JPH08200067A - エンジンルーム冷却装置 - Google Patents

エンジンルーム冷却装置

Info

Publication number
JPH08200067A
JPH08200067A JP7008254A JP825495A JPH08200067A JP H08200067 A JPH08200067 A JP H08200067A JP 7008254 A JP7008254 A JP 7008254A JP 825495 A JP825495 A JP 825495A JP H08200067 A JPH08200067 A JP H08200067A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
temperature
water temperature
cooling water
high temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7008254A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazushi Nakajima
一志 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP7008254A priority Critical patent/JPH08200067A/ja
Publication of JPH08200067A publication Critical patent/JPH08200067A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

Landscapes

  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン停止中にラジエータファンを作動さ
せることなく、高温再始動時の始動性・アイドル回転安
定性を向上する。 【構成】 制御回路20は、水温センサ17により検出
した冷却水温が所定値以上で、且つ吸気温センサ13に
より検出した吸気温が所定値以上であるときに、高温再
始動と判定し、ラジエータファン19を作動させる冷却
水温設定値を通常の設定値よりも低下させる。これによ
り、高温再始動の場合は、従来ではラジエータファン1
9が作動しなかった温度域でもラジエータファン19が
作動するようになり、その送風効果によりデリバリパイ
プ22内の燃料温度が低下してぺーパの影響が早期に解
消される。この後、走行風による冷却効果を考慮し、車
速が所定値以上になったとき、又は車速が所定値以上の
状態が所定時間以上経過したときに冷却水温設定値を通
常の設定値に戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高温再始動時のエンジ
ンルーム内の冷却性能を向上させるエンジンルーム冷却
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のエンジンルーム冷却装置は、エン
ジン運転中に、エンジンの冷却水温を水温センサにより
検出し、冷却水温が設定値以上になったときにラジエー
タファンを作動させてラジエータに送風し、エンジン冷
却水を冷却するようになっている。このものでは、高負
荷走行(登坂,高速走行)直後にエンジンを停止すると
ラジエータファンも停止するため、図9に示すように、
エンジン周辺の温度(冷却水温度,吸気温)が急上昇し
て、燃料噴射弁へ燃料を供給するデリバリパイプ内の燃
料の温度がベーパ発生温度以上に上昇することがある。
このような状態でエンジンを再始動すると(これを「高
温再始動」という)、デリバリパイプ内で発生した多量
のベーパが燃料噴射弁に吸い込まれて、エンジンが始動
不能になったり、再始動後のアイドル回転が不安定にな
ったりする不具合が発生する。
【0003】そこで、実開昭61−116123号公報
に示すように、エンジン停止から所定時間経過後にエン
ジンの冷却水温を水温センサにより検出し、その時の冷
却水温が所定値以上のときには、エンジン停止中でもラ
ジエータファンを作動させてエンジンを冷却し、デリバ
リパイプ内のベーパ発生を抑えるようにしたものがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エンジ
ン停止中は発電機も停止するため、上記構成のように、
エンジン停止中にラジエータファンを作動させると、バ
ッテリが専ら放電してしまい、能力の低下したバッテリ
では、バッテリが上がって始動不能になるおそれがあ
る。
【0005】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、エンジン停止中にラ
ジエータファンを作動させることなく、高温再始動時の
エンジンルーム内の冷却効率を高めて、高温再始動性・
アイドル回転安定性を向上することができるエンジンル
ーム冷却装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1のエンジンルーム冷却装置は、エ
ンジンの冷却水温を検出する水温検出手段と、この水温
検出手段により検出した冷却水温が設定値以上になった
ときにラジエータファンを作動させる冷却制御手段とを
備えたものにおいて、前記冷却制御手段は、高温再始動
であるか否かを判定する手段と、高温再始動と判定され
た場合に前記ラジエータファンを作動させる冷却水温設
定値を通常の設定値より低下させる手段とを含む構成と
なっている。
【0007】この構成において、請求項2のように、前
記冷却制御手段は、車速が所定値以上になったか否かを
判定する手段を含み、高温再始動後に車速が所定値以上
になったときに、前記冷却水温設定値を通常の設定値に
戻すようにしても良い。
【0008】或は、請求項3のように、前記冷却制御手
段は、車速が所定値以上の状態が所定時間以上経過した
か否かを判定する手段を含み、高温再始動後に車速が所
定値以上の状態が所定時間以上経過したときに、前記冷
却水温設定値を通常の設定値に戻すようにしても良い。
【0009】また、請求項4のように、エンジンの吸気
温を検出する吸気温検出手段を備え、前記冷却制御手段
は、高温再始動後に吸気温が所定値未満となったとき
に、前記冷却水温設定値を通常の設定値に戻すようにし
ても良い。
【0010】或は、請求項5のように、前記冷却制御手
段は、高温再始動後に吸気温が所定値未満の状態が所定
時間以上経過したときに、前記冷却水温設定値を通常の
設定値に戻すようにしても良い。
【0011】また、請求項6のように、前記冷却制御手
段は、高温再始動後に冷却水温が所定値未満となったと
きに、前記冷却水温設定値を通常の設定値に戻すように
しても良い。
【0012】
【作用】請求項1の構成によれば、冷却制御手段は、高
温再始動であるか否かを判定し、高温再始動と判定され
た場合にラジエータファンを作動させる冷却水温設定値
を通常の設定値よりも低下させる。これにより、高温再
始動の場合は、従来ではラジエータファンが作動しなか
った温度域でもラジエータファンが作動するようにな
り、その送風効果によりエンジンルーム内の冷却が促進
されて燃料供給系のデリバリパイプ周辺が効果的に冷却
され、デリバリパイプ内の燃料温度が低下してぺーパの
影響が早期に解消される。
【0013】ところで、車両の走行を開始すると、ラジ
エータファンを作動させなくても、エンジンルーム内に
走行風が侵入して燃料供給系のデリバリパイプ周辺の冷
却が促進される。
【0014】そこで、請求項2では、車速が所定値以上
になったか否かを判定し、高温再始動後に車速が所定値
以上になったときに、冷却水温設定値を通常の設定値に
戻す。車速が所定値以上になれば、ラジエータファンを
作動させなくても、エンジンルーム内に十分な走行風が
侵入するためである。また、走行中に、冷却水温設定値
を通常の設定値に戻すことで、ラジエータファンの過剰
作動(エンジンの過剰冷却)を防ぎ、バッテリの負担軽
減、燃焼効率向上を図る。
【0015】また、高温再始動後に急発進して急停止し
た時には、車速が所定値以上になる時間が極めて短く、
急停止後にはエンジンルーム内に走行風が侵入しなくな
る。従って、このような場合に、車速が所定値以上にな
った時点で、直ちに冷却水温設定値を通常の設定値に戻
すと、急停止後にラジエータファンが停止してエンジン
ルーム内が冷却不足になるおそれがある。
【0016】そこで、請求項3では、車速が所定値以上
の状態が所定時間以上経過したか否かを判定し、高温再
始動後に車速が所定値以上の状態が所定時間以上経過し
たときに冷却水温設定値を通常の設定値に戻す。このよ
うにすれば、高温再始動後に急発進して急停止した時な
ど、車速が所定値以上になる時間が短い時には、冷却水
温設定値を通常の設定値に戻さずに、通常の設定値より
も低くした状態を維持でき、ラジエータファンによる冷
却を継続することができる。
【0017】ところで、ラジエータファンの作動や走行
風によりエンジンルーム内の温度が低下すると、エンジ
ンの吸気温も低下する。従って、吸気温からエンジンル
ーム内の温度状態、延いてはデリバリパイプ内のベーパ
状況(燃料温度)がある程度推定可能である。
【0018】そこで、請求項4では、エンジンの吸気温
を吸気温検出手段により検出し、高温再始動後に吸気温
が所定値未満となったときに、冷却水温設定値を通常の
設定値に戻す。吸気温が所定値未満となれば、エンジン
ルーム内の温度がベーパの影響を解消できる程度の温度
になっているからである。
【0019】また、請求項5では、高温再始動後に吸気
温が所定値未満の状態が所定時間以上経過したときに、
冷却水温設定値を通常の設定値に戻す。従って、高温再
始動後に急発進して急停止した時など、吸気温が所定値
以上になる時間が短い時には、冷却水温設定値を通常の
設定値に戻さずに、通常の設定値よりも低くした温度設
定を維持でき、ラジエータファンによる冷却を継続する
ことができる。
【0020】また、請求項6では、高温再始動後に冷却
水温が所定値未満となったときに、前記冷却水温設定値
を通常の設定値に戻す。冷却水温が所定値未満となれ
ば、エンジンの周辺温度もベーパが発生しない温度とな
り、ラジエータファンによる冷却が不要となるためであ
る。
【0021】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1乃至図9に
基づいて説明する。まず、図1に基づいてシステム全体
の概略構成を説明する。エンジンルーム内に設置された
エンジン11の吸気管12には、吸気温を検出する吸気
温センサ13(吸気温検出手段)と、吸気量を調整する
スロットルバルブ14と、デリバリパイプ22から供給
される燃料をエンジン11の吸気マニホルドに噴射する
燃料噴射弁15とが設けられている。また、エンジン1
1を冷却する冷却水が循環する冷却水循環路16には、
冷却水温を検出する水温センサ17(水温検出手段)が
設けられている。上記冷却水循環路16中に設けられた
ラジエータ18は、走行風の当たりやすい車両の前部
(エンジンルームの前部)に設置され、当該ラジエータ
18に対向してラジエータファン19が設置されてい
る。
【0022】このラジエータファン19のファンモータ
19aを制御する制御回路20(冷却制御手段)には、
上述した吸気温センサ13,水温センサ17及び車速を
検出する車速センサ21からの信号が入力される。この
制御回路20は、マイクロコンピュータを主体として構
成され、図2〜図5,図7及び図8のプログラムに従っ
てラジエータファン19のオン/オフを制御する。
【0023】ここで、制御原理を図9に基づいて説明す
る。高負荷走行(登坂,高速走行)直後にエンジン11
を停止するとラジエータファン19も停止するため、エ
ンジン11の温度(冷却水温度,吸気温)が急上昇し
て、デリバリパイプ22内の燃料温度がベーパ発生温度
以上に上昇することがある。このような状態でエンジン
11を再始動することが“高温再始動”となるが、高温
再始動時にはデリバリパイプ22内で発生した多量のベ
ーパが燃料噴射弁15に吸い込まれて、エンジン11が
始動不能になったり、再始動後のアイドル回転が不安定
になったりする不具合が発生する。
【0024】そこで、本実施例では、デリバリパイプ2
2内の燃料温度がベーパ発生温度以上となる高温再始動
の場合には、エンジン11の始動直後から、ラジエータ
ファン19を積極的に作動させてエンジンルーム内を冷
却し、デリバリパイプ22内の燃料温度を速やかにベー
パ発生温度以下に低下させる。このように、エンジン1
1の始動直後からラジエータファン19を作動させるた
めに、高温再始動である場合は、ラジエータファン19
をオン/オフする冷却水温設定値を通常の設定値よりも
低い温度に設定し、従来ではラジエータファン19が作
動しなかった温度域でもラジエータファン19を作動さ
せるようにする。
【0025】以下、この制御を実行する図2〜図5,図
7及び図8のプログラムの処理内容を具体的に説明す
る。図2はベースルーチンの処理の流れを示すフローチ
ャートである。このベースルーチンは、イグニッション
スイッチ(図示せず)のオンにより処理を開始し、ま
ず、ステップ100で、初期化処理を行い、RAM(図
示せず)の初期化等を実行する。続くステップ200
で、高温再始動判定ルーチンを実行する。この高温再始
動判定ルーチンでは、図3に示すように、冷却水温と吸
気温に基づいて高温再始動の判定を行う。ここで、高温
再始動の判定条件は、水温センサ17により検出した冷
却水温が所定値KTW1以上で、且つ吸気温センサ13
により検出した吸気温が所定値KTA1以上であること
であり、これら2つの条件が共に満たされたとき、つま
りステップ201,202の判定が共に「Yes」とな
ったときに高温再始動と判定され、ステップ203に進
み、高温再始動フラグを「1」にセットして、本ルーチ
ンを終了する。これに対し、冷却水温<KTW1又は吸
気温<KTA1のとき、つまりステップ201,202
のいずれか一方でも「No」と判定された場合には、高
温再始動ではないので、ステップ203の処理を行わず
に本ルーチンを終了する。この場合には、高温再始動フ
ラグの値は初期値「0」のままである。
【0026】以上のようにして高温再始動の判定を行っ
た後、図2のステップ300に進み、ファン制御温度設
定ルーチンを実行する。このファン制御温度設定ルーチ
ンでは、図4に示すように、まずステップ301で、高
温再始動フラグが高温再始動であることを示す「1」で
あるか否かを判定し、高温再始動でなければ、ステップ
302に進み、ラジエータファン19をオンするオン設
定値FTWONと、オフするオフ設定値FTWOFFを
それぞれ通常のオン/オフ設定値KFTWON1,KF
TWOFF1に設定する。この際、図6に示すように、
オフ設定値FTWOFFをオン設定値FTWONよりも
低い温度に設定して、ラジエータファン19のオン/オ
フ特性にヒステリシスを持たせ、制御特性を安定させる
ようにしている。
【0027】一方、高温再始動であるとき(高温再始動
フラグ=1のとき)には、ステップ301で「Yes」
と判定され、ステップ303に進み、オン/オフ設定値
FTWON,FTWOFFをそれぞれ通常のオン/オフ
設定値KFTWON1,KFTWOFF1よりも低い温
度KFTWON2,KFTWOFF2に設定して、本ル
ーチンを終了する。
【0028】以上のようにして高温再始動フラグの値に
応じてオン設定値FTWONとオフ設定値FTWOFF
を設定した後、図2のステップ400に進み、スタータ
(図示せず)を作動させてエンジン11を始動させたか
否かを判定し、始動前であれば、ステップ100に戻っ
て上述した処理を繰り返すが、始動されれば、ステップ
500に進み、燃料噴射・点火処理等、エンジン制御に
関連する種々の処理を実行する。
【0029】この後、ステップ600に進み、ファン駆
動制御ルーチンを実行する。このファン駆動制御ルーチ
ンでは、図5に示すように、まずステップ601で、冷
却水温をオン設定値FTWONと比較し、冷却水温≧F
TWONであれば、ステップ602に進んでファン駆動
信号を出力してラジエータファン19を作動させる。一
方、冷却水温<FTWONであれば、ステップ603に
進み、冷却水温をオフ設定値FTWOFFと比較し、冷
却水温>FTWOFFであれば、本ルーチンを終了する
が、冷却水温≦FTWOFFであれば、ステップ604
に進み、ファン駆動信号を停止してラジエータファン1
9を停止させる(ラジエータファン19が停止中の場合
には引き続き停止状態を継続する)。
【0030】本実施例では、ラジエータファン19をオ
ン/オフさせる冷却水温のオン/オフ設定値FTWO
N,FTWOFFを、高温再始動であるか否かによって
異ならせ、高温再始動である場合のオン/オフ設定値K
FTWON2,KFTWOFF2を通常のオン/オフ設
定値KFTWON1,KFTWOFF1よりも低い温度
に設定している。このため、高温再始動の場合は、従来
ではラジエータファン19が作動しなかった温度域でも
ラジエータファン19が作動するようになり、その送風
効果によりエンジンルーム内の冷却が促進されてデリバ
リパイプ22の周辺が効果的に冷却され、デリバリパイ
プ22内の燃料温度が低下してぺーパの影響が早期に解
消される。
【0031】以上のようにしてファン駆動制御ルーチン
を実行した後、図2のステップ700に進み、車速が所
定値KFSPD以上となっている走行時間を積算する走
行時間積算ルーチンを実行する。この走行時間積算ルー
チンでは、図7に示すように、まずステップ701で、
車速を所定値KFSPDと比較し、車速≧KFSPDで
あれば、ステップ702に進んで、車速上昇検出済みフ
ラグFが「1」であるか否か、つまり前回の処理で車速
≧KFSPDを検出済みであるか否かを判定する。検出
済み(F=1)であれば、本ルーチンを終了するが、今
回の処理で初めて車速≧KFSPDを検出した場合(F
=0)には、ステップ703に進み、走行時間積算開始
タイマ値TIMSTに現在のタイマ値TIMを代入し、
続くステップ704で、車速上昇検出済みフラグFを
「1」にセットして本ルーチンを終了する。
【0032】一方、ステップ701で、車速<KFSP
Dと判定されれば、ステップ705に進み、車速上昇検
出済みフラグFが「1」であるか否か、つまり前回の処
理時に車速≧KFSPDであるか否かを判定し、前回の
処理時に車速<KFSPDの場合(F=0)には、本ル
ーチンを終了するが、今回の処理で初めて車速<KFS
PDを検出した場合(F=1)には、ステップ706に
進み、現在のタイマ値TIMから走行時間積算開始タイ
マ値TIMSTを差し引いた値に、それまでの走行時間
積算値TSPDを加算して、新たな走行時間積算値TS
PDを求める。このような処理により、車速が所定値K
FSPD以上となっている時間を積算し、走行時間積算
値TSPDを求める。この後、ステップ707で、車速
上昇検出済みフラグFを「0」にクリアして本ルーチン
を終了する。
【0033】以上のようにして走行時間積算ルーチンを
実行した後、図2のステップ800に進み、高温再始動
フラグクリア判定ルーチンを実行する。この高温再始動
フラグクリア判定ルーチンでは、図8に示すように、ス
テップ801で、車速が所定値KFSPD以上となって
いる走行時間を積算した走行時間積算値TSPDが所定
値KTSPD以上になったか否かを判定し、所定値KT
SPDに達していなければ、本ルーチンを終了するが、
所定値KTSPD以上になれば、ステップ802に進ん
で、高温再始動フラグを「0」にクリアして本ルーチン
を終了する。
【0034】この後は、図2のステップ300に戻って
前述したファン制御温度設定ルーチン(図4参照)を繰
り返す。従って、高温再始動後に高温再始動フラグが
「0」にクリアされた時には、ファン制御温度設定ルー
チンのステップ302の処理により、ラジエータファン
19をオン/オフさせる冷却水温のオン/オフ設定値F
TWON,FTWOFFを、高温再始動である場合のオ
ン/オフ設定値KFTWON2,KFTWOFF2から
通常のオン/オフ設定値KFTWON1,KFTWOF
F1に戻す。
【0035】以上の処理により、高温再始動時には、車
速が所定値KFSPD以上となっている走行時間を積算
した走行時間積算値TSPDが所定値KTSPD以上に
なるまでの期間は、オン/オフ設定値FTWON,FT
WOFFを通常のオン/オフ設定値KFTWON1,K
FTWOFF1よりも低い温度KFTWON2,KFT
WOFF2に設定するため、高温再始動の場合は、従来
ではラジエータファンが作動しなかった温度域でもラジ
エータファン19が作動するようになり、その送風効果
によりエンジンルーム内の冷却が促進されて燃料供給系
のデリバリパイプ22周辺が効果的に冷却され、デリバ
リパイプ22内の燃料温度が低下してぺーパの影響が早
期に解消される。
【0036】また、高温再始動後の走行時にはラジエー
タファン19による冷却に加え、走行風によっても冷却
効果が高められるため、やがてラジエータファン19に
よる冷却が不要になる。そこで、上記第1実施例では、
車速が所定値KFSPD以上となっている走行時間を積
算した走行時間積算値TSPDが所定値KTSPD以上
になったときに、オン/オフ設定値FTWON,FTW
OFFを通常のオン/オフ設定値KFTWON1,KF
TWOFF1に戻すようにしているため、ラジエータフ
ァン19の過剰作動(エンジン11の過剰冷却)を防ぐ
ことができ、バッテリの負担軽減、燃焼効率向上を図る
ことができる。
【0037】上記第1実施例では、車速が所定値KFS
PD以上となっている走行時間を積算した走行時間積算
値TSPDが所定値KTSPD以上になったときに、オ
ン/オフ設定値FTWON,FTWOFFを通常のオン
/オフ設定値KFTWON1,KFTWOFF1に戻す
ようにしたが、図10に示す本発明の第2実施例のよう
に、車速が所定値KFSPD以上であるか否かを判定し
(ステップ901)、車速が所定値KFSPD以上にな
ったときに、高温再始動フラグを「0」にクリアして
(ステップ902)、オン/オフ設定値FTWON,F
TWOFFを通常のオン/オフ設定値KFTWON1,
KFTWOFF1に戻すようにしても良い。この第2実
施例でも、車速上昇判定値KFSPDを第1実施例の所
定値KFSPDよりも高く設定することで、走行風によ
る十分な冷却効果を確保することができる。
【0038】また、高温再始動フラグを「0」にクリア
する時期(以下「復帰時期」という)を判定するデータ
は、車速に限定されず、例えば吸気温又は冷却水温であ
っても良い。これは、吸気温や冷却水温からエンジンル
ーム内の温度状態、延いてはデリバリパイプ22内のベ
ーパ状況(燃料温度)がある程度推定可能であるからで
ある。
【0039】図11及び図12は、吸気温に基づいて復
帰時期を判定する本発明の第3実施例である。この第3
実施例では、第1実施例における図2の走行時間積算ル
ーチン(ステップ700)に代えて図11の吸気温低下
時間積算ルーチンを実行し、その処理結果に基づいて、
図12の高温再始動フラグクリア判定ルーチンを実行す
る。これ以外の処理は第1実施例と同じである。
【0040】図11の吸気温低下時間積算ルーチンで
は、まずステップ911で、吸気温を所定値KFTA1
と比較し、吸気温<KFTA1であれば、ステップ91
2に進んで、吸気温低下検出済みフラグFが「1」であ
るか否か、つまり前回の処理で吸気温<KFTA1を検
出済みであるか否かを判定する。検出済み(F=1)で
あれば、本ルーチンを終了するが、今回の処理で初めて
吸気温<KFTA1を検出した場合(F=0)には、ス
テップ913に進み、吸気温低下時間積算開始タイマ値
TIMSTに現在のタイマ値TIMを代入し、続くステ
ップ914で、吸気温低下検出済みフラグFを「1」に
セットして本ルーチンを終了する。
【0041】一方、ステップ911で、吸気温≧KFT
A1と判定されれば、ステップ915に進み、吸気温低
下検出済みフラグFが「1」であるか否か、つまり前回
の処理時に吸気温<KFTA1であるか否かを判定し、
前回の処理時に吸気温≧KFTA1の場合(F=0)に
は、本ルーチンを終了するが、今回の処理で初めて吸気
温<KFTA1を検出した場合(F=1)には、ステッ
プ916に進み、現在のタイマ値TIMから吸気温低下
時間積算開始タイマ値TIMSTを差し引いた値に、そ
れまでの吸気温低下時間積算値TTAを加算して、新た
な吸気温低下時間積算値TTAを求める。このような処
理により、吸気温が所定値KFTA1未満となっている
時間を積算し、吸気温低下時間積算値TTAを求める。
この後、ステップ917で、吸気温低下検出済みフラグ
Fを「0」にクリアして本ルーチンを終了する。
【0042】以上のようにして吸気温低下時間積算ルー
チンを実行した後、図12の高温再始動フラグクリア判
定ルーチンを実行する。この高温再始動フラグクリア判
定ルーチンでは、まず、ステップ921で、吸気温が所
定値KFTA1未満となっている時間を積算した吸気温
低下時間積算値TTAが所定値KTTA以上になったか
否かを判定し、所定値KTTAに達していなければ、本
ルーチンを終了するが、所定値KTTA以上になれば、
ステップ922に進んで、高温再始動フラグを「0」に
クリアして本ルーチンを終了する。
【0043】尚、上記第3実施例では、吸気温が所定値
KFTA1未満となっている時間を積算した吸気温低下
時間積算値TTAに基づいて復帰時期を判定するように
したが、前記第2実施例と同じく、吸気温が所定値未満
となったときに、高温再始動フラグを「0」にクリアす
るようにしても良い。この場合でも、吸気温低下判定値
を第3実施例の所定値KFTA1よりも低く設定するこ
とで、走行風による十分な冷却効果を確保することがで
きる。
【0044】一方、図13は、冷却水温に基づいて復帰
時期を判定する本発明の第4実施例である。この第4実
施例では、高温再始動フラグクリア判定ルーチンにおい
て、まず、ステップ931で、冷却水温が所定値KFT
W1未満となっているか否かを判定し、所定値KFTW
1未満でなければ、本ルーチンを終了するが、所定値K
FTW1未満になれば、ステップ932に進んで、高温
再始動フラグを「0」にクリアして本ルーチンを終了す
る。
【0045】このように、冷却水温に基づいて復帰時期
を判定する場合においても、第1,第3実施例と同じ
く、吸気温が所定値未満となっている時間を積算し、そ
の積算時間が所定時間に達した時に高温再始動フラグを
「0」にクリアするようにしても良い。
【0046】また、エンジンルーム内の温度又は燃料温
度を検出する温度センサを設け、この温度センサの検出
温度に基づいて、高温再始動の判定や復帰時期の判定を
行うようにしても良い。この場合、新たに温度センサを
設ける必要があるが、上記第1〜第4実施例では、エン
ジン制御に用いられるデータ(冷却水温,吸気温,車
速)を利用して高温再始動の判定や復帰時期の判定を行
うようにしているので、新たなセンサを設ける必要が無
く、低コスト化の要求も満たすことができる利点があ
る。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1の構成によれば、高温再始動と判定された場
合にラジエータファンを作動させる冷却水温設定値を通
常の設定値よりも低下させるようにしたので、高温再始
動の場合は、従来のようにエンジン停止中(発電機の停
止中)にラジエータファンを作動させなくても、始動直
後からラジエータファンを積極的に作動させて燃料供給
系のデリバリパイプ周辺を効率良く冷却することがで
き、デリバリパイプ内のぺーパの影響を早期に解消する
ことができ、高温再始動性・アイドル回転安定性を向上
することができる。
【0048】しかも、請求項2では、走行風による冷却
効果を考慮して、高温再始動後に車速が所定値以上にな
ったときに、冷却水温設定値を通常の設定値に戻すよう
にしたので、ラジエータファンの過剰作動(エンジンの
過剰冷却)を防ぐことができて、バッテリの負担軽減、
燃焼効率向上を図ることができる。
【0049】更に、請求項3では、高温再始動後に車速
が所定値以上の状態が所定時間以上経過したときに冷却
水温設定値を通常の設定値に戻すようにしたので、高温
再始動後に急発進して急停止した時など、車速が所定値
以上になる時間が短い時には、冷却水温設定値を通常の
設定値に戻さずに、ラジエータファンによる冷却を継続
することができ、冷却性を向上することができる。
【0050】また、請求項4では、吸気温からエンジン
の温度状態を推定可能である点に着目し、高温再始動後
に吸気温が所定値未満となったときに、冷却水温設定値
を通常の設定値に戻すようにしたので、上述した請求項
2と同じ効果を得ることができる。
【0051】更に、請求項5では、高温再始動後に吸気
温が所定値未満の状態が所定時間以上経過したときに、
冷却水温設定値を通常の設定値に戻すようにしたので、
上述した請求項3と同じ効果を得ることができる。
【0052】また、請求項6では、冷却水温からエンジ
ンの温度状態を推定可能である点に着目し、高温再始動
後に冷却水温が所定値未満となったときに、冷却水温設
定値を通常の設定値に戻すようにしたので、上述した請
求項2,4と同じ効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるシステム全体の概
略構成を示すブロック図
【図2】ベースルーチンの処理の流れを示すフローチャ
ート
【図3】高温再始動判定ルーチンの処理の流れを示すフ
ローチャート
【図4】ファン制御温度設定ルーチンの処理の流れを示
すフローチャート
【図5】ファン駆動制御ルーチンの処理の流れを示すフ
ローチャート
【図6】ラジエータファンのオン/オフ特性を示す図
【図7】走行時間積算ルーチンの処理の流れを示すフロ
ーチャート
【図8】高温再始動フラグクリア判定ルーチンの処理の
流れを示すフローチャート
【図9】エンジン停止中の冷却水温,吸気温,燃料温度
の経時的変化を示す図
【図10】本発明の第2実施例の高温再始動フラグクリ
ア判定ルーチンの処理の流れを示すフローチャート
【図11】本発明の第3実施例の吸気温低下時間積算ル
ーチンの処理の流れを示すフローチャート
【図12】第3実施例の高温再始動フラグクリア判定ル
ーチンの処理の流れを示すフローチャート
【図13】本発明の第4実施例の高温再始動フラグクリ
ア判定ルーチンの処理の流れを示すフローチャート
【符号の説明】
11…エンジン、13…吸気温センサ(吸気温検出手
段)、15…燃料噴射弁、17…水温センサ(水温検出
手段)、18…ラジエータ、19…ラジエータファン、
20…制御回路(冷却制御手段)、21…車速センサ、
22…デリバリパイプ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの冷却水温を検出する水温検出
    手段と、この水温検出手段により検出した冷却水温が設
    定値以上になったときにラジエータファンを作動させる
    冷却制御手段とを備えたエンジンルーム冷却装置におい
    て、 前記冷却制御手段は、 高温再始動であるか否かを判定する手段と、 高温再始動と判定された場合に前記ラジエータファンを
    作動させる冷却水温設定値を通常の設定値より低下させ
    る手段とを含むことを特徴とするエンジンルーム冷却装
    置。
  2. 【請求項2】 前記冷却制御手段は、車速が所定値以上
    になったか否かを判定する手段を含み、高温再始動後に
    車速が所定値以上になったときに、前記冷却水温設定値
    を通常の設定値に戻すことを特徴とする請求項1に記載
    のエンジンルーム冷却装置。
  3. 【請求項3】 前記冷却制御手段は、車速が所定値以上
    の状態が所定時間以上経過したか否かを判定する手段を
    含み、高温再始動後に車速が所定値以上の状態が所定時
    間以上経過したときに、前記冷却水温設定値を通常の設
    定値に戻すことを特徴とする請求項1に記載のエンジン
    ルーム冷却装置。
  4. 【請求項4】 エンジンの吸気温を検出する吸気温検出
    手段を備え、前記冷却制御手段は、高温再始動後に吸気
    温が所定値未満となったときに、前記冷却水温設定値を
    通常の設定値に戻すことを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれかに記載のエンジンルーム冷却装置。
  5. 【請求項5】 エンジンの吸気温を検出する吸気温検出
    手段を備え、前記冷却制御手段は、高温再始動後に吸気
    温が所定値未満の状態が所定時間以上経過したときに、
    前記冷却水温設定値を通常の設定値に戻すことを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれかに記載のエンジンルーム
    冷却装置。
  6. 【請求項6】 前記冷却制御手段は、高温再始動後に冷
    却水温が所定値未満となったときに、前記冷却水温設定
    値を通常の設定値に戻すことを特徴とする請求項1乃至
    5のいずれかに記載のエンジンルーム冷却装置。
JP7008254A 1995-01-23 1995-01-23 エンジンルーム冷却装置 Pending JPH08200067A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7008254A JPH08200067A (ja) 1995-01-23 1995-01-23 エンジンルーム冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7008254A JPH08200067A (ja) 1995-01-23 1995-01-23 エンジンルーム冷却装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08200067A true JPH08200067A (ja) 1996-08-06

Family

ID=11688010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7008254A Pending JPH08200067A (ja) 1995-01-23 1995-01-23 エンジンルーム冷却装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08200067A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007174367A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Oki Electric Ind Co Ltd 信号検出回路
JP2011190751A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Toyota Motor Corp 水冷式エンジンの冷却装置
JP2013002327A (ja) * 2011-06-14 2013-01-07 Toyota Motor Corp 内燃機関の冷却装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007174367A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Oki Electric Ind Co Ltd 信号検出回路
JP4667231B2 (ja) * 2005-12-22 2011-04-06 Okiセミコンダクタ株式会社 信号検出回路
JP2011190751A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Toyota Motor Corp 水冷式エンジンの冷却装置
US8616160B2 (en) 2010-03-15 2013-12-31 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Cooling apparatus for water-cooled engine and method of controlling cooling apparatus for water-cooled engine
JP2013002327A (ja) * 2011-06-14 2013-01-07 Toyota Motor Corp 内燃機関の冷却装置
US9170570B2 (en) 2011-06-14 2015-10-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Cooling apparatus for internal combustion engine

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5880361A (en) Abnormality detecting apparatus for an air temperature sensor
US20010005807A1 (en) Control device for engine having automatic stop and start function
JPH0821290A (ja) 内燃機関の電子制御システムのセンサ異常処理装置
JPH1047105A (ja) エンジンの自動始動停止装置
JP3395535B2 (ja) エンジンの自動始動停止装置
JPH08200067A (ja) エンジンルーム冷却装置
JP5041019B2 (ja) 水冷式エンジンの冷却装置
JP7156830B2 (ja) 車両の制御装置
JP3189479B2 (ja) エンジンの自動始動停止装置
JP2000110597A (ja) エンジンの自動停止・再始動装置
JP3797106B2 (ja) モーターファン制御装置
JP3156209B2 (ja) インタークーラのウォータポンプ制御装置
JPH0610158Y2 (ja) 車両用ラジエ−タファン制御装置
JPH06117259A (ja) インタークーラのウォータポンプ制御装置
JP7299390B2 (ja) 車両の制御装置
JPH0734929A (ja) エンジンの燃料制御装置
JPH0734918A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2884928B2 (ja) 車両のエンジンアイドル回転数制御装置
JPS63305019A (ja) 車両用空気調和装置の制御装置
KR100634613B1 (ko) 차량의 에어컨 제어방법
JP3849273B2 (ja) 温度センサの故障診断装置
JP3296196B2 (ja) エアコンディショナ装置
JPH06257482A (ja) エンジンの自動始動停止装置
JP2001027139A (ja) エンジンの自動始動停止装置
JPH04132818A (ja) エンジンの電動ファン制御装置