JPH08195927A - 画像再生装置 - Google Patents

画像再生装置

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JPH08195927A
JPH08195927A JP7005821A JP582195A JPH08195927A JP H08195927 A JPH08195927 A JP H08195927A JP 7005821 A JP7005821 A JP 7005821A JP 582195 A JP582195 A JP 582195A JP H08195927 A JPH08195927 A JP H08195927A
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JP7005821A
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Tomoe Nemoto
知恵 根本
Chikada Kimizuka
京田 君塚
Toshiyuki Terada
敏行 寺田
Tadaaki Tsuchida
匡章 土田
Shuji Hayashi
修二 林
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 サムネイル再生画面の効率良く、かつ、操作
者に親切なものとしたサムネイル再生機能を備える画像
再生装置を提供することにある。 【構成】 被写体像Aからの光像をレンズ111で撮像素
子130上に結像して光電変換した電気信号に各種の信号
処理を施し、YCrCb形式の画像データを得、当該画
像データを圧縮して画像蓄積用メモリ230等に書き込
み、当該画像蓄積用メモリ230等から画像データを読み
出してCRT等の表示手段に再生するものであり、画像
蓄積用メモリ230からの圧縮画像データを展開するフレ
ームメモリ220と、表示手段の画面上の座標位置とフレ
ームメモリ220との対応関係を管理するメモリコントロ
ーラ210とから表示手段にサムネイルを複数配列して表
示する機能を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記憶媒体に記憶した静
止画像を再生する画像再生装置に関し、特に記憶媒体に
記憶した複数の画像を縮小画像とし、当該縮小画像を複
数個配置して表示するサムネイル再生機能を有する画像
再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、画像再生装置は、記憶媒体に記録
した画像を検索するためにサムネイル機能を備えたもの
がある(特開平5-110982号、同5-56382号公報)。かか
る画像再生装置は、個々の原画像データ若しくはその圧
縮データを外部記憶装置又は内部記憶装置に記録してお
き、当該圧縮データ若しくは予め作成しておいた所定の
サムネイルデータを用いてサムネイル再生機能を実現す
るようにしている。サムネイル再生機能とは、記憶媒体
に記憶してある原画像データの内容を参照するためのも
のである。
【0003】図11及び図12は従来のサムネイルを表示し
た画面を示した模式図である。
【0004】図11(a)は14インチ画面にサムネイルを
12個だけ配列した状態を示している。説明の便宜上この
サムネイルの大きさを標準サイズとする。図11(b)は
9インチ画面に12個のサムネイルを表示した状態を示し
ている。図11(c)は21インチ画面に12個のサムネイル
を表示した状態を示してある。これらはサムネイルの配
列数を固定として表示画面の大きさに基づいてサムネイ
ルの大きさを決定するようにしていることを示してい
る。
【0005】図12(a)(b)に示すサムネイル画面に
おける同一大きさのサムネイルの配列数は4であり、表
示したいサムネイル画像の数を7駒とした場合における
表示動作を示したものである。この場合の表示手段のサ
ムネイルの配列数は4に設定してあるので、7駒のサム
ネイルを一画面に表示できない。従って、表示手段は4
駒毎のサムネイルに分割して表示する状態を示してい
る。図12(a)は第1頁の画面に同一大きさのサムネイ
ルの駒番号1〜4を配列した状態を示したものであり、
図12(b)は図12(a)の状態から頁めくりをして第2
頁にサムネイルの駒番号4〜7を配列した状態を示して
いる。
【0006】以上のようにして従来の画像再生装置はサ
ムネイル機能を実現することにより操作者は所望の画像
を記憶媒体から検索して表示するようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像再生装置は原画像データを十分に圧縮して記憶媒体
に記憶していないので、記憶媒体から画像を再生する際
に伸張処理を要して再生に要する時間が長くなる。原画
像データの他に予めサムネイルデータを作成しておく手
法をとれば、原画像の変更に伴ってサムネイルデータの
修正を要する。かかる作業も余分な処理を必要とする。
【0008】従来のサムネイル再生において一画面に表
示できるサムネイル数は例えば4個や20個のように予め
設定しており、サムネイル数を変更する機能を有しなか
ったので、多数のサムネイルを一度に再生したいという
操作者の要求に応じられなかった。例えば、操作者は図
11(c)に示したように21インチの大画面の表示手段で
サムネイル再生をしてもサムネイルは大きく表示される
のみでサムネイルの配列数を増やすことができない。ま
た、操作者は図11(b)に示すように9インチの小さい
画面の表示手段でサムネイル再生する場合にはサムネイ
ルが小さくなり過ぎて見づらくなる。また、従来の画像
再生装置は、上述したように表示手段の表示できるサム
ネイル数も固定してあったので、図12(b)に示すよう
に実際に表示するサムネイルの配列数が少なければ、再
生画面に空きを生じていることになり、しかもサムネイ
ルの終わりを表示する機能もなかったので、頁めくり動
作を繰り返し行って故障と勘違いすることもあった。従
来の画像再生装置は、上述したようにサムネイルの大き
さはサムネイルデータの大きさの異なるものを混在して
表示できなかった。
【0009】昨今の画像再生装置はメモリカード等の外
部メモリだけでなく再生装置内部に画像蓄積用メモリを
搭載したものがあるが、かかる場合にいずれにサムネイ
ルを記録しているのかを表示したいという要望がある。
【0010】本発明の目的は、上記問題点に鑑み、サム
ネイル再生画面の効率良く、かつ、操作者に親切なもの
としたサムネイル再生機能を備える画像再生装置を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する手段
としては、記憶媒体からの静止画像を表示手段にフルス
クリーン表示するフルスクリーン表示制御手段及び前記
記憶媒体からの複数の静止画像を前記表示手段に同時表
示するサムネイル表示制御手段とを有する画像再生装置
であって、原画像データに圧縮処理を施して記憶する内
部記憶手段と、当該内部記憶媒体からの圧縮画像データ
を展開するフレームメモリと、前記表示手段の画面上の
座標位置と前記フレームメモリとの対応関係を管理する
メモリコントローラを備えることを特徴とする。
【0012】前記サムネイル表示制御手段は前記表示手
段の画面の大きさによってサムネイルの配列数又はサム
ネイルの大きさを変更する変更手段を備えることを特徴
とする。
【0013】記憶媒体毎にサムネイルの表示を変更する
記憶媒体識別手段を備えることを特徴とする。
【0014】前記表示手段の画面における空き領域を検
出する空き領域検出手段を備え、前記サムネイル表示制
御手段は前頁を構成したサムネイルを次頁に繰り下げて
構成することを特徴とする。
【0015】サムネイルの終わりを検出する最終検出手
段とサムネイルの後に終わりであることを示すマークを
表示するマーク表示手段を備えることを特徴とする。
【0016】画面上に再生するサムネイルの数が表示可
能なサムネイルの数よりも少ないと、サムネイル再生の
操作方法を表示するガイダンス制御手段を備えることを
特徴とする。
【0017】サムネイルの大きさを検知する大きさ検知
手段と、前記表示手段の空き領域の大きさを検知する空
き領域検知手段とを備えることを特徴とする。
【0018】
【実施例】図1は本発明の画像再生装置の一実施例とし
てデジタルスチルカメラにおける電気的ブロック図であ
る。
【0019】本実施例のデジタルスチルカメラは、被写
体像Aからの光像をレンズ111で撮像素子130上に結像し
て光電変換した電気信号に各種の信号処理を施し、YC
rCb形式の画像データを得、当該画像データを圧縮し
て内部記憶媒体に相当する画像蓄積用メモリ230に書き
込み、当該画像蓄積用メモリ230から画像データを読み
出して伸長処理を施してCRTの表示手段に再生するも
のであり、画像蓄積用メモリ230からの圧縮画像データ
を展開するフレームメモリ220と、表示手段の画面上の
座標位置とフレームメモリ220との対応関係を管理する
メモリコントローラ210とから表示手段にサムネイルを
複数配列して表示する機能を備えることにより、画像蓄
積用メモリ230若しくは外部記憶媒体に記録してある画
像の検索をすることができるようにしたものである。画
像の検索をする記憶媒体は画像蓄積用メモリ230に記録
したもの以外にICメモリカード320がある。
【0020】デジタルスチルカメラは外部シリアルポー
ト191を介して接続したパーソナルコンピュータ(図示
せず)上の画像も検索することができる。以下に各部材
の構成及び機能に付いて説明する。
【0021】フォーカス駆動部110は、例えばステッピ
ングモータによって構成し、レンズ位置を変化させて被
写体像に焦点を合わせるものであり、メインマイコン50
0の制御によって自動的に行う。
【0022】絞り駆動部120は、例えばオートアイリス1
21等によって構成し、光学的な絞り値を変化させるもの
であり、メインマイコン500の制御によってなすもので
ある。撮像素子130は例えば固体撮像素子(以下、CC
Dと略称する。)であり、レンズ111によって固体撮像
素子130の受光部に結像した被写体像を光電変換した電
気信号を出力する。
【0023】プリプロセス部140は、オートゲインコン
トロール(AGCと略称する。)機能を備えた前段増幅
機能とクランプや相関二重サンプリングなどのAD変換
をする前のアナログ信号処理をするものである。プリプ
ロセス部140はメインマイコン500からの制御信号によっ
て前段増幅のAGC基準ゲインを変更する。
【0024】AD変換部150はプリプロセス部140で前処
理を施したアナログ画像信号をデジタル画像データに変
換して映像信号処理部160に送出するものである。
【0025】映像信号処理部160は、ディジタル画像デ
ータにフィルタ処理、カラー化処理、ニー処理、色変換
処理等のビデオ処理を施し、例えばYCrCb形式でメ
モリコントローラ210に送出する。映像信号処理部160は
D/A変換器を内蔵しており、AD変換側から入力され
るカラー化した映像信号やメモリコントローラ210から
逆に入力される画像データをアナログ信号に変換してビ
デオアンプ170の出力端子171を介して外部モニタ(図示
せず)に送出する。これらの信号の入出力経路の切り替
えはメインマイコン500とのデータ交換によって行わ
れ、必要に応じて撮像素子130からのアナログ信号の露
出情報やフォーカス情報、白バランス情報をメインマイ
コン500に出力する。
【0026】ビデオアンプ170は出力端子171を介して接
続したNTSC方式の信号レベルに映像信号を増幅する
ものである。
【0027】ストロボ制御部180は内蔵ストロボ181を発
光するための回路であり、撮影シーケンスを制御するメ
インマイコン500によって発光タイミングを得るように
している。
【0028】シリアルポートドライバ190は、デジタル
スチルカメラ本体と外部機器との情報伝達を行うための
信号交換を行うものであり、RS-232-CやRS-422-Aなどの
名称で知られる推奨規格があるが、ここではRS-232-Cを
使用している。
【0029】メモリコントローラ210は、フレームメモ
リ220の記憶領域にアクセスしてディジタル画像データ
を書き込んだり、読み出しを制御するものであり、特に
フレームメモリ220のアドレス空間と表示手段の画面上
の座標位置との対抗関係を管理する機能を有し、ディジ
タル画像データをフレームメモリ220に蓄積したり、フ
レームメモリ220からの画像データを映像信号処理部160
に出力し制御する。
【0030】フレームメモリ220は1画面以上のデータ
容量を有するものであり、例えばVRAM、SRAM、
DRAMなどが一般に使用されるが、ここではメインマ
イコン500のバスと独立動作可能なVRAMを採用す
る。又はこのフレームメモリ220をシステムメモリとし
て共用してもよい。
【0031】画像蓄積用メモリ230は、撮影した画像を
メインマイコン500上で画像圧縮処理を施した後に蓄え
るものであり、メインマイコン500の内蔵メモリに相当
し、例えばSRAM、DRAM、EEPROMなどを使
用するが、電源の切断の事故を考慮すればEEPROM
が好ましい。
【0032】PCカードコントローラ(PCMCIAコ
ントローラ)310は、ICメモリカードなどの外部記憶
媒体たるICメモリカード320とメインマイコン500とを
接続するものであり、圧縮画像データをICメモリカー
ド320に記録する。ここで圧縮画像はフレームメモリ220
に記録してある画像をメインマイコン500上で画像圧縮
処理を施したものである。ICメモリカード320は、例
えばSRAMカード、DRAMカード、EEPROMカ
ード等を使用することができ、モデムカードやISDN
カードを利用して公衆回線を介して直接画像データを遠
隔地の記憶媒体に転送するようにしてもよい。
【0033】サブマイコン410は、カメラ本体の操作ス
イッチや液晶表示のタッチパネル420に各種の表示及び
各種の入力を制御し、メインマイコン500に必要に応じ
て情報伝達を行う。サブマイコン410はメインマイコン5
00との情報伝達にシリアル入力端子を使用している。サ
ブマイコン410は時計機能も組み込まれており、オート
デートの制御も行っている。タッチパネル420からの入
力情報としては動作モードの設定情報等があり、後述す
る動作説明で具体的な入力情報を説明する。
【0034】メインマイコン500は、主として撮影、記
録、再生のシーケンスを制御するものであり、サムネイ
ル画面とノーマル画面との切り換え動作を制御するため
にサムネイル画面を構成するサムネイル画像番号を管理
するサムネイルレジスタと、フレームメモリ220を2画
面以上の容量とした場合にフレームを管理するためのフ
レームレジスタを備え、必要に応じて撮影画像の圧縮再
生や外部機器とのシリアルポート伝送を行う。
【0035】ここで、画像圧縮としてCCITTとIS
Oで規格化してあるJPEG方式或いはJBIG方式を
採用しており、通常の大きさの画像データを小ブロック
に分割し、DCT変換して量子化し、符号化した画像圧
縮データとする。本実施例においてメインマイコン500
は画像圧縮のための演算処理を実施しているが、メイン
マイコン500の処理能力によって、画像圧縮用の専用プ
リプロセッサを配置するようにしてもよい。
【0036】メインマイコン500は内蔵ROMにフルス
クリーン表示制御手段とサムネイ表示手段を構成するソ
フトウエアを書き込んであり、更に変更手段と記憶媒体
識別手段と空き領域変更手段と最終検出手段とマーク表
示手段とガイダンス制御手段とサイズ検知手段を構成す
るソフトウエアも書き込んである。その詳細は以下の動
作説明において明らかにする。
【0037】以下に本実施例のデジタルスチルカメラに
おける撮影からメモリ記録動作の一連の処理を説明す
る。
【0038】操作者はタッチパネル420を介してサブマ
イコン410に撮影動作モードを入力すると、サブマイコ
ン410はメインマイコン500に撮影動作モードを示すデー
タをシリアルに転送する。これにより、メインマイコン
500はメモリコントローラ210と信号処理部160とプリプ
ロセス140また必要に応じてPCコントローラ310やシリ
アルポートドライバ190に撮影のための動作状態を設定
する。
【0039】操作者はタッチパネル420に設けたレリー
ズスイッチS1(図示せず)を押圧すると、サブマイコ
ン410はレリーズ信号をアクティブ状態にする。これに
より、メインマイコン500はレリーズ信号のアクティブ
状態を検知するので、信号処理部160に画像入力命令を
転送する。信号処理部160は撮像素子130、プリプロセス
140、AD変換部150を介してデジタル画像データを受信
する。信号処理部160はディジタル画像データに前述し
た信号処理を施して輝度データの高周波成分からフォー
カス情報を作成し、輝度データの低周波成分から露出デ
ータを作成して入出力ポートを構成する撮影情報レジス
タに保持する。
【0040】メインマイコン500は、信号処理部160の撮
影情報レジスタの内容を所定のタイミングで参照して取
り込む、撮影情報レジスタの内容に基づいて絞り駆動12
0やフォーカス駆動110、プリプロセス140のAGC増幅
器のゲイン制御を行うことにより、適正な露出やピント
が得られるまで収れんさせる。
【0041】メインマイコン500は、露出値、ピントが
適性値に収れんした後、再びレリーズ信号のアクティブ
状態を検知すれば、メモリコントローラ210に取り込み
命令信号を送出し、必要があればストロボ制御部180に
発光信号を送出することもある。
【0042】メモリコントローラ210は、取り込み命令
を受信すると、信号処理部160からの基準クロックに基
づいて所定のタイミングでYCrCb形式の画像データ
をフレームメモリ220を書き込み動作を実行し、当該動
作の終了を正常に終了したか否かを示す書き込みステー
タス信号をメインマイコン500に送出する。
【0043】メインマイコン500は、書き込みステータ
ス信号の内容が正常終了であることを検知することによ
り撮影終了を検知する。
【0044】メインマイコン500は、前述のようにして
撮影終了を検知すると、必要に応じて画像圧縮を行って
画像蓄積用メモリ230と必要に応じて外部接続してある
PCカード或いはシリアルポート191に接続してあるパ
ーソナルコンピュータ等(図示せず)に転送する。
【0045】メインマイコン500は、動作モードによっ
て信号処理部160からアナログ画像信号をビデオアンプ1
70で増幅して出力端子171から映像信号を外部モニタ
(図示せず)に出力することもある。
【0046】メインマイコン500は、フォーカス情報や
露出データを読み取り、必要で応じて絞り駆動260やフ
ォーカス駆動250やプリプロセス部140のAGC増幅器の
ゲイン制御を行い適正な露出やピントが得られるまで収
れんさせる。この際、映像信号処理部160はアナログ画
像信号をNTSC方式の映像信号として外部モニタ(図
示せず)に出力している。
【0047】操作者はタッチパネル420を介してサブマ
イコン410に再生モードを入力すると、サブマイコン410
はメインマイコン500に再生モードを示すデータをシリ
アルに転送する。これにより、メインマイコン500は画
像蓄積用メモリ230、PCカード320或いは外部シリアル
ポート191に接続してあるパーソナルコンピュータから
画像データを読み取り、必要に応じて画像の伸張処理を
施して前述したようにフレームメモリ220に書き込む。
メインマイコン500は正常終了であることを示す書き込
みステータス信号を検知すると、信号処理部160とメモ
リコントローラ210とに表示指令信号を送出する。メモ
リコントローラ210はフレームメモリ220から画像データ
を読み出して信号処理部160に転送する。信号処理部160
はビデオアンプ170を介して出力端子171に映像信号を送
出する。
【0048】上述した内容が本実施例のスチルカメラの
撮影、記録、再生、表示、伝送の動作説明である。上述
した再生動作は外部モニタに一画像をフルスクリーンに
表示するものである。
【0049】次ぎに本実施例のデジタルスチルカメラに
おけるサムネイル再生機能を説明する。
【0050】本実施例のデジタルスチルカメラは、ペー
ジ単位駒送りスイッチ、一画像をTV画面に再生するノ
ーマル画面と複数の静止画像の内容を縮小画像として1
画面に表示してインデックス機能を達成するサムネイル
画面に切り換える再生画面切り換えスイッチ、駒順送り
スイッチ、駒逆送りスイッチを用いることによりサムネ
イル再生機能及び通常の再生機能を発揮する。これらの
スイッチはタッチパネル420に設けてある。
【0051】まず、再生画面切り換えスイッチの機能を
説明する。
【0052】サブマイコン410は、タッチパネル420に設
けた再生画面切り換えスイッチの押圧を検知をする度毎
に画面コントロール信号をアクティブ状態とノンアクテ
ィブ状態とを交互に切り換えてメインマイコン500に送
出する。メインマイコン500は画面コントロール信号の
状態に応じた画像再生動作をすることになる。
【0053】例えば、メインマイコン500は、画面コン
トロール信号をアクティブ状態であることを検知してサ
ムネイル画面を表示している状態で20枚のサムネイルを
再生している。この場合サムネイルレジスタの値は20
(10)である。メインマイコン500は、画面コントロール
信号をノンアクティブ状態に変化に検知すれば、サムネ
イルレジスタの値をインクリメントし、当該サムネイル
レジスタの値のサムネイルデータの先頭番値と読み出し
指令信号をメモリコントローラ210に送出する。メモリ
コントローラ210は画像蓄積用メモリ230から画像圧縮デ
ータから直流成分のみを抽出して複合化した縮小画像デ
ータ(以下、これをサムネイルデータと称する)をフレ
ームメモリ220の所定領域に書き込む。続いてメモリコ
ントローラ210はフレームメモリ220の先頭アドレスから
画像データを信号処理部160に転送する。信号処理部160
はビデオアンプ170を介して出力端子171に映像信号を送
出する。これにより、任意の駒番号のサムネイルを表示
手段(図示せず)に表示することができる。
【0054】図2は本実施例のデジタルスチルカメラに
おけるサムネイル再生画面を示す模式図である。
【0055】ここで、サムネイルの配列数の自動変更に
ついて説明する。サムネイル画面はCRT画面等の表示
画面にサムネイルを複数配列したものをいう。サムネイ
ルの配列数は表示画面の大きさ及びサムネイルの大きさ
で決定される。サムネイルの大きさは直流成分を適当に
間引けば任意の大きさにすることができる。ここでは、
説明の便宜上、サムネイルの標準サイズという概念を導
入する。サムネイルの標準サイズとは大きさの異なるT
V画面上に表示した大きさが見た目上ほぼ同じ大きさに
見えるサイズをいう。
【0056】図2(a)は14インチ画面に標準サイズの
サムネイルを12個だけ配列した状態を示したものであ
る。図2(b)は9インチ画面に標準サイズのサムネイ
ルを配列したものであり、サムネイルの大きさをTV画
面サイズに関係なく固定してあるので、図2(a)に比
してサムネイルの配列数は6に減少することを示してい
る。従って、従来のサムネイル再生のように大きさが小
さくなり過ぎて見づらいという問題を解消することがで
きる。図2(c)は21インチ画面に標準サイズのサム
ネイルを配置した状態を示しており、これもサムネイル
の大きさをTV画面サイズに関係なく固定してあるの
で、サムネイルの配列数は図2(a),(b)に比して
20個と多くできることを示している。従って、多数枚
のサムネイルを一度に再生したいという操作者の要求に
応じることができる。以上が請求項に記載の変更手段の
動作説明である。
【0057】なお、前述した実施例においてサムネイル
の配列数の変更は自動的に行うようにしている。これに
限定されるものでなく、タッチパネル420のDOWNスイッ
チを押圧することにより、画像蓄積用メモリ230に書き
込んだ圧縮画像データの直流成分の間引き率を大きくな
って、複合化した画像であるサムネイルの大きさが小さ
くなり、当該サムネイルで決定される配列数に増加させ
ることができるし、一方、タッチパネル420のUPスッチ
を押圧することにより画像蓄積用メモリ230に書き込ん
だ圧縮画像データの直流成分の間引き率を小さくなっ
て、複合化したサムネイルを大きくすることができるも
のである。
【0058】以下に本実施例のデジタルスチルカメラに
おけるサムネイル画面の作成動作を図3及び図4を参照
して説明する。
【0059】図3は本実施例のサムネイル画面の表示動
作を示す模式図であり、図4はサムネイル再生画面の作
成ルーチンを示すフローチャートである。
【0060】図3(a)(b)に示すサムネイル画面に
おける同一大きさのサムネイルの配列数は4であるの
で、7駒のサムネイルを一画面に表示できない。従っ
て、表示手段は4駒毎のサムネイルに分割して表示する
状態を示している。つまり、図3(a)は第1頁目の画
面に同一大きさのサムネイルの駒番号1〜4を配列した
状態を示したものであり、図3(b)は図3(a)に示
す第1頁目の画面から頁単位で駒送りして第2頁目のサ
ムネイルの駒番号4〜7を配列した状態を示している。
第1頁目の画面の最終駒番号4のサムネイルを第2頁目
の画面の先頭に繰り下げて表示することにより、図12を
参照して説明したように再生画面に空きを生じていない
ので、画面を効率的に使用することができている。
【0061】続いて、前述の機能を実現するためのデジ
タルスチルカメラにおける処理動作図4を参照してを説
明する。
【0062】サブマイコン410は、再生画面切り換えス
イッチの押圧を検知をする毎に画面コントロール信号を
アクティブ状態とノンアクティブ状態とを交互に切り換
えてメインマイコン500に送出する。メインマイコン500
は、画面コントロール信号をアクティブ状態であること
を検知すると、接続してあるモニタの大きさと標準サイ
ズのサムネイルから決まる表示枚数をレジスタに初期設
定する。
【0063】従って、表示枚数の初期値は4であり、メ
インマイコン500は内部メモリから当該表示枚数をレジ
スタに転送する。メインマイコン500はメモリコントロ
ーラ210に書き込み制御信号をアクティブ状態にし及び
先頭アドレスを送出する。これにより、メモリコントロ
ーラ210は、画像蓄積用メモリ230からサムネイルデータ
を先頭アドレスからフレームメモリ220に転送する。メ
モリコントローラ210は1駒毎の転送終了毎に書き込み
完了ステータス信号をメインマイコン500に送出する。
【0064】メインマイコン500は、書き込み完了ステ
ータス信号がアクティブである毎に表示枚数カウンタを
インクリメントし、書き込み完了信号の検知した後で表
示枚数カウンタの値を1画面のサムネイル配列数と比較
する(ステップS1)。ステップS1において、メイン
マイコン500は表示カウンタの値がサムネイルの配列数
より小さいと判断すれば、メモリコントローラ210に書
き込み制御信号をアクティブ状態にし及び先頭アドレス
を送出する。これにより、メモリコントローラ210は、
画像蓄積用メモリ230からサムネイルデータを先頭アド
レスからフレームメモリ220に転送する。メインマイコ
ン500は前述したステップS1の動作を繰り返し、表示
枚数カウンタの値がサムネイルの配列数と同一と判断す
れば、1画面分のサムネイル画面をフレームメモリ220
に作成できたとしてサムネイルカウンタの値0に4だけ
インクリメントし(ステップS2)、メインマイコン50
0はメモリコントローラ210に読み出し指令信号を送出す
る。メモリコントローラ210はフレームメモリ220の先頭
アドレスから画像データを信号処理部160に転送する。
信号処理部160はビデオアンプ170を介して出力端子171
に映像信号を送出する。これにより、駒番号1〜4まで
サムネイルは図3(a)のように表示する。
【0065】続いて、操作者はタッチパネル420上のペ
ージ単位駒送りスイッチを押圧すると、サブマイコン41
0はページ単位駒送り信号をアクティブにする。これに
より、メインマイコン500はメモリコントローラ210に書
き込み制御信号をアクティブ状態にし及び先頭アドレス
を送出する。これにより、メモリコントローラ210は、
画像蓄積用メモリ230からサムネイルデータを先頭アド
レスからフレームメモリ220に転送する。メモリコント
ローラ210は1駒毎の転送終了毎に書き込み完了ステー
タス信号をメインマイコン500に送出する。
【0066】メインマイコン500は、書き込み完了ステ
ータス信号がアクティブである毎に表示枚数カウンタを
インクリメントし、表示枚数カウンタの値を1画面のサ
ムネイル配列数と比較する(ステップS1)。4駒目の
書き込み完了信号の状態を検知すると、当該状態は画像
データが空である旨を検知すると、表示枚数カウンタを
インクリメントしないので、表示枚数は残り駒枚数より
も少ないと判断し、メモリコントローラ210に最後の駒
番号4のサムネイルをフレームメモリ220の先頭アドレ
スから所定のサムネイル容量に相当するアドレスに転送
するように指令する(ステップS3)。メモリコントロ
ーラ210は、最後の駒番号4のサムネイルを転送し終え
ると、最終アドレスをメインマイコン500に返す。これ
により、メインマイコン500は受信した最終アドレスを
インクリメントし、当該アドレスを先頭アドレスしてメ
モリコントローラ210に送出すると共に読み出し指令信
号及び読み出し先頭アドレスを送出する(ステップS
4)。メモリコントローラ210は画像蓄積用メモリ230の
5駒目の圧縮画像の先頭アドレスから連続して3駒分の
圧縮画像データを任意の間引き率でフレームメモリ220
に書き込むことにより追加する。続いて、メモリコント
ローラ210はフレームメモリ220の先頭アドレスから画像
データを信号処理部160に転送する。信号処理部160はビ
デオアンプ170を介して出力端子171にアナログ画像信号
を送出する。これにより、駒番号4〜7までのサムネイ
ルを図3(b)のように表示することができた。従っ
て、従来のように再生画面に空きを生じることなく効率
的に利用することができる。
【0067】図5は本実施例のサムネイル画面の表示動
作を示す模式図であり、図6及び図7はサムネイル再生
画面の作成ルーチンを示すフローチャートである。
【0068】図5(a)はサムネイルの駒番号4〜7を
配列した状態を示したものであり、駒番号7のサムネイ
ルにエンドマークを付加して表示することにより最後の
駒であることを明示してある。図5(b)は画面に同一
大きさのサムネイルの駒番号5〜7を配列して最後の駒
に文字データ“END”状態を示することにより駒番号
7のサムネイルが最後の駒であることを明示したもので
ある。なお、第1頁目の画面は図3(a)と同様である
ので説明を省略する。
【0069】まず、図5(a)に示すサムネイル表示制
御を実現するためのデジタルスチルカメラにおける処理
動作を図6を参照して説明する。
【0070】メインマイコン500は、画面コントロール
信号をアクティブ状態であることを検知すると、接続し
てあるモニタの大きさと標準サイズのサムネイルから決
まる表示枚数をレジスタに初期値に設定する。従って、
表示枚数の初期値は4であり、メインマイコン500は内
部メモリから当該表示枚数をレジスタに転送する。メイ
ンマイコン500はメモリコントローラ210に書き込み制御
信号をアクティブ状態にし及び先頭アドレスを送出す
る。以降は例えば図4で説明したような処理動作によ
り、駒番号1〜4までサムネイルは図3(a)のように
表示する。
【0071】操作者はタッチパネル420上のページ単位
駒送りスイッチを押圧すると、サブマイコン410はペー
ジ単位駒送り信号をアクティブにする。これにより、メ
インマイコン500はメモリコントローラ210に書き込み制
御信号をアクティブ状態にし及び先頭アドレスを送出す
る。画像蓄積用メモリ230からサムネイルデータを先頭
アドレスからフレームメモリ220に転送する。メモリコ
ントローラ210は1駒毎の転送終了毎に書き込み完了ス
テータス信号をメインマイコン500に送出する。
【0072】メインマイコン500は、書き込み完了ステ
ータス信号がアクティブである毎に表示枚数カウンタを
インクリメントし、表示枚数カウンタの値を1画面のサ
ムネイル配列数と比較する(ステップS11)。ステップ
S1において、メインマイコン500は表示カウンタの値
がサムネイルの配列数より少なければ、再びメモリコン
トローラ210に書き込み制御信号をアクティブ状態にし
及び先頭アドレスを送出する。これにより、メモリコン
トローラ210は、画像蓄積用メモリ230からサムネイルデ
ータを先頭アドレスからフレームメモリ220に転送する
(ステップS12)。メモリコントローラ210は1駒毎の
転送終了毎に書き込み完了ステータス信号をメインマイ
コン500に送出する。メインマイコン500は、再び書き込
み完了ステータス信号がノンアクティブであることを検
知すれば、駒番号7のサムネイルは最後のサムネイルで
あると判断する(ステップS13)。これにより、メイン
マイコン500はメモリコントローラ210を介して最後のサ
ムネイルであることを示すENDマークを表す画像デー
タをフレームメモリ220に書き込むように指示する(ス
テップS14)。続いて、メモリコントローラ210はフレ
ームメモリ220の先頭アドレスから画像データを信号処
理部160に転送する。信号処理部160はビデオアンプ170
を介して出力端子171に映像信号を送出する。これによ
り、頁めくり動作を繰り返し行って故障と勘違いするこ
ともなく、操作者に親切である。以上がマーク表示手段
の一例である。
【0073】次に図5(b)に示すサムネイル表示制御
を実現するためのデジタルスチルカメラにおける処理動
作を図7を参照して説明する。
【0074】このルーチンはフレームメモリ220にサム
ネイルを書き込み終わったときに、空き容量があれば、
操作方法やメーカのロゴマークを書き込むものである。
【0075】メインマイコン500は、図5(a)に示す
ように画面コントロール信号をアクティブ状態であるこ
とを検知すると、接続してあるモニタの大きさと標準サ
イズのサムネイルから決まる表示枚数をレジスタに初期
設定値する。従って、表示枚数の初期値は4であり、メ
インマイコン500は内部メモリから当該表示枚数をレジ
スタに転送する。
【0076】操作者はタッチパネル420上のページ単位
駒送りスイッチを押圧すると、サブマイコン410はペー
ジ単位駒送り信号をアクティブにする。これにより、メ
インマイコン500はメモリコントローラ210に書き込み制
御信号をアクティブ状態にし及び先頭アドレスを送出す
る。これにより、メモリコントローラ210は、画像蓄積
用メモリ230からサムネイルデータを先頭アドレスから
フレームメモリ220に転送する。メモリコントローラ210
は1駒毎の転送終了毎に書き込み完了ステータス信号を
メインマイコン500に送出する。
【0077】メインマイコン500は、書き込み完了ステ
ータス信号がアクティブである毎に表示枚数カウンタを
インクリメントし、表示枚数カウンタの値を1画面のサ
ムネイル配列数と比較する(ステップS21)。当該ステ
ップS21において、メインマイコン500は表示枚数が1画
面枚数よりも少ないと判断する。メインマイコン500は
メモリコントローラ210に書き込み制御信号をアクティ
ブ状態にし及び先頭アドレスを送出する。これにより、
メモリコントローラ210は、画像蓄積用メモリ230からサ
ムネイルデータを先頭アドレスからフレームメモリ220
に転送する(ステップS23)。メモリコントローラ210は
1駒毎の転送終了毎に書き込み完了ステータス信号をメ
インマイコン500に送出する。メインマイコン500は書き
込み完了ステータス信号がアクティブである毎に表示枚
数カウンタをインクリメントする。一方、メインマイコ
ン500は書き込み完了ステータス信号がノンアクティブ
であることを検知すれば、表示枚数カウンタをインクリ
メントせず、再び書き込み完了ステータス信号がノンア
クティブになるかを検知し(ステップS24)、書き込み
完了ステータス信号が連続してノンアクティブであるこ
とを検知すれば、そのサムネイルを最後と判断する。続
いて、メインマイコン500は表示枚数カウンタの値を参
照してサムネイルの配列数と同一でなければ、フレーム
メモリ220に空き容量があると判断して(ステップS2
5)、フレームメモリ220に操作方法又はメーカのロゴマ
ークデータを書き込む(ステップS26)。これにより、
図5(a)に示すようなサムネイル画面を表示すること
ができる。従って、頁めくり動作を繰り返し行って故障
と勘違いすることもなく、操作者に親切である。以上が
変更手段の第2の例である。
【0078】本実施例において、メインマイコン500
は、画像蓄積用メモリ230か或いは外部記憶媒体に格納
した原画像データであるかを判別して図6若しくは図7
に示すフローチャートに示す処理動作を選択的に実行す
るようにしてあるので、原画像を記録してある記憶媒体
の識別も容易につけることができる。これが記憶媒体識
別手段に相当するものである。
【0079】なお、ステップS21メインマイコン500
は、書き込み完了ステータス信号がアクティブである毎
に表示枚数カウンタをインクリメントし、4駒目の書き
込み完了信号の状態を検知した後に表示枚数カウンタが
サムネイルの配列数と等しければ、1画面分のサムネイ
ル画面をフレームメモリ220に作成できたと判断して
(ステップS22)、メモリコントラーラ210に読み出し
指令信号を送出する。メモリコントローラ210はフレー
ムメモリ220の先頭アドレスから画像データを信号処理
部160に転送する。信号処理部160はビデオアンプ170を
介して出力端子171に映像信号を送出する。これによ
り、駒番号1〜4までサムネイル画面を表示する。
【0080】図8及び図9は各種大きさのサムネイルを
混在してサムネイル画面を構成した模式図であり、図10
は異なる大きさのフレームメモリに1画面のサムネイル
画面を作成するルーチンを示すフローチャートである。
【0081】図8は標準サイズのサムネイルを6枚配列
した後で大サイズのサムネイルを配列した状態を示す模
式図である。図9は図8に示したフレームメモリに標準
サイズのサムネイルを追加する様子を示した模式図であ
る。
【0082】以下に、図8及び図9に示すサムネイル表
示制御を実現するためのデジタルスチルカメラにおける
処理動作を図10を参照して説明する。
【0083】このルーチンはサムネイルの大きさに拘わ
らずサムネイル画面を作成できるようにしたものであ
る。
【0084】メインマイコン500は、画面コントロール
信号をアクティブ状態であることを検知すると、接続し
てある外部モニタの画面の大きさと標準サイズのサムネ
イルから決まる表示枚数をレジスタに初期設定する。従
って、表示枚数の初期値は12であり、メインマイコン50
0は内部メモリから当該表示枚数をレジスタに転送す
る。
【0085】メインマイコン500は、画像蓄積用メモリ2
30から次に読み出すサムネイルデータのデータ量を参照
する(ステップS31)。続いて、メインマイコン500は
メモリコントローラ210から返送される最終アドレスか
らフレームメモリ220の空き容量を算出し、当該空き容
量とサムネイルのデータ量を比較し、フレームメモリ22
0に格納可能であるかを判断する(ステップS32)。ス
テップS32において、メインマイコン500は、格納可能
であると判断すれば、メモリコントローラ210に書き込
み制御信号をアクティブ状態にし及び先頭アドレスを送
出する。これにより、メモリコントローラ210は、画像
蓄積用メモリ230からサムネイルデータを先頭アドレス
からフレームメモリ220に転送する(ステップS33)。
メモリコントローラ210は1駒毎の転送終了毎に書き込
み完了ステータス信号をメインマイコン500に送出す
る。一方、仮にステップS32において、メインマイコン
500は格納不能であると判断すれば、上記ルーチンから
復帰する。
【0086】メインマイコン500は、メモリコントラー
ラ220に読み出し指令信号を送出する。メモリコントロ
ーラ210はフレームメモリ210の先頭アドレスから画像デ
ータを信号処理部160に転送する。信号処理部160はビデ
オアンプ170を介して出力端子171に映像信号を送出す
る。これにより、図8及び図9に示すようなサムネイル
を表することができる。従って、上述したようにサムネ
イルの大きさはサムネイルデータの大きさの異なるもの
を混在して表示できる。
【0087】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、上記構成を備え
ることにより、サムネイルデータを伸張したり、サムネ
イルデータを予め用意することなく、サムネイル再生を
することができるので、メモリの節約、処理時間の短縮
をすることができる。
【0088】請求項2記載の発明は、上記構成により、
表示画面の大きさに基づいてサムネイルの配列数、サム
ネイルの大きさを変更するので、より見やすくサムネイ
ル再生を行うことができる。
【0089】請求項3記載の発明は、上記構成により、
操作者は記憶媒体に基づいてサムネイル画像の表示方法
が変えることにより、画像を記録している記憶媒体を識
別することができる。
【0090】請求項4記載の発明は、上記構成を備える
ことにより、表示画面の領域を有効に利用することがで
きる。
【0091】請求項5記載の発明は、上記構成を備える
ことにより、サムネイル再生時に最後のサムネイルであ
ることを示すマークを表示するので、操作者は記録画像
の最後を知ることができる。
【0092】請求項6記載の発明は、上記構成を備える
ことにより、表示しようとするサムネイル数が表示手段
の1画面に再生できるサムネイル数よりも少ないにも拘
わらず、表示画面の空き領域を有効利用することができ
る。
【0093】請求項7に記載の発明は、上記構成を備え
ることにより、サムネイルの大きさが異なっても同一の
表示画面に表示することができ、これにより、表示画面
の有効利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像再生装置の一実施例としてデジタ
ルスチルカメラにおける電気的ブロック図である。
【図2】本実施例のデジタルスチルカメラにおけるサム
ネイル再生画面を示す模式図である。
【図3】本実施例のサムネイル画面の表示動作を示す模
式図である。
【図4】サムネイル再生画面の作成ルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図5】本実施例のサムネイル画面の表示動作を示す模
式図である。
【図6】サムネイル再生画面の作成ルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図7】サムネイル再生画面の作成ルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図8】各種大きさのサムネイルを混在してサムネイル
画面を構成した模式図である。
【図9】各種大きさのサムネイルを混在してサムネイル
画面を構成した模式図である。
【図10】異なる大きさのフレームメモリに1画面のサ
ムネイル画面を作成するルーチンを示すフローチャート
である。
【図11】従来のサムネイルを表示した画面を示した模
式図である。
【図12】従来のサムネイルを表示した画面を示した模
式図である。
【符号の説明】
210 メモリコントローラ 220 フレームメモリ 230 画像蓄積用メモリ 320 ICメモリカード 500 メインマイコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土田 匡章 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 林 修二 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶媒体からの静止画像を表示手段にフ
    ルスクリーン表示するフルスクリーン表示制御手段と前
    記記憶媒体からの複数の静止画像を前記表示手段に同時
    表示するサムネイル表示制御手段とを有する画像再生装
    置において、原画像データに圧縮処理を施して記憶する
    内部記憶手段と、当該内部記憶媒体からの圧縮画像デー
    タを展開するフレームメモリと、前記表示手段の画面上
    の座標位置と前記フレームメモリとの対応関係を管理す
    るメモリコントローラを備えることを特徴とする画像再
    生装置。
  2. 【請求項2】 前記サムネイル表示制御手段は前記表示
    手段の画面の大きさによってサムネイルの配列数又はサ
    ムネイルの大きさを変更する変更手段を備えることを特
    徴とする請求項1記載の画像再生装置。
  3. 【請求項3】 記憶媒体毎にサムネイルの表示を変更す
    る記憶媒体識別手段を備えることを特徴とする請求項1
    記載の画像再生装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段の画面における空き領域を
    検出する空き領域検出手段と、前記サムネイル表示制御
    手段は前頁を構成したサムネイルを次頁に繰り下げて構
    成することを特徴とする請求項1記載の画像再生装置。
  5. 【請求項5】 サムネイルの終わりを検出する最終検出
    手段とサムネイルの後に終わりであることを示すマーク
    を表示するマーク表示手段を備えることを特徴とする請
    求項1記載の画像再生装置。
  6. 【請求項6】 画面上に再生するサムネイルの数が表示
    可能なサムネイルの数よりも少ないと、サムネイル再生
    の操作方法を表示するガイダンス制御手段を備えること
    を特徴とする請求項1記載の画像再生装置。
  7. 【請求項7】 サムネイルの大きさを検知する大きさ検
    知手段と、前記表示手段の空き領域の大きさを検知する
    空き領域検知手段とを備えることを特徴とする請求項1
    記載の画像再生装置。
JP7005821A 1995-01-18 1995-01-18 画像再生装置 Pending JPH08195927A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7005821A JPH08195927A (ja) 1995-01-18 1995-01-18 画像再生装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6674472B1 (en) 1997-12-24 2004-01-06 Ricoh Company, Ltd. Digital camera and method which displays a page number of a displayed page
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