JPH07285007A - ボール盤の切削屑裁断機構 - Google Patents

ボール盤の切削屑裁断機構

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JPH07285007A
JPH07285007A JP10472494A JP10472494A JPH07285007A JP H07285007 A JPH07285007 A JP H07285007A JP 10472494 A JP10472494 A JP 10472494A JP 10472494 A JP10472494 A JP 10472494A JP H07285007 A JPH07285007 A JP H07285007A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切削屑が長く連なってしまう穴あけ作業時の
み、スピンドルを上下動させ切削屑を適当な長さに裁断
する切削屑裁断機構を作動させるタッピング兼用ボール
盤とすることである。 【構成】 ウォーム軸22にスリーブ24を摺動自在に
枢着し、スリーブ25を軸受部4aに固着させ、スリー
ブ24,25間に複数個のスチールボール27を有する
リテーナ26を回転自在に装着する。スリーブ24,2
5にはスチールボール27の配設間隔と同間隔に複数の
凹部をそれぞれ設けることで、リテーナ26を回転さ
せ、スリーブ25の凹部からスチールボール27が出て
いるときは切削屑裁断機構を作動させ、切削屑を適当な
長さに裁断し、スリーブ25の凹部にスチールボール2
7が入ったときは切削屑裁断機構が作動しないようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、穴あけ作業時に切削屑
を裁断する機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のボール盤の中で特にスピンドルの
下降を自動で行う自動送り装置付ボール盤で穴あけする
と、スピンドルが1回転する間にスピンドルの下降する
距離が一定となるため被削材の切込み量が均一となり、
薄片状に長く連なった切削屑が排出される。この切削屑
がドリルに巻き付き、穴あけ終了後、巻き付いた切削屑
を除去しなければならず手間取っていた。
【0003】磁気ボール盤等の穿孔工具には、スピンド
ルを周期的に上下動させ切削屑を裁断する機構はあった
が、タップ加工をする場合、ねじのリードに沿ってスピ
ンドルを下降させるが、前記のようにスピンドルを周期
的に上下動させてしまうと、ねじのリードに沿わなくな
るためタップ加工ができなくなる。よって、従来のタッ
ピング兼用ボール盤には前記機構は採用できなかった。
【0004】また、上記問題を解決するため、先に出願
人が出願した切削屑裁断機構は、タップ加工のときはス
ピンドルを周期的に上下動させず、自動送りによる穴あ
け時のみスピンドルを周期的に上下動させる機構があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記機構は長く連なっ
た切削屑が生じやすい軟鋼材やステンレス鋼等の場合は
大変有効である。しかし、切削屑が長く連なった状態に
ならない切削材が鋳鉄のものやドリル径が細い場合等、
スピンドルを周期的に上下させる必要のないときでも上
記機構は常に作動していた。
【0006】上記機構はスピンドルを周期的に上下動さ
せた際に本体が振動したり、騒音を発生したりするた
め、前記したような切削屑を裁断する必要のない穴あけ
条件によっては、上記機構を作動させないようにしたタ
ッピング兼用ボール盤の自動送り装置が望まれていた。
【0007】本発明の目的は、切削屑が長く連なってし
まう穴あけ作業時のみ、切削屑裁断機構を作動させるタ
ッピング兼用ボール盤とすることである。本発明の他の
目的は、切削屑裁断機構の作動及び解除の操作を簡単に
行えるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、モートルに
より回転駆動するドリル又はタップが装着可能なスピン
ドルをクウィル内に支持し、該クウィルのラック部と噛
合うピニオン軸に嵌合するウォームホイルと、該ウォー
ムホイルと噛合うウォームを有し、ウォーム及びウォー
ムホイルの回転に連動してピニオン軸が回転し、前記モ
ートルによりスピンドル及びクウィルを自動で下降させ
るボール盤において、前記ウォームの反クウィル側に隣
接するスリーブAをウォーム軸に摺動自在に枢着し、ス
リーブAに対向するウォーム軸受部にスリーブBを固着
し、前記ウォーム軸のスリーブA,B間に円周方向に対
して定間隔に保持され、かつ、スリーブA,Bに当接す
る複数個のスチールボールを有するリテーナを回転自在
に装着し、前記スリーブAとスリーブBのスチールボー
ル当接面に前記スチールボールの配設間隔と同間隔に複
数の凹部をそれぞれ設けるとともに、前記リテーナを回
転する回転手段を設け、該回転手段の操作により、スリ
ーブBの凹部にスチールボールを入出自在としたことに
より達成される。
【0009】
【作用】上記したような構成により、モートルを駆動さ
せ自動送りによる穴あけ作業を行なうと、被削材に与え
る推力の反力により、ピニオン軸、ウォームホイル、ウ
ォームを介しスチールボール方向に押圧力が働く。
【0010】スピンドルを上下させ切削屑を裁断しなが
ら穴あけ作業を行う場合、回転手段を操作し、スリーブ
Bの凹部からスチールボールを出し、リテーナの側面部
よりスチールボールを出張らせると、前記押圧力により
スリーブAはスチールボールと当接する。この状態でウ
ォーム軸が回転すると、スリーブAの凹部にスチールボ
ールが入出し、スピンドルの下降中、スチールボールが
スリーブAの凹部に入ったとき、隣接するウォームがス
リーブA側へ移動するため、スピンドルの下降が一時的
に後退(上昇)し、このとき長く連なった切削屑が切断
される。
【0011】スピンドルを上下動させず一定速度で下降
させるときは、回転手段を操作し、スリーブBの凹部に
スチールボールを入れ、スリーブA側のリテーナ側面部
からスチールボールが出張らないようにすると、前記押
圧力によりスリーブAはリテーナの側面部と当接する。
この状態でウォーム軸が回転すると、スリーブAの凹部
にスチールボールが入出しないため、ウォームが軸方向
に移動することはなく、スピンドルは上下動せず一定速
度で下降する。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図7により説明す
る。図1は本発明の一実施例を示すウォーム軸周辺の縦
断面図、図2はヘッド部を断面したボール盤の全体側面
図、図3はハンドル部周辺の正面断面図である。
【0013】図2において、ベース1上にコラム2を立
設し、コラム2の中央部には図示しない被削材を載せる
テーブル3を上下移動自在に嵌合させる。コラム2の上
端にはモートル5を備えたヘッド4を設け、ヘッド4内
部にクウィル6が垂直方向へ摺動可能に嵌合され、クウ
ィル6にはドリル又はタップを装着するスピンドル7を
内蔵している。スピンドル7はモートル5からベルト
8、プーリ9、ファーストギヤ10、移動ギヤ11、サ
ードギヤ12、ファイナルギヤ13を介して回転駆動す
る。
【0014】図1において、クウィル6の外周に形成し
たラック6aにはピニオン軸14が噛み合い、ピニオン
軸14はヘッド4に軸支され、かつウォームホイル15
を回転自在に嵌合させている。ウォームホイル15に噛
み合うウォーム16は、モートル5の回転駆動によりサ
ードギヤ12、プーリ17,ベルト18、プーリ19、
ウォーム20、ウォームホイル21を介し回転するウォ
ーム軸22にキー23で軸方向へ摺動自在に枢着させて
いる。ウォーム16の反クウィル6側(図1においてウ
ォーム16に対し右側)にはスリーブAとなるスリーブ
24がウォーム16同様ウォーム軸22にキー23で軸
方向に摺動自在に枢着されている。
【0015】ウォーム軸22を支持するヘッド4内の適
所に設けられた軸受部4aにスリーブ24と対向するよ
うにスリーブBとなるスリーブ25を固着し、スリーブ
24,25間には、リテーナ26がスリーブ25の外周
25cに案内され、ウォーム軸22と同心に回転自在に
配設され、リテーナ26には円周方向に対して定間隔に
穿設された複数個(本実施例は3個)のボール支持穴2
6aにそれぞれスチールボール27が収納されている。
スリーブ24とリテーナ26の間に、厚さの均一なワッ
シャ28がウォーム軸22に嵌合している。ウォーム1
6の反スリーブ24側にはスリーブ24をスチールボー
ル27方向に付勢する弾器となるスプリング29がウォ
ーム軸22に装着されている。本実施例においては、ス
ピンドル7が下降するときは、ウォーム軸22は図4に
示す矢印R方向に回転する。従って、スピンドル7が下
降するときは、スリーブ24の摩擦力によりリテーナ2
6にも常時矢印R方向に回転力が働くことになる。
【0016】図5に示すように、それぞれスチールボー
ル27の当接面となるスリーブ24の右側面24a、ス
リーブ25の左側面25aに、スチールボール27の配
設間隔と同間隔にそれぞれ凹部24b,25bが形成さ
れ、図9に示すように凹部24bの凹量はδとし、凹部
25bの凹量は後で詳細に説明するが、凹部25bがス
チールボール27に入ったとき、スチールボール27が
ワッシャ28よりスリーブ24側に出張らない程度の深
さとする。
【0017】次に、リテーナ26の回転手段について、
図4〜図5を用いて説明する。図4はスチールボールが
スリーブBの凹部から出ている状態を示す図1のA−A
線断面図とスチールボール部拡大断面図、図5はスチー
ルボールがスリーブBの凹部に入っている状態を示す図
1のA−A線断面図とスチールボール部拡大断面図であ
る。
【0018】リテーナ26の外周にピン30を設け、ピ
ン30に一端が当接し、他端にロックノブ頭部31aを
設けたロックノブ31が水平方向へ進退自在にヘッド4
に設けられている。ロックノブ31にはロックピン32
が打ち込まれ、ロックノブ31はロックピン32により
ヘッド4の側面4bと凹溝4cの2か所で位置規制され
る。ロックノブ頭部31aとヘッド4間には常にロック
ノブ31を反リテーナ26方向(図4において右方向)
に付勢するスプリング33が配設されている。
【0019】切削屑裁断機構を作動させる場合は、図4
のようにロックピン32を側面4bに位置規制させ、ス
チールボール27がスリーブ25の凹部25bから出た
状態にする。よって、スチールボール27はワッシャ2
8よりスリーブ24側に出張るため、図4のようにスチ
ールボール27をスリーブ24の凹部24b又は右側面
24a及びスリーブ25の左側面25bと当接させる。
【0020】切削屑裁断機構を作動させない場合は、ロ
ックノブ31を90度回転させて、図6のようにロック
ピン32を凹溝4cに位置規制することで、前記した摩
擦力によりピン30がロックノブ31に当接するまでリ
テーナ26を矢印R方向に回転し、スチールボール27
がスリーブ25の凹部25bに入った状態にし、スチー
ルボール27を図5のようにワッシャ28の側面より出
張らないようにして、スリーブ24の右側面24aとワ
ッシャ28を当接させる。
【0021】図3において、ウォームホイル15の右側
面にはツメクラッチ34が設けられ、ツメクラッチ34
と噛み合うツメクラッチ35がピニオン軸14にキー3
6により摺動自在に枢着され、連結手段はツメクラッチ
34,35で構成され、ハンドル37はナット38より
ピニオン軸14に固定されている。ハンドル37を2点
鎖線の位置に倒すと、スライドボス39が左方向に移動
しツメクラッチ35がツメクラッチ34側に押圧され、
ツメクラッチ34と噛み合うことで、ウォームホイル1
5まで伝わってきた動力はツメクラッチ34、ツメクラ
ッチ35、ピニオン軸14を介してクウィル6が自動送
りで下降される。ハンドル37を戻すと、スライドボス
39が右方向に移動するとともにツメクラッチ35も連
動し、ツメクラッチ34,35の噛み合いが解除される
ため、ウォームホイル15の動力がピニオン軸14へ伝
わらなくなる。よって、ハンドル37で直接ピニオン軸
14を回転させてクウィル6を下降させる手動送り状態
となる。
【0022】まず、切削屑裁断機構を作動させた自動送
りによる穴あけ作業方法について説明する。ロックノブ
31を押し込んで90度回転させ、ロックピン32を側
面4bに引っかけ位置規制すると、スリーブ25とスチ
ールボール27との位置がずれ、凹部25bからスチー
ルボール27が出る。次に、ハンドル37を倒しツメク
ラッチ34,35を噛み合わせ自動送り状態にする。図
示しないスイッチをONして、モートル5でスピンドル
7を回転駆動させながら自動送りでクウィル6とともに
スピンドル7を下降させ穴あけ作業を行なうと、被削材
に与える推力が発生すると同時に反力によりピニオン軸
14、ウォームホイル15、ウォーム16を介し、スリ
ーブ24がスチールボール27を押圧し、ウォーム軸2
2が回転するとスチールボール27はスリーブ24の凹
部24bを入出する。
【0023】ウォーム16の回転によりウォームホイル
15、ピニオン軸14を介しスピンドル7は自動的に一
定速度で下降するが、凹部24bにスチールボール27
が入ると、凹量δだけスリーブ24とともにウォーム1
6がスリーブ24側(図1において右方向)へ移動する
ため、ウォームホイル15、ピニオン軸14が一瞬逆回
転され、スピンドル7の下降が一時的に後退(上昇)
し、このとき、連なった切削屑が裁断される。ウォーム
軸22に装着されたスプリング29はスピンドル7が上
昇したときにスリーブ24の押圧力が減少するため、こ
れを補う働きをしている。
【0024】次に、切削屑裁断機構を作動させないで自
動送りによる穴あけ作業方法について説明する。ロック
ノブ31を90度回転させ、スプリング33の付勢力で
引き戻されロックピン32を凹溝4cに引っかけ位置規
制すると、スリーブ25の凹部25bとスチールボール
27との位置が合い、凹部25bにスチールボール27
が入り、スリーブ24とワッシャ28が当接する。前記
反力によりスリーブ24はワッシャ28を押圧するが、
平面同士の当接になるため、スリーブ24はウォーム軸
22の軸方向に移動せず、スピンドル7は常に一定速度
で下降するようになる。
【0025】タップ加工を行なうときは、図示しないタ
ップをスピンドル7に装着し、ハンドル37を戻してツ
メクラッチ34,35の噛み合いを解除し、手動でハン
ドル37を回転すれば、ウォーム16の回転動作に影響
されず加工できる。
【0026】図8は他のリテーナ回動手段を示すリテー
ナ部横断面図で、図8に示すように、リテーナ26を回
転させるための他の回転手段として、リテーナ26に本
体外部から操作自在なハンドル40を設け、保持手段は
リテーナ26外周にスプリング41により押圧されたボ
ール42の入る2個の凹部26b,26cを形成し、凹
部26bはリテーナ26に支持されたスチールボール2
7がスリーブ25の凹部25bから出ているところでボ
ール42が入り、凹部26cは凹部25bからスチール
ボール27が入るところでボール42が入るように構成
されている。ハンドル40の操作により、ロックノブ3
1の操作と同様、切削屑裁断機構の作動、解除ができ
る。なお、本実施例では2つの回動手段の構成について
説明したが、要はリテーナを回動できる機構であれば何
でも良く、上記構成にとらわれるものではない。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、タッピング兼用ボール
盤において、自動送りによる穴あけ作業の際、必要に応
じて切削屑裁断機構を作動及び解除できるようにするこ
とで、切削屑が長く連なる穴あけ作業の場合、切削屑裁
断機構を作動させ切削屑を適当な長さに裁断、排出する
分、ドリルに巻きついた切削屑を取り除く必要がなくな
るため作業性を向上させることができ、切削屑を裁断す
る必要のないときは、切削屑裁断機構を解除して本体の
振動および騒音の発生を少なくすることができる。ま
た、上記機構の作業切替の構成を簡潔にすることによ
り、安価で、作動及び解除を容易に行える切削屑裁断機
構を提供することができる。さらに、タップ加工を行な
うときは、ツメクラッチの噛み合いを解除すれば、自動
的に裁断機構は解除できるので、本裁断機構をタッピン
グ兼用ボール盤に採用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すウォーム軸周辺の縦断
面図である。
【図2】ボール盤のヘッド部を断面した全体側面図であ
る。
【図3】ハンドル部周辺の正面断面図である。
【図4】スチールボールがスリーブBの凹部から出てい
る状態を示す図1のA−A線断面図と、スチールボール
部拡大断面図である。
【図5】スチールボールがスリーブBの凹部に入ってい
る状態を示す図1のA−A線断面図と、スチールボール
部拡大断面図である。
【図6】スリーブAの正面図である。
【図7】図8のB−B線断面図である。
【図8】他のリテーナ回動手段を示すリテーナ部横断面
図である。
【符号の説明】
4…ヘッド、4a…軸受部、4b…側面、4c…凹溝、
5…モートル、6…クウィル、6a…ラック、7…スピ
ンドル、14…ピニオン軸、15,21…ウォームホイ
ル、16,20…ウォーム、、22…ウォーム軸、2
4,25…スリーブ、24a…スリーブ24の右側面、
25a…スリーブ25の左側面、24b,25b…凹
部、25c…スリーブ25の外周、26…リテーナ、2
6a…ボール支持穴、26b,26c…凹部、27…ス
チールボール、28…ワッシャ、29…スプリング、3
0…ピン、31…ロックノブ、31a…ロックノブ頭
部、32…ロックピン、33…スプリング、34,35
…ツメクラッチ、37…ハンドル、39…スライドボ
ス、40…ハンドル、41…スプリング、42…ボール
である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モートルにより回転駆動するドリル又は
    タップが装着可能なスピンドルをクウィル内に支持し、
    該クウィルのラック部と噛合うピニオン軸に嵌合するウ
    ォームホイルと、該ウォームホイルと噛合うウォームを
    有し、ウォーム及びウォームホイルの回転に連動してピ
    ニオン軸が回転し、前記モートルによりスピンドル及び
    クウィルを自動で下降させるボール盤において、前記ウ
    ォームの反クウィル側に隣接するスリーブAをウォーム
    軸に摺動自在に枢着し、スリーブAに対向するウォーム
    軸受部にスリーブBを固着し、前記ウォーム軸のスリー
    ブA,B間に円周方向に対して定間隔に保持され、か
    つ、スリーブA,Bに当接する複数個のスチールボール
    を有するリテーナを回転自在に装着し、前記スリーブA
    とスリーブBのスチールボール当接面に前記スチールボ
    ールの配設間隔と同間隔に複数の凹部をそれぞれ設ける
    とともに、前記リテーナを回転する回転手段を設け、該
    回転手段の操作により、スリーブBの凹部にスチールボ
    ールを入出自在としたことを特徴とするボール盤の切削
    屑裁断機構。
  2. 【請求項2】 前記ウォームの反スリーブA側にスリー
    ブAを介しスチールボールを押圧する弾器を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載のボール盤の切削屑裁断機
    構。
  3. 【請求項3】 前記ピニオン軸と前記ウォームホイルの
    嵌合は回転自在とし、前記ウォームは前記モートルより
    回転駆動し、ウォームホイルとピニオン軸間にウォーム
    ホイルの回転をピニオン軸に伝達、解除自在な連結手段
    を設けたことを特徴とする請求項1記載のボール盤の切
    削屑裁断機構。
  4. 【請求項4】 前記回転手段は、前記リテーナの外周に
    突起部を設け、該突起部に係合するロックノブを配設
    し、該ロックノブの進退操作により前記リテーナを回転
    するとともに、回転後のリテーナの位置を保持する保持
    手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のボール盤
    の切削屑裁断機構。
  5. 【請求項5】 前記回転手段は、前記リテーナにハンド
    ルを設け、該ハンドルの操作により前記リテーナを回転
    するとともに、回転後のリテーナの位置を保持する保持
    手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のボール盤
    の切削屑裁断機構。
JP6104724A 1994-04-18 1994-04-18 ボール盤の切削屑裁断機構 Expired - Lifetime JP2993364B2 (ja)

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