JP2008122127A - 目標位置標定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の方位測定装置等を用いて目標から放射される電波を分析することにより三角測量の原理等で目標の位置を標定する際に、目標から見て近接した方向から目標の方位を測定したのでは位置標定誤差が大きいという課題があった。
【解決手段】第1の観測点に位置し、目標3からの到来電波の方探機能を有する方位測定装置1と、第2の観測点に位置し、目標3から放射され建築物等の既知の反射面4で反射した到来電波の方探機能を有する方位測定装置2を備え、方位測定装置2は等価的に目標から見て第1の観測点と互いに直交する方向に近い方向から測定を実施することにより、高精度の目標位置標定を行うようにした。
【選択図】図1

Description

この発明は、複数の方位測定装置を用いて目標から放射される電波を分析することにより、目標の位置を標定するようにした目標位置標定装置に関するものである。
複数の方位測定装置等を用いて目標から放射される電波を分析することにより目標の位置を標定することが知られている。
例えば、目標より送信される電波を受信することで目標の方位を測定する位置情報部と、自己位置を設定する位置設定部と、位置情報部に対して到来電波の方位の基準方位を設定する基準方位設定部とを備えた方位測定装置を少なくとも2つ用いて、目標位置を標定する目標位置標定装置において、互いに自己の有する位置情報部により相手の方位を測定すると共に相手の自己位置を取得し、相手の方位および相手の自己位置と、自分の自己位置とに基づいて目標方位を求める基準となる基準方位を演算することにより、基準方位の設定を高精度に行うようにした目標位置標定装置が知られている。(特許文献1参照)
特開平6−241817号公報
複数の方位測定装置を用いて目標から放射される電波を分析することにより三角測量の原理等で目標の位置を標定する際に、目標から見て互いに直交する方向に近い方向から測定を実施した場合は、高精度に目標位置を標定できるが、目標から見て近接した方向から目標の方位を測定した場合は、位置標定誤差が大きいという課題があった。
これを解決するためには極力互いに直交する方向から目標の方位を測定する必要があるが、目標周辺に危険エリアが存在するなど、方位測定装置を搭載した航空機等の飛行可能領域に制約がある場合は、必ずしも互いに直交する方向から測定できないことになる。
この発明の目的は、方位測定装置を搭載した航空機等が、目標周辺の危険エリアに進入しなくても、等価的に目標から見て互いに直交する方向に近い方向から測定が実施できるようにして、高精度に目標位置の標定を行うようにした目標位置標定装置を提供するものである。
この発明の目標位置標定装置は、少なくとも2箇所の観測点に設けた方位測定装置からの目標方位の観測結果に基づき目標位置の標定を行うものにおいて、目標からの電波を受信する第1の目標電波受信部と、この第1の目標電波受信部で受信した目標電波を用いて目標方位を算出する第1の目標方位算出部と、自機位置の座標を算出する第1の自己位置算出部と、前記第1の目標方位算出部で求めた方探結果1及び前記第1の自己位置算出部で求めた自己位置座標のデータを通信部又は記録部へ転送する第1の観測データ転送部とを設けた第1の観測点の方位測定装置、目標から放射され既知の反射面で反射した電波を受信する第2の目標電波受信部と、この第2の目標電波受信部で受信した目標電波を用いて目標方位を算出する第2の目標方位算出部と、自機位置の座標を算出する第2の自己位置算出部と、前記第2の目標方位算出部で求めた方探結果2及び前記第2の自己位置算出部で求めた自己位置座標のデータを通信部又は記録部へ転送する第2の観測データ転送部とを設けた第2の観測点の方位測定装置、前記第1の観測データ転送部からの方探結果1(Θ1)と自己位置座標(x1,y1)、及び第2の観測データ転送部からの方探結果2(Θ2)と自己位置座標(x2,y2)、及び前記反射面の反射面位置座標(x3,y3)と反射面角度(Θ3)に基づいて演算処理し、目標位置の標定を行う目標位置標定処理部を備えたものである。
適当な位置に存在する反射面あるいは反射点での反射波を活用することにより、等価的に目標から見て互いに直交する方向に近い方向から観測を行うことにより、高精度の目標位置標定が可能となる。これにより測定装置を搭載した航空機等が飛行危険エリア等に進入せずに所定の精度での目標位置標定が可能となったり、航空機の燃料の節約等が可能となる効果が期待できる。
実施の形態1
この発明の実施の形態1における目標位置標定装置を図1〜図5に基づいて説明する。図1はこの発明の実施形態1のブロック構成図、図2は反射面を用いない場合の基本処理を示す処理内容の説明図、図3は近接した方向からの観測による位置標定結果の計算例を示す図、図4は反射面を用いた場合の処理内容の説明図、図5は等価的に離隔した方向からの観測による位置標定結果の計算例を示す図である。
図1のブロック構成図において、航空機、艦船、車両等に搭載されるか或いは地上に固定される方位測定装置1は、第1の観測点に位置し、目標3からの到来電波の方探機能を有する。同じく、航空機、艦船、車両等に搭載されるか或いは地上に固定される方位測定装置2は、第2の観測点に位置し、目標3から放射され既知の反射面4で反射した到来電波の方探機能を有する。反射面4は航空機、艦船、車両等に搭載した反射体あるいは地上の建築物等でよく、すでにその位置座標及び反射面角度が知られているものである。更に、これら方位測定装置1、2の観測点は目標3から見て実際に互いに直交する方向に位置していなくてもよい。なお以下の説明では、方位測定装置1、2は航空機に搭載されている場合について説明する。
航空機Aに搭載された方位測定装置1は、目標3からの電波を受信する目標電波受信部10、目標電波受信部10で受信した目標電波を用いて目標方位を算出する目標方位算出部11、自機位置の座標を算出する自己位置算出部12、目標方位算出部11で求めた方探結果1(Θ1)及び自己位置算出部12で求めた自己位置座標(x1,y1)のデータを記録部14及び通信部15へ転送する観測データ転送部13、観測データ転送部13から転送されたデータを記録する記録部14、観測データ転送部13から転送されたデータを第2の観測点にいる航空機Bに搭載された方位測定装置2へ送信する通信部15を備えている。
航空機Bに搭載された方位測定装置2は、目標3から放射され既知の反射面4で反射した電波を受信する目標電波受信部20、受信した目標電波を用いて目標方位を算出する目標方位算出部21、自機位置の座標を算出する自己位置算出部22、方位測定装置1の通信部15から伝送された方探結果1(Θ1)及び自己位置座標(x1,y1)の観測データを受信する通信部23、反射面4の位置座標(x3,y3)及び反射面4の角度(Θ3)の情報を予め保持する反射面情報保持部24、通信部23より入力する方探結果1(Θ1)と自己位置座標(x1,y1)、及び自己位置算出部22より入力する自己位置座標(x2,y2)、及び目標方位算出部21より入力する方探結果2(Θ2)、及び反射面情報保持部24より入力する反射面位置座標(x1,y1)と反射面角度(Θ3)を用いて目標位置の標定結果を求める目標位置標定処理部25、目標位置標定処理部25への入力情報を記録し目標位置標定結果をユーザに表示する、記録部と表示部の機能を有する表示記録部26を備えている。また上記目標位置標定処理部25は、入力された各データ(x1,y1〜x3,y3、Θ1〜Θ3)の情報を表示記録部26または地上の位置標定装置に送信するための通信部(図示省略)へ転送する観測データ転送部の機能も有している。
なお上記した自己位置算出部12、22はGPS(GlobalPositioning System)受信機を用いて自己位置を自動的に測定してもよいし、手動で設定してもよい。また反射面情報保持部24に保持されている反射面4の位置座標(x3,y3)及び反射面角度(Θ3)の情報は既に知られているので、目標位置標定処理部25にメモリとして内蔵していてもよい。
次にこの発明の実施形態1において、第1の観測点及び第2の観測点で方位測定装置1及び2が算出した方探結果(Θ1、Θ2)から目標3の位置を標定する処理内容について説明する。まず、予備説明として反射面4がない場合について図2を用いて説明する。
図2(a)は、第1の観測点(以下観測点1という)にいる方位測定装置1と第2の観測点2(以下観測点2という)にいる方位測定装置2が、目標3を方探している状態の図で、図2(b)は、方位測定装置1、2がX−Y平面上にあり、基準方位をX軸として、観測点1および観測点2での方探結果(Θ1、Θ2)から目標位置を求める処理内容を示す図である。
図2において、真の目標位置座標を(x,y)=(0,0)とする。これは未知のものである。このとき観測点1及び観測点2の位置座標を以下のように極座標で表す。
観測点1の位置座標 (x1,y1)=(r1・cosθ1,r1・sinθ1)
観測点2の位置座標 (x2,y2)=(r2・cosθ2,r2・cosθ2)
ここで、θ1は観測点1と目標3を結ぶ線がX軸となす角度、θ2は観測点2と目標3を結ぶ線がX軸となす角度である。r1は観測点1と目標3との距離、r2は観測点2と目標3との距離である。
観測点1における方探誤差をφ1、観測点2における方探誤差をφ2として、観測点1及び観測点2における方探結果を直線の式で表すと以下のようになる。
観測点1の方探結果y=a1・x+b1 ・・・(1)
a1=tan(θ1−φ1)
b1=r1sinθ1−tan(θ1−φ1)・r1cosθ1
=y1−tan(θ1−φ1)・x1
θ1−φ1=Θ1+180°
Θ1:観測点1における目標方探結果(方探結果1)
観測点2の方探結果y=a2・x+b2 ・・・(2)
a2=tan(θ2−φ2)
b2=r2sinθ2−tan(θ2−φ2)・r2cosθ2
=y2−tan(θ2−φ2)・x2
θ2−φ2=Θ2+180°
Θ2:観測点2における目標方探結果(方探結果2)
上記の(1)式及び(2)式の交点を求めることにより三角測量の原理で目標位置の座標を求めることができる。
即ち、目標位置座標(目標位置標定結果)は、次の(3)式となる。
(x,y)=((b2-b1)/(a1-a2),(a1b2-a2b1)/(a1-a2))
・・・(3)
従って、観測点1における方位測定装置1の自己位置算出部12から得られる自己位置座標(x1,y1)及び目標方位算出部11から得られる方探結果1(Θ1)を通信部15により観測点2へ伝送し、観測点2における方位測定装置2の自己位置算出部22から得られる自己位置座標(x2,y2)及び目標方位算出部21から得られる方探結果2(Θ2)も用いることにより、観測点2にいる方位測定装置2の目標位置標定処理部25にて目標位置を標定することができる。
通常、位置標定を行うべき目標3は航空機等が容易には飛行して進入できない飛行危険エリアに存在するため、航空機A(観測点1)と航空機B(観測点2)は目標3に対して近接した方向から方探を行わざるを得ない。したがってどうしても位置標定誤差が大きくなってしまう。このことについて図3を用いて位置標定結果をシュミレーションした計算例を説明する。
図3に示したように目標3に対して近接した方向から方探を行って目標位置標定を実施する場合、2つの観測点1、2における方探結果の直線の傾きが近い値となるため、この2つの直線の交点の分布も大きくばらつく。その結果、観測点1のr1を80[NM(rms)]、θ1を250[deg]、観測点2のr2を100[NM(rms)]、θ2を284[deg]とした時、位置標定誤差は23.5[NM(rms)]となり、位置標定誤差が大きい。
そこで図4に示したように、位置座標及び角度が既知の反射面4からの反射波を用いて目標位置標定を行うことにより位置標定精度を大幅に向上することができる。反射面4を用いた場合の目標位置標定の処理内容について説明する。まず観測点1において方探結果1(Θ1)及び自己位置座標(x1,y1)を求めて観測点2へ送信する。次に観測点2では反射面4による反射波の方位を算出することにより等価的に目標3と反射面4を結ぶ直線上から方探を行ったのと同じ結果を得ることができる。
等価的な方探結果2 Θ2’=2Θ3−Θ2
Θ2:観測点2における方探結果
Θ3:反射面の角度(反射面情報保持部24に予め登録)
等価的な観測点2の位置座標は次の(4)式で求めることができる。
Figure 2008122127
(x3,y3):反射面の位置座標(反射面情報保持部24に予め登録)
(x2,y2):観測点2の位置座標
Θ4=2(Θ3−Θ2)
以上より反射波を用いて求めた等価的な方探結果2(Θ2’)及び等価的な観測点2の位置座標(x2’,y2’)をそれぞれ方探結果2(Θ2)、観測点2の位置座標(x2,y2)として反射面がない場合と同じ処理により位置標定を行うことによって、目標に対して離隔した方向(目標からみて互いに直交する方向に近い方向)から方探を行ったのと同様な高い精度での目標位置標定が可能となる。この処理は航空機B(観測点2)の方位測定装置2の目標位置標定処理部25で実施する。
反射面4を用いて、等価的に目標に対して離隔した方向から方探を行った場合の目標位置の標定結果をシュミレーションした計算例を図5に示す。
図5に示したように、等価的に目標に対して離隔した方向から方探を行うことにより、2つの観測点1、2における方探結果の傾きが垂直に近くなるため、この2つの直線の交点も分布のばらつきは小さくなり高い精度での目標位置標定が可能となる。その結果、観測点1のr1を80[NM(rms)]、θ1を250[deg]、観測点2のr2を100[NM(rms)]、θ2を350[deg]とした時、位置標定誤差は4.6[NM(rms)]となり、位置標定誤差が小さい。
実施の形態2
この発明の実施形態1では位置座標及び角度が既知の反射面4の情報を用いて目標位置標定を行う装置及び処理内容を示したが、実施形態1では、目標信号が反射面4で鏡面反射すること、及び反射面4の角度が既知であることが必要であった。この発明の実施形態2では反射面4ではなく反射点5を用い、目標信号が反射面で鏡面反射しなくても、観測点1及び観測点2に到来する目標信号の時間差を用いて双曲線法を組み合わせることにより目標位置標定が可能となるようにしたものである。
この発明の実施の形態2における目標位置標定装置を図6〜図10に基づいて説明する。図6はこの発明の実施形態2のブロック構成図、図7は反射点を用いない場合の基本処理を示す処理内容の説明図、図8は近接した方向からの観測による位置標定結果の計算例を示す図、図9は反射点を用いた場合の処理内容の説明図、図10は等価的に離隔した方向からの観測による位置標定結果の計算例を示す図である。
図6のブロック構成図において、図1に示す実施の形態1のブロック構成図と同一または相当する部分には同一符号を付している。航空機、艦船、車両等(図6では航空機)に搭載される方位測定装置1および2は、第1の観測点および第2の観測点にそれぞれ位置される。方位測定装置1は目標3からの到来電波の方探機能を有する。方位測定装置2は目標3から放射され既知の反射点5で反射した到来電波の方探機能を有する。反射点5は、航空機、艦船、車両等に搭載した反射体あるいは地上の建築物等でよく、すでにその位置座標が知られているものである。これら方位測定装置1、2の観測点は目標3から見て実際に互いに直交する方向に位置していなくてもよい。
航空機A(観測点1)に搭載した方位測定装置1は、目標からの電波を受信する目標電波受信部10、受信した目標電波を用いて目標方位を算出する目標方位算出部11、自機位置の座標を算出する自己位置算出部12、航空機A(観測点1)と航空機B(観測点2)の間で時刻同期をとるためのGPS受信機16、GPS受信機16からの信号と受信した目標電波を用いて信号到来時刻を測定する信号到来時刻測定部17、目標方位算出部11で求めた方探結果1(Θ1)、自己位置算出部12で求めた自己位置座標(x1,y1)及び信号到来時刻測定部17で求めた信号到来時刻1(t1)のデータを通信部15及び記録部14へ転送する観測データ転送部13、観測データ転送部13から転送されたデータを航空機B(観測点2)へ伝送する通信部15、観測データ転送部13から転送されたデータを記録する記録部14を備えている。
航空機B(観測点2)に搭載した方位測定装置2は、目標から放射され反射点5で反射・散乱した電波を受信する目標電波受信部20、自機位置の座標を算出する自己位置算出部22、航空機A(観測点1)の通信部15から伝送された方探結果1(Θ1)、自己位置座標(x1,y1)及び信号到来時刻(t1)の観測データを受信する通信部23、航空機A(観測点1)と航空機B(観測点2)の間で時刻同期をとるためのGPS受信機27、GPS受信機27からの信号と受信した目標電波を用いて信号到来時刻を測定する信号到来時刻測定部28、反射点5の位置座標(x3,y3)の情報を予め保持する反射点情報保持部29、通信部23より入力する方探結果1(Θ1)、自己位置座標(x1,y1)及び信号到来時刻(t1)、及び自己位置算出部22より入力する自己位置座標(x2,y2)、及び信号到来時刻測定部28より入力する信号到来時刻(t2)、及び反射点情報保持部29より入力する反射点位置座標(x3,y3)を用いて目標位置標定結果を求める目標位置標定処理部25、目標位置標定処理部25への入力情報を記録し目標位置標定結果をユーザに表示する、記録部と表示部の機能を有する表示記録部26を備えている。また上記目標位置標定処理部25は、入力された各データ(x1,y1〜x3,y3、Θ1、t1〜t2)の情報を表示記録部26または地上の位置標定装置に送信するための通信部(図示省略)へ転送する観測データ転送部の機能も有している。
なお反射点情報保持部29に保持されている反射点5の位置座標(x3,y3)の情報は既に知られているので、目標位置標定処理部25にメモリとして内蔵していてもよい。
次にこの発明の実施形態2において、第1の観測点で方位測定装置1が算出した方探結果(Θ1)及び第2の観測点で方位測定装置2が算出した信号到来時刻の差から目標3の位置を標定する処理内容について説明する。まず、予備説明として反射点5がない場合について図7を用いて説明する。
図7(a)は、第1の観測点(以下観測点1という)にいる方位測定装置1と第2の観測点2(以下観測点2という)にいる方位測定装置2が、目標3を方探している状態の図で、図7(b)は、方位測定装置1、2がX−Y平面上にあり、基準方位をX軸として、観測点1での方探結果(Θ1)および観測点2での信号到来時刻差から目標位置を求める処理内容を示す図である。
図7において、真の目標位置座標を(x,y)=(0,0)とする。これは未知のものである。このとき観測点1及び観測点2の位置座標を以下のように極座標で表す。
観測点1の位置座標 (x1,y1)=(r1・cosθ1,r1・sinθ1)
観測点2の位置座標 (x2,y2)=(r2・cosθ2,r2・cosθ2)
ここで、θ1は観測点1と目標3を結ぶ線がX軸となす角度、θ2は観測点2と目標3を結ぶ線がX軸となす角度である。r1は観測点1と目標3との距離、r2は観測点2と目標3との距離である。
観測点1における方探誤差をφ1として、観測点1における方探結果を直線の式で表すと以下のようになる。
観測点1の方探結果y=a1・x+b1 ・・・(5)
a1=tan(θ1−φ1)
b1=r1sinθ1−tan(θ1−φ1)・r1cosθ1
=y1−tan(θ1−φ1)・x1
θ1−φ1=Θ1+180°
Θ1:観測点1における目標方探結果(方探結果1)
次に観測点2において、GPS受信機16、27を用いて時刻同期を行った観測点1と観測点2における信号到来時間差Δtを求める。
信号到来時間差 Δt=t2−t1
t2:観測点2における信号到来時刻
t1:観測点1における信号到来時刻
上記の信号到来時間差Δtを用いて観測点1及び観測点2を焦点とする双曲線を求める。
Figure 2008122127
x’,y’:以下の式を満たす双曲線
x’2/a2−y’2/b2=1
a=(r2−r1)/2=Vc・Δt/2
Vc:光速 Δt:信号到来時間差
b=(c2−a21/2
c=((x2−x1)2+(y2−y1)21/2/2
ξ=tan-1((y2−y1)/(x2−x1))
xc,yc:観測点1及び観測点2の中点の座標
上記の(5)式及び(6)式の交点を求めることにより、方探結果と双曲線法の組合せにより目標位置座標(x,y)を求めることができる。
従って、観測点1における自己位置算出部12から得られる自己位置座標(x1,y1)、目標方位算出部11から得られる方探結果1(Θ1)及び信号到来時刻測定部17から得られる信号到来時刻(t1)を観測データ転送部13を介して通信部15により第2の観測点の方位測定装置2へ伝送し、第2の観測点における方位測定装置2の自己位置算出部22から得られる自己位置座標(x2,y2)、及び信号到来時刻測定部28から得られる信号到来時刻2(t2)も用いることにより、観測点2の方位測定装置2の目標位置標定処理部25にて目標位置を標定することができる。
通常、位置標定を行うべき目標3は航空機等が容易には飛行して進入できない飛行危険エリアに存在するため、航空機A(観測点1)と航空機B(観測点2)は目標に対して近接した方向から方探を行わざるを得ない。したがってどうしても位置標定誤差が大きくなってしまう。このことについて図8を用いて位置標定結果をシュミレーションした計算例を説明する。
図8に示したように目標3に対して近接した方向から方探及び信号到来時間差の測定を行って目標位置標定を実施する場合、観測点1における方探結果の直線及び観測点1、2間の信号到来時間差から求めた双曲線の傾きが近い値となるため、交点の分布も大きくばらつき、位置標定誤差が大きい。
そこで図9に示したように、位置座標が既知の反射点5からの反射波を用いて目標位置標定を行うことにより位置標定精度を大幅に向上することができる。反射点5を用いた場合の目標位置標定の処理内容について説明する。まず観測点1において方探結果1(Θ1)及び自己位置座標(x1,y1)及び信号到来時刻(t1)を求めて観測点2へ伝送する。次に観測点2では反射点5による反射波を用いて観測点1、2間の信号到来時間差Δtを算出することにより等価的に反射点5から観測を行ったのと同じ結果を得ることができる。
等価的な信号到来時刻t2’は次の式となる。
t2’=t2−((x3−x2)2+(y3−y2)21/2/Vc
Vc:光速
x2,y2:観測点2の位置座標
x3,y3:反射点の位置座標(反射点情報保持部29に予め登録)
等価的な観測点2の位置座標は次の式となる。
Figure 2008122127
以上より反射波を用いて求めた等価的な信号到来時刻(t2’)及び等価的な観測点2の位置座標(x2’,y2’)を、それぞれ信号到来時刻(t2)及び観測点2の位置座標(x2,y2)として反射点がない場合と同じ処理により位置標定を行うことによって、目標に対して離隔した方向(目標からみて互いに直交する方向に近い方向)から方探を行ったのと同様な高い精度での目標位置標定が可能となる。この処理は航空機B(観測点2)の位置測定装置2の目標位置標定処理部25で実施する。
反射点5を用いて、等価的に目標に対して離隔した方向から観測を行った場合の目標位置の標定結果をシュミレーションした計算例を図10に示す。
図10に示したように、等価的に目標3に対して離隔した方向から観測を行うことにより、観測点1における方探結果の傾きと観測点2で算出した双曲線の傾きが垂直に近くなるため、交点も分布のばらつきは小さくなり、高い精度での目標位置標定が可能となる。
実施の形態3
この発明の実施形態1及び実施形態2では、航空機A(観測点1)の方位測定装置1から必要なデータを通信手段により航空機B(観測点2)の方位測定装置2が受け取り、航空機B(観測点2)の方位測定装置2が有する目標位置標定処理部25にて目標位置標定処理を実施したが、航空機A(観測点1)の方位測定装置1が有する記録部14及び航空機B(観測点2)の方位測定装置2が有する表示記録部26に観測データを記録しているので、これら観測データを地上に設けた目標位置標定処理装置でオフラインにより目標位置標定処理を行っても同じ効果が期待できる。なおこの場合、反射面4または反射点5の位置座標と反射面角度のデータは既知であるので、このデータは予め地上に設けた目標位置標定処理装置に保持していてもよい。
また、航空機A(観測点1)の方位測定装置1及び航空機B(観測点2)の方位測定装置2から必要なデータを通信手段により、それぞれの観測点以外のプラットフォームに伝送し、リアルタイムで目標位置標定処理を行っても同じ効果が期待できる。
この発明は2つの観測点(航空機等)から目標の方位及び目標信号到来時刻を観測することにより目標が存在する位置を特定する場合などに利用することができる。
この発明の実施形態1のブロック構成図。 この発明の実施形態1における処理内容(反射面を用いない場合の基本処理)の説明図。 この発明の実施形態1において近接した方向からの観測による位置標定結果の計算例を示す図。 この発明の実施形態1における処理内容(反射面を用いる場合の処理)の説明図。 この発明の実施形態1において等価的に離隔した方向からの観測による位置標定結果の計算例を示す図。 この発明の実施形態2のブロック構成図。 この発明の実施形態2における処理内容(反射点を用いない場合の基本処理)の説明図。 この発明の実施形態2において近接した方向からの観測による位置標定結果の計算例を示す図。 この発明の実施形態2における処理内容(反射点を用いる場合の処理)の説明図。 この発明の実施形態2において等価的に離隔した方向からの観測による位置標定結果の計算例を示す図。
符号の説明
1:第1の観測点の方位測定装置 2:第2の観測点の方位測定装置
3:目標 4:反射面
5:反射点
10:第1の目標電波受信部 11:第1の目標方位算出部
12:第1の自己位置算出部 13:第1の観測データ転送部
14:第1の記録部 15:第1の通信部
16:第1のGPS受信機 17:第1の信号到来時刻測定部
20:第2の目標電波受信部 21:第2の目標方位算出部
22:第2の自己位置算出部 23:第2の通信部
24:反射面情報保持部
25:第2の観測データ転送部及び目標位置標定処理部
26:第2の記録部(表示記録部) 27:第2のGPS受信機
28:第2の信号到来時刻測定部 29:反射点情報保持部

Claims (10)

  1. 少なくとも2箇所の観測点に設けた方位測定装置からの目標方位の観測結果に基づき目標位置の標定を行う目標位置標定装置において、
    目標からの電波を受信する第1の目標電波受信部と、この第1の目標電波受信部で受信した目標電波を用いて目標方位を算出する第1の目標方位算出部と、自機位置の座標を算出する第1の自己位置算出部と、前記第1の目標方位算出部で求めた方探結果1及び前記第1の自己位置算出部で求めた自己位置座標のデータを通信部又は記録部へ転送する第1の観測データ転送部とを設けた第1の観測点の方位測定装置、
    目標から放射され既知の反射面で反射した電波を受信する第2の目標電波受信部と、この第2の目標電波受信部で受信した目標電波を用いて目標方位を算出する第2の目標方位算出部と、自機位置の座標を算出する第2の自己位置算出部と、前記第2の目標方位算出部で求めた方探結果2及び前記第2の自己位置算出部で求めた自己位置座標のデータを通信部又は記録部へ転送する第2の観測データ転送部とを設けた第2の観測点の方位測定装置、
    前記第1の観測データ転送部からの方探結果1(Θ1)と自己位置座標(x1,y1)、及び第2の観測データ転送部からの方探結果2(Θ2)と自己位置座標(x2,y2)、及び前記反射面の反射面位置座標(x3,y3)と反射面角度(Θ3)に基づいて演算処理し、目標位置の標定を行う目標位置標定処理部、
    を備えたことを特徴とする目標位置標定装置。
  2. 第1の観測点の方位測定装置には、第1の観測データ転送部からの方探結果1及び自己位置座標のデータを記録する第1の記録部を設け、第2の観測点の方位測定装置には、第2の観測データ転送部からの方探結果2及び自己位置座標のデータを記録する第2の記録部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の目標位置標定装置。
  3. 第1の観測点の方位測定装置には、第1の観測データ転送部からの方探結果1及び自己位置座標のデータを第2の観測点の方位測定装置に送信する第1の通信部を設け、
    第2の観測点の方位測定装置には、前記第1の通信部からの方探結果1及び自己位置座標のデータを受信する第2の通信部と、反射面の位置座標及び反射面の角度の情報を予め保持する反射面情報保持部と、前記第2の通信部からの方探結果1(Θ1)と自己位置座標(x1,y1)、及び第2の観測データ転送部からの方探結果2(Θ2)と自己位置座標(x2,y2)、及び前記反射面情報保持部からの反射面位置座標(x3,y3)と反射面角度(Θ3)に基づいて演算処理し、目標位置の標定を行う目標位置標定処理部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の目標位置標定装置。
  4. 目標位置標定処理部に入力されるデータ情報を記録し、目標位置標定結果をユーザに表示する表示記録部を第2の観測点の方位測定装置に備えた請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の目標位置標定装置。
  5. 第1の記録部及び第2の記録部からのデータを地上に設けた目標位置標定処理部に入力し、前記目標位置標定処理部は前記入力データと反射面位置座標(x3,y3)と反射面角度(Θ3)とに基づいて演算処理し、目標位置の標定を行うようにした請求項2に記載の目標位置標定装置。
  6. 少なくとも2箇所の観測点に設けた方位測定装置からの目標方位の観測結果に基づき目標位置の標定を行う目標位置標定装置において、
    目標からの電波を受信する第1の目標電波受信部と、この第1の目標電波受信部で受信した目標電波を用いて目標方位を算出する第1の目標方位算出部と、自機位置の座標を算出する第1の自己位置算出部と、第1の観測点と第2の観測点の間で時刻同期をとるための第1のGPS受信機と、この第1のGPS受信機からの信号と前記第1の目標電波受信部で受信した目標電波を用いて信号到来時刻を測定する第1の信号到来時刻測定部と、前記第1の目標方位算出部で求めた方探結果1、前記第1の自己位置算出部で求めた自己位置座標及び前記第1の信号到来時刻測定部で求めた信号到来時刻1のデータを通信部又は記録部へ転送する第1の観測データ転送部とを設けた第1の観測点の方位測定装置、
    目標から放射され既知の反射点で反射・散乱した電波を受信する第2の目標電波受信部と、自機位置の座標を算出する第2の自己位置算出部と、第1の観測点と第2の観測点の間で時刻同期をとるための第2のGPS受信機と、この第2のGPS受信機からの信号と前記第2の目標電波受信部で受信した目標電波を用いて信号到来時刻を測定する第2の信号到来時刻測定部と、前記第2の自己位置算出部で求めた自己位置座標、前記第2の信号到来時刻測定部で求めた信号到来時刻のデータを通信部又は記録部へ転送する第2の観測データ転送部とを設けた第2の観測点の方位測定装置、
    前記第1の観測データ転送部からの方探結果1(Θ1)と自己位置座標(x1,y1)と信号到来時刻(t1)、及び第2の観測データ転送部からの自己位置座標(x2,y2)と信号到来時刻(t2)、及び前記反射点の位置座標(x3,y3)に基づいて演算処理し、目標位置の標定を行う目標位置標定処理部、
    を備えたことを特徴とする目標位置標定装置。
  7. 第1の観測点の方位測定装置には、第1の観測データ転送部からの方探結果1及び自己位置座標及び信号到来時刻のデータを記録する第1の記録部を設け、第2の観測点の方位測定装置には、第2の観測データ転送部からの自己位置座標及び信号到来時刻のデータを記録する第2の記録部を設けたことを特徴とする請求項6に記載の目標位置標定装置。
  8. 第1の観測点の方位測定装置には、第1の観測データ転送部からの方探結果1及び自己位置座標及び信号到来時刻のデータを第2の観測点の方位測定装置に送信する第1の通信部を設け、
    第2の観測点の方位測定装置には、前記第1の通信部からの方探結果1及び自己位置座標及び信号到来時刻のデータを受信する第2の通信部と、反射点の位置座標の情報を予め保持する反射点情報保持部と、前記第2の通信部からの方探結果1(Θ1)と自己位置座標(x1,y1)と信号到来時刻(t1)、及び第2の観測データ転送部からの自己位置座標(x2,y2)と信号到来時刻(t2)、及び前記反射点情報保持部からの反射点位置座標(x3,y3)に基づいて演算処理し、目標位置の標定を行う目標位置標定処理部を設けたことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の目標位置標定装置。
  9. 目標位置標定処理部に入力されるデータ情報を記録し、目標位置標定結果をユーザに表示する表示記録部を第2の観測点の方位測定装置に備えた請求項6乃至請求項8のいずれか1つに記載の目標位置標定装置。
  10. 第1の記録部及び第2の記録部からのデータを地上に設けた目標位置標定処理部に入力し、前記目標位置標定処理部は前記入力データと反射点位置座標(x3,y3)とに基づいて演算処理し、目標位置の標定を行うようにした請求項7に記載の目標位置標定装置。
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