JP3014580B2 - 光伝送方法 - Google Patents

光伝送方法

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JP3014580B2
JP3014580B2 JP6043113A JP4311394A JP3014580B2 JP 3014580 B2 JP3014580 B2 JP 3014580B2 JP 6043113 A JP6043113 A JP 6043113A JP 4311394 A JP4311394 A JP 4311394A JP 3014580 B2 JP3014580 B2 JP 3014580B2
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武志 川口
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Tokyo Electric Power Co Inc
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0221Power control, e.g. to keep the total optical power constant

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光CATV、光ITV、
光伝送監視システム等における光伝送に利用される光伝
送方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】前記のような分野で利用される光伝送方
法には従来から各種あり、その一つとして図3(a)に
示す光伝送システムを利用する方法がある。図3(a)
の光伝送システムは複数(n箇所)の送信局1、1
・・・が数百mから数kmの距離で配置され、送信局1
が設置された各地点の映像を一つの受信局2で一括監視
できるようにした光伝送システムである。図3(a)の
各送信局1、1・・・には映像撮影用のカメラ1
1、変調器12、半導体レーザ3、光合波器14が設置
され、各送信局からの光信号は光ファイバ伝送路15に
より受信局2へ送られる。受信局2には受光器16、復
調器17、モニタテレビ18が設置されてなる。
【0003】図3(a)の各送信局1、1・・・の
映像信号は同図(a)の変調器12により特定の周波数
〜fの搬送波に乗せられ、この信号により半導体
レーザ3から発生される光信号が変調を受ける。搬送波
の周波数帯域は光伝送システムによって異なるが図3
(a)の光伝送システムでは0.4から2GHzの範囲
としている。図3(a)の各送信局1からの光信号は光
合波器14を通して光ファイバ伝送路15に導かれ、図
3(f){図3(a)のF点の波形}のように多重化さ
れて一括して受信局2の受光器16で受光される。そし
て受光器16からの電気信号は復調器17において前記
搬送周波数によって選別され、送信局別にモニタテレビ
18により映像の監視が行なわれる。なお、図3(a)
における実線の矢印は同軸ケーブルで伝送される電気信
号の流れを示し、破線の矢印は光ファイバで伝送される
光信号の流れを示す。
【0004】図3(a)のように複数の送信局1、1
・・・から送信される映像信号、即ち、二以上の光信
号を合波して多重伝送し、一つの受信局2で同時に受信
する光伝送システムにおいては、各送信局1、1
・・から受信局2の受光器16へ到達する光のレベルを
ほぼ同一に揃える必要がある。これは、受信局2から遠
く離れた送信局からの光信号ほど光ファイバ伝送路15
や光合波器14での通過損失が大きく、受信局2への到
達時に光レベルが減衰するので、それを均等化すると共
に、受信局2での各チャンネルに加わる雑音の影響を均
等化する必要があるためである。
【0005】そのため、従来の光伝送システムでは図3
(b)〜(e)に示すように光レベルの調整を行なって
いた。即ち、受信局2から遠く離れた送信局1ほど半導
体レーザ3のバイアス電流を高く設定して光出力を高く
保持し、受信局2に近い送信局1、1・・・ほど半
導体レーザ3のバイアス電流を低く設定して光出力を低
く保持して、受信局2の受光器16に到達する光レベル
が一定になるように調整していた。図3(b)〜(e)
はこのバイアス電流と光出力との関係を示すものであ
り、図3(b)は図3(a)のB点の説明図、(c)は
図3(a)のC点の説明図、(d)は図3(a)のD点
の説明図、(n)は図3(a)のN点の説明図である。
【0006】また、図3(a)のように二以上の光信号
を合波して多重伝送し、それを受光器16で検波する場
合、夫々の光信号間の波長の差に応じた周波数位置にビ
ートが生じる。しかもこのビート発生の周波数位置が搬
送波の周波数帯域と一致した場合は、そのビートが光信
号の品質を損なう原因になる。従って、この場合は各半
導体レーザ3の光波長を光信号の品質が所定以上に確保
される様に設定しなければならない。
【0007】ビートの中心周波数は光波長が1.55μ
m帯では、光波長差1nmあたり約125GHzである
ため、例えば0.01nmの波長差のレーザ光の組合わ
せがある場合は1.25GHz付近にビートが発生し、
搬送波の周波数帯域と一致することが知られている。従
って、ビートの問題を解決するためには合波されるレー
ザ光の波長間隔を十分にとり、搬送波の周波数帯域にビ
ートが発生しないような設計を行なう必要がある。
【0008】ビート雑音は波長間隔を十分広くとること
で解決されるが、波長間隔を必要以上に広げると他方に
おいて実用上いくつかの問題が生じる。例えば、50波
の光信号を合波する光伝送システムで波長間隔を2nm
に設定した場合は、100nmの幅で半導体レーザの波
長を制御する必要が生じる。しかし、半導体レーザの製
造工程上、この様な広い幅で波長の異なる半導体レーザ
を作製するためには著しくコストが高くなる。従って、
上記の波長間隔はむやみに広くするのではなく、ビート
が光信号の品質を劣化させない程度にできるだけ狭く設
計する必要がある。
【0009】本件発明者等がビート雑音について種々研
究を重ねる中で、波長間隔を狭くするためには半導体レ
ーザから発生する光の線幅の管理が重要であることが判
明した。個々の半導体レーザから出力される光の波長は
中心波長の前後に幅を有するので、波長間隔を設定する
際にはこの波長幅を考慮する必要がある。即ち、光のス
ペクトラムが広い波長範囲に亘る場合には、それに応じ
て上記の波長間隔を大きくとる必要がある。
【0010】図4に示すものは半導体レーザのバイアス
電流と光出力および光スペクトラムの関係を測定した例
である。ここでは波長帯1.55μmの分布帰還型レー
ザダイオードを使用しており、そのしきい値電流Ith
は約15mAである。この場合、図4(a)のA点のよ
うにバイアス電流の低い状態では図4(d)のようにス
ペクトラムの両脇に肩が生じる。これは半導体中の電子
濃度の揺らぎ等に起因するものである。このため光スペ
クトラムは広い波長範囲に亘る結果となる。半導体レー
ザのバイアス電流を図4(a)のB点、C点、D点のよ
うに増加することにより、B点では図4(c)のように
肩は大きく減少し、C点では図4(b)のように線幅が
一層狭くなる。
【0011】このような傾向は他の半導体レーザでも共
通に観測され、図3の従来の光伝送システムにおいて、
特に、図4(a)のA点のようにバイアス電流の低い条
件下で半導体レーザを使用した場合は、図4(a)のB
点、C点の電流条件で使用した場合に比べて雑音レベル
が上昇する。上の例では波長間隔を0.2nmに設定し
た場合、図4(a)のA点で使用した場合の雑音レベル
は図4(a)のB点、C点で使用した場合の雑音レベル
に対して10〜15dB程度大きくなった。このため波
長間隔をより大きくとる必要があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように半導体レー
ザのバイアス電流の調整により受信局2での光信号レベ
ルの均一化を行なう従来の光伝送方法では、半導体レー
ザから発生される光スペクトラム形状の変化を伴うため
波長間隔を狭めるのに限界があり、特に、送信局1の数
が増加するにつれて波長数が多くなるため問題は深刻化
する。また、図4(b)〜(d)で明らかなように電流
の調整は波長の変化を伴うので、前述の波長間隔の設計
が一層複雑になるという問題もあった。
【0013】本発明の目的は、半導体レーザから発生す
る光の線幅を狭く保ちながら光信号レベルの調整を行な
うことを容易にする方法を提供することにより、波長間
隔を狭く設定した場合にもビートによる光信号の品質劣
化が少なく、かつ、受信部での光レベルを一定に揃える
ことを可能とし、一つの光伝送システムで伝送できる光
波数(送信局の数)を多くでき、大規模な光伝送システ
ムを構築可能とする光伝送方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1の
光伝送方法は図1(a)に示す様に、複数の送信局
、1・・・における夫々の半導体レーザから被伝
送信号によって変調された光信号を発生し、この光信号
を一つの受信局において同時に受光して復調するように
した光伝送方法において、前記夫々の半導体レーザの光
出力端において同半導体レーザから出力される光信号の
レベルを調整して、受信局からの距離が異なる複数の送
信局1、1・・・の夫々から送信された光信号の光
レベルが受信局への到達時にほぼ均等化されるようにし
たものである。
【0015】本発明のうち請求項2の光伝送方法は各半
導体レーザから出力される光信号のレベルを光減衰用機
器により調整するものである。
【0016】本発明のうち請求項3の光伝送方法は送信
局1、1・・・の夫々の送信機器を可搬、取り外し
可能としたものである。
【0017】
【作用】本発明のうち請求項1の光伝送方法では、二以
上の半導体レーザ3から出力される光信号のレベルを半
導体レーザ3の光出力端において調整するので、各送信
局1の半導体レーザ3のバイアス電流はほぼ同一に設定
することができる。従って、二以上の半導体レーザ3の
バイアス電流を最適値、例えば同半導体レーザ3のしき
い値電流の1.5倍以上、5倍以下に設定すれば、線幅
50MHz以下の良好な光スペクトラムが得られる。ま
た、電流−光出力特性の直線性が損なわれることがな
く、ひいては信号の歪み成分が増大するとか、半導体レ
ーザの長期信頼性が損なわれるといったこともない。
【0018】さらに、線幅50MHz以下の良好な光ス
ペクトラムが得られるので、半導体レーザ3から出力さ
れる光信号の波長間隔を狭く(例えば0.2nm程度)
することもできる。
【0019】また、半導体レーザ3のバイアス電流はほ
ぼ同一に設定することができるので、半導体レーザから
発生される光スペクトラム形状が変化せず安定するの
で、半導体レーザ3から出力される光信号の波長間隔を
狭くすることができ、狭くしてもC/N比が劣化しな
い。
【0021】本発明のうち請求項2の光伝送方法では、
半導体レーザ3から出力される光信号のレベルを光減衰
用機器4により調整するので、同可変光減衰用機器4の
減衰量を調整するだけで手軽にレベル調整することがで
きる。特に、送信局1の数が増大した場合にも波長間隔
や信号レベルの設計、調整が簡略化されると同時に、良
好な光信号伝送品質が保持される。
【0022】
【実施例1】本発明の光伝送方法に使用される光伝送シ
ステムの一例を図1に基づいて説明する。図1に示すも
のは複数(n箇所)の送信局1が数百mから数kmの距
離で配置され、送信局1、1・・・が設置された各
地点の映像を一つの受信局2で一括監視できるようにし
た光伝送システムである。そして、図1の各送信局
、1・・・には映像撮影用のカメラ11、変調器
12、半導体レーザ3、光合波器14が設置され、各送
信局1、1・・・からの光信号は、光ファイバ伝送
路15により受信局2へ送られる。また、受信局2には
受光器21、復調器22、モニタテレビ23が設置され
てなる。
【0023】図1の光伝送システムにより光伝送を行う
には、各送信局1の映像信号を変調器により特定の周波
数fnの搬送波に乗せ、この信号により半導体レーザ3
から発生される光信号を変調する。搬送波の周波数帯域
は光伝送システムによって異なるが、図1の光伝送シス
テムでは0.4から2GHzの範囲としてある。図1の
各送信局1からの光信号は光合波器14により光ファイ
バ幹線(光伝送路)15に導かれ、多重化されて一括し
て受信局2の受光器16で受光される。受光器16から
の電気信号は復調器17において前記搬送周波数によっ
て選別され、送信局1ごとにモニタテレビ18により映
像の監視が行なわれる。
【0024】
【表1】
【0025】図1では送信局1から受信局2に至る光伝
送路15の光損失が表1の様に送信局1の位置(受信局
2までの距離)によって異なるため、その損失の大きさ
に応じて異なる減衰量(例えば表1の減衰量)が得られ
る光減衰用機器4を各送信局1の半導体レーザ3の光出
力端に設置し、この光減衰用機器4により各送信局1の
半導体レーザ3の光出力がほぼ同等であっても、受信局
2での受光レベルが表1の様に均一化されるようにして
ある。図1では光減衰用機器4として汎用の光減衰器を
使用したが、この光減衰用機器4は汎用の光減衰器に限
られるものでは無く、例えば、光カプラのように減衰器
として使用可能なものであれば、他の機器でも使用でき
る。
【0026】図1の半導体レーザ3には、例えば1.5
5μm帯のDFB(分布帰還型レーザ)が使用され、そ
の半導体レーザ3のしきい値電流Ithは約15mAで
ある。半導体レーザのバイアス電流は表1に示すように
4カ所の送信局1とも47mA程度としてある。
【0027】そして図1の光伝送システムを利用して本
発明の光伝送方法を実施する場合、図4に示すようにバ
イアス電流を半導体レーザ3のしきい値電流Ithの2
倍以上とすることにより線幅50MHz以下の良好な光
スペクトラムが得られることが判明した。バイアス電流
をしきい値電流Ithの4倍以上とすると図4に示すよ
うに電流−光出力特性の直線性が多少損なわれ、信号の
歪み成分が増大すると共に半導体レーザの長期信頼性に
も問題が生じることが見出された。そこで、この実施例
ではバイアス電流をIthの約3倍として用いた。な
お、バイアス電流は半導体レーザ3のしきい値電流It
hの1.5倍以上、5倍以下の範囲でも2倍以上、4倍
以下よりは多少劣るが、従来のバイアス電流を変える光
伝送方法よりは優れた電流−光出力特性の直線性、半導
体レーザの長期信頼性等が得られた。
【0028】また、本実施例では合波される4つの光の
波長間隔を約0.2nmとした。この場合、受信局2で
のC/N比(キャリア対ノイズ比)は20dB以上と極
めて良好であり、ビート雑音等の悪影響は観測されなか
った。
【0029】
【実施例2】本発明の光伝送方法に利用される光伝送シ
ステムの構成は必ずしも図1に示すものに限られるもの
ではなく、図2に示されるようなツリー状の光伝送シス
テムであってもよい。図2に示す光伝送システムは二以
上の送信局1、1・・・と一つの受信局2を備える
のは図1の場合と同じであるが、光伝送路15に至る光
信号多重の経路が図1と異なる。本発明の光伝送方法に
利用できる光伝送システムはその形態に拘らず、要は送
信局1の半導体レーザ3のバイアス電流を半導体レーザ
3のしきい値の1.5倍から5倍、好ましくは2〜4倍
の範囲に設定し、且つ、半導体レーザ3の出力側におい
てその光出力のレベル調整を行なうことによりビート雑
音を低減でき、また、光出力のレベル調整を容易に行う
ことができることが重要である。
【0030】本発明の光伝送方法は送信局1の入れ替え
が行なわれる可能性のある光伝送システムにも利用でき
る。例えば図1の第1の送信局1における映像撮影用
のカメラ11、変調器12、半導体レーザ3を、第3の
送信局1の映像撮影用のカメラ11、変調器12、半
導体レーザ3と入替えた場合にも、第1の送信局1
第3の送信局1の半導体レーザ3の出力がほぼ同一に
調整されてあれば、入れ替え後に新たにレベル調整を行
う必要がなく、短時間で送信局の入れ替えを行なうこと
ができる。このように送信局の位置に応じて可変光減衰
用機器4の減衰量を設定しておきさえすれば、送信機器
はどの送信局でも使用できる。従って、本発明の光伝送
方法は送信機器を可搬、取外し式とした光伝送システム
において実現することもできる。
【0031】実施例1、2では半導体レーザ3としてD
FBレーザを用いたが、光伝送システムの要求によって
は、それよりも安価なファブリペロレーザ等の他のレー
ザを用いることもできる。
【0032】
【発明の効果】本発明のうち請求項1の光伝送方法は、
二以上の半導体レーザ3から出力される光信号のレベル
を半導体レーザ3の光出力端において調整するものであ
って、半導体レーザ3のバイアス電流によって調整する
ものではないため、次の様な効果がある。.バイアス
電流を最適値に設定することができるので、線幅50M
Hz以下の良好な光スペクトラムが得られる。.線幅
50MHz以下の良好な光スペクトラムが得られるの
で、線幅が広い場合よりも半導体レーザ3から出力され
る光信号の波長間隔を狭くすることができる。ちなみ
に、光波長の間隔を0.2nmにまで近づけることが可
能となった。.光波長の間隔を狭くできる分だけ送信
局1の数を増やすこともできる。ちなみに、送信局30
カ所の光伝送システムで本発明の光伝送方法を実施した
ところ、波長間隔0.2nmでC/N比15dB以上が
確認された。.電流−光出力特性の直線性が損なわれ
ることがなく、ひいては信号の歪み成分が増大すると
か、半導体レーザの長期信頼性が損なわれることがな
い。.各送信局1の半導体レーザ3のバイアス電流は
変える必要が無く、ほぼ同一に設定することができる。
この結果、二以上の半導体レーザ3から発生される光ス
ペクトラム形状が変化せず安定する。この面からも半導
体レーザ3から出力される光信号の波長間隔を狭くする
ことができ、狭くしてもビート雑音の影響が大幅に軽減
され、C/N比が劣化せず、伝送される光信号の品質が
向上する。.各送信局1、1・・・の半導体レー
ザ3のバイアス電流はほぼ同一に設定し、各半導体レー
ザ3から出力される光信号のレベル調整は光減衰用機器
4の光減衰量の調整のみで実現できるため、機器の敷設
工事におけるバイアス電流を調整するための工程が大幅
に軽減される。
【0034】本発明のうち請求項2の光伝送方法では、
半導体レーザ3から出力される光信号のレベルを光減衰
用機器4により調整するので、レベル調整が容易にな
り、送信局1の数が多い場合でも波長間隔や信号レベル
の設計、調整が簡略化され、特に送信局数が多い光伝送
システム構築においては調整の工程が大幅に簡略化され
る。
【0035】本発明のうち請求項3の光伝送方法では、
送信機器を可搬、取り外し可能としたので、夫々の送信
局において当該送信局と受信局の距離に応じて減衰量が
設定されていれば、出力レベルがほぼ同一に調整された
半導体レーザ3を含む1つの送信機器を複数の送信局の
間で入れ替えてそのまま使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の光伝送方法の一実施例を示す
説明図、(b)は図1(a)のB点におけるバイアス電
流と光出力との関係を示す説明図、(c)は図1(a)
のC点におけるバイアス電流と光出力との関係を示す説
明図、(d)は図1(a)のD点におけるバイアス電流
と光出力との関係を示す説明図、(e)は図1(a)の
E点におけるバイアス電流と光出刀との関係を示す説明
図、(f)は図1(a)のF点における多重化光信号の
説明図。
【図2】本発明の本発明の光伝送方法の他の実施例を示
す説明図。
【図3】(a)は従来の光伝送方法の一実施例を示す説
明図、(b)は図3(a)のB点におけるバイアス電流
と光出力との関係を示す説明図、(c)は図3(a)の
C点におけるバイアス電流と光出力との関係を示す説明
図、(d)は図3(a)のD点におけるバイアス電流と
光出力との関係を示す説明図、(e)は図3(a)のN
点におけるバイアス電流と光出力との関係を示す説明
図、(f)は図3(a)のF点における多重化光信号の
説明図。
【図4】(a)はバイアス電流と光出力としき値電流と
の関係を示す説明図、(b)は図4(a)のC点におけ
る波長と光レベルと線幅との関係を示す説明図、(c)
は図4(a)のB点における波長と光レベルと線幅との
関係を示す説明図、(d)は図4(a)のA点における
波長と光レベルと線幅との関係を示す説明図。
【符号の説明】
1 送信局 2 受信局 3 半導体レーザ 4 光減衰用機器
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04J 14/00 14/02 (72)発明者 川口 武志 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古河電気工業株式会社内 (72)発明者 篠田 雪久 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東京電力株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−188391(JP,A) 特開 昭63−312732(JP,A) 特開 昭59−99829(JP,A) 特開 平5−235863(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 10/00 - 10/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の送信局1、1・・・における
    夫々の半導体レーザから被伝送信号によって変調された
    光信号を発生し、この光信号を一つの受信局において同
    時に受光して復調するようにした光伝送方法において、
    前記夫々の半導体レーザの光出力端において同半導体レ
    ーザから出力される光信号のレベルを調整して、受信局
    からの距離が異なる複数の送信局1、1・・・の夫
    々から送信された光信号の光レベルが受信局への到達時
    にほぼ均等化されるようにしたことを特徴とする光伝送
    方法。
  2. 【請求項2】 各半導体レーザから出力される光信号の
    レベルを光減衰用機器により調整することを特徴とする
    請求項1記載の光伝送方法。
  3. 【請求項3】 送信局1、1・・・の夫々の送信機
    器は可搬、取り外し可能であることを特徴とする請求項
    1又は請求項2記載の光伝送方法。
JP6043113A 1994-02-17 1994-02-17 光伝送方法 Expired - Lifetime JP3014580B2 (ja)

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