記移動体2との距離測定に際しては、前記超音
波標識コード送信部32による送信時から前記超音波送
波手段9の前記超音波送波手段9の後述する超音波送波
器による送波時までに要する時間を概略0として該超音
波標識と該移動体2との距離を測定するようにしてい
る。
【0030】前記方位測定部52は、該方位測定部の出
力側が前記位置情報処理手段6の後述する位置情報処理
部の入力側と電気的に接続されている。そして、この方
位測定部52は、前記超音波処理部42より該方位測定
部52に出力される信号に基づいて、前記超音波標識コ
ード指定部31によって指定された超音波標識と前記移
動体2との方位を測定し、この方位測定結果に基づいた
信号を前記位置情報処理手段6の後述する位置情報処理
部に出力するように成っている。
【0031】ここで、前記方位測定部52による方位測
定の原理について図2を参照しながら説明する。図示し
ない超音波標識に設けられている超音波受波器より送波
される超音波は、図2に示すように超音波受波器41A
及び41Bの夫々によって受波され、これら超音波受波
器41A及び41Bによる受波結果に基づいた信号が超
音波受波部42を介して方位測定部52に入力される。
そして方位測定部52において、超音波の波長λ,図2
に示すように予め定められている超音波受波器41A及
び41Bの相互離間距離λ/a及び超音波受波器41A
及び41Bの夫々によって受波される超音波の位相差λ
/bから、該超音波を送波している超音波標識と移動体
2との方位θが測定される。即ち
【0032】
【数1】
【0033】が成り立ち、この関係より方位θが測定さ
れる。尚、図2中矢印A及び矢印Bは、夫々前記移動体
2が正対している方向及び超音波を送波している超音波
標識の方向を示す。
【0034】前記位置情報処理手段6は、位置情報処理
部61より成っている。
【0035】前記位置情報処理部61は、既述したとお
り該位置情報処理部61の出力側が前記超音波標識コー
ド指定部31の入力側に接続されている。そして、この
位置情報処理部61には、前記移動体2が走行する所定
エリアのマップが予め格納されていると共に、該移動体
2の走行データが予め格納されており、この走行データ
に基づいて移動体2がマップ上で予め定められた地点に
到達した際に、該位置情報処理部61より前記超音波標
識コード指定部31に既述したトリガ信号を出力するよ
うに成っている。
【0036】また、前記位置情報処理部61は、該位置
情報処理部61に入力される前記測距部51で測定され
る距離測定結果及び前記方位測定部52で測定される方
位測定結果と、該位置情報処理部61に予め記憶されて
いる超音波標識の位置とから、移動体2の位置及び方向
を計算するように成っている。
【0037】尚、この位置情報処理部61によって計算
される移動体2の方向は、例えば、東西南北を基準と
し、「北+30°」(角度は北から右回りを正とする)
のように表現されるように成っている。
【0038】そして、この位置情報処理部61によって
計算された移動体2の該地点における位置及び方向が、
予め該位置情報処理部61に記憶されている該地点にお
ける移動体2の位置及び方向と異なっている場合には、
計算された移動体2の該地点における位置及び方向に従
って、該位置情報処理部61に予め格納されている移動
体2の走行データが該位置情報処理部61によって補正
され、この補正された走行データによって補正前の走行
データがオーバライト(上書き処理)されるように成っ
ている。
【0039】前記超音波標識7A,7B及び7Cは、夫
々図3に示すように移動体2が走行する所定エリア例え
ば警備対象区域Aの周辺に固定して配設されると共に、
これら超音波標識7A,7B及び7Cの夫々には、図1
に示すように前記超音波標識コード識別手段8及び超音
波送波手段9が設けられている。尚、各超音波標識に設
けられている超音波標識コード識別手段8は夫々同一の
構造及び機能を有し、また各超音波標識に設けられてい
る超音波送波手段9は夫々同一の構造及び機能を有する
ので、図1中超音波標識7Aに設けられている超音波標
識コード識別手段8及び超音波送波手段9についてのみ
説明し、超音波標識7B及び7Cの夫々に設けられてい
る超音波標識コード識別手段8及び超音波送波手段9に
ついての説明は省略する。
【0040】前記超音波標識コード識別手段8は、超音
波標識コード受信アンテナ81,超音波標識コード受信
部82及び超音波標識コード識別部83より成ってい
る。
【0041】前記超音波標識コード受信アンテナ81は
前記超音波標識コード受信部82の入力側と接続されて
おり、既述した超音波標識コード送信アンテナ33によ
って送信される前記超音波標識コード指定部31によっ
て指定された超音波標識コードに対応した信号を受信
し、この受信結果に基づいた信号を超音波標識コード受
信部82に出力するように成っている。 前記超音波標
識コード受信部82は、該超音波標識コード受信部82
の出力側が前記超音波標識コード識別部83の入力側と
電気的に接続されている。そして、この超音波標識コー
ド受信部82は、前記超音波標識コード受信アンテナ8
1より出力される信号が該超音波標識コード受信部82
に入力されたときに、該入力信号に基づいた信号を前記
超音波標識コード識別部83に出力するように成ってい
る。
【0042】前記超音波標識コード識別部83は、該超
音波標識コード識別部83の出力側が前記超音波送波手
段9の後述する超音波送波部と電気的に接続されてい
る。そして、この超音波標識コード識別部83は、該超
音波標識コード識別部83に前記超音波標識コード受信
部82より出力された信号が入力された際に、該信号に
対応した超音波標識コードが予め決められている自己の
超音波標識コードであるか否かを識別し、該超音波標識
コードが自己の超音波標識コードであると識別したとき
には、前記超音波送波手段9の後述する超音波送波部に
該超音波送波部を起動させる所定の起動信号を出力する
ように成っている。尚、超音波標識コード識別部83が
自己の超音波標識コードでないと識別したときには、該
超音波標識コード識別部83からは上記起動信号は出力
されないように成っている。
【0043】前記超音波送波手段9は、超音波送波部9
1及び超音波送波器92より成っている。
【0044】前記超音波送波部91は、該超音波送波部
91の出力側が前記超音波送波器92の入力側と電気的
に接続されている。そして、この超音波送波部91は、
前記超音波標識コード識別部83より出力される起動信
号が超音波送波部91に入力されることによって起動
し、前記超音波送波器92を介して所定の周波数の超音
波を送波するように成っている。
【0045】次に上述実施例の作用について説明する。
【0046】図3に示すように、所定エリア例えば警備
対象区域Aを走行する移動体2が、予め定められた地点
Pに到達すると移動体2はその移動を停止し、位置情報
処理部61より超音波標識コード指定部31にトリガ信
号が出力される。そして、このトリガ信号が超音波標識
コード指定部31に入力されると、該超音波標識コード
指定部31で例えば超音波標識7Aに対応した超音波標
識コードが指定され、この超音波標識コードに対応した
信号が超音波標識コード送信部32に出力される。ま
た、超音波標識コードに対応した信号が超音波標識コー
ド送信部32に入力されると、該超音波標識コード送信
部32が起動し、超音波標識コード指定部31によって
指定された超音波標識コードに対応した信号が超音波標
識コード送信アンテナ33を介して送信されると共に、
該超音波標識コード送信部32より測距部51に計時信
号が出力されて該測距部51で計時が開始される。
【0047】そして、超音波標識コード送信アンテナ3
3より送信された超音波標識コードに対応した信号は、
超音波標識7A,7B及び7Cに設けられている各超音
波標識コード受信アンテナ81によって受信され、この
受信結果に基づいた信号が各超音波標識の超音波標識コ
ード受信部82を介して各超音波標識の超音波標識コー
ド識別部83に入力される。超音波標識7Aの超音波標
識コード識別部83は、該超音波標識コード識別部83
に入力された信号に対応した超音波標識コードが自己の
超音波標識コードであると識別し、該超音波標識コード
識別部83より該超音波標識7の超音波送波部91に起
動信号が出力される。超音波標識7の超音波送波部91
に起動信号が入力されると、超音波標識7の該超音波送
波部91が起動し、超音波標識7の超音波送波器92を
介して所定の周波数の超音波が該超音波送波部91より
送波される。尚、超音波標識コード指定部31で超音波
標識7Aに対応した超音波標識コードが指定されている
ときには、超音波標識7B及び7Cに設けられている各
超音波標識コード識別部83は、該各超音波標識コード
識別部83に入力された信号に対応した超音波標識コー
ドが自己の超音波標識コードでないと識別するので、該
各超音波標識コード識別部83からは、該各超音波標識
に設けられている超音波送波部91を起動させるための
起動信号は出力されない。
【0048】上記超音波標識7の超音波送波部91より
送波された超音波は超音波受波器41A及び41Bの夫
々によって受波され、この受波結果に基づいた信号がこ
れら超音波受波器41A及び41Bの夫々より超音波受
波部42に出力される。そして、超音波受波部42に超
音波受波器41A及び41Bよりの信号が入力される
と、該超音波受波部42より測距部51及び方位測定部
52の夫々に、超音波受波器41A及び41Bの夫々よ
り出力される信号に基づいた信号が入力される。
【0049】そして、測距部51に超音波受波部42よ
りの信号が入力されると、該測距部51によって、超音
波受波部42及び前記超音波標識コード受信部32の夫
々より該測距部51に出力される信号に基づいて、超音
波標識コード送信部32による超音波標識コード送信時
から超音波受波部42による受波時までの経過時間が計
時され、この計時結果より、図3に示すように超音波標
識7Aと移動体2との距離R1が測定され、この距離測
定結果に基づいた信号が位置情報処理部61に出力され
る。
【0050】また、方位測定部52に超音波受波部42
よりの信号が入力されると、該方位測定部52によっ
て、図3に示すように超音波標識7Aと移動体2との方
位θ1が測定され、この方位測定結果に基づいた信号が
位置情報処理部61に出力される。
【0051】そして、位置情報処理部61に、測距部5
1で測定された超音波標識7Aと移動体2との距離R1
及び方位θ1 が入力されると、これら距離R1 及びθ1
が該位置情報処理部61に一時記憶される。
【0052】その後、超音波標識7B及び超音波標識7
Cの夫々について順次上記と同様の処理を行なうことに
よって、図3に示すように超音波標識7Bと移動体2と
の距離R2 及び方位θ2 ,超音波標識7Cと移動体2と
の距離R3 及び方位θ3 が、上記距離R1 及びθ1 と同
様に位置情報処理部61に一時記憶される。
【0053】そして、上記距離R1 ,R2 及びR3 と、
方位θ1 ,θ2 及びθ3 と、位置情報処理部61に予め
記憶されている超音波標識7A〜7Cの位置とから、地
点Pにおける移動体2の位置及び方向が計算される。ま
た、この位置情報処理部61によって計算された移動体
2の地点Pにおける位置及び方向が、予め該位置情報処
理部61に記憶されている該地点Pにおける移動体2の
位置及び方向と異なっている場合には、計算された移動
体2の該地点Pにおける位置及び方向に従って、該位置
情報処理部61に予め格納されている移動体2の走行デ
ータが該位置情報処理部61によって補正され、この補
正された走行データによって補正前のデータがオーバラ
イトされる。そして、この補正された走行データに従っ
て、移動体2の走行が以後行なわれる。
【0054】以上のような実施例によれば、超音波を使
用した従来の移動体の位置計測装置と比較して、移動体
2の位置を計算する外部処理装置と各超音波標識との
間、及び外部処理装置と移動体2との間の通信手段が不
要となるので、装置構成の単純化及び設置工事(特に超
音波標識の設置工事)の施工性の向上を図ることができ
ると共に、超音波標識の設置範囲の拡大を図ることがで
き、従って屋内外を問わず広範囲な区域でも利用できる
ので、装置の実用性の向上を図ることができる。
【0055】また、以上のような実施例によれば、移動
体2の位置のみならず、移動体2の方向をも容易に計測
できるので、装置の機能性の向上を図ることができる。
【0056】なお、上述実施例においては、移動体2が
移動する所定エリアの周辺に配設される超音波標識の数
は上述実施例の超音波標識7A,7B及び7Cの3つに
限定されるものではなく、例えば4つ以上の複数であっ
ても良い。そして、超音波標識を4つ以上設置して、こ
れら超音波標識の夫々と移動体2との距離及び方位を測
定することによって、移動体2が移動するエリアが例え
ば起伏等がある三次元的なエリアであっても移動体2の
位置及び方向を計算することができる。更に、移動体2
に該移動体2の角度情報を得ることができるジャイロを
搭載させた場合には、移動体2が移動する所定エリアの
周辺に配設される超音波標識は1つであっても良く、こ
の場合には、1つの超音波標識のみによって移動体2の
位置情報を得ることができる。
【0057】また、上述実施例では位置情報処理手段6
の位置情報処理部61では、各超音波標識と移動体2と
の距離及び方位、並びに予め記憶されている各超音波標
識の位置から、移動体2の位置を計算するようにしてい
るが、位置情報処理手段6の位置情報処理部61は、こ
れに限定されるものではなく、例えば各超音波標識と移
動体2との距離及び方位のうち少なくとも一方、並びに
予め記憶されている各超音波標識の位置から、移動体2
の位置を計算するようにしても良い。
【0058】更に、上述実施例において、移動体2は各
超音波標識の位置とその方位とを認識しているので、移
動体2に設けられる超音波受波手段4、具体的には超音
波受波手段4の超音波受波器41A及び41Bの夫々に
強い指向性を持たせてもよい。そして、このように超音
波受波器41A及び41Bの夫々に強い指向性を持たせ
ることにより、1つの超音波標識の測定方法が一方向に
定まるため、移動体2の移動エリアの周辺に配設する超
音波標識の数を、二次元的な移動エリアで通常の3つか
ら2つに減らすことができると共に、三次元的な移動エ
リアで通常の4つから3つに減らすことができる。
【0059】また、強い指向性を持たせることにより、
超音波受波手段を予め推定した超音波標識の方向へ向け
て測定することにより、超音波標識毎に個別のコードを
設けないこともできる。
【0060】次に本発明を警備用の移動体の位置計測装
置に適用した他の実施例について説明する。尚、図4は
本実施例に係る警備用の移動体の位置計測装置の構成を
示すブロックであり、図4においては既述の実施例の図
1と同一の構成部分については同一の符号を付し、その
説明を省略する。
【0061】本実施例は既述の実施例と比較して、以下
の点で異なる。即ち、超音波標識コード指定手段3に替
えて電波送信手段3Aを設けている点、超音波標識コー
ド識別手段8に替えて電波受信手段8Aを設けている
点、超音波送波手段9より送波される超音波の周波数が
各超音波標識ごとに異なっている点、及び距離方位測定
手段5を超音波標識7A,7B,7Cの周波数毎に設け
ている点等で既述の実施例と異なる。
【0062】前記電波送信手段3Aは、電波送信部32
A及び電波送信アンテナ32Bより成っている。
【0063】前記電波送信部3Aは、位置情報処理部6
1より出力されるトリガ信号が該電波送信部に入力され
ることによって起動し、該信号に基づいて電波送信アン
テナ33Aを介して超音波標識7A,7B及び7Cの夫
々に所定の電波を送信するように成っている。また、電
波送信部3Aは、位置情報処理部61よりの信号が入力
されると、距離方位測定手段5Aの測距・方位測定部5
1A,51B,51Cに所定の計時信号を出力するよう
に成っている。
【0064】前記電波受信手段8Aは、電波受信アンテ
ナ81A及び電波受信部82Aより成っている。
【0065】前記電波受信アンテナ81Aは、前記電波
送信アンテナ33Aによって送信される電波を受信し、
この受信結果に基づいた信号を電波受信部82Aに出力
するように成っている。
【0066】前記電波受信部82Aは、電波受信アンテ
ナ81Aよりの信号が入力された際に、超音波送波手段
9の超音波送波部91に該超音波送波部を起動させる所
定の起動信号を出力するように成っている。
【0067】前記超音波送波部91は、前記電波受信部
82Aより出力される起動信号が該超音波送波部91に
よって入力されることによって起動し、超音波送波器9
2を介して超音波を送波するように成っている。また、
各超音波標識に設けられている超音波送波部91は互い
に異なる周波数の超音波を送波するように成っている。
【0068】前記距離方位測定手段5Aは測距・方位測
定部51A,51B,51Cにより成っている。そし
て、この測距・方位測定部51A,51B,51Cは、
超音波受波部42及び既述した電波送信部32Aの夫々
より該測距・方位測定部51A,51B,51Cに出力
される信号に基づいて、前記電波送信部32Aによる電
波送信時から超音波受波部42による受波時までの経過
時間及び方位を計測し、この計測結果と前記超音波受波
部91より送波される超音波の周波数より、超音波標識
7A,7B及び7Cの夫々と移動体2との距離及び方位
を測定し、この距離測定結果に基づいた信号を位置情報
処理部61に出力するように成っている。
【0069】前記位置情報処理部61は、該位置情報処
理部61に入力される前記測距・方位測定部51A,5
1B,51Cで測定される距離測定結果と、該位置情報
処理部61に予め記憶されている各超音波標識の位置と
から、移動体2の位置を計算するように成っている。
【0070】次に上述実施例の作用について述べる。
【0071】所定エリアを走行する移動体2が予め定め
られた地点に到達すると移動体2はその移動を停止し、
位置情報処理部61より電波送信部32Aにトリガ信号
が出力される。そして、このトリガ信号が電波送信部3
2Aに入力されると、該電波送信部32Aが起動し、所
定の電波が電波送信アンテナ33Aを介して超音波標識
7A,7B及び7Cの夫々に送信されると共に、該電波
送信部32Aより測距・方位測定部51A,51B,5
1Cに計時信号が出力されて該測距・方位測定部51
A,51B,51Cで計時が開示される。
【0072】そして、電波送信アンテナ33Aより各超
音波標識に送信された電波は、各超音波標識に設けられ
ている電波受信アンテナ81Aによって受信され、この
受信結果に基づいた信号が電波受信部82Aに入力され
る。
【0073】電波受信部82Aに電波受信アンテナ81
Aよりの信号が入力されると、該電波受信部82Aより
超音波送波部91に起動信号が出力され、この起動信号
に基づいて超音波送波部91が起動し、各超音波送波部
91より互いに異なる周波数の超音波が送波される。
【0074】各超音波送波部91より送波された超音波
は各周波数毎に設けられた超音波受波器41Aと41
B,41Cと41D,41Eと41Fの夫々によって受
波され、この受波結果に基づいた信号がこれら超音波受
波器41Aと41B,41Cと41D,41Eと41F
の夫々より超音波受波部42A,42B,42Cに夫々
出力され、この信号に基づいた信号が超音波受波部42
A,42B,42Cより測距・方位測定部51A,51
B,51Cに夫々入力される。
【0075】前記測距・方位測定部51A,51B,5
1Cに超音波受波部42A,42B,42Cよりの信号
が入力されると、該測距・方位測定部51A,51B,
51Cによって超音波受波部42A,42B,42C及
び電波送信部32Aの夫々より該・方位測定部51A,
51B,51Cに出力される信号に基づいて、電波送信
部32Aによる電波送信時から超音波受波部42A,4
2B,42Cによる受波時までの経過時間が計時され、
この計時結果と各超音波標識の超音波送波手段92より
送波される超音波の方位より各超音波標識と移動体2と
の距離及び方位が測定され、この測定結果に基づいた信
号が位置情報処理部61に出力される。
【0076】そして、位置情報処理部61で、上記各超
音波標識と移動体との距離及び方位と該位置情報処理部
61に予め記憶されている超音波標識7A〜7Cの位置
とから移動体の位置及び方向が計算される。
【0077】以上のような実施例によれば、超音波標識
7A,7B及び7Cの夫々に設けられている超音波送波
部91より送波される超音波の周波数を互いに異ならし
めているので、同時に複数の超音波標識からの超音波を
超音波受波手段4が受波することができるので、移動体
2の位置及び方向を迅速に計測することができ、従って
計測処理時間を短縮することができる。
【0078】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、複数の超
音波標識の夫々に設けられた超音波送波手段は、互いに
異なる周波数の超音波を送波するため、移動体に設けら
れた超音波受波手段は同時に複数の超音波標識からの超
音波を受波することができるので、移動体の位置及び方
向を迅速に計測することができる。また、移動体の位置
を計算する外部処理装置と各超音波標識との間、及び外
部処理装置と移動体との間の通信手段が不要となるの
で、装置構成の単純化及び設置工事の施工性の向上を図
ることができると共に、超音波標識の設置範囲の拡大を
図ることができ、従って屋内外を問わず広範囲な区域で
も利用できるので、実用性の向上を図ることができる。
【0079】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る警備用の移動体の位置計測装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】方位測定部による方位測定の原理を説明するた
めの図である。
【図3】本実施例の作用等を説明するための図である。
【図4】他の実施例に係る警備用の移動体の位置計測装
置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 位置計測装置 2 移動体 3 超音波標識コード指定手段 3A 電波送信手段 31 超音波標識コード指定部 32 超音波標識コード送信部 32A 電波送信部 33 超音波標識コード送信アンテナ 33A 電波送信アンテナ 4 超音波受波手段 41A,41B,41C,41D,41E,41F 超
音波受波器 42,42A,42B,42C 超音波受波部 5,5A 距離方位測定手段 51 測距部 51A,51B,51C 測距・方位測定部 52 方位測定部 6 位置情報処理手段 61 位置情報処理部 7A,7B,7C 超音波標識 8 超音波標識コード識別手段 8A 電波受信手段 81 超音波標識コード受信アンテナ 81A 電波受信アンテナ 82 超音波標識コード受信部 82A 電波受信部 83 超音波標識コード識別器 9 超音波送波手段 91 超音波送波部 92 超音波送波器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−128108(JP,A) 特開 昭61−104272(JP,A) 特開 昭57−149974(JP,A) 特開 昭60−95374(JP,A) 特開 平3−134583(JP,A) 特開 平1−318983(JP,A) 特開 平4−40391(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 5/00 - 17/88

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定エリア内を自律移動する自律型移動
    体の位置情報を得るための自律型移動体の位置計測装置
    において、 前記所定エリアの周辺に配設される複数の超音波標識
    と、 前記自律型移動体に設けられ、前記複数の超音波標識の
    夫々に所定の電波を送信する電波送信手段と、 前記複数の超音波標識の夫々に設けられ、前記電波送信
    手段から送信される電波を受信する電波受信手段と、 前記複数の超音波標識の夫々に設けられ、前記電波受信
    手段が前記電波送信手段から送信される電波を受信した
    際に、各超音波標識毎に異なる周波数の超音波を送波す
    る超音波送波手段と、 前記自律型移動体に設けられ、前記超音波送波手段から
    送波される夫々異なる周波数の超音波を受波する超音波
    受波手段と、 前記自律型移動体に設けられ、前記電波送信手段による
    電波送信時から各周波数毎の前記超音波送波手段よりの
    超音波の前記超音波受波手段による受波時までの経過時
    間と、前記超音波受波手段によって受波される超音波の
    方位とに基づいて、前記複数の超音波標識の夫々と前記
    自律型移動体との距離及び方位を測定する距離方位測定
    手段と、 前記自律型移動体に設けられ、前記距離方位測定手段に
    よって測定される前記複数の超音波標識の夫々と前記
    律型移動体との距離及び方位、並びに予め記憶されてい
    る前記複数の超音波標識の夫々の位置から、前記自律型
    移動体の位置及び方位を計算する位置情報処理手段と、 を備えていることを特徴とする自律型移動体の位置情報
    計測装置。
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