JPH08198453A - 垂直ベルトコンベヤの供給装置 - Google Patents
垂直ベルトコンベヤの供給装置Info
- Publication number
- JPH08198453A JPH08198453A JP7033094A JP3309495A JPH08198453A JP H08198453 A JPH08198453 A JP H08198453A JP 7033094 A JP7033094 A JP 7033094A JP 3309495 A JP3309495 A JP 3309495A JP H08198453 A JPH08198453 A JP H08198453A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- endless conveyor
- bulk material
- conveyor
- conveyor belt
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】第２ベルトコンベヤの傾斜したばら物供給面を
利用することによってばら物を一様に、かつ円滑に供給
でき、しかも垂直ベルトコンベヤのばら物供給部分を短
くできるとともに、設置スペースを大幅に削減できる垂
直ベルトコンベヤのばら物供給装置を提供すること。 【構成】ほぼ垂直な空間内に配置され、両側縁が相互に
密着する２枚合わせの状態でほぼ垂直に上方へ向けて駆
動される第１、第２の無端コンベヤベルトの間にばら物
を挾んで搬送する垂直ベルトコンベヤの供給装置におい
て、前記第１の無端コンベヤベルトの下端部の上面にば
ら物受け面を形成し、該第１の無端コンベヤベルトと対
向する第２の無端コンベヤベルトの下端部を第１の無端
コンベヤベルトの下端部より短く配設し、かつ該上面を
傾斜したばら物供給面とし、該ばら物供給面に向かって
上方の供給ベルトコンベヤからばら物を落下供給するよ
うにしたことを特徴とする垂直ベルトコンベヤの供給装
置である。
利用することによってばら物を一様に、かつ円滑に供給
でき、しかも垂直ベルトコンベヤのばら物供給部分を短
くできるとともに、設置スペースを大幅に削減できる垂
直ベルトコンベヤのばら物供給装置を提供すること。 【構成】ほぼ垂直な空間内に配置され、両側縁が相互に
密着する２枚合わせの状態でほぼ垂直に上方へ向けて駆
動される第１、第２の無端コンベヤベルトの間にばら物
を挾んで搬送する垂直ベルトコンベヤの供給装置におい
て、前記第１の無端コンベヤベルトの下端部の上面にば
ら物受け面を形成し、該第１の無端コンベヤベルトと対
向する第２の無端コンベヤベルトの下端部を第１の無端
コンベヤベルトの下端部より短く配設し、かつ該上面を
傾斜したばら物供給面とし、該ばら物供給面に向かって
上方の供給ベルトコンベヤからばら物を落下供給するよ
うにしたことを特徴とする垂直ベルトコンベヤの供給装
置である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は垂直ベルトコンベヤへの
ばら物供給装置に係り、特に土砂、砂利、鉱石、骨材、
穀物などのばら物を挾んで搬送する垂直ベルトコンベヤ
に円滑に供給できる垂直ベルトコンベヤの供給装置に関
する。
ばら物供給装置に係り、特に土砂、砂利、鉱石、骨材、
穀物などのばら物を挾んで搬送する垂直ベルトコンベヤ
に円滑に供給できる垂直ベルトコンベヤの供給装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】貯蓄場に積付けられている土砂、砂利、
石炭や、船倉に積まれている鉱石または穀物などのよう
なばら物を高所に運搬する場合、ほぼ垂直に上昇する２
枚合わせのコンベヤベルトの間に前記ばら物をはさんで
連続的に垂直運搬を行う垂直コンベヤを利用するのが有
利である。
石炭や、船倉に積まれている鉱石または穀物などのよう
なばら物を高所に運搬する場合、ほぼ垂直に上昇する２
枚合わせのコンベヤベルトの間に前記ばら物をはさんで
連続的に垂直運搬を行う垂直コンベヤを利用するのが有
利である。
【０００３】従来の垂直ベルトコンベヤは、図３及び図
４に示すように垂直な空間１内において２枚合わせにな
り、第１コンベヤベルト２と第２コンベヤベルト３の両
コンベヤベルトの両側縁４の重合部をはさみ、相互食違
い位置にそれらの背面から押込み合うよう対向して配置
される一定間隔に設けられた多数の中央ガイドローラ群
５で相互に圧着させることにより、これらのコンベヤベ
ルト２及び３の中央部分６，６の間に扁平筒形のばら物
収容部Ａを形成する。この両コンベヤベルトの２枚合わ
せ部分は、このコンベヤライン上端の送出端折返し部分
に配置される一対の駆動プーリ（図示せず）により、等
速で上向きに駆動され、ばら物収容部Ａ内に挾持されて
いるばら物Ｓをほぼ垂直上方へ運搬する。
４に示すように垂直な空間１内において２枚合わせにな
り、第１コンベヤベルト２と第２コンベヤベルト３の両
コンベヤベルトの両側縁４の重合部をはさみ、相互食違
い位置にそれらの背面から押込み合うよう対向して配置
される一定間隔に設けられた多数の中央ガイドローラ群
５で相互に圧着させることにより、これらのコンベヤベ
ルト２及び３の中央部分６，６の間に扁平筒形のばら物
収容部Ａを形成する。この両コンベヤベルトの２枚合わ
せ部分は、このコンベヤライン上端の送出端折返し部分
に配置される一対の駆動プーリ（図示せず）により、等
速で上向きに駆動され、ばら物収容部Ａ内に挾持されて
いるばら物Ｓをほぼ垂直上方へ運搬する。
【０００４】そして、２枚のコンベヤベルト２，３の両
側縁には、たとえば相互にラビリンス結合するような相
互結合構造を備えさせて内容物の封入を確実にすること
ができるが、両コンベヤベルトが少なくともその両側縁
部分４で適度の剛性を有する限り、中央ガイドローラ群
５それぞれの相互間隔を適当に選定することにより、２
枚のコンベヤベルトの中央部分６，６で作られるばら物
収容部Ａの両側は、特別の構造を備えさせないでも確実
に密封することができる。
側縁には、たとえば相互にラビリンス結合するような相
互結合構造を備えさせて内容物の封入を確実にすること
ができるが、両コンベヤベルトが少なくともその両側縁
部分４で適度の剛性を有する限り、中央ガイドローラ群
５それぞれの相互間隔を適当に選定することにより、２
枚のコンベヤベルトの中央部分６，６で作られるばら物
収容部Ａの両側は、特別の構造を備えさせないでも確実
に密封することができる。
【０００５】他方、ほぼ垂直なコンベヤラインを形成す
る２枚合わせの両コンベヤベルトはそれぞれの上端部に
おいて反対方向に折返され、前記のとおり駆動されて垂
直なコンベヤラインに沿って下降コンベヤベルト７及び
８の下端にあるばら物供給部分の折返し端に向けて下降
するようになっている。
る２枚合わせの両コンベヤベルトはそれぞれの上端部に
おいて反対方向に折返され、前記のとおり駆動されて垂
直なコンベヤラインに沿って下降コンベヤベルト７及び
８の下端にあるばら物供給部分の折返し端に向けて下降
するようになっている。
【０００６】また、従来の垂直ベルトコンベヤのばら物
供給部分は、図５に示すように第１のコンベヤベルト２
をこれと対向する第２のコンベヤベルト３の折返し端９
からその下面を通って水平方向に導出させて折返し端１
０とし、その上面をばら物受け面１１とし、そのばら物
受け面１１の先端部に上部のホッパ１５に収容されたば
ら物Ｓを水平な供給ベルトコンベヤ１２から直接落下供
給していた。また、図において符号１３はばら物を蔽う
スカートであり、符号１４はコンベヤベルトの緊張装置
である。
供給部分は、図５に示すように第１のコンベヤベルト２
をこれと対向する第２のコンベヤベルト３の折返し端９
からその下面を通って水平方向に導出させて折返し端１
０とし、その上面をばら物受け面１１とし、そのばら物
受け面１１の先端部に上部のホッパ１５に収容されたば
ら物Ｓを水平な供給ベルトコンベヤ１２から直接落下供
給していた。また、図において符号１３はばら物を蔽う
スカートであり、符号１４はコンベヤベルトの緊張装置
である。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
５に示したように従来の垂直ベルトコンベヤはその下方
のばら物供給部分は第１のコンベヤベルト２をこれと対
向する第２のコンベヤベルト３の折返し端９からその下
面を通って水平方向に導出させて折返し端１０とし、そ
の上面をばら物受け面１１としているから、ばら物Ｓを
垂直ベルトコンベヤに一様に、かつ円滑に供給するには
下側にある第１のコンベヤベルト２の水平部分が相当の
長さにする必要があり、これに伴ってスカート部も必然
的に長くなるという欠点があった。
５に示したように従来の垂直ベルトコンベヤはその下方
のばら物供給部分は第１のコンベヤベルト２をこれと対
向する第２のコンベヤベルト３の折返し端９からその下
面を通って水平方向に導出させて折返し端１０とし、そ
の上面をばら物受け面１１としているから、ばら物Ｓを
垂直ベルトコンベヤに一様に、かつ円滑に供給するには
下側にある第１のコンベヤベルト２の水平部分が相当の
長さにする必要があり、これに伴ってスカート部も必然
的に長くなるという欠点があった。
【０００８】したがって、このように垂直ベルトコンベ
ヤのばら物供給部分が長くなるためバケットエレベー
タ、トレーリフターに比較して垂直ベルトコンベヤは相
当広い設置スペースが必要となるという問題があった。
ヤのばら物供給部分が長くなるためバケットエレベー
タ、トレーリフターに比較して垂直ベルトコンベヤは相
当広い設置スペースが必要となるという問題があった。
【０００９】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであり、ばら物の供給は下側ベルトでなければならな
いという先入観を打破して、上記の第２ベルトコンベヤ
を利用することによってばら物を一様に、かつ円滑に供
給でき、しかも垂直ベルトコンベヤのばら物供給部分を
短くできるとともに、設置スペースを大幅に削減できる
垂直ベルトコンベヤのばら物供給装置を提供することを
目的としている。
のであり、ばら物の供給は下側ベルトでなければならな
いという先入観を打破して、上記の第２ベルトコンベヤ
を利用することによってばら物を一様に、かつ円滑に供
給でき、しかも垂直ベルトコンベヤのばら物供給部分を
短くできるとともに、設置スペースを大幅に削減できる
垂直ベルトコンベヤのばら物供給装置を提供することを
目的としている。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ほぼ垂直な空間内に配置され、両側縁が
相互に密着する２枚合わせの状態でほぼ垂直に上方へ向
けて駆動される第１、第２の無端コンベヤベルトの間に
ばら物を挾んで搬送する垂直ベルトコンベヤの供給装置
において、前記第１の無端コンベヤベルトの下端部の上
面にばら物受け面を形成し、該第１の無端コンベヤベル
トと対向する第２の無端コンベヤベルトの下端部を第１
の無端コンベヤベルトの下端部より短く配設し、かつ該
上面を傾斜したばら物供給面としたことを特徴としてい
る。
成するために、ほぼ垂直な空間内に配置され、両側縁が
相互に密着する２枚合わせの状態でほぼ垂直に上方へ向
けて駆動される第１、第２の無端コンベヤベルトの間に
ばら物を挾んで搬送する垂直ベルトコンベヤの供給装置
において、前記第１の無端コンベヤベルトの下端部の上
面にばら物受け面を形成し、該第１の無端コンベヤベル
トと対向する第２の無端コンベヤベルトの下端部を第１
の無端コンベヤベルトの下端部より短く配設し、かつ該
上面を傾斜したばら物供給面としたことを特徴としてい
る。
【００１１】また、ほぼ垂直な空間内に配置され、両側
縁が相互に密着する２枚合わせの状態でほぼ垂直に上方
へ向けて駆動される第１、第２の無端コンベヤベルトの
間にばら物を挾んで搬送する垂直ベルトコンベヤの供給
装置において、前記第１の無端コンベヤベルトの下端部
の上面にばら物受け面を形成し、該第１の無端コンベヤ
ベルトと対向する第２の無端コンベヤベルトの下端部を
第１の無端コンベヤベルトの下端部より短く配設し、か
つ該上面を傾斜したばら物供給面とし、該ばら物供給面
に向かって上方の供給ベルトコンベヤからばら物を落下
供給するようにしたことを特徴としている。
縁が相互に密着する２枚合わせの状態でほぼ垂直に上方
へ向けて駆動される第１、第２の無端コンベヤベルトの
間にばら物を挾んで搬送する垂直ベルトコンベヤの供給
装置において、前記第１の無端コンベヤベルトの下端部
の上面にばら物受け面を形成し、該第１の無端コンベヤ
ベルトと対向する第２の無端コンベヤベルトの下端部を
第１の無端コンベヤベルトの下端部より短く配設し、か
つ該上面を傾斜したばら物供給面とし、該ばら物供給面
に向かって上方の供給ベルトコンベヤからばら物を落下
供給するようにしたことを特徴としている。
【００１２】
【作用】次に、本発明の作用について説明すると、ほぼ
垂直な空間内に配置された垂直ベルトコンベヤの下方の
ばら物供給部分は、第１の無端コンベヤベルトの下端部
に折返し端を配設し、この下端部の上面をばら物受け面
とし、この第１の無端コンベヤベルトと対向する第２の
無端コンベヤベルトの下端部を他の折返し端によって第
１の無端コンベヤベルトの下端部より短く配設し、その
上面を傾斜したばら物供給面としたから、このばら物供
給面の上方に配設した供給ベルトコンベヤからばら物を
この傾斜したばら物供給面に向って落下供給することが
でき、この供給ベルトコンベヤの搬送方向と反対方向に
移動する傾斜したばら物供給面によってばら物を垂直ベ
ルトコンベヤのばら物収容部に一様に、かつ円滑に供給
することができ、しかも、垂直ベルトコンベヤのばら物
供給部分を大幅に短くすることができるためその設置ス
ペースを大幅に削減することができる。
垂直な空間内に配置された垂直ベルトコンベヤの下方の
ばら物供給部分は、第１の無端コンベヤベルトの下端部
に折返し端を配設し、この下端部の上面をばら物受け面
とし、この第１の無端コンベヤベルトと対向する第２の
無端コンベヤベルトの下端部を他の折返し端によって第
１の無端コンベヤベルトの下端部より短く配設し、その
上面を傾斜したばら物供給面としたから、このばら物供
給面の上方に配設した供給ベルトコンベヤからばら物を
この傾斜したばら物供給面に向って落下供給することが
でき、この供給ベルトコンベヤの搬送方向と反対方向に
移動する傾斜したばら物供給面によってばら物を垂直ベ
ルトコンベヤのばら物収容部に一様に、かつ円滑に供給
することができ、しかも、垂直ベルトコンベヤのばら物
供給部分を大幅に短くすることができるためその設置ス
ペースを大幅に削減することができる。
【００１３】
【実施例】本発明に係る垂直ベルトコンベヤの供給装置
の一実施例について図面を参照して説明する。図１は本
実施例の一部拡大側面図、図２は本実施例の側面図であ
り、図において従来例と同一または同等部分は同じ符号
を用いて詳しい説明を省略する。
の一実施例について図面を参照して説明する。図１は本
実施例の一部拡大側面図、図２は本実施例の側面図であ
り、図において従来例と同一または同等部分は同じ符号
を用いて詳しい説明を省略する。
【００１４】本実施例は図１および図２に示すように、
垂直ベルトコンベヤの下方のばら物供給部分は第１の無
端コンベヤベルト２の水平または傾斜した下端部の先端
に折返し端１０を設け、この下端部の上面にばら物受け
面１１を形成し、また第１の無端コンベヤベルト２と対
向する第２の無端コンベヤベルト３の下端部を第１の無
端コンベヤベルト２の折返し端１０より短く配設し、か
つその下降コンベヤベルト８の下端部上面を傾斜したば
ら物供給面１７に形成し、このばら物供給面１７の上方
に配設したばら物Ｓのホッパ１５から供給ベルトコンベ
ヤ１２に供給し、さらにそのばら物Ｓを供給ベルトコン
ベヤ１２端からこの傾斜したばら物供給面１７に向って
落下供給する。
垂直ベルトコンベヤの下方のばら物供給部分は第１の無
端コンベヤベルト２の水平または傾斜した下端部の先端
に折返し端１０を設け、この下端部の上面にばら物受け
面１１を形成し、また第１の無端コンベヤベルト２と対
向する第２の無端コンベヤベルト３の下端部を第１の無
端コンベヤベルト２の折返し端１０より短く配設し、か
つその下降コンベヤベルト８の下端部上面を傾斜したば
ら物供給面１７に形成し、このばら物供給面１７の上方
に配設したばら物Ｓのホッパ１５から供給ベルトコンベ
ヤ１２に供給し、さらにそのばら物Ｓを供給ベルトコン
ベヤ１２端からこの傾斜したばら物供給面１７に向って
落下供給する。
【００１５】したがって、この供給ベルトコンベヤ１２
の搬送方向と反対方向に移動する傾斜したばら物供給面
１７によってばら物Ｓを両側縁が相互に密着する２枚合
わせの垂直ベルトコンベヤ中央のばら物収容部Ａに一様
に、かつ円滑に供給し、このばら物収容部Ａに収容され
たばら物Ｓはほぼ垂直な空間１内の２枚合わせの垂直ベ
ルトコンベヤによって上方に運搬され、その上端におい
て上部貯留槽１６内に供給される。
の搬送方向と反対方向に移動する傾斜したばら物供給面
１７によってばら物Ｓを両側縁が相互に密着する２枚合
わせの垂直ベルトコンベヤ中央のばら物収容部Ａに一様
に、かつ円滑に供給し、このばら物収容部Ａに収容され
たばら物Ｓはほぼ垂直な空間１内の２枚合わせの垂直ベ
ルトコンベヤによって上方に運搬され、その上端におい
て上部貯留槽１６内に供給される。
【００１６】本実施例によれば、ばら物供給面１７の上
方に配設した水平な供給ベルトコンベヤ１２端からばら
物Ｓをこの傾斜したばら物供給面１７に向って落下供給
することができ、この供給ベルトコンベヤ１２の搬送方
向と反対方向に移動する傾斜したばら物供給面１７を利
用してばら物Ｓを両側縁が相互に密着する２枚合わせの
垂直ベルトコンベヤのばら物収容部Ａ内に一様に、かつ
円滑に供給することができる。そのために垂直ベルトコ
ンベヤ下端部の水平または傾斜したばら物供給部分を大
幅に短くすることができるから、これに伴ってスカート
１３の長さも短くできるとともに、その垂直ベルトコン
ベヤの下方のばら物供給部の設置用ピット１８の大きさ
が非常に小さくできる。
方に配設した水平な供給ベルトコンベヤ１２端からばら
物Ｓをこの傾斜したばら物供給面１７に向って落下供給
することができ、この供給ベルトコンベヤ１２の搬送方
向と反対方向に移動する傾斜したばら物供給面１７を利
用してばら物Ｓを両側縁が相互に密着する２枚合わせの
垂直ベルトコンベヤのばら物収容部Ａ内に一様に、かつ
円滑に供給することができる。そのために垂直ベルトコ
ンベヤ下端部の水平または傾斜したばら物供給部分を大
幅に短くすることができるから、これに伴ってスカート
１３の長さも短くできるとともに、その垂直ベルトコン
ベヤの下方のばら物供給部の設置用ピット１８の大きさ
が非常に小さくできる。
【００１７】なお、上記実施例における両無端コンベヤ
ベルトの下端部や供給ベルトコンベヤの形状、構造及び
設置位置などは図面に示したものに限定されるものでは
なく、本発明の趣旨に反しない範囲のものに適用できる
ものである。
ベルトの下端部や供給ベルトコンベヤの形状、構造及び
設置位置などは図面に示したものに限定されるものでは
なく、本発明の趣旨に反しない範囲のものに適用できる
ものである。
【００１８】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、第１の無
端コンベヤベルトの下端部の上面をばら物受け面とし、
この第１の無端コンベヤベルトと対向する第２の無端コ
ンベヤベルトの下端部を第１の無端コンベヤベルトの下
端部より短く配設し、その上面を傾斜したばら物供給面
としたから、このばら物供給面の上方に配設した供給ベ
ルトコンベヤからばら物をこの傾斜したばら物供給面に
向って落下供給することができ、この供給ベルトコンベ
ヤの動きと反対方向に移動する傾斜したばら物供給面を
利用してばら物を両側縁が相互に密着する２枚合わせの
垂直ベルトコンベヤのばら物収容部内に一様に、かつ円
滑に供給することができる。そのために垂直ベルトコン
ベヤ下端部のばら物供給部分を大幅に短くすることがで
きるから、そのスカートの長さも短くすることができる
とともに、垂直ベルトコンベヤの下方のばら物供給部の
設置スペースを大幅に削減することができる効果があ
る。
端コンベヤベルトの下端部の上面をばら物受け面とし、
この第１の無端コンベヤベルトと対向する第２の無端コ
ンベヤベルトの下端部を第１の無端コンベヤベルトの下
端部より短く配設し、その上面を傾斜したばら物供給面
としたから、このばら物供給面の上方に配設した供給ベ
ルトコンベヤからばら物をこの傾斜したばら物供給面に
向って落下供給することができ、この供給ベルトコンベ
ヤの動きと反対方向に移動する傾斜したばら物供給面を
利用してばら物を両側縁が相互に密着する２枚合わせの
垂直ベルトコンベヤのばら物収容部内に一様に、かつ円
滑に供給することができる。そのために垂直ベルトコン
ベヤ下端部のばら物供給部分を大幅に短くすることがで
きるから、そのスカートの長さも短くすることができる
とともに、垂直ベルトコンベヤの下方のばら物供給部の
設置スペースを大幅に削減することができる効果があ
る。
【図１】本実施例の一部拡大側面図である。
【図２】本実施例の側面図である。
【図３】本実施例の原理説明側面図である。
【図４】図３に示した原理説明の平面図である。
【図５】従来例の側面図である。
１ 垂直な空間 ２ 第１コンベヤベルト ３ 第２コンベヤベルト ４ 両側縁部 ５ ガイドローラ ６ ベルト中央部分 ７，８ 下降コンベヤベルト ９，１０ 下部折返し端 １１ ばら物受け面 １２ 供給ベルトコンベヤ １３ スカート １５ ホッパ １６ 上部貯留槽 １７ ばら物供給面 １８ 設置用ピット Ａ ばら物収容部 Ｓ ばら物
Claims (2)
- 【請求項１】 ほぼ垂直な空間内に配置され、両側縁が
相互に密着する２枚合わせの状態でほぼ垂直に上方へ向
けて駆動される第１、第２の無端コンベヤベルトの間に
ばら物を挾んで搬送する垂直ベルトコンベヤの供給装置
において、前記第１の無端コンベヤベルトの下端部の上
面にばら物受け面を形成し、該第１の無端コンベヤベル
トと対向する第２の無端コンベヤベルトの下端部を第１
の無端コンベヤベルトの下端部より短く配設し、かつ該
上面を傾斜したばら物供給面としたことを特徴とする垂
直ベルトコンベヤの供給装置。 - 【請求項２】 ほぼ垂直な空間内に配置され、両側縁が
相互に密着する２枚合わせの状態でほぼ垂直に上方へ向
けて駆動される第１、第２の無端コンベヤベルトの間に
ばら物を挾んで搬送する垂直ベルトコンベヤの供給装置
において、前記第１の無端コンベヤベルトの下端部の上
面にばら物受け面を形成し、該第１の無端コンベヤベル
トと対向する第２の無端コンベヤベルトの下端部を第１
の無端コンベヤベルトの下端部より短く配設し、かつ該
上面を傾斜したばら物供給面とし、該ばら物供給面に向
かって上方の供給ベルトコンベヤからばら物を落下供給
するようにしたことを特徴とする垂直ベルトコンベヤの
供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7033094A JPH08198453A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 垂直ベルトコンベヤの供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7033094A JPH08198453A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 垂直ベルトコンベヤの供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08198453A true JPH08198453A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=12377086
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7033094A Pending JPH08198453A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 垂直ベルトコンベヤの供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08198453A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106167157A (zh) * | 2016-07-25 | 2016-11-30 | 江苏工力重机有限公司 | 一种斗轮堆取料机中心料斗用折线式u型落料调节板 |
-
1995
- 1995-01-30 JP JP7033094A patent/JPH08198453A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106167157A (zh) * | 2016-07-25 | 2016-11-30 | 江苏工力重机有限公司 | 一种斗轮堆取料机中心料斗用折线式u型落料调节板 |
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