JPH08121769A - 燃焼器 - Google Patents

燃焼器

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JPH08121769A
JPH08121769A JP25688594A JP25688594A JPH08121769A JP H08121769 A JPH08121769 A JP H08121769A JP 25688594 A JP25688594 A JP 25688594A JP 25688594 A JP25688594 A JP 25688594A JP H08121769 A JPH08121769 A JP H08121769A
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JP
Japan
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combustor
electrodes
frequency band
ignition
discharge
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JP25688594A
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English (en)
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Takeshi Osawa
岳史 大澤
Takashi Araki
隆 荒木
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 石油ファンヒータ等の燃焼器の点火装置の改
良に関し、点火装置の放電音の有効利用を図り、燃焼器
内の異常や、操作確認を聴覚的に告知可能な点火装置を
有する燃焼器を提供する。 【構成】 点火プラグの一対の電極間に交番電圧を印加
し前記電極間に発生する火花放電により燃料に点火する
点火装置を備えた燃焼器において、制御手段11、1
2、10、T1 は燃焼器内の異常時MSあるいは燃焼器
の操作時OSに、可聴周波数帯域内の周波数の交番電圧
を前記一対の電極5間に印加する。そのため、点火プラ
グをブザーとして機能させることができ、点火プラグか
ら可聴周波数の放電音が発生し、操作者を異常あるいは
操作の確認が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、石油ファンヒータある
いはガスファンヒータ等の燃焼器に係り、特に点火装置
の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の燃焼器の点火装置として
は特開平4−3811号公報に記載されたものが知られ
ている。この点火装置は、可聴周波数帯域を超える一定
の発振周波数でスイッチング素子をスイッチングして昇
圧トランスの2次側コイルの点火プラグに高圧の交番電
圧を印加し、点火プラグの一対の電極間に発生する火花
放電により燃料に点火するようになっている。この点火
装置は可聴周波数帯域外の高電圧で点火プラグを駆動す
るため、放電時に「ビビビ」といった耳障りな放電音が
発生しないように構成されている。
【0003】一方、石油ファンヒータには安全性が要求
されるため何らかの異常が発生した場合にはブザーを鳴
して警告し、あるいは操作パネルの操作時の確認音をブ
ザーにより発生するようにしたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、警告用
ブザーや確認用ブザーを内蔵させることは、装置構成の
複雑化、部品点数の増加、コストの上昇等不都合が生じ
ることとなる。
【0005】また、上記特開平4−3811号の点火装
置では、可聴周波数帯域外の周波数で放電を行うため、
操作者には放電音が聞こえず、したがって何らかの原因
で燃料に着火せず点火動作がそのまま継続されるような
異常動作の発見が困難であった。
【0006】そこで、本発明は、点火装置の放電音の有
効利用を図り、燃焼器内の異常や、操作確認を聴覚的に
告知可能な点火装置を有する燃焼器を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、点火プラグの一対の電極
間に交番電圧を印加し前記電極間に発生する火花放電に
より燃料に点火する点火装置を備えた燃焼器において、
当該燃焼器内の異常時あるいは当該燃焼器の操作時に、
可聴周波数帯域内の周波数の交番電圧を前記一対の電極
間に印加する制御手段を備えて構成される。
【0008】請求項2に記載の発明は、点火プラグの一
対の電極間に可聴周波数帯域外の周波数の交番電圧を印
加し前記電極間に発生する火花放電により燃料に点火す
る点火装置を備えた燃焼器において、当該燃焼器内の異
常時あるいは当該燃焼器の操作時に、前記交番電圧を可
聴周波数帯域内の周波数に変更して前記一対の電極間に
印加する制御手段を備えて構成される。
【0009】請求項3に記載の発明は、点火プラグの一
対の電極間に可聴周波数帯域外の周波数の交番電圧を印
加し前記電極間に発生する火花放電により燃料に点火す
る点火装置を備えた燃焼器において、前記点火プラグの
放電時間を測定する測定手段と、前記測定手段により測
定された放電時間が予め設定された基準放電時間を超え
たとき、前記交番電圧の周波数を可聴周波数帯域内の周
波数に変更する制御手段と、を備えて構成される。
【0010】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、点火プラグの
一対の電極間に交番電圧を印加し前記電極間に発生する
火花放電により燃料に点火する点火装置を備えた燃焼器
において、制御手段は燃焼器内の異常時あるいは燃焼器
の操作時に、可聴周波数帯域内の周波数の交番電圧を前
記一対の電極間に印加する。そのため、点火プラグから
可聴周波数の放電音が発生し、操作者を異常あるいは操
作の確認が可能となる。すなわち、点火プラグをブザー
として機能させることができる。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、点火プラ
グの一対の電極間に可聴周波数帯域外の周波数の交番電
圧を印加し前記電極間に発生する火花放電により燃料に
点火する点火装置を備えた燃焼器において、制御手段は
当該燃焼器内の異常時あるいは当該燃焼器の操作時に、
前記交番電圧を可聴周波数帯域内の周波数に変更して前
記一対の電極間に印加する。そのため、点火時には可聴
周波数対域外の静音放電を行い、かつ、異常時には点火
プラグをブザーとして機能させることにより可聴周波数
での有音放電を行う事が可能となる。
【0012】請求項3に記載に記載の発明によれば、点
火プラグの一対の電極間に可聴周波数帯域外の周波数の
交番電圧を印加し前記電極間に発生する火花放電により
燃料に点火する点火装置を備えた燃焼器において、測定
手段は点火プラグの放電時間を測定しその測定結果信号
を制御手段に送る。制御手段は測定手段により測定され
た放電時間が予め設定された基準放電時間を超えたと
き、前記交番電圧の周波数を可聴周波数帯域内の周波数
に変更する。そのため、放電動作が基準時間を越えてな
お継続される場合には、放電が静音放電から有音放電に
切替るので、操作者は点火動作の異常を知ることができ
る。
【0013】
【実施例】次に、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
【0014】第一実施例 図1に、本発明の燃焼器の第1の実施例を示す。この実
施例は本発明を石油ファンヒータに適用した例である。
【0015】図1において、点火装置15の昇圧トラン
スT1の1次側コイルL1には、充放電用のコンデンサ
C2が並列に接続されている。コンデンサC2の一端は
整流用ダイオードD1と整流用コンデンサC1に接続さ
れているとともに、コンデンサC2の他端は電流制限抵
抗R1を介して、トランジスタやFETのようなスイッ
チング素子10に接続されている。商用電源6は、整流
用ダイオードD1とスイッチング素子10の間に配置さ
れている。
【0016】制御部11はたとえばマイクロコンピュー
タであり、発振回路12に接続され、発振回路12はス
イッチング素子10に接続されている。制御部11に
は、操作時の信号OS、あるいは異常時を示す信号MS
が入力される。この操作時の信号OSは、使用者が石油
ファンヒータのいずれかの操作ボタンを押した時に、制
御部11に与えられる信号である。また、異常時を示す
信号MSは、たとえば燃料タンク内の燃料がない場合の
ような異常を検知した時に制御部11に与えられる信号
である。
【0017】一方、点火装置15の昇圧トランスT1の
2次側コイルL2には、イグナイタあるいは点火プラグ
のような点火手段5が設けられている。
【0018】次に、図1の燃焼器の制御装置の実施例の
動作を、図2の動作フロー図を参照して説明する。
【0019】使用者が運転ボタンを押して点火操作を行
う(ステップS1)。これにより、商用電源6の50H
zまたは60Hzの交流電圧100Vが、整流用ダイオ
ード7とコンデンサC1により整流、平滑される。制御
部11の指令により発振回路12が、可聴周波数帯域を
超える所定の発振周波数fosc=f1を発振して、ス
イッチング素子10をスイッチング動作させる(ステッ
プS2)。この可聴周波数帯域は、たとえば20Hzか
ら18000Hzである。
【0020】スイッチング素子10がオンすることによ
り、電荷がコンデンサC2に蓄積され昇圧トランス1の
1次側コイルL1にエネルギが蓄積される。そして、ス
イッチング素子10がオフすると、昇圧トランスT1の
2次側コイルL2に、数十KVの高電圧が誘起されて、
点火手段5の火花放電が開始する。この火花放電によ
り、灯油が点火される(ステップS3)。放電の周期
は、発振回路12の周波数により決定される。このよう
に、点火時には可聴周波数帯域を超える所定の発振周波
数fosc=f1でスイッチング素子10をスイッチン
グして放電するので、「ビビビ」といった不快な音がせ
ず、静かな火花放電による着火動作を行える。
【0021】しかし、図2のステップS1において、点
火操作をするのではなく、ステップS4で示すよう使用
者が何らかの操作ボタンを押した時、たとえば設定温度
の操作ボタンを押したときには、制御部11には操作時
の信号OSが与えられるので、制御部11は発振回路1
2に制御信号を与える。この制御信号により、発振回路
12は、可聴周波数帯域を超える所定の発振周波数fo
sc=f1を発振するのに代えて、可聴周波数帯域内の
所定の発振周波数fosc=f2を発振する。スイッチ
ング素子10は、この所定の発振周波数fosc=f2
でスイッチング動作される(ステップS5)。これによ
り、スイッチング素子10がオンすることにより、電荷
がコンデンサC2に蓄積され昇圧トランスT1の1次側
コイルL1にエネルギが蓄積される。そして、スイッチ
ング素子10がオフすると、昇圧トランス1の2次側コ
イル4に、数十KVの高電圧が誘起されて、点火手段5
の火花放電が起こる。しかし、この場合の放電時の音
は、可聴周波数帯域内の所定の発振周波数fosc=f
2であるので、警告音(ブザー音)として用いることが
できる。つまり、使用者が何らかの操作ボタンを押した
時には、放電時の音をブサー音として用いている。
【0022】なお、この場合、すでに燃焼中に点火手段
5に火花放電が起こるが、安全性に問題はない。
【0023】同様にして、石油ファンヒータに何らかの
異常、たとえば燃料タンクに燃料が無くなった場合(ス
テップS4)には、制御部11には異常時の信号MSが
与えられるので、やはり発振回路12は、可聴周波数帯
域を超える所定の発振周波数fosc=f1を発振する
のではなく、可聴周波数帯域内の所定の発振周波数fo
sc=f2を発振する。放電時の音は、可聴周波数帯域
内の所定の発振周波数fosc=f2であるので、警告
音(ブザー音)として用いることができる(ステップS
5,S6,S7)。つまり、使用者が何らかの操作ボタ
ンを押した時には、放電時の音をブサー音として用いて
いる(ステップS5,S6)。なお、この場合、燃料が
無くなっているので、点火手段5の火花放電が起こって
も、安全性に問題はない。
【0024】このように、図1の実施例では、発振回路
12の発振周波数によりスイッチング素子10をスイッ
チング動作させて、昇圧トランス1により放電を行う際
に、制御部11からの制御信号により、点火手段5の放
電周期を変更して、可聴周波数帯域を超える所定の発振
周波数fosc=f1から可聴周波数帯域内の所定の発
振周波数fosc=f2に切り替えて、放電時の音をブ
ザー音として利用している。
【0025】したがって、本発明では従来必要であった
圧電ブザーなどの警報音を出す素子を別途設ける必要が
ない。しかも可聴周波数帯域内の所定の発振周波数fo
sc=f2により、放電時の音をブザー音として利用し
ているので、可聴周波数帯域内の音であり不快音ではな
く、エネルギ密度が大きく大きな音圧で使用者に知らせ
ることができる。
【0026】第二実施例 図3に、本発明の燃焼器の第2の実施例を示す。この実
施例も同様に本発明を石油ファンヒータに適用した例で
ある。
【0027】なお、図3において第1の実施例(図1)
の構成要素と同様の部分には同一の符号を付して以下説
明する。
【0028】図3において、点火装置15の昇圧トラン
スT1の1次側コイルL1には、充放電用のコンデンサ
C2が並列に接続されている。コンデンサC2の一端は
整流用ダイオードD1と整流用コンデンサC1に接続さ
れているとともに、コンデンサC2の他端は電流制限抵
抗R1を介して、トランジスタのようなスイッチング素
子S1に接続されている。商用電源6は、整流用ダイオ
ードD1とスイッチング素子S1の間に配置されてい
る。
【0029】制御部11はたとえばマイクロコンピュー
タであり、発振回路12に接続され、発振回路12はス
イッチング素子10に接続されている。制御部11に
は、操作時の信号OSあるいは異常時を示す信号MSを
入力できるようになっている。この操作時の信号OS
は、使用者が石油ファンヒータのいずれも操作ボタンを
押した時に、制御部11に与えられる信号である。ま
た、異常時を示す信号MSは、燃料タンク内の燃料が無
い場合に、異常を検知した時に制御部11に与えられる
信号である。
【0030】一方、点火装置15の昇圧トランスT1の
2次側コイルL2には、点火プラグ5が設けられてい
る。
【0031】図1の第1の実施例と異なる要素は、発振
時間測定回路20を増設している点である。この発振時
間測定回路20は、発振回路12とスイッチング素子1
0に接続されている。発振時間測定回路20は発振回路
12に対して、発振周波数変更信号SAを与えることが
できるととも、発振時間測定回路20は発振回路12の
発振時間OTを検出することができる。
【0032】次に、図3の第2の実施例の動作を説明す
る。
【0033】使用者が運転ボタンを押して点火操作を行
う。これにより、商用電源6の50Hzまたは60Hz
の交流電圧100Vが、整流用ダイオード7とコンデン
サC1により整流、平滑される。制御部11の指令によ
り発振回路12が、可聴周波数帯域を超える所定の発振
周波数fosc=f1を発振して、スイッチング素子1
0をスイッチング動作させる。この可聴周波数帯域は、
たとえば20Hzから18000Hzである。
【0034】スイッチング素子10がオンすることによ
り、電荷がコンデンサC2に蓄積され昇圧トランス1の
1次側コイル3にエネルギが蓄積される。そして、スイ
ッチング素子10がオフすると、昇圧トランス1の2次
側コイル4に、数十KVの高電圧が誘起されて、点火手
段5の火花放電が開始する。この火花放電により、灯油
が点火される(ステップS3)。放電の周期は、発振回
路12の周波数により決定される。このように、点火時
には可聴周波数帯域を超える所定の発振周波数fosc
=f1でスイッチング素子10をスイッチングして放電
するので、「ビビビ」といった不快な音がせず、静かな
火花放電の着火動作を行える。
【0035】ところで、このように着火時には、着火音
が使用者に聞こえないので、実際に本当に燃料に着火し
たかどうかを確認することができない。
【0036】発振時間測定回路20が発振回路12の発
振時間OTを検出し、着火開始時間から所定時間、たと
えば10秒間点火用の放電を続けると、通常では燃料に
着火する。しかし、たとえば10秒間点火用の放電を続
けても燃料に着火せずにさらに点火用の放電を続けてい
ることを、発振時間測定回路20が検出した場合には、
発振時間測定回路20から発振回路12に対して発振周
波数変更信号SAを与える。
【0037】ここで、発振回路12の可聴周波数帯域を
超える所定の発振周波数fosc=f1から可聴周波数
帯域内の所定の発振周波数fosc=f2に切り替え
て、放電時の音をブザー音として利用する。これによ
り、使用者は、点火時の異常を、可聴周波数帯域内の放
電時の音により発見することができる。
【0038】第2の実施例では、所定時間を超える発振
時間を検出して、発振周波数を可聴周波数帯域を超える
所定の発振周波数から可聴周波数帯域内の所定の発振周
波数に変更するので、使用者が簡単に放電時の音で異常
を発見することができる。また、所定時間を経過する
と、制御部12が点火操作をやめて発振を停止すること
ができるようにすれば、回路の破壊には至らない。
【0039】なお、異常の説明では、燃焼器として石油
ファンヒータを例にしたが、これに限らず火花放電によ
る点火装置を用いた他の種類の燃焼器に対しても本発明
の適用が可能であることは言うまでもない。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明によれば、制御手段を、燃焼器内の異常時あるいは燃
焼器の操作時に、可聴周波数帯域内の周波数の交番電圧
を前記一対の電極間に印加するように構成したので、点
火プラグから可聴周波数の放電音が発生し、操作者を異
常あるいは操作の確認が可能となる。すなわち、点火プ
ラグをブザーとして機能させることができ、従来のごと
く専用のブザーを設ける必要がなく、装置構成の小形
化、簡略化、低コスト化が可能となる。
【0041】請求項2に記載の発明によれば、制御手段
を燃焼器内の異常時あるいは燃焼器の操作時に、前記交
番電圧を可聴周波数帯域内の周波数に変更して前記一対
の電極間に印加するように構成したので、点火時には可
聴周波数対域外の静音放電を行い、かつ、異常時には点
火プラグをブザーとして機能させることにより可聴周波
数での有音放電を行う事が可能となる。その結果、従来
のごとく専用のブザーを設ける必要がなく、装置構成の
小形化、簡略化、低コスト化が可能となり、かつ、安全
性の向上に資する事ができる。
【0042】請求項3に記載に記載の発明によれば、測
定手段は点火プラグの放電時間を測定しその測定結果信
号を制御手段に送り、制御手段は測定手段により測定さ
れた放電時間が予め設定された基準放電時間を超えたと
き、前記交番電圧の周波数を可聴周波数帯域内の周波数
に変更するように構成したので、放電動作が基準時間を
越えてなお継続される場合には、放電が静音放電から有
音放電に切替り、操作者は点火動作の異常を知ることが
できる。その結果、従来のごとく専用のブザーを設ける
必要がなく、装置構成の小形化、簡略化、低コスト化が
可能となり、かつ、安全性の向上に資する事ができ、所
期の目的を達成する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の燃焼器の点火装置の回路
図である。
【図2】第1実施例における動作を示すフローチャート
である。
【図3】本発明の第2実施例の燃焼器の点火装置の回路
図である。
【符号の説明】
T1 昇圧トランス 5 点火手段 11 制御部 20 周波数変更手段(発振時間測定回路) fosc 発振周波数

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点火プラグの一対の電極間に交番電圧を
    印加し前記電極間に発生する火花放電により燃料に点火
    する点火装置を備えた燃焼器において、 当該燃焼器内の異常時あるいは当該燃焼器の操作時に、
    可聴周波数帯域内の周波数の交番電圧を前記一対の電極
    間に印加する制御手段を備えたことを特徴とする燃焼
    器。
  2. 【請求項2】 点火プラグの一対の電極間に可聴周波数
    帯域外の周波数の交番電圧を印加し前記電極間に発生す
    る火花放電により燃料に点火する点火装置を備えた燃焼
    器において、 当該燃焼器内の異常時あるいは当該燃焼器の操作時に、
    前記交番電圧を可聴周波数帯域内の周波数に変更して前
    記一対の電極間に印加する制御手段を備えたことを特徴
    とする燃焼器。
  3. 【請求項3】 点火プラグの一対の電極間に可聴周波数
    帯域外の周波数の交番電圧を印加し前記電極間に発生す
    る火花放電により燃料に点火する点火装置を備えた燃焼
    器において、 前記点火プラグの放電時間を測定する測定手段と、 前記測定手段により測定された放電時間が予め設定され
    た基準放電時間を超えたとき、前記交番電圧の周波数を
    可聴周波数帯域内の周波数に変更する制御手段と、 を備えたことを特徴とする燃焼器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130130652A (ko) * 2012-05-22 2013-12-02 카부시키카이샤 도요토미 오일 버너용 점화 장치

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