JPH08198075A - 車両の自動ブレーキ装置 - Google Patents

車両の自動ブレーキ装置

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Publication number
JPH08198075A
JPH08198075A JP7033079A JP3307995A JPH08198075A JP H08198075 A JPH08198075 A JP H08198075A JP 7033079 A JP7033079 A JP 7033079A JP 3307995 A JP3307995 A JP 3307995A JP H08198075 A JPH08198075 A JP H08198075A
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JP
Japan
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pressure
valve
brake
master cylinder
pump
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JP7033079A
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English (en)
Inventor
Haruki Okazaki
晴樹 岡崎
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動ブレーキ中にブレーキペダルを踏み込み操
作したときの違和感を解消する。 【構成】マスタシリンダ1とホイ−ルシリンダ2とを接
続するブレーキ配管11、12に対して、加圧機構71
が接続されると共に、加圧機構71よりも上流側に遮断
弁21が接続される。遮断弁21を閉じた状態で、ポン
プ83からの油圧を加圧機構71に供給することにより
自動ブレーキとされる。自動ブレーキ中にブレーキペダ
ル4が踏み込み操作されたとき、マスタシリンダ圧とホ
イ−ルシリンダ圧とがほぼ等しくなった時点で遮断弁2
1が開かれる。遮断弁21を開いた後は、自動ブレーキ
による加圧作用を徐々に停止するのが望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の自動ブレーキ装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両のブレーキ装置のなかには、運転者
によるブレーキ操作が行われていないときでも、所定の
作動条件を満足したときに、車輪に制動力を付与するた
めにホイ−ルシリンダにブレーキ液圧を発生させて車両
を減速させる自動ブレーキ装置がある。この自動ブレー
キ装置が作動される所定の作動条件としては、種々考え
られるが、例えば、前方車両への衝突を防止するのに大
きな減速が必要と判断されたとき、あるいは追従型定速
走行装置において行われているように前方車両との車間
距離を所定距離に維持しつつ自動走行を行う場合に、車
間距離が小さくなったと判断されたときとされる。
【0003】自動ブレーキ装置を、既存のブレーキ配管
系を有効に利用して構成する場合、マスタシリンダとホ
イ−ルシリンダとを接続するブレーキ配管に対して、加
圧機構を接続すると共に、該加圧機構よりもマスタシリ
ンダ側において遮断弁を接続して、自動ブレーキ時に
は、遮断弁を閉じると共に加圧機構を作動させてホイ−
ルシリンダにブレーキ液圧を発生させることになる。
【0004】自動ブレーキが作動しているときに、運転
者によりブレーキペダルが踏み込み操作される場合があ
る。この場合、自動ブレーキ状態から、運転者によるマ
ニュアルブレーキの状態へと移行されることになるが、
この移行時における制御として、特開昭62−2318
58号公報には、ブレーキペダルの踏み込み検出と同時
に自動ブレーキ解除することが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報記載のように、自動ブレーキ状態からマニュアルブレ
ーキ状態へと移行するときに、自動ブレーキを即座に解
除すると、運転者によるブレーキ操作に違和感を与えて
しまう事態が生じやすいものとなる、ということが判明
した。この点を詳述すると、ブレーキ操作を行う運転者
は、自動ブレーキによって得られている車両の減速とい
うものを感知しつつ、自動ブレーキでは減速不十分とい
うことでブレーキペダルを踏み込み操作することになる
が、この踏み込み操作を開始した当初は、ブレーキペダ
ルを介して得られる自動ブレーキの大きさつまりホイ−
ルシリンダ圧というものを十分感知できないものであ
る。このため、ブレーキペダルの踏み込み当初における
踏み込み力というものは、自動ブレーキで得られていた
ホイ−ルシリンダ圧というものを見込的に想定した大き
さとなり、実際のホイ−ルシリンダ圧の大きさとはかな
り大きく異なる踏み込み力とされる場合が多くなる。
【0006】ブレーキペダル踏み込み当初の踏み込み力
が弱すぎると、自動ブレーの解除により車両の減速度合
いが弱まる一方、不足分のブレーキ液圧を得るべくあわ
ててブレ−キペダルの踏み込み力を増大させる操作が必
要になる(ブレーキ操作感が一時的に低減される抜け感
の発生)。また、ブレーキペダル踏み込み当初の踏み込
み力が強すぎると、自動ブレーキで得られていたブレー
キ液圧に相当する大きな反力を感知してしまうことにな
る(キックバック)。
【0007】本発明は以上のような事情を勘案してなさ
れたもので、自動ブレーキ状態から、マニュアルブレー
キ状態へと移行するときの違和感を防止できるようにし
た車両の自動ブレーキ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明にあっては、次のような構成としてある。す
なわち、マスタシリンダとホイ−ルシリンダとを接続す
るブレーキ配管に対して、加圧機構が接続されると共
に、該加圧機構よりもマスタシリンダ側において遮断弁
が接続され、所定の作動条件を満足したときに、前記遮
断弁を閉じると共に前記加圧機構を作動させて、ブレー
キペダルの操作にかかわずホイ−ルシリンダにブレーキ
液圧を発生させて自動ブレーキを得るようにした車両の
自動ブレーキ装置において、前記マスタシリンダで発生
されているマスタシリンダ圧を検出する第1圧力検出手
段と、前記ホイ−ルシリンダで発生されているホイ−ル
シリンダ圧を検出する第2圧力検出手段と、を備え、前
記遮断弁が閉じられてかつ前記加圧機構が作動している
自動ブレーキ時に、前記第1圧力検出手段で検出される
マスタシリンダ圧と前記第2圧力検出手段で検出される
ホイ−ルシリンダ圧とがほぼ等しくなった時点で、前記
遮断弁を開くように設定されている、ような構成として
ある。上記構成を前提とした本発明の好ましい態様は、
特許請求の範囲における請求項2以下に記載のとおりで
ある。
【0008】
【発明の効果】請求項1に記載された本発明によれば、
運転者によるブレーキ操作によって発生されるマスタシ
リンダ圧と自動ブレーキによって得られているホイ−ル
シリンダ圧とがほぼ等しくなったときに遮断弁を開くの
で、自動ブレーキからマニュアルブレーキへの移行時に
おいて、ブレーキ操作に違和感を与えてしまうような事
態を防止することができる。
【0009】請求項2に記載したような構成とすること
により、加圧機構による加圧作用の急激な停止に起因す
る違和感をも防止することができる。
【0010】請求項3に記載したような構成とすること
により、遮断弁からマスタシリンダ側の間に存在するブ
レーキ液を利用して、加圧機構の加圧作用を得ることが
でき、この加圧機構用のブレーキ液を別途貯溜する専用
のリザ−バを設けなくてすむものとなる。また、加圧機
構による加圧作用停止に起因する違和感防止の上で好ま
しいものとなる。
【0011】請求項4に記載したような構成とすること
により、ホイ−ルシリンダ圧を別途専用の圧力センサを
用いることなく検出して、コスト低減等の上で好ましい
ものとなる。
【0012】請求項5に記載したような構成とすること
により、加圧機構による加圧作用を停止させるための具
体的な構成を提供できる。
【0013】請求項6に記載したような構成とすること
により、チェック弁がフェイルしたときに、ポンプから
マスタシリンダ側へとブレーキ液が逆流して、この逆流
に起因して生じるブレーキ操作ストロ−クの変化を防止
して、ブレーキ操作の違和感を防止する上で好ましいも
のとなる。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を添付した図面に基づい
て説明する。 ブレーキ系統の説明(図1) 図1において、1はマスタシリンダ、2FL〜2RRは
それぞれホイ−ルシリンダであり、2FLが左前輪用、
2FRが右前輪用、2RLが左後輪用、2RRが右後輪
用である。マスタシリンダ1は、倍力装置3を介して、
ブレーキペダル4に連結され、ブレーキペダル4を踏み
込み操作することによって、マスタシリンダ1にブレー
キ液圧が発生される。この倍力装置3は、例えば真空倍
力式あるいは液圧倍力式のものとされている。
【0015】マスタシリンダ1は、2つの吐出口1aと
1bとを有するタンデム型とされている。一方の吐出口
1aには第1ブレーキ配管11が接続され、この第1ブ
レーキ配管11からは、2本の分岐配管11Aと11B
とが分岐されている。分岐配管11Aにホイ−ルシリン
ダ2FLが接続され、分岐配管11Bにホイ−ルシリン
ダ2RRが接続されている。他方の吐出口1bには第2
ブレーキ配管12が接続され、この第2ブレーキ配管1
2からは、2本の分岐配管12Aと12Bとが分岐され
ている。分岐配管12Aにホイ−ルシリンダ2FRが接
続され、分岐配管12Bにホイ−ルシリンダ2RLが接
続されている。このように、ブレーキ配管系は、いわゆ
る2系統X字型配管とされている。
【0016】前記ブレーキ配管11、12には、その上
流側つまりマスタシリンダ1に近い側において、トラク
ション制御用の調圧機構13が構成され、該調圧機構1
3の下流側においてABS制御用の調圧機構14が構成
されている。
【0017】トラクション制御用の調圧機構13は、次
のように構成されている。先ず、ブレーキ配管11に
は、電磁開閉弁からなる遮断弁21が接続されると共
に、該遮断弁21よりも下流側において加圧機構22が
接続されている。この加圧機構22は、シリンダ22a
と、該シリンダ22a内に摺動自在に嵌挿されたピスト
ン22bと、該ピストン22bを戻り位置に付勢するス
プリング22cとから構成されて、スプリング22cに
抗してピストン22bを変位させることにより、当該ピ
ストン22bによってブレーキ配管11内に圧力発生
(圧縮)可能とされている。ブレーキ配管12にも、上
記と同様に、遮断弁21と加圧機構22が接続されてい
る。
【0018】調圧機構13は、ブレーキ液を貯溜したリ
ザ−バ23と、該リザ−バ23内のブレーキ液を汲み上
げて加圧機構22へ吐出するためのポンプ24とを有す
る。各加圧機構22は、供給配管25を介してポンプ2
4の吐出側へ接続されると共に、戻り配管26を介して
リザ−バ23へ接続されている。ポンプ24の吐出側つ
まり供給配管25には、加圧機構22側へ向けての流れ
のみを許容するチェック弁27が接続され、リザ−バ2
3に連なるポンプ24の吸い込み側には、当該ポンプ2
4側へ向けての流れのみを許容するチェック弁28が接
続されている。
【0019】前記供給配管25と戻り配管26とは、供
給配管25の圧力が所定値以上になると開弁される調圧
弁29が接続されている。また、戻り配管26には、調
圧弁29に対する接続部分よりも加圧機構22側におい
て、電磁式開閉弁からなる制御弁30が接続されてい
る。
【0020】ポンプ24は、DCモータ等の電気式のモ
ータ31により駆動されるもので、このモータ31は、
後述するように、ABS制御用のポンプ駆動用として兼
用されている。このモータ31に通電してポンプ24を
駆動した状態で、制御弁30を例えばデュ−ティ制御す
ることにより、加圧機構22に印加される圧力、つまり
トラクション制御時におけるブレーキ液圧(つまり制動
力)が制御される。
【0021】ABS制御用の調圧機構14は、次のよう
に構成されている。先ず、分岐配管11Aには、電磁式
の開閉弁からなる増圧弁41が接続されると共に、該増
圧弁41をバイパスするバイパス通路42が接続され
て、該バイパス通路42には、マスタシリンダ1側へ向
けての流れのみを許容するチェック弁43が接続されて
いる。分岐配管11Aには、上記増圧弁41の下流側つ
まりホイ−ルシリンダ2FL側において、リザ−バ44
に連なる解放配管45が接続され、この解放配管45に
は、電磁開閉弁からなる減圧弁46が接続されている。
分岐配管11Bに対しても、上記分岐配管11Aと同様
に各構成要素41〜46が設けられているが、リザ−バ
44は、各分岐配管11Aと11Bとで共通とされてい
る。
【0022】前記リザ−バ44と、増圧弁41よりも上
流側(遮断弁21よりも下流側)のブレーキ配管(上流
側ブレーキ配管となる)11とが、戻し配管47により
接続されている。この戻し配管47には、リザ−バ44
側から順次、第1チェック弁48、ポンプ49、第2チ
ェック弁50、脈動吸収用のタンク51、オリフィス5
2、第3チェック弁53が接続されている。この戻し配
管47は、リザ−バ44と同様に、2つの分岐配管11
A用と11B用とで共通とされている。
【0023】ホイ−ルシリンダ2FR、2RL用のブレ
ーキ配管12(分岐配管12A、12B)に対しても、
前記ブレーキ配管11(分岐配管11A、11B)と同
様に構成されている。ただし、モータ31は、トラクシ
ョン制御用ポンプ24と、ABS制御用の2つのポンプ
49用との共通とされている。なお、ポンプ24、49
はそれぞれ、容積型(実施例でプランジャ型)とされ
て、モータ1回転(プランジャ1往復)あたりの吐出量
を知りえる構造のものとなっている。
【0024】前記リザ−バ44は、シリンダ44aと、
該シリンダ44a内に摺動自在に画成されたピストン4
4bとを有し、該ピストン44bによってシリンダ44
a内には、ブレ−キ液が出入りされる作動室(貯留室)
44cが画成されている。ピストン44bを挟んで作動
室44cとは反対側の室には、リタン−ンスプリング4
4dが配設されて、このスプリング44dによって、ピ
ストン44bが作動室44cを圧縮する方向、つまり作
動室44c内のブレ−キ液を排出する方向に所定の付勢
力でもって付勢されている。
【0025】上記スプリング44dの付勢力(によって
生じる作動室44cでの発生圧力)は、戻し配管47の
通路抵抗よりも若干大きい程度に設定されている。より
具体的には、戻し配管47における通路抵抗は、実質的
に各チェック弁48、50、53のチェック圧(開弁
圧)によって決定されるが、スプリング44dの付勢力
は、各チェック弁48、50、53のチェック圧の総和
よりも若干大きくなるように設定されている(スプリン
グ44dにより生じる作動室44cでの発生圧が上記各
チェック圧の総和よりも若干大きい)。これにより、マ
スタシリンダ1にブレ−キ液圧が発生されていないとき
は、モ−タ31つまりポンプ49が停止していても、作
動室44c内に残留したブレ−キ液は、スプリング44
dの付勢力によって、戻し配管47を経てブレ−キ配管
11あるいは12(つまりマスタシリンダ1)へ戻すこ
とが可能とされている。
【0026】トラクション制御に際しては、駆動輪を前
輪(ホイ−ルシリンダ2FL、2FRが対応)とした場
合、ABS制御用の各弁のうち、全ての減圧弁46が閉
じられると共に、従動輪用となる分岐配管11Bと12
Bの各増圧弁41も閉じられ、駆動輪用の分岐配管11
A、12A用の増圧弁41のみが開かれる。この状態
で、モータ31に通電することによりポンプ24を駆動
しつつ、各制御弁30を個々独立して制御(例えばデュ
−ティ制御)することにより、駆動輪の路面に対する過
大なスリップが防止される。なお、トラクション制御に
際しては、例えば、駆動輪の路面に対するスリップ値
を、車速と各駆動輪の回転速度とから決定して(例え
ば、車速と駆動輪回転速度との偏差、あるいは比でスリ
ップ値を決定する)、このスリップ値が所定の目標値と
なるように、制御弁30がフィ−ドバック制御される。
【0027】ABS制御に際しては、トラクション制御
用の遮断弁21が開かれた状態とされる。この状態で、
増圧弁41と減圧弁46とを制御することにより、各車
輪毎つまり各ホイ−ルシリンダ2FL〜2RR毎に個々
独立して、ブレーキ液圧の増圧、減圧、保持の制御が行
われる(車輪のロック防止)。勿論、増圧は、減圧弁4
6を閉じて増圧弁41を開くことにより行われ、減圧
は、増圧弁41を閉じて減圧弁46を開くことにより行
われ、保持は、増圧弁41と減圧弁46とを共に閉じる
ことにより行われる。なお、ABS制御に際しては、増
圧と減圧の制御のみとしてもよい。
【0028】減圧により、リザ−バ44内にはブレーキ
液が排出されるが、このリザ−バ44内のブレーキ液
は、ポンプ49によって、増圧弁41より上流側のブレ
ーキ配管11あるいは12へ戻されるが、このブレーキ
液が戻されるブレーキ配管11、12の圧力は、マスタ
シリンダ1での発生ブレーキ液圧と同じ高圧であり、ポ
ンプ49(モータ31)は、この高圧に抗してブレーキ
液を戻すことになる。したがって、ブレーキ液が戻され
るブレーキ配管11、12の圧力が小さいほど、ポンプ
49(モータ31)の行う仕事は小さくて済むことにな
る(ポンプ49、モータ31の能力を小さなものとする
ことができる)。ない、トラクション制御およびABS
制御そのものは、本発明とは直接関係がないので、これ
以上詳細な説明は省略する。
【0029】自動ブレーキの制御(図1〜図4) 自動ブレーキのブレーキ力は、図1に示す実施例では、
トラクション制御用の加圧機構22を利用して得るよう
にしてある。すなわち、所定の作動条件を満足して自動
ブレーキを行うときには、遮断弁21を閉じた状態で、
モータ31を駆動してポンプ24を運転することによ
り、加圧機構22による加圧作用によってホイ−ルシリ
ンダ圧が発生される。この場合、各車輪にホイ−ルシリ
ンダ圧を発生させるために、全ての増圧弁41が開か
れ、全ての減圧弁46が閉じられる。そして、ホイ−ル
シリンダ圧つまり自動ブレーキ力は、制御弁30の開度
を制御することにより可変制御される(増圧弁41と減
圧弁46とを制御して自動ブレーキ力を調整することも
できる)。
【0030】図2には、自動ブレーキの制御系統を示し
てあり、図中Uはマイクロコンピュ−タを利用して構成
された制御ユニットで、この制御ユニットUからは、各
弁21、31、41、46およびモータ31へ出力され
る。また、制御ユニットUには、トラクション制御やA
BS制御のために各車輪の車輪速を個々独立して検出す
るための車輪速センサからの信号が入力される他、自動
ブレーキの制御のためにセンサあるいはスイッチS1〜
S3からの信号が入力される。センサS1は、マスタシ
リンダ1で発生されているマスタシリンダ圧を検出する
ものである(第1圧力検出手段)。センサS2は、ホイ
−ルシリンダで発生しているホイ−ルシリンダ圧を検出
するものである(第2圧力検出手段)。スイッチS3
は、ブレーキペダル4を踏み込み操作したときにONと
なるブレーキスイッチである。なお、図2では、自動ブ
レーキを作動させるための条件を満足しているか否かを
みるためのセンサ類(例えば前方車両との距離を計測す
るレ−ダ等)は略されている。
【0031】図4は、自動ブレーキ中において、ブレー
キペダル4が踏み込み操作されたときの制御、つまり自
動ブレーキからマニュアルブレーキへ移行するときの制
御に着目して制御ユニットUの制御内容を示すものであ
り、以下の説明でQはステップを示す。この図4のQ1
において、ブレーキスイッチS3がONであるか否かが
判別される。このQ1の判別でNOのときは、自動ブレ
ーキ中にブレーキペダル4が踏み込み操作されていない
ときなので、自動ブレーキを継続すべくQ2に移行し
て、遮断弁21が閉のままとされる。
【0032】Q1の判別でYESのときは、自動ブレー
キ状態からマニュアルブレーキ状態へと移行するときで
ある。このときは、Q3において、センサS1の出力つ
まりマスタシリンダ圧PMが読み込まれ、この後Q4に
おいて、センサS2の出力つまりホイ−ルシリンダ圧P
Wが読み込まれる。
【0033】Q4の後、Q5において、マスタシリンダ
圧PMがホイ−ルシリンダ圧PW以上であるか否かが判
別される。このQ5の判別でNOのときは、マスタシリ
ンダ圧PMがまだ十分上昇していないので、Q2へ移行
して、遮断弁21が閉状態に維持される。ブレーキペダ
ル4の踏み込み力増大によってマスタシリンダ圧PMが
上昇して、Q5の判別でYESとなると、Q6において
遮断弁21が開かれて、自動ブレーキからマニュアルブ
レーキへと移行される。そして、Q6の後Q7におい
て、自動ブレーキが徐々に解除される(加圧機構22の
加圧作用の徐々なる停止)。Q7での自動ブレーキの徐
々なる解除(停止)は、例えば制御弁30の開度を徐々
に大きくすることにより、あるいはポンプ24つまりモ
ータ31の駆動を徐々に停止することにより、あるいは
この両方を同時に行うことにより行うことができる。
【0034】自動ブレーキからマニュアルブレーキへと
移行するタイミングを図式的に図3に示してある。この
図3において、実線で示すホイ−ルシリンダ圧PWと破
線で示すマスタシリンダ圧PMとがほぼ等しくなった時
点で、自動ブレーキからマニュアルブレーキへと移行さ
れることになる。図4のQ5の判別は、マスタシリンダ
圧PMとホイ−ルシリンダ圧PWとがほぼ等しくなった
か否かをみるものであり、Q5の判別内容としては、マ
スタシリンダ圧PMがホイ−ルシリンダ圧PWに対し
て、例えば±5%等所定割合の大きさの範囲になったか
否かをみる等、適宜の内容とすることができる。
【0035】ブレーキ系統の変形例(図5) 図5は、自動ブレーキを行うためのブレーキ系統の変形
例を示すもので、図1に対応しており、この図1に対応
した構成要素と同一構成要素には同一符合を付してその
重複した説明は省略する。本実施例では、ブレーキ配管
11、22に対して、ダブルピストン式の加圧機構71
を設けると共に、加圧機構71を作動させるためのポン
プ機構81を別途設けてある。
【0036】加圧機構71は、シリンダ71内に互いに
直列に嵌挿された2つのピストン72、73を有し、こ
の2つのピストン72、73によってシリンダ71a内
が、3つの油室74、75、76に画成されている。左
端部の油室74はブレーキ配管11の一部を実質的に構
成し、右端部の油室75はブレーキ配管12の一部を実
質的に構成する。2つのピストン72と73との間に構
成される油室76は、作動室となるもので、この油室7
6に油圧が供給されたときにピストン72と73とが互
いに離間して、油室74、75つまりブレーキ配管1
1、12を加圧する。油室76の油圧が開放されると、
リタ−ンスプリング77、78によって、ピストン7
2、73が互いに接近する方向に移動されて、ブレーキ
配管11、12の加圧作用が解除される。
【0037】ポンプ機構81は、リザ−バ82と、該リ
ザ−バ82内のブレーキ液を汲み上げるポンプ83とを
有し、このポンプ83の吐出口が、供給配管84を介し
て前記油室76に接続されている。供給配管84は、リ
リ−フ配管85を介してリザ−バ82に接続され、この
リリ−フ配管85には電磁式の開閉弁86が接続されて
いる。供給配管84はさらに、開閉弁86およびポンプ
83をバイパスするリリ−フ配管87を介してリザ−バ
82に接続され、このリリ−フ配管87に、リザ−バ8
2へ向けての流れのみを許容するチェック弁88が接続
されている。
【0038】自動ブレーキ時には、遮断弁21を閉じ、
開閉弁85を閉じた状態で、図示を略す専用のモータに
よってポンプ83を駆動してポンプ圧を油室76に供給
することによって行われる。そして、自動ブレーキ力
は、ABS制御用の調圧機構14(増圧弁41と減圧弁
46)を制御することにより所定の大きさに調整され
る。ポンプ83の吐出圧が所定値以上になるのは、チェ
ック弁88が開くことにより防止される。なお、自動ブ
レーキ力の調整を、開閉弁85をデュ−ティ制御するこ
とによって行うこともできる。
【0039】本実施例でも、自動ブレーキ中にブレーキ
ペダル4が踏み込み操作されたときは、マスタシリンダ
圧とホイ−ルシリンダ圧とがほぼ等しくなった時点で遮
断弁21が開かれる。また、自動ブレーキを徐々に解除
する場合は、例えば、ポンプ83を徐々に停止させる
か、開閉弁86を徐々に開くか、その両方を行うことに
よって行うことができる。
【0040】ブレーキ系統の変形例(図6) 図6は、自動ブレーキを行うためのブレーキ系統の変形
例を示すもので、図5のポンプ機構81を一部変更した
もので、その他は図5と同じである。本実施例では、供
給配管84に、供給弁としての開閉弁90を設けて、リ
リ−フ配管85に設けた開閉弁86を排出弁として機能
させるようにしてある。本実施例では、2つの開閉弁8
6と90とを開閉制御することによって、油室76に対
する供給油圧を調整して、自動ブレーキ力を調整するも
のとなっている。このため、本実施例では、ABS制御
用の調圧機構14等の調圧機構を別途必要としない。
【0041】なお、図6破線で示すように、ポンプ83
の吐出側と供給弁としての開閉弁90との間の配管84
にアキュムレ−タ93を接続してもよく、この場合は、
チェック弁88を廃止してもよい。自動ブレーキを徐々
に解除する場合は、例えば、ポンプ83を徐々に停止さ
せるか、開閉弁86を徐々に開きかつ開閉弁90を徐々
に閉じるか、その両方を行うことによって行うことがで
きる。
【0042】ブレーキ系統の変形例(図7)
【0043】図7は、自動ブレーキを行うためのブレー
キ系統の変形例を示すもので、図1に対応しており、こ
の図1に対応した構成要素と同一構成要素には同一符合
を付してその重複した説明は省略する。本実施例では、
ABS制御用のポンプ49を自動ブレーキ用のポンプと
して機能させる一方、このポンプ49の吸い込み口を、
ブレーキ配管96を介して、遮断弁21とマスタシリン
ダ1との間の配管11に接続するようにしてある。そし
て、配管96に、電磁式の開閉弁97を接続してある。
ポンプ49の吸い込み口は、ABS制御用のリザ−バ4
4に連なっているが、ポンプ49の吸い込み口とリザ−
バ44とを接続する配管47の途中に前記配管96が接
続され、しかも配管47には、配管96の接続部分の上
流側と下流側との両方に、チェック弁48あるいは95
が接続されている。なお、図7は、マスタシリンダ1の
一方の配管11に着目して示してあるが、他方の配管1
2についても同様に構成されている。
【0044】自動ブレーキ時は、遮断弁21を閉じ、開
閉弁97を開いた状態で、ポンプ49が駆動される。自
動ブレーキ力の調整は、増圧弁41と減圧弁46とを制
御することにより行われる。自動ブレーキ中にブレーキ
ペダル4が踏み込まれたとき、マスタシリンダ圧とホイ
−ルシリンダ圧とがほぼ等しくなった時点で遮断弁21
が開かれ、かつ開閉弁97が閉じれる。
【0045】自動ブレーキの徐々なる解除は、ポンプ4
9を徐々に停止させるか、開閉弁97を徐々に閉じる
か、あるいはこの両方を行うかによって行なうことがで
きる。自動ブレーキの停止時には、ポンプ49の停止に
先立って、開閉弁97を閉じるのが好ましい(遮断弁2
1とマスタシリンダ1との間の配管11の圧力がポンプ
49の運転によって変動するのを防止)。
【0046】配管96を、配管11ではなく、図7破線
で示すように、直接マスタシリンダ1(のリザ−バタン
ク1a)に接続してもよい。この場合、配管96に、遮
断弁97と直列にポンプ49へ向けての流れのみを許容
するチェック弁99を接続して、ポンプ49側からマス
タシリンダ1側へのブレーキ液の逆流を防止するように
設定するのが好ましい。チェック弁99を設けることに
より、自動ブレーキで使用したブレーキ液は配管11を
介して回収される。この場合、自動ブレーキ解除時に
は、ポンプ49の停止に先立って開閉弁97を閉とする
のが、チェック弁99がフェイルしたときに、ポンプ4
9からマスタシリンダ1へのブレーキ液の逆流に起因し
て生じるブレーキペダルのストロ−ク違和感防止の上で
好ましいものとなる(特に、マスタシリンダ圧が解放さ
れた時点で自動ブレーキの加圧作用を解除する場合)。
【0047】以上実施例について説明したが、本発明は
これに限らず、例えば次のような場合をも含むものであ
る。 (1)自動ブレーキの解除を、マスタシリンダ圧が解放さ
れるまで(零になるまで)継続して行うようにしてもよ
い。特に、図7に示すように自動ブレーキ用のブレーキ
液のリザ−バをマスタシリンダ1で兼用する場合は、ブ
レーキペダル4の踏み込力に応じたマスタシリンダ圧の
変動を防止する上で好ましいものとなる。 (2)マスタシリンダ圧が発生しているということは、ブ
レーキペダル4が踏み込み操作されているということな
ので、ブレーキペダルが踏み込み操作されたことを検出
するブレーキスイッチS3を別途設けなくともよい(図
4のQ1の判別をなくす)。 (3)ホイ−ルシリンダ圧を、車両減速度に基づいて推定
するようにしてもよく、この場合は、ホイ−ルシリンダ
圧センサS2が不用となる(車両減速度は、車速を微分
して得られる一方、車両は車速センサを有しているのが
一般的である)。 (4)マスタシリンダ圧とホイ−ルシリンダ圧とがほぼ等
しくなった時点で、自動ブレーキ(の加圧作用)を瞬時
に停止させてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブレーキ系統の一例を示す全体系統図。
【図2】自動ブレーキの制御系統図。
【図3】遮断弁を開くときのタイミングを示す図。
【図4】遮断弁を開くときの制御例を示すフロ−チャ−
ト。
【図5】ブレーキ系統の変形例を示す図。
【図6】ブレーキ系統の変形例を示す要部図。
【図7】ブレーキ系統の変形例を示す図。
【符合の説明】
1:マスタシリンダ 2:ホイ−ルシリンダ 4:ブレーキペダル 11:ブレーキ配管 12:ブレーキ配管 14:調圧機構(ABS制御用) 21:遮断弁 22:加圧機構 24:ポンプ 30:制御弁 31:モータ 41:増圧弁 46:減圧弁 49:ポンプ 71:加圧機構 83:ポンプ 97:開閉弁 99:チェック弁 U:制御ユニット S1:圧力検出センサ(マスタシリンダ圧) S2:圧力検出センサ(ホイ−ルシリンダ圧)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マスタシリンダとホイ−ルシリンダとを接
    続するブレーキ配管に対して、加圧機構が接続されると
    共に、該加圧機構よりもマスタシリンダ側において遮断
    弁が接続され、 所定の作動条件を満足したときに、前記遮断弁を閉じる
    と共に前記加圧機構を作動させて、ブレーキペダルの操
    作にかかわずホイ−ルシリンダにブレーキ液圧を発生さ
    せて自動ブレーキを得るようにした車両の自動ブレーキ
    装置において、 前記マスタシリンダで発生されているマスタシリンダ圧
    を検出する第1圧力検出手段と、 前記ホイ−ルシリンダで発生されているホイ−ルシリン
    ダ圧を検出する第2圧力検出手段と、 を備え、前記遮断弁が閉じられてかつ前記加圧機構が作
    動している自動ブレーキ時に、前記第1圧力検出手段で
    検出されるマスタシリンダ圧と前記第2圧力検出手段で
    検出されるホイ−ルシリンダ圧とがほぼ等しくなった時
    点で、前記遮断弁を開くように設定されている、ことを
    特徴とする車両の自動ブレーキ装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記遮断弁を開くとき、前記加圧機構による加圧作用が
    徐々に停止されるもの。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記加圧機構の加圧力を、前記遮断弁よりもマスタシリ
    ンダ側のブレーキ液を用いて得るためのポンプを備え、 前記遮断弁を開いたとき、前記加圧機構による加圧作用
    がマスタシリンダ圧が解放されるまで継続されるもの。
  4. 【請求項4】請求項1において、 ホイ−ルシリンダ圧を検出する前記第2圧力検出手段
    が、車体減速度に基づいてホイ−ルシリンダ圧を推定す
    るものとして設定されているもの。
  5. 【請求項5】請求項3において、 前記ポンプの吸い込み側とマスタシリンダ側との間に、
    前記加圧機構により加圧作用を行うときに開かれる開閉
    弁が配設され、 前記加圧機構による加圧作用の停止が、前記ポンプの停
    止と前記開閉弁を閉じることとの少なくとも一方を行う
    ことにより行われるもの。
  6. 【請求項6】請求項5において、 前記ポンプの吸い込み側とマスタシリンダ側との間に、
    前記開閉弁と直列に、マスタシリンダ側からポンプ側へ
    の流れのみを許容するチェック弁が配設され、 前記加圧機構による加圧作用の停止時に、前記ポンプが
    停止される前に前記開閉弁が閉じられるように設定され
    ているもの。
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