JPH08193809A - 位置又は幅の測定装置 - Google Patents
位置又は幅の測定装置Info
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- JPH08193809A JPH08193809A JP2351095A JP2351095A JPH08193809A JP H08193809 A JPH08193809 A JP H08193809A JP 2351095 A JP2351095 A JP 2351095A JP 2351095 A JP2351095 A JP 2351095A JP H08193809 A JPH08193809 A JP H08193809A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 レーザー光線と再帰性反射体とを使用し、非
接触で物体の位置又は長さの測定を行うことができる位
置又は幅の測定装置を提供する。 【構成】 レーザー発生源12から発生するレーザー光
を受ける振動ミラー14と、振動ミラー14からの反射
レーザー光を受けて平行光となす放物面鏡18と、平行
光を測定対象物11を中間において受ける再帰性反射体
19と、再帰性反射体19からの反射レーザー光を放物
面鏡18及び振動ミラー14を介して受ける受光素子2
1と、振動ミラー14で反射する基準信号及び受光素子
21からの信号を受けて時間的変位から測定物の位置あ
るいは長さを計測する制御装置22とを有する。
接触で物体の位置又は長さの測定を行うことができる位
置又は幅の測定装置を提供する。 【構成】 レーザー発生源12から発生するレーザー光
を受ける振動ミラー14と、振動ミラー14からの反射
レーザー光を受けて平行光となす放物面鏡18と、平行
光を測定対象物11を中間において受ける再帰性反射体
19と、再帰性反射体19からの反射レーザー光を放物
面鏡18及び振動ミラー14を介して受ける受光素子2
1と、振動ミラー14で反射する基準信号及び受光素子
21からの信号を受けて時間的変位から測定物の位置あ
るいは長さを計測する制御装置22とを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は測定対象物(例えば鋼板
や鋼管など)の位置又は長さ等を自動的に測定する位置
又は幅の測定装置に関する。
や鋼管など)の位置又は長さ等を自動的に測定する位置
又は幅の測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鋼板や鋼管などの板厚又は外径等
を測定するには、接触型の測定器あるいは接触型検出器
からなる測定装置が使用されていた。
を測定するには、接触型の測定器あるいは接触型検出器
からなる測定装置が使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記接
触型の測定器では測定に時間を浪費すると共に、連続的
な測定が困難であった。また、前記接触型検出器からな
る測定装置でも被測定物の表面状況により正確な連続測
定は困難であった。本発明は、前記の事情に鑑みなされ
たもので、レーザー光線と再帰性反射体とを使用し、非
接触で物体の位置又は長さの測定を行うことができる位
置又は幅の測定装置を提供することを目的とする。
触型の測定器では測定に時間を浪費すると共に、連続的
な測定が困難であった。また、前記接触型検出器からな
る測定装置でも被測定物の表面状況により正確な連続測
定は困難であった。本発明は、前記の事情に鑑みなされ
たもので、レーザー光線と再帰性反射体とを使用し、非
接触で物体の位置又は長さの測定を行うことができる位
置又は幅の測定装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の位置又は幅の測定装置は、レーザー発生源から発
生するレーザー光を受ける振動ミラーと、該振動ミラー
からの反射レーザー光を受けて平行光となす放物面鏡
と、該平行光を測定対象物を中間において受ける再帰性
反射体と、該再帰性反射体からの反射レーザー光を前記
放物面鏡及び振動ミラーを介して受ける受光素子と、前
記振動ミラーで反射する基準信号及び受光素子からの信
号を受けて時間的変位から前記測定物の位置あるいは長
さを計測する制御装置とを有し、しかも、前記振動ミラ
ーはやや傾いて前記放物面鏡は軸外れに配置され、該放
物面鏡からの平行光が前記振動ミラーを遮らないように
なっている。また、請求項2記載の位置又は幅の測定装
置は、レーザー発生源から発生するレーザー光を受ける
振動ミラーと、該振動ミラーからの反射レーザー光を受
けて平行光となす放物面鏡と、該放物面鏡からの平行光
を受けるハーフミラーと、該平行光が測定対象物を遮る
信号を検出する受光素子と、前記ハーフミラーからの平
行光をうける基準スケールと、該基準スケールの位置信
号を検出する受光素子と、該基準スケールの位置信号を
検出する受光素子からの信号及び前記測定対象物を遮る
信号を検出する受光素子の信号を受けて時間的変位から
前記測定物の位置あるいは長さを計測する制御装置とを
有し、しかも、該振動ミラーはやや傾いて該放物面鏡は
軸外れに配置され、該放物面鏡からの平行光が前記振動
ミラーを遮らないようになっている。
記載の位置又は幅の測定装置は、レーザー発生源から発
生するレーザー光を受ける振動ミラーと、該振動ミラー
からの反射レーザー光を受けて平行光となす放物面鏡
と、該平行光を測定対象物を中間において受ける再帰性
反射体と、該再帰性反射体からの反射レーザー光を前記
放物面鏡及び振動ミラーを介して受ける受光素子と、前
記振動ミラーで反射する基準信号及び受光素子からの信
号を受けて時間的変位から前記測定物の位置あるいは長
さを計測する制御装置とを有し、しかも、前記振動ミラ
ーはやや傾いて前記放物面鏡は軸外れに配置され、該放
物面鏡からの平行光が前記振動ミラーを遮らないように
なっている。また、請求項2記載の位置又は幅の測定装
置は、レーザー発生源から発生するレーザー光を受ける
振動ミラーと、該振動ミラーからの反射レーザー光を受
けて平行光となす放物面鏡と、該放物面鏡からの平行光
を受けるハーフミラーと、該平行光が測定対象物を遮る
信号を検出する受光素子と、前記ハーフミラーからの平
行光をうける基準スケールと、該基準スケールの位置信
号を検出する受光素子と、該基準スケールの位置信号を
検出する受光素子からの信号及び前記測定対象物を遮る
信号を検出する受光素子の信号を受けて時間的変位から
前記測定物の位置あるいは長さを計測する制御装置とを
有し、しかも、該振動ミラーはやや傾いて該放物面鏡は
軸外れに配置され、該放物面鏡からの平行光が前記振動
ミラーを遮らないようになっている。
【0005】
【作用】請求項1記載の位置又は幅の測定装置において
は、振動ミラーは揺動しながら、レーザー発生源から発
生したレーザー光を反射し、放物面鏡は前記振動ミラー
で反射したレーザー光を平行化し、スキャンする平行レ
ーザー光を作る。測定対象物で遮られない前記平行レー
ザー光は再帰性反射体で反射され、この再帰性反射体は
入射した平行レーザー光とほぼ同一光軸上の狭い範囲で
レーザー光を反射する。この反射レーザー光を放物面鏡
を介して振動ミラーが再び反射する。受光素子はこの反
射レーザー光を信号に変換すると共に、受光信号として
制御装置に入力する。また、基準センサーは振動ミラー
で反射したレーザー光を変換して基準信号として制御装
置に入力する。前記制御装置は入力した受光信号と基準
信号の時間差を計測し演算し、該時間差と基準値から測
定対象物の位置又は長さの実長を測定する。そして、請
求項2記載の位置又は幅の測定装置においては、振動ミ
ラーは揺動しながらレーザー光をスキャンする。放物面
鏡は前記振動ミラーで反射したレーザー光を平行化す
る。測定対象物で遮られない前記平行レーザー光は再帰
性反射体で反射され、この再帰性反射体は入射した平行
レーザー光とほぼ同一光軸上の狭い範囲でレーザー光を
反射し、前記放物面鏡、振動ミラーを介してレーザー光
を受光素子に送光する。前記受光素子はこの反射レーザ
ー光を信号に変換すると共に、受光信号として制御装置
に入力する。一方、ハーフミラーは振動ミラ−及び放物
面鏡で平行化されたレーザー光を反射して基準スケール
に投射する。該基準スケールはレーザー光をスケール化
して受光素子に投射する。該受光素子はスケール化され
たレーザー光を受光して基準スケール信号として制御装
置に入力する。該制御装置は入力した受光信号と基準ス
ケール信号の時間差を計測し演算すると共に、前記時間
差と基準値から測定対象物の位置又は長さの実長を測定
する。また、請求項1及び2記載の位置又は幅の測定装
置においては、振動ミラーはやや傾いて放物面鏡は軸外
れに配置され、該放物面鏡からの平行光が前記振動ミラ
ーを遮らないようになっているので、広いスキャン範囲
において測定対象物の位置の測定が行える。
は、振動ミラーは揺動しながら、レーザー発生源から発
生したレーザー光を反射し、放物面鏡は前記振動ミラー
で反射したレーザー光を平行化し、スキャンする平行レ
ーザー光を作る。測定対象物で遮られない前記平行レー
ザー光は再帰性反射体で反射され、この再帰性反射体は
入射した平行レーザー光とほぼ同一光軸上の狭い範囲で
レーザー光を反射する。この反射レーザー光を放物面鏡
を介して振動ミラーが再び反射する。受光素子はこの反
射レーザー光を信号に変換すると共に、受光信号として
制御装置に入力する。また、基準センサーは振動ミラー
で反射したレーザー光を変換して基準信号として制御装
置に入力する。前記制御装置は入力した受光信号と基準
信号の時間差を計測し演算し、該時間差と基準値から測
定対象物の位置又は長さの実長を測定する。そして、請
求項2記載の位置又は幅の測定装置においては、振動ミ
ラーは揺動しながらレーザー光をスキャンする。放物面
鏡は前記振動ミラーで反射したレーザー光を平行化す
る。測定対象物で遮られない前記平行レーザー光は再帰
性反射体で反射され、この再帰性反射体は入射した平行
レーザー光とほぼ同一光軸上の狭い範囲でレーザー光を
反射し、前記放物面鏡、振動ミラーを介してレーザー光
を受光素子に送光する。前記受光素子はこの反射レーザ
ー光を信号に変換すると共に、受光信号として制御装置
に入力する。一方、ハーフミラーは振動ミラ−及び放物
面鏡で平行化されたレーザー光を反射して基準スケール
に投射する。該基準スケールはレーザー光をスケール化
して受光素子に投射する。該受光素子はスケール化され
たレーザー光を受光して基準スケール信号として制御装
置に入力する。該制御装置は入力した受光信号と基準ス
ケール信号の時間差を計測し演算すると共に、前記時間
差と基準値から測定対象物の位置又は長さの実長を測定
する。また、請求項1及び2記載の位置又は幅の測定装
置においては、振動ミラーはやや傾いて放物面鏡は軸外
れに配置され、該放物面鏡からの平行光が前記振動ミラ
ーを遮らないようになっているので、広いスキャン範囲
において測定対象物の位置の測定が行える。
【0006】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しながら、本発
明を具体化した実施例について説明し、本発明の理解に
供する。ここに、図1は本発明の第1の実施例に係る位
置又は幅の測定装置を示す概略構成図、図2は振動ミラ
ーと放物面鏡の配置位置の説明図、図3はポリゴンミラ
ーを用いた場合の説明図、図4及び図5は制御装置の概
略ブロック図、図6は本発明の第2の実施例に係る位置
又は幅の測定装置を示す概略構成図、図7は同制御装置
の概略ブロック図、図8は基準スケール信号と受光信号
の関係を示すグラフである。なお、以下の実施例におい
て同一の構成要素には同一の番号を付して重複する説明
を省略する。
明を具体化した実施例について説明し、本発明の理解に
供する。ここに、図1は本発明の第1の実施例に係る位
置又は幅の測定装置を示す概略構成図、図2は振動ミラ
ーと放物面鏡の配置位置の説明図、図3はポリゴンミラ
ーを用いた場合の説明図、図4及び図5は制御装置の概
略ブロック図、図6は本発明の第2の実施例に係る位置
又は幅の測定装置を示す概略構成図、図7は同制御装置
の概略ブロック図、図8は基準スケール信号と受光信号
の関係を示すグラフである。なお、以下の実施例におい
て同一の構成要素には同一の番号を付して重複する説明
を省略する。
【0007】図1に示すように、本発明の第1の実施例
に係る位置又は幅の測定装置10は、測定対象物11
(例えば鋼管)に投射するレーザー光を発生する半導体
レーザー素子12と、その発生したレーザー光を収束す
る収束レンズ13と、収束されたレーザー光を反射する
と共に振動ミラー14からの反射レーザー光を透過する
ハーフミラー15と、振動ミラー14を一定の振動数で
揺動するスキャンコントローラー16と、振動ミラー1
4で反射するレーザー光により基準信号を出す基準セン
サー17と、軸外れ位置(図2参照)に設けられ振動ミ
ラー14で反射されたレーザー光を平行なレーザー光と
する放物面鏡18と、入射するレーザー光を入射光とほ
ぼ同一光軸上の狭い範囲で反射する再帰性反射体19
と、再帰性反射体19からの反射レーザー光を放物面鏡
18及び振動ミラー14を介して収束する集光レンズ2
0と、収束された反射レーザー光を検出する受光素子2
1と、前記基準センサー17からの基準信号及び受光素
子21からの受光信号を入力して両者の時間的変位から
測定対象物の位置又は幅を計測する制御装置22とを有
している。
に係る位置又は幅の測定装置10は、測定対象物11
(例えば鋼管)に投射するレーザー光を発生する半導体
レーザー素子12と、その発生したレーザー光を収束す
る収束レンズ13と、収束されたレーザー光を反射する
と共に振動ミラー14からの反射レーザー光を透過する
ハーフミラー15と、振動ミラー14を一定の振動数で
揺動するスキャンコントローラー16と、振動ミラー1
4で反射するレーザー光により基準信号を出す基準セン
サー17と、軸外れ位置(図2参照)に設けられ振動ミ
ラー14で反射されたレーザー光を平行なレーザー光と
する放物面鏡18と、入射するレーザー光を入射光とほ
ぼ同一光軸上の狭い範囲で反射する再帰性反射体19
と、再帰性反射体19からの反射レーザー光を放物面鏡
18及び振動ミラー14を介して収束する集光レンズ2
0と、収束された反射レーザー光を検出する受光素子2
1と、前記基準センサー17からの基準信号及び受光素
子21からの受光信号を入力して両者の時間的変位から
測定対象物の位置又は幅を計測する制御装置22とを有
している。
【0008】前記制御装置22は図4に示すように、受
光素子21及び基準センサー17からの信号を入力とす
るゲート回路23と、ゲート回路23を通過する基準ク
ロック信号を計数するカウンター回路24と、カウンタ
ー回路24の出力を補正して時間的変位を出力する補正
回路25と、この時間的変位と基準値とから測定値を算
出する演算器26とを有している。なお、前記ゲート回
路23及びカウンター回路24でエッジ検出器を構成し
ている。また、図2(A)、(B)に示すように、振動
ミラー14及び放物面鏡18は軸外れ位置にその取付け
角度をやや傾けて配置され、放物面鏡18からの反射レ
ーザー光が振動ミラー14に当たらないようになってい
る。即ち、振動ミラー14のレーザー光照射中心位置C
から放物面鏡18までの距離をq、振動ミラー14のレ
ーザー光照射中心位置Cから端部までの距離をpとする
と、図2(B)に示すように側面から見て前記振動ミラ
ー14は、放物面鏡18の略中央に約45度傾いて配置
されているが、振動ミラー14が以下の式(1)を満足
するように、平面的に見てθだけ曲がって配置されてい
る。なおθは通常は2〜15度の範囲で選ぶのが好まし
い。 p<q・tan 2θ ・・・・・・・・・(1) そして、放物面鏡18は、光軸が直線r方向にあって、
Cの位置を焦点とする上下方向に長く幅狭の形状になっ
て、振動ミラー14から照射されるスキャンレーザー光
を平行スキャンレーザー光に変換している。
光素子21及び基準センサー17からの信号を入力とす
るゲート回路23と、ゲート回路23を通過する基準ク
ロック信号を計数するカウンター回路24と、カウンタ
ー回路24の出力を補正して時間的変位を出力する補正
回路25と、この時間的変位と基準値とから測定値を算
出する演算器26とを有している。なお、前記ゲート回
路23及びカウンター回路24でエッジ検出器を構成し
ている。また、図2(A)、(B)に示すように、振動
ミラー14及び放物面鏡18は軸外れ位置にその取付け
角度をやや傾けて配置され、放物面鏡18からの反射レ
ーザー光が振動ミラー14に当たらないようになってい
る。即ち、振動ミラー14のレーザー光照射中心位置C
から放物面鏡18までの距離をq、振動ミラー14のレ
ーザー光照射中心位置Cから端部までの距離をpとする
と、図2(B)に示すように側面から見て前記振動ミラ
ー14は、放物面鏡18の略中央に約45度傾いて配置
されているが、振動ミラー14が以下の式(1)を満足
するように、平面的に見てθだけ曲がって配置されてい
る。なおθは通常は2〜15度の範囲で選ぶのが好まし
い。 p<q・tan 2θ ・・・・・・・・・(1) そして、放物面鏡18は、光軸が直線r方向にあって、
Cの位置を焦点とする上下方向に長く幅狭の形状になっ
て、振動ミラー14から照射されるスキャンレーザー光
を平行スキャンレーザー光に変換している。
【0009】位置又は幅の測定装置10はこのように構
成されているので、半導体レーザー素子12で発生した
レーザー光は収束レンズ13で収束されてハーフミラー
15で反射される。その反射されたレーザー光はスキャ
ンコントローラー16により一定の振動数で揺動する振
動ミラー14で反射され、さらに放物面鏡18により平
行化されて測定対象物11の上部エッジ付近を走査す
る。なお、図3に示すように前記振動ミラー14の代わ
りにポリゴンミラー14aを使用してもよく、この場合
も振動ミラー14と同様に少し傾けて配置することにな
る。測定対象物11で遮断されないレーザー光は直進し
て再帰性反射体19に着光する。この再帰性反射体19
は周知の構造となって、反射レーザー光は入射レーザー
光と略同一方向に反射される構造となっている。再帰性
反射体19で反射されたレーザー光は放物面鏡18で収
束されて、振動ミラー14で反射される。そして、振動
ミラー14で反射されたレーザー光の一部はハーフミラ
ー15を通過して集光レンズ20に入射して収束され
る。収束されたレーザー光は、例えばフォトダイオード
等からなる受光素子21で信号化され受光信号として制
御装置22に設けられた前記エッジ位置検出器に入力さ
れる。
成されているので、半導体レーザー素子12で発生した
レーザー光は収束レンズ13で収束されてハーフミラー
15で反射される。その反射されたレーザー光はスキャ
ンコントローラー16により一定の振動数で揺動する振
動ミラー14で反射され、さらに放物面鏡18により平
行化されて測定対象物11の上部エッジ付近を走査す
る。なお、図3に示すように前記振動ミラー14の代わ
りにポリゴンミラー14aを使用してもよく、この場合
も振動ミラー14と同様に少し傾けて配置することにな
る。測定対象物11で遮断されないレーザー光は直進し
て再帰性反射体19に着光する。この再帰性反射体19
は周知の構造となって、反射レーザー光は入射レーザー
光と略同一方向に反射される構造となっている。再帰性
反射体19で反射されたレーザー光は放物面鏡18で収
束されて、振動ミラー14で反射される。そして、振動
ミラー14で反射されたレーザー光の一部はハーフミラ
ー15を通過して集光レンズ20に入射して収束され
る。収束されたレーザー光は、例えばフォトダイオード
等からなる受光素子21で信号化され受光信号として制
御装置22に設けられた前記エッジ位置検出器に入力さ
れる。
【0010】一方、半導体レーザー素子12から発生し
たレーザー光は収束レンズ13で収束されてハーフミラ
ー15及び振動ミラー14を介して、基準センサー17
で受光されて基準信号に変換される。基準センサー17
は、例えばフォトダイオード等からなる受光素子で構成
される。なお、前記基準センサー17として、角度検出
器を振動ミラー14に取付けて測定してもよい。この基
準センサー17で変換された基準信号は制御装置22に
設けられた前記エッジ位置検出器に入力される。
たレーザー光は収束レンズ13で収束されてハーフミラ
ー15及び振動ミラー14を介して、基準センサー17
で受光されて基準信号に変換される。基準センサー17
は、例えばフォトダイオード等からなる受光素子で構成
される。なお、前記基準センサー17として、角度検出
器を振動ミラー14に取付けて測定してもよい。この基
準センサー17で変換された基準信号は制御装置22に
設けられた前記エッジ位置検出器に入力される。
【0011】エッジ位置検出器は前述のように、ゲート
回路23とこれに連結されるカウンター回路24とを有
し、前記基準センサー17からの基準信号(a)はゲー
ト回路23の開信号となり、前記受光素子21からの受
光信号(b)はゲート回路23の閉信号となって、この
間に追加する基準クロックの数をカウンター回路24に
よってカウントするようになっている。このゲート時間
内に計数されたクロックパルス数は、振動ミラー14が
基準センサー17にレーザー光を反射した位置から再帰
性反射体19で反射されたレーザー光が受光素子21に
入射するまでの振動ミラー14の回転角度ないし回転時
間の関数となる。即ち、前記クロックパルス数から基準
信号がゲート回路23に入力されてから受光信号がゲー
ト回路23に入力されるまでの時間差が求められる。更
に、この時間差は補正回路25によって線型補正され、
演算器26に入力される。演算器26でこの時間差と基
準値とから測定対象物11の位置が測定される。
回路23とこれに連結されるカウンター回路24とを有
し、前記基準センサー17からの基準信号(a)はゲー
ト回路23の開信号となり、前記受光素子21からの受
光信号(b)はゲート回路23の閉信号となって、この
間に追加する基準クロックの数をカウンター回路24に
よってカウントするようになっている。このゲート時間
内に計数されたクロックパルス数は、振動ミラー14が
基準センサー17にレーザー光を反射した位置から再帰
性反射体19で反射されたレーザー光が受光素子21に
入射するまでの振動ミラー14の回転角度ないし回転時
間の関数となる。即ち、前記クロックパルス数から基準
信号がゲート回路23に入力されてから受光信号がゲー
ト回路23に入力されるまでの時間差が求められる。更
に、この時間差は補正回路25によって線型補正され、
演算器26に入力される。演算器26でこの時間差と基
準値とから測定対象物11の位置が測定される。
【0012】また、測定対象物11の他端の表面エッジ
を検出するために同一の構造となった第2の測定器27
を設けることも可能であり、この場合、第2の測定器2
7からの基準信号(c)及び受光信号(d)から求めら
れた時間差は補正回路25によって線型補正された後、
前記演算器26に入力される。これによって測定対象物
11の一端及び他端の位置が測定され、実際の測定器の
物理的距離(基準長さ)を加えることによって、測定対
象物11の長さの実長(例えば、外径又は板長など)が
測定される。
を検出するために同一の構造となった第2の測定器27
を設けることも可能であり、この場合、第2の測定器2
7からの基準信号(c)及び受光信号(d)から求めら
れた時間差は補正回路25によって線型補正された後、
前記演算器26に入力される。これによって測定対象物
11の一端及び他端の位置が測定され、実際の測定器の
物理的距離(基準長さ)を加えることによって、測定対
象物11の長さの実長(例えば、外径又は板長など)が
測定される。
【0013】また、図5は振動ミラー14でスキャンさ
れ放物面鏡18で反射されるレーザー光の走査範囲内
に、測定対象物11aが入る場合の制御装置22aの説
明図である。一端の表面エッジを検出する基準信号と受
光信号とが第1のゲート回路28に入力され、ゲート時
間内に計測されたクロックパルス数から時間差が求めら
れる。さらに、測定対象物11aの他端の表面エッジを
検出する基準信号と受光信号が第2のゲート回路29に
入力されて、ゲート時間内のクロックパルス数から時間
差が求められる。そして、この両時間差は演算器26に
入力されて測定対象物11aの長さの実長(例えば、外
径又は板幅)などが測定される。なお、ここで、平行レ
ーザー光内に測定対象物がある場合には、前記スキャン
させて影の部分の時間を計測し、これを線型補正して長
さを測定することも可能であり、この場合には回路が更
に簡単となる。
れ放物面鏡18で反射されるレーザー光の走査範囲内
に、測定対象物11aが入る場合の制御装置22aの説
明図である。一端の表面エッジを検出する基準信号と受
光信号とが第1のゲート回路28に入力され、ゲート時
間内に計測されたクロックパルス数から時間差が求めら
れる。さらに、測定対象物11aの他端の表面エッジを
検出する基準信号と受光信号が第2のゲート回路29に
入力されて、ゲート時間内のクロックパルス数から時間
差が求められる。そして、この両時間差は演算器26に
入力されて測定対象物11aの長さの実長(例えば、外
径又は板幅)などが測定される。なお、ここで、平行レ
ーザー光内に測定対象物がある場合には、前記スキャン
させて影の部分の時間を計測し、これを線型補正して長
さを測定することも可能であり、この場合には回路が更
に簡単となる。
【0014】次に、図6を参照しながら、本発明の第2
の実施例に係る位置又は幅の測定装置30について説明
する。この実施例では、測定対象物11の表面に投射す
るレーザー光を発生する例えばHe−Neレーザー発生
源12aと、その発生したレーザー光を収束する収束レ
ンズ13と、収束されたレーザー光を反射すると共に振
動ミラー14からの反射レーザー光を透過するハーフミ
ラー15と、振動ミラー14を一定の振動数で揺動する
スキャンコントローラー16と、振動ミラー14で反射
されたレーザー光をほぼ同一光軸上の狭い範囲で平行レ
ーザー光とする放物面鏡18と、平行なレーザー光を透
過すると共に反射するハーフミラー31と、入射するレ
ーザー光を入射光と平行に反射する再帰性反射体19
と、再帰性反射体19からの反射光をハーフミラー3
1、放物面鏡18及び振動ミラー14を介して収束する
集光レンズ20と、収束された反射光を検出する受光素
子21と、前記ハーフミラー31からの平行レーザー光
を受ける基準スケール32と、基準スケール32を透過
したレーザー光を収束する収束レンズ33と、収束レン
ズ33からのレーザー光を受光する受光素子34と、受
光素子34からの基準スケール信号と受光素子21から
の受光信号を入力して両者の時間的変位から測定対象物
11の位置あるいは長さを計測する制御装置35とを有
している。
の実施例に係る位置又は幅の測定装置30について説明
する。この実施例では、測定対象物11の表面に投射す
るレーザー光を発生する例えばHe−Neレーザー発生
源12aと、その発生したレーザー光を収束する収束レ
ンズ13と、収束されたレーザー光を反射すると共に振
動ミラー14からの反射レーザー光を透過するハーフミ
ラー15と、振動ミラー14を一定の振動数で揺動する
スキャンコントローラー16と、振動ミラー14で反射
されたレーザー光をほぼ同一光軸上の狭い範囲で平行レ
ーザー光とする放物面鏡18と、平行なレーザー光を透
過すると共に反射するハーフミラー31と、入射するレ
ーザー光を入射光と平行に反射する再帰性反射体19
と、再帰性反射体19からの反射光をハーフミラー3
1、放物面鏡18及び振動ミラー14を介して収束する
集光レンズ20と、収束された反射光を検出する受光素
子21と、前記ハーフミラー31からの平行レーザー光
を受ける基準スケール32と、基準スケール32を透過
したレーザー光を収束する収束レンズ33と、収束レン
ズ33からのレーザー光を受光する受光素子34と、受
光素子34からの基準スケール信号と受光素子21から
の受光信号を入力して両者の時間的変位から測定対象物
11の位置あるいは長さを計測する制御装置35とを有
している。
【0015】本発明の位置又は幅の測定装置の第2の実
施例は前記のように構成されているので、He−Neレ
ーザー発生源12aで発生したレーザー光は収束レンズ
13で収束されてハーフミラー15で反射される。その
反射されたレーザー光はスキャンコントローラー16に
より一定の振動数で揺動する振動ミラー14で反射さ
れ、さらに放物面鏡18により平行化されて測定対象物
11の表面エッジを走査する。なお、前記振動ミラー1
4はポリゴンミラーを使用してもよい。測定対象物11
で遮断されないレーザー光は直進して再帰性反射体19
で反射し、再帰性反射体19で反射されたレーザー光は
放物面鏡18で収束されて、振動ミラー14で反射され
る。そして、振動ミラー14で反射された一部のレーザ
ー光は、ハーフミラー15を通過し集光レンズ20に入
射して収束される。収束されたレーザー光は、例えばフ
ォトダイオードなどからなる受光素子21で信号化され
受光信号として制御装置35に入力される。
施例は前記のように構成されているので、He−Neレ
ーザー発生源12aで発生したレーザー光は収束レンズ
13で収束されてハーフミラー15で反射される。その
反射されたレーザー光はスキャンコントローラー16に
より一定の振動数で揺動する振動ミラー14で反射さ
れ、さらに放物面鏡18により平行化されて測定対象物
11の表面エッジを走査する。なお、前記振動ミラー1
4はポリゴンミラーを使用してもよい。測定対象物11
で遮断されないレーザー光は直進して再帰性反射体19
で反射し、再帰性反射体19で反射されたレーザー光は
放物面鏡18で収束されて、振動ミラー14で反射され
る。そして、振動ミラー14で反射された一部のレーザ
ー光は、ハーフミラー15を通過し集光レンズ20に入
射して収束される。収束されたレーザー光は、例えばフ
ォトダイオードなどからなる受光素子21で信号化され
受光信号として制御装置35に入力される。
【0016】一方、He−Neレーザー発生源12aで
発生したレーザー光は収束レンズ13で収束されてハー
フミラー15、振動ミラー14、放物面鏡18及びハー
フミラー31の順に反射され、基準スケール32を照射
する。基準スケール32を透過したレーザー光は収束レ
ンズ33で収束されて受光素子34で基準スケール信号
に変換される。この受光素子34で変換された基準スケ
ール信号は制御装置35に入力される。なお、この実施
例においても、前記放物面鏡18は軸外れの位置に設け
られて、放物面鏡18によって反射されるスキャンレー
ザー光が振動ミラー14によって遮られることがないよ
うになっている。
発生したレーザー光は収束レンズ13で収束されてハー
フミラー15、振動ミラー14、放物面鏡18及びハー
フミラー31の順に反射され、基準スケール32を照射
する。基準スケール32を透過したレーザー光は収束レ
ンズ33で収束されて受光素子34で基準スケール信号
に変換される。この受光素子34で変換された基準スケ
ール信号は制御装置35に入力される。なお、この実施
例においても、前記放物面鏡18は軸外れの位置に設け
られて、放物面鏡18によって反射されるスキャンレー
ザー光が振動ミラー14によって遮られることがないよ
うになっている。
【0017】制御装置35は図7に示すように構成され
ている。図7において、受光素子34からの基準スケー
ル信号と、受光素子21からの受光信号は、エッジ位置
検出器を構成するスケール本数カウンター回路36によ
りスケール本数Nが計数されると共に演算器37でN・
△Lが算出される。ここに、△Lは基準スケール信号の
一目盛間隔である。そして、受光信号はカウンター回路
38に入力されているが、カウンター回路38は基準ス
ケール信号によって繰り返しリセットされながら、基準
クロックを計数するようになっている。従って、図8に
示すように、受光信号がオフになる手前の基準スケール
信号のN本目から開始したクロック数の計数を受光信号
の立上がりで停止してt1 が計数されてメモリ39に記
憶される。さらに、△Lに相当するクロック数t2 も計
数されてメモリ40に記憶される。次に、演算器41で
△X=t1 /t2 ・△Lが演算され、更にN・△L+△
Xが演算されて、N・△L+△Xと基準値より測定対象
物11の位置又は長さの実長(例えば、外径又は板長な
ど)が測定される。
ている。図7において、受光素子34からの基準スケー
ル信号と、受光素子21からの受光信号は、エッジ位置
検出器を構成するスケール本数カウンター回路36によ
りスケール本数Nが計数されると共に演算器37でN・
△Lが算出される。ここに、△Lは基準スケール信号の
一目盛間隔である。そして、受光信号はカウンター回路
38に入力されているが、カウンター回路38は基準ス
ケール信号によって繰り返しリセットされながら、基準
クロックを計数するようになっている。従って、図8に
示すように、受光信号がオフになる手前の基準スケール
信号のN本目から開始したクロック数の計数を受光信号
の立上がりで停止してt1 が計数されてメモリ39に記
憶される。さらに、△Lに相当するクロック数t2 も計
数されてメモリ40に記憶される。次に、演算器41で
△X=t1 /t2 ・△Lが演算され、更にN・△L+△
Xが演算されて、N・△L+△Xと基準値より測定対象
物11の位置又は長さの実長(例えば、外径又は板長な
ど)が測定される。
【0018】さらに、図6で振動ミラー14から反射さ
れるレーザー光の走査範囲内に測定対象物11bが入る
場合、測定対象物11bの一端の表面エッジが検出され
る。すなわち、基準スケール信号のN1 本目から開始し
たクロック数の計数を受光信号の立上がりで停止して計
数されたt1 からN1 ・△L+△X1 が演算される。さ
らに、測定対象物11bの他端の表面エッジが検出され
る。すなわち、基準スケール信号のN2 本目から開始し
たクロック数の計数を受光信号の立下がりで停止して計
数されたt3 からN2 ・△L+△X2 が演算される。そ
して、N1 ・△L+△X1 とN2 ・△L+△X2 の差及
び基準値から測定対象物11bの位置が測定される。こ
こに、△X1 =t1 /t2 ・△L、△X2 =t3 /t2
・△Lである。
れるレーザー光の走査範囲内に測定対象物11bが入る
場合、測定対象物11bの一端の表面エッジが検出され
る。すなわち、基準スケール信号のN1 本目から開始し
たクロック数の計数を受光信号の立上がりで停止して計
数されたt1 からN1 ・△L+△X1 が演算される。さ
らに、測定対象物11bの他端の表面エッジが検出され
る。すなわち、基準スケール信号のN2 本目から開始し
たクロック数の計数を受光信号の立下がりで停止して計
数されたt3 からN2 ・△L+△X2 が演算される。そ
して、N1 ・△L+△X1 とN2 ・△L+△X2 の差及
び基準値から測定対象物11bの位置が測定される。こ
こに、△X1 =t1 /t2 ・△L、△X2 =t3 /t2
・△Lである。
【0019】また、測定対象物11の他端の表面エッジ
を検出するために第2の測定器43が設けられてもよ
い。第2の測定器43からの受光信号は制御装置44に
入力され、前記と同様な手順によって測定対象物11の
下端の表面エッジが検出される。前記結果と、実際の測
定装置の位置から測定対象物11の位置又は長さの実長
(例えば、外径又は板長など)が測定される。
を検出するために第2の測定器43が設けられてもよ
い。第2の測定器43からの受光信号は制御装置44に
入力され、前記と同様な手順によって測定対象物11の
下端の表面エッジが検出される。前記結果と、実際の測
定装置の位置から測定対象物11の位置又は長さの実長
(例えば、外径又は板長など)が測定される。
【0020】
【発明の効果】請求項1及び2記載の位置又は幅の測定
装置は、振動ミラーはやや傾いて、放物面鏡は軸外れに
配置され、放物面鏡からの平行光が振動ミラーを遮らな
いようになっているので、広いスキャン範囲において測
定対象物の位置の測定を正確に行える。特に、請求項1
記載の位置又は幅の測定装置は、反射レーザー光からの
受光信号と、基準センサーからの基準信号との時間的変
位から制御装置により測定対象物の位置あるいは長さを
計測するので、測定対象物の位置あるいは長さを連続的
に、しかも短時間に正確に測定することが可能である。
また、請求項2記載の位置又は幅の測定装置は、反射レ
ーザー光からの受光信号と基準スケールからの基準スケ
ール信号の時間的変位から制御装置により測定対象物の
位置あるいは長さを計測するので、測定対象物の位置あ
るいは長さを連続的に、しかも短時間に正確に測定する
ことができる。
装置は、振動ミラーはやや傾いて、放物面鏡は軸外れに
配置され、放物面鏡からの平行光が振動ミラーを遮らな
いようになっているので、広いスキャン範囲において測
定対象物の位置の測定を正確に行える。特に、請求項1
記載の位置又は幅の測定装置は、反射レーザー光からの
受光信号と、基準センサーからの基準信号との時間的変
位から制御装置により測定対象物の位置あるいは長さを
計測するので、測定対象物の位置あるいは長さを連続的
に、しかも短時間に正確に測定することが可能である。
また、請求項2記載の位置又は幅の測定装置は、反射レ
ーザー光からの受光信号と基準スケールからの基準スケ
ール信号の時間的変位から制御装置により測定対象物の
位置あるいは長さを計測するので、測定対象物の位置あ
るいは長さを連続的に、しかも短時間に正確に測定する
ことができる。
【図1】本発明の第1の実施例に係る位置又は幅の測定
装置を示す概略構成図である。
装置を示す概略構成図である。
【図2】振動ミラーと放物面鏡の配置位置の説明図であ
る。
る。
【図3】ポリゴンミラーを用いた場合の説明図である。
【図4】制御装置の概略ブロック図である。
【図5】制御装置の概略ブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施例に係る位置又は幅の測定
装置を示す概略構成図である。
装置を示す概略構成図である。
【図7】同制御装置の概略ブロック図である。
【図8】基準スケール信号と受光信号の関係を示すグラ
フである。
フである。
10 位置又は幅の測定装置 11 測定対象物 11a 測定対象物 11b 測定対象物 12 半導体レーザー素子 12a He−Neレーザー発生源 13 収束レンズ 14 振動ミラー 14a ポリゴンミラー 15 ハーフミラー 16 スキャンコントローラー 17 基準センサー 18 放物面鏡 19 再帰性反射体 20 集光レンズ 21 受光素子 22 制御装置 22a 制御装置 23 ゲート回路 24 カウンター回路 25 補正回路 26 演算器 27 第2の測定器 28 第1のゲート回路 29 第2のゲート回路 30 位置又は幅の測定装置 31 ハーフミラー 32 基準スケール 33 収束レンズ 34 受光素子 35 制御装置 36 スケール本数カウンター回路 37 演算器 38 カウンター回路 39 メモリ 40 メモリ 41 演算器 43 第2の測定器 44 制御装置
Claims (2)
- 【請求項1】 レーザー発生源から発生するレーザー光
を受ける振動ミラーと、該振動ミラーからの反射レーザ
ー光を受けて平行光となす放物面鏡と、該平行光を測定
対象物を中間において受ける再帰性反射体と、該再帰性
反射体からの反射レーザー光を前記放物面鏡及び振動ミ
ラーを介して受ける受光素子と、前記振動ミラーで反射
する基準信号及び受光素子からの信号を受けて時間的変
位から前記測定物の位置あるいは長さを計測する制御装
置とを有し、しかも、前記振動ミラーはやや傾いて前記
放物面鏡は軸外れに配置され、該放物面鏡からの平行光
が前記振動ミラーを遮らないようになっていることを特
徴とする位置又は幅の測定装置。 - 【請求項2】 レーザー発生源から発生するレーザー光
を受ける振動ミラーと、該振動ミラーからの反射レーザ
ー光を受けて平行光となす放物面鏡と、該放物面鏡から
の平行光を受けるハーフミラーと、該平行光が測定対象
物を遮る信号を検出する受光素子と、前記ハーフミラー
からの平行光をうける基準スケールと、該基準スケール
の位置信号を検出する受光素子と、該基準スケールの位
置信号を検出する受光素子からの信号及び前記測定対象
物を遮る信号を検出する受光素子の信号を受けて時間的
変位から前記測定物の位置あるいは長さを計測する制御
装置とを有し、しかも、該振動ミラーはやや傾いて該放
物面鏡は軸外れに配置され、該放物面鏡からの平行光が
前記振動ミラーを遮らないようになっていることを特徴
とする位置又は幅の測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2351095A JPH08193809A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | 位置又は幅の測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2351095A JPH08193809A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | 位置又は幅の測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08193809A true JPH08193809A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=12112457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2351095A Pending JPH08193809A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | 位置又は幅の測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08193809A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015102462A (ja) * | 2013-11-26 | 2015-06-04 | 新明和工業株式会社 | エリアセンサとそれを備えた機械式駐車場 |
-
1995
- 1995-01-17 JP JP2351095A patent/JPH08193809A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015102462A (ja) * | 2013-11-26 | 2015-06-04 | 新明和工業株式会社 | エリアセンサとそれを備えた機械式駐車場 |
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