JPH08195585A - 電子部品自動装着装置 - Google Patents

電子部品自動装着装置

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JPH08195585A
JPH08195585A JP7004153A JP415395A JPH08195585A JP H08195585 A JPH08195585 A JP H08195585A JP 7004153 A JP7004153 A JP 7004153A JP 415395 A JP415395 A JP 415395A JP H08195585 A JPH08195585 A JP H08195585A
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cam follower
roller rest
cam
electronic component
automatic mounting
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Yoshinori Kano
良則 狩野
Kazutaka Kunimori
一敬 國森
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ローラレストに対し、カムフォロワーが乗り
移るとき及び/又は抜け出るときの衝撃を緩和すること
のできる電子部品自動装着装置を提供する。 【構成】 カムフォロワー29がローラレスト140に
乗り移るときには、ローラレストと円筒リブカムとの間
に寸法公差による段差があったとしても、ローラレスト
140の乗り移る側には案内傾斜面140aがあるの
で、スムーズに乗り移ることができるし、また、カムフ
ォロワーがローラレストから抜け出るときには、ローラ
レスト140の抜け出る側に同様の案内傾斜面140b
があるので、スムーズに抜け出ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロータリーテーブルの
外周部にチップ状電子部品の装着ヘッドを備える電子部
品自動装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ロータリーテーブルの装着ヘッ
ドに設けられた吸着ノズルにより、部品供給装置からチ
ップ状電子部品を取り出し、このチップ状電子部品の位
置ずれを認識装置により認識し、その認識した結果に基
づいて装着ヘッドを回動し、しかる後、電子部品をプリ
ント基板上に装着するようにした電子部品自動装着装置
は知られている(例えば、特開平3−78295号公報
参照)。
【0003】この種のものでは、装着ヘッドを回動させ
るときに、この装着ヘッドを支持する上下一対のカムフ
ォロワーを、円筒リブカムに案内させながら、前記装着
ヘッドを回動させるようになっている。
【0004】この円筒リブカムには切欠き部が設けら
れ、この切欠き部にはローラレストが配置され、このロ
ーラレストを一対のカムフォロワーが通過するときに、
該ローラレストと一体にカムフォロワーに支持される装
着ヘッドが一時的に昇降し、この装着ヘッドの昇降によ
って、部品供給装置からチップ状電子部品を取り出し
て、プリント基板上に装着するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成によれば、一対のカムフォロワーが円筒リブカムか
らローラレストに乗り移るとき、或いは、上下一対のカ
ムフォロワーがローラレストから抜け出るとき、このロ
ーラレストと円筒リブカムとの間に生じる段差に起因す
る衝撃が発生するという問題がある。
【0006】この衝撃が発生すると、振動が発生するの
で、チップ状電子部品の取り出し又は装着に関する動作
が不安定になると共に吸着している部品がずれる。
【0007】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、ローラレストに対し、カ
ムフォロワーが乗り移るとき及び/又は抜け出るときの
衝撃を緩和することのできる電子部品自動装着装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、円筒リブカムに沿って移動する上下一対のカムフォ
ロワーが、前記円筒リブカムの切欠き部に配置されるロ
ーラレストを通過するときに、該ローラレストと一体に
前記カムフォロワーに支持される装着ヘッドが一時的に
昇降し、この装着ヘッドの昇降により部品供給装置から
チップ状電子部品を取り出し、該チップ状電子部品をプ
リント基板上に装着する電子部品自動装着装置におい
て、前記カムフォロワーが乗り移る側、及び/又は抜け
出る側の前記ローラレストの一部分に、前記カムフォロ
ワーを案内するための案内傾斜面を形成したことを特徴
とするものである。
【0009】請求項2に記載の発明は、前記案内傾斜面
は、下部のカムフォロワーが乗り移る側、及び/又は抜
け出る側の前記ローラレストの一部分に形成されること
を特徴とするものである。
【0010】請求項3に記載の発明は、前記ローラレス
トは、前記カムフォロワーが乗り移る側、及び/又は抜
け出る側の一部分に、前記カムフォロワーの一部分だけ
が通過する幅狭の案内部を備え、この案内部に、前記案
内傾斜面が形成されることを特徴とするものである。
【0011】請求項4に記載の発明は、前記ローラレス
トは、前記案内部を含むために、略T字形に形成される
ことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】請求項1〜4に記載の発明によれば、カムフォ
ロワーがローラレストに乗り移るときには、ローラレス
トと円筒リブカムとの間に寸法公差による段差があった
としても、ローラレストの乗り移る側には案内傾斜面が
あるので、スムーズに乗り移ることができるし、また、
カムフォロワーがローラレストから抜け出るときには、
ローラレストの抜け出る側に同様の案内傾斜面があるの
で、スムーズに抜け出ることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明による電子部品自動装着装置の
一実施例を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
【0014】図1及び図2において、100はチップ状
電子部品の自動装着装置を示している。この電子部品自
動装着装置100は、電子部品供給セクション101
と、取出しセクション102と、装着セクション103
とからなっている。
【0015】まず、電子部品供給セクション101につ
いて説明する。電子部品供給セクション101は部品供
給台1を有し、この供給台1にはナット3を介してボー
ルねじ5が螺合されている。このボールねじ5はカップ
リング6を介してモータ7につながれており、このモー
タ7によりボールねじ5が駆動されると、部品供給台1
は一対のリニアガイド9,9に案内されてX方向に往復
動するようになっている。
【0016】この供給台1には複数の部品供給装置11
が設けられ、この部品供給装置11にはレバー13(図
1)が設けられている。
【0017】このレバー13は昇降レバー15に係合
し、この昇降レバー15が昇降すると、上記レバー13
が揺動するようになっている。レバー13が揺動する
と、テープリール17に巻回されたテープが、後述する
取出しセクション102へ向けて繰り出され、テープに
収納されたチップ状部品が、取出しセクション102の
部品吸着位置I(図2)に供給されるようになってい
る。
【0018】取出しセクション102は、間欠的回転が
可能なロータリーテーブル21(図1)を備え、このロ
ータリーテーブル21の外周部には、等間隔ピッチで、
複数の装着ヘッド23,23…23が取付けられてい
る。
【0019】各装着ヘッド23はヘッド昇降テーブル2
6の下端に取付けられ、ヘッド昇降テーブル26は一対
のレール28に取付けられている。一対のレール28
は、ロータリーテーブル21の外周部に固定されたナッ
ト部材27によって昇降自在に支持されている。
【0020】ヘッド昇降テーブル26の上端には取付板
25が固定され、この取付板25は上方に延出して、そ
の上端部25aには、後述するように、一対のカムフォ
ロワー29が取付けられている。
【0021】一対のカムフォロワー29は、支持台30
の外周に固定された円筒リブカム31を上下から挟持し
ており、上述したロータリーテーブル21が回転する
と、取付板25に固定された装着ヘッド23は、カムフ
ォロワー29を介して円筒リブカム31のプロフィール
に従って昇降しながら、上述したロータリーテーブル2
1と一体的に回転するようになっている。
【0022】円筒リブカム31は、図8に示すように、
二か所が切欠かれており(一か所のみ図示する)、その
二か所のいずれかに、一対のカムフォロワー29が乗り
込むと、カム131の駆動により動作する昇降機構13
3を通じて、切欠き部に配置された昇降体32が昇降
し、この昇降体32と一体に装着ヘッド(図1の符号2
3)が昇降するようになっている。
【0023】昇降機構133は、ピン134を介して揺
動自在に支持されるレバー135を備えている。このレ
バー135の一端135aにはカムフォロワー136が
設けられ、このカムフォロワー136にはカム131が
当接し、このカム131の動作に従って、その一端13
5aが押し下げられると、ばね137のばね力に抗し
て、レバー135の他端135bが押し上げられるよう
になっている。このレバー135の他端135bにはロ
ーラ137が係合し、このローラ137は垂直レール1
38に取付けられ、この垂直レール138はフレーム1
44に固定された一対のガイド139に沿って昇降する
ようになっている。
【0024】この垂直レール138の下端には、後述す
るように、本実施例の要部を構成するところのローラレ
スト140が取付けられ、このローラレスト140は、
円筒リブカム31の切欠き部に配置されるようになって
いる。このローラレスト140と垂直レール138とは
上記の昇降体32を構成する。
【0025】図8及び図9を参照して、昇降体32は、
部品取り出し不要時にはクラッチレバー141を介して
上限の位置に保持されている。
【0026】円筒リブカム31に沿って移動する一対の
カムフォロワー29が、図示のように、ローラレスト1
40に乗り込むと、垂直レール138は図示を省略した
ばねにより常に下方に付勢されるので、カム131のプ
ロフィールに従って、図10及び図11に示すように、
レバー135は時計回りに回動する。これによれば、垂
直レール138とローラレスト140とからなる昇降体
32が下降し、この昇降体32と一体に取付板25が下
降し、この取付板25にヘッド昇降テーブル26を介し
て固定された装着ヘッド23が下降する。
【0027】一対のカムフォロワー29は上述したよう
に取付板25の上端部25aに取付けられる。上部のカ
ムフォロワー29aは、取付板25に直接取付けられ、
下部のカムフォロワー29bは、レバー143に取付け
られ、このレバー143は、ピン142を介して取付板
25に取付けられ、レバー143は更にばね145を通
じて上方へ付勢されている。
【0028】円筒リブカム31の切欠き二か所は、図2
を参照して、電子部品の吸着位置Iと装着位置III の二
か所に相当する。
【0029】吸着位置Iでは、供給される電子部品を取
り出すために装着ヘッド23が昇降し、装着位置III で
は、後述するように取り出した電子部品をプリント基板
上に装着するために装着ヘッド23が昇降する。
【0030】装着ヘッド23は、図3に示すように、ス
テータ35と、そこにベアリング36を介して嵌め込ん
だロータ37とからなるパルスモータ39を備え、この
パルスモータ39により、装着ヘッド23は、それ自体
が回動自在に形成されている。
【0031】ロータ37の外周には、全周に亘って永久
磁石43が埋め込まれ、この永久磁石43の上下には、
当該永久磁石43によって磁化される鉄心45が周方向
に凹凸を繰り返して設けられている。また、ステータ3
5の内周には鉄心47が設けられ、この鉄心47には、
周方向に適当な間隔をあけて突部が形成されており、こ
の突部の周りにはコイル49が巻かれている。
【0032】このコイル49には、詳細は後述するが、
ロータリーテーブル21の上方に配置された駆動ユニッ
ト200からのパルス電流が流され、このパルス電流が
流されることにより、永久磁石43に磁化された鉄心4
5の凸部との間に反発力が生じ、これによって装着ヘッ
ド23を構成するロータ37は、パルス電流のパルス数
に応じて所定角度量回転するようになっている。
【0033】装着ヘッド23を構成するロータ37に
は、6本の吸着ノズル51が(2本だけを図示する)、
周方向に等間隔に、しかも上下に貫通して、昇降可能に
設けられている。夫々の吸着ノズル51には真空吸引孔
53があけられ、この真空吸引孔53は途中で吸着ノズ
ル51の横孔55に連通し、この横孔55は、吸着ノズ
ル51の上下方向の位置に応じて、連通孔56を介し
て、ロータ37の中央の真空室57に連通するようにな
っている。
【0034】具体的には、図中の右側のノズル51の位
置で、横孔55は連通孔56を介して真空室57に連通
し、図中の左側のノズル51の位置で、横孔55は真空
室57に連通しない。この真空室57はロータ37にあ
けられた孔58を通じて真空チューブ59(図1)につ
ながり、この真空チューブ59は真空発生器(図示せ
ず)につながれる。
【0035】吸着ノズル51の上端には係合体61が一
体的に形成され、この係合体61はばね62を介して下
方に付勢されている。係合体61の上端61aはレバー
63の下端63aに係合可能になっており、このレバー
63は、ロータ37から上方に一体的に延びる固定部3
7aにピン65を介して連結されている。レバー63の
上端63bはばね67により外方に付勢され、この付勢
力によって係合体61とレバー63との係合力が保持さ
れる。
【0036】つぎに、取出しセクション102の作用を
説明する。吸着ノズル51(図中で右側のノズル)が、
ロータリーテーブル21の回転に伴って、取出しセクシ
ョン102の吸着位置Iに到達すると、ロータリーテー
ブル21の回転が一旦停止され、上述のように装着ヘッ
ド23が降下し、吸着ノズル51の先端にチップ状部品
300が吸着される。このときには、吸着ノズル51の
横孔55は、連通孔56を介して、真空室57に連通す
るので、真空吸引孔53には真空が発生する。
【0037】チップ状部品300が吸着されると、装着
ヘッド23が上昇して、ロータリーテーブル21が再び
回転される。
【0038】図2を参照して、チップ状部品300を吸
着した装着ヘッド23が、ロータリーテーブル21の回
転に伴って、部品認識位置IIに到達すると、部品認識装
置69が作動し、吸着ノズル51に対するチップ状部品
300の位置ずれが認識される。チップ状部品300の
位置がずれていれば、装着位置III までのいずれかのセ
クションで位置ずれが修正される。この修正のセクショ
ンについては図示とともに説明を省略する。
【0039】チップ状部品300を吸着した装着ヘッド
23が、位置ずれを修正した後に、ロータリーテーブル
21の回転に伴って、装着位置III に到達すると、ロー
タリーテーブル21の回転が停止され、上述のように装
着ヘッド23が降下し、吸着ノズル51先端のチップ状
部品300が、後述する電子部品装着セクション103
のプリント基板上に装着される。
【0040】チップ状部品300がプリント基板上に装
着されると、ロータリーテーブル21が回転し、装着位
置III のつぎのステーションに送られ、そのステーショ
ンでは装着ヘッド23が下がり、図示を省略した当接台
に吸着ノズル51の先端が当たり、その吸着ノズル51
は押し上げられ、係合体61の上端61aがレバー63
の下端63aに係合し、その吸着ノズル51は、図3の
図中左側の吸着ノズル51のようにホールドされる。
【0041】電子部品装着セクション103は、図2を
参照し、Y軸モータ71によりY方向に移動するYテー
ブル73と、このYテーブル73上でX軸モータ75に
よりX方向に移動し、結果的にはXY方向に移動するX
Yテーブル77とを備えている。このXYテーブル77
上には、隣接する供給部(図示せず)から糊付けされた
プリント基板79が供給され、このプリント基板79上
には、上述のチップ状電子部品が装着される。
【0042】また、この実施例によれば、装着ヘッド2
3のパルスモータ39を駆動するための駆動ユニット2
00が、図4〜図6に示すようにロータリーテーブル2
1の上方にまとめて配置され、しかも図7に示すように
電気配線が一枚のマザーボード210を用いて配線され
る。
【0043】即ち、ロータリーテーブル21の出力軸8
1は、図1に示すように、インデックスユニット83を
貫通して上方に延出し、図4に示すように、出力軸81
の端部81aには、ドライバーボックス固定ブロック8
5が固定されている。
【0044】この固定ブロック85には出力軸ブロック
87が固定され、この出力軸ブロック87にはカップリ
ング89を介してスリップリング91の回転軸93が対
向配置される。カップリング89は出力軸81と回転軸
93の各軸が一致しなくても、回転力を伝達できる。ま
た、95はスリップリング固定板であり、これにより、
スリップリング91は固定されている。
【0045】ドライバーボックス固定ブロック85に
は、ねじ86を介して、ドライバーボックスカバー18
7が取付けられ、このカバー187と固定ブロック85
との間には、マザーボード取付板88が介装される。こ
のマザーボード取付板88には、図5〜図6に示すよう
に、ねじ96を介して、基板取付板97が固定され、こ
の基板取付板97には、装着ヘッド23のパルスモータ
39と同数のドライバー基板98、及びローカルコント
ロール基板99が取付けられる。また、マザーボード取
付板88には、図4に示すように、複数のカラー111
を介して、一枚のマザーボード210がねじ止めされて
いる。
【0046】このマザーボード210のコネクタ210
aには、図4、及び図7に示すように、ローカルコント
ロール基板99のコネクタ99aがつながれ、ローカル
コントロール基板99とドライバー基板98とはコネク
タコード113を介してつながれる。このドライバー基
板98と上述した各パルスモータ39のコイル49(図
3)とは、コネクタコード115を介してつながれる。
【0047】また、マザーボード210のコネクタ21
0bには、駆動用、及び通信用のコード116がつなが
れ、このコード116は、スリップリング91を介し
て、電源供給部117、及びCPU119につながれ、
CPU119にはROM121、及びRAM123がつ
ながれる。図5において、125は減速機、127は入
力軸である。
【0048】しかして、この実施例によれば、円筒リブ
カム31に沿って移動する一対のカムフォロワー29
が、昇降体32のローラレスト140を通過するときに
発生する衝撃を緩和する工夫に特徴がある。
【0049】図12を参照して、ローラレスト140の
一部分、即ちカムフォロワー29が乗り移る側、及び抜
け出る側のローラレスト140の一部分には、下部のカ
ムフォロワー29bを案内するための案内傾斜面140
a,140bが形成されている。このローラレスト14
0を平面的に見ると、図13に示すようになっており、
該ローラレスト140は、円筒リブカム31に形成され
た切欠き部31a内に配置されている。ローラレスト1
40は断面が略T字形を呈し、ローラレスト140の外
周部には、両側に延びる幅狭の案内部151が形成され
ている。そして、上述の案内傾斜面140a,140b
は、この両側に延びる案内部151に形成されている。
該案内部151を含むために、ローラレスト140は上
記のように断面が略T字形に形成され、そのために円筒
リブカム31に形成される切欠き部31aもまた、同様
に略T字形に形成されている。
【0050】ローラレスト140を切欠き部31a内に
配置するときには、図12に示すように、上面Aを一致
させるように配置するので、寸法公差による円筒リブカ
ム31とローラレスト140間の段差は下面Bに現われ
る。
【0051】図14を参照して、円筒リブカム31に沿
って移動する一対のカムフォロワー29が、ローラレス
ト140に乗り移るときには、下部のカムフォロワー2
9bは、案内傾斜面140aに案内されて乗り移る。こ
のとき、下部のカムフォロワー29bは、レバー143
に支持され、ピン142の回りを揺動し、ばね145の
ばね力に抗して上下動する。
【0052】乗り移るときには、円筒リブカム31の下
面と同じ位置にある案内傾斜面140aに乗り移るの
で、乗り移り時の衝撃は緩和され、カムフォロワー29
bはローラレスト140にスムーズに乗り移る。
【0053】図15を参照して、乗り移るときには、ま
ず第一段階として、カムフォロワー29bの一部分(ほ
ぼ半分)が、案内部151の案内傾斜面140aに乗り
移り、案内部151を越えた後、第二段階として、カム
フォロワー29bの全部がローラレスト140に乗り移
る。従って、これによってもカムフォロワー29bの乗
り移り時の衝撃は十分に緩和される。
【0054】乗り移りが完了すると、図16及び図17
に示すように、一対のカムフォロワー29は、完全にロ
ーラレスト140上に位置し、このとき、カムフォロワ
ー29の移動は一時的に停止され、切欠き部31a内
で、ローラレスト140とカムフォロワー29とは一体
に昇降する。
【0055】以上は、カムフォロワー29の乗り移り時
の動作であるが、カムフォロワー29の抜け出し時に
も、上記とほぼ同様の動作が行われ、案内傾斜面140
bを使い、スムーズな抜け出しが可能になる。
【0056】以上、一実施例に基づいて本発明を説明し
たが、本発明は、これに限定されるものではない。種々
の変形が可能である。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜4に記
載の発明によれば、ローラレストの一部分に案内傾斜面
を形成したので、カムフォロワーの乗り移り時、及び抜
け出し時の衝撃が緩和され、カムフォロワーのスムーズ
な移動が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子部品自動装着装置の一実施例
を示す側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】装着ヘッドを示す一部破断側面図である。
【図4】駆動ユニットを示す側面図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】ドライバーボックスを示す半分平面図である。
【図7】制御ブロック図である。
【図8】昇降体(ローラレスト)の昇降機構を示す正面
図である。
【図9】図8の側面図である。
【図10】昇降体(ローラレスト)の昇降機構を示す正
面図である。
【図11】図10の側面図である。
【図12】ローラレストを示す側面図である。
【図13】図12の平面図である。
【図14】乗り移り時のローラレストを示す側面図であ
る。
【図15】図14の平面図である。
【図16】乗り移り後のローラレストを示す側面図であ
る。
【図17】図16の平面図である。
【符号の説明】
21 ロータリーテーブル 23 装着ヘッド 29 カムフォロワー 29b 下部のカムフォロワー 31 円筒リブカム 31a 切欠き部 32 昇降体 133 昇降機構 140 ローラレスト 140a,140b 案内傾斜面 151 案内部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒リブカムに沿って移動する上下一対
    のカムフォロワーが、前記円筒リブカムの切欠き部に配
    置されるローラレストを通過するときに、該ローラレス
    トと一体に前記カムフォロワーに支持される装着ヘッド
    が一時的に昇降し、この装着ヘッドの昇降により部品供
    給装置からチップ状電子部品を取り出し、該チップ状電
    子部品をプリント基板上に装着する電子部品自動装着装
    置において、前記カムフォロワーが乗り移る側、及び/
    又は抜け出る側の前記ローラレストの一部分に、前記カ
    ムフォロワーを案内するための案内傾斜面を形成したこ
    とを特徴とする電子部品自動装着装置。
  2. 【請求項2】 前記案内傾斜面は、下部のカムフォロワ
    ーが乗り移る側、及び/又は抜け出る側の前記ローラレ
    ストの一部分に形成されることを特徴とする請求項1に
    記載の電子部品自動装着装置。
  3. 【請求項3】 前記ローラレストは、前記カムフォロワ
    ーが乗り移る側、及び/又は抜け出る側の一部分に、前
    記カムフォロワーの一部分だけが通過する幅狭の案内部
    を備え、この案内部に、前記案内傾斜面が形成されるこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の電子部品自動装
    着装置。
  4. 【請求項4】 前記ローラレストは、前記案内部を含む
    ために、略T字形に形成されることを特徴とする請求項
    3に記載の電子部品自動装着装置。
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