JPH08199834A - 浴室ユニット - Google Patents

浴室ユニット

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Publication number
JPH08199834A
JPH08199834A JP7008319A JP831995A JPH08199834A JP H08199834 A JPH08199834 A JP H08199834A JP 7008319 A JP7008319 A JP 7008319A JP 831995 A JP831995 A JP 831995A JP H08199834 A JPH08199834 A JP H08199834A
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JP
Japan
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bathroom
storage chamber
steam
main body
gap
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Application number
JP7008319A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidemi Tsutsumi
堤秀美
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Mitsui Mining Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Mining Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】加工が簡単で安価であるとともに、テザイン的
にも優れる浴室ユニットを提供することを目的とする。 【構成】 箱体状をなす浴室2と、床板9上に設けられ
る浴槽3と、この浴槽3に連設されるとともに、前記床
板9との間に所定の隙間4bを形成し、かつ、内部に前
記隙間4bを介して浴室2内を連通する収納室4aを形
成する外装体4と、前記収納室4a内に設けられる蒸気
・温風発生装置5とを具えた浴室ユニットであって、前
記隙間4bを介して収納室4aと浴室2との間で空気又
は蒸気を流通させるようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は浴室ユニットに関し、
特に、浴室内に蒸気・温風発生装置を設置した浴室ユニ
ットに関するものである。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】近年、浴室をスチーム
サウナ室や衣類乾燥室等として使用する要求があり、こ
れに応えるため、浴室内に蒸気・温風発生装置を設置し
た浴室ユニットが注目されている。
【0003】従来、この種の浴室ユニットとしては、浴
室内の側面や床面に蒸気・温風発生装置を設置したもの
が一般的に知られているが、浴室の側面に窓や入口等を
設ける必要があるため、蒸気・温風発生装置の設置箇所
が限定されてしまい、浴槽、洗い場の占有面積が小さく
なったり、人目に付く箇所に設置しなければならないた
め、見栄えが悪く、意匠性が損なわれたり、湯、水等が
電気系統に直接かかるのを防止するため、防水対策を完
全に施さなければならないという問題点があった。
【0004】このような問題点を解決するため、浴室内
にエプロン部とカウンタ部とからなる外装体を設けて、
その内部に蒸気・温風発生装置を設けた浴室ユニットが
特開平6−63104号公報に開示されている。
【0005】しかしながら、このような浴室ユニットに
あっては、外装体が蒸気・温風発生装置のケースを兼ね
ているため、外装体に空気の吸込口と蒸気の吹出口の2
つの開口部を設けなければならず、その加工に手間がか
かり全体としてコスト高になったり、吸込口と吹出口の
2つの開口部が外装体にあるため、見栄えが悪くなり、
意匠性が損なわれたりする問題点があった。
【0006】この発明は上記のような従来のもののもつ
問題点を解決したものであって、浴室内に蒸気・温風発
生装置を設けても浴槽や洗い場の占有面積が小さくなる
ようなことがなく、また、人目に付く箇所に蒸気・温風
発生装置があるために見栄えが悪くなって意匠性が損な
われるようなこともなく、さらに、加工に手間がかかる
ためにコスト高になるようなこともない浴室ユニットを
提供することを目的とするものである。
【0007】
【問題点を解決するための手段】この発明は上記のよう
な問題点を解決するために、箱体状をなす浴室と、該浴
室の床板上に設けられる浴槽と、該浴槽に連設されると
ともに、前記浴室の床板との間に所定の隙間を形成し、
かつ、内部に前記隙間を介して浴室内と連通する収納室
を形成する外装体と、前記収納室内に設けられる蒸気・
温風発生装置とを具えた手段を採用したものである。ま
た、前記外装体に開口部を設け、該開口部を介して前記
収納室と前記浴室との間を相互に連通した手段を採用し
たものであり、前記蒸気・温風発生装置は、前記収納室
内に設けられるとともに、収納室内に熱水を分散させる
分配管と、収納室内に設けられるとともに、収納室内に
供給される熱水又は空気の少なくとも何れか一方を加熱
する加熱構造物と、収納室内に設けられるとともに、収
納室と浴室との間で前記隙間を介して空気又は蒸気の少
なくとも何れか一方を流通させるファンとからなる手段
を採用したものであり、前記蒸気・温風発生装置は、前
記収納室内に設けられるとともに、収納室内に熱水を分
散させる分配管と、収納室内に設けられるとともに、収
納室内に供給される熱水又は空気の少なくとも何れか一
方を加熱する加熱構造物と、収納室内に設けられるとと
もに、収納室と浴室との間で前記隙間および開口部を介
して空気又は蒸気の少なくとも何れか一方を流通させる
ファンとからなる手段を採用したものである。さらに、
前記収納室内の上部にファンを設けるとともに、その下
部に分配管および加熱構造物を設けた手段を採用したも
のであり、前記収納室内の上部に分配管および加熱構造
物を設けるとともに、その下部にファンを設けた手段を
採用したものである。さらに、前記蒸気・温風発生装置
を吸込口と吹出口とを有する箱体状の本体内に設けると
ともに、該本体を前記収納室内に設け、該本体の吸込口
および吹出口と前記隙間との間を相互に連通させた手段
を採用したものであり、前記蒸気・温風発生装置を吸込
口と吹出口とを有する箱体状の本体内に設け、該本体を
前記収納室内に設けるとともに、該本体の吸込口と前記
隙間又は開口部の何れか一方との間を相互に連通し、該
本体の吹出口と前記隙間又は開口部の何れか他方との間
を相互に連通した手段を採用したものである。さらに、
前記外装体は、前記浴室の側板間に架設される平板状の
カウンタと、該カウンタの一端に垂設されるとともに、
先端と前記床板との間に隙間を形成する平板状のエプロ
ンとからなり、前記カウンタと前記エプロンとによって
囲まれる部分で前記収納室を形成した手段を採用したも
のである。そして、前記加熱構造物は、複数の薄板から
なる放熱部材と、該放熱部材を貫通するように設けられ
る中空状の連結部材とからなり、該連結部材の内部に熱
媒体を流通させた手段を採用したものであり、前記加熱
構造物は、中空状をなす複数の板状の放熱部材と、隣接
する放熱部材間を一体に連結するとともに、放熱部材の
内部と連通する中空状の連結部材とからなり、前記放熱
部材および連結部材の内部に熱媒体を流通させた手段を
採用したものであり、前記加熱構造物は、線状の発熱体
と、該発熱体に設けられる複数のフィンとからなる手段
を採用したものである。
【0008】
【作用】この発明は上記の手段を採用したことにより、
収納室内の蒸気・温風発生装置を作動させると、浴室内
の空気が隙間を介して収納室内に吸い込まれ、この吸い
込まれた空気と収納室内で発生した蒸気とが混合して、
高温多湿の空気が隙間から浴室内に吹き出され、浴室内
がサウナ雰囲気に形成されることになる。一方、蒸気を
発生させずに浴室と収納室との間で空気のみを流通させ
れば、浴室内に収納室から高温の乾燥空気が吹き出さ
れ、浴室内が乾燥雰囲気に形成されることになる。この
場合、蒸気・温風発生装置を、熱水を分散させる分配管
と、熱水又は空気の少なくとも何れか一方を加熱する加
熱構造物と、収納室と浴室との間で隙間又は外装体に設
けた開口部を介して空気又は蒸気の少なくとも何れか一
方を流通させるファンとで構成すると、ファンの作動に
よって外装体と床板との間の隙間又は外装体の開口部を
介して収納室内に空気が吸い込まれるとともに、その空
気は収納室内の加熱構造物によって加熱され、昇温され
て隙間又は開口部を介して浴室内に吹き出されることに
なる。また、分配管から収納室内に分散された熱水は加
熱構造物によって加熱されて蒸気となり、この蒸気は収
納室内を流通する空気と混合し、高温多湿の混合気とな
って隙間又は開口部から浴室内に吹き出され、浴室内が
サウナ雰囲気に形成されることになる。一方、分配管か
らの熱水の供給を停止すると、収納室内において加熱構
造物によって加熱された高温の乾燥空気が隙間又は開口
部を介して浴室内に吹き出され、浴室内が乾燥雰囲気に
形成されることになる。
【0009】
【実施例】以下、図面に示すこの発明の実施例について
説明する。図1〜図4には、この発明による浴室ユニッ
トの第1の実施例が示されていて、図1は全体を示す概
略図、図2は図1に示す外装体の内部構造を示す断面
図、図3は図2に示すもののX−X線断面図、図4は蒸
気・温風発生装置の全体を示す概略図である。
【0010】すなわち、この実施例による浴室ユニット
1は、浴室2と、浴室2内に設けられる浴槽3と、外装
体4と、外装体4の内部に設けられる蒸気・温風発生装
置5とを具えている。
【0011】前記浴室2は、複数の平板を組み合わせて
箱体状に形成したものであって、天板10には浴室2内
外を連通する孔(図示せず)が穿設されるとともに、こ
の孔には浴室2内を換気するための換気扇(図示せず)
が取り付けられている。床板9上には浴槽3が設けられ
るとともに、床板9の適宜の位置には浴室2内外を連通
する排水口11が設けられ、この排水口11を介して浴
室2内の湯等が外部に排出されるようになっている。対
向する側板6、8間には外装体4が架設されるととも
に、外装体4の内部には蒸気・温風発生装置5が設けら
れるようになっている。前面側の側板(図示せず)には
浴室2内外を連通する出入口が設けられ、この出入口に
は開閉扉が取付けられるようになっている。なお、前記
浴室2は別体に形成した複数の平板を組み合わせて箱体
状としてもよいが、型等を用いて箱体状に形成してもよ
いものである。
【0012】前記浴槽3は上部が開口する箱体状をなす
ものであって、下面側は浴室2の床板9に密着し、幅方
向の一方の側面は浴室2の左側の側板6に密着し、長手
方向の一方の側面は浴室2の奥側の側板7に密着し、長
手方向の他方の側面は浴室2の手前側の側板(図示せ
ず)に密着し、浴槽3の幅方向の他方の側面と浴室2の
右側の側板8との間で洗い場が形成されるようになって
いる。なお、前記浴槽3は浴室2の各側板6、7、8と
別体に形成してもよいものであり、浴室2の各側板6、
7、8と一体に形成してもよいものである。
【0013】前記外装体4は、対向する側板6、8間に
水平に架設される平板状のカウンタ12と、このカウン
タ12の前端に垂設されるとともに、前記床板9との間
に水平方向に延びる隙間4b(この実施例では高さ10
mm程度とした)を形成する平板状のエプロン13とか
らなり、これらカウンタ12とエプロン13とによって
外装体4の内部には密閉された収納室4aが形成される
とともに、この収納室4aは前記隙間4bを介して浴室
2内を相互に連通するようになっている。
【0014】なお、前記カウンタ12は平板状に形成し
たものの長手方向の両端を対向する側板6、8に接着す
るとともに、幅方向の一端を奥側の側板7に接着したも
のであって、前記エプロン13は平板状に形成したもの
の幅方向の一端を前記カウンタ12の幅方向の他端(手
前側)に接着するとともに、長手方向の一端を浴槽3の
側面に、他端を対向する一方の側板8に接着したもので
あるが、これらカウンタ12およびエプロン13を型等
を用いて浴室と一体に成形してもよいものである。
【0015】前記収納室4a内には蒸気・温風発生装置
5が設けられていて、この蒸気・温風発生装置5によっ
て形成した高温多湿の空気又は高温の乾燥空気を浴室2
内に導くようになっている。
【0016】前記蒸気・温風発生装置5は、箱体状の本
体15と、この本体15内部に設置される分配管16
と、加熱構造物17と、ファン18と、ドレンパン19
とから構成され、前記本体15の前面と前記外装体4の
エプロン13の裏面との間には平板状の仕切板14が水
平に架設されるようになっている。
【0017】前記本体15の前面板には、上部に水平方
向に延びる長円形状の吸込口21が、下部に水平方向に
延びる長円形状の吹出口20がそれぞれ穿設され、これ
らを介して本体15内が外部に開放されるようになって
いる。なお、吸込口21は収納室4a内に開放され、吹
出口20は隙間4bに開放されるようになっている。
【0018】前記本体15内部には、上部に複数の孔1
6aを有するパイプ状の分配管16が水平に設置される
とともに、この分配管16は図示しない配管等を介して
浴室2外に設置されている熱水供給源に接続され、熱水
供給源の作動により分配管16の各孔16aを介して本
体15内部に熱水が供給(分散)されるようになってい
る。
【0019】前記本体15の内部の前記分配管16の下
方には、加熱構造物17が傾斜した状態で設けられてい
る。加熱構造物17は、複数の平板状をなす放熱部材2
3を所定の間隔ごとに平行に設けるとともに、これらの
放熱部材23にパイプ状の一連の連結部材24を挿通さ
せたものであって、連結部材24の内部に熱水、熱油、
加熱ガス等の熱媒体Aを流通させるようにしたものであ
る。
【0020】前記各放熱部材23は、上部が本体15の
背面板側に接近し、下部が本体15の前面板側に接近し
た状態で本体15内部に設けられている。このように各
放熱板23を傾斜させることによって、前記分配管16
から供給される熱水が各放熱部材23に効率よく供給さ
れるものである。
【0021】前記各放熱部材23の下部には、上部が開
口する箱体状のドレンパン19が水平に設けられてい
て、このドレンパン19によって放熱部材23によって
蒸発しきれなかった熱水が回収されるようになってい
る。ドレンパン19に回収された熱水は、図示しない配
管等を介して本体15外に排出されるようになってい
る。
【0022】前記本体15内部の前記加熱構造物17の
下部にはファン18が吹出口20に対向するように設け
られている。このファン18を作動させると、収納室4
a内の空気が吸込口21から本体15内部に吸い込まれ
るとともに、本体15内部に吸い込まれた空気は、本体
15内部を流通して吹出口20から隙間4bを介して浴
室2内に吹き出されるものである。また、加熱構造物1
7で発生した蒸気も本体15内部を流通する空気と一緒
に吹出口20から隙間4bを介して浴室2内に吹き出さ
れるものである。なお、22は、効率よく空気および蒸
気を吹出口20に導くための仕切部である。
【0023】次に前記に示すものの作用について説明す
る。まず、蒸気・温風発生装置5のファン18を作動さ
せると、浴室2内の空気が外装体4のエプロン13と床
板9との間の隙間4bを介して収納室4a内に吸い込ま
れるとともに、この空気は本体15の吸込口21から本
体15内部に吸い込まれる。ここで、加熱構造物17を
作動させて放熱部材23を発熱させるとともに、熱水供
給源を作動させて分配管16を介して本体15内部に熱
水を供給すると、本体15内部を流通する空気が加熱さ
れて昇温するとともに、本体15内部に供給される熱水
が放熱部材23によって加熱されて蒸気となり、これら
が混合されて吹出口20から隙間4bを介して浴室2内
に吹き出され、浴室2内が高温多湿のサウナ雰囲気に形
成されることになる。
【0024】一方、熱水供給源から分配管16への熱水
の供給を停止し、ファン18および加熱構造物17を作
動させると、浴室2内の空気が外装体4のエプロン13
と床板9との間の隙間4bを介して収納室4a内に吸い
込まれるとともに、この空気は本体15の吸込口21か
ら本体15内部に吸い込まれる。本体15内部を流通す
る空気は加熱構造物17の放熱部材23によって加熱さ
れて昇温し、この昇温した空気が吹出口20から隙間4
bを介して浴室2内に吹き出され、浴室2内が高温の乾
燥雰囲気に形成されることになる。
【0025】上記のように構成したこの実施例による浴
室ユニット1にあっては、外装体4の内部に隙間4bを
介して浴室2内と連通する収納室4aを形成するととも
に、収納室4a内に蒸気・温風発生装置5を設置するよ
うにしたことにより、蒸気・温風発生装置5を設置する
のに大きなスペースを必要とすることがなくなり、浴槽
3や洗い場の占有面積を大きくすることができることに
なる。
【0026】また、蒸気・温風発生装置5の電気系統等
に洗い場の湯等が直接作用する虞がなくなるので、装置
の防水対策が簡単になるとともに、装置の耐腐食性を大
幅に高めることができることになる。また、装置が外か
ら見えにくくなるのでデザイン的にも優れたものを提供
することができることになる。
【0027】さらに、外装体4のエプロン13と床板9
との間で隙間4bを形成するとともに、本体の吸込口2
1を収納室4a内に開口させ、本体15の吹出口20を
前記隙間4bに開口させるようにしたので、空気又は蒸
気を流通させるために外装体4のエプロン13又はカウ
ンタ12に吸込口と吹出口を加工する必要がなくなり、
個々の部品の加工が簡単になるので全体としての加工コ
ストを大幅に低減させることができ、安価なものを提供
することができることになる。
【0028】そして、外装体4のエプロン13と床板9
との間の隙間4bを介して収納室4と浴室2との間で空
気又は蒸気を流通させるようにしたので、外装体4のカ
ウンタ12およびエプロン13を暖めることができ、放
射熱が増加することになるので浴室全体を効率よく暖め
ることができることになる。
【0029】図5にはこの発明による浴室ユニットの第
2の実施例の要部断面図が示されていて、この実施例に
示す浴室ユニット25は、外装体4のエプロン13の上
部に開口部26を設けて、この開口部26を介して収納
室4a内外を連通するとともに、収納室4a内に天地を
逆にした蒸気・温風発生装置5を設けたものであって、
その他の構成は前記第1の実施例に示すものと同様の構
成を有している。
【0030】すなわち、この実施例における蒸気・温風
発生装置5は、箱体状をなす本体15の前面上部に吹出
口20を穿設し、前面下部に吸込口21を穿設するとと
もに、本体15内部に上からファン18、分配管16、
加熱構造物17、ドレンパン19の順に設けたものであ
って、加熱構造物17の上部が本体15の前面板側に接
近し、下部が本体15の背面板側に接近するように傾斜
させたものである。
【0031】この場合、本体15の吹出口20とエプロ
ン13の開口部26との間はパイプ状の仕切板27によ
って連通されるとともに、本体15の吸込口21は外装
体4のエプロン13と床板9との間の隙間4b内に開口
し、この隙間4bを介して浴室2内と連通するようにな
っている。
【0032】そして、上記のように構成したこの実施例
による浴室ユニット25にあっても、前記第1の実施例
に示すものと同様の作用効果を示し、外装体4の内部に
隙間4bを介して浴室2内と連通する収納室4aを形成
するとともに、収納室4a内に蒸気・温風発生装置5を
設置するようにしたことにより、蒸気・温風発生装置5
を設置するのに大きなスペースを必要とすることがなく
なり、浴槽3や洗い場の占有面積を大きくすることがで
きることになる。
【0033】また、蒸気・温風発生装置5の電気系統等
に湯等が直接作用する虞がなくなるので、装置の防水対
策が簡単になるとともに、耐腐食性を大幅に高めること
ができることになる。また、装置が外から見えにくくな
るのでザイン的にも優れたものを提供することができる
ことになる。
【0034】さらに、外装体4のエプロン13と床板9
との間で隙間4bを形成するとともに、本体15の吸込
口21を前記隙間4b内に開口させ、本体15の吹出口
20を前記エプロン13に設けた開口部26に仕切板2
7を介して連通するようにしたもので、空気又は蒸気を
流通させるために外装体4のエプロン13又はカウンタ
12に吸込口と吹出口の両方を加工する必要がなくな
り、エプロン13に開口部26を加工すれば足りること
になるので、個々の部品の加工が簡単になり、全体とし
て加工コストを大幅に低減させることができ、安価なも
のを提供することができることになる。
【0035】そして、外装体4のエプロン13と床板9
との間の隙間4bを介して収納室4a内に空気を取り込
むとともに、収納室4a内で発生させた蒸気又は昇温さ
せた空気をエプロン13の開口部26から浴室2内に吹
き出させるようにしたことにより、外装体4のカウンタ
12およびエプロン13を暖めることができ、放射熱が
増加することになるので浴室全体を効率よく暖めること
ができることになる。
【0036】図6にはこの発明による浴室ユニットの第
3の実施例の要部断面図が示されていて、この実施例に
示す浴室ユニット1は、本体15を1枚の平板と外装体
4のエプロン13とによって構成したものであって、そ
の他の構成は前記第1の実施例に示すものと同様の構成
を有している。
【0037】すなわち、この実施例に示す浴室ユニット
1は、収納室4a内にエプロン13と平行をなすように
1枚の平板を立設して、この平板とエプロン13とによ
って本体15を構成したものであって、平板とエプロン
13との間に形成される空間内に上から分配管16、加
熱構造物17、ドレンパン19、ファン18の順に設け
たものである。
【0038】そして、上記のように構成したこの実施例
による浴室ユニット1にあっても、前記第1の実施例に
示すものと同様の作用効果を示し、外装体4の内部に隙
間4bを介して浴室2と連通する収納室4aを形成する
とともに、収納室4a内に蒸気・温風発生装置5を設置
するようにしたことにより、蒸気・温風発生装置5を設
置するのに大きなスペースを必要とすることがなくな
り、浴槽3や洗い場の占有面積を大きくすることができ
ることになる。
【0039】また、蒸気・温風発生装置5の電気系統等
に湯等が直接作用する虞がなくなるので、装置の防水対
策が簡単になるとともに、装置の耐腐食性を大幅に高め
ることができることになる。また、装置が外から見えに
くくなるのでデザイン的にも優れたものを提供すること
ができることになる。
【0040】さらに、外装体4のエプロン13と床板9
との間で隙間4bを形成するとともに、本体15の吸込
口21を収納室4a内に開口させ、本体15の吹出口2
0を前記隙間4bに開口させるようにしたので、空気又
は蒸気を流通させるために外装体4のエプロン13又は
カウンタ12に吸込口と吹出口を加工する必要がなくな
り、個々の部品の加工が簡単になり、全体としての加工
コストを低減させることができ、安価なものを提供する
ことができることになる。
【0041】そして、外装体4のエプロン13と床板9
との間で隙間4bを介して収納室4aと浴室2との間で
空気又は蒸気を流通させるようにしたので、外装体4の
カウンタ12およびエプロン13を暖めることができ、
放射熱が増加することになるので浴室全体を効率よく暖
めることができることになる。
【0042】なお、この実施例においては、1枚の平板
とエプロン13とによって本体15を構成するようにし
たので、空気の吸込口21を大きくとることができると
ともに、本体15の構成部品を少なくすることができる
ので、さらに加工コストを低減させることができるもの
である。
【0043】図7にはこの発明による浴室ユニットの第
4の実施例の要部断面図が示されていて、この実施例に
示す浴室ユニット25は、本体15をL字形状の1枚の
平板と外装体4のエプロン13とによって構成したもの
であって、その他の構成は前記第2の実施例に示すもの
と同様の構成を有している。
【0044】すなわち、この実施例に示す浴室ユニット
25は、収納室4a内にL字形状の平板を設けて、この
平板とエプロン13とによって本体15を構成するとと
もに、本体15の内部に上から分配管16、加熱構造物
17、ドレンパン19、ファン18の順に設けたもので
あって、エプロン13の上部に設けた開口部26を本体
15の吸込口21と兼用するとともに、エプロン13と
床板9との間の隙間4bを本体15の吹出口20と兼用
したものである。
【0045】そして、上記のように構成したこの実施例
による浴室ユニット25にあっても、前記第2の実施例
に示すものと同様の作用効果を示し、外装体4の内部に
隙間4bを介して浴室2内と連通する収納室4aを形成
するとともに、収納室4a内に蒸気・温風発生装置5を
設置するようにしたことにより、蒸気・温風発生装置5
を設置するのに大きなスペースを必要とすることがなく
なり、浴槽3や洗い場の占有面積を大きくすることがで
きることになる。
【0046】また、蒸気・温風発生装置5の電気系統等
に湯等が直接作用する虞がなくなるので、装置の防水対
策が簡単になるとともに、装置の耐腐食性を大幅に高め
ることができることになる。また、装置が外から見えに
くくなるのでデザイン的にも優れたものを提供すること
ができることになる。
【0047】さらに、外装体4のエプロン13と床板9
との間で隙間4bを形成するとともに、本体15の吸込
口21をエプロン13の開口部26と兼用し、本体15
の吹出口20を前記隙間4bと兼用することにしたの
で、空気又は蒸気を流通させるために外装体4のエプロ
ン13又はカウンタ12に吸込口と吹出口の両方を加工
する必要がなくなり、エプロン13に開口部26を設け
れば足りることになるので、個々の部品の加工が簡単と
なり、全体としての加工コストが大幅に低減し、安価な
ものを提供することができることになる。
【0048】そして、外装体4のエプロン13の開口部
26を介して本体15内部に空気を取り込むとともに、
本体15内部で発生させた蒸気又は昇温させた空気をエ
プロン13と床板9との間の隙間4bを介して浴室2内
に吹き出させるようにしたことにより、外装体4のカウ
ンタ12およびエプロン13を暖めることができ、放射
熱が増加することになり、浴室全体を効率よく暖めるこ
とができることになる。
【0049】なお、この実施例においては、本体15を
L字形状の1枚の平板と外装体4のエプロン13とで構
成したので、本体15の構成部品を少なくすることがで
き、さらに加工コストを低減させることができるもので
ある。
【0050】図8にはこの発明による浴室ユニットの第
5の実施例の要部断面図が示されていて、この実施例に
示す浴室ユニット1は、本体15をL字形状の1枚の平
板と外装体4のエプロン13とによって構成したもので
あって、その他の構成は前記第1の実施例に示すものと
同様の構成を有している。
【0051】すなわち、この実施例に示す浴室ユニット
1は、収納室4a内にL字形状の1枚の平板を設けて、
この平板と外装体4のエプロン13とによって本体15
を構成し、本体15の内部に上からファン18、分配管
16、加熱構造物17、ドレンパン19の順に設けたも
のであって、平板の上部に吹出口20を設けるととも
に、外装体4のエプロン13と床板9との間の隙間4b
を本体15の吹出口20と兼用したものである。
【0052】そして、上記のように構成したこの実施例
による浴室ユニット1にあっても、前記第1の実施例に
示すものと同様の作用効果を示し、外装体4の内部に隙
間4bを介して浴室2内と連通する収納室4aを形成す
るとともに、収納室4a内に蒸気・温風発生装置5を設
置するようにしたことにより、蒸気・温風発生装置5を
設置するのに大きなスペースを必要とすることがなくな
り、浴槽3や洗い場の占有面積を大きくすることができ
ることになる。
【0053】また、蒸気・温風発生装置5の電気系統等
に湯等が直接作用する虞がなくなるので、装置の防水対
策が簡単になるとともに、耐腐食性が大幅に高まること
になる。また、外から装置が見えにくくなるのでデザイ
ン的にも優れたものを提供することができることにな
る。
【0054】さらに、外装体4のエプロン13と床板9
との間で隙間4bを形成するとともに、本体15の吸込
口21を前記隙間4bに開口させ、本体15の吹出口2
0を収納室4aに開口させるようにしたので、空気又は
蒸気を流通させるために外装体4のエプロン13又はカ
ウンタ12に吸込口と吹出口を加工する必要がなくな
り、個々の部品の加工が簡単になるので全体としての加
工コストを大幅に低減させることができ、安価なものを
提供することができることになる。
【0055】そして、外装体4のエプロン13と床板9
との間の隙間4bを介して本体15内部に空気を取り込
むとともに、本体15内部で発生させた蒸気又は昇温さ
せた空気を本体15の吹出口20から収納室4a内に吹
き出させるようにしたことにより、外装体4のカウンタ
12およびエプロン13を暖めることができ、放射熱が
増加することになるので浴室全体を効率よく暖めること
ができることになる。
【0056】なお、この実施例においては、本体15を
L字形状の平板と外装体4のエプロン13とで構成した
ので、本体15の構成部品を少なくすることができ、加
工コストをさらに低減させることができることになる。
【0057】図9にはこの発明による浴室ユニットの第
6の実施例の要部断面図が示されていて、この実施例に
示す浴室ユニット25は、本体15をL字形状の平板と
外装体4のエプロン13とで構成したものであって、そ
の他の構成は前記第2の実施例に示すものと同様の構成
を有している。
【0058】すなわち、この実施例に示す浴室ユニット
25は、収納室4a内にL字形状の平板を設けて、この
平板と外装体4のエプロン13とによって本体15を構
成するとともに、本体15の内部に上からファン18、
分配管16、加熱構造物17、ドレンパン19の順に設
け、エプロン13の開口部26を本体15の吹出口20
と兼用するとともに、エプロン13と床板9との間の隙
間4bを本体15の吸込口21と兼用したものである。
【0059】そして、上記のように構成したこの実施例
による浴室ユニット25にあっても、前記第2の実施例
に示すものと同様の作用効果を示し、外装体4の内部に
隙間4bを介して浴室2と連通する収納室4aを形成す
るとともに、収納室4a内に蒸気・温風発生装置5を設
置するようにしたことにより、蒸気・温風発生装置5を
設置するのに大きなスペースを必要とすることがなくな
り、浴槽3や洗い場の占有面積を大きくすることができ
ることになる。
【0060】また、蒸気・温風発生装置5の電気系統等
に湯等が直接作用する虞がなくなるので、防水対策が簡
単になるとともに、装置の耐腐食性を大幅に高めること
ができることになる。また、外から装置が見えにくくな
るのでデザイン的にも優れたものを提供することができ
ることになる。
【0061】さらに、本体15の吸込口21をエプロン
13と床板9との間の隙間4bと兼用するとともに、エ
プロン13の開口部26を本体15の吹出口20と兼用
するようにしたことにより、空気又は蒸気を流通させる
ために外装体4のエプロン13やカウンタ12に吸込口
や吹出口の両方を加工する必要はなく、エプロン13に
開口部26を加工すれば足りることになるので、個々の
部品の加工が簡単になり、全体としての加工コストを大
幅に低減させることができ、安価なものを提供すること
ができることになる。
【0062】そして、外装体4のエプロン13と床板9
との間の隙間4bを介して本体15内に空気を取り込む
とともに、本体15内で発生させた蒸気又は昇温させた
空気をエプロン13の開口部26から浴室2内に吹き出
させるようにしたことにより、外装体4のカウンタ12
およびエプロン13を暖めることができ、放射熱が増加
することになるので、浴室全体を効率よく暖めることが
できることになる。
【0063】なお、この実施例においては、本体15を
L字形状の平板と外装体4のエプロン13とで構成した
ので、本体15の構成部品を少なくすることができ、加
工コストをさらに低減することができることになる。
【0064】なお、前記各実施例においては、蒸気・温
風発生装置5の本体15を浴室2の床板9上に直接設置
したが、支持脚等で嵩上げして設置してもよいものであ
る。このように支持脚等で嵩上げすることにより、外装
体4と床板9との隙間4bから蒸気・温風発生装置5が
さらに見えにくくなるとともに、洗い場の湯等が蒸気・
温風発生装置5に作用する虞がさらになくなるものであ
る。
【0065】図10および図11には、前記各実施例で
示した加熱構造物の変形例が示されていて、図10は全
体を示す斜視図、図11は図10に示すものの一部断面
図である。
【0066】すなわち、この加熱構造物29は、中空状
をなす複数の板状の放熱部材30を所定の間隔ごとに並
設するとともに、隣接する放熱部材30の上部間および
下部間をパイプ状の連結部材31で交互に連結して、内
部に一連の空所を形成したものであって、連結部材31
および各放熱部材30の内部に熱水、熱油、加熱ガス等
の熱媒体Aを流通させ得るようにしたものであって、こ
のように連結部材31および各放熱部材30の内部に熱
媒体Aを流通させることにより、熱媒体Aの流通経路が
長くなって放熱効率が高まるものである。
【0067】図12にも、前記各実施例で示した加熱構
造物の変形例が示されていて、この加熱構造物32は、
例えば電気ヒーターやセラミックスヒーター等の発熱体
34を用いたものであって、防水・防湿仕様の線状の発
熱体34を蛇行させて設けるとともに、この発熱体34
に熱伝導性の良好なアルミニウムやステンレス鋼等から
なる複数のフィン33を所定の間隔ごとに設けたもので
ある。
【0068】前記発熱体34は、図示しない配線を介し
て図示しないON−OFFスイッチに接続されていて、
スイッチのON時に発熱体34が発熱するものであり、
このように発熱体34を蛇行させるとともに、複数のフ
ィン33を所定の間隔ごとに設けることにより、表面積
を大きくすることができ、放熱効率を高めることができ
るものである。
【0069】なお、前記放熱部材23、30および連結
部材24、31の材質はどのようなものであっても良い
が熱伝導性が高いと好ましく、例えばアルミニウムやス
テンレス鋼であっても良いものである。また、加熱構造
物17、29において、熱源を温水として、分配管16
から供給される熱水と同一のものを使用すれば、より簡
単で効率的となり好ましい。
【0070】以下、図13を参照しつつこの発明による
各実施例の浴室ユニット1、25の性能試験結果につい
て説明する。なお、この試験においては、浴室の大きさ
を「1600mm×2400mm×2000mm(高
さ)」、エプロンと床面との隙間を「30mm」、エプ
ロンの開口部を「なし」、浴室初期温度を「24℃」、
外気温度を「22℃」、給湯量を「5.0リットル/
分」とした。
【0071】この結果、約75℃の熱水を供給すること
により、約40℃〜50℃の蒸気が発生するとともに、
そのような蒸気によって浴室内の温度が時間とともに徐
々に上昇し、24℃の初期温度が30分後に約40℃と
なった。
【0072】
【発明の効果】この発明は上記のように構成したことに
より以下のような効果を奏することになる。すなわち、
外装体の内部に隙間又は開口部を介して浴室内と連通す
る収納室を形成するとともに、収納室内に蒸気・温風発
生装置を設置するようにしたことにより、装置を設置す
るのに大きなスペースを必要とすることがなくなり、浴
槽や洗い場の占有面積を大きくすることができることに
なる。また、蒸気・温風発生装置の電気系統等に洗い場
の湯等が直接作用する虞がなくなるので、装置の防水対
策が簡単になるとともに、耐腐食性が大幅に高まり、耐
久性を大幅に高めることができることになる。また、装
置が外から見えにくくなるのでデザイン的にも優れたも
のを提供することができることになる。さらに、外装体
と床板との間の隙間又は外装体の開口部を介して空気又
は蒸気を流通させるようにしたので、外装体を暖めるこ
とができることになり、放射熱が増加することになるの
で、浴室内を効率的に暖めることができることになる。
そして、外装体には少なくとも開口部を設ければ足りる
ことになるので、外装体の加工が簡単となり、全体とし
ての加工コストを低減させることができ、安価なものを
提供することができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による浴室ユニットの第1の実施例の
全体を示した概略図である。
【図2】図1の外装体の内部構造を示した断面図であ
る。
【図3】図2のX−X線断面図である。
【図4】図1に示す蒸気・温風発生装置の概略図であ
る。
【図5】この発明による浴室ユニットの第2の実施例を
示した要部断面図である。
【図6】この発明による浴室ユニットの第3の実施例を
示した要部断面図である。
【図7】この発明による浴室ユニットの第4の実施例を
示した要部断面図である。
【図8】この発明による浴室ユニットの第5の実施例を
示した要部断面図である。
【図9】この発明による浴室ユニットの第6の実施例を
示した要部断面図である。
【図10】この発明による各実施例の加熱構造物の変形
例を示した斜視図である。
【図11】図10に示すものの一部断面図である。
【図12】この発明による各実施例の加熱構造物の変形
例を示した斜視図である。
【図13】この発明による各実施例の性能試験の結果を
示した説明図である。
【符号の説明】 1、25……浴室ユニット 2……浴室 3……浴槽 4……外装体 4a……収納室 4b……隙間 5……蒸気・温風発生装置 6、7、8……側板 9……床板 10……天板 11……排水口 12……カウンタ 13……エプロン 14、27、28……仕切板 15……本体 16……分配管 17、29、32……加熱構造物 18……ファン 19……ドレンパン 20……吹出口 21……吸込口 22……仕切部 23、30……放熱部材 24、31……連結部材 26……開口部 33……フィン 34……発熱体 A……熱媒体 B……吸い込み空気 C……蒸気および温風の混合流、または、温風

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体状をなす浴室(2)と、該浴室
    (2)の床板(9)上に設けられる浴槽(3)と、該浴
    槽(3)に連設されるとともに、前記浴室(2)の床板
    (9)との間に所定の隙間(4b)を形成し、かつ、内
    部に前記隙間(4b)を介して浴室(2)内と連通する
    収納室(4a)を形成する外装体(4)と、前記収納室
    (4a)内に設けられる蒸気・温風発生装置(5)とを
    具えたことを特徴とする浴室ユニット。
  2. 【請求項2】 前記外装体(4)に開口部(26)を設
    け、該開口部(26)を介して前記収納室(4a)と前
    記浴室(2)との間を相互に連通した請求項1記載の浴
    室ユニット。
  3. 【請求項3】 前記蒸気・温風発生装置(5)は、前記
    収納室(4a)内に設けられるとともに、収納室(4
    a)内に熱水を分散させる分配管(16)と、収納室
    (4a)内に設けられるとともに、収納室(4a)内に
    供給される熱水又は空気の少なくとも何れか一方を加熱
    する加熱構造物(17、29、32)と、収納室(4
    a)内に設けられるとともに、収納室(4a)と浴室
    (2)との間で前記隙間(4b)を介して空気又は蒸気
    の少なくとも何れか一方を流通させるファン(18)と
    からなる請求項1記載の浴室ユニット。
  4. 【請求項4】 前記蒸気・温風発生装置(5)は、前記
    収納室(4a)内に設けられるとともに、収納室(4
    a)内に熱水を分散させる分配管(16)と、収納室
    (4a)内に設けられるとともに、収納室(4a)内に
    供給される熱水又は空気の少なくとも何れか一方を加熱
    する加熱構造物(17、29、32)と、収納室(4
    a)内に設けられるとともに、収納室(4a)と浴室
    (2)との間で前記隙間(4b)および開口部(26)
    を介して空気又は蒸気の少なくとも何れか一方を流通さ
    せるファン(18)とからなる請求項2記載の浴室ユニ
    ット。
  5. 【請求項5】 前記収納室(4a)内の上部にファン
    (18)を設けるとともに、その下部に分配管(16)
    および加熱構造物(17、29、32)を設けた請求項
    3および4記載の浴室ユニット。
  6. 【請求項6】 前記収納室(4a)内の上部に分配管
    (16)および加熱構造物(17、29、32)を設け
    るとともに、その下部にファン(18)を設けた請求項
    3および4記載の浴室ユニット。
  7. 【請求項7】 前記蒸気・温風発生装置(5)を吸込口
    (21)と吹出口(20)とを有する箱体状の本体(1
    5)内に設けるとともに、該本体(15)を前記収納室
    (4a)内に設け、該本体(15)の吸込口(21)お
    よび吹出口(20)と前記隙間(4b)との間を相互に
    連通させた請求項1、3、5および6記載の浴室ユニッ
    ト。
  8. 【請求項8】 前記蒸気・温風発生装置(5)を吸込口
    (21)と吹出口(20)とを有する箱体状の本体(1
    5)内に設け、該本体(15)を前記収納室(4a)内
    に設けるとともに、該本体(15)の吸込口(21)と
    前記隙間(4b)又は開口部(26)の何れか一方との
    間を相互に連通し、該本体(15)の吹出口(20)と
    前記隙間(4b)又は開口部(26)の何れか他方との
    間を相互に連通した請求項2、4、5および6記載の浴
    室ユニット。
  9. 【請求項9】 前記外装体(4)は、前記浴室(2)の
    側板(6、7)間に架設される平板状のカウンタ(1
    2)と、該カウンタ(12)の一端に垂設されるととも
    に、先端と前記床板(9)との間に隙間(4b)を形成
    する平板状のエプロン(13)とからなり、前記カウン
    タ(12)と前記エプロン(13)とによって囲まれる
    部分で前記収納室(4a)を形成した請求項1〜8記載
    の浴室ユニット。
  10. 【請求項10】 前記加熱構造物(17)は、複数の薄
    板からなる放熱部材(23)と、該放熱部材(23)を
    貫通するように設けられる中空状の連結部材(24)と
    からなり、該連結部材(24)の内部に熱媒体を流通さ
    せた請求項3〜9記載の浴室ユニット。
  11. 【請求項11】 前記加熱構造物(29)は、中空状を
    なす複数の板状の放熱部材(30)と、隣接する放熱部
    材(30)間を一体に連結するとともに、放熱部材(3
    0)の内部と連通する中空状の連結部材(31)とから
    なり、前記放熱部材(30)および連結部材(31)の
    内部に熱媒体を流通させた請求項3〜9記載の浴室ユニ
    ット。
  12. 【請求項12】 前記加熱構造物(32)は、線状の発
    熱体(34)と、該発熱体(34)に設けられる複数の
    フィン(33)とからなる請求項3〜9記載の浴室ユニ
    ット。
JP7008319A 1995-01-23 1995-01-23 浴室ユニット Pending JPH08199834A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006246994A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Yamaha Livingtec Corp 蒸気発生装置
US8381326B2 (en) 2005-11-23 2013-02-26 Donato Antonio Padilla Rivas Steam bath and resistance system employed

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