JPH08201394A - 滴定プレート印字装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 血液検査用の分注装置自体には、予め多量の
検査用の滴定プレートを作成する際に要する所定の長さ
の誘導路および照明装置等を組込む製作上の負担をかけ
ずに、多量の検査用の滴定プレートの作成が、効率良く
適確に行なえるようにする。 【構成】 分注装置と別体に形成した印字装置本体に、
分注終了後の滴定プレートを移動自在に受入れるプレー
ト搬送路を装架して、そのプレート搬送路の受入口を、
前記分注装置の機体に装設せる分注終了後の滴定プレー
トを排出する排出口に対し離接自在に接続するよう形成
し、そのプレート搬送路の受入口側に、プリンターの印
字ヘッド部を配設し、その印字ヘッド部を越したプレー
ト搬送路の排出口側を、印字された滴定プレートが整列
して並ぶよう排出口側に向け長く形成する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、血液検査用の分注装置
に、多数の検査ホールが縦横に整列して設けてある滴定
プレートを供給して、それの各検査ホールに、分注装置
の作動により検体・試薬等を分注する作業を行なう際
に、分注を終えて分注装置から取り出される滴定プレー
トに対して、ロットナンバーまたはシリアルナンバー等
を印字する滴定プレート印字装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】血液検査用の分注装置により、多数の検
査ホールが縦・横に整列して形成してある滴定プレート
の各検査ホールに、検体・試薬を分注して、検査・分析
を行なう際、検査の種類によっては、例えば、臓器の移
植手術に先立ち、生体の拒絶反応を検査する場合等にあ
っては、それぞれ異なる生体から採取された血液から分
離した多種類の白血球を、多数の滴定プレートの各検査
ホールに、一定のパターンに従って、１マイクロｃｃ程
度の極微量づつ分注して、それらの上に、蒸発防止用の
オイルを分注することで、予め検査用の滴定プレートを
作成し、これを冷凍保存しておいて、検査の時に取出し
て、これの各検査ホールに、検体を分注し、検査・分析
を行なう場合がある。

【０００３】このように、滴定プレートの各検査ホール
に試薬を分注して、予め検査用の滴定プレートを作成し
ていく作業は、通常は、新しい滴定プレートを、１００
個を１ロットとして、分注装置のストッカーに供給して
いき、１ロットを単位とする分注作業を行ない、これを
繰返すことで１０００個程度を作成するが、その際、分
注装置の分注ヘッドの下方にストッカーから順次送り込
まれて試薬等の分注を受けた滴定プレートが、そこから
送り出されて、分注装置の機体から排出されていくとき
に、照明装置の上を通過させて、各検査ホール内に、試
薬等が正しく分注されているか否かの検査を行なって、
不良な滴定プレートを抜き取るとともに、ここを通過す
る滴定プレートに対し、ロットナンバー・シリアルナン
バー等を、マジックペンなどで記入していくようにして
いる。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】予め検査用の滴定プレ
ートを多量に作成しておくために、分注装置に滴定プレ
ートを順次供給して、それら滴定プレートの各検査ホー
ルに試薬等を分注していく作業には、分注を終えた滴定
プレートが、正しく試薬等の分注を受けたか否かを一々
検査して、分注が不良な滴定プレートを抜き取る作業
と、分注を終えて送り出されてくる滴定プレートを一枚
づづ取り出して、それに、ロットナンバー・シリアルナ
ンバーを書き込むか、または、予め記載事項を記入して
おいたシートを貼着していく作業との２つの作業を行な
わなければならないことで、何れか一方の作業に混乱を
生ぜしめることが多い問題があり、また、このことから
神経をつかう面倒な作業となる問題がある。

【０００５】また、血液検査用の分注装置を、上述の如
く、予め多量の検査用の滴定プレートを一度に作成して
おくように用いる場合には、分注が正しく行なわれたか
否かの目視による検査に充分な時間が得られるようにす
るため、滴定を終えた滴定プレートを検査に必要な時間
に対応する一定の距離を移動させる誘導路と、照明装置
とが必要になって、これに要する分だけコスト高になる
問題がある。

【０００６】本発明は、従来手段に生じている上述の問
題を解決するためになされたものであって、血液検査用
の分注装置自体には、予め多量の検査用の滴定プレート
を作成する際に要する所定の長さの誘導路および照明装
置等を組込む製作上の負担をかけずに、多量の検査用の
滴定プレートの作成が、効率良く適確に行なえるように
する新たな手段を提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】そして、本発明は、上述
の目的を達成するための手段として、分注装置と別体に
形成した印字装置本体に、分注終了後の滴定プレートを
移動自在に受入れるプレート搬送路を装架して、そのプ
レート搬送路の受入口を、前記分注装置の機体に装設せ
る分注終了後の滴定プレートを排出する排出口に対し離
接自在に接続するよう形成し、そのプレート搬送路の受
入口側に、プリンターの印字ヘッド部を配設し、その印
字ヘッド部を越したプレート搬送路の排出口側を、印字
された滴定プレートが整列して並ぶよう排出口ｙ側に向
け長く形成したことを特徴とする滴定プレート印字装置
を提起するものである。

【０００８】

【作用】この本発明手段によれば、血液検査用の分注装
置は、予め多量の検査用の滴定プレートを作成する特殊
な使用態様を行なわない、通常の使用態様に適応するよ
うに作ってよいので、低コストで製作し得るようにな
る。

【０００９】そして、予め多量の検査用の滴定プレート
を作成するときは、別体に構成しておいた印字装置本体
を、分注装置の機体に並列させて、滴定プレートの受入
口を、分注装置の滴定プレートの排出口に接続させ、こ
の状態において、分注装置および印字装置本体を作動さ
せれば、分注装置のストッカーに装填した空の滴定プレ
ートが、順次繰出されて、分注ヘッドの下方を経て検体
・試薬の分注を終えた状態となって、分注装置の排出口
から排出されるようになる。

【００１０】そして、この排出される試薬・検体の分注
を終えた滴定プレートが、印字装置本体に順次供給され
て、その印字装置本体により所定のロットナンバーまた
はシリアルナンバーが印字され、印字装置本体のプレー
ト搬送路に押し出されていき、このプレート搬送路に並
列して順次押し出されていく間に、印字された記載事項
の目視による確認が、適確に行なえるようになり、ま
た、同時に、この印字装置のプレート搬送路に滴定プレ
ートが整列する状態を利用して、滴定プレートの各検査
ホールに対する検体・試薬の分注状態の目視による確認
が適確に行なえるようになる。

【００１１】

【実施例】次に実施例を図面に従い詳述する。図１は本
発明を実施せる滴定プレート印字装置Ａの使用状態の斜
視図で、同図において、Ｂは血液検査用の分注装置、１
はこれに組合わせた印字装置本体、Ａは、その組合わせ
により構成される滴定プレート印字装置を示す。

【００１２】血液検査用の分注装置Ｂは、箱状に形成し
た機体ａの上面の後半側に支持機枠ｂを立設し、それの
前面側に、多数の分注針ｃ…を装設した分注ヘッド１１
・１１を昇降自在に支架し、それの下方で機体ａの上面
の前半側に、滴定プレートｅ…の載置台ｆを左右に長い
搬送路状に装設し、その載置台ｆの床面には、滴定プレ
ートｅ…を該載置台ｆの一端側から他端側に向けて搬送
するエンドレスベルト式の搬送装置（図示省略）を装設
し、その搬送装置の搬送方向の始端側における上方に
は、滴定プレートｅ…を多数枚重ねて収容するストッカ
ーｇを装設し、また、前記搬送装置の搬送方向の終端側
となる前述の載置台ｆの端部の前面に、滴定プレートｅ
の排出口ｈを装設し、その排出口ｈに臨む部位における
機体ａの上面に押出装置ｊを設け、機体ａの前面側に、
前述の分注ヘッドｄ・ｄの作動および搬送装置の作動を
制御する制御盤ｋを設けて、ストッカーｇから順次繰出
される空の滴定プレートｅ…を、搬送路状の載置台ｆの
台面に沿い分注ヘッドｄ・ｄの下方位置に送り、そこ
で、検体・試薬の分注が終了した滴定プレートｅ…を押
出装置ｊにより排出口ｈに排出するように構成してある
通常のものである。

【００１３】印字装置本体１は、左右に長い機筐状に形
成ししてあって、それの上面の後半側には、左右に長い
樋状のプレート搬送路２が、それの搬送面を、前述の分
注装置Ｂの機体ａに設けた載置台ｆの台面と揃う高さに
装設してあり、かつ、そのプレート搬送路２の始端側に
は、機体ａの前後方向に沿う方向の受入路３が、プレー
ト搬送路２からアングル状に折曲して連続するように形
成してある。そして、この受入路３の端部に受入口ｗを
装設するが、その端部は該印字装置本体１の後面側に突
出させてあって、前述の分注装置Ａの機体ａの前面側に
切欠状に形設した排出口ｈに嵌入させることで、その分
注装置Ａの載置台ｆの排出口ｈに受入口ｗが接続するよ
うに形成してある。

【００１４】また、このプレート搬送路２には、それの
前記受入路３が連続する始端部に、前述の分注装置Ａに
設けた押出装置ｊにより前記受入路３を経て押し込まれ
てくる滴定プレートｅ…を、受入路３と直交する方向と
なる該プレート搬送路２の搬送方向の終端側に向けて送
り込むよう作動する送り込み装置４が設けてある。

【００１５】該送り込み装置４は、図２に示している如
く、プレート搬送路２の始端部の下方に配位して機体ａ
内に装設せるモーターＭと、それにより回転するカムホ
イル４０と、そのカムホイル４０の作動で支点軸４１中
心に左右に往復動する回動アーム４２と、その回動アー
ム４２の回動端となる上端部にリンク杆４３を介し連繋
して、プレート搬送路２の上方に支架したガイド杆４４
上を左右に往復動するプレート送り爪４５等からなる。

【００１６】そして、前記モーターＭは、受入路３から
プレート搬送路２内に滴定プレートｅが送り込まれるこ
とを感知する横送り開始センサＳ１の感知作動で通電が
オンとなって作動を開始し、それによりカムホイル４０
が一回転したときにリミットスイッチＳ２がオフに作動
することで通電がオフとなって作動を停止するように制
御されている。

【００１７】また、プレート送り爪４５は、作動開始前
にあっては、受入路３の側方に退避した位置を占めて、
送り込まれてくる滴定プレートｅの側面と衝合するよう
にしてある。該送り爪４５の送り作動のストロークは、
滴定プレートｅの左右の巾に対応する長さに設定され、
かつ、それの送り方向のストロークの途中において、機
体ａに設けておく印字開始センサＳ３に衝合してそれを
オンに作動させるようになる。

【００１８】５は印字装置本体１に装架せるプリンタ
ー、５０はそれの本体部、５１は印字ヘッド部である。
プリンター５は、プレート搬送路２の前面側において印
字装置本体１の上面側に装設せる本体部５０に設けてあ
る制御盤５ａの操作で所望に設定する事項に従い本体部
５０内のコントローラーの制御で、プレート搬送路２内
を移動する滴定プレートｅ…の移動軌跡に臨ませて印字
装置本体１に支架せる印字ヘッド部５１が作動して、所
定の記載事項をインクのジェット噴出により印字するイ
ンクジェット式のものであり、前述の印字開始センサＳ
３からの信号により印字作動を開始し、送り込み装置４
の送り作動で移動していく滴定プレートｅの側壁面に、
記載事項を印字していくようになる。

【００１９】また、印字ヘッド部５１は、ヘッド５１０
を支持する機枠５１１が、印字装置本体１に設けた前記
プリンター５の本体部５０に対して回動可能に組付けて
あって、その機枠５１１の組付姿勢の変更により、滴定
プレートｅに対する印字部位を、そのプレートｅの側面
または上面等の所望の部位に選択できるようにしてあ
る。

【００２０】プレート搬送路２は、前述の送り込み装置
４による移動が終了して前記印字ヘッド部５１による記
載事項の印字が完了した位置から、さらに搬送方向に長
く延長するように形成してあって、これにより、前記送
り込み装置４の送り作動で、印字を終えた滴定プレート
ｅ…が、順次送り込まれてくることで、このプレート搬
送路２に整列してプールされていくようにしてある。

【００２１】そして、このプレート搬送路２は、それの
床板が乳白色の半透明板２０に形成され、かつ、それの
下方に照明装置７が配設してあって、これにより、プレ
ート搬送路２がそこに順次押し出されてくる滴定プレー
トｅの各検査穴に対する検体・試薬の分注状態を目視に
より観察するための観察台となるようにしてある。プレ
ート搬送路２の床板の下方に設ける照明装置７は省略す
る場合がある。

【００２２】また、このプレート搬送路２の前面側のガ
イド壁２１は、滴定プレートｅに対する印字がそのプレ
ートｅの側壁面に行なわれた場合に、その印字の確認を
容易にするためにアクリル樹脂等の透明板により形成し
てある。

【００２３】Ｓ４は、この観察台となるプレート搬送路
２の延長部分に、検体・試薬の分注を終えて記載事項が
印字されてプールしてくる滴定プレートｅ…が満杯とな
ったときに、それを検出する満杯検知センサで、プレー
ト搬送路２の終端の排出口ｙに臨む位置に配設してあっ
て、そこに移動してくる滴定プレートｅに接してオンに
作動し、前述の送り込み装置４の作動を停止させる制御
を行なう。

【００２４】次に、図３は別の実施例を示している。こ
の実施例は、血液検査用の分注装置Ｂにあっては、それ
の機体ａの上面側に形成する搬送路状の載置台ｆを左右
方向に沿う直線状で、かつ、滴定プレートｅ…を移動さ
せる移動方向における終端側が、機体ａの一端側に達し
て、そこに排出口ｈが、機体ａの一方の側面において側
方に向けて開放する形態に形成してある。そして、その
載置台ｆには、図４に示している如く、始端側（図にお
いて右端側）に、駆動用モーターＭ１の作動の制御によ
り往復回動するタイミングベルト６０によって、ストッ
カーｇの底面に対して出入作動する盤状の送り爪６１
と、駆動用モーターＭ２の作動の制御により往復回動す
るエンドレスのタイミングベルト６２によって、載置台
ｆの前面側の側壁に沿い往復動する送り爪６３と、駆動
用モーターＭ３の作動の制御により往復回動するエンド
レスのタイミングベルト６４によって、載置台ｆの後面
側の側壁に沿い往復動する送り爪６５とからなる送り込
み装置６が装設してある。

【００２５】また、印字装置本体１にあっては、それに
装設するプレート搬送路２を、図３にあるように、印字
装置本体１の上面を左右に横切る真直ぐな浅い樋状に装
設し、それの一方の端部を印字装置本体１の一方の側面
に開放して、前述の分注装置Ｂの機体ａに設けた排出口
ｈと接合する受入口ｗに形成し、他方の端部を反対側の
側面に開放する排出口ｙに形成してあって、これによ
り、該印字装置本体１を分注装置Ｂの機体ａと左右に並
列させて、密接状態に接合させることで、分注装置Ｂの
機体ａの排出口ｈから排出される滴定プレートｅ…が、
この受入口ｗからプレート搬送路２内に送り込まれるよ
うにしてある。

【００２６】そして、この印字装置本体１のプレート搬
送路２には、そこに送り込まれる滴定プレートｅ…を排
出口ｙ側に移動させるための送り込み装置４はなく、受
入口ｗから受入れた滴定プレートｅ…の移動が、分注装
置Ｂの側の送り込み装置６の送り作動で行なわれるよう
にしてある。

【００２７】なお、この余の構成は前述の実施例と変わ
りがないので同効の構成部材に同一の符号を付して詳し
い説明は省略する。

【００２８】

【発明の効果】以上説明したように、本発明による滴定
プレート印字装置Ａは、分注装置Ｂとは別体に形成した
印字装置本体１を、分注装置Ｂの機体ａに隣接させて並
列し、この印字装置本体１に装架してあるプレート搬送
路２の受入口ｗを、分注装置Ｂの機体ａに装設してある
検体・試薬の分注が終了した滴定プレートｅ…の排出口
ｈに、突き合わせて接続すれば、分注装置Ｂにおいて分
注を終えて排出される滴定プレートｅ…が、印字装置本
体１のプレート搬送路２に順次送り込まれて、そのプレ
ート搬送路２を移動していく間に、並設してあるプリン
ター５の印字ヘッド５１により所定の記載事項が印字さ
れ、その印字を終えた滴定プレートｅ…が、プレート搬
送路２に整列してプールされていき、引続いて送り込ま
れる滴定プレートｅ…により順次排出口ｙから押し出さ
れていく。

【００２９】そして、このプレート搬送路２を、排出口
ｙに向けて移動していく間に、印字ヘッド５１による印
字の目視による確認および、滴定プレートｅの各検査ホ
ールに対する検体・試薬の分注状態の目視による確認が
適確に行なえ、かつ、プレート搬送路２の排出口ｙに押
出されていく間の時間により充分な余裕をもって行なえ
るようになる。

【００３０】このため、分注装置Ｂは、分注し終えた滴
定プレートｅの分注状態を検査・確認するための照明装
置等の手段が不要になり、また、印字装置本体１を引き
離せば通常の使用態様で分注作業が行なえるようになる
ので、分注装置Ｂを簡略に構成し得るようになる。ま
た、別体に構成する印字装置本体１も、プレート搬送路
２とプリンター５が装架してあれば良く、ストッカーが
不要となるので簡略に構成できるようになる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による滴定プレート印字装置の全体の斜
視図である。

【図２】同上の要部の斜視図である。

【図３】同上の別の実施例の全体の斜視図である。

【図４】同上実施例の分注装置の要部の斜視図である。

【符号の説明】

Ａ…滴定プレート印字装置、Ｂ…分注装置、ａ…機体、
ｂ…支持機枠、ｃ…分注針、ｄ…分注ヘッド、ｅ…滴定
プレート、ｆ…載置台、ｇ…ストッカー、ｈ…排出口、
ｊ…押出装置、ｋ…制御盤、ｗ…受入口、ｙ…排出口、
Ｍ…モーター、Ｓ１…横送り開始センサ、Ｓ２…リミッ
トスイッチ、Ｓ３…印字開始センサ、Ｓ４…満杯検知セ
ンサ、１…印字装置本体、１１…分注ヘッド、２…プレ
ート搬送路、２０…半透明板、２１…ガイド壁、３…受
入路、４…送り込み装置、４０…カムホイル、４１…支
点軸、４２…回動アーム、４３…リンク杆、４４…ガイ
ド杆、４５…プレート送り爪、５…プリンター、５ａ…
制御盤、５０…本体部、５１…印字ヘッド部、４１０…
ヘッド、５１１…機枠、６…送り込み装置、６０…タイ
ミングベルト、６１…送り爪、６２…タイミングベル
ト、６３…送り爪、６４…タイミングベルト、６５…送
り爪、７…照明装置。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 分注装置Ｂと別体に形成した印字装置本
   体１に、分注終了後の滴定プレートｅ…を移動自在に受
   入れるプレート搬送路２を装架して、そのプレート搬送
   路２の受入口ｗを、前記分注装置Ｂの機体ａに装設せる
   分注終了後の滴定プレートｅ…を排出する排出口ｈに対
   し離接自在に接続するよう形成し、そのプレート搬送路
   ２の受入口ｗ側に、プリンター５の印字ヘッド部５１を
   配設し、その印字ヘッド部５１を越したプレート搬送路
   ２の排出口ｙ側を、印字された滴定プレートｅ…が整列
   して並ぶよう排出口ｙ側に向け長く形成したことを特徴
   とする滴定プレート印字装置。
2. 【請求項２】 分注装置Ｂと別体に形成した印字装置本
   体１に、分注終了後の滴定プレートｅ…を移動自在に受
   入れるプレート搬送路２を装架して、そのプレート搬送
   路２の受入口ｗを、前記分注装置Ｂの機体ａに装設せる
   分注終了後の滴定プレートｅ…を排出する排出口ｈに対
   し離接自在に接続するよう形成し、そのプレート搬送路
   ２の受入口ｗ側に、プリンター５の印字ヘッド部５１を
   配設し、その印字ヘッド部５１を越したプレート搬送路
   ２の排出口ｙ側を、印字された滴定プレートｅ…が整列
   して並ぶよう長く形成し、それの床面の下方に照明装置
   ７を配設して観察台としたことを特徴とする滴定プレー
   ト印字装置。