JPH08196224A - 長期保存性を有する麺類の製造方法 - Google Patents

長期保存性を有する麺類の製造方法

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JPH08196224A
JPH08196224A JP7038933A JP3893395A JPH08196224A JP H08196224 A JPH08196224 A JP H08196224A JP 7038933 A JP7038933 A JP 7038933A JP 3893395 A JP3893395 A JP 3893395A JP H08196224 A JPH08196224 A JP H08196224A
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JP
Japan
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noodles
lysine
adipic acid
poly
producing
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JP7038933A
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English (en)
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Masashi Ono
正史 大野
Hisatsugu Shirai
久嗣 白井
Takanobu Kawamoto
高伸 河本
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Showa Sangyo Co Ltd
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Showa Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、長期保存性を有するα化した麺類
の製造方法を提供することを目的とする。 【構成】 麺類の製造工程において、ε−ポリ−L−リ
ジンとアジピン酸の双方を使用することを特徴とし、こ
れらを麺類の原料に配合し練り込んでもよく、また麺類
生地を製麺しα化した後に、該物質を含有する溶液を浸
漬、スプレー噴霧その他により麺に付着させてもよい。 【効果】 本発明の方法により製造されたα化された麺
類は長期保存性を有し、保存期間中に腐敗を生ずること
がなく、風味、食味、食感も良好に維持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、麺類の製造方法の発明
であり、とくに長期保存性を有するα化した麺類の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】生麺を茹処理または蒸煮処理によりα化
し、包装して流通させる包装麺類は、腐敗が生じやす
く、冷蔵保存をしてもその保存可能期間は数日にすぎな
い。このように腐敗が生じやすいα化麺類の保存性を改
良するためには、幾つかの方法が提案されてきた。例え
ば、茹で麺を有機酸で処理する方法である。具体的に
は、茹で麺を乳酸溶液で浸漬処理した後包装する方法
(特公昭46−27692)、エタノールと乳酸の混合
液で浸漬する方法(特開昭49−62655)、有機酸
とグリシンを併用する方法(特公昭51−7727)で
ある。しかし、これら有機酸を使用する方法では、麺類
のpHを4.0付近にしなければ長期保存性が確保でき
ない。このため、有機酸を使用することによる酸味が強
くなり、さらに有機酸とアルコールを併用した場合にも
特有の臭気が生じ、例え長期保存ができたとしても、麺
類独特の風味や食味が犠牲にされる欠陥があった。
【0003】さらに、アジピン酸を分散剤とともに水に
溶解させた液に茹で麺類を浸漬させる方法(特開昭61
−115455)や原料粉に対してε−ポリ−L−リジ
ンを0.01〜2%配合する麺類の製造方法(特開平2
−195854)も開示されているが、いずれも長期保
存性は達成されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、常温でも3
カ月以上の長期保存性を確保するとともに、従来の保存
性を有するα化麺類の欠点であった酸味等による食味の
低下、食感の低下を生じることなく、風味・食味を著し
く改良するという、2つの効果を併せて実現する麺類を
製造する方法を提供することを目的とする。
【0005】
【問題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意研究を続けた結果、ε−ポリ−L
−リジンおよびアジピン酸で処理することによって、長
期保存性と風味、食味の著しい改良という2つの課題を
同時に解決し、発明の目的を達成できることを見い出
し、本発明を完成した。本発明は、麺類の製造工程にお
いて、εーポリ−L−リジンとアジピン酸の双方を使用
することを特徴とするものである。その具体的な使用方
法としては、麺類の原料に配合し麺類生地に練り込む方
法と、麺類生地を製麺しα化した後に、該物質を含有す
る溶液を浸漬、スプレー噴霧その他により麺に付着させ
る方法がある。例えば、ε−ポリ−L−リジンを麺類の
原料に添加し、もしくは、加水の際に水に溶かして練り
込んで麺生地を製造し、切断して麺類とし、茹でまたは
蒸煮によってα化したのちに、アジピン酸を含有する溶
液を麺に付着させる方法、また逆に麺生地にアジピン酸
を練り込んで製麺し、α化したのちに、ε−ポリ−L−
リジンを含有する溶液を麺に付着させる方法、あるいは
双方を麺生地に練り込むか、麺類をα化したのちに、双
方を含有する溶液を麺に付着させる方法がある。
【0006】前記従来法のように、アジピン酸やε−ポ
リ−L−リジンを単独で使用する方法(特開昭61−1
15455、特開平2−195854)では、長期保存
性を望むことはできなかった。さらにアジピン酸、また
はε−ポリ−L−リジンと他の物質を併用する方法によ
っても、食味、食惑を低下させることなく3カ月以上の
長期保存性を達成することはできなかった。これに対
し、本発明は、アジピン酸とε−ポリ−L−リジンとを
必須成分として組み合わせて処理することにより、食
味、食感を損なうことなく、従来法では達成できなかっ
た3カ月以上もの長期保存性を実現することができた。
【0007】本発明の方法において、ε−ポリ−L−リ
ジンは、例えばポリリジン50%粉末(商品名、チッソ
株式会社製)等のように市販されているものを用いるこ
とができる。ε−ポリ−L−リジンは、麺類生地へ練り
込み、または、製麺し、α化したのちに麺に付着させる
方法で使用する。麺類生地へ練り込む場合は、通常は
0.01〜1.5%の範囲、とくに0.5〜1.0%添
加するのが好ましい。1.5%以上添加しても同様の効
果が得られるが、経済的には得策とは云えない。(な
お、本明細書において%は重量%を意味する。)
【0008】本発明で使用するアジピン酸には、その塩
類も含まれ、いずれも市販されている製剤でよく、麺を
α化した後に処理する溶液として単独で、またはε−ポ
リーL−リジン等とともに使用する方法が好適である。
原料粉にアジピン酸を麺類生地へ練り込む場合には、生
地の肌荒を生ずることもあるので油脂等でコーティング
処理したものを使用するのが好ましい。いずれの場合
も、包装、加熱殺菌した後の麺類のpHが4.5〜6.
0となるようにする。
【0009】製麺した麺類をα化した後ε−ポリ−L−
リジンおよび/またはアジピン酸を含有する溶液を麺に
付着させる処理をする場合には、該溶液に、有機酸、有
機酸塩、エタノールから選ばれた1種また2種以上を添
加することも好適である。ただし、麺類の風味、食味、
食感に影響を及ぼさない程度に使用する。該溶液を麺に
付着させる処理はα化した麺類を該溶液に浸漬する方法
や、スプレー噴霧その他適宜の方法で行うことができ
る。
【0010】本発明で使用する原料粉は、小麦粉、澱
粉、加工澱粉等の各種穀粉類で、必要により食塩、かん
すい、乳化剤、粉末油脂、色素等通常麺類の製造に用い
る添加物を配合することができる。また、グリシン、低
級グリセリン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステルより
選ばれた1種以上を配合することも好適である。グリシ
ンは、食品添加剤として許可されているものであれば良
く、添加量は穀粉類に対し1〜10%程度が好ましい。
低級グリセリン脂肪酸エステルとしては、C=8のカプ
リル酸ないしC=12のラウリン酸までのエステルが好
ましく、添加量は穀粉類に対して0.01〜2%程度が
好ましい。蔗糖脂肪酸エステルは、穀粉類に対して0.
01〜2%程度の添加が好ましい。
【0011】本発明の方法で処理され、α化された麺類
は、適当な分量に小分けして所定の容器、フィルム等で
包装され、その後加熱殺菌する。加熱殺菌方法は特に限
定されないが、例えば蒸気殺菌、湯浴殺菌などでよい。
【0012】本発明では、加熱殺菌後の麺のpHが4.
5〜6.0の範囲となるようにε−ポリ−L−リジン、
アジピン酸、その他の添加物の添加量の調整により処理
する。pHが4.5よりも低いと酸味が生じて食味が低
下し、また麺の粘弾性が弱くなって食感にも影響が生ず
る。またpH6.0を超えると保存上問題が生じ、長期
保存性が確保できない。
【0013】
【作用】本発明は、ε−ポリ−L−リジンおよびアジピ
ン酸を使用することによって、酸味が過度となるのを防
ぎ、風味、食味、食感を良好に維持するとともに、常温
でも3カ月以上の長期保存性を有する包装麺類を得るこ
とができる。本発明の方法によって製造した麺類は、完
全に殺菌、静菌され、保存期間中に腐敗を生ずることが
ない。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について述べるが、も
とより本発明が実施例の範囲に限定されることはない。
【0015】
【実施例1】小麦粉1000g、食塩20g、水340
gにε−ポリ−L−リジンを原料粉に対して表1に記載
した含量となるよう溶解し、原料粉に配合して、ミキシ
ング後、複合、圧延し、切刃10番、麺厚2.5mmで
切り出した。その後10分間茹で、水冷後、アジピン酸
溶液で浸漬処理し、包装、湯浴殺菌した。アジピン酸で
の浸漬処理は、加熱殺菌後の麺のpHが5.0、5.
5、6.0となるように行った。各pHに対応するアジ
ピン酸溶液の濃度は、0.5%,0.2%,0.05%
であった。浸漬処理、殺菌の条件、浸漬液の濃度を以下
に示す。 浸漬処理条件:50℃、60秒 殺 菌条 件:98℃、30分 アジピン酸の濃度:0.5%、0.2%、0.05%
【0016】実施例1および比較例について、湯浴殺菌
後の麺のpH、保存性、官能検査結果を表1に示す。保
存性(腐敗食数)は各試験区100食製造し、30℃の
恒温室に保存し、6ケ月後における麺溶け、変色等の腐
敗がみられる食数を肉眼にて判別した。また、官能検査
は腐敗数が0であった試験区において、以下の評価基準
にて実施した。評価を行った試験区では、どのpHにお
いても、食味、食感とも良好であった(表1)。 食味 ○ 酸味、異味、異臭が全くなく良好 △ 多少酸味があるものの、良好 × 酸味、異味、異臭がする 食感(粘弾性) ○ 腰があり、良好 △ やや腰がある × 腰がなく、グチャつきまたはボソボソ感が ある
【0017】
【表1】
【0018】
【実施例2】表2の添加物を使用し、下記の方法で試験
を実施した。小麦粉1000g、食塩20g、水340
gにε−ポリ−L−リジンを0.8g溶解させて原料粉
に配合し、ミキシング後、複合、圧延し、切刃10番、
麺厚2.5mmで切り出した。その後、10分茹で、水
冷後、アジビン酸溶液で浸漬処理、包装、湯浴殺菌し
た。浸漬処理、殺菌の条件、浸漬液の濃度を以下に示
す。 浸漬処理条件:50℃、60秒 殺 菌条 件:98℃、30分 浸漬後の濃度:殺菌後の麺のpHが5.5,5.
0,4.5となるようにアジピン酸濃度を調整した。
対応するアジピン酸の濃度は次のとおりである。 試験 アジピン酸 0.2%(対浸漬液) 試験 〃 0.5%(対浸漬液) 試験 〃 0.9%(対浸漬液)
【0019】(比較例)小麦粉1000g、食塩20
g、水340gを配合して、ミキシング後、複合、圧延
し、切刃10番、麺厚2.5mmで切り出した。その
後、10分間茹で、水冷後、乳酸、アジピン酸で浸漬処
理、包装、湯浴殺菌した。(浸漬処理、湯浴殺菌の条件
は実施例2と同じ) 漬漬液の濃度:比較例 アジピン酸 0.2% (対浸漬液) 0.5% (対浸漬液) 0.9% (対浸漬液) 比較例 乳酸 0.15%(対浸漬液) 0.35%(対浸漬液) 0.60%(対浸漬液) 0.80%(対浸地毛液)
【0020】(比較例)小麦粉1000g、食塩20
g、水340gにε−ポリ−L−リジンを0.8g溶解
させて原料粉に配合し、ミキシング後、複合、圧延し、
切刃10番、麺厚2.5mmで切り出した。その後、1
0分間茹で、水冷後、乳酸溶液で浸漬処理し、または浸
漬処理なしで、包装、湯浴殺菌した。(浸漬処理、湯浴
殺菌の条件は実施例2と同じ) 浸漬液の濃度:比較例 浸漬なし 比較例 乳酸 0.15%(対浸漬液) 0.35%(対浸漬液) 0.60%(対浸漬液) 0.80%(対浸漬液)
【0021】実施例2および比較例について、実施例1
と同様の方法と評価基準により官能検査を行った。その
結果を表2に示す。表2の結果から明らかなように、現
在、保存性を有する麺類の製造に多く使用されている乳
酸は、単独では、pH4.0以下付近にまでpHを低く
しなくては保存性が確保できず(比較例)、このた
め、麺の食味、食感が犠牲となっていた。また、ε−ポ
リ−L−リジンを単独で使用した場合(比較例)では
保存性が確保できないことがわかった。アジピン酸を単
独で使用した場合(比較例)やε−ポリ−L−リジン
と乳酸を併用した場合(比較例)は、pH4.5では
保存性が確保できず、pH4.0以下とすることで保存
性が確保できたものの、酸味が生じ、粘弾性が少なくな
って食感も悪かった。したがって、食味、食感を改良す
るためにはpHが4.5より高い範囲で保存性を確保で
きる必要がある。本発明では、ε−ポリ−L−リジンと
アジピン酸を併用することによりPH4.5でも長期の
保存性は確保されることがわかり、食味、食感も改良さ
れていることが明らかになった。
【0022】
【表2】
【0023】
【実施例3】小麦粉1000g、水320g、食塩10
g、かんすい2.5g、ε−ポリ−L−リジン、グリシ
ン、カプリン酸モノグリセライドを下記の配合で練り込
み、ミキシング後、複合、圧延し、切刃22番、麺厚
1.3mmで切り出し、表3の配合で中華麺を製造し
た。その後、2分間茹で、水冷後、アジピン酸を含有し
た浸漬液で浸漬処理し、包装、湯浴殺菌した。酸処理、
殺菌の条件を以下に示す。 酸処理条件: 50℃、60秒 殺菌 条件: 98℃、30分 原料粉への配合:ε−ポリ−L−リジン 0.8%(対小麦粉) (試験区1〜6に上記含量で添加) 試験 a グリシン2%(対小麦粉)を併用 試験 b カプリン酸モノグリセライド 0.05%(対 小麦粉)を併用 試験 a+b 浸漬液の配合:アジピン酸 0.2%、0.35%、0.5%(対浸漬液) (試験区1〜6に各濃度で浸漬) 試験 c エタノール0.2%(対浸漬液)を併用 試験 d 酢酸ナトリウム0.2%(対浸漬液)を併用 試験 c+d
【0024】(比較例) グリシン 2%(対小麦粉) アジピン酸 0.2
%、0.35%、0.5%(対浸漬液) カプリン酸モノグリセライド 0.05%(対小麦
粉)アジピン酸、上記と同様
【0025】
【表3】
【0026】表3に示すように、ε−ポリ−L−リジン
およびアジピン酸と上記〜の添加物を併用すること
によって、pH6.0でも保存性が確保され、食味、食
感も良好で問題がないことがわかった。これに反し、ε
−ポリ−L−リジンとアジピン酸とを組合せて使用しな
い場合には、上記の添加物を併用しても保存効果が得ら
れなかった。
【0027】
【実施例4】小麦粉1000g、食塩20g、水340
gを配合して、ミキシング後、複合、圧延し、切刃10
番、麺厚2.5mmで切り出した。その後、10分茹
で、水冷後、浸漬処理しまたは浸漬処理なしで、包装、
湯浴殺菌した。(浸漬処理、湯浴殺菌の条件は実施例2
と同じ) 試験小麦粉に対しε−ポリ−L−リジンおよびアジピ
ン酸を、湯浴殺菌処理後の麺のpHが4.5〜5.5の
範囲になるように添加して混合した。 試験浸漬処理において、ε−ポリ−L−リジンおよび
アジピン酸を添加した浸漬溶液を湯浴殺菌処理後のpH
が4.5〜5.5の範囲になるように調製し、浸漬処理
を行った。
【0028】
【表4】
【0029】
【効果】本発明の方法により、風味、食味が良好である
とともに長期保存(3カ月以上)することの可能な包装
麺を得ることができる。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ε−ポリ−L−リジンおよびアジピン酸で
    処理することを特徴とする長期保存性を有する麺類の製
    造方法。
  2. 【請求項2】ε−ポリ−L−リジンおよびアジピン酸で
    処理しα化された麺類を包装、加熱殺菌する長期保存性
    を有する包装された麺類の製造方法。
  3. 【請求項3】麺類原料にε−ポリ−L−リジンおよびア
    ジピン酸を配合し練り込んで麺生地とし、これを製麺す
    る請求項1または2記載の麺類の製造方法。
  4. 【請求項4】製麺し、α化したのちに、ε−ポリ−L−
    リジンおよびアジピン酸を含有する溶液を麺に付着させ
    る処理をし、包装、加熱殺菌する請求項1ないし3記載
    の麺類の製造方法。
  5. 【請求項5】麺類原料にε−ポリ−L−リジンを配合し
    練り込んで麺生地とし、これを製麺し、ついでα化した
    のちにアジピン酸を含有する溶液を麺に付着させる処理
    をし、包装、加熱殺菌する請求項1ないし4記載の麺類
    の製造方法。
  6. 【請求項6】麺類原料にアジピン酸を配合し練り込んで
    麺生地とし、これを製麺し、ついでα化したのちにε−
    ポリ−L−リジンを含有する溶液を麺に付着させる処理
    をし、包装、加熱殺菌する請求項1ないし5記載の麺類
    の製造方法。
  7. 【請求項7】ε−ポリ−L−リジンおよび/またはアジ
    ピン酸とともに、グリシン、低級グリセリン脂肪酸エス
    テル、蔗糖脂肪酸エステルより選ばれた1種以上を麺類
    原料に配合して処理する請求項1ないし6記載の麺類の
    製造方法。
  8. 【請求項8】浸漬処理において、アジピン酸および/ま
    たはε−ポリ−L−リジンとともに、有機酸、有機酸
    塩、エタノールより選ばれた1種または2種以上を含有
    する溶液で処理する請求項1ないし7記載の麺類の製造
    方法。
  9. 【請求項9】加熱殺菌後の麺のpHが4.5〜6.0で
    ある請求項1ないし8記載の麺類の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009100686A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Nisshin Flour Milling Inc 包装α化麺類の製造方法
CN103300287A (zh) * 2013-06-11 2013-09-18 浙江科技学院 一种绿豆壳保健面条及其生产方法

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