JP2000193263A - 浴室換気乾燥機 - Google Patents

浴室換気乾燥機

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JP2000193263A
JP2000193263A JP10367079A JP36707998A JP2000193263A JP 2000193263 A JP2000193263 A JP 2000193263A JP 10367079 A JP10367079 A JP 10367079A JP 36707998 A JP36707998 A JP 36707998A JP 2000193263 A JP2000193263 A JP 2000193263A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒータにおける温風化の熱交換効率を向上
し、小形化することができ、効率良く被乾燥物を乾燥、
または浴室を暖房することができる浴室換気乾燥機を提
供することを目的とする。 【解決手段】 本体7内に設けられた換気用ファン8と
循環用ファン9に隣設して長手方向に設けられる吹出口
6に浴室側に輻射熱を放射するヒータ10を設け、循環
用ファン9の吹出流がヒータ10の中心位置より循環用
ファン9側の吹出口6内に斜めに吐出する吐出口11を
設け、ヒータ10のほぼ全体に循環風が流れるように送
風せしめることにより、ヒータ10における温風化の熱
交換効率が向上し、小形化することができる浴室換気乾
燥機が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室内の湿気の排
気および浴室内に吊り下げられた洗濯物等の被乾燥物の
乾燥および浴室の暖房も行うことのできる浴室換気乾燥
機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、一般家庭における浴室の設置が多
くなるに伴い、浴室を利用して洗濯物等の被乾燥物を乾
燥させる浴室換気乾燥機が普及されており、小形で低コ
ストで暖房も可能な浴室換気乾燥機の要求が高まってき
ている。
【0003】従来、この種の浴室換気乾燥機の一例とし
て図9に示されるような構成のものが知られていた。
【0004】以下、その構成について図9を参照しなが
ら説明する。図に示すように、浴室(図示せず)の天井
面に設置される箱状で側面に屋外に連通する排気口10
1を有した本体102内に、換気用吸込口103を有
し、排気口101と連通するように換気用ファン104
を設け、本体102の内壁に沿い吹出口105を形成
し、循環用吸込口106を有し、吹出口105と連通す
るように換気用ファン104と吹出口105間に吐出口
107を延設し、吹出口105に直角に循環空気が流入
するように循環用ファン108を設け、吹出口105に
は石英管ヒータ109を設けていた。
【0005】そして、循環用ファン108により吹出口
105に循環風を送り石英管ヒータ109で加熱した温
風を浴室内に送風して洗濯物等の被乾燥物の乾燥させ、
浴室内の湿気は換気用ファン104により排気してい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の浴室
換気乾燥機によれば、循環用ファン108からの吐出空
気が吹出口105に直角に流入するため、吹出口105
に流入される流入口110近傍では送風量が多いが、流
入口110より遠ざかった位置では風量が少なくなり、
温風化する熱交換が不均一となって熱交換効率が悪くな
るので、循環用ファン107を大形にして流入口110
より遠ざかった位置にまで所定の風量が行きわたること
が図られていたが、本体102が大形化するとともに、
未だ石英管ヒータ109における熱交換効率が十分なも
のでないという課題があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、ヒー
タにおける温風化の熱交換効率を向上し、小形化するこ
とができ、効率良く被乾燥物を乾燥または浴室を暖房す
ることができる浴室換気乾燥機を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の浴室換気乾燥機
においては、浴室の天井面等に設置される長方形の箱体
状で側面に屋外に連通する排気口を有し、下面には長手
方向に並設される換気用吸込口と循環用吸込口および前
記換気用吸込口と循環用吸込口に隣設して長手方向に設
けられる吹出口とを設けた本体と、この本体内に前記換
気用吸込口に対向し、前記排気口と連通し設けられる換
気用ファンと、この換気用ファンと隣設し、前記循環用
吸込口に対向し、前記吹出口と連通し設けられる循環用
ファンと、前記吹出口に浴室側に輻射熱が放熱されるよ
うに設けられるヒータとを備え、前記循環用ファンの吹
出流が前記ヒータのほぼ中心位置より循環用ファン側の
吹出口内に斜めに吐出する吐出口を設け、ヒータのほぼ
全体に循環風が流れるように送風せしめる構成としたも
のである。
【0009】この本発明によれば、ヒータにおける温風
化の熱交換効率を向上し、小形化することができ、効率
良く被乾燥物の乾燥ができる浴室換気乾燥機を提供する
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、浴室の天井面等に設置される長方形の箱体状で側面
に屋外に連通する排気口を有し、下面には長手方向に並
設される換気用吸込口と循環用吸込口および前記換気用
吸込口と循環用吸込口に隣設して長手方向に設けられる
吹出口とを設けた本体と、この本体内に前記換気用吸込
口に対向し、前記排気口と連通し設けられる換気用ファ
ンと、この換気用ファンと隣設し、前記循環用吸込口に
対向し、前記吹出口と連通し設けられる循環用ファン
と、前記吹出口に浴室側に輻射熱が放熱されるように設
けられるヒータとを備え、前記循環用ファンの吹出流が
前記ヒータのほぼ中心位置より循環用ファン側の吹出口
内に斜めに吐出する吐出口を設け、ヒータのほぼ全体に
循環風が流れるように送風せしめる構成としたことによ
り、循環風は吐出口より吹出口内に斜めに吐出され、吹
出口全体に循環風がいきわたり、ヒータとの熱交換効率
が高まり、循環用ファンも大形にする必要がなくなり、
本体を小形化することができコスト低減が図られ、乾燥
の効率の向上を図ることができるという作用を有する。
【0011】以下、本発明の実施の形態について図1〜
図8を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1および図2に示すように、浴室1
の天井2等に設置される長方形の箱体状で側面に屋外に
連通する排気口3を有し、下面には長手方向に並設され
る換気用吸込口4と循環用吸込口5および換気用吸込口
4と循環用吸込口5に隣設して長手方向に吹出口6を設
け本体7を形成し、本体7内に換気用吸込口4に対向
し、排気口3に連通し換気用ファン8を設け、換気用フ
ァン8と隣設し、循環用吸込口5に対向し、吹出口6と
連通する循環用ファン9を設け、吹出口6には浴室1側
に輻射熱が放熱されるようにヒータ10を設け、循環用
ファン9の吹出流がヒータ10の長手方向の中心位置よ
り循環用ファン9側の吹出口6内に斜めに吐出する吐出
口11を設け、ヒータ10のほぼ全体に循環風が流れる
ように送風せしめるように構成し、本体7の下方にはル
ーバー12を設け、ヒータ10の輻射熱が浴室1側に向
け反射されるように反射板13を設け構成する。
【0012】上記構成において、洗濯物等の被乾燥物
(図示せず)を乾燥するときには、浴室1内に被乾燥物
(図示せず)を吊下げ、浴室換気乾燥機を運転すると、
浴室1内の空気が循環用吸込口5より循環用ファン9内
に吸い込まれ、循環用ファン9の吐出口11より吹出口
6内に斜めに送風され、吹出口6全体に行きわたった循
環空気がヒータ10により加熱され、温風となって吹出
口6より浴室1内に送られ、被乾燥物が乾燥される。
【0013】このとき、反射板13によりヒータ10の
輻射熱が吹出口6より放射されて被乾燥物の乾燥が促進
されることとなる。
【0014】一方、被乾燥物から蒸発した湿気は、換気
用ファン8により換気用吸込口4より吸い込まれ、排気
口3より屋外に排気される。
【0015】このように本発明の実施の形態1の浴室換
気乾燥機によれば、換気用ファン8と循環用ファン9に
隣設した長手方向に吹出口6を設け、吹出口6にはヒー
タ10を設け、循環用ファン9の吹出流がヒータ10の
ほぼ中心位置より循環用ファン9側の吹出口6内に斜め
に吐出する吐出口11を設け、ヒータ10のほぼ全体に
循環風が流れるように送風せしめる構成としたので、ヒ
ータ10と循環風との熱交換効率が高まり、循環用ファ
ン9を大形にしなくても、所要の温風を効率良く得るこ
とができ、本体7を小形化することができる。
【0016】(実施の形態2)図3に示すように、ヒー
タ10の輻射熱を反射する反射板13Aをヒータ10近
傍に設け、浴室1の浴槽14に隣設する洗い場15に向
け、ヒータ10の輻射熱が放射されるように反射板13
Aを傾斜して設けた構成とする。
【0017】上記構成において、洗濯物等の被乾燥物1
6を浴室1内に吊下げ、浴室換気乾燥機を運転すると、
浴室1内の空気が循環用ファン9に吸い込まれ、吹出口
6内に送られ、吹出口6に設けたヒータ10により加熱
されて、傾斜した反射板13Aにより斜め方向に温風が
送られ、被乾燥物16に接触して被乾燥物16が乾燥さ
れるとともに、ヒータ10の輻射熱が被乾燥物16に放
射されて乾燥が促進されることとなる。
【0018】このように本発明の実施の形態2の浴室換
気乾燥機によれば、浴室1の浴槽14に隣設する洗い場
15に向けヒータ10の輻射熱が放射されるように反射
板13Aを傾斜して設けたので、被乾燥物16に対し温
風が斜め方向より送風されることにより、被乾燥物16
の下方部分が温風の風にゆれて輻射熱を受けるときの被
乾燥物16による陰が少なくなり、輻射熱が被乾燥物1
6に大量に輻射されることとなって乾燥能力が高められ
る。
【0019】また、入浴時に浴室1を暖房するときにも
ヒータ10の輻射熱が、入浴者が身体を洗う洗い場15
に向け放射されるとともに、入浴前の予備暖房として洗
い場15を暖房しておくことにより低温時に入浴者に寒
さを感じさせることなく快適感を与えることができる。
【0020】(実施の形態3)図4に示すように、反射
板13Bの可動中心に可動軸17を設け、可動軸17を
支点に可動自在に吹出口6Aに設け、反射板13Bの傾
斜角度を可変自在とする角度可変手段18を構成する。
【0021】上記構成において、浴室換気乾燥機を浴室
(図示せず)の天井等に設置するときに、吹出口6Aか
ら送風される温風が浴室の洗い場に向かうように角度可
変手段18により斜めに反射板13Bを可動して調整
し、所定位置で反射板13Bを保持し、ヒータ10で加
熱された温風が所定角度に傾斜した状態で使用するよう
にして実施の形態2と同様の作用効果をもたらす。
【0022】また、被乾燥物の種類や大きさに応じて反
射板13Bを電動で可動したい場合等には正逆できるタ
イミングモータ(図示せず)等を可動軸17に連結する
ことにより可能となるものである。
【0023】このように本発明の実施の形態3の浴室換
気乾燥機によれば、反射板13Bの傾斜角度を角度可変
手段18により可変自在としたので、浴室換気乾燥機の
設置時に所定の場所に向け反射板13Bを可動調整する
ことができ、被乾燥物の乾燥に適した方向に温風を送風
することが容易にできるとともに、浴室の大きさおよび
浴室換気乾燥機の設置位置に関係なく最適な方向に温風
を送風することができる。
【0024】また、入浴時に暖房に利用するときにも、
ヒータ10の輻射熱が入浴者が身体を洗う洗い場に向け
放射されるとともに、入浴前の予備暖房として洗い場を
暖房しておくことにより、低温時に入浴者に寒さを感じ
させることなく快適感を与えることができる。
【0025】なお、実施の形態3においては、角度可変
手段18を反射板13Bに設けた可動軸17を吹出口6
Aに可動自在に設けることにより構成したが、角度可変
手段18は実施の形態3の構成に限定されるものではな
く、要は反射板13Bの傾斜角度を可変できる構成であ
れば同様の作用効果をもたらすことはいうまでもない。
【0026】(実施の形態4)図5に示すように、反射
板13Cの上部に歯形19を有したラチエット棒20を
吹出口6Bと吹出口6Bの上板部分となる本体7を貫通
して上下自在に設け、本体7上のラチエット棒20の歯
形19に係合する歯車21を有したギヤー電動機22を
設け、切替スイッチ(図示せず)等でギヤー電動機22
の運転を操作できるようにして、反射板13Cの上下可
動手段23を構成する。
【0027】上記構成において、被乾燥物を乾燥すると
きのように、温風量が多く必要なときには、上下可動手
段23のギヤー電動機22を正回転することにより、ギ
ヤー電動機22によりラチエット棒20が上昇し、反射
板13Cが引き上げられる。
【0028】そして、反射板13Cが上方位置にあると
きには、循環用ファン(図示せず)の吐出口11から送
風される空気が反射板13Cの影響を受けることなく多
量に吹出口6Bに送風され、ヒータ10により加熱され
て多量の温風が浴室内に送られ被乾燥物が乾燥されるこ
ととなる。
【0029】また、暖房に利用するときには、温風量が
少なく、ヒータ10の輻射熱が多い程効率も良く入浴者
にドラフト感を与えることがなくなるので、暖房をする
ときには、上下可動手段23のギヤー電動機22を逆回
転することにより反射板13Cは下降位置に移動する。
この状態では、吹出口6Bは反射板13Cでほぼ閉鎖さ
れる状態になるので、循環用ファンからの空気は最小限
度で吹出口6Bより送風されることとなるが、ヒータ1
0が吹出口6Bの最下降位置に移動したことにより浴室
内の洗い場に近づくこととなって、洗い場がヒータ10
の輻射熱により効率良く暖房され、入浴者にドラフト感
を与えることがなくなる。
【0030】また、暖房時に循環用ファンの運転を停止
しても暖房は可能となる。このように本発明の実施の形
態4の浴室換気乾燥機によれば、上下可動手段23によ
り反射板13Cを吹出口6B内で上下自在に設けたの
で、乾燥時には反射板13Cを上方位置に上昇させるこ
とにより、多量の温風を吹出口6Bより被乾燥物に向け
放散でき、乾燥を効率良く行うことができる。
【0031】また、暖房時には上下可動手段23により
反射板13Cを下方位置に下降することによりヒータ1
0が浴室側に近づくことになり、輻射熱を多く放射し暖
房を効率良く行うことができるとともに、循環用ファン
の運転を停止することが可能となり、省エネルギーを図
ることができる。
【0032】なお、実施の形態4においては、上下可動
手段23を、反射板13Cに設けたラチエット棒20を
ギヤー電動機22で上下するようにして構成したが、上
下可動手段23は実施の形態4の構成に限定されるもの
ではなく、要は反射板13Cが上下自在となる構成であ
れば、同様の作用効果をもたらすことはいうまでもな
い。
【0033】(実施の形態5)図6に示すように、反射
板13Dの両端部に設けられ、本体7Aに形成された吹
出口6Cの内壁に沿い嵌挿される箱形状で、ヒータ10
Aを支持する取付台24によりユニット化されたヒータ
ユニット25を形成し、ヒータユニット25を吹出口6
Cに配設するため、ヒータユニット25の取付台24が
吹出口6Cに装着されたときに、取付台内部26の空間
部分と本体7A外部とを連通する空気抜き孔27を吹出
口6C側壁となる本体7Aに設け構成する。
【0034】上記構成において、被乾燥物の乾燥時等に
湿気を含んだ循環風がヒータユニット25部分を通りヒ
ータ10Aにより加熱され温風化されるときに、湿気が
ヒータユニット25に付着し、取付台内部26の空間部
分にも浸入することとなるので、このように取付台内部
26の空間部分に溜まる湿気を本体7Aに設けた空気抜
き孔27より本体7A外部に放散し、取付台内部26に
露出しているヒータ10Aと電源との接続部分等の充電
部に湿気が接触あるいは浸入して漏電を起こしたり損傷
するのを防止することができる。
【0035】このように本発明の実施の形態5の浴室換
気乾燥機によれば、ヒータユニット25の装着時に取付
台内部26と連通するように本体7Aに空気抜き孔27
を設けたので、取付台内部26に溜まる湿気が空気抜き
孔27より本体7A外部に抜け、取付台内部26に露出
している充電部分等に湿気が浸入するのが防止され、安
全性が高められるとともに、ユニット化することにより
メンテ時の交換が容易となる。
【0036】(実施の形態6)図7に示すように、反射
板13Eの内面側に向かい切り起こし形成される複数の
切り起こし片28および切り起こし片28の切り起こし
により形成される通風口29を設け構成する。
【0037】上記構成において、循環風ファン(図示せ
ず)により循環される低温の循環空気は、吐出口11よ
り吹出口6に送られ、ヒータ10の輻射熱により加熱さ
れ温風となって浴室1内に送風され、乾燥あるいは暖房
が行われる。
【0038】このとき、吐出口11より吹出口6に送風
される低温の循環空気の一部が通風口29より反射板1
3Eの内面側に送られヒータ10に接触し、ヒータ10
の急激な温度上昇が緩和される。
【0039】また、通風口29から反射板13Eの外部
へ逃げようとする輻射熱が切り起こし片28によりさえ
ぎられるとともに、切り起こし片28に放射された輻射
熱は反射熱の一部として反射板13Eで反射された熱と
ともに浴室1側に放射されることとなる。
【0040】このように本発明の実施の形態6の浴室換
気乾燥機によれば、反射板13Eの内面側に向かい切り
起こし形成される切り起こし片28および通風口29を
設けたので、通風口29を通り送られた低温の循環空気
がヒータ10に接触することとなり、ヒータ10の温度
上昇が抑制され、ヒータ10の長寿命化が図られるとと
もに、切り起こし片28により通風口29より逃げる輻
射熱がさえぎられ、輻射熱のロスを防止できる。
【0041】(実施の形態7)図8に示すように、吹出
口6を形成する本体7Bの内壁との間に低温の循環空気
が通る通風路30が形成されるように反射板13Fの一
端を延長して構成する。
【0042】上記構成において、循環用ファン(図示せ
ず)により循環される低温の循環空気は吐出口11より
吹出口6に送られ、ヒータ10の輻射光により加熱され
温風となって浴室1内に送風され、乾燥あるいは暖房が
行われる。
【0043】このとき、吐出口11より吹出口6に向か
い送風される低温の循環空気の一部が反射板13Fの上
面側を経て通風路30を通ることとなり、吹出口6を形
成する本体7Bの内壁が冷却され、本体7Bの温度上昇
が緩和される。
【0044】このように本発明の実施の形態7の浴室換
気乾燥機によれば、反射板13Fと本体7Bの内壁との
間に通風路30を形成したので、本体7Bの温度上昇が
抑制され安全性が高められる。
【0045】
【発明の効果】以上の実施の形態から明らかなように本
発明によれば、浴室の天井面等に設置される長方形の箱
体状で側面に屋外に連通する排気口を有し、下面には長
手方向に並設される換気用吸込口と循環用吸込口に隣設
して長手方向に設けられる吹出口を設けた本体と、この
本体内に前記換気用吸込口に対向し、前記排気口と連通
し設けられる換気用ファンと、この換気用ファンと隣設
し、前記循環用吸込口に対向し、前記吹出口と連通し設
けられる循環用ファンと、前記吹出口に浴室側に輻射熱
が放熱されるように設けられるヒータとを備え、前記循
環用ファンの吹出流が前記ヒータのほぼ中心位置より循
環用ファン側の吹出口内に斜めに吐出する吐出口を設
け、ヒータのほぼ全体に循環風が流れるように送風せし
める構成としたので、循環風の通気抵抗の少ない効率の
良い小形の浴室換気乾燥機を提供できる。
【0046】また、ヒータの輻射熱を反射する反射板を
前記ヒータ近傍に設け、浴室の浴槽に隣設する洗い場に
向けヒータの輻射熱が放射されるように前記反射板を傾
斜して設けたので、入浴中および予備暖房時において、
洗い場に向けヒータの輻射熱が放射されるとともに、乾
燥時には被乾燥物に効率良く温風が接触し、暖房および
乾燥を効率良く行うことができる。
【0047】また、反射板の傾斜角度を角度可変手段を
介して可変自在に設けたので、浴室の形状、大きさ等が
異なる場合においても容易に対応することができる。
【0048】また、反射板を吹出口内で上下手段を介し
て上下自在に設けたので、乾燥時には反射板を上方位置
に配設し、多くの温風を得ることができ、暖房時には反
射板を下方位置に配設し、浴室の床面にヒータを近づけ
ることが可能となり、乾燥または暖房に適した状態に容
易にできる。
【0049】また、反射板の端部に設けられ、本体に形
成された吹出口の内壁に沿い嵌挿される箱形状でヒータ
を支持する取付台を設けたヒータユニットと、このヒー
タユニットを前記吹出口に装着時に取付台内部と連通す
るように、前記本体に設けられる空気孔とを備えたの
で、ユニット化によるメンテ時の交換が容易となるとと
もに、充電部への湿気の浸入が防止され安全性が向上す
る。
【0050】また、反射板の内側面に向かい切り起こし
形成される切り起こし片およびこの切り起こし片の切り
起こしにより形成される通風口を備えたので、通風口よ
りヒータに低温の循環風が接触し、ヒータの温度上昇を
抑制しヒータの長寿命化を図ることができるとともに、
通風口から逃げようとする輻射熱を切り起こし片により
さえぎり、切り起こし片を反射板の一部として輻射熱が
浴室側に放射され輻射熱のロスが防止できる。
【0051】また、反射板と吹出口を形成する本体内壁
との間に低温の循環空気が通る通風路を形成したので、
本体内壁の温度上昇が抑制され安全性が高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の浴室換気乾燥機の一部
破断した下面図
【図2】同浴室換気乾燥機の設置状態を示す断面図
【図3】本発明の実施の形態2の浴室換気乾燥機を設置
した浴室の構成を示す断面図
【図4】本発明の実施の形態3の浴室換気乾燥機の反射
板の状態を示す断面図
【図5】本発明の実施の形態4の浴室換気乾燥機の反射
板の状態を示す断面図
【図6】本発明の実施の形態5の浴室換気乾燥機のヒー
タユニットの装着状態を示す斜視図
【図7】本発明の実施の形態6の浴室換気乾燥機の反射
板の状態を示す断面図
【図8】本発明の実施の形態7の浴室換気乾燥機の反射
板の状態を示す断面図
【図9】従来の浴室換気乾燥機の構成を示す下面図
【符号の説明】
1 浴室 2 天井 3 排気口 4 換気用吸込口 5 循環用吸込口 6 吹出口 6C 吹出口 7 本体 7A 本体 7B 本体 8 換気用ファン 9 循環用ファン 10 ヒータ 10A ヒータ 11 吐出口 13A 反射板 13B 反射板 13C 反射板 13D 反射板 13E 反射板 13F 反射板 14 浴槽 15 洗い場 18 角度可変手段 23 上下可動手段 24 取付台 25 ヒータユニット 26 取付台内部 27 空気抜き孔 28 切り起こし片 29 通風口 30 通風路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室の天井面等に設置される長方形の箱
    体状で側面に屋外に連通する排気口を有し、下面には長
    手方向に並設される換気用吸込口と循環用吸込口および
    前記換気用吸込口と循環用吸込口に隣設して長手方向に
    設けられる吹出口を設けた本体と、この本体内に前記換
    気用吸込口に対向し、前記排気口と連通し設けられる換
    気用ファンと、この換気用ファンと隣設し、前記循環用
    吸込口に対向し、前記吹出口と連通し設けられる循環用
    ファンと、前記吹出口に浴室側に輻射熱が放熱されるよ
    うに設けられるヒータとを備え、前記循環用ファンの吹
    出流が前記ヒータのほぼ中心位置より循環用ファン側の
    吹出口内に斜めに吐出する吐出口を設け、ヒータのほぼ
    全体に循環風が流れるように送風せしめる構成とした浴
    室換気乾燥機。
  2. 【請求項2】 ヒータの輻射熱を反射する反射板を前記
    ヒータ近傍に設け、前記反射板を浴室の浴槽に隣設する
    洗い場に向けヒータの輻射熱が放射されるように傾斜し
    て設けた請求項1記載の浴室換気乾燥機。
  3. 【請求項3】 反射板の傾斜角度を角度可変手段を介し
    て可変自在とした請求項2記載の浴室換気乾燥機。
  4. 【請求項4】 反射板を吹出口内で上下可動手段を介し
    て上下自在に設けた請求項2または3記載の浴室換気乾
    燥機。
  5. 【請求項5】 反射板の端部に設けられ、本体に形成さ
    れた吹出口の内壁に沿い嵌挿される箱形状でヒータを支
    持する取付台を設けたヒータユニットと、このヒータユ
    ニットを前記吹出口に装着時に前記取付台内部と前記本
    体外部とを連通するように、前記本体に設けられる空気
    抜き孔とを備えた請求項2記載の浴室換気乾燥機。
  6. 【請求項6】 反射板の内面側に向かい切り起こし形成
    される切り起こし片およびこの切り起こし片の切り起こ
    しにより形成される通風口を備えた請求項2、3または
    4記載の浴室換気乾燥機。
  7. 【請求項7】 反射板と、吹出口を形成する本体内壁と
    の間に低温の循環空気が通る通風路を形成した請求項
    2、3、4または6記載の浴室換気乾燥機。
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