JPH08197318A - ボール盤の切削屑裁断機構 - Google Patents

ボール盤の切削屑裁断機構

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JPH08197318A
JPH08197318A JP2629995A JP2629995A JPH08197318A JP H08197318 A JPH08197318 A JP H08197318A JP 2629995 A JP2629995 A JP 2629995A JP 2629995 A JP2629995 A JP 2629995A JP H08197318 A JPH08197318 A JP H08197318A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドリル径に応じ切削屑の裁断に必要なスピン
ドルの上昇量を調整できるようにすることである。 【構成】 ウォーム軸22にスリーブ24を摺動自在に
枢着し、オネジ25を軸受部4aにネジ嵌合させ、ウォ
ーム軸22の回転によりスリーブ24の凹部24aに軸
受部4aに設けたスチールボール26が入出し、スリー
ブ24は周期的に移動する。オネジ25の歯部25cと
噛み合うギヤ29をギヤシャフト30に嵌合させ、ギヤ
シャフト30の一端にアジャストノブ31を設け、アジ
ャストノブ31を回すと、オネジ25が左右に移動す
る。このオネジ25の移動により、スリーブ24の移動
量、即ち切削屑の裁断に必要なスピンドルの上昇量を調
整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、穴あけ作業時に切削屑
を裁断する機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のボール盤の中で、特にスピンドル
の下降を自動で行う自動送り装置付ボール盤で穴あけす
ると、スピンドルが1回転する間にスピンドルの下降す
る距離が一定となるため、加工材への切込み量が均一と
なり、薄片状に長く連なった切削屑が排出される。この
切削屑がドリルに巻き付き、穴あけ終了後、巻き付いた
切削屑を除去しなければならず手間取っていた。
【0003】上記問題を解決するため、先に出願人が出
願した特願平5−344354号がある。これは、スチ
ールボールを挾持する2つのスリーブ間のいずれかに凹
部を設け、自動送りの最中、凹部にスチールボールが入
出し、2つのスリーブ間の距離を周期的に増減すること
で、スピンドルを周期的に上昇させ切削屑を裁断するも
のであった。この上昇の頻度はスピンドルの回転数に対
応し、スピンドルの回転数が高くなると、上下動の頻度
も高くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決する課題の説明の
前に、ボール盤で穴あけするときのドリル径に対する加
工材への押し付け荷重の関係と、スピンドルの回転数の
関係について説明する。図11に示すように、穴あけ時
はドリル41により加工材42を押し付ける荷重Pが作
用するため、加工材42を支持しているテーブル3が2
点鎖線に示すようにたわむ。穴あけに必要な押し付け荷
重Pは、ドリル径が太くなるほど大きくなることからテ
ーブル3のたわみ量δもドリル径が太くなるほど大きく
なる。また、一般的に穴あけ時の切削速度となるスピン
ドルの回転数は、加工材42の材質により決められてお
り、ドリル径が太いとスピンドルの回転数は低く、ドリ
ル径が細いと高くなるように設定している。
【0005】以上により、上記切削屑裁断機構は、スピ
ンドルの上昇量が一定でスピンドルの回転数が高くなる
と、スピンドルの上下動の頻度も高くなるため、次のよ
うな問題があった。長く連なった切削屑を裁断するため
には、テーブル3のたわみ量δ以上スピンドルを上昇さ
せる必要がある。よって、前記したドリル径とテーブル
3のたわみ量δの関係からドリル径が太くなるほど裁断
に必要なスピンドルの上昇量を増加させなければならな
い。
【0006】従って、スピンドルの上昇量を多く設定す
ると、ドリル径が太い穴あけの場合、切削屑が裁断で
き、かつスピンドルの上下動により本体の振動はある
が、上下動の頻度が少ないため問題ないが、ドリル径が
細い穴あけをすると、スピンドルの回転数が高く、スピ
ンドルの上下動の頻度も多くなるため、本体が振動した
り、騒音を発生する等の問題があった。逆に、スピンド
ルの上昇量を少なく設定すると、ドリル径が細い穴あけ
では問題ないが、ドリル径が太いと、スピンドルが切削
屑の裁断に必要な量まで上昇しないため、切削屑が裁断
できない問題があった。そこで、ドリル径により切削屑
の裁断に必要なスピンドルの上昇量が調整できる切削屑
裁断装置が望まれていた。
【0007】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を解決し、ドリル径に応じ切削屑の裁断に必要なスピ
ンドルの上昇量を調整できる切削屑裁断機構を提供する
ことである。本発明の他の目的は、スピンドルの上昇量
の調整を簡単に操作できるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、モートルにより回転駆動するドリルを装
着したスピンドルをクウィル内に支持し、該クウィルの
ラック部と噛合うピニオン軸に嵌合するウォームホイル
と、該ウォームホイルと噛合うウォームを有し、ウォー
ム及びウォームホイルの回転に連動してピニオン軸が回
転し、前記モートルによりスピンドル及びクウィルを自
動で下降させるボール盤において、前記ウォームの反ク
ウィル側に隣接するスリーブをウォーム軸に摺動自在に
枢着し、スリーブに対向し、ウォーム軸受部に外周がネ
ジ嵌合し、内周がウォーム軸を回転支持するオネジを設
け、前記ウォーム軸受部にスチールボールが円周方向に
対して定間隔に保持され、前記スリーブのスチールボー
ル当接面に前記スチールボールの配設間隔と同間隔に複
数の凹部を設けるとともに、前記オネジをスリーブに対
し進退させる移動手段を設けたものである。
【0009】
【作用】上記したような構成により、ウォーム軸の回転
でスリーブの凹部にスチールボールが入出し、スリーブ
はスチールボールへの当接位置とオネジの側面部への当
接位置間を周期的に移動する。スピンドル下降中にスチ
ールボールがスリーブの凹部に入ったとき、スリーブは
オネジの側面部に当接するまで移動し、同時にスリーブ
に隣接するウォームも移動するため、スピンドルの下降
が一時的に上昇し、長く連なった切削屑を裁断する。し
かし、スピンドルの上昇量が不足し、切削屑が裁断でき
ない場合は、オネジの移動手段によりスリーブのスチー
ルボールへの当接位置からオネジの側面部に当接するま
での距離を増やし、ウォームの移動量の増加させること
によりスピンドルの上昇量も増加し、長く連なった切削
屑を裁断することができる。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図10により説明
する。図1は本発明の一実施例を示すウォーム軸周辺の
縦断面図、図3はヘッド部を断面したボール盤の全体側
面図、図4はハンドル部周辺の正面断面図である。
【0011】図3において、ベース1上にコラム2を立
設し、コラム2の中央部には図示しない加工材を載せる
テーブル3を上下移動自在に嵌合させる。コラム2の上
端にはモートル5を備えたヘッド4を設け、ヘッド4内
部にクウィル6が垂直方向へ摺動可能に嵌合され、クウ
ィル6には図示しないドリルを装着したスピンドル7を
内蔵している。スピンドル7はモートル5からベルト
8,プーリ9,ファーストギヤ10,移動ギヤ11,サ
ードギヤ12,ファイナルギヤ13を介して回転駆動す
る。
【0012】図1および図4において、クウィル6の外
周に形成したラック6aにはピニオン軸14が噛み合
い、ピニオン軸14はヘッド4に軸支され、かつウォー
ムホイル15を回転自在に嵌合させている。ウォームホ
イル15に噛み合うウォーム16はウォーム軸22にキ
ー23で軸方向へ摺動自在に枢着させている。ウォーム
軸22はモートル5の回転駆動によりサードギヤ12,
プーリ17,ベルト18,プーリ19,ウォーム20,
ウォームホイル21を介し回転する。ウォーム16の反
クウィル6側(図1においてウォーム16に対し右側)
にはウォーム16同様ウォーム軸22にスリーブ24が
キー23で軸方向へ摺動自在に枢着されている。ウォー
ム軸22を支持するヘッド4内の適所に設けられた軸受
部4aにスリーブ24と対向させてオネジ25を設け、
オネジ25外周のネジ部25aが軸受部4aにネジ嵌合
し、孔部25bでウォーム軸22を回転支持する。ウォ
ーム軸22と同心に回転自在で、スリーブ24に対し進
退可能に配設され、軸受部4aには円周方向に対して定
間隔で深さが均一に穿設された複数個(本実施例は3
個)のボール支持穴4bにそれぞれスチールボール26
が収納されている。スリーブ24とオネジ25の間に
は、厚さの均一なワッシャ27がウォーム軸22に嵌合
している。ウォーム16の反スリーブ24側にはスリー
ブ24をスチールボール26方向(図1において右方
向)に付勢する弾器となるスプリング28がウォーム軸
22に装着されている。
【0013】図5はスリーブ24のスチールボール26
当接面側から見た正面図、図6は図5のA−A線断面
図、図7はスリーブがワッシャに当接した状態を示すス
リーブ周辺拡大図、図8はスリーブがスチールボールに
当接した状態を示すスリーブ周辺拡大図である。スチー
ルボール26の当接面となるスリーブ24の右側面に
は、図5に示すように、スチールボール26の配設間隔
と同間隔に凹部24a(本実施例では3箇所)が形成さ
れ、凹部24aの凹量はl1となっている。
【0014】ウォーム軸22の回転によりスリーブ24
の凹部24aにスチールボール26が入出し、図7に示
すように、スリーブ24の凹部24aとスチールボール
26の配設位置が重なると、スリーブ24はワッシャ2
7に当接するまで移動する。図8に示すように、スリー
ブ24の凹部24aとスチールボール26が重ならない
と、スリーブ24はスチールボール26に当接する位置
まで移動する。従って、スリーブ24はウォーム軸22
の回転によりウォーム軸22の軸方向に周期的に移動す
る。この移動量をl2とする。通常、l2はl1より小さ
い値になっている。
【0015】ウォームホイル15の回転をピニオン軸1
4に連結する構成を図4を用いて説明する。連結手段は
ツメクラッチ33,34で構成され、ウォームホイル1
5の右側面にツメクラッチ33が設けられ、ツメクラッ
チ33と噛み合うツメクラッチ34がキー35によりピ
ニオン軸14に摺動自在に枢着されている。ハンドル3
6は、ナット37によりピニオン軸14に固定されてい
る。ハンドル36を2点鎖線の位置に倒すと、スライド
ボス38が左方向に移動し、ツメクラッチ34がツメク
ラッチ33側へ押圧され、ツメクラッチ33と噛み合
い、ウォームホイル15まで伝わってきた動力は、ツメ
クラッチ33,34、ピニオン軸14を介してクウィル
6が下降する。ハンドル36を戻すと、スライドボス3
8が右方向に移動するとともにツメクラッチ34も連動
し、ツメクラッチ33,34の噛み合いが解除され、ウ
ォームホイル15の動力がピニオン軸14へ伝わらなく
なる。
【0016】次に、オネジ25の移動手段について、図
2を用いて説明する。図2はオネジの移動手段を示すウ
ォーム軸周辺の縦断面図である。オネジ25のネジ部2
5aの反スリーブ側外周に歯部25cを設け、歯部25
cと噛み合うギヤ29をヘッド4内の適所に軸支された
ギヤシャフト30に嵌合させ、ギヤシャフト30の一端
にアジャストノブ31を設けている。アジャストノブ3
1を回すと、ギヤシャフト30,ギヤ29を介しオネジ
25が回転しながら左右に移動する。また、アジャスト
ノブ31の外周にスケール43を設け、ヘッド4にスケ
ール43を指示するインジケータ44を設けている。こ
のオネジ25の移動により、前記l2の距離が変わる。
すなわち、スピンドル7の上昇量を変えることができ
る。図9に示すように、オネジ25をスリーブ24側い
っぱいに移動するとl2は0となり、スリーブ24が常
にワッシャ27に当接した状態にすることもできる。ま
た、オネジ25の移動量はスケール43、インジケータ
44により把握することができる。アジャストノブ31
には保持手段となるクランプノブ32がネジ嵌合し、ク
ランプノブ32の回転操作によりクランプノブ32の先
端がヘッド4を押圧し、アジャストノブ31の位置が固
定される。
【0017】上記構成において、スピンドル7に図示し
ないドリルを装着し、モートル5によりスピンドル7を
回転駆動し、ハンドル36を倒しツメクラッチ33,3
4を噛み合わせ自動送り状態にする。スリーブ24は、
ウォーム軸22の軸方向にl2だけ周期的に移動する。
ウォーム16の回転によりウォームホイル15、ピニオ
ン軸14を介しクウィル6とともにスピンドル7は自動
的に一定速度で下降する。穴あけ作業を行なうと、加工
材を押し付ける荷重により、テーブル3がたわむ。ま
た、この反力によりピニオン軸14、ウォームホイル1
5、ウォーム16を介し、スリーブ24はスチールボー
ル26、又はワッシャ27を押圧する。
【0018】ウォーム軸22の回転によりスリーブ24
の凹部24aにスチールボール26が入出し、スリーブ
24の凹部24aとスチールボール26の位置が重なる
と、l2だけスリーブ24とともにウォーム16が図1
において右方向へ移動するため、ウォームホイル15、
ピニオン軸14が一時的に逆転し、スピンドル7の下降
が上昇し、テーブル3のたわみ量以上スピンドル7が上
昇すると、長く連なった切削屑が裁断される。
【0019】ドリル径が太くテーブル3のたわみ量が多
くなり、スピンドル7の上昇量が不足し切削屑が裁断で
きない場合は、オネジ25の所望の移動量を示すスケー
ル43の目盛をインジケータ44に合わせながらアジャ
ストノブ31を回し、オネジ25を右方向へ移動させ、
前記寸法l2を増やす。これにより、ウォーム16の移
動量、スピンドル7の上昇量を増加し、これによってド
リル径の太い穴あけ作業でも切削屑の裁断ができる。
【0020】また、ドリル径の細い穴あけするときは、
アジャストノブ31を前記と逆に回転させて左方向に移
動し、前記寸法l2を減らし、スピンドル7の上昇量を
切削屑の裁断に必要な最小の量まで調整することによ
り、本体の振動および騒音を最小限にできる。
【0021】さらに、本実施例では、図9に示すように
アジャストノブ31を回転操作し前記寸法l2が0とな
るようオネジ25をスリーブ24側へ移動すると、ウォ
ーム軸22回転中、スリーブ24は常にワッシャ27に
当接しながら回転するため、スリーブ24の移動がなく
なり、スピンドル7は常に一定速度で下降し、穴あけが
行われる。これは、加工材が鋳鉄のときや、ドリル径が
細く、切削屑が長く連ならない場合などスピンドル7を
周期的に上昇させる必要のない場合に有効である。ウォ
ーム軸22に装着されたスプリング28は、スピンドル
7が上昇したときにスリーブ24の押圧力が減少するた
め、これを補う働きをしている。
【0022】図10は他のオネジ25の移動手段を示す
オネジ部横断面図である。図のように、ヘッド4の適所
にオネジ25に本体外部から回転操作自在なハンドル3
9が貫通する長穴4cを設け、ハンドル39の先端をオ
ネジ25に結合させる。ハンドル39のシャフト部39
aには、クランプナット40をネジ嵌合させ、ハンドル
39の回転操作後、クランプナット40を回しクランプ
ナット40座面がヘッド4面を押圧し、ハンドル39の
位置固定ができるように構成されている。ハンドル39
の操作によりアジャストノブ31の操作と同様、スピン
ドル7の上昇量が調整できる。また、図示していないが
ヘッド4にスケール、クランプナット40に前記スケー
ルを指示するインジケータを設けることにより、オネジ
25の移動量を把握することができる。なお、本実施例
では2つの移動手段の構成について説明したが、要はオ
ネジ25を移動できる機構であれば何でも良く、上記構
成にとらわれるものではない。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、ボール盤において、自
動送りにより穴あけする際、使用するドリル径に応じて
切削屑の裁断に必要なスピンドルの上昇量が調整できる
ようになったので、ドリル径の太い穴あけでも切削屑の
裁断ができ、ドリル径が細い穴あけのときは、スピンド
ルの上昇量を切削屑の裁断に必要な最小量まで調整する
ことにより、本体の振動および騒音を最小限にすること
ができる。また、上記機構の調整が簡潔な構成で行える
ようにしたので、安価で、操作性の良い切削屑裁断機構
を提供することができる。さらに、ノブの外周にスケー
ルを設け、ヘッドにスケールを指示するインジケータを
設けることによりオネジの移動量を把握することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すウォーム軸周辺の縦断
面図である。
【図2】ウォーム軸周辺の縦断面図である。
【図3】ボール盤のヘッド部を断面した全体側面図であ
る。
【図4】ハンドル部周辺の正面断面図である。
【図5】スリーブの正面図である。
【図6】図5のA−A線断面図である。
【図7】スリーブがワッシャに当接した状態を示すスリ
ーブ周辺の拡大図である。
【図8】スリーブがスチールボールに当接した状態を示
すスリーブ周辺の拡大図である。
【図9】スリーブが常にワッシャに当接する状態を示す
スリーブ周辺の拡大図である。
【図10】他のオネジの移動手段を示すオネジ部周辺の
横断面図である。
【図11】穴あけ時のテーブルたわみを示す説明図であ
る。
【符号の説明】
4…ヘッド、4a…軸受部、4b…ボール支持穴、4c
…長穴、6…クウィル、6a…ラック、7…スピンド
ル、14…ピニオン軸、15,21…ウォームホイル、
16,20…ウォーム、22…ウォーム軸、24…スリ
ーブ、24a…凹部、25…オネジ、25a…ネジ部、
25b…孔部、25c…歯部、26…スチールボール、
27…ワッシャ、28…スプリング、29…ギヤ、30
…ギヤシャフト、31…アジャストノブ、32…クラン
プノブ、33,34…ツメクラッチ、36…ハンドル、
38…スライドボス、39…ハンドル、39a…シャフ
ト部、40…クランプナット、43…スケール、44…
インジケータ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モートルにより回転駆動するドリルを装
    着したスピンドルをクウィル内に支持し、該クウィルの
    ラック部と噛合うピニオン軸に嵌合するウォームホイル
    と、該ウォームホイルと噛合うウォームを有し、ウォー
    ム及びウォームホイルの回転に連動してピニオン軸が回
    転し、前記モートルによりスピンドル及びクウィルを自
    動で下降させるボール盤において、前記ウォームの反ク
    ウィル側に隣接するスリーブをウォーム軸に摺動自在に
    枢着し、スリーブに対向し、ウォーム軸受部に外周がネ
    ジ嵌合し、内周がウォーム軸を回転支持するオネジを設
    け、前記ウォーム軸受部にスチールボールが円周方向に
    対して定間隔に保持され、前記スリーブのスチールボー
    ル当接面に前記スチールボールの配設間隔と同間隔に複
    数の凹部を設けるとともに、前記オネジをスリーブに対
    し進退させる移動手段を設けたことを特徴とするボール
    盤の切削屑裁断機構。
  2. 【請求項2】 前記移動手段は、前記オネジの反スリー
    ブ側外周に歯部を設け、該歯部に噛合うギヤを配設し、
    該ギヤを回転するノブを設けるとともに、ノブの位置を
    保持する保持手段を設けたことを特徴とする請求項1記
    載のボール盤の切削屑裁断機構。
  3. 【請求項3】 前記ノブの外周にスケールを設け、前記
    ヘッドに前記スケールを指示するインジケータを設けた
    ことを特徴とする請求項2記載のボール盤の切削屑裁断
    機構。
  4. 【請求項4】 前記移動手段は、前記オネジにハンドル
    を設け、該ハンドルの操作により前記オネジを回転させ
    るとともに、ハンドルの位置を保持する保持手段を設け
    たことを特徴とする請求項1記載のボール盤の切削屑裁
    断機構。
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Cited By (4)

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