JPH08199314A - フェライト系ステンレス鋼及びその製造方法 - Google Patents
フェライト系ステンレス鋼及びその製造方法Info
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- JPH08199314A JPH08199314A JP7032997A JP3299795A JPH08199314A JP H08199314 A JPH08199314 A JP H08199314A JP 7032997 A JP7032997 A JP 7032997A JP 3299795 A JP3299795 A JP 3299795A JP H08199314 A JPH08199314 A JP H08199314A
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Abstract
共に、優れた加工性をも兼備した安価なフェライト系ス
テンレス鋼を提供する。 【構成】 C:0.020%以下,Si:0.5%以下,Mn:0.5%以
下,Cr:17〜32%,Mo:0.5〜 3.5%,N:0.020%以下,
P:0.030%以下,S:0.0020%以下,Ti:0〜0.20%,
Nb:0〜0.50%,Cu:0〜 0.8%,Ni:0〜0.20%を含
むと共に、残部が実質的にFeで、かつ式 Ti(%) +{ Nb(%)/2}≧ 10{C(%) +N(%) }, 70{C(%) +N(%) }+9Si(%) +2.5Cu(%)+10Nb(%)
+28Ni(%) ≦ 8 を満たす化学成分組成を有して成る如にフェライト系ス
テンレス鋼を構成する。また、「〔4(Cr+4Mo)+8
×Z−3{Ti/(Cr+N)}+830 〕±15 ℃」で最終
焼鈍する。但し、Z=70(C+N)+9Si+2.5Cu +10
Nb+28Niであり、「Ti/(Cr+N)≦ 10 」条件を満た
す。
Description
食フェライト系ステンレス鋼及びその製造方法に関する
ものである。
てのステンレス鋼の需要が急速な延び傾向を見せている
が、この“建築物の外装”という用途に対してはSUS
304に代表されるオ−ステナイト系ステンレス鋼が適
用される場合が多かった。しかし、オ−ステナイト系ス
テンレス鋼には発銹,孔食といった局部腐食や熱膨張に
よる材料の変形が生じやすい等の問題があり、この点か
らその使用形態や使用部位に自ずと制限があった。もっ
とも、発銹や孔食を抑えるとの観点からすれば、SUS
304に比べて耐食性に優るSUS316やSUS31
7等のより高級なオ−ステナイト系ステンレス鋼を使用
することも考えられるが、この場合でも前記熱膨張の問
題は改善されないばかりか、材料コストが大幅に上昇す
るという別の問題が生じた。
場合は高価なNiを含まないのでオ−ステナイト系ステン
レス鋼と比較して安価であり、しかも耐応力腐食割れ性
に優れる等の特長を有している。そのため、最近ではフ
ェライト系ステンレス鋼のこれらの特長が再認識され、
土木建築物等の内外装材,自動車部品や温水器の素材等
を始めとした幅広い分野での需要が増えている。
はオ−ステナイト系ステンレス鋼と比較して耐力が高
く、常温での加工性が劣るという欠点を有していた。特
に、CrとMoを多く含む高耐食フェライト系ステンレス鋼
の場合に耐力の増加による加工性の劣化が著しかった。
しかるに、屋根に代表される建築物の外装用途において
は施工現場での曲げ加工等が必要であり、このため材料
の耐力が高いこと(加工性が劣ること)は作業性の劣化
につながってしまい、これがフェライト系ステンレス鋼
の更なる普及を阻む大きな原因となっていた。
気環境中での腐食は水溶液中における場合とは異なって
濡れと乾きが繰り返される状態で進行し、これに海塩粒
子等の塩化物が含まれると腐食環境は一段と厳しくな
る。そのため、腐食の問題が起きないように所要量のCr
やMoの確保といった耐食性面での十分な配慮は不可欠で
あった。
耐食性を確保しつつその耐力を低くするには、「“耐食
性確保のために必要なCrやMo”以外の添加元素を除くと
共に不可避不純物を極力低減する方策」が有効である
が、この場合には鋼の製造コストが高くなってしまうと
いう問題があった。また、フェライト系ステンレス鋼の
耐力を低くする方策として「製造工程での最終焼鈍温度
を高くする方法」も考えられるが、その効果はそれほど
大きくない上、材料の結晶粒が粗大化して“肌荒れ”や
“加工時の割れ”等が生じやすくなったり、焼鈍後の脱
スケ−ル性の劣化や熱エネルギ−の増加等によりやはり
製造コストが高くなるという問題があった。
境中においても優れた耐食性を示すと共に、優れた加工
性をも兼備した安価なフェライト系ステンレス鋼を提供
することである。
を達成すべく、まずフェライト系ステンレス鋼の成分元
素と耐力との関係についてより詳細な検討を行った。勿
論、これまでにも耐力に及ぼす単独成分の影響調査は行
われてきており、一部の元素を除いては添加量と共に耐
力が向上することは知られている。しかしながら、本発
明者等が着目したのは、上述のような“単独成分個々の
影響”ではなくて“フェライト系ステンレス鋼を構成す
る全成分の耐力に対する同時的・総合的影響”である。
ステンレス鋼を構成する化学成分のうち耐力の向上に係
わる成分は、 各々の添加量が特定範囲内であれば相互に
規則的かつ密接に係わり合いながらフェライト系ステン
レス鋼の耐力に特定の関係に従った影響を及ぼすなど、
前記各成分の含有量と耐力との間には高い相関関係があ
る」との新たな事実を見出した。つまり、フェライト系
ステンレス鋼を構成する各成分の含有量がそれぞれ特定
の範囲内にあるならば、これら各成分の含有量を基にし
た1つの数式、即ち 70{C(%) +N(%) }+9Si(%) +2.5Cu(%)+10Nb(%)
+28Ni(%) によってフェライト系ステンレス鋼の耐力を的確に求め
得ることが判明した(以降は成分割合を表す%は重量%
とする)。
0.2%耐力を“成分量から算出した計算値”と“実測値”
とで比較したグラフであるが、両者は良く一致している
ことが分かる。
トロ−ルすることによって土木建築物の外装材等に要求
される十分な加工性が確保できるまでにフェライト系ス
テンレス鋼の耐力を低減することが可能となり、この式
を基に“耐食性確保の主成分であるCrやMo”以外の他の
元素を調整することで、他の性質を損なうことなく加工
性が著しく向上させ得ることや、所望の低い耐力を達成
するための材料の最終焼鈍温度を従来より低くすること
ができ製造性の向上が図れることが分かった。
れたフェライト系ステンレス鋼を製造するに当っての
“製造コストの上昇を避けるために許容できる添加元素
や不可避不純物の量及びそのバランス”」が明らかとな
り、高価な成分の多量添加や過度の生成工程を要するこ
となく大気環境中でも優れた耐食性を示し、しかも加工
性の優れたフェライト系ステンレス鋼を安価に製造する
ことが可能であることが確認されたのである。
たものであり、「高耐食フェライト系ステンレス鋼を、
C: 0.020%以下, Si: 0.5%以下, Mn: 0.5%
以下,Cr:17〜32%, Mo: 0.5〜 3.5%, N:
0.020%以下,P: 0.030%以下, S:0.0020%以
下, Ti:0〜0.20%,Nb:0〜0.50%, Cu:0〜
0.8%, Ni:0〜0.20%を含むと共に、 残部が実質
的にFeで、 かつ式 Ti(%) +{ Nb(%)/2}≧ 10{C(%) +N(%) } 並びに 70{C(%) +N(%) }+9Si(%) +2.5Cu(%)+10Nb(%)
+28Ni(%) ≦ 8 を満たす化学成分組成を有して成る如く構成することに
より、 優れた加工性をも兼備せしめた点」に大きな特徴
を有し、更には 「 X=4{Cr(%) +4Mo(%) }+8×Z−3〔 Ti(%)
/{(Cr(%) +N(%) }〕+830 なる式で算出される値をXとすると、 前記化学成分組成
の鋼を“X±15 (℃)"の温度範囲内で最終焼鈍するこ
とによって加工性に優れた高耐食フェライト系ステンレ
ス鋼を安定かつ安価に製造できるようにした点」をも特
徴とするものである。
いはその製造条件を上記の如くに限定した理由を、その
作用と共に説明する。 A) 成分組成 (a) C,N C及びNは、何れも含有量を減らして行くと鋼が軟質に
なって加工性が向上するだけでなく耐粒界腐食性も向上
するためできるだけ低減する方が好ましいが、鋼の製造
性や製造コストをも考慮しC及びN含有量の上限をそれ
ぞれ0.02%と定めた。
加と共に鋼材が硬くなって加工性が劣化し、含有量が
0.5%を超えると所望の加工性を確保できなくなること
から、Si含有量は 0.5%以下と定めた。
耐食性の劣化を招くようになることから、Mn含有量は
0.5%以下と定めた。
が17%未満になると鋼に所望の耐食性を確保することが
困難となる。一方、Cr含有量が多いほど鋼の耐食性は向
上するが、32%を超えて含有させると製造性が悪くなる
と共に製造コストも高くなる。従って、Cr含有量は17〜
32%と定めたが、特に土木建築物外装としての用途に供
する場合には17.5〜32%に調整するのが好ましい。
成分である。しかし、その含有量が 0.5%未満であると
耐食性の改善効果(特に腐食成長の抑制効果)が不十分
であり、一方、3.5 %を超えて含有させると鋼の加工性
が急激に劣化する。従って、Mo含有量は 0.5〜 3.5%と
定めたが、特に土木建築物外装としての用途に供する場
合には 1.5〜 3.5%に調整するのが好ましい。
有量を「 40 ≧ Cr(%)+4Mo(%) ≧28 」に調整するこ
とが推奨される。即ち、Cr,Moは共に鋼の耐食性を改善
する作用を有しており、特に「 Cr(%)+4Mo(%) ≧ 28
」の範囲で耐食性改善効果が顕著になるが、これらの
含有量が多くなると(特に「 40 < Cr(%)+4Mo(%) 」
の範囲になると)材料が硬くなると共に耐力も高くな
り、その結果加工が困難となるためである。
物元素であるが、鋼の製造性を勘案して含有量の上限を
0.03%と定めた。
面からできるだけ低い方が好ましい不純物元素である
が、鋼の製造性を勘案して含有量の上限を0.0020%と定
めた。
めNb含有量との兼ね合いで必要により添加される成分で
あるが、その含有量が0.20%を超えると材料に表面疵が
出やすくなって製造性が劣化することから、Ti含有量は
0〜0.20%と定めた。
の固定のためTi含有量との兼ね合いで必要により添加さ
れる成分であるが、その含有量が0.50%を超えると鋼材
が硬くなって加工性が劣化することから、Nb含有量は0
〜0.50%と定めた。
「10{C(%) +N(%) }」の値を下回ると鋼中のC,N
の固定が不十分となり、所望の耐食性を確保することが
できないことから、Ti及びNbは少なくとも何れかが含有
されていなければならず、またそれらの含有量は式 Ti(%) +{ Nb(%)/2}≧ 10{C(%) +N(%) } を満たしている必要がある。
素であるので必要により添加されるが、 0.8%を超えて
含有させると耐食性向上効果が飽和するだけでなく成形
性の劣化を招くようになることから、Cu含有量は0〜
0.8%と定めた。
で必要により添加される成分であるが、添加量が増える
と共に鋼が硬くなって耐力が著しく増加し、特にその含
有量が0.20%を超えると所望の加工性を確保できなくな
る。従って、Ni含有量は0〜0.20%と定めた。
において鋼に優れた加工性を発揮させるためには、「70
{C(%) +N(%) }+9Si(%) +2.5Cu(%)+10Nb(%) +
28Ni(%) 」の値を調整する必要がある。この値は、小さ
いほど鋼の耐力が低下し加工性は向上するが、この値が
小さくなるほど製造コストが上昇するため、製造コスト
の上昇を抑制して加工性の向上効果が得られる“下記式
を満足する範囲”に成分組成を調整することと定めた。
70{C(%) +N(%) }+9Si(%) +2.5Cu(%)+10Nb(%)
+28Ni(%) ≦ 8
焼鈍条件は材料の性質を決定する上で非常に重要であ
り、最終焼鈍の温度が適正温度より低いと十分な耐力低
減が得られず、耐食性も劣化する。一方、最終焼鈍温度
が適正温度より高いと材料の結晶粒が粗大化して肌荒れ
や加工時の割れ等の問題を生じるだけでなく、脱スケ−
ル性の劣化や熱エネルギ−増加等による製造コストの上
昇を招く。そこで、最終焼鈍は、 X=4{Cr(%) +4Mo(%) }+8×Z−3〔 Ti(%)/
{(Cr(%) +N(%) }〕+830 なる式(本発明に係る各種成分組成鋼を用い実際の適正
焼鈍温度から重回帰分析によって求めた式)で算出され
る値をXとすると、「X±15 (℃) 」の温度範囲内
で、材料の板厚1mm当り1分程度の条件で実施するのが
良い。
で添加されるが、C及びNの固定に有効に作用する範囲
においては焼鈍による再結晶温度を下げる効果もある。
従って、焼鈍温度を低くして製造性を上げるため、 0.2
%以下の範囲において積極的にTiを添加するのが好まし
いと言える。また、前記Z式の値は、低い方が鋼の耐力
が低下すると共に焼鈍温度を低くすることができて製造
性も向上するため、より低い方が好ましいと言える。
の鋼1〜18を溶製し、熱間圧延,冷間圧延の後、溶体化
処理を施して供試材とした。次に、上記各供試材を用い
て引張り試験を実施し、 0.2%耐力を測定した。この調
査結果を表1に併せて示す。
本発明に係るフェライト系ステンレス鋼は耐力が低く加
工性に優れていることが分かる。また、図2は、上記各
供試材の耐力と耐食性の関係を整理して示したグラフで
ある。なお、耐食性の評価は、JISの孔食試験法(JI
S G0577)に基づいて測定した孔食電位(VC’10)に
より行った(試験溶液としては60℃の 0.5モルNaCl水
溶液を使用)。この図2からは、本発明に係るフェライ
ト系ステンレス鋼は同様の耐食レベルを示す比較鋼と比
べて耐力は5kgf/mm2 以上低く、加工しやすい軟質な鋼
であることを確認できる。
す各成分組成の鋼19〜37を溶製し、熱間圧延,冷間圧延
の後、溶体化処理を施して供試材とした。次に、上記各
供試材を用いて引張り試験を実施し 0.2%耐力の測定を
行うと共に、60℃の 0.5モルNaCl水溶液中で孔食電位
(VC’10)を測定した。これらの調査結果を表2に示
す。
本発明に係るフェライト系ステンレス鋼は高耐食性であ
ると同時に、耐力が低くて加工性にも優れていることが
分かる。また、図3は、上記各供試材の耐力と耐食性の
関係を整理して示したグラフである。なお、耐食性の評
価には、以下に示す大気環境中の耐食性評価試験法を採
用した。
77)に基づき孔食電位(VC’10)を求めると共に、そ
の後更にアノ−ド分極させ、孔食がある程度成長して電
流密度が200μA/cm2に達したならば今度はカソ−ド
方向に200 mV/minで分極させ、孔食の成長が停止す
る電位(保護電位Eprot:電流密度が0μA/cm2以下に
なった電位を採用)を測定した。そして、この孔食電位
と保護電位の平均電位を「孔食中間電位」とし、これに
より耐食性を評価した(試験溶液としては80℃の 0.5
モルNaCl水溶液を使用)。
系ステンレス鋼は同様の耐食レベルを示す比較鋼と比べ
て耐力は大幅に低く、加工しやすい軟質な鋼であること
を確認できる。
の鋼種20, 23, 25, 26, 27, 29, 32, 33及び37に相当す
る成分組成の鋼を溶製し、熱間圧延,冷間圧延の後、表
3に示す各種の温度で最終焼鈍を施して供試材とした。
次に、上記各供試材を用いて引張り試験を実施し 0.2%
耐力の測定を行うと共に、60℃の 0.5モルNaCl水溶液
中で孔食電位(VC’10)を測定した。また、八千代折
による曲げ加工試験も実施した。これらの調査結果を表
3に併せて示す。
本発明に係るフェライト系ステンレス鋼は高耐食性であ
ると同時に、耐力が低くて加工性にも優れていることが
分かる。更に、表3に示される結果からは、X式で算出
される適正焼鈍温度の範囲から外れた材料は曲げ加工に
よって割れが生じていることも確認できる。なお、比較
鋼の中で一部割れが発生していないものもあるが、耐力
が高いため非常に加工しにくく、実用材料としては不適
である。
ば、土木建築用外装材等に適用した場合でも優れた耐食
性を発揮することは勿論のこと、軟質化による優れた加
工性をも示す安価なフェライト系ステンレス鋼を提供す
ることが可能となるなど、産業上有用な効果がもたらさ
れる。
量から算出した計算値”と“実測値”とで比較したグラ
フである。
位の測定値を整理して示したグラフである。
間電位の測定値を整理して示したグラフである。
Claims (2)
- 【請求項1】 重量割合にてC: 0.020%以下, S
i: 0.5%以下, Mn: 0.5%以下,Cr:17〜32%,
Mo: 0.5〜 3.5%, N: 0.020%以下,P:
0.030%以下, S:0.0020%以下, Ti:0〜0.20
%,Nb:0〜0.50%, Cu:0〜 0.8%, Ni:
0〜0.20%を含むと共に、残部が実質的にFeで、かつ式 Ti(%) +{ Nb(%)/2}≧ 10{C(%) +N(%) } 並びに 70{C(%) +N(%) }+9Si(%) +2.5Cu(%)+10Nb(%)
+28Ni(%) ≦ 8 を満たす化学成分組成を有して成ることを特徴とする、
加工性に優れた高耐食フェライト系ステンレス鋼。 - 【請求項2】 請求項1に記載される化学成分組成の鋼
を、「下記式で算出される値(X)±15 (℃)」の温
度範囲内で最終焼鈍することを特徴とする、加工性に優
れた高耐食フェライト系ステンレス鋼の製造方法。 X=4{Cr(%) +4Mo(%) }+8×Z−3〔 Ti(%)/
{(Cr(%) +N(%) }〕+830
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7032997A JPH08199314A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | フェライト系ステンレス鋼及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7032997A JPH08199314A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | フェライト系ステンレス鋼及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08199314A true JPH08199314A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=12374500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7032997A Pending JPH08199314A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | フェライト系ステンレス鋼及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08199314A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2163658A1 (en) * | 2007-06-21 | 2010-03-17 | JFE Steel Corporation | Ferritic stainless steel sheet having excellent corrosion resistance against sulfuric acid, and method for production thereof |
JP2015518087A (ja) * | 2012-04-02 | 2015-06-25 | エイケイ・スチール・プロパティーズ・インコーポレイテッドAK Steel Properties, Inc. | 費用対効果が高いフェライト系ステンレス鋼 |
WO2019189455A1 (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-03 | 株式会社Uacj | 製造方法、情報処理装置、関係式算出装置、および、製造システム |
-
1995
- 1995-01-30 JP JP7032997A patent/JPH08199314A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP2163658A4 (en) * | 2007-06-21 | 2012-04-18 | Jfe Steel Corp | FERRITIC STAINLESS STEEL PLATE WITH EXCELLENT CORROSION RESISTANCE TO SULFURIC ACID AND MANUFACTURING METHOD THEREFOR |
JP2015518087A (ja) * | 2012-04-02 | 2015-06-25 | エイケイ・スチール・プロパティーズ・インコーポレイテッドAK Steel Properties, Inc. | 費用対効果が高いフェライト系ステンレス鋼 |
US9816163B2 (en) | 2012-04-02 | 2017-11-14 | Ak Steel Properties, Inc. | Cost-effective ferritic stainless steel |
WO2019189455A1 (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-03 | 株式会社Uacj | 製造方法、情報処理装置、関係式算出装置、および、製造システム |
JP2019173096A (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-10 | 株式会社Uacj | 製造方法、情報処理装置、関係式算出装置、および、製造システム |
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