JPH08200673A - 燃焼器 - Google Patents

燃焼器

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Publication number
JPH08200673A
JPH08200673A JP989795A JP989795A JPH08200673A JP H08200673 A JPH08200673 A JP H08200673A JP 989795 A JP989795 A JP 989795A JP 989795 A JP989795 A JP 989795A JP H08200673 A JPH08200673 A JP H08200673A
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JP
Japan
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burner
ignition
discharge
combustor
distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP989795A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Osawa
岳史 大澤
Katsumi Morito
克美 森戸
Hideo Okada
英夫 岡田
Masanobu Numao
正信 沼尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP989795A priority Critical patent/JPH08200673A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 石油ファンヒータ、ガスファンヒータ等の燃
焼器器の点火装置の改良に関し、可聴周波数帯域外の高
電圧で点火手段を駆動して確実に着火することができる
燃焼器を提供する。 【構成】 バーナ4と、バーナ4に対して所定の放電距
離aをおいて配置されて、バーナ4に対して放電を行っ
てバーナ4の燃料に点火をするための点火手段5と、点
火手段5に接続するための2次側コード3を有し、可聴
周波数帯域外の周波数の交番電圧を発生する昇圧トラン
スT1と、2次側コード3と燃焼器の金属部23との間
隔Rをバーナ4に対する所定の放電距離aよりも大きく
設定するための絶縁性の間隔設定手段20とを備え、点
火手段とバーナの間の放電エネルギの減少を防止し、点
火手段の放電を確実に行うことができ、バーナの不点火
現象を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、石油ファンヒータやガ
スファンヒータ等の燃焼器に係り、特にその燃焼器の点
火装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の燃焼器の点火装置として
は、特開平4−3811号公報に記載されたものが知ら
れている。この点火装置は、可聴周波数帯域を超える一
定の発振周波数でスイッチング素子をスイッチングし
て、昇圧トランスの2次側コイルの点火プラグに高圧の
交番電圧を印加し、点火プラグに発生する火花放電によ
り燃料に点火するようになっている。この点火装置は可
聴周波数帯域外(可聴周波数を超える周波数)の高電圧
で点火プラグを駆動するために、放電時に「ビビビ」と
いった耳障りな放電音が発生しないので、バーナの燃料
を静音着火することができる。
【0003】図3に、従来の点火装置を示す。放電用の
点火プラグ101が昇圧トランス102の2次側コード
103に接続され、点火プラグ101の放電によりバー
ナ104の灯油と空気の混合気に対して着火するように
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
点火装置では、燃焼器の器具金属部105と2次側コー
ド103の距離bが点火プラグ101の放電距離aより
も小さくなることがある。このように、距離bが、点火
プラグ101の放電距離aよりも小さくなると、器具金
属部105と2次側コード103の間の静電容量等の影
響により、器具金属部105と2次側コード103の間
で異常放電が発生し、点火プラグ101の放電エネルギ
が小さくなり、点火プラグ101とバーナ104の間で
の本来の放電が行えず、燃焼器が点火しなくなるといっ
た問題がある。
【0005】本発明の目的は、可聴周波数帯域外の高電
圧で点火手段を駆動し、確実に着火することができる燃
焼器を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、バーナと、バ
ーナに対して所定の放電距離をおいて配置されて、バー
ナに対して放電を行ってバーナの燃料に点火をするため
の点火手段と、点火手段に接続するための2次側コード
を有し、可聴周波数帯域外の周波数の交番電圧を発生す
る昇圧トランスと、2次側コードと燃焼器の金属部との
間隔を、バーナに対する所定の放電距離よりも大きく設
定するための絶縁性の間隔設定手段とを備えて構成され
る。
【0007】
【作用】本発明によれば、絶縁性の間隔設定手段が2次
側コードと燃焼器の金属部との間隔をバーナに対する所
定の放電距離よりも大きく設定している。従って、2次
側コードと燃焼器の金属部の間での異常放電現象が起こ
らない。これにより、点火手段とバーナの間の放電エネ
ルギの減少を防止することができるので、点火手段の放
電を確実に行え、バーナの不点火現象を防止することが
できる。
【0008】
【実施例】次に、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
【0009】図1に、本発明の燃焼器の点火装置を示
す。この実施例は本発明の点火装置を石油ファンヒータ
に適用した例を開示する。
【0010】図1において、点火装置15の昇圧トラン
スT1の1次側コイルL1には、点火駆動回路16の充
電用のコンデンサC2が接続されている。コンデンサC
2の一端は整流用ダイオードD1と整流用コンデンサC
1に接続されているとともに、コンデンサC2の他端は
電流制限抵抗R1を介してトランジスタやFET等のス
イッチング素子10に接続されている。商用電源6は、
整流用ダイオードD1とスイッチング素子10の間に配
置されている。
【0011】制御部11は例えばマイクロコンピュータ
であり、発振回路12に接続され、発振回路12はスイ
ッチング素子10に接続されている。
【0012】点火装置15の昇圧トランスT1の2次側
コイルL2には、イグナイタあるいは点火プラグのよう
な点火手段5が設けられている。昇圧トランスT1の2
次側コイルL2は、可聴周波数帯域を超えた発振周波数
の出力を点火手段5に与えることができる。
【0013】図2に、石油ファンヒータにおける点火手
段5とその周辺部分を示す。
【0014】図2において、放電用の点火手段5は昇圧
トランスT1の2次側コード3に接続されていて、点火
手段5の放電によりバーナ4の灯油と空気の混合気に対
して着火するようになっている。点火手段5の放電先端
部5aとバーナ4の間に形成されている放電距離は、符
号aで示している。
【0015】2次側コード3の途中には、絶縁性のスペ
ーサ20が設けられいる。このスペーサ20は、好まし
くは高温に耐えるような例えばセラミックスのような電
気絶縁性の材料を採用することができる。このスペーサ
20の長さLは、放電距離aよりも大きく設定されてい
て、2次側コード3と燃焼器の器具金属部23の間隔R
が、長さLよりも小さくならず、2次側コード3は燃焼
器の器具金属部23に接近しないようになっている。
【0016】次に、図1と図2に示す燃焼器の点火装置
15の動作を説明する。
【0017】使用者が石油ファンヒータの運転ボタンを
押して、点火手段5の点火操作を行う。商用電源6の5
0Hzまたは60Hzの交流電圧100Vが投入され、
整流用ダイオードD1とコンデンサC1により整流、平
滑される。制御部11の指令により、発振回路12が、
可聴周波数帯域を超える所定の発振周波数fosc=f
1を発振して、スイッチング素子10をスイッチング動
作させる。この可聴周波数帯域は、例えば20Hzから
18000Hzである。
【0018】スイッチング素子10がオンすることによ
り、電荷がコンデンサC2に蓄積され昇圧トランスT1
の1次側コイルL1にエネルギが蓄積される。そして、
スイッチング素子10がオフすると、昇圧トランスT1
の2次側コイルL2に数十KVの高電圧が誘起されて、
点火手段5の火花放電が開始する。
【0019】この火花放電により、バーナ4における灯
油と空気の混合気に点火され、炎30が形成される。放
電の周期は、発振回路12の周波数により決定される。
このように、点火時には、可聴周波数帯域を超える所定
の発振周波数fosc=f1でスイッチング素子10を
スイッチングして放電するので、「ビビビ」といった不
快な音がせず、バーナ4の静音着火を行える。
【0020】ところで、上述したような火花放電により
点火を行う場合に、スペーサ20の長さLが放電距離a
よりも大きく設定されていて、2次側コード3と燃焼器
の器具金属部23の間隔Rが、長さLよりも小さくなら
ず、結果的に確実に2次側コード3は長さLよりは器具
金属部23側に近づかないようになっているので、2次
側コード3と燃焼器の器具金属部23の間での異常放電
現象が起こらない。これにより、点火手段5とバーナ4
の間の放電エネルギの減少を防止することができ点火手
段5の放電を確実に行えるので、バーナ4の不点火現象
をなくすことができる。
【0021】ところで、本発明は、上記実施例に限定さ
れず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を
行うことができる。すなわち、燃焼器として石油ファン
ヒータを例に説明したが、例えば、ガスファンヒータ等
の他の種類の燃焼器に対しても本発明の適用が可能であ
ることは言うまでもない。
【0022】図2の実施例では、絶縁性の間隔設定手段
である1つのスペーサ20を、2次側コード3に対して
取り付けているが、これに限らず複数のスペーサを2次
側コード3に対して取り付けるようにしてもよい。ま
た、スペーサは、2次側コード3に一体的に固定した
り、着脱可能に固定することもできる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、絶縁性の間隔設定
手段により、2次側コードと燃焼器の金属部との間隔が
バーナに対する所定の放電距離よりも大きく保持され、
2次側コードと燃焼器の金属部の間での異常放電現象の
発生を阻止できる。従って、点火手段とバーナの間の放
電エネルギの減少を防止することができるので、点火手
段の放電を確実に行うことができ、バーナの不点火現象
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃焼器の実施例を示す図である。
【図2】図1の燃焼器の点火手段とその周辺部を示す図
である。
【図3】従来の燃焼器の点火手段とその周辺部を示す図
である。
【符号の説明】
3 昇圧トランスの2次側コード 4 バーナ 5 点火手段 20 間隔設定手段(スペーサ) 23 燃焼器の金属部 T1 昇圧トランス a 放電距離 R 2次側コードと燃焼器の金属部との間隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沼尾 正信 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナと、 バーナに対して所定の放電距離をおいて配置されて、バ
    ーナに対して放電を行ってバーナの燃料に点火をするた
    めの点火手段と、 点火手段に接続するための2次側コードを有し、可聴周
    波数帯域外の周波数の交番電圧を発生する昇圧トランス
    と、 2次側コードと燃焼器の金属部との間隔を、バーナに対
    する所定の放電距離よりも大きく設定するための絶縁性
    の間隔設定手段とを備えたことを特徴とする燃焼器。
JP989795A 1995-01-25 1995-01-25 燃焼器 Pending JPH08200673A (ja)

Priority Applications (1)

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JP989795A JPH08200673A (ja) 1995-01-25 1995-01-25 燃焼器

Applications Claiming Priority (1)

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JP989795A JPH08200673A (ja) 1995-01-25 1995-01-25 燃焼器

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JPH08200673A true JPH08200673A (ja) 1996-08-06

Family

ID=11732921

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JP989795A Pending JPH08200673A (ja) 1995-01-25 1995-01-25 燃焼器

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JP (1) JPH08200673A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015083901A (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 株式会社ノーリツ 熱源機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015083901A (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 株式会社ノーリツ 熱源機

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