JPH08197015A - 高圧バリ取り洗浄装置 - Google Patents
高圧バリ取り洗浄装置Info
- Publication number
- JPH08197015A JPH08197015A JP3466095A JP3466095A JPH08197015A JP H08197015 A JPH08197015 A JP H08197015A JP 3466095 A JP3466095 A JP 3466095A JP 3466095 A JP3466095 A JP 3466095A JP H08197015 A JPH08197015 A JP H08197015A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure water
- deburring
- high pressure
- pressure
- hand gun
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高圧バリ取り洗浄装置において手動による噴
射洗浄を可能とする。 【構成】 高圧の水を噴出し被処理物のバリ取りを行う
バリ取り用噴射ノズル４と手動操作用ハンドガン５を備
える。また高圧水供給ポンプを含む高圧水供給回路７と
並列に圧力水帰還回路６を備える。そして該帰還回路６
には帰還流量圧力調整弁１０を設け、該調整弁１０を上
記ハンドガン５の操作と関連作動させる。さらにハンド
ガン５による噴射圧力を調整可能とする。 【効果】 １台の装置にて従来の高圧水力によるバリ取
りと共に、ハンドガンによる他の部品装置等の洗浄例え
ばオーバホールされた部品等の洗浄を行うことができ
る。
射洗浄を可能とする。 【構成】 高圧の水を噴出し被処理物のバリ取りを行う
バリ取り用噴射ノズル４と手動操作用ハンドガン５を備
える。また高圧水供給ポンプを含む高圧水供給回路７と
並列に圧力水帰還回路６を備える。そして該帰還回路６
には帰還流量圧力調整弁１０を設け、該調整弁１０を上
記ハンドガン５の操作と関連作動させる。さらにハンド
ガン５による噴射圧力を調整可能とする。 【効果】 １台の装置にて従来の高圧水力によるバリ取
りと共に、ハンドガンによる他の部品装置等の洗浄例え
ばオーバホールされた部品等の洗浄を行うことができ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は高圧の水を噴出し被処理
物の洗浄、及びバリ取りを行う高圧バリ取り洗浄装置の
改良に関する。
物の洗浄、及びバリ取りを行う高圧バリ取り洗浄装置の
改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】上記高圧バリ取り洗浄装置とは、高圧
（たとえば７００気圧もしくはそれ以上）の水をノズル
から噴出し、機械加工または鋳、鍛造等に際して発生し
た「バリ」を該圧力水により除去するようにしたもので
ある。
（たとえば７００気圧もしくはそれ以上）の水をノズル
から噴出し、機械加工または鋳、鍛造等に際して発生し
た「バリ」を該圧力水により除去するようにしたもので
ある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記高圧バリ
取り洗浄装置は、安全保持のため被加工物を予め設定さ
れた箇所にセツトし、噴射ノズルから高圧の水を噴射す
る構造が採られており、噴射ノズルは上下左右方向に移
動可能に構成されてはいるが、該噴射ノズルを装置外に
取り出し使用することは危険であり、一般に取り外しは
困難である。従ってその他の部品等の洗浄、例えばオー
バホールされた部品等に対しての噴射洗浄は別個の洗浄
装置の設置が必要である。しかしこれら洗浄装置は相当
高価であり、かつ設置面積も必要である等の問題があ
る。本発明はかゝる点に鑑み、上記高圧バリ取り洗浄装
置においても手動により必要部品等への噴射洗浄を可能
とすることを目的とする。
取り洗浄装置は、安全保持のため被加工物を予め設定さ
れた箇所にセツトし、噴射ノズルから高圧の水を噴射す
る構造が採られており、噴射ノズルは上下左右方向に移
動可能に構成されてはいるが、該噴射ノズルを装置外に
取り出し使用することは危険であり、一般に取り外しは
困難である。従ってその他の部品等の洗浄、例えばオー
バホールされた部品等に対しての噴射洗浄は別個の洗浄
装置の設置が必要である。しかしこれら洗浄装置は相当
高価であり、かつ設置面積も必要である等の問題があ
る。本発明はかゝる点に鑑み、上記高圧バリ取り洗浄装
置においても手動により必要部品等への噴射洗浄を可能
とすることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の高圧バリ取り洗浄装置は、高圧の水を噴出し
被処理物のバリ取りを行うバリ取り用噴射ノズル用回路
と並列して手動操作用ハンドガン用回路とを備えると共
に、高圧水供給ポンプを含む高圧水供給回路と並列に圧
力水帰還回路を備え、該帰還回路には帰還流量圧力調整
弁を設け、該調整弁を上記ハンドガンの操作と関連作動
させ、ハンドガンによる噴射圧力を調整可能としたこと
を要旨とするものである。
の本発明の高圧バリ取り洗浄装置は、高圧の水を噴出し
被処理物のバリ取りを行うバリ取り用噴射ノズル用回路
と並列して手動操作用ハンドガン用回路とを備えると共
に、高圧水供給ポンプを含む高圧水供給回路と並列に圧
力水帰還回路を備え、該帰還回路には帰還流量圧力調整
弁を設け、該調整弁を上記ハンドガンの操作と関連作動
させ、ハンドガンによる噴射圧力を調整可能としたこと
を要旨とするものである。
【０００５】
【作 用】手動操作用ハンドガンを備えたことによ
り、被処理物のバリ取り以外に所要部品等に対する圧力
水の噴射清掃を装置外において行うことができる。この
ときは帰還回路の帰還流量圧力調整弁を操作し、ハンド
ガンからの噴出圧力を所要圧力に調整する。
り、被処理物のバリ取り以外に所要部品等に対する圧力
水の噴射清掃を装置外において行うことができる。この
ときは帰還回路の帰還流量圧力調整弁を操作し、ハンド
ガンからの噴出圧力を所要圧力に調整する。
【０００６】
【実 施 例】図１は本発明の高圧バリ取り洗浄装置の
圧力水供給回路図である。この高圧バリ取り洗浄装置１
は、水タンク２、圧力水送出しポンプ３、バリ取り用噴
射ノズル４、手動操作用ハンドガン５並びに圧力水帰還
回路６とを備える。バリ取り用噴射ノズル４は、周知で
矩形の洗浄装置内（図示省略）をＸ、Ｙ、Ｚ方向にＮＣ
制御により移行可能に取付けられ被洗浄物を狙い撃ちに
より洗浄するもので、その回路４１は操作弁ＳＯＬ１を
介して、また手動操作用ハンドガン５用回路５１は操作
弁ＳＯＬ２を介して上記圧力水送出しポンプ３を含む高
圧水供給回路７に並列に接続される。また圧力水帰還回
路６には開閉操作弁ＳＯＬ３を備える。
圧力水供給回路図である。この高圧バリ取り洗浄装置１
は、水タンク２、圧力水送出しポンプ３、バリ取り用噴
射ノズル４、手動操作用ハンドガン５並びに圧力水帰還
回路６とを備える。バリ取り用噴射ノズル４は、周知で
矩形の洗浄装置内（図示省略）をＸ、Ｙ、Ｚ方向にＮＣ
制御により移行可能に取付けられ被洗浄物を狙い撃ちに
より洗浄するもので、その回路４１は操作弁ＳＯＬ１を
介して、また手動操作用ハンドガン５用回路５１は操作
弁ＳＯＬ２を介して上記圧力水送出しポンプ３を含む高
圧水供給回路７に並列に接続される。また圧力水帰還回
路６には開閉操作弁ＳＯＬ３を備える。
【０００７】これら各操作弁ＳＯＬ１、ＳＯＬ２、ＳＯ
Ｌ３は何れも圧力空気により操作されるエアオペレート
バルブを使用し、かつ操作弁ＳＯＬ１とＳＯＬ２とは同
時に操作されることを防止するため、操作電源回路に切
替スイッチ８を備え、各操作弁をそれぞれ切替接点８
ａ、８ｂに接続する。なお、手動操作用ハンドガン５に
は更に安全のために安全用ストップバルブ９を備える。
Ｌ３は何れも圧力空気により操作されるエアオペレート
バルブを使用し、かつ操作弁ＳＯＬ１とＳＯＬ２とは同
時に操作されることを防止するため、操作電源回路に切
替スイッチ８を備え、各操作弁をそれぞれ切替接点８
ａ、８ｂに接続する。なお、手動操作用ハンドガン５に
は更に安全のために安全用ストップバルブ９を備える。
【０００８】上記圧力水帰還回路６には操作弁ＳＯＬ３
と並列して帰還流量圧力調整弁１０を設ける。この調整
弁１０は上記ハンドガン５の操作に際し、該ガンから噴
出される水圧及び水量を調整するためのもので、上記切
替スイッチ８と連動させることが好ましい。図中、１１
はタンク２に対する水供給回路１２に設けた濾過用スト
レーナ、１３はリリーフバルブ、１４は帰還回路６とタ
ンク２との間に設けた逆流防止用チエック弁を示す。
と並列して帰還流量圧力調整弁１０を設ける。この調整
弁１０は上記ハンドガン５の操作に際し、該ガンから噴
出される水圧及び水量を調整するためのもので、上記切
替スイッチ８と連動させることが好ましい。図中、１１
はタンク２に対する水供給回路１２に設けた濾過用スト
レーナ、１３はリリーフバルブ、１４は帰還回路６とタ
ンク２との間に設けた逆流防止用チエック弁を示す。
【０００９】なお、帰還回路６に設けた操作弁ＳＯＬ３
は操作電源のＯＦＦのとき導通状態とし、またバリ取り
用噴射ノズル４及び手動操作用ハンドガン５に対する操
作弁ＳＯＬ１、ＳＯＬ２は操作電源ＯＦＦのとき遮断状
態に保持するものとし、常時は各操作弁の電源をＯＦＦ
とし、操作弁ＳＯＬ３を導通状態に、操作弁ＳＯＬ１、
ＳＯＬ２は遮断状態に保持される。これによりポンプ３
を駆動することにより圧力水は水タンク２からポンプ３
を介して帰還回路６を経て水タンクに戻る回路を循環す
る。
は操作電源のＯＦＦのとき導通状態とし、またバリ取り
用噴射ノズル４及び手動操作用ハンドガン５に対する操
作弁ＳＯＬ１、ＳＯＬ２は操作電源ＯＦＦのとき遮断状
態に保持するものとし、常時は各操作弁の電源をＯＦＦ
とし、操作弁ＳＯＬ３を導通状態に、操作弁ＳＯＬ１、
ＳＯＬ２は遮断状態に保持される。これによりポンプ３
を駆動することにより圧力水は水タンク２からポンプ３
を介して帰還回路６を経て水タンクに戻る回路を循環す
る。
【００１０】上記構成において、まずバリ取り用噴射ノ
ズル４よりの高圧力水の噴出に際しては、回路４１中の
操作弁ＳＯＬ１を開き、帰還回路の操作弁ＳＯＬ３を閉
じる。その開閉要領を図２に示す。即ちまずバリ取り用
噴射ノズル４に対する操作弁ＳＯＬ１に通電し該ノズル
４と高圧水供給回路７とを連通し、しかる後若干のタイ
ムラグｔ１を経た後帰還回路６の操作弁ＳＯＬ３に通電
し、通路を閉じる。これによりポンプ３により送り出さ
れる高圧力水はノズル４より噴出する。この際、ポンプ
４はインバータによる可変速のポンプとすることが好ま
しく、これによりノズル４からは所定圧力の水を噴出す
ることが出来る。ノズル４からの噴射の停止時は、まず
帰還回路６の操作弁ＳＯＬ３の通電を切り（ＯＦＦ）、
これにより帰還回路を導通状態とし、タイムラグｔ２を
経た後、ノズル４に対する操作弁ＳＯＬ１の通電を切り
（ＯＦＦ）、該弁を遮断状態とする。これにより高圧水
によるハンマリングを防止することが出来る。
ズル４よりの高圧力水の噴出に際しては、回路４１中の
操作弁ＳＯＬ１を開き、帰還回路の操作弁ＳＯＬ３を閉
じる。その開閉要領を図２に示す。即ちまずバリ取り用
噴射ノズル４に対する操作弁ＳＯＬ１に通電し該ノズル
４と高圧水供給回路７とを連通し、しかる後若干のタイ
ムラグｔ１を経た後帰還回路６の操作弁ＳＯＬ３に通電
し、通路を閉じる。これによりポンプ３により送り出さ
れる高圧力水はノズル４より噴出する。この際、ポンプ
４はインバータによる可変速のポンプとすることが好ま
しく、これによりノズル４からは所定圧力の水を噴出す
ることが出来る。ノズル４からの噴射の停止時は、まず
帰還回路６の操作弁ＳＯＬ３の通電を切り（ＯＦＦ）、
これにより帰還回路を導通状態とし、タイムラグｔ２を
経た後、ノズル４に対する操作弁ＳＯＬ１の通電を切り
（ＯＦＦ）、該弁を遮断状態とする。これにより高圧水
によるハンマリングを防止することが出来る。
【００１１】次に手動操作用ハンドガン５の操作に際し
ては、切替スイッチ８を操作しＳＯＬ１側への通電を遮
断し（切替スイッチ８を８ｂ側に操作）、回路５１中の
操作弁ＳＯＬ２側への通電を許容する状態とする（この
切替スイッチはキースイッチを利用することが好まし
い）。また帰還回路６に設けた帰還流量圧力調整弁１０
を操作し、所定の水量及び圧力を許容する状態とする。
ては、切替スイッチ８を操作しＳＯＬ１側への通電を遮
断し（切替スイッチ８を８ｂ側に操作）、回路５１中の
操作弁ＳＯＬ２側への通電を許容する状態とする（この
切替スイッチはキースイッチを利用することが好まし
い）。また帰還回路６に設けた帰還流量圧力調整弁１０
を操作し、所定の水量及び圧力を許容する状態とする。
【００１２】この状態においてハンドガンを開放し圧力
水を噴出する。そのときの操作弁ＳＯＬ２とＳＯＬ３と
の開閉要領は、上記噴射ノズル４に対する操作弁ＳＯＬ
１とＳＯＬ３との開閉要領と同一であり、説明を省略す
る。この際の水量及び圧力は上記調整弁１０により適宜
調整する。なお、図例にはハンドガン５は１個のみ示し
たが、これは必要により複数個設けるようにしてもよ
い。
水を噴出する。そのときの操作弁ＳＯＬ２とＳＯＬ３と
の開閉要領は、上記噴射ノズル４に対する操作弁ＳＯＬ
１とＳＯＬ３との開閉要領と同一であり、説明を省略す
る。この際の水量及び圧力は上記調整弁１０により適宜
調整する。なお、図例にはハンドガン５は１個のみ示し
たが、これは必要により複数個設けるようにしてもよ
い。
【００１３】
【発明の効果】以上の如く本発明によるときは、高圧バ
リ取り洗浄装置にバリ取り用噴射ガンと共に、手動操作
用ハンドガンを備えたから、１台の装置にて本来の高圧
水力によるバリ取りと、ハンドガンによる他の部品装置
等の洗浄例えばオーバホールされた部品や工事現場の足
場板等の洗浄を行うことができる等の効果を有する。
リ取り洗浄装置にバリ取り用噴射ガンと共に、手動操作
用ハンドガンを備えたから、１台の装置にて本来の高圧
水力によるバリ取りと、ハンドガンによる他の部品装置
等の洗浄例えばオーバホールされた部品や工事現場の足
場板等の洗浄を行うことができる等の効果を有する。
【図１】本発明の高圧バリ取り洗浄装置の圧力水供給回
路図である。
路図である。
【図２】バリ取り用噴射ノズルに対する操作弁の開閉要
領説明図である。
領説明図である。
１ 高圧バリ取り洗浄装置 ３ 圧力水送出しポンプ ４ バリ取り用噴射ノズル ５ 手動操作用ハンドガン ６ 圧力水帰還回路 １０ 帰還流量圧力調整弁
Claims (1)
- 【請求項１】 高圧の水を噴出し被処理物のバリ取りを
行うバリ取り用噴射ノズルと手動操作用ハンドガンを備
えると共に、高圧水供給ポンプを含む高圧水供給回路と
並列に圧力水帰還回路を備え、該帰還回路には帰還流量
圧力調整弁を設け、該調整弁を上記ハンドガンの操作と
関連作動させ、ハンドガンによる噴射圧力を調整可能と
したことを特徴とする高圧バリ取り洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3466095A JPH08197015A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 高圧バリ取り洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3466095A JPH08197015A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 高圧バリ取り洗浄装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08197015A true JPH08197015A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=12420608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3466095A Pending JPH08197015A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 高圧バリ取り洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08197015A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100333843C (zh) * | 2002-08-01 | 2007-08-29 | 无锡市科灵清洗环保工程设备厂 | 高压去毛刺清洗方法及其设备 |
| JP2010194458A (ja) * | 2009-02-25 | 2010-09-09 | Toyota Motor Corp | 洗浄機のノズル狙い位置調整装置およびその方法 |
| JP2014080795A (ja) * | 2012-10-16 | 2014-05-08 | Sugino Machine Ltd | ウォータージェット噴射装置及びウォータージェット噴射用スイッチ装置 |
-
1995
- 1995-01-30 JP JP3466095A patent/JPH08197015A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100333843C (zh) * | 2002-08-01 | 2007-08-29 | 无锡市科灵清洗环保工程设备厂 | 高压去毛刺清洗方法及其设备 |
| JP2010194458A (ja) * | 2009-02-25 | 2010-09-09 | Toyota Motor Corp | 洗浄機のノズル狙い位置調整装置およびその方法 |
| JP2014080795A (ja) * | 2012-10-16 | 2014-05-08 | Sugino Machine Ltd | ウォータージェット噴射装置及びウォータージェット噴射用スイッチ装置 |
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