JPH08199930A - ドア締め込み隙間の塞ぎ装置 - Google Patents

ドア締め込み隙間の塞ぎ装置

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Publication number
JPH08199930A
JPH08199930A JP2447295A JP2447295A JPH08199930A JP H08199930 A JPH08199930 A JP H08199930A JP 2447295 A JP2447295 A JP 2447295A JP 2447295 A JP2447295 A JP 2447295A JP H08199930 A JPH08199930 A JP H08199930A
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JP
Japan
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door
closing
rod
contact
abutting member
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Application number
JP2447295A
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English (en)
Inventor
Masaki Ogiso
正樹 小木曽
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Sumitomo Forestry Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Forestry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアの開閉操作に伴う軽い押動操作により、
ドアの下端から、滑かに、且つ、安定に、その水平状態
を維持しながら、当該ドアの下方を塞ぐように、出没さ
れるドア締め込み隙間の塞ぎ装置の提供。 【構成】 ドアDのドア締め動作に伴って、該ドアD内
に押し戻されるロッド10を有する押動手段Aと、ドア
D内に引き込まれる向きに常時付勢されている当接部材
60を有する塞ぎ手段Bとを備え、押動手段Aに備えら
れている当接部材20と、塞ぎ手段Bに備えられている
当接部材60の両方又はいずれか一方に傾斜面が備えて
おり、この傾斜面において押動手段Aと、塞ぎ手段Bと
の当接部材が接して設けられている

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建物の各開口部分と
しての出入口部分、あるいは各居室間、廊下と居室間な
どとの間に構成される各開口部分をフラットな床面とし
て構成した際に、これらの出入口部分あるいは各開口部
分に備えられるドアと、この床面との間に生ずる隙間
を、このドアの締め込み操作に際して自動的に塞ぎ込む
ようにしたドアの締め込み隙間の塞ぎ装置の提供に関す
る。
【0002】
【従来の技術】出入口部分あるいは各開口部分の床面を
フラットに構成した場合、ドアの下端と床面との間に、
このドアを締めた際に、相当の隙間を生ずることが多
く、かかるドア締め込み時に生ずる隙間によって、例え
ば、所期の冷暖房効果を居住空間にもたらすことができ
ず、これによって、必要以上の冷暖房経費を生ずる不都
合があり、又、室内からの騒音の漏れ出し、ないしは室
外からの騒音の侵入などの種々の騒音公害を生ずるなど
の不都合があった。
【0003】かかる点から、例えば、ドアの締め込み時
に、このドアの下端が接し、ドアの締め込み時における
気密性を高めるように戸当り部を床面に設けた構成にあ
っては、この床面から突き出し状態に設けられている所
謂沓ずりが、床面のフラット性を著しく損うこととな
り、この沓ずり部分に蹴つまずくなどの事故を生じ易
く、特に老人、幼児童あるいは歩行に難のある身体障害
者などにとって、かかる突起物の存在は、歩行動作など
における大きな障害となっていた。
【0004】かかる点から、出入に用いられる建物の各
開口部分を夫々フラットな床面に構成すると共に、これ
らの開口部分にドアを締め込んだ際に、このドアの下端
と床面との間に生ずる隙間を、別段の遮蔽手段、特に、
ドアの開閉に伴って、ドアの下端から突き出される遮蔽
手段によって塞ぐことが種々試みられている。
【0005】この種のドアの気密保持の手段としては、
例えば、実開昭63−1192号、実開平6−4028
7号で開示されているドアの気密装置、及びドアの閉塞
装置がある。この実開昭63−1192号で開示されて
いるドアの気密装置は、ドアの下部に、該ドアの上下方
向に移動可能に組付けられた可動部材に対して、遮蔽手
段としてのシール部材を設けると共に、この可動部材
を、ドア内に装備した板バネに係合した構成としてあ
り、当該板バネを、ドアの吊元側の側面から突出する受
圧ロッドの押圧作用によって下方に撓めることによっ
て、前記可動部材を下方に押し下げる構成としている。
【0006】又、実開平6−40287号で開示されて
いるドアの閉塞装置では、撓みの中心を、ドアの幅方向
の中心位置から吊元側寄りに位置するように設けた板バ
ネに対して、突出部材を設け、この突出部材の引込み動
作に伴って、該板バネが下方に撓む構成になすと共に、
この板バネの中央部分に、閉塞部材を設け、前記突出部
材の引込み作動に応じての下方に撓まされる前記板バネ
の機能を利用して、ドアの下端縁と、床面との間の隙間
を、前記閉塞部材で閉塞する手段が示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この実
開昭63−1192号及び実開平6−40287号で開
示されているドアの気密装置、及びドアの閉塞装置にあ
っては、シール部材を備えている可動部材の上下動作が
板バネの撓み込みと、この撓み込まれた板バネの戻り作
用を利用し、又は、閉塞部材の上下動作を板ばねの撓み
込みと、この撓み込まれた板ばねの戻り作用を利用して
いることから、当該可動部材などを、ドアの開放に際し
て、確実に、且つ滑らかに、ドア内に引き込むために、
強い弾性を備えた板バネを用いる必要があり、この結
果、この強い弾性を備えた板バネを、該板バネの弾性に
抗して、ドア締め時に充分に撓めることが要請されるこ
ととなり、ドア締め操作に難を生ずることが予測され
る。
【0008】かかる点から、前記可動部材などの上方に
向けた引き戻しに適する程度の弾性を備えた板バネを用
いて前記ドアの気密装置などを構成した場合、ドアの開
放時における可動部材などの引き戻しが円滑になされ難
く、また当該板バネの経時的な使用に伴うへたりによっ
て、前記可動部材などのドア内に向けた引き戻し操作に
難を生ずることが予測される。
【0009】又、かかる細長い板ばねを用い、且つ、こ
の板ばねの有する弾性を利用して閉塞部材などを上下方
向に移動させる手段にあっては、この閉塞部材を、確実
に、水平の状態を維持しながら上下方向に動作させるこ
とは難しく、閉塞部材の上下移動が傾いた状態でなされ
ることが予測される。
【0010】本発明は、かかる従来のドアの気密装置な
どにおける不都合を解消するものとして提案されたもの
であって、ドアの開閉操作に伴う軽い押動操作により、
このドアの下端から、滑かに、且つ、安定に、その水平
状態を維持しながら、当該ドアの下方を塞ぐ、塞ぎ手段
が出没されるドア締め込み隙間の塞ぎ装置の提供を目的
としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るドア締め込
み隙間の塞ぎ装置は、叙上の目的を達成すべく、請求項
1の発明に係る塞ぎ装置を、ドアD内に備えられて、一
端側が常時該ドアDの側面から外方に突き出すように付
勢され、且つ、該ドアDのドア締め動作に伴って、該ド
アD内に押し戻されるロッド10と、該ロッド10に備
えられている当接部材20とを有する押動手段Aと、前
記ドアDの下部に沿って備えられて、該ドアD内に引き
込まれる向きに常時付勢され、且つ前記押動手段Aにお
ける当接部材20に当接される当接部材60を有する塞
ぎ手段Bとを備えており、前記押動手段Aに備えられて
いる当接部材20と、前記塞ぎ手段Bに備えられている
当接部材60の両方又はいずれか一方に傾斜面が備えら
れていると共に、この傾斜面において前記押動手段A
と、塞ぎ手段Bとの当接部材20、60が接して設けら
れており、前記ドア締め動作に伴う前記ロッド10の移
動に伴って、前記塞ぎ手段Bが前記付勢に抗して下方に
押し下げられると共に、前記ドア開け動作に伴う前記ロ
ッド10の移動に伴って、前記塞ぎ手段Bが前記付勢に
より上方に引上げられる構成としている。
【0012】次いで、請求項2の発明に係るドア締め込
み隙間の塞ぎ装置を、前記請求項1の発明に係るドア締
め込み隙間の塞ぎ装置において、ドアDの側面から外方
に向けて一端側が突き出すように付勢して設けられてい
るロッド10の他端側に備えられた当接部材20と、こ
の当接部材20の動作前方に位置し、且つ、塞ぎ手段B
から起立して備えられた当接部材60との両方、又は、
いずれか一方が、互に向き合っている側に傾斜面を備え
た構成としている。
【0013】
【作用】塞ぎ手段Bを動作する押動手段Aが、ドアD内
に備えられて、一端側が常時該ドアDの側面から外方に
突き出すように付勢され、且つ、該ドアDのドア締め動
作に伴って、該ドアD内に押し戻されるロッド10と、
該ロッド10に備えられている当接部材20とを有する
構成としてあり、又、これによって動作される塞ぎ手段
Bが、前記ドアDの下部に沿って備えられて、該ドアD
内に引き込まれる向きに常時付勢され、且つ前記押動手
段Aにおける当接部材20に当接される当接部材60を
有する構成としてあり、又、この押動手段Aに備えられ
ている当接部材20と、前記塞ぎ手段Bに備えられてい
る当接部材60の両方又はいずれか一方に傾斜面が備え
られていると共に、この傾斜面において前記押動手段A
と、塞ぎ手段Bとの当接部材20、60が接して設けら
れていることから、前記ドア締め動作に伴って、前記塞
ぎ手段Bが前記付勢に抗して下方に押し下げられてドア
Dと床Fとの間の隙間を塞ぐように機能する。又、前記
ドア開け動作に伴って、前記塞ぎ手段Bが前記付勢によ
り上方に引上げられて、ドアDの開け放しに際して、こ
の塞ぎ手段Bの床F面に対する接触を回避するように機
能する。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係るドア締め込み隙間の塞ぎ
装置の典型的な実施例について詳細に説明する。図1は
典型的な実施例としてのドア締め込み隙間の塞ぎ装置の
要部、特に、ドアDを開いた状態におけるドアDの下部
と、その周側部分とを該ドアDの幅方向で破断して示し
ている。また、図2は、このドアDを締め込んだ状態で
のドアDの下部と、その周側部分とを該ドアDの幅方向
で破断して示している。図3と図4とは、ドアDの厚さ
方向で、ドアDの下部と、その周側部分とを破断して示
しており、図3はドアDを開いた状態を、図4はドアD
を締めた状態を示している。更に、図5では、このドア
締め込み隙間の塞ぎ装置を構成する部品を、分離し、且
つ、一部を破断して示している。
【0015】この実施例として構成されるドア締め込み
隙間の塞ぎ装置は、ドアD内に備えられて、一端側が常
時該ドアDの側面から外方に突き出すように付勢され、
且つ、該ドアDのドア締め動作に伴って、該ドアD内に
押し戻されるロッド10と、該ロッド10に備えられて
いる当接部材20とを有する押動手段Aと、前記ドアD
の下部に沿って備えられて、該ドアD内に引き込まれる
向きに常時付勢され、且つ前記押動手段Aにおける当接
部材20に当接される当接部材60を有する塞ぎ手段B
とを備え、しかも、前記押動手段Aに備えられている当
接部材20と、前記塞ぎ手段Bに備えられている当接部
材60の両方、又はいずれか一方に傾斜面が備えられて
いると共に、この傾斜面において前記押動手段Aと、塞
ぎ手段Bとの当接部材20、60が接して設けられてお
ると共に、前記ドア締め動作に伴う前記ロッド10の移
動に伴って、前記塞ぎ手段Bが前記付勢に抗して下方に
押し下げられると共に、前記ドア開け動作に伴う前記ロ
ッド10の移動に伴って、前記塞ぎ手段Bが前記付勢に
より上方に引上げられる構成としてある。
【0016】また、かかる構成にもとづいて、ドアDの
側面から外方に向けて一端側が突き出すように付勢して
設けられているロッド10の他端側に備えられた当接部
材20と、この当接部材20の動作前方に位置し、且
つ、塞ぎ手段Bから起立して備えられた当接部材60と
の両方、又は、いずれか一方が、互に向き合っている側
に傾斜面を備えた構成としている。
【0017】まず、ここで構成される塞ぎ装置の組付け
られるドアDは、その下部の幅方向に亘って、当該塞ぎ
装置を組入れる細長い溝状の取付け凹部71を有し、且
つ、この取付け凹部71の両側方、即ち、ドアDの幅方
向の両端部分に、塞ぎ手段Bの収まる比較的浅い溝72
が、この凹部71と、ドアDの側端との間を連通するよ
うにして設けてある。
【0018】かかるドアDは、出入口の開口部分、ある
いは各居室間に備えられる各開口部分に備えられてお
り、この開口部分は、床Fがフラットの状態に構成して
ある。即ち、土台80に対して、床下地材81、根太8
2と共に床材83をフラットの状態で設け、これに各開
口部分を構成する縦枠84、上枠などを額縁85と共に
設けると共に、戸当り86を、この縦枠84及び上枠に
対して連続するように設けてある。
【0019】かかる開口部分に組付けられるドアDは、
その一方の側に備えられた蝶番73によって、当該開口
部分、特に、縦枠84に対して開閉可能に備えつけてあ
り、このドアDの開口部分に対する締め込み動作に伴っ
て、このドアDの上側部分と、両側部分とが、当該開口
部の各戸当り86に密着する構成としてある。
【0020】かかるドアDに組付けられる塞ぎ装置は、
この塞ぎ装置を当該ドアD内に容易、且つ、確実に組付
け得るように、前記ドアDの取付け凹部71内に収まる
ケース30を用意してあり、このケース30に対して、
押動手段Aと塞ぎ手段Bとを、容易に、且つ確実に動作
できるように組付け、且つ、このケース30を、前記ド
アDの下部に陥設状態に設けた取付け凹部71に対して
嵌め込みの状態で取付け得る構成としてある。
【0021】ここで用いられるケース30は、前記ドア
Dの取付け凹部71に対して、略密に収まる細長い偏平
な長方体形状をなす、所謂下面開口の容箱状としてあ
り、前記取付け凹部71に対して、開口部分を、下方に
向けて嵌め込まれ、且つ、長さ方向の両側開口縁にある
取付け片31、31を、該取付け凹部71の開口縁にあ
る溝72の底面に当接した状態で、ビス74を用いて組
付け用い得る構成としてある。
【0022】かかるケース30に組付けられる塞ぎ装置
の構成各部品は、ドアDの横方向に向けて、略水平の向
きに備えられるロッド10を備えた押動手段Aと、この
押動手段Aによって、上下方向に移動可能とされる遮蔽
具50を前記ドアDの幅方向に向けて、略水平の向きに
備えている塞ぎ手段Bとによって構成してある。
【0023】ここで、ケース30に組付けられる押動手
段Aは、ケース30の内側の天板部30aに一方の側を
溶接されたL字状金具90の鉛直板部90aに設けた孔
91と、ケース30における長さ方向の一端側の側板部
30bに設けた孔32とに挿通されて、略水平の向きに
取付けられるロッド10と、この孔32から外方に突き
出しているロッド10の端部に備えられている突き当て
部材11と、該ロッド10の他端に備えられている当接
部材20と、この押動手段Aを、所定方向に付勢する手
段としての圧縮コイルバネ12とによって構成してあ
る。
【0024】かかる構成からなる押動手段Aは、その一
端、特に、突き当て部材11の備えられている部分を、
ケース30の側板部30bから外方に突き出した状態
で、該ケース30の孔32と、前記L字状金具90の孔
91に対して横架状にロッド10を挿通、支承状態とし
てあると共に、このL字状金具90に向き合うように、
該L字状金具90よりも孔32の側のロッド10部分に
止着用意された鍔13と、前記L字状金具90との間に
圧縮コイルバネ12を組付けてあり、該ロッド10が、
前記突き当て部材11の側を、ドアDの側端から常時外
方に突き出すように付勢した構成としてある。
【0025】また、ロッド10が、前記圧縮コイルバネ
12の付勢によって、その側端を外方に突き出す突き出
し幅を、前記突き当て部材11の設けられている側にあ
るロッド10の、前記孔32の内方位置に止着した鍔1
4によって設定できる構成としてあり、この鍔14をケ
ース30における孔32の周側部分にある側板部30b
の面に当接させることによって、ロッド10の突き出し
幅を設定するようにしている。かかる点から、例えばロ
ッド10、特に、突き当て部材11の先端から、この鍔
14の組付け位置までの寸法を調整可能とすることによ
って、該ロッド10、特に、該ロッド10における突き
当て部材11のドアDからの突き出し幅を自在に変更す
ることができることとなり、又は、前もって調整して当
該鍔14をロッド10に止着用いるように構成すること
ができる。
【0026】かかるロッド10に対して、該ロッド10
の内側端のネジ桿部10aに対して、当接部材20を螺
着、配備する。この当接部材20は、当該実施例におい
て、ケース30の長さ方向の略中央部分において、前記
ロッド10に止着、配備される構成としてある。
【0027】ここで用いられる当接部材20は、この当
接部材20の組付けられるケース30内の奥行き幅に略
等しい奥行き幅を備え、且つ、上面20aが、ケース3
0の天板部30aの内面に密着状態に摺接する水平面と
してあると共に、両側面20b、20bが、ケース30
の長さ方向に亘っている側板部30c、30cに密着状
態に摺接する垂直面としてある。この結果、該当接部材
20は、該ケース30の内側上部に、これを備えること
によって、このケース30内において、がたなく、摺動
自在の状態に組付けられる構成としてある。
【0028】次いで、この当接部材20は、ロッド10
の組付け側が垂直面20cとして構成してあり、この垂
直面20cに対して略直交した状態でロッド10を止着
し、且つ、このロッド10に対する止着状態において、
該当接部材20の上面20aが、ケース30の天板部3
0aの内面に密着状態に摺接するようにしてある。
【0029】かかる構成よりなる当接部材20における
下面を、傾斜面20dとして、塞ぎ手段Bにおける当接
部材60との接触面を構成するようにしてある。この当
接部材20に備えられる傾斜面20dは、前記垂直面2
0cの下端から、該当接部材20における先端縁20e
に向けて斜上する傾斜面としてあり、追って説明する塞
ぎ手段Bにおける当接部材60と共に、ドアDの溝72
内に収め入れられている遮蔽具50が、床Fに対して接
地状態となるまで下降させ得る角度と、摺動ストローク
面とを備えた構成としてある。
【0030】次いで、前記ケース30に取付けられる塞
ぎ手段Bは、該ケース30の奥行き幅と略同寸法の奥行
き幅を有し、しかも該ケース30の長さ寸法よりも長い
長さ寸法であって、前記ドアDの溝72内に収まる形
状、寸法の遮蔽具50と、この遮蔽具50をケース30
に組付けるための取付けロッド51、51と、この遮蔽
具50を常時上方に引き上げ、これをドアDの溝72内
に収め入れるように機能させている圧縮コイルバネ52
と、この遮蔽具50における長さ方向の略中央部分にあ
って、該遮蔽具50から起立して備えられている当接部
材60とによって構成してある。
【0031】先ず、前記の遮蔽具50は、長い長方形状
をなす基板53と、この基板53に取付けられる緩衝塞
ぎ部材54とよりなっており、この緩衝塞ぎ部材54と
しては、例えば、断面U字状に成形されたゴム又はゴム
状弾性材があり、その上側縁の互に向き合った面に、長
さ方向に向けて係合溝54aを条設してある。又、基板
53としては、例えば、プラスチック板、アルミニウム
板、スチール板など適宜の素材で構成され、特に、押し
出し成形される各型材を用いることで、その長さ方向に
亘る両側端に、係合溝53aと、この係合溝53aの上
方に上部張出し突縁53bを、又、下方に、これよりも
突き出し幅の少ない下部張出し突縁53cを備えた構成
としてある。
【0032】かかる遮蔽具50にあっては、基板53に
対して、前記の取付けロッド51及び当接部材60を取
付けた状態で、塞ぎ部材54における係合溝54a内
に、前記基板53の下部張出し突縁53cを収め入れる
と共に、この係合溝54aの上方にある塞ぎ部材54の
上面を、上部張出し突縁53bの下面に当接した状態
で、この係合溝54aの上部側を前記溝53a内に収め
入れ、且つ、これらを必要に応じて接着することによっ
て遮蔽具50を構成している。
【0033】かかる構成よりなる遮蔽具50にあって
は、上面が、基板53によって塞がれた略U字状断面の
緩衝部材として構成してあり、前記緩衝塞ぎ部材54の
突き出し寸法、即ち、該遮蔽具50における基板53の
上面と、緩衝塞ぎ部材54の下端との間の寸法を、少な
くとも前記ドアDの溝72内に収まり得る寸法とし、且
つ、ドアDの下端と、床Fとの間に生ずる隙間を塞ぎ得
る寸法に構成してある。
【0034】かくして構成される遮蔽具50は、その略
中央部分に当接部材60を、また、比較的側部に偏った
位置に取付けロッド51を夫々上方に突き出すように設
けている。ここで、遮蔽具50に備えられる取付けロッ
ド51は、両端にネジ51a、51aの施されたボルト
51bを用意し、これを基板53の下方から上方に突き
出すように挿通すると共に、この基板53の下面側にお
いて、座金51cとナット51dとを該ボルト51bの
ネジ51a部分に組付け、これによって当該取付けロッ
ド51を基板53に対して抜け外れないように取付け、
又は、この取付けロッド51を該基板53に対して止着
する。
【0035】次いで、取付けロッド51の上部側を、ケ
ース30に設けた受け片92に設けた孔93から上方に
突き出させると共に、これに圧縮コイルバネ52を介装
し、且つ、この介装圧縮コイルバネ52を、座金51
e、ナット51fによって前記受け片92との間に弾性
的に備えさせる構成としてある。
【0036】尚、前記の受け片92は、ケース30の開
口縁の内側にあって、該ケース30の側板部30c、3
0c間を渡るように略水平に組付けられる水平板部92
aと、この水平板部92aの両側端を上方に起立し、こ
れを側板部30cの内側の面に接して溶着した立上り板
部92b、92bとによって構成している。又、かかる
受け片92とは別に、同様の水平板部94aと、立上り
板部94bとを備えた各保持片94、94…を、ケース
30の開口縁に適宜設け、当該ケース30の開口縁部分
の補強をなす構成としている。
【0037】また、前記当接部材60は、下部当接部材
61と、上部当接部材62の組付けによって構成してあ
る。この当接部材60を構成する下部当接部材61は、
下端に側方に張出す鍔61aを備えた板状をなし、その
上端の略中央にホゾ状の凸起61bを有した構成として
あり、前記基板53の長さ方向に設けた細長孔53dの
下方から、該下部当接部材61の板状本体部61cを上
方に向けて挿通し、この下部当接部材61における張出
し鍔61aを、該基板53の面に当接した状態で、この
下部当接部材61を基板53に対してビスなどによって
止着する構成としてある。
【0038】かかる下部当接部材61に対して、上部当
接部材62は、この下部当接部材61の水平な上面61
dに接する水平な下面62aを有し、この水平な下面6
2aに前記下部当接部材61における凸起61bの収ま
るホゾ穴状の嵌め込み穴62bが設けてある。又、この
上部当接部材62の上面には、前記当接部材20の傾斜
面20dに対して向き合い、且つ、これに摺接する傾斜
面62cが設けてあると共に、この上部当接部材62に
おける奥行き幅を、前記ケース30における内側の奥行
き幅と略一致した奥行き幅としてあり、ケース30内に
あって、この上部当接部材62が、その両側面62d、
62dを、ケース30における側板部30cの内側面に
摺接しながら昇降できる構成としてある。
【0039】尚、ここにおいて、上部当接部材62に備
えられる傾斜面62cは、前記当接部材20における傾
斜面20dと共に、ドアDの溝72内に収め入れられて
いる塞ぎ手段Bを、このドアDの締め込みに際して、床
Fの面に接する位置まで押し下げ得る傾斜角度と、摺動
ストロークとを備えた構成としてあり、前記押動手段A
における当接部材20の側面20b側にある側62eか
ら、該当接部材20の先端縁20eの側にある側62f
に向けて斜上する傾斜面62cとして構成してある。
【0040】かくして構成される塞ぎ手段Bの下部当接
部材61の凸部61bを、上部当接部材62の嵌め込み
穴62bに嵌合状態に組付けると共に、この上部当接部
材62の傾斜面62cを、前記押動部材Aの当接部材2
0における傾斜面20dに接するように組み付ける。
又、この状態で、受け片92に挿通した取付けロッド5
1におけるボルト51bに圧縮コイルバネ52を介装
し、且つ、これを座金51e及びナット51fを用いて
該塞ぎ手段Bにおける基板53面に対して弾発的に支承
する。
【0041】かかる塞ぎ手段Bの組付けによって、この
塞ぎ手段Bは、当接部材60における傾斜面62cを押
動手段Aの傾斜面20dに当接して、この塞ぎ手段Bの
上方向けた引込み動作の動作終端としてあると共に、こ
の塞ぎ手段Bの当接部材60における傾斜面62cが常
時、押動手段Aの傾斜面20dに向けて圧接するよう
に、該塞ぎ手段Bを常時、上方に引き上げる向きに、前
記圧縮コイルバネ52を機能させている。
【0042】尚、叙上実施例にあって、塞ぎ手段Bを構
成する取付けロッド51を、基板53に対して止着状態
に組付けてあっても良い。また、当該塞ぎ手段Bの当接
部材60を構成する下部当接部材61と、上部当接部材
62とを一体のものとして構成してあっても良い。
【0043】更に、叙上の実施例にあっては、前記押動
手段Aと、塞ぎ手段Bとを、ケース30に対して組付け
易くする目的において、塞ぎ手段Bにおける取付けロッ
ド51のケース30に対する組付け位置の上部方にある
天板部30aに開口33を設けると共に、押動手段Aの
当接部材20などの取付け側方にあるケース30の側板
部30cに開口34を設けてある。
【0044】かくして構成された塞ぎ装置を、ドアDの
下部、特に、溝状凹部71内に、ケース30が収まるよ
うにし、且つ、ケース30から外方に突き出しているロ
ッド10の突き当て部材11がドアDの側方、特に、こ
の実施例にあっては、ドアDの開口部に対する組付け
側、更に具体的には、ドアDの蝶番73の備えらえてい
る側に設けた孔75から外方に突き出し可能に組付ける
と共に、ケース30の取付け片31を該ドアDの溝72
の底面に当接した状態で、これをビス74を用いて該ド
アDに止めつている。
【0045】かかる取付け状態、特に、ドアDの前記孔
75から、ロッド10の突き当て部材11が外方に突き
出した状態において、塞ぎ手段Bを構成する遮蔽具50
が、このドアDの溝72内に収まり得る構成とし、又、
このロッド10の突き当て部材11が、ドアDの孔75
内に押し戻されることによって、該ロッド10の当接部
材20が、塞ぎ手段Bの当接部材60を下方に押し下
げ、該突き当て部材11の先端が、ドアDの孔75内に
押し込まれた状態で、塞ぎ手段Bが、ドアDの下方にあ
る床F面との間の隙間を塞ぎ得る構成としてある。
【0046】かかる構成よりして、例えば、ドアDを開
き出した場合、このドアD内に、組付けられている塞ぎ
装置における押動手段Aにおけるロッド10の突き当て
部材11が、開口部を構成している縦枠84との間での
当接状態を解消され、圧縮コイルバネ12の作用を受け
て外方に突き出すと共に、この押動手段Aにおける当接
部材20の傾斜面20dの移動に伴う上下方向の空き相
当分に対応して、塞ぎ手段Bが、圧縮コイルバネ52の
作用を受けて上方に引き戻され、ロッド10が縦枠84
の面に対する当接を完全に解消された状態で、塞ぎ手段
Bの遮蔽具50は完全に溝72内に引き込まれることと
なり、ドアDを滑らかに、且つ確実に開き出すことがで
きる。
【0047】次いで、ドアDを開口部に向けて締め入れ
た場合、ドアDの蝶番73の側から突き出しているロッ
ド10の突き当て部材11は、該ドアDの締め込み動作
に伴って縦枠84の面に当接し、圧縮コイルバネ12の
付勢に抗して該ドアD内に押し戻されると共に、該ロッ
ド10の当接部材20の傾斜面20dに接している塞ぎ
手段Bの遮蔽具50を、圧縮コイルバネ52の付勢に抗
して下方に押し出し、これによって、ドアDを開口部内
に締め入れた際に、このドアDの下方にある床Fとの間
の隙間を当接遮蔽具50によって塞ぐことができる。
【0048】尚、叙上における押動手段Aに備えられて
いる当接部材20と、塞ぎ手段Bに備えらえている当接
部材60とは、この両者が、互いに直交する向きに向け
て動作可能に当接される当接面を備えているかぎり、前
記実施例におけるように、夫々に互いに当接される傾斜
面20dと、傾斜面60cとを設ける必要は無く、該当
接部材20と、当接部材60のいずれか一方の側にの
み、前記実施例におけると同一の向きの傾斜面を設け、
このいずれか一方の当接部材の側に設けられた傾斜面に
対して、他方の当接部材の先端側を当接させる構成とし
てあっても良い。
【0049】また、かかる傾斜面を備えていない当接部
材にあっては、他方の当接部材の傾斜面に対する接触抵
抗を少なくして、押動手段Aと塞ぎ手段Bとが確実に関
連動作できるようにするために、例えば、他方傾斜面に
接する当接部材部分を、回転球体、回転丸棒などによる
回転接触とし、あるいは球面などによる点接触となる構
成としてあっても良い。
【0050】
【発明の効果】本発明に係る塞ぎ装置は叙上における特
長ある構成、特に、塞ぎ手段Bを動作する押動手段A
が、ドア内に備えられて、一端側が常時該ドアDの側面
から外方に突き出すように付勢され、且つ、該ドアDの
ドア締め動作に伴って、該ドアD内に押し戻されるロッ
ド10と、該ロッド10に備えられている当接部材20
とを有する構成としてあり、又、これによって動作され
る塞ぎ手段Bが、前記ドアDの下部に沿って備えらて、
該ドアD内に引き込まれる向きに常時付勢され、且つ前
記押動手段Aにおける当接部材20に当接される当接部
材60を有する構成としてあり、又、この押動手段Aに
備えられている当接部材20と、前記塞ぎ手段Bに備え
らている当部材60の両方又はいずれか一方に傾斜面が
備えられていると共に、この傾斜面において前記押動手
段Aと、塞ぎ手段Bとの当接部材20、60が接して設
けられていることから、前記ドア締め動作に伴って、前
記塞ぎ手段Bが前記付勢に抗して確実に、しかも軽い押
動操作によって、容易に下方に押し下げられて、ドアD
と床Fとの間の隙間を塞ぐことができる特長を有してい
る。又、前記ドア開け動作に伴って、前記塞ぎ手段Bが
確実に、しかも容易に前記付勢により上方に引上げら
れ、ドアDの開け放しに際して、前記塞ぎ手段Bが床F
面から、確実に引き離され、これによって、ドアDが確
実、且つ容易に開き出し得る特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】典型的な締め込み隙間の塞ぎ装置を備えたドア
Dを、その幅方向において開放状態で示す要部断面図
【図2】同ドアDを、その幅方向において締め込み状態
で示す要部断面図
【図3】同ドアDを、図1のY−Y線で示されるよう
に、その厚さ方向において、開放状態で示す要部断面図
【図4】同ドアDを、図2のY’−Y’線で示されるよ
うに、その厚さ方向において、締め込み状態で示す要部
断面図
【図5】同塞ぎ装置の構成部品の部品分離斜視図
【符号の説明】
10 ロッド 20 当接部材 60 当接部材 A 押動手段 B 塞ぎ手段 D ドア F 床

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア内に備えられて、一端側が常時該ド
    アの側面から外方に突き出すように付勢され、且つ、該
    ドアのドア締め動作に伴って、該ドア内に押し戻される
    ロッドと、該ロッドに備えられている当接部材とを有す
    る押動手段と、 前記ドアの下部に沿って備えられて、該ドア内に引き込
    まれる向きに常時付勢され、且つ前記押動手段における
    当接部材に当接される当接部材を有する塞ぎ手段とを備
    えており、 前記押動手段に備えられている当接部材と、前記塞ぎ手
    段に備えられている当接部材の両方又はいずれか一方に
    傾斜面が備えられていると共に、この傾斜面において前
    記押動手段と、塞ぎ手段との当接部材が接して設けられ
    ており、 前記ドア締め動作に伴う前記ロッドの移動に伴って、前
    記塞ぎ手段が前記付勢に抗して下方に押し下げられると
    共に、前記ドア開け動作に伴う前記ロッドの移動に伴っ
    て、前記塞ぎ手段が前記付勢により上方に引上げられる
    構成としてあることを特徴とするドア締め込み隙間の塞
    ぎ装置。
  2. 【請求項2】 ドアの側面から外方に向けて一端側が突
    き出すように付勢して設けられているロッドの他端側に
    備えられた当接部材と、 この当接部材の動作前方に位置し、且つ、塞ぎ手段から
    起立して備えられた当接部材との両方、又は、いずれか
    一方が、互に向き合っている側に傾斜面を備えているこ
    とを特長とする請求項1記載に係るドア締め込み隙間の
    塞ぎ装置。
JP2447295A 1995-01-20 1995-01-20 ドア締め込み隙間の塞ぎ装置 Pending JPH08199930A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010086961A (ko) * 2000-03-06 2001-09-15 허상은 문의 문턱장치
KR100850317B1 (ko) * 2007-04-12 2008-08-07 김영배 문턱 승강장치
KR101674560B1 (ko) * 2015-06-24 2016-11-10 김병철 밀폐장치 및 이를 포함하는 도어

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20010086961A (ko) * 2000-03-06 2001-09-15 허상은 문의 문턱장치
KR100850317B1 (ko) * 2007-04-12 2008-08-07 김영배 문턱 승강장치
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