JPH0819456A - 一体型寝具 - Google Patents

一体型寝具

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JPH0819456A
JPH0819456A JP17942894A JP17942894A JPH0819456A JP H0819456 A JPH0819456 A JP H0819456A JP 17942894 A JP17942894 A JP 17942894A JP 17942894 A JP17942894 A JP 17942894A JP H0819456 A JPH0819456 A JP H0819456A
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Japan
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mattress
bedding
comforter
quilt
bag
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JP17942894A
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Masao Itayama
正夫 板山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 敷設、収納が容易で、使用時、不使用時とも
スペースを取らず、保温性等の諸性能に優れた一体寝具
を提供する。 【構成】 上面に枕体4を取着した敷布団部1と、これ
より丈が短く、入口部分21及び本体部分22により構
成され、後方端部2bを敷布団部1の後方端部1bに略
位置合せして配置される掛け布団部2と、を備え、両布
団部1、2で囲まれた箇所を枕体4方向に開口する開口
部K1 を有した袋状部分H1 とし、両布団部1、2の各
前方側を各前方端部1a、2a側から、袋状部分H1
前方寄りに順次挿入し、両布団部1等の各後方側を各後
方端部側1b等より、袋状空部分H1 の後方寄りに押し
込みながら挿入し、略直方体形状の収納形態となる。各
布団部1、2の両側方端部を側方まち部を介して連結す
ることができる。また、掛け布団部2の代わりに、所定
のシーツ部と、掛け布部と、を用いても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一体型寝具に関する。
更に、詳しく言えば、敷布団(部)と、枕体と、掛け布
団(部)が一体となり、使用時には、敷設場所の床面積
が小さくても、この限られた床面積を最大限に活用しな
がら、効率的、且つ、迅速に敷設でき、寝心地、保温性
等の諸性能に優れ、更に、不使用時には、限られた大き
さの収納場所に、コンパクト、且つ、迅速に収納できる
一体型寝具に関する。
【0002】
【従来の技術】幼稚園、保育園、託児所等(以下、「託
児施設」という。)においては、園児、幼児等(以下、
「子供」という。)の健全な発育を促すために、昼寝を
日課としていることが多い。また、近年では、繁華街、
歓楽街等、夜間営業を常とする職場で働く者(飲食業等
で働く女性等)の子供達を対象とした託児施設も多く見
受けられる様になり、この様な場所では、親等が子供達
を迎えにくる迄の間、子供達を寝かせておくことも多
い。その際、使用される寝具類〔敷布団、掛け布団、
枕、シーツ(カバー)等からなる。〕の敷設及び収納作
業は、幼稚園、保育園、託児所等に勤務する保母等の職
員(以下、「職員」という。)手で行われているのが一
般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
様な託児施設において、従来の寝具類を敷設する場合に
は、各職員が、数人分の敷布団を敷設し、各敷布団にシ
ーツを被せ、更に、各敷布団上に枕を載置し、掛け布団
を被せることが必要であり、また、収納の際には、この
逆の作業を順次行うことが必要になる。従って、この敷
設及び収納作業は、手間と時間の掛かるものになり易
い。
【0004】また、大都市圏等の土地事情の悪い所に設
置された託児施設においては、子供達を寝かせる部屋の
床面積が限られていることが多い。そして、この限られ
た空間を有効に活用し、1つの部屋に一人でも多くの子
供を寝かせるためには、多数の寝具類を整然と敷設する
ことが必要になるが、限られた人数の職員が、通常の保
育活動(子供達の様子の監視等)を行いながら、この様
な「整然とした」敷設作業を行うことは困難といえる。
更に、この敷設作業は、各子供が就寝中に、隣に寝てい
る他の子供と接触したり、各子供の使用する掛け布団が
隣に寝ている子供に触れたりする(「寝返り」等原因に
なる。)ことがない様に、各寝具類の間に、ある程度の
間隔を設けながら行うことが必要になる。従って、1つ
部屋に敷設できる寝具類の数は、この間隔の分だけ、少
なくならざえるを得ないのが実情である。
【0005】更に、上記の様な託児施設(土地事情の悪
い箇所に設置された託児施設等)では、寝具類の収納ス
ペースを、できるだけ小さなものとするのが好ましい。
この為には、寝具類の収納の際に、敷布団、掛け布団を
綺麗に折り畳み、できるだけ小さな収納形態にすること
が必要になるが、上記敷設作業と同様に、限られた人数
の職員が、この様な折り畳み作業を行うことは決して容
易とはいえない。そして、折り畳んだ布団の嵩が大きく
なり(綺麗に折り畳んだ場合に比べて)、小さな収納ス
ペースに、嵩の大きな布団を無理に押し込むか、ある程
度、余裕のある大きな収納スペースを確保せざるを得な
いのが実情である。
【0006】また、上記従来の寝具類では、就寝中に、
子供達の手足等が敷布団、掛け布団等より、はみ出るこ
とも多く、これを放置すれば、子供達が風邪をひいた
り、寝冷え等を起こす原因になりかねない。このため、
各職員は、就寝中の子供達の様子を注意深く監視すると
共に、上記「掛け布団の掛け直し」等の作業を頻繁に行
うことが必要となる。更に、上記敷設、収納作業を、子
供達、自らが行うことができれば、これらの者の自立心
が養われ好ましいと考えられるが、従来の寝具類を、幼
い子供等が敷設、収納することは困難である。また、所
定の収納場所(押入れ等)に、多数の寝具類が高く積み
上げられる場合には、敷設、若しくは収納作業の際に、
寝具類が子供達に向かって転倒してくる可能性もあり、
危険である。更に、これらの作業は、子供達にとって
は、決して面白味のあるものではないため、自ら進ん
で、これを行うことが少ないと考えられる。
【0007】一方、本発明者は、従来より用いられてい
る寝袋が、上記託児施設で用いる寝具類として適当では
ないかと考えた。しかしなから、この寝袋には、種々の
改良が加えられているが(例えば、特開昭63−315
008号公報、実開平6−228号公報等参照)、飽く
までも、キャンプ地、山岳地、屋外、野営地等に於ける
耐寒、防寒等に、主眼をおく構造であるため、通常用い
られる寝具類(上記敷布団、掛け布団等からなる寝具
類)に比べ、明らかに寝心地が劣るものである(例え
ば、狭苦しく、寝返りを打つことも困難である。)。ま
た、子供達が寝袋用の収納袋の大きさに併せて、寝袋を
正しく畳むことも困難である。従って、託児施設で用い
られる寝具類には、適したものとはいえない。
【0008】以上の様な事情より、子供達でも、容易に
取り扱うことができ、しかも寝心地、保温性等の各性能
に優れた寝具(類)の出現が切望されるところである。
また、この様に取扱いが容易で、各性能に優れた寝具
(類)であれば、成人用の寝具類としても、有効に活用
できると考えられる。
【0009】本発明は、上記観点に鑑みてなされたもの
であり、取扱い(使用時の展開、未使用時の収納等)が
容易で、寝心地、保温性等の各性能に優れた一体型寝具
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本第1発明の一体型寝具
は、略矩形状の平面形状を有し、前方端部寄りの上面に
枕体を取着した敷布団部と、略矩形状の平面形状を有
し、長手方向に沿った丈が上記敷布団部よりも短く、且
つ、前方寄りの入口部分及びその余を占める本体部分に
より構成される共に、後方端部を該敷布団部の後方端部
と上下方向に略位置合せした状態で、同敷布団部上に配
置される掛け布団部と、を備え、該敷布団部の上面及び
該掛け布団部の下面により囲まれた箇所を、上記入口部
分寄りにて、上記枕体の方向に開口する開口部を有した
袋状部分とする一体型寝具であって、上記敷布団部及び
上記掛け布団部の各前方側を、該敷布団部及び該掛け布
団部の各前方端部側から、上記開口部を通じて、上記袋
状部分の前方寄りに順次、挿入すると共に、上記敷布団
部及び上記掛け布団部の各後方側を、該敷布団部及び該
掛け布団部の各後方端部側より、該袋状部分の後方寄り
に押し込みながら挿入することにより、略直方体形状の
収納形態となることを特徴とする。
【0011】上記「入口部分」は、上記掛け布団部の前
方寄りに位置する部分であり、使用時には、使用者の頭
部側の部位(例えば、顎、首筋、胸部等の頭部側の部位
のうちの少なくともいずれか)が接触する部分である。
但し、この入口部分と、上記「本体部分」との境界は、
必ずしも明確である必要はない。また、一体の掛け布団
部の前方寄りを入口部分、その他の部分を本体部分とし
てもよいし、この入口部分及び本体部分を別体で作製
し、入口部分の後方端部と本体部分の前方端部とを接合
することもできる。更に、後者の場合に、入口部分及び
本体部分の境界部分を支点にして、入口部分を折り返し
自在にすることもできる。
【0012】上記「袋状部分」としては、掛け布団部
の両側方端部(若しくは、該端部のうちの本体部分の位
置する部分)と、この下方に位置する敷布団部の両側方
端部の部分とを直接接合(縫合等による。)し、且つ、
本体部分及び敷布団部の各後方端部同士を直接接合し
て、敷布団部(の上面)及び掛け布団部(の下面)のみ
に囲まれた箇所に形成されるものを例示できる。また、
本第2発明に示す様に、掛け布団部の両側方端部(若
しくは、上記「本体部分の位置する部分」)と、この下
方に位置する敷布団部の両側方端部の部分とを、「側方
まち部」を介して間接的に接合し、且つ、上記「各後方
端部同士」を、縫合等して直接接合するか、若しくは
「後方まち部」を介して間接的に接合して、敷布団部、
掛け布団部及び側方まち部(後方まち部)により囲まれ
た箇所に形成されるものを例示することもできる。
【0013】また、本第3発明に示す様に、上記「敷布
団部」を、弾性綿若しくはウレタン系弾性素材を所定の
敷布団形状とした基材と、該基材を覆う表皮材により構
成してもよい。本発明は、敷布団部の基材を、復元性
(弾性)に優れた弾性綿若しくはウレタン系弾性素材で
構成したものであり、この弾性綿としては、例えば、
「綿に、ウレタン繊維を混ぜ込んだもの」、「所謂、硬
綿と呼ばれるもの」等を例示することができる。また、
このウレタン系弾性素材としては、「ウレタンに綿を巻
き付けて弾性力をつけたもの」、「硬質ウレタン」等を
挙げることができる。
【0014】また、本第1〜3発明では、本第4発明に
示す様に、長尺状のカバー本体と、該カバー本体の長手
方向に沿った両端縁寄りの箇所に設けられた各係止部
と、を備えたカバーを、該各係止部のうちの一方を上記
掛け布団部の前方側に係止し、且つ、他方を敷布団部の
前方側に係止すると共に、該カバー本体を、その略中央
寄りの部分より、上記開口部を通じて、上記袋状部分に
挿入し、該カバー本体を同袋状部分の内部形状に沿わせ
ながら装着した一体型寝具とすることができる。即ち、
脱着が容易で、装着したままの状態で、上記収納形態を
得るカバーを用いたものである。
【0015】本第5発明の一体型寝具は、上記各発明と
略同様な敷布団部と、前方及び後方の少なくとも一方に
設けられた挿入口より、上記敷布団部を長手方向に沿っ
て挿入可能なシーツ部と、長手方向に沿った丈が該シー
ツ部よりも短く、且つ、前方寄りの入口部分及びその余
を占める本体部分により構成され、後方端部を該シーツ
部の後方端部と上下方向に略位置合せした状態で、全側
方端部のうちの少なくとも該本体部分に位置する部分
を、下方に位置する上記敷布団部の端部の部分に直接、
若しくは側方まち部を介して連結しながら、該敷布団部
上に配置される掛け布部と、を備え、上記シーツ部の上
面及び上記掛け布部の下面により囲まれた箇所を、前後
両方向に開口する各開口部を有した略筒状部分とする一
体型寝具であって、上記シーツ部及び掛け布部の装着さ
れた状態で、上記各発明と略同様な収納形態となるもの
である。この寝具は、主に、夏場の使用に適したもので
ある。
【0016】また、本発明では、本第6発明に示す様
に、上記掛け布部材の少なくとも使用者の腹部が接触す
る部分を所定のタオルケット地により構成することもで
きる。これは、本寝具が通気性に優れるゆえ、使用者の
腹部を冷やさない様に配慮したものである。更に、本発
明においても、本第7発明に示す様に、敷布団部材を復
元性(弾性)に優れた素材により構成することができ
る。
【0017】
【作用】本第1発明の寝具は、枕体を取着した敷布団部
と、その上方側に配置される掛け布団部と、を備えた一
体型のものである。即ち、通常の寝具類(寝袋を除
く。)を構成する敷布団(部)、掛け布団(部)、枕体
等を一体にしたものであり、敷設、収納作業の際に、全
て、一体にて取り扱うことができる。そして、上記敷布
団部及び上記掛け布団部は、いずれも、略矩形状の平面
形状を備えおり、使用時の形態が、上記従来の寝具類
(寝袋を除く。)と略同様になる。従って、寝袋の様
に、内部(上記袋状部分内)が狭苦しかったり、就寝中
に寝返りを打つことが困難なこともなく、寝心地が良
い。
【0018】更に、敷布団部及び掛け布団部の後方端部
同士を、上下方向に略位置合せした状態で、敷布団部の
上面及び掛け布団部の下面により囲まれた箇所を、枕体
の方向に開口する開口部を有した袋状部分とする。この
様に、使用者(子供達)が、自己の体を挿入する部分
が、袋状部分になっているため、保温性に優れると共
に、就寝中の使用者の手、足等が寝具よりはみ出ること
はない。従って、使用者が、風邪、寝冷え等を起こすの
を有効に防止できると共に、第三者(職員)等が就寝中
の使用者の様子を注意深く監視したり、上記「掛け布団
の掛け直し」等の作業を行う手間が省かれる。
【0019】また、この様に、就寝中の使用者が、袋状
部分外に、手、足等をはみ出させることはなく、且つ、
掛け布団部が敷布団部上より脱落することがないため、
本寝具を床面に敷設する場合に、隣接する他の寝具との
間に、それ程、大きな間隔を設ける必要はない。この結
果、限られた床面積を、最大限に活用し、多数の寝具を
効率良く、敷設することができる。
【0020】更に、本発明の寝具では、上記敷布団部及
び上記掛け布団部の各前方側を、それらの各前方端部側
から、上記開口部を通じて、上記袋状部分の前方寄りに
順次、挿入すると共に、該敷布団部及び該掛け布団部の
各後方側を、それらの各後方端部側より、該袋状空部分
の後方寄りに押し込みながら挿入して略直方体形状の収
納形態となる。この様に、収納形態(通常の敷布団、掛
け布団等の折り畳み形態)にすることが容易であるた
め、収納作業を簡単、且つ、迅速に行うことができる。
また、収納形態が略直方体形状のコンパクトなものにな
るため、小さな収納スペースにおいても、多数収納する
ことができる。
【0021】そして、この様な収納形態のために、収納
場所からの取り出しが容易である。また、敷設場所(床
面)等における展開作業も、上記「収納形態にするため
の作業」と逆の作業を行えば足りるため、容易である。
更に、収納形態が略直方体形状であるため、押入れ等の
収納箇所に、安定した状態で収納することがてきる。従
って、子供達の手による敷設、収納作業にも適した寝具
である。また、本寝具は、使用形態、収納形態、収納、
展開の方法に面白味があるため、子供達が進んで、その
敷設、収納作業を行いたくなる寝具である。
【0022】本第2発明の寝具は、上記掛け布団部の両
側方端部のうちの少なくとも上記本体部分に位置する部
分が、下方に位置する上記敷布団部の端部の部分と、側
方まち部を介して連結されている。また、該掛け布団部
及び該敷布団部の後方端部同士が直接、若しくは、後方
まち部を介して連結されている。この様に、一体型寝具
の少なくとも側方に、「まち部」を配置するこにより、
使用者が、自己の体を上記袋状部分内に挿入する際に、
既に、上記掛け布団部が上記敷布団部上で浮いている
か、浮かせることが容易な状態になる。従って、使用者
が袋状部分に進入するのが、一層、容易になると共に、
袋状部分内でゆったりとでき、一層、寝心地の良いもの
になる。
【0023】特に、この「まち部」が、掛け布団部の重
さを支えることができる程度の剛性を備えていれば、常
に、掛け布団部を敷布団部の上方に浮かせた状態にでき
(即ち、上記「袋状部分」が、常に「袋状空間」とな
る。)、この「進入のし易さ」、「寝心地の良さ」等
が、より一層、向上する。また、「後方まち部」をも用
いる場合には、上記「寝心地の良さ」等が、更に、一
層、向上する。
【0024】本第3発明では、上記敷布団部を、弾性綿
若しくはウレタン系弾性素材を所定の敷布団形状とした
基材と、該基材を覆う表皮材により構成している。この
場合には、基材が復元性(弾性)の優れた素材により構
成されるため、本寝具を繰り返して使用しても、寝心地
の良さを長く維持することが容易である。また、この様
な復元性(弾性)等に富む素材のために、収納形態を取
る際に、上記敷布団部を適宜、折り曲げるのが容易にな
ると共に、その折り曲げの際に「折り曲げしろ」となる
部分が、本寝具を展開した状態にしたときに、容易に元
の状態を復元する。
【0025】本第4発明は、長尺状のカバー本体と、該
カバー本体の長手方向に沿った両端縁寄りの箇所に設け
られた各係止部と、を備えたカバー取着したものであ
る。そして、上記各係止部のうちの一方を上記掛け布団
部の前方側に係止し、且つ、他方を敷布団部の前方側に
係止すると共に、該カバー本体を、その略中央寄りの部
分より、上記開口部を通じて、上記袋状部に挿入する。
更に、このカバー本体を、同袋状部分の内部形状に沿っ
た状態にして装着を完了する。
【0026】この様に、上記カバーの装着は、従来の敷
布団にカバー(シーツ)を被せたり、掛け布団にカバー
を被せるのに比べて容易である。また、このカバーは、
上記第1〜3の寝具に、しっかりとフィットするため、
寝心地を損なわず、また、装着したままの状態で、上記
各発明に示す収納形態を得ることができる。更に、しっ
かりと装着したままの状態で収納できるため、装着され
たカバーに皺等の不具合が生ずることは少ない。
【0027】本第5発明の寝具は、上記各発明と略同様
な敷布団部と、シーツ部と、掛け布部と、を備えてい
る。このシーツ部は、前方及び後方の少なくとも一方に
設けられた挿入口より、上記敷布団部を長手方向に沿っ
て挿入可能なものである。また、掛け布部は、長手方向
に沿った丈が該シーツ部よりも短く、側方端部(若しく
は、その部分)が、下方に位置する上記敷布団部の端部
の部分に直接、若しくは側方まち部を介して連結されて
いる。この結果、シーツ部及び掛け布部は、一体とな
り、上記敷布団部に脱着容易な構成となっている。従っ
て、シーツ部及び掛け布部に汗、汚れ等が付着し、洗濯
の必要が生じた場合に、敷布団部より、容易に取り外す
ことができる。
【0028】また、上記シーツ部の上面及び上記掛け布
部の下面により囲まれた箇所を、前後両方向に開口する
各開口部を有した略筒状部分とする。従って、本寝具で
は、使用者の爪先側にも、開口部が設けられることにな
る。このため、通気性の優れたものとなり、暑い夏場等
における使用に適したものである。また、上記敷布団部
に、上記シーツ部及び掛け布部の装着された状態で、上
記各発明と略同様な収納形態となるものである。従っ
て、上記第1〜5発明と同様に、敷設、収納作業が容易
であると共に、敷設及び収納スペースを小さくできる寝
具である。
【0029】更に、本第6発明では、第5発明の上記掛
け布部材の少なくとも使用者の腹部が接触する部分を所
定のタオルケット地により構成している。従って、本寝
具が通気性に優れるものではあるが、使用者の腹部を冷
やさない様な十分な配慮がなされている。また、本第7
発明に示す様に、第5及び6発明の敷布団部材を復元性
(弾性)に優れた素材により構成することができる。
【0030】
【実施例】以下、実施例により、本発明を具体的に説明
する。 実施例1 本実施例の一体型寝具は、子供(園児)用のものであ
り、図1及び2に示す様に、敷布団部1と、その上方側
に配置された掛け布団部2と、これらの間を掛け渡す側
方まち部31、32及び後方まち部33と、該敷布団部
1の上面側に取着された枕体4と、を備えている。
【0031】上記敷布団部1は、平面形状が略矩形状の
敷布団形状(600mm×1060mm×50mm)を
有している。この敷布団部1は、硬質ウレタン(ウレタ
ン系弾性素材)若しくは弾性綿を、この敷布団形状とし
た基材と、これを覆う布地とからなる。但し、この敷布
団部1の材質は、本発明の目的を確実に達成できる限り
特に問わない。
【0032】上記掛け布団部2は、平面形状が略矩形状
の掛け布団形状(600mm×900mm×50mm)
を有している。この敷布団部1は、この掛け布団形状と
した基材綿(アクリル綿、ポリエステル綿等と、これを
覆う布地とからなる。但し、この掛け布団部2の材質、
厚み等は、本実施例に示すものに限らず、例えば、冬用
の寝具として用いる場合には、厚手のものとしたり、秋
用、夏用として用いる場合には、これよりも薄手のもの
とすることもできる。
【0033】また、この掛け布団部2は、その前方寄り
に位置する入口部分(掛け布団部2の前方端縁2aよ
り、後方端縁2bに向かって約160mmの部分迄)2
1と、同掛け布団部2のその余の部分を占める本体部分
22と、が一体になったものである。更に、上記側方ま
ち部31、32は、略帯状の布地(840mm×100
mm×5mm)で構成されており、上記後方まち部33
も同様の布地(590mm×100mm×5mm)で構
成されている。尚、本実施例では、これらのまち部31
〜33を、別体で作成し、これらを所定の箇所(敷布団
部1及び掛け布団部2の間)に配置した。しかしなが
ら、「敷布団部1の長手方向に向かう両端縁」及び「掛
け布団部2の長手方向に向かう両端縁」の少なくとも一
方に、これらのまち部31〜33に相当する略帯状の布
地部分を一体的に設けておいてよい。また、これらのま
ち部31〜33を構成する「略帯状の布地(部分)」
は、十分な剛性を有すること(例えば、複数枚き布地
(部分)を複数枚重ね合わせること等により剛性を持た
せる。)が、本発明の目的を、より有効に達成する上
(敷布団部1及び掛け布団部2の間に、使用者が体を挿
入し易い様な十分な空間が、より一層、容易に確保でき
るからである。)で好ましい。
【0034】そして、上記側方まち部31、32は、上
記掛け布団部2の両側方端部2c、2dのうちで、上記
本体部分22に位置する部分22c、22dと、上記敷
布団部1の両側方端部11c、11dのうちので、同2
2c、22dの下方に位置する部分とを連結するもので
ある。また、後方まち部は、上記敷布団部1の後方端部
1bと、上記掛け布団部2の後方端部2bと、を連結す
るものである。
【0035】この連結は、各まち部31〜33と、これ
らと接続される各端部の部分22c、22d、1b、2
b等とを所定のバイアステープを用いながら、かがり縫
いして行われている。但し、本実施例に示す様な各まち
部31〜33を用いずに、上記掛け布団部2の各端部2
c、2d(若しくは、その部分22c、22d)を、敷
布団部1のこれに対応する部分に、直接、縫着すること
もできる。また、この様なまち部31等を配置する箇所
と、直接縫着される箇所とが1つの寝具に混在してもよ
い。更に、上記掛け布団部2の両側方端部2c、2d全
体が、上記敷布団部1との連結に関与していてもよい。
【0036】そして、本寝具では、図1及び2に示す様
に、上記敷布団部1の上面、上記掛け布団部2の下面及
び各まち部31〜33の側面により囲まれた箇所に、袋
状部分H1 を形成している。この袋状部分H1 では、上
記枕体4の方向に開口する開口部K1 を有しており、使
用者は、この開口部K1 を通じて、自己の体を爪先側よ
り、寝具内に進入することになる。また、上記各まち部
31〜33は、上記掛け布団部2を支えることができる
程度の十分な剛性を備えるため、上記袋状部分H1 は、
袋状の空間(760mm×390mm×100mm)と
なり、上記掛け布団部2は、上記敷布団部1の上に浮い
た状態になっている。但し、寝具が不使用の状態にある
場合には、上記敷布団部1及び上記掛け布団部2が略接
触した状態になっていてもよい。
【0037】また、上記枕体4は、縦断面形状が略楕円
形状(長辺;120mm、短辺;80mm長さ;240
mm)のものであり、上記敷布団部1の前方端部1a寄
りの上面に取着されている。但し、この枕体4の材質、
大きさ、形状等は、特に問わない。
【0038】次に、以上の様に構成される寝具の使用状
況等について、簡単に説明する。本寝具は、図1に示す
様に展開した状態で、所定の床面上等に敷設される。そ
して、本寝具では、使用者の進入する部分H1 が袋状に
なっているため、使用者の手、足等が敷布団部1よりは
み出すことがない。また、上記掛け布団部2は、上記敷
布団部1の上でしっかりと固定されているため、同掛け
布団部2が同敷布団部1上から、ずり落ちることもな
い。従って、隣同士で寝ることになる使用者の使用する
寝具同士が、略接触する様な状態(1の寝具のまち部3
1と、隣合う寝具のまち部32とが互いに接触する様な
詰めた状態)で、敷設することもできる。この結果、敷
設場所の床面積が小さくても、多数の寝具を、効率良く
敷設することができる。
【0039】また、上記敷布団部1及び掛け布団部2
は、いずれも、通常、用いられている布団形状を備えて
いるため、従来の寝具類(寝袋を除く。)と略同様の寝
心地が得られ、就寝中に寝返りを打つことも容易であ
り、更に、圧迫感もない。更に、上記の如く、使用者の
進入する箇所が、袋状になっているため、保温性に優れ
ると共に、就寝中の使用者の手、足等が寝具よりはみ出
ることはないため、使用者が、風邪、寝冷え等を起こす
のを有効に防止できる。更に、従来の寝具類の様に、第
三者による「掛け布団の掛け直し」等の作業が不要にな
る。尚、本実施例の寝具では、上記掛け布団部2が、上
記敷布団部1上で浮いた状態になっているため、上記袋
状部分H1 の内部が、特に、ゆったりとし、使用者が進
入するのが特に容易で、また、使用者は、袋状部分H1
内で、一層、ゆったりとでき、一層、寝心地の良いもの
になっている。
【0040】次に、この寝具の収納方法を図3〜5を用
いて説明する。本実施例では、先ず、図3に示す様に、
掛け布団部2の前方側を、同布団部2の前方端部2a側
より、上記開口部K1 を通じて、上記袋状部分H1 の前
方寄りに挿入する。これと同時に、若しくは、これに続
いて、敷布団部1の前方側を、同布団部1の前方端部1
a側より、同様にして、同袋状部分H1 の前方寄りに挿
入する。そして、敷布団部1の折り目となる部分の裏面
側で、開口部K1 より外部に露出する部分111と、掛
け布団部2の同様な部分121とが同一平面上に位置す
る様にする。この結果、図4に示す様に、本寝具の前方
側のみが、収納された状態になる。
【0041】一方、上記後方まち部33を、上記袋状部
分H1 の後方寄りに、押し込む。続いて、上記敷布団部
1及び上記掛け布団部2の各後方側を、各布団部1、2
の各後方端部1b、2b側より、同袋状部分H1 の後方
寄りに、押し込みながら挿入する。そして、図5に示す
様に、本寝具全体が略直方体形状の収納形態になる。
尚、上記収納作業の手順は、本実施例に示すものに限ら
ず、例えば、寝具の後方側を先に収納形態にして良い
し、上記敷布団部1、上記掛け布団部2の順、若しくは
上記掛け布団部2上記敷布団部1の順に、上記開口部K
1 内に収納しても良い。
【0042】この収納形態では、図5に示す様に、寝具
が展開された状態(図1)にある場合に比べ、厚みは約
2倍になるものの、丈が約半分になっている。そして、
収納形態が、略直方体の単純形状であるため、多数の寝
具を、決められた収納場所に、隙間無く、安定した状態
で収納できる。従って、限られた収納スペースを、有効
に活用できると共に、収納場所より寝具が誤って転落の
が有効に防止される。また、上記収納形態にする作業
が、簡単、迅速、且つ、正確に行うことができるもので
あるため、収納作業の効率化が図られる。
【0043】一方、本寝具は、収納スペース内に、規則
正しく、収納できるため、同スペースからの各寝具の取
り出し作業が容易である。また、この様に、取り出され
た寝具は、上記「収納形態」にする作業と逆の作業を行
うことにより(例えば、図5→図4→図3→図2の順で
ある。)、展開することができる。そして、この展開作
業も、簡単、迅速、且つ、正確に行うことができる。更
に、敷設、収納作業が容易で、所定の収納箇所に安定し
た状態で収納できるため、子供達の手でも敷設、収納を
容易に行うことができる。また、本寝具は、使用形態、
収納形態、収納、展開の方法に面白味があるため、子供
達が進んで、その敷設、収納作業を行うことが期待でき
る。
【0044】更に、本寝具は、敷布団部、掛け布団部、
枕体等が一体となると共に、コンパクトで、単純な収納
形態を備えるため、収納箇所及び敷設箇所の間の移動
も、手際よく行える。尚、上記敷布団部1の裏面側、若
しくは上記掛け布団部2の表面側の少なくとも一方てあ
って、その中央寄りの箇所等に所定の把持部(把手等)
が取着されていれば、この移動作業が、より一層、容易
になる。
【0045】また、本実施例の寝具では、図6に示す様
なカバーを取着することもできる。このカバー5は、長
尺状のカバー本体51と、その長手方向に沿った両端縁
寄りの箇所に設けられた各係止部521、522と、を
備えている。そして、上記各係止部521、522は、
長尺状のカバー本体51の裏面側において、同カバー本
体51の中央寄りに向かって開口する略袋状のものであ
る。
【0046】このカバー5の装着方法は、以下の通りて
ある。先ず、上記カバー本体51を、その裏面側が上記
敷布団部1の上面及び上記掛け布団2の下面に接触する
様にしながら、同カバー本体51の中央寄りの部分よ
り、上記開口部K1 内に挿入する。同時に、上記各係止
部521、522のうちの一方521を、上記掛け布団
部2の前方側に被装し、且つ、他方522を上記敷布団
部1の前方側に被装する。そして、上記本体51の各部
分を、上記袋状部分H1 の内壁に押しつけ、同本体51
を同袋状部分H1 の内部形状に沿わせて、装着を完了す
る。
【0047】このカバー5は、脱着が容易であるため、
頻繁に取り替えることができ、寝具を常に清潔な状態に
保たせるものである。また、しっかりとフィットした状
態で装着できるため、このカバー5を装着したままの状
態で、図5に示す様な収納形態を得たり、この様な収納
形態を使用形態に展開することもできる。
【0048】実施例2 本実施例の寝具は、図7に示す様なものであり、上記実
施例1と略同様な敷布団部6と、シーツ部7と、掛け布
部8と、を備えている(但し、同図は、敷布団部6に、
シーツ部7及び掛け布部8を装着する途中の状態を示
す。)。このシーツ部7は、所定の長尺状のシーツ布地
の長手方向に沿った両端部同士を縫着し、前方及び後方
に挿入口S1 、S2 を備えた略筒状のものである。そし
て、これらの挿入口S1 、S2 より、上記敷布団部6
が、その長手方向に沿って挿入可能となっている。但
し、挿入口は、前方及び後方の少なくとも一方に設けら
れていればよいし、各挿入口S1 、S2 (若しくは、一
方)に、所定のファスナーを取着し、開閉可能とするこ
ともできる。
【0049】また、掛け布部8は、上記シーツ部7と同
様な布地により構成されている。そして、その長手方向
に沿った丈が、該シーツ部7よりも短く、その全側方端
部8c、8dが、その下方に位置する上記シーツ部7の
端部7c、7dの部分に、側方まち部91、92を介し
て連結されている。この結果、シーツ部7の上面及び掛
け布部8の下面との間には、前後両方向に開口部K2
3 を備え、略トンネル形状の部分H2 が形成されてい
る。
【0050】本実施例の寝具では、使用者の爪先側に
も、開口部K3 が配置され、且つ、通常の寝具において
掛け布団に相当する部分8が、布地(シーツ布地)によ
り構成されているため、通気性の優れたものである。ま
た、シーツ部7及び掛け布部8が一体となり、上記敷布
団部6からの脱着が容易であるため、頻繁に洗濯を行う
ことができる。従って、夏場用の寝具に適している。ま
た、本寝具も、上記実施例1の寝具と同様の手順によ
り、同様な略直方体形状の収納形態になるため、収納作
業が容易で、収納スペースを小さく抑えることができ
る。また、実施例1と同様に、敷設作業に際して、限ら
れた敷設スペースを有効に活用できると共に、同作業を
簡単、且つ、迅速に行うことができる。
【0051】更に、本寝具では、上記掛け布部材7全
体、若しくは少なくとも使用者の腹部が接触する部分
を、所定のタオルケット地により構成することができ
る。この場合には、使用者の腹部を冷やさない様に、十
分な配慮を払うことができる。尚、本実施例に示す寝具
においも、上記実施例1と同様に、掛け布団に相当する
部分7が、敷布団部6より浮いた状態になっているが、
不使用時等において、これらが、略接触した状態になっ
ていてもよい。
【0052】尚、本発明においては、前記具体的実施例
に示すものに限られず、目的、用途に応じて本発明の範
囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、
上記各実施例においては、主にに、子供用の寝具につい
て述べたが、大人用の寝具に関しても上記各実施例と同
様である。また、各実施例においては、敷布団部1
(6)、掛け布団部2(7)が、略純粋な矩形状になっ
ていたが、所定の括れ等を備えた略矩形状であっても良
い。更に、本発明の寝具は、該矩形状以外の平面形状を
備えた寝具にも応用することができる(例えば、寝具の
外形を人気アニメのキャラクター形状等にする。)。
【0053】
【発明の効果】本発明の使用時には、限られた床面積で
も、効率的、且つ、迅速に敷設でき、寝心地、保温性等
の諸性能に優れる。更に、不使用時には、限られた大き
さの収納場所に、コンパクト、且つ、迅速に収納するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の一体型寝具の斜視図である。
【図2】実施例1の一体型寝具のX−X矢視縦断面図で
ある。
【図3】実施例1の一体型寝具の収納方法を説明するた
めの斜視図である。
【図4】実施例1の一体型寝具の収納方法を説明するた
めの斜視図である。
【図5】実施例1の一体型寝具の収納形態を説明するた
めの斜視図である。
【図6】実施例1の変形例に係わる一体型寝具の一部斜
視図である
【図7】実施例2の一体型寝具において、シーツ部等を
装着する方法を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
1、6;敷布団部、2;掛け布団部、31〜33、9
1、92;まち部、4;枕体、5;カバー、7;シーツ
部、8;掛け布部、H1 ;袋状部、H2 ;トンネル状の
部分(筒状部)、K1 〜K3 ;開口部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略矩形状の平面形状を有し、前方端部寄
    りの上面に枕体を取着した敷布団部と、 略矩形状の平面形状を有し、長手方向に沿った丈が上記
    敷布団部よりも短く、且つ、前方寄りの入口部分及びそ
    の余を占める本体部分により構成される共に、後方端部
    を該敷布団部の後方端部と上下方向に略位置合せした状
    態で、同敷布団部上に配置される掛け布団部と、を備
    え、 該敷布団部の上面及び該掛け布団部の下面により囲まれ
    た箇所を、上記入口部分寄りにて、上記枕体の方向に開
    口する開口部を有した袋状部分とする一体型寝具であっ
    て、 上記敷布団部及び上記掛け布団部の各前方側を、該敷布
    団部及び該掛け布団部の各前方端部側から、上記開口部
    を通じて、上記袋状部分の前方寄りに順次、挿入すると
    共に、 上記敷布団部及び上記掛け布団部の各後方側を、該敷布
    団部及び該掛け布団部の各後方端部側より、該袋状部分
    の後方寄りに押し込みながら挿入することにより、略直
    方体形状の収納形態となることを特徴とする一体型寝
    具。
  2. 【請求項2】 上記掛け布団部の両側方端部のうちの少
    なくとも上記本体部分に位置する部分が、下方に位置す
    る上記敷布団部の端部の部分と、側方まち部を介して連
    結されると共に、 該掛け布団部及び該敷布団部の後方端部同士が直接、若
    しくは、後方まち部を介して連結された請求項1記載の
    一体型寝具。
  3. 【請求項3】 上記敷布団部は、弾性綿若しくはウレタ
    ン系弾性素材を所定の敷布団形状とした基材と、該基材
    を覆う表皮材により構成される請求項1又は2記載の一
    体型寝具。
  4. 【請求項4】 長尺状のカバー本体と、該カバー本体の
    長手方向に沿った両端縁寄りの箇所に設けられた各係止
    部と、を備えたカバーを、該各係止部のうちの一方を上
    記掛け布団部の前方側に係止し、且つ、同各係止部のう
    ちの他方を敷布団部の前方側に係止すると共に、該カバ
    ー本体を、その略中央寄りの部分より、上記開口部を通
    じて、上記袋状部分に挿入し、該カバー本体を同袋状部
    分の内部形状に沿わせながら装着した請求項1乃至3記
    載の一体型寝具。
  5. 【請求項5】 略矩形状の平面形状を有し、前方端部寄
    りの上面に枕体を取着した敷布団部と、 前方及び後方の少なくとも一方に設けられた挿入口よ
    り、上記敷布団部を長手方向に沿って挿入可能なシーツ
    部と、 長手方向に沿った丈が該シーツ部よりも短く、且つ、前
    方寄りの入口部分及びその余を占める本体部分により構
    成され、後方端部を該シーツ部の後方端部と上下方向に
    略位置合せした状態で、全側方端部のうちの少なくとも
    該本体部分に位置する部分を、下方に位置する上記敷布
    団部の端部の部分に直接、若しくは側方まち部を介して
    連結しながら、該敷布団部上に配置される掛け布部と、
    を備え、上記シーツ部の上面及び上記掛け布部の下面に
    より囲まれた箇所を、前後両方向に開口する各開口部を
    有した略筒状部分とする一体型寝具であって、 上記シーツ部及び掛け布部の装着された状態で、敷布団
    部及び上記掛け布部の各前方側を、該敷布団部及び該掛
    け布部の各前方端部側から、上記前方の開口部を通じ
    て、上記筒状部分の前方寄りに順次、挿入すると共に、 該敷布団部及び該掛け布部の各後方側を、該敷布団部及
    び該掛け布部の各後方端部側から、上記後方の開口部を
    通じて、該筒状部分の後方寄りに順次、挿入することに
    より、略直方体形状の収納形態となることを特徴とする
    一体型寝具。
  6. 【請求項6】 上記掛け布部の少なくとも使用者の腹部
    が接触する部分は、所定のタオルケット地により構成さ
    れた請求項5記載の一体型寝具。
  7. 【請求項7】 上記敷布団部は、弾性綿若しくはウレタ
    ン系弾性素材を所定の敷布団形状とした基材と、該基材
    を覆う表皮材により構成される請求項5又は6記載の一
    体型寝具。
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