JPH08200033A - ブローバイガス還元装置 - Google Patents
ブローバイガス還元装置Info
- Publication number
- JPH08200033A JPH08200033A JP2748395A JP2748395A JPH08200033A JP H08200033 A JPH08200033 A JP H08200033A JP 2748395 A JP2748395 A JP 2748395A JP 2748395 A JP2748395 A JP 2748395A JP H08200033 A JPH08200033 A JP H08200033A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blow
- gas
- chamber
- cylinder head
- return passage
- Prior art date
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- Pending
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブローバイガスを安全かつ安定して各気筒に
分配すること。 【構成】 シリンダヘッド１１内、あるいはインテーク
マニホールド１２との合せ面１３に連通管１６を形成し
て各吸入ポート１４と連通するとともに、同連通管１６
にはロッカー室２に分離形成したブローバイガス室４に
連通するブローバイガス戻り通路１９を形成して、同戻
り通路１９にＰＣＶバルブ５を介装する。
分配すること。 【構成】 シリンダヘッド１１内、あるいはインテーク
マニホールド１２との合せ面１３に連通管１６を形成し
て各吸入ポート１４と連通するとともに、同連通管１６
にはロッカー室２に分離形成したブローバイガス室４に
連通するブローバイガス戻り通路１９を形成して、同戻
り通路１９にＰＣＶバルブ５を介装する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ガソリンエンジンに
おけるブローバイガスの還元装置に関するものである。
おけるブローバイガスの還元装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のブローバイガスの還元装
置は、図４に示すように、クランク室（図示せず）とロ
ッカーカバー１により形成されたロッカー室２とは連通
形成されるとともに、同ロッカー室２はオイルセパレー
ター３により区画されてブローバイガス室４が分離形成
され、このブローバイガス室４はＰＣＶバルブ５を介し
てゴムホース６によりインテークマニホールド７に接続
する経路とブローバイガス室よりエアクリーナに接続す
る経路とがあり、インテークマニホールド７の負圧によ
りＰＣＶバルブ５を介してブローバイガスと新気とをコ
ントロールするように構成されていた。
置は、図４に示すように、クランク室（図示せず）とロ
ッカーカバー１により形成されたロッカー室２とは連通
形成されるとともに、同ロッカー室２はオイルセパレー
ター３により区画されてブローバイガス室４が分離形成
され、このブローバイガス室４はＰＣＶバルブ５を介し
てゴムホース６によりインテークマニホールド７に接続
する経路とブローバイガス室よりエアクリーナに接続す
る経路とがあり、インテークマニホールド７の負圧によ
りＰＣＶバルブ５を介してブローバイガスと新気とをコ
ントロールするように構成されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の構成のものでは、ブローバイガスによりスロットル
バルブを固着する問題があり、また、昨今ではブローバ
イガスのバイパス経路に起因する車両火災となる問題が
あり、さらに、部品点数が多く作業性においてコスト高
となる問題があり、また、ブローバイガスの気筒分配が
悪い等の問題点があった。
来の構成のものでは、ブローバイガスによりスロットル
バルブを固着する問題があり、また、昨今ではブローバ
イガスのバイパス経路に起因する車両火災となる問題が
あり、さらに、部品点数が多く作業性においてコスト高
となる問題があり、また、ブローバイガスの気筒分配が
悪い等の問題点があった。
【０００４】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めになされたもので、ブローバイガスを安全かつ安定し
て各気筒に分配することができるブローバイガスの還元
機構を提供することを目的とするものである。
めになされたもので、ブローバイガスを安全かつ安定し
て各気筒に分配することができるブローバイガスの還元
機構を提供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記技術課題
を解決するため、エンジンにおけるブローバイガス還元
装置であって、シリンダヘッド内、あるいはインテーク
マニホールドとの合せ面に連通管を形成して各吸入ポー
トと連通するとともに、同連通管にはロッカー室に分離
形成したブローバイガス室に連通するブローバイガス戻
り通路を形成して同戻り通路にＰＣＶバルブを介装する
構成としたブローバイガス還元装置である。
を解決するため、エンジンにおけるブローバイガス還元
装置であって、シリンダヘッド内、あるいはインテーク
マニホールドとの合せ面に連通管を形成して各吸入ポー
トと連通するとともに、同連通管にはロッカー室に分離
形成したブローバイガス室に連通するブローバイガス戻
り通路を形成して同戻り通路にＰＣＶバルブを介装する
構成としたブローバイガス還元装置である。
【０００６】
【作用】上記構成としたことにより、シリンダブロック
とシリンダヘッド間において直接的にブローバイガスの
還元を行うことができる。
とシリンダヘッド間において直接的にブローバイガスの
還元を行うことができる。
【０００７】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面にしたがって
説明すると、図１はシリンダヘッド側の縦断面図、図２
は平面図を示すもので、シリンダヘッド１１の側面には
インテークマニホールド１２の取付面１３が形成され、
同取付面１３側にはインテークマニホールド１２の各枝
管と連通しかつ各気筒１５に連通する吸入ポート１４が
それぞれ開設されている。
説明すると、図１はシリンダヘッド側の縦断面図、図２
は平面図を示すもので、シリンダヘッド１１の側面には
インテークマニホールド１２の取付面１３が形成され、
同取付面１３側にはインテークマニホールド１２の各枝
管と連通しかつ各気筒１５に連通する吸入ポート１４が
それぞれ開設されている。
【０００８】また、この各吸入ポート１４の上部側には
取付面１３に平行に連通管１６が形成され、同連通管１
６は各吸入ポート１４と通気孔１７を介して連通形成さ
れるとともに、この連通管１６の中央部にはロッカー面
１８に開口するブローバイガス戻り通路１９が開設さ
れ、この開口端にはＰＣＶバルブ５が取付けられ、同ブ
ローバイガス戻り通路１９はロッカー室２に分離形成さ
れたブローバイガス室４に連通されている。
取付面１３に平行に連通管１６が形成され、同連通管１
６は各吸入ポート１４と通気孔１７を介して連通形成さ
れるとともに、この連通管１６の中央部にはロッカー面
１８に開口するブローバイガス戻り通路１９が開設さ
れ、この開口端にはＰＣＶバルブ５が取付けられ、同ブ
ローバイガス戻り通路１９はロッカー室２に分離形成さ
れたブローバイガス室４に連通されている。
【０００９】このようにシリンダヘッド１１内に連通管
１６を形成して各吸入ポート１４と連通するとともに、
同連通管１６にはロッカー室２に分離形成したブローバ
イガス室４に連通するブローバイガス戻り通路１９を形
成して、同戻り通路１９にＰＣＶバルブ５を介装する構
成としたものである。したがって、インテークマニホー
ルド１２の負圧によりブローバイガス室４に連通された
ブローバイガス戻り通路１９に配設したＰＣＶバルブ５
が作動されて、ブローバイガスは同戻り通路１９、連通
管１６より通気孔１７を経て各吸入ポート１４へ吹き出
されて新気とコントロールされる。したがって、従来に
おけるブローバイガスを戻すバイパス経路としてのゴム
ホース６に代わりシリンダヘッド１１内に連通管１６を
形成する構成としたものであるから、ブローバイガスに
起因するスロットルバルブの固着等の作動不良を解消す
ることができ、また、ゴムホース６による車両火災発生
の素因を排除することができて、エンジン回りを簡素化
できるとともに、各吸入ポート１４へのガス分配を良好
になし得るものである。
１６を形成して各吸入ポート１４と連通するとともに、
同連通管１６にはロッカー室２に分離形成したブローバ
イガス室４に連通するブローバイガス戻り通路１９を形
成して、同戻り通路１９にＰＣＶバルブ５を介装する構
成としたものである。したがって、インテークマニホー
ルド１２の負圧によりブローバイガス室４に連通された
ブローバイガス戻り通路１９に配設したＰＣＶバルブ５
が作動されて、ブローバイガスは同戻り通路１９、連通
管１６より通気孔１７を経て各吸入ポート１４へ吹き出
されて新気とコントロールされる。したがって、従来に
おけるブローバイガスを戻すバイパス経路としてのゴム
ホース６に代わりシリンダヘッド１１内に連通管１６を
形成する構成としたものであるから、ブローバイガスに
起因するスロットルバルブの固着等の作動不良を解消す
ることができ、また、ゴムホース６による車両火災発生
の素因を排除することができて、エンジン回りを簡素化
できるとともに、各吸入ポート１４へのガス分配を良好
になし得るものである。
【００１０】なお、上記実施例においては連通管１６を
シリンダヘッド１１内に形成して例示したが、これに限
定するものではなく、例えば図３に示すように、インテ
ークマニホールド１２の取付面１３に合せ型状に連通管
１６を形成する構成としても良く、この場合、ブローバ
イガス戻り通路１９のメンテナンスを容易に行うことが
できる。
シリンダヘッド１１内に形成して例示したが、これに限
定するものではなく、例えば図３に示すように、インテ
ークマニホールド１２の取付面１３に合せ型状に連通管
１６を形成する構成としても良く、この場合、ブローバ
イガス戻り通路１９のメンテナンスを容易に行うことが
できる。
【００１１】
【発明の効果】本発明は、上記したようにブローバイガ
スを戻すバイパス経路としてのゴムホースに代わりシリ
ンダヘッド内に連通管を形成する構成としたものである
から、ブローバイガスに起因するスロットルバルブの固
着等の作動不良を解消することができ、また、ゴムホー
スによる車両火災発生の素因を排除することができてエ
ンジン回りを簡素化できるとともに、各吸入ポートへの
ガス分配を良好になし得て再燃焼することができ、大気
放出を防止することができる。
スを戻すバイパス経路としてのゴムホースに代わりシリ
ンダヘッド内に連通管を形成する構成としたものである
から、ブローバイガスに起因するスロットルバルブの固
着等の作動不良を解消することができ、また、ゴムホー
スによる車両火災発生の素因を排除することができてエ
ンジン回りを簡素化できるとともに、各吸入ポートへの
ガス分配を良好になし得て再燃焼することができ、大気
放出を防止することができる。
【図１】ブローバイガス還元装置のシリンダヘッド側の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図２】図１の一部平面図である。
【図３】連通管の他の態様を示す縦断面図である。
【図４】従来のブローバイガス還元装置のシリンダヘッ
ド側の縦断面図である。
ド側の縦断面図である。
【符号の説明】 ２ ロッカー室 ４ ブローバイガス室 ５ ＰＣＶバルブ １１ シリンダヘッド １２ インテークマニホールド １３ インテークマニホールドの取付面（合せ面） １４ 吸入ポート １６ 連通管 １９ ブローバイガス戻り通路
Claims (1)
- 【請求項１】 エンジンにおけるブローバイガス還元装
置であって、シリンダヘッド内、あるいはインテークマ
ニホールドとの合せ面に連通管を形成して各吸入ポート
と連通するとともに、同連通管にはロッカー室に分離形
成したブローバイガス室に連通するブローバイガス戻り
通路を形成して同戻り通路にＰＣＶバルブを介装する構
成としたブローバイガス還元装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2748395A JPH08200033A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | ブローバイガス還元装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2748395A JPH08200033A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | ブローバイガス還元装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08200033A true JPH08200033A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=12222385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2748395A Pending JPH08200033A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | ブローバイガス還元装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08200033A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6848436B2 (en) | 2003-04-15 | 2005-02-01 | Nissan Motor Co., Ltd. | Internal combustion engine with blow-by gas recirculation system |
| JP2006207437A (ja) * | 2005-01-26 | 2006-08-10 | Aichi Mach Ind Co Ltd | 内燃機関のブローバイガス通路構造。 |
-
1995
- 1995-01-24 JP JP2748395A patent/JPH08200033A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6848436B2 (en) | 2003-04-15 | 2005-02-01 | Nissan Motor Co., Ltd. | Internal combustion engine with blow-by gas recirculation system |
| JP2006207437A (ja) * | 2005-01-26 | 2006-08-10 | Aichi Mach Ind Co Ltd | 内燃機関のブローバイガス通路構造。 |
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