JPH08194918A - 薄膜磁気ヘッド - Google Patents

薄膜磁気ヘッド

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JPH08194918A
JPH08194918A JP2459295A JP2459295A JPH08194918A JP H08194918 A JPH08194918 A JP H08194918A JP 2459295 A JP2459295 A JP 2459295A JP 2459295 A JP2459295 A JP 2459295A JP H08194918 A JPH08194918 A JP H08194918A
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JP
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layer
magnetic pole
pole layer
insulating layer
coil
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JP2459295A
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Masahiro Egawa
雅洋 頴川
Hiroyuki Ouchi
浩之 大内
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FDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コイル層の段数に関係なく、ヨークの一部分
であるコアの幅寸法が精度の高いものとなる薄膜磁気ヘ
ッドを提供すること 【構成】 基板21の上面に下部絶縁層22と下部磁極
層25を形成する。この時、下部絶縁層の端部上に下部
磁極層の端部を重ねる。この重ね合わせた部分が、下部
磁極層と上部磁極層31との接続部分となる。このよう
に下部磁極層が持ち上がることにより、下部磁極層と上
部磁極層の接続部分を形成する孔部30の底面は浅くな
るので、上部磁極層形成時に孔部内に入り込むレジスト
厚が薄く、露光量が小さくても孔部内のレジストを除去
でき、露光過多になることがない。よって上部磁極層を
精度よくパターンニングでき、たとえコア幅が狭いもの
でも、精度よく製造できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、HDDやコンピュータ
等の磁気記録装置に用いられる薄膜磁気ヘッドに関する
もので、より具体的には、薄膜磁気ヘッドのヨークを構
成している上部磁極層と下部磁極層との接続構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の薄膜磁気ヘッドとしては、図4に
示すように、基板1の上面に、リフトオフ等の処理によ
って第1下部磁極層2,第2下部磁極層3が順次積層形
成されている。そして、係る第1下部磁極層2と第2下
部磁極層3から下部磁極層4が形成されている。基板1
の露出面及び下部磁極層4の上面には、ギャップ層とな
る非磁性材層5が形成され、さらに、非磁性材層5の上
面で、下部磁極層4と上下方向で重ならない所定位置に
下部絶縁層6が形成されている。
【0003】そして、非磁性材層5及び下部絶縁層6の
上面に第1絶縁層7を所定形状に形成され、その上部に
所定巻数のコイル層8及びそのコイル層8を覆う第2絶
縁層9が形成されている。コイル層8,第2絶縁層9は
所定段数で積層形成され、上下に隣り合った層に形成さ
れたコイル層8同士は所定位置で接続されており、1本
のコイルを形成している。
【0004】ヨークの一部となるコアを設けるために、
第2絶縁層9のパターンニングに際して、コイル層8,
第2絶縁層9の中心に孔部10が形成されている。そし
て、第2絶縁層9の上面には所定形状にパターンニング
された上部磁極層11がパーマロイ等の磁性体によって
形成されている。
【0005】係る上部磁極層11の形成方法について説
明すると、最上層の第2絶縁層9を形成後、全面または
所定部位に所定の金属を蒸着などしてメッキベースを形
成し、その上面にレジストを塗布する。そして、露光現
像処理によって所定パターン形状にレジストを除去して
メッキベースを露出させ、その露出したメッキベース上
にメッキを施し、パーマロイ等の磁性体を成膜する。こ
れにより上部磁極層11が形成される。このとき、上部
磁極層11の形成に使用された磁性体はコイル層8,第
2絶縁層9の中心に形成された孔部10内壁面に付着さ
れることによって、上部磁極層11と下部磁極層4が接
続されて、ヨークを構成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の薄膜磁気ヘッドでは、上部磁極層11と下部磁
極層4の接続部分を形成する場合、上部磁極層11の形
成時に塗布されるレジストは下部磁極層4と上部磁極層
11の接続部分となる深い段差をもつ孔部10に入り込
むため、そこに入り込んだレジストを除去するために
は、露光量を強くする必要が生じる。
【0007】しかし、この工程で同時に薄膜磁気ヘッド
の特性を左右するヨークの幅(コア幅)も決定される。
そして、このコア幅を決定する部分の上に塗布されるレ
ジストは、上記接続部分側の孔部10内に塗布されるレ
ジストに比べ十分薄い。したがって、孔部10内のレジ
ストを感光させるために高エネルギーの露光による露光
現像処理を行うと、それ以外のレジスト部分が感光され
すぎて、必要以上に露光面が広がり所定の幅以上にレジ
ストを除去してしまうおそれがある。その結果、コア幅
の寸法精度に支障をきたしてしまうおそれがあった。ま
た、そのように露光量が大きくなると、それにともない
露光時間が長くなり、生産性が低下する。
【0008】一方、上記とは逆に露光量を小さくする
と、コア幅の寸法精度を正確に出すことができるが、そ
うすると孔部10内のレジストを完全に除去できず上部
磁極層11と下部磁極層4の導通が不完全になり、不良
品の発生に伴う歩留まりが低下する。
【0009】また、コイル層8の段数が3層,4層等と
増加すると、上部磁極層11と下部磁極層4との接続部
位である孔部10の深さがますます深くなるので、上記
問題がより顕著になる。
【0010】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、上記した問題点を解
決し、磁極層の形成時に上部磁極層と下部磁極層の接続
部の寸法精度を向上させるために最適なエネルギーでの
露光をレジストに行うことのできる薄膜磁気ヘッドを提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明に係る薄膜磁気ヘッドでは、基板上に、下
部磁極層,下部絶縁層,ギャップ用の非磁性層が形成さ
れ、前記下部絶縁層及び前記ギャップ用の非磁性層の上
面に、所定数のコイル層およびそのコイル層の上下に配
置された絶縁層が積層形成され、最上層の絶縁層の上面
に前記下部磁極層と導通する上部磁極層を備えた薄膜磁
気ヘッドであって、前記下部絶縁層の上面に、前記下部
磁極層の前記上部磁極層との接続部位が重なるように形
成した。
【0012】また、別の解決手段としては、基板上に、
下部磁極層,下部絶縁層,ギャップ用の非磁性層が形成
され、前記下部絶縁層及び前記ギャップ用の非磁性層の
上面に、所定数のコイル層およびそのコイル層の上下に
配置された絶縁層が積層形成され、最上層の絶縁層の上
面に前記下部磁極層と導通する上部磁極層を備えた薄膜
磁気ヘッドであって、少なくとも前記絶縁層に形成され
た上下に貫通する孔部内に磁性体からなる接続部を形成
し、その接続部を介して前記下部磁極層と前記上部磁極
層とを接続するようにしてもよい。
【0013】さらに別の解決手段としては、上記2つの
特徴を組み合わせ、基板上に、下部磁極層,下部絶縁
層,ギャップ用の非磁性層が形成され、前記下部絶縁層
及び前記ギャップ用の非磁性層の上面に、所定数のコイ
ル層およびそのコイル層の上下に配置された絶縁層が積
層形成され、最上層の絶縁層の上面に前記下部磁極層と
導通する上部磁極層を備えた薄膜磁気ヘッドにおいて、
前記下部絶縁層の上面に、前記下部磁極層の前記上部磁
極層との接続部位が重なるように形成され、かつ、少な
くとも前記接続部位に対応する位置の前記絶縁層に形成
された上下に貫通する孔部内に磁性体からなる接続部を
形成し、その接続部を介して前記下部磁極層と前記上部
磁極層とを接続するようにしてもよい。
【0014】
【作用】請求項1に記載された発明では、下部磁極層の
上部磁極層との接続部位となる、コイル層及びそのコイ
ル層を覆う絶縁層の中心部に形成された孔部の底面が、
下部絶縁層の厚み分押し上がっている(孔部の深さが浅
くなる)ため、製造時に上部磁極層の形成に使用される
レジストへの露光現像処理が高いエネルギーでの露光を
行う必要がなくなる。すなわち、小さな露光量に基づく
露光現像処理にて孔部内のレジストを除去でき、上部磁
極層と下部磁極層が確実に接続される。また必要以上に
露光されることがなく、所望のコア幅が得られる。さら
に、露光量が小さくてすむので、露光時間が短時間にな
る。
【0015】請求項2に記載された発明では、下部磁極
層と上部磁極層の接続部位となるコイル層及びそのコイ
ル層を覆う絶縁層の中心部に形成された孔部内に、所定
形状の接続部を磁性体で形成する。この接続部は、上部
磁極層と別工程で製造可能となるので、露光量を大きく
しても上部磁極層の寸法形状(コア幅)への影響はな
い。よって確実にその孔部内に入り込んだレジストを除
去することができ、下部磁極層と上部磁極層が確実に接
続される。これは、コイル層の層数が増加しても露光量
を増加すれば孔部内のレジストは確実に除去されるの
で、コイル層の層数に関係なく、接続部が形成される。
そして上記接続部の製造工程とは別に、その後所望の露
光量で露光現像することにより、上部磁極層に必要な所
望形状のレジストパターンが形成できる。
【0016】請求項3に記載された発明では、上記した
ように下部磁極層と上部磁極層との接続部位となるコイ
ル層及びそのコイル層を覆う絶縁層の中心部に形成され
た孔部の底面が、下部絶縁層の厚み分押し上がり(孔部
の深さが浅くなり)、また、下部磁極層と上部磁極層と
の接続部位に接続部を磁性体で形成することで上部磁極
層と下部磁極層の接続が確実にとられる。また、コイル
層及びそのコイル層を覆う絶縁層の層数を多くしても、
上部磁極層形成時には高エネルギーによる露光を行う必
要がなくなる。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係る薄膜磁気ヘッドの好適な
実施例を添付図面を参照にして詳述する。本発明に係る
薄膜磁気ヘッドの第1実施例では、図1に示すように、
基板21の上面所定位置に下部絶縁層22と下部磁極層
25が形成される。この下部絶縁層22の一部が下部磁
極層25の上に重なるように形成されている。そして、
上記重ね合わせる位置は、少なくとも上下の磁極層の接
続部分を含む位置とする。
【0018】上記下部磁極層25は、本例では、比較的
面積の大きな第1下部磁極層23と、その第1下部磁極
層23の上面所定位置に形成される第2下部磁極層24
とから構成され、上記下部磁極層25と下部絶縁層22
との重合部分には、第1,第2下部磁極層23,24が
存在し、ギャップ部分となる先端側には第1下部磁極層
23のみが存在するように構成される。
【0019】これら、下部絶縁層22及び下部磁極層2
5の上面に、ギャップ層となる非磁性層26が形成され
ている。さらにその非磁性層26の上部には、コイル層
の形成基板となる第1絶縁層27が形成され、その上面
には所定形状にパターンニングされたコイル層28とそ
のコイル層28を覆うように第2絶縁層29が形成され
ている。そして、コイル層28とそのコイル層28を覆
う第2絶縁層29は2層形成されており、上下のコイル
層28同士は所定位置で連結され、1本のコイル層を形
成している。すなわち、1つの第1絶縁層27と所定数
の第2絶縁層29が本発明における絶縁層を構成する。
【0020】下部絶縁層22と下部磁極層25の重合部
分の上方に位置する非磁性層26,第1絶縁層27,第
2絶縁層29の部分には、孔部30を形成している。こ
の孔部30を含む最上層の絶縁層29の上面所定位置に
はパーマロイ等の磁性体からなる所定形状にパターンニ
ングされた上部磁極層31が形成されており、その上部
磁極層31の形成時に、その磁性体が孔部30の内壁面
および底部に成膜されることによって、下部磁極層25
と上部磁極層31が接続され、ヨークを形成している。
そして、係る接続部分が本発明に係る薄膜磁気ヘッドの
コアとなる。
【0021】上記したように、本実施例における薄膜磁
気ヘッドでは、孔部30の底面が下部絶縁層22の厚み
分だけ高くなっているので、上部磁極層31のパターン
ニングをおこなう際に塗布されるレジストが孔部30に
入り込んでも、孔部30の深さが下部絶縁層22の厚み
分浅いため、レジストを除去するために行う露光現像処
理が小さなエネルギーの露光ですむ。
【0022】図2は、本発明に係る薄膜磁気ヘッドの第
2実施例を示している。同図に示すように、基板41の
上面所定位置には第1下部磁極層42,第2下部磁極層
43を順次積層形成して下部磁極層44が形成されてい
る。
【0023】下部磁極層44及び基板41の上面に、ギ
ャップ層となる非磁性層46が形成され、非磁性層46
の上面で、下部磁極層44と上下方向で重ならない位置
に下部絶縁層47が形成されている。
【0024】下部磁極層44の上面及び下部絶縁層47
の上面に第1絶縁層48が形成され、その上面にコイル
層49及びそのコイル層49を覆うように形成された絶
縁層50が3層に形成されている。この3層のコイル層
49は、図示省略するが、上下方向で隣り合った同士で
所定位置で連結され、1本のコイル層を形成している。
そして、最上段の第2絶縁層50の上面所定位置に上部
磁極層51が所定パターンに形成されている。
【0025】ここで本発明では、非磁性層46,第1,
第2絶縁層48,50の所定位置に孔部52が形成され
るが、この孔部52内に、上部磁極層51とは別に予め
パーマロイ等の磁性体からなる接続部53を設ける。こ
の接続部53は、例えば上部磁極層51を形成する前の
状態において、その表面全面にメッキベース層を形成す
るとともにそのメッキベース層の表面にレジストを塗布
する。するとそのレジストは孔部52内にも充填され
る。次いで、露光現像処理により孔部52内のレジスト
を除去するが、この時露光量を強くして確実に除去す
る。その後、孔部52を介して露出したメッキベース層
の表面にメッキを成膜し接続部53を形成する。
【0026】この接続部53の形成後に、通常の工程に
より上部磁極層51を形成する。そして、上部磁極層の
形成面は、孔部52内に接続部53を設けたことによ
り、上方側ではほぼ平坦となるので、レジストの厚さは
ほぼ均一となり、小さな露光量で、確実に感光させるこ
とができ、その後現像することにより所望形状のパター
ン(上部磁極層の形状)に除去できる。よって、露光過
多になることがなくコア幅も精度に設定できる。
【0027】図3は、本発明に係る薄膜磁気ヘッドの第
3実施例を示している。同図に示すように、本実施例で
は、上記した第1,第2実施例の特徴を組み合わせたも
のである。すなわち基板61の上面に所定形状の下部絶
縁層62が形成されている。そして、基板61の所定位
置から下部絶縁層62の端部(図3では下部絶縁層62
の左端部)に重なるように第1下部磁極層63が形成さ
れ、その上面所定位置に第2下部磁極層64が積層形成
されている。そして第1下部磁極層63と第2下部磁極
層64から下部磁極層65が形成されている。
【0028】そして、下部絶縁層62及び下部磁極層6
5の上面にギャップ層となる非磁性体67が形成され、
下部磁極層65の上面及び下部絶縁層62の上面に絶縁
層68が形成され、その上面にコイル層69とそのコイ
ル層69を覆う第2絶縁層70が3層に形成されてい
る。最上層の第2絶縁層70の上面所定位置に所定パタ
ーンの上部磁極層71が形成されている。
【0029】ここで本実施例では、非磁性層67,第
1,第2絶縁層68,70の所定位置(下部絶縁層62
と下部磁極層65の重合部分の上方)に形成された孔部
72内に、上部磁極層71と同じ材質である磁性体によ
って、所定高さの接続部73が形成され、この接続部7
3を介して下部磁極層65と上部磁極層71が導通され
ている。
【0030】なお、第1実施例ではコイル層およびそれ
を覆う絶縁層の層数を2層としたが、本発明では3層以
上に適用するようにしてもよい。また、第2実施例,第
3実施例ではコイル層及びそのコイル層を覆う絶縁層の
層数を3層としたが、2層または4層以上としてももち
ろんよい。そして下部磁極層と上部磁極層の接続部の高
さを変えることで、コイル層の層数をいくつにも変える
ことができる。
【0031】なおまた、第2,第3実施例で形成する接
続部の高さは、上記した例ではコアの深さとほぼ等しく
したが、必ずしも等しくする必要はない。そして、たと
え孔部の深さよりも低いとしても、接続部が全くないも
のに比べると、レジストの入り込む量が少なく、上部磁
極層形成時に必要な露光量も比較的小さく抑えることが
できる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る薄膜磁気ヘ
ッドでは、請求項1のように構成すると、下部磁極層と
上部磁極層との接続部を形成するためにコイル層及びそ
のコイル層を覆う絶縁層をパターンニングすることで形
成される孔部は、その底面の深さが下部絶縁層の厚み分
浅くなるので、上部磁極層を形成する際の露光量を小さ
くすることができる。したがって、露光過多になること
がなく、たとえコア幅の狭い磁気ヘッドであっても精度
よく製造することができる。さらに短時間で露光される
ので、全体の製造時間が短くなり生産性が向上する。
【0033】また、請求項2のように構成すると、下部
磁極層と上部磁極層の接続部が上部磁極層とは別に単独
で形成されているので、接続部形成時の露光量は上部磁
極層には影響を与えないため、孔部が深いとそれに応じ
て露光量を大きくし、確実にレジストを除去することが
できる。したがって、その接続部を介して上部磁極層と
下部磁極層との導通を図ることができる。また、上部磁
極層を製造する際には、露光量を小さくすることによ
り、所望のコア幅になるように精度よく形成できる。ま
た、コイル層の層数を3層以上に増加する場合であって
も接続部の高さを増すことにより容易に対応できる。
【0034】請求項3のように構成すると、請求項1と
請求項2の効果の両者が相俟って、より高精度な薄膜磁
気ヘッドを製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの第1実施例を示
す断面図である。
【図2】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの第2実施例を示
す断面図である。
【図3】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの第3実施例を示
す断面図である。
【図4】(A)は従来の薄膜磁気ヘッドの構造を示す平
面図である。(B)はその断面図である。
【符号の説明】
21 基板 22 下部絶縁層 25 下部磁極層 26 非磁性層 27 第1絶縁層(絶縁層) 28 コイル層 29 第2絶縁層(絶縁層) 30 孔部 31 上部磁極層 41 基板 44 下部磁極層 46 非磁性層 47 下部絶縁層 48 第1絶縁層(絶縁層) 49 コイル層 50 第2絶縁層(絶縁層) 51 上部磁極層 53 接続部 61 基板 62 下部絶縁層 65 下部磁極層 67 第1絶縁層(絶縁層) 68 コイル層 69 第2絶縁層(絶縁層) 70 上部磁極層 72 孔部 73 接続部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に、下部磁極層,下部絶縁層,ギ
    ャップ用の非磁性層が形成され、 前記下部絶縁層及び前記ギャップ用の非磁性層の上面
    に、所定数のコイル層およびそのコイル層の上下に配置
    された絶縁層が積層形成され、 最上層の絶縁層の上面に前記下部磁極層と導通する上部
    磁極層を備えた薄膜磁気ヘッドにおいて、 前記下部絶縁層の上面に、前記下部磁極層の前記上部磁
    極層との接続部位が重なるように形成されたことを特徴
    とする薄膜磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 基板上に、下部磁極層,下部絶縁層,ギ
    ャップ用の非磁性層が形成され、 前記下部絶縁層及び前記ギャップ用の非磁性層の上面
    に、所定数のコイル層およびそのコイル層の上下に配置
    された絶縁層が積層形成され、 最上層の絶縁層の上面に、前記下部磁極層と導通する上
    部磁極層を備えた薄膜磁気ヘッドにおいて、 少なくとも前記絶縁層に形成された上下に貫通する孔部
    内に磁性体からなる接続部を形成し、その接続部を介し
    て前記下部磁極層と前記上部磁極層とを接続するように
    したことを特徴とした薄膜磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 基板上に、下部磁極層,下部絶縁層,ギ
    ャップ用の非磁性層が形成され、 前記下部絶縁層及び前記ギャップ用の非磁性層の上面
    に、所定数のコイル層およびそのコイル層の上下に配置
    された絶縁層が積層形成され、 最上層の絶縁層の上面に前記下部磁極層と導通する上部
    磁極層を備えた薄膜磁気ヘッドにおいて、 前記下部絶縁層の上面に、前記下部磁極層の前記上部磁
    極層との接続部位が重なるように形成され、 かつ、少なくとも前記接続部位に対応する位置の前記絶
    縁層に形成された上下に貫通する孔部内に磁性体からな
    る接続部を形成し、その接続部を介して前記下部磁極層
    と前記上部磁極層とを接続するようにしたことを特徴と
    した薄膜磁気ヘッド。
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