JPH08197024A - エア−洗浄装置 - Google Patents

エア−洗浄装置

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JPH08197024A
JPH08197024A JP3000095A JP3000095A JPH08197024A JP H08197024 A JPH08197024 A JP H08197024A JP 3000095 A JP3000095 A JP 3000095A JP 3000095 A JP3000095 A JP 3000095A JP H08197024 A JPH08197024 A JP H08197024A
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JP
Japan
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cleaning
air
cleaned
dust
washed
Prior art date
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Pending
Application number
JP3000095A
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English (en)
Inventor
Naohide Higaki
直秀 檜垣
Tetsuo Shirahata
哲夫 白幡
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗浄精度のばらつきと、塵埃の再付着による
付加作業を無くし洗浄装置の作業効率を向上するエア−
洗浄装置を提供することにある。 【構成】 洗浄室13内には被洗浄物4がセットされ、
またブロア8、高性能清浄フィルタ7が被洗浄物4の上
方に設けられ、清浄エア−が被洗浄物4上に吹き付けら
れ、塵埃の再付着が防止される。被洗浄物4の上方にエ
ア−洗浄ノズル2が設置され、矢印の方向に移動しなが
らクリ−ンエア−供給部1から供給されたエア−を被洗
浄物4上に噴出して被洗浄物4を洗浄する。被洗浄物4
上方にレ−ザセンサ3が設置され、矢印方向に移動して
被洗浄物4上の塵埃の量、大きさを検出し、コントロ−
ラ6はその検出信号を受けて塵埃の量、大きさに応じた
洗浄ノズルによる洗浄回数等の洗浄条件をエア−洗浄ノ
ズル2及びクリ−ンエア−供給部1に指示し、被洗浄物
4を常に均一な洗浄度で洗浄するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エア−洗浄装置に係
り、特に、半導体のような塵埃等を極端に嫌う物品にク
リ−ンエア−を吹き付けて洗浄するためのエア−洗浄装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエア−洗浄装置としては、特開平
5−301083に記載のようにクリ−ンエア−供給す
るため、市販のフィルタ−、ミストセパレ−タ、レギュ
レ−タ−のような圧力調整部により構成された供給部を
介してエア−を吹き付け、クリ−ンエア−を供給する方
法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来のエ
ア−洗浄装置においては、一定の洗浄条件により洗浄を
行っているため、塵埃の量、大きさにばらつきがあり、
被洗浄物に付着した塵埃が洗浄条件以上の場合、被洗浄
物に付着した塵埃は落ちない可能性があり、そのまま次
工程へ搬送される可能性がある。つまり、均一な洗浄品
質が得られず、洗浄装置の洗浄精度が低下するという問
題があった。また、密閉された洗浄室内で連続して洗浄
を行うと、一度取れた塵埃が再び付着する可能性があ
り、通常洗浄作業と直接関係のないチェック作業等が加
わることになり作業時間が長くなるという問題があっ
た。本発明の目的は、上記問題点を解決するものであ
り、洗浄精度のばらつきと、塵埃の再付着による付加作
業を無くし洗浄装置の作業効率を向上するエア−洗浄装
置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、被洗浄物がセットされる洗浄室と、該被
洗浄物に対してクリ−ンエア−を噴出する洗浄ノズル
と、該洗浄ノズルにクリ−ンエア−を供給するクリ−ン
エア−供給部と、被洗浄物表面への塵埃の付着状態を検
出するセンサと、該センサの出力を入力して塵埃の付着
状態に応じた洗浄条件を求め前記洗浄ノズルおよびクリ
−ンエア−供給部を制御する制御部を備え、被洗浄物の
洗浄度を常に均一にするようにしている。また、前記洗
浄室内の被洗浄物上部にブロア−と、該ブロア−から供
給されるエア−を清浄する高性能清浄フィルタを設け、
清浄エア−を被洗浄物に吹き付け塵埃の被洗浄物への再
付着を防止するようにしている。さらに、洗浄室内と外
部との間に排気ダクトを設け、該排気ダクト内に排気ダ
ンパ−を設けると共に該排気ダンパ−の内外の圧力差を
計測する差圧計を設け、前記制御部は該差圧計の出力を
入力とし該差圧計の出力が予め定めた値以上に上昇した
とき前記排気ダンパ−を開くよう制御し、圧力差により
洗浄室内の塵埃の混入したエア−を装置外へ排出するよ
うにしている。
【0005】
【作用】上記手段により、被洗浄物に付着した塵埃の
量、大きさに応じて被洗浄物を洗浄する条件を可変にで
き、被洗浄物を常に一定の洗浄度に洗浄することができ
る。また、洗浄室内のエア−を清浄にして被洗浄物に吹
き付けるため、被洗浄物への塵埃の再付着を防止するこ
とができる。また、洗浄室内のエア−の圧力が外気圧よ
り一定値だけ高くなったとき、洗浄室内のエア−を外部
に放出するため、洗浄室内の塵埃の混入したエア−を装
置外へ排出することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明について図面を用いて詳細に説
明する。図1は、本発明に係るエア−洗浄装置の実施例
の概略断面図である。本実施例におけるエア−洗浄装置
は、塵埃を極端にきらう半導体等を洗浄する洗浄装置に
適したものである。詳細に説明すると、図1に示すよう
に、洗浄室13の上方に高性能清浄フィルタ7が配置さ
れ、この高性能清浄フィルタ7の上方に洗浄室13内の
空気を取り入れ清浄空気12を洗浄室13内に供給する
ためのブロア−8が配置され、塵埃10の舞い上がりを
防止するため上方から下方へ清浄空気12を循環させる
構造となっている。前記洗浄室13内には被洗浄物4が
置かれ、その上方に洗浄ノズル2が配置される。洗浄ノ
ズル2は被洗浄物4上を図示矢印の方向に移動し、被洗
浄物4上にエア−を噴出し、塵埃10を吹き飛ばす。さ
らに、前記洗浄室13内に被洗浄物4に付着した塵埃1
0を検出する洗浄度検出センサ3が設けられる。実施例
では該洗浄度検出センサ3としてレ−ザセンサを用いて
いる。該洗浄度検出センサ3は被洗浄物4に付着した塵
埃10の塵埃の付着状態、すなわち塵埃10の量および
大きさ検出し、検出信号を洗浄装置の動作を制御するコ
ントロ−ラ6に供給する。前記検出信号に基づき、コン
トロ−ラ6は前記検出信号を入力し、洗浄ノズル2およ
びクリ−ンエア−供給部1に対して被洗浄物4に適した
洗浄条件を指示し、洗浄室13内の被洗浄物4の洗浄度
を一定に維持するように制御する。この洗浄条件は、洗
浄ノズル2による洗浄回数、洗浄ノズル2の高さ、洗浄
ノズル2の移動スピ−ド、洗浄ノズル2から吹き出すエ
ア−の噴出圧力等である。なお、洗浄度検出表示メ−タ
5は前記検出信号を入力して被洗浄物4の塵埃10の付
着状況を表示するものであり、必ずしも設ける必要はな
い。また、クリ−ンエア−供給部1はエア−フィルタ1
4、エア−中の微細な油分、塵埃を除去するためのミス
トセパレ−タ15およびマイクロミストセパレ−タ1
6、エア−の圧力調整をするレギュレ−タ17、エア−
供給のオン、オフ制御する電磁弁18、洗浄ノズル2の
移動とスピ−ドを制御するスピ−ドコントロ−ラ19、
ガスフィルタ20より構成され微細なミストの除去、圧
力調整等を行い、噴出エア−クリ−ン度0.01mm粒
子のエア−を洗浄ノズル2へ供給している。
【0007】図2は、被洗浄物4に付着した塵埃10の
洗浄度検出センサ3による検出の状況を示す概略図であ
る。洗浄度検出センサ3としては前述したようにレ−ザ
センサを用いている。洗浄度検出センサ3による塵埃1
0の検出は、洗浄度検出センサ3と被洗浄物4との距離
Lを設定し、洗浄度検出センサ3を駆動することにより
行なわれる。洗浄度検出センサ3が塵埃10の上方まで
移動すると、距離がL´に変動する。洗浄度検出センサ
3は変動量(L−L´)を検出信号としてコントロ−ラ
6に出力する。コントロ−ラ6は該検出信号と予め入力
済の設定値と比較し、この比較信号に基づき、洗浄条件
を洗浄ノズル2およびクリ−ンエア−供給部1に指示す
る。これにより洗浄ノズル2およびクリ−ンエア−供給
部1が動作し、被洗浄物4を洗浄するものであり、微妙
に大きさ、量の違う塵埃10に対する洗浄を常に均一に
行なうことを可能としている。
【0008】図3は、洗浄ノズル2によるエア−流路と
塵埃10の関係を示す概略図である。図3の(a)に示
すように、洗浄ノズル2より噴出された洗浄エア−11
は被洗浄物4の表面に吹き付けられ、被洗浄物の表面の
塵埃10は吹き飛ばされるが、乱流により再度被洗浄物
4に付着する可能性がある。図3の(b)は、前記問題
点を解決する手段であり、洗浄ノズル2上方に配置され
たブロア8と高性能清浄フィルタ7により、常に上方よ
りエア−流路12を作る。前記状態において洗浄を行う
と乱流は発生せず、塵埃10は、被洗浄物4より下方へ
落とされる。
【0009】また、洗浄室13内のエア−を外部に排出
するため排気ダクト21と排気ダンパ−9を設ける。そ
して、洗浄室13内の圧力上昇を防止するため、洗浄室
13内の圧力と外気の圧力との差、すなわち、排気ダク
ト21内の排気ダンパ−9の両側の圧力差を検出する差
圧計22を設け、該差圧計が一定値以上に上昇すると、
排気ダクト21内の排気ダンパ−9が開き、圧力差によ
り洗浄室内の粉塵の混入したエア−が装置外へ排出され
る。このことにより洗浄室内のクリ−ン度を常に一定に
保つことができ、一層の洗浄効果が期待できるものであ
る。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、洗浄時には、人手によ
ることなく被洗浄物に付着した塵埃の量、大きさを検出
してコントロ−ラの指示に基づいて洗浄条件を可変にし
て洗浄を行うことにより、洗浄精度を均一に保て、歩留
りを向上することができる。また、被洗浄物の状態に応
じて、洗浄時間、エア−圧力等の洗浄条件を可変できる
ため、作業時間を大幅に短縮することができる。洗浄性
が向上し、後工程でのチェック、修正作業が無くなるた
め、作業効率を大幅に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエア−洗浄装置の実施例の構成を
示す概略断面図である。
【図2】被洗浄物に付着した塵埃の検出を説明するため
の図である。
【図3】洗浄ノズルによるエア−流路と塵埃の関係を説
明するための図である。
【符号の説明】
1 クリ−ンエア−供給部 2 洗浄ノズル 3 洗浄度検出センサ 4 被洗浄物 5 洗浄度検出表示メ−タ 6 コントロ−ラ 7 高性能清浄フィルタ 8 ブロア− 9 排気ダンパ− 10 塵埃 11 洗浄エア− 12 エア−流路 13 洗浄室 14 エア−フィルタ 15 ミストセパレ−タ 16 マイクロセパレ−タ 17 レギュレ−タ 18 電磁弁 19 スピ−ドコントロ−ラ 20 ガスフィルタ 21 排気ダクト 22 差圧計

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被洗浄物がセットされる洗浄室と、該被
    洗浄物に対してクリ−ンエア−を噴出する洗浄ノズル
    と、該洗浄ノズルにクリ−ンエア−を供給するクリ−ン
    エア−供給部と、被洗浄物表面への塵埃の付着状態を検
    出するセンサと、該センサの出力を入力して塵埃の付着
    状態に応じた洗浄条件を求め前記洗浄ノズルおよびクリ
    −ンエア−供給部を制御する制御部を備え、被洗浄物の
    洗浄度を常に均一にすることを特徴とするエア−洗浄装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のエア−洗浄装置におい
    て、 前記洗浄室内の被洗浄物上部にブロア−と、該ブロア−
    から供給されるエア−を清浄する高性能清浄フィルタを
    設け、清浄エア−を被洗浄物に吹き付け塵埃の被洗浄物
    への再付着を防止することを特長とするエア−洗浄装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のエア−洗
    浄装置において、 洗浄室内と外部との間に排気ダクトを設け、該排気ダク
    ト内に排気ダンパ−を設けると共に該排気ダンパ−の内
    外の圧力差を計測する差圧計を設け、前記制御部は該差
    圧計の出力を入力とし該差圧計の出力が予め定めた値以
    上に上昇したとき前記排気ダンパ−を開くよう制御し、
    圧力差により洗浄室内の塵埃の混入したエア−を装置外
    へ排出することを特長とするエア−洗浄装置。
JP3000095A 1995-01-26 1995-01-26 エア−洗浄装置 Pending JPH08197024A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000208458A (ja) * 1999-01-13 2000-07-28 Ultra Clean Technology Kaihatsu Kenkyusho:Kk 基板洗浄装置
CN102814300A (zh) * 2012-08-31 2012-12-12 昆山市和博电子科技有限公司 吹气机构
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WO2021261677A1 (ko) * 2020-06-23 2021-12-30 주식회사 윈텍오토메이션 초경인서트 제품 디버링 장치

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