JPH08195715A - 光伝送システム - Google Patents

光伝送システム

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JPH08195715A
JPH08195715A JP7004861A JP486195A JPH08195715A JP H08195715 A JPH08195715 A JP H08195715A JP 7004861 A JP7004861 A JP 7004861A JP 486195 A JP486195 A JP 486195A JP H08195715 A JPH08195715 A JP H08195715A
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signal
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英之 大村
Nozomi Matsuo
望 松尾
Yukihisa Shinoda
雪久 篠田
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Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
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Furukawa Electric Co Ltd
Tokyo Electric Power Co Inc
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    • H04B10/2507Arrangements specific to fibre transmission for the reduction or elimination of distortion or dispersion
    • H04B10/2572Arrangements specific to fibre transmission for the reduction or elimination of distortion or dispersion due to forms of polarisation-dependent distortion other than PMD
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/06Polarisation multiplex systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 伝送帯域内に発生する光ビートに関与してい
る発信局を明らかにし、その光ビートによる伝送品質の
劣化を低減する光伝送システムを提供する。 【構成】 検波器7に光信号の光源3の波長差に応じて
発生する光ビートの内で、光信号を変調している電気信
号の伝送帯域に影響を与える光ビートの発生源となる発
信局1の光信号の光源を、複数の発信局1の光信号の光
源の偏波を変化させて検知する。 【効果】 各発信局の光信号の光源の偏波を順次変化さ
せ受信局でその光ビートレベルを測定して、伝送帯域に
影響を及ぼす光ビートを発生させている発信局の光信号
の光源を見つけ出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光CATV、光ITV、
光伝送監視装置等の光伝送システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】光CATV、光ITV、光伝送監視装置
等の光伝送システムにおいて、波長の異なる複数光を合
波して多重伝送し、それを受信局で検波する場合、各光
の相互作用により発光波長(発光周波数)の差分が光ビ
ートとして検波出力に現れ、それが伝送品質を損なう大
きな要因となる。例えば、図6に示すような光伝送シス
テムにおいて、各発信局31から送信される映像を一本
の光ファイバによって伝送する場合について説明する。
【0003】各発信局31から送信される信号例えば映
像を変調器33によって強度変調を行い、この映像電気
信号をE/O変換器35(例えばLD)により光信号に
変換して光カプラ37で合波して光伝送路39に混入さ
せる。混入された光信号は受信局41へ向かって進行
し、受信局41の検波器43(例えばPD)で各発信局
31から送信される複数の信号が電気信号に検波された
後に、分配器45により分配され、復調器47で復調さ
れてモニタ49に映像が映し出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように一本の光
伝送路に複数の光信号を合波して多重伝送するシステム
にあっては、光信号の相互干渉による光ビートが検波器
において発生する。この光ビートは光信号の波長差に応
じて発生する。通常、システム構築時には伝送帯域内の
光ビートレベルが伝送品質に大きな影響を与えないよう
に光波長を選択あるいは制御する。しかし、経時変化等
によって波長が当初のものと異なってしまった場合に、
光ビートが伝送帯域に影響を与えることになる。
【0005】検波器において発生する光ビートがE/O
変換器で発信している信号と同一周波数帯に発生した場
合には、信号の伝送品質(ノイズの増加)を著しく劣化
させる。ところで、従来例で述べたような一本の光ファ
イバの中に光信号を多重するようなシステム形態の場
合、一度多重した光信号がどの端局から送信されたもの
かを光信号レベルで分離することができない。そのた
め、伝送帯域に影響をあたえる光ビートがどの端局から
送信された光信号なのかを見分けることが困難である。
従って、発信局個別の特定を行うことが難しい。
【0006】本発明は上記の課題を解決し、伝送帯域内
に発生する光ビートに関与している発信局を明らかに
し、その光ビートによる伝送品質の劣化を低減する光伝
送システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために以下のような手段を有している。
【0008】本発明のうち請求項1の光伝送システム
は、複数の発信局より変調された光信号がそれぞれ発信
されて一本の光ファイバに伝送され、これらの光信号が
受信局の検波器により同時に検波され復調されて分配さ
れる光伝送システムであって、前記検波器に光信号の光
源の波長差に応じて発生する光ビートの内で、前記光信
号を変調している電気信号の伝送帯域に影響を与える光
ビートの発生源となる発信局の光信号の光源を、前記複
数の発信局の光信号の光源の偏波を変化させて検知する
ことを特徴とする。
【0009】本発明のうち請求項2の光伝送システム
は、光信号の光源の偏波を磁界により変化させて光信号
を変調している電気信号の伝送帯域に影響を与える光ビ
ートの発生源となる発信局の光信号の光源を検知するこ
とを特徴とする。
【0010】本発明のうち請求項3の光伝送システム
は、複数の発信局の光信号の光源の偏波の変化は偏波面
変調器により行うことを特徴とする。
【0011】本発明のうち請求項4の光伝送システム
は、光信号の偏波を光ファイバに振動を加えて変化さ
せ、光信号を変調している電気信号の伝送帯域に影響を
与える光ビートの発生源となる発信局の光信号の光源を
検知することを特徴とする。
【0012】本発明のうち請求項5の光伝送システム
は、光信号を変調している電気信号の伝送帯域に影響を
与える光ビートの発生源となる発信局の光信号の光源
を、複数の発信局の光信号の光源の偏波を変化させて検
知し、前記検知した発信局の光信号の光源の波長を変え
ることによって光信号の光源の波長差に応じて発生する
光ビートを前記光信号の伝送帯域に影響を与えないよう
にすること特徴とする。
【0013】本発明のうち請求項6の光伝送システム
は、複数の発信局と受信局が双方向光ファイバ回線を有
していて、複数の発信局の光信号の光源の偏波を変化さ
せる制御及び発信局の光信号の光源の波長を変える制御
を受信局から発信局への光ファイバ回線を用いて行い、
光信号の光源の偏波の変化の検知を前記複数の発信局か
ら受信局への光ファイバ回線を用いて行うこと特徴とす
る。
【0014】
【作用】本発明のうち請求項1の光伝送システムによれ
ば、複数の発信局より変調された光信号がそれぞれ発信
されて一本の光ファイバに伝送され、これらの光信号が
受信局の検波器により同時に検波され復調されて分配さ
れる光伝送システムであって、検波器に光信号の光源の
波長差に応じて発生する光ビートの内で、光信号を変調
している電気信号の伝送帯域に影響を与える光ビートの
発生源となる発信局の光信号の光源を、複数の発信局の
光信号の光源の偏波を変化させて検知することにより以
下のような作用を有する。
【0015】光ビートの発生は光源の波長差によって決
定されると同時に、その光ビートレベルは図5に示すよ
うに、干渉し合う光ビートの偏波面の重なり具合に依存
している。従って、光信号の光源の偏波を変化させると
この変化に伴って光ビートレベルが変化する、この変化
の観測を行うことによってどの発信局が伝送帯域に影響
を及ぼす光ビートを発生させているかを検知することが
できる。すなわち、各発信局の光信号の光源の偏波を順
次変化させ受信局でその光ビートレベルを測定して、伝
送帯域に影響を及ぼす光ビートを発生させている発信局
の光信号の光源を見つけ出すことができる。
【0016】本発明のうち請求項2の光伝送システムに
よれば、光信号の光源の偏波を磁界により変化させるの
で、簡単な装置で光源の偏波を変化させることができ
る。
【0017】本発明のうち請求項3の光伝送システムに
よれば、複数の発信局の光信号の光源の偏波の変化は偏
波面変調器により行うので、簡単な装置で光源の偏波の
変化を行うことができる。
【0018】本発明のうち請求項4の光伝送システムに
よれば、光信号の偏波を光ファイバに振動を加えて変化
させるので、簡単な装置で光源の偏波の変化を変化させ
ることができる。また、光ファイバに加える振動の振動
数を各発信局毎に変えると各発信局の光源の偏波を同時
に変化させても、光ビートのレベル変動の周期から伝送
帯域内への光ビート発生に関与している発信局を検出す
ることが可能となる。
【0019】本発明のうち請求項5の光伝送システムに
よれば、光信号を変調している電気信号の伝送帯域に影
響を与える光ビートの発生源となる発信局の光信号の光
源を、複数の発信局の光信号の光源の偏波を変化させて
検知し、前記検知した発信局の光信号の光源の波長を変
えることによって光信号の光源の波長差に応じて発生す
る光ビートを前記光信号の伝送帯域に影響を与えないよ
うにするので、システム構築時には伝送帯域内の光ビー
トレベルが伝送品質に大きな影響を与えないように複数
の発信局の光信号の光源の光波長を選択して構築したも
のが、経時変化等によって波長が当初のものと異なって
伝送帯域内の光ビートレベルが伝送品質に大きな影響を
与えるようになった場合でも、検知した発信局の光信号
の光源の波長を変えることによって、システム構築時の
ように伝送帯域内の光ビートレベルが伝送品質に大きな
影響を与えないようにすることができる。
【0020】本発明のうち請求項6の光伝送システムに
よれば、複数の発信局と受信局が双方向光ファイバ回線
を有していて、複数の発信局の光信号の光源の偏波を変
化させる制御及び発信局の光信号の光源の波長を変える
制御を受信局から発信局への光ファイバ回線を用いて行
い、光信号の光源の偏波の変化の検知を前記複数の発信
局から受信局への光ファイバ回線を用いて行うので、受
信局で一括して各発信局の光信号の光源の偏波を変化さ
せることができるとともに、各発信局の光信号の光源の
波長を変化させることもできる。
【0021】
【実施例】以下に本発明を実施例により詳細に説明す
る。
【0022】(実施例1)本発明の光伝送システムの一
実施例を図1及び図2を参照して説明する。各発信局1
から送信される信号例えば映像を変調器2によって強度
変調を行い、この映像電気信号をE/O変換器3(例え
ばLD)により光信号に変換して光カプラ4で合波して
光伝送路5に混入させる。混入された光信号は受信局6
へ向かって進行し、受信局6の検波器7(例えばPD)
で各発信局1から送信される複数の信号が電気信号に検
波された後に、分配器8により分配され、復調器9で復
調されてモニタ10に映像が映し出されることは従来と
同様である。
【0023】本発明にあっては発信局1は図2に示すよ
うに光源即ちE/O変換器3から発信される光信号がフ
ァラデ素子からなる偏波面偏光器3Aによって偏波面の
変調が行われる。偏波面偏光器3Aの両側には磁局(磁
界発生箇所)16が配置されている。この磁局16に磁
界を発生させるとファラデ素子からなる偏波面偏光器3
Aの偏波面が変化する。光ビートのピークレベルは干渉
し合う光の偏波面の角度によって決定され、直線偏波光
信号同上の場合には相互確度の関係が直交した場合に殆
ど皆無となる。
【0024】例えば、発信局1Aの光信号のE/O変換
器3が光信号の伝送帯域に影響を与えている光ビートの
発生源である場合について説明する。発信局1Aを含む
各発信局1のE/O変換器3から光信号が光カプラ4を
介して光伝送路5へ送信される。かかる複数の光信号は
検波器7によって同時に検波され復調器9へ入力され
る。この際、検波器7において発信局1Aの光信号のE
/O変換器3が係わる光の波長差分に相当する周波数に
光の相互干渉による光ビートが発生する。
【0025】ここで、発信局1Aの磁局16に磁界を発
生させてファラデ素子からなる偏波面偏光器3Aの偏波
面を変化させると、検波器7でその光ビートレベルが変
化するので、偏波面偏光器3Aの偏波面を変化させた発
信局1Aの光信号のE/O変換器3の波長が光信号の伝
送帯域に影響を与えている光ビート発生源であることを
検波器7によって検知することができる。また、発信局
1Aの光信号のE/O変換器3が光信号の伝送帯域に影
響を与えている光ビートの発生源でない場合は、それぞ
れの発信局1の磁局16に磁界を発生させることを順次
行っていくことによって光ビートレベルの変化が観測さ
れた発信局1が伝送帯域に影響を与えていることが分か
る。その後、当発信局1のE/O変換器3の波長を制御
して伝送帯域に影響の無い帯域まで光ビートの中心波長
をずらすことによって伝送品質の劣化(光ビートの増
加)を改善することができる。
【0026】(実施例2)本発明の光伝送システムの他
の実施例を図3を参照して説明する。各発信局1から送
信される信号例えば映像を変調器2によって強度変調を
行い、この映像電気信号をE/O変換器3(例えばL
D)により光信号に変換して光カプラ4で合波して光伝
送路5に混入させる。混入された光信号は受信局6へ向
かって進行し、受信局6の検波器7(例えばPD)で各
発信局1から送信される複数の信号が電気信号に検波さ
れた後に、分配器8により分配され、復調器9で復調さ
れてモニタ10に映像が映し出されることは実施例1と
同様である。尚、各発信局1は同一の構成につき一つの
み図示し他の図については詳細な図示は省略してある。
【0027】本実施例の特徴は受信局6の復調器9で復
調された信号を光ビート検出系11に設けられたバンド
パスフィルタ12及びパワーメータ13によってサブキ
ャリヤ周波数帯域の光ビートレベルを常時観測する点に
ある。光ビートレベルがある規定値よりも高くなった場
合には、光ビート検出系11から制御系14にアラーム
が出される。それを受けた制御系14は、各発信局1の
E/O変換器3に設置された磁局16の駆動信号を下り
光伝送路5Aに載せて送信する。受信局6から送信され
る信号は変調器2Aによって強度変調を行い、この電気
信号をE/O変換器3B(例えばLD)により光信号に
変換して下り光伝送路5Aで送信する。
【0028】この下り光伝送路5Aに載せて送信された
駆動信号は各光カプラ4Aで分波され各発信局1の検波
器7A(例えばPD)で検波される。図中9Aは復調器
であある。この下り光伝送路5Aに載せて送信された駆
動信号によって各発信局1の磁局16が順次磁界を発生
させてファラデ素子からなる偏波面偏光器3Aの偏波面
の変動がおこり、その発信局1に設定された光ビートレ
ベルが変化するので、受信局6においてどの発信局1が
帯域内に発生した光ビートに関与しているかが明確にな
る。
【0029】帯域内に発生した光ビートに関与している
発信局1が明確になった後、その発信局1あてに再び下
り光伝送路5Aでその発信局1のE/O変換器3の発信
温度の温度制御信号を送り、光ビートの中心波長が伝送
帯域からずれるように設定する。つまり光源の発信中心
波長が発信温度で変わることを利用したものである。図
中15は各発信局1に設けられた磁局16の制御系であ
る。
【0030】尚、上記の光源の発信中心波長の制御は発
信温度を変えることによって行ったが中心波長の制御は
発信温度を変えるやり方に限るものではなく例えば可変
波長光源を使用するやり方でもよい。
【0031】(実施例3)実施例1及び実施例2におい
ては発信局の磁局に磁界を発生させてファラデ素子から
なる偏波面偏光器で偏波面を変化させているが、偏波面
を変化させる方法は磁局に磁界を発生させて偏波面を変
化させる方法に限らず、例えば図4に示すように光ファ
イバに振動を加えて偏波面を変化させる偏波面変調器3
Dのような装置を用いることも可能である。図4におい
て3Cは偏波面変調器3Dに振動信号を送る偏波面変調
器用SGである。その他の機能は実施例2と同様につき
詳細な説明は省略する。このように、光ファイバに加え
る振動の振動数を各発信局毎に変えると各発信局の光源
の偏波を同時に変化させても、光ビートのレベル変動の
周期から伝送帯域内への光ビート発生に関与している発
信局を検出することが可能となる。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のうち請求項
1の光伝送システムによれば、複数の発信局より変調さ
れた光信号がそれぞれ発信されて一本の光ファイバに伝
送され、これらの光信号が受信局の検波器により同時に
検波され復調されて分配される光伝送システムであっ
て、検波器に光信号の光源の波長差に応じて発生する光
ビートの内で、光信号を変調している電気信号の伝送帯
域に影響を与える光ビートの発生源となる発信局の光信
号の光源を、複数の発信局の光信号の光源の偏波を変化
させて検知することにより以下のような効果を有する。
【0033】光信号の光源の偏波を変化させるとこの変
化に伴って光ビートレベルが変化する、この変化の観測
を行うことによってどの発信局が伝送帯域に影響を及ぼ
す光ビートを発生させているかを検知することができ
る。すなわち、各発信局の光信号の光源の偏波を順次変
化させ受信局でその光ビートレベルを測定して、伝送帯
域に影響を及ぼす光ビートを発生させている発信局の光
信号の光源を見つけ出すことができる。
【0034】本発明のうち請求項2の光伝送システムに
よれば、光信号の光源の偏波を磁界により変化させるの
で、簡単な装置で光源の偏波を変化させることができ
る。
【0035】本発明のうち請求項3の光伝送システムに
よれば、複数の発信局の光信号の光源の偏波の変化は偏
波面変調器により行うので、簡単な装置で光源の偏波の
変化を行うことができる。
【0036】本発明のうち請求項4の光伝送システムに
よれば、光信号の偏波を光ファイバに振動を加えて変化
させるので、簡単な装置で光源の偏波の変化を変化させ
ることができる。また、光ファイバに加える振動の振動
数を各発信局毎に変えると各発信局の光源の偏波を同時
に変化させても、光ビートのレベル変動の周期から伝送
帯域内への光ビート発生に関与している発信局を検出す
ることが可能となる。
【0037】本発明のうち請求項5の光伝送システムに
よれば、光信号を変調している電気信号の伝送帯域に影
響を与える光ビートの発生源となる発信局の光信号の光
源を、複数の発信局の光信号の光源の偏波を変化させて
検知し、前記検知した発信局の光信号の光源の波長を変
えることによって光信号の光源の波長差に応じて発生す
る光ビートを前記光信号の伝送帯域に影響を与えないよ
うにするので、システム構築時には伝送帯域内の光ビー
トレベルが伝送品質に大きな影響を与えないように複数
の発信局の光信号の光源の光波長を選択して構築したも
のが、経時変化等によって波長が当初のものと異なって
伝送帯域内の光ビートレベルが伝送品質に大きな影響を
与えるようになった場合でも、検知した発信局の光信号
の光源の波長を変えることによって、システム構築時の
ように伝送帯域内の光ビートレベルが伝送品質に大きな
影響を与えないようにすることができる。
【0038】本発明のうち請求項6の光伝送システムに
よれば、複数の発信局と受信局が双方向光ファイバ回線
を有していて、複数の発信局の光信号の光源の偏波を変
化させる制御及び発信局の光信号の光源の波長を変える
制御を受信局から発信局への光ファイバ回線を用いて行
い、光信号の光源の偏波の変化の検知を前記複数の発信
局から受信局への光ファイバ回線を用いて行うので、受
信局で一括して各発信局の光信号の光源の偏波を変化さ
せることができるとともに、各発信局の光信号の光源の
波長を変化させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光伝送システムの一実施例を示す説明
図である。
【図2】図1の発信局のの説明図である。
【図3】本発明の光伝送システムの他の実施例を示す説
明図である。
【図4】本発明の光伝送システムのさらに他の実施例を
示す説明図である。
【図5】偏波面の変化にともなう光ビートレベルの変化
の概念を示す説明図である。
【図6】従来の光伝送システムの一例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 発信局 1A 発信局 2 変調器 3 E/O変換器 3A 偏波面偏光器 3D 偏波面変調器 4 光カプラ 5 光伝送路 6 受信局 7 検波器 8 分配器 9 復調器 10 モニタ 16 磁局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04J 14/02 H04B 10/152 10/142 10/04 10/06 H04B 9/00 L (72)発明者 篠田 雪久 神奈川県横浜市鶴見区江ヶ崎町4番1号 東京電力株式会社システム研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発信局より変調された光信号がそ
    れぞれ発信されて一本の光ファイバに伝送され、これら
    の光信号が受信局の検波器により同時に検波され復調さ
    れて分配される光伝送システムであって、前記検波器に
    光信号の光源の波長差に応じて発生する光ビートの内
    で、前記光信号を変調している電気信号の伝送帯域に影
    響を与える光ビートの発生源となる発信局の光信号の光
    源を、前記複数の発信局の光信号の光源の偏波を変化さ
    せて検知することを特徴とする光伝送システム。
  2. 【請求項2】 光信号の光源の偏波を磁界により変化さ
    せて光信号を変調している電気信号の伝送帯域に影響を
    与える光ビートの発生源となる発信局の光信号の光源を
    検知することを特徴とする請求項1記載の光伝送システ
    ム。
  3. 【請求項3】 複数の発信局の光信号の光源の偏波の変
    化は偏波面変調器により行うことを特徴とする請求項1
    記載の光伝送システム。
  4. 【請求項4】 光信号の偏波を光ファイバに振動を加え
    て変化させ、光信号を変調している電気信号の伝送帯域
    に影響を与える光ビートの発生源となる発信局の光信号
    の光源を検知することを特徴とする請求項1又は請求項
    3記載の光伝送システム。
  5. 【請求項5】 光信号を変調している電気信号の伝送帯
    域に影響を与える光ビートの発生源となる発信局の光信
    号の光源を、複数の発信局の光信号の光源の偏波を変化
    させて検知し、前記検知した発信局の光信号の光源の波
    長を変えることによって光信号の光源の波長差に応じて
    発生する光ビートを前記光信号の伝送帯域に影響を与え
    ないようにすること特徴とする請求項1乃至請求項4記
    載の光伝送システム。
  6. 【請求項6】 複数の発信局と受信局が双方向光ファイ
    バ回線を有していて、複数の発信局の光信号の光源の偏
    波を変化させる制御及び発信局の光信号の光源の波長を
    変える制御を受信局から発信局への光ファイバ回線を用
    いて行い、光信号の光源の偏波の変化の検知を前記複数
    の発信局から受信局への光ファイバ回線を用いて行うこ
    と特徴とする請求項5記載の光伝送システム。
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