JPH08196790A - 竿上げ具 - Google Patents

竿上げ具

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JPH08196790A
JPH08196790A JP2997795A JP2997795A JPH08196790A JP H08196790 A JPH08196790 A JP H08196790A JP 2997795 A JP2997795 A JP 2997795A JP 2997795 A JP2997795 A JP 2997795A JP H08196790 A JPH08196790 A JP H08196790A
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JP
Japan
Prior art keywords
rod
rod body
pole
lifting tool
axial direction
Prior art date
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Pending
Application number
JP2997795A
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English (en)
Inventor
Takeshi Doi
健史 土井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamazaki Corp
Original Assignee
Yamazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamazaki Corp filed Critical Yamazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 竿体をその軸線方向に移動させて物干し台の
竿受部等に架けることや物干台の竿受孔や竿体吊下孔等
に挿通させることを容易に行うことができ、また収納及
び使用を即時に行い得る。 【構成】 柄体10の先端部に、基部に向かって漸次間
隔が縮小する竿体支持部12aを有する二又部12を設
ける。竿体支持部12aの相対する部分を、互いに内向
きに凸に膨出させ、表面部が弾力性のある材料からなる
湾曲部12a1に形成する。軸線方向が柄体10の軸線
方向とほぼ平行な断面略U字状の弾性嵌着部14を二又
部12の基部に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物干竿等の竿体を支持
して物干し台の竿受部等に架けるための竿上げ具に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】従来の柄体の
先端部に有する二又部の間に物干竿を支持して物干し台
の竿受部等に架けるための竿上げ具の場合、物干竿を高
く掲げて竿受部に架けることができる。しかしながら、
物干竿を確りと挟持することができないので、物干竿を
上げながらその軸線方向に移動させて竿受部に架けた
り、竿受孔や竿吊下孔に挿通させる操作を行うことは困
難である。
【0003】また、使用する際に収納場所から取り出し
て使用し、使用後は再び収納場所に片付けなければなら
ないので、この点において煩雑さを免れない。
【0004】本発明は、従来技術に存した上記のような
問題点に鑑み行われたものであって、その目的とすると
ころは、竿体をその軸線方向に移動させて物干し台の竿
受部等に架けることや物干台の竿受孔や竿体吊下孔等に
挿通させることを容易に行うことができ、また収納及び
使用を即時に行い得る竿上げ具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の竿上げ具は、柄体の先端部に、基部に向かって漸次
間隔が縮小する竿体支持部を有する二又部を備えてな
り、竿体支持部の相対する部分が、互いに内向きに凸に
膨出し、表面部が弾力性のある材料からなる膨出部に形
成されているものである。
【0006】本発明の竿上げ具は、膨出部の表面部が弾
力性のある材料からなるものとすることが好ましい。
【0007】また本発明の竿上げ具は、膨出部が互いに
内向きに凸に湾曲した湾曲部であるものとすることが好
ましい。
【0008】更に本発明の竿上げ具は、湾曲部の曲率半
径が6乃至10mmであるものとすることが好ましい。
【0009】また更に、軸線方向が柄体の軸線方向とほ
ぼ平行な断面略U字状の弾性嵌着部を有するものとする
ことが好ましい。
【0010】
【作用】柄体を把持して竿上げ具を操作し、二又部を竿
体に下側から外嵌すると、二又部の竿体支持部における
相対する湾曲部間に支持される。二又部の竿体支持部間
の間隔が基部に向かって漸次縮小するので、支持し得る
竿体の外径の範囲がある程度広い。その状態で竿上げ具
を操作すれば、竿体を物干し台の竿受部等に架けること
ができる。竿体が二又部の竿体支持部における相対する
膨出部間に支持された状態において柄体をその軸線の回
りにややひねると、膨出部が互いに内向きに凸に膨出し
ているので、竿体の外周面と膨出部との接触面積をあま
り変えることなく、竿体を膨出部同士の間に確りと挟持
することができる。その状態で、竿体を上げながら竿体
を軸線方向に移動させて物干し台の竿受部等に架けるこ
とや物干台の竿受孔や竿体吊下孔等に挿通させることが
できる。
【0011】膨出部の表面部が弾力性のある材料からな
るものの場合、竿体が二又部の竿体支持部における相対
する膨出部間に支持された状態において柄体をその軸線
の回りにややひねった際に、竿体を湾曲部同士の間によ
り確りと挟持することができる。
【0012】膨出部が互いに内向きに凸に湾曲した湾曲
部であるものの場合、竿体が二又部の竿体支持部におけ
る相対する湾曲部間に支持された状態において柄体をそ
の軸線の回りにややひねった際に、ひねった角度や竿体
の外形寸法にかかわらず、竿体の外周面と膨出部との接
触面積をほとんど変えずに竿体を湾曲部同士の間に確り
と挟持することができる。
【0013】軸線方向が柄体の軸線方向とほぼ平行な断
面略U字状の弾性嵌着部を有するものの場合、竿上げ具
を使用しない際には弾性嵌着部を物干台の支柱等に弾性
的に外嵌保持させることにより竿上げ具をその支柱等に
取り付けておき、使用する際には直ちに取り外すことが
できる。
【0014】
【実施例】本発明の実施例を、図面を参照しつつ説明す
る。
【0015】図面は何れも本発明の一実施例に関するも
のであって、そのうち図1は正面図、図2は平面図、図
3は、図1におけるIII-O-III線断面図、図4は、竿体
を上げる状態を示す斜視図、図5は、図1におけるIII-
O-III線に相当する断面図である。
【0016】柄体10の先端部に二又部12を有する。
二又部12の一方の枝部は柄体10の軸線に対しほぼ平
行であり、他方の枝部は傾斜している。二又部12の内
側は、全長にわたり基部に向かって漸次間隔が縮小する
竿体支持部12aである。
【0017】竿体支持部12aの相対する部分は、図3
に示されるように、互いに内向きに凸に膨出し、表面部
が軟質PVCを始めとする軟質合成樹脂や合成ゴム等の
弾力性のある材料からなる、湾曲部12a1(膨出部)
に形成されている。勿論、竿体支持部12a全体として
は、後述のように竿体を挟持して竿上げを行い得る程度
の剛性を備える。
【0018】二又部12の基部外側には、軸線方向が柄
体10の軸線方向とほぼ平行な断面略U字状の弾性嵌着
部14が設けられている。
【0019】柄体10を把持して竿上げ具Aを操作し、
二又部12を竿体16に下側から外嵌すると、二又部1
2の竿体支持部12aにおける相対する湾曲部12a1
間に支持される。本実施例では、二又部12の全長にわ
たり、間隔が基部に向かって漸次縮小する竿体支持部1
2aであるから、支持し得る竿体の外径の範囲が広い。
なお、二又部の内側の一部の間隔が一定であったり、ま
た、一部に間隔が広がる部分があっても、竿体支持部に
おいて竿体を支持し得るものであれば差し支えない。
【0020】その状態で竿上げ具Aを操作することによ
り、竿体16を物干し台の竿受部等に架けることができ
る。竿体16が二又部12の竿体支持部12aにおける
相対する湾曲部12a1間に支持された状態において柄
体10をその軸線の回りにややひねると、図4に示すよ
うに、竿体支持部12aが竿体16に対してやや傾斜し
た状態となる。湾曲部12a1の表面部が弾力性のある
材料からなり、而も湾曲部12a1が互いに内向きに凸
に湾曲しているので、ひねった角度や竿体16の外形寸
法にかかわらず、竿体16の外周面と湾曲部12a1と
の接触面積をほとんど変えることなく、竿体16を湾曲
部12a1同士の間に確りと挟持することができる。そ
のため、竿体16を上げながら竿体16を確りと挟持し
た状態で、竿体16をその軸線方向に移動させて物干し
台の竿受部等に架けることや物干台の竿受孔や竿体吊下
孔等に挿通させることができる。勿論、同様に竿体16
を挟持して竿受部や竿受孔や竿体吊下孔等から竿体16
を取り外すことができる。
【0021】竿上げ具Aを使用しない際には弾性嵌着部
を物干台の支柱18等に弾性的に外嵌保持させることに
より竿上げ具Aをその支柱18等に取り付けておき、使
用する際には直ちに取り外すことができる。
【0022】なお、この実施例では、膨出部が湾曲部1
2a1であるから、二又部12の各枝部における軸線に
垂直な断面の内側は、内向きに凸の曲線により構成され
ているが、膨出部を多角形状に構成することもできる。
【0023】また、湾曲部12a1の曲率半径は、6乃
至10mm程度とすることが望ましい。このような範囲
であれば、通常の範囲の外形寸法を有する竿体が竿体支
持部12aにおける相対する湾曲部12a1間に支持さ
れた状態において柄体10をその軸線の回りにややひね
った場合に、ひねった角度や竿体16の外形寸法にかか
わらず確実に、竿体を湾曲部12a1同士の間に確りと
挟持することができる。
【0024】なお、以上の実施例についての記述におけ
る構成部品の寸法、個数、材質、形状、その相対配置な
どは、特にそれらに限定される旨の記載がない限りは、
この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものでは
なく、単なる説明例に過ぎない。
【0025】
【発明の効果】本発明の竿上げ具では、二又部の竿体支
持部間の間隔が基部に向かって漸次縮小するので、支持
して竿受部等に架けることができる竿体の外径の範囲が
ある程度広い。柄体をその軸線の回りにややひねると、
膨出部の表面部が弾力性のある材料からなり、而も膨出
部が互いに内向きに凸に湾曲しているので、竿体の外周
面と湾曲部との接触面積をあまり変えることなく、竿体
を膨出部同士の間に確りと挟持し、竿体を上げながらそ
の軸線方向に移動させて物干し台の竿受部等に架けるこ
とや物干台の竿受孔や竿体吊下孔等に挿通させることを
容易に行うことができる。
【0026】請求項2の竿上げ具では、竿体が竿体支持
部における相対する膨出部間に支持された状態において
柄体をその軸線の回りにややひねった際に、竿体を湾曲
部同士の間により確りと挟持して、竿体を上げながらそ
の軸線方向に移動させて物干し台の竿受部等に架けるこ
とや物干台の竿受孔や竿体吊下孔等に挿通させることを
より容易且つ確実に行うことができる。
【0027】請求項3の竿上げ具では、竿体が竿体支持
部における相対する湾曲部間に支持された状態において
柄体をその軸線の回りにややひねった際に、ひねった角
度や竿体の外形寸法にかかわらず、竿体の外周面と湾曲
部との接触面積をほとんど変えずに竿体を湾曲部同士の
間に確りと挟持して、竿体を上げながらその軸線方向に
移動させて物干し台の竿受部等に架けることや物干台の
竿受孔や竿体吊下孔等に挿通させることをより容易且つ
確実に行うことができる。
【0028】請求項5の竿上げ具では、竿上げ具を使用
しない際には竿上げ具を物干し台の支柱等に取り付けて
おき、使用する際にはその場で直ちに取り外して使用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】正面図である。
【図2】平面図である。
【図3】図1におけるIII-O-III線断面図である。
【図4】竿体を上げる状態を示す斜視図である。
【図5】図1におけるIII-O-III線に相当する断面図で
ある。
【符合の説明】 10 柄体 12 二又部 12a 竿体支持部 12a1 湾曲部 14 弾性嵌着部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】柄体の先端部に、基部に向かって漸次間隔
    が縮小する竿体支持部を有する二又部を備えてなり、竿
    体支持部の相対する部分が、互いに内向きに凸に膨出
    し、表面部が弾力性のある材料からなる膨出部に形成さ
    れていることを特徴とする竿上げ具。
  2. 【請求項2】膨出部の表面部が弾力性のある材料からな
    る請求項1記載の竿上げ具。
  3. 【請求項3】膨出部が互いに内向きに凸に湾曲した湾曲
    部である請求項1又は2記載の竿上げ具。
  4. 【請求項4】湾曲部の曲率半径が6乃至10mmである
    請求項3記載の竿上げ具。
  5. 【請求項5】軸線方向が柄体の軸線方向とほぼ平行な断
    面略U字状の弾性嵌着部を有する請求項1、2、3又は
    4記載の竿上げ具。
JP2997795A 1995-01-25 1995-01-25 竿上げ具 Pending JPH08196790A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107468025A (zh) * 2017-10-09 2017-12-15 中山市民众镇三民学校 一种带照明的晾衣叉

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5373105A (en) * 1976-12-10 1978-06-29 Microsonics Corp Record retainer

Patent Citations (1)

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