JPH08193205A - 高炉操業方法 - Google Patents
高炉操業方法Info
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- JPH08193205A JPH08193205A JP552195A JP552195A JPH08193205A JP H08193205 A JPH08193205 A JP H08193205A JP 552195 A JP552195 A JP 552195A JP 552195 A JP552195 A JP 552195A JP H08193205 A JPH08193205 A JP H08193205A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】高炉中心部のO/C比を低位に制御し、炉況を
安定に維持する。 【構成】コークスと鉱石を交互に装入して高炉を操業す
るに際し、1チャージ分の鉱石を複数バッチに分割して
装入し、1バッチ目 (OI )は鉱石だけを装入し、2バ
ッチ目 (OII) 以降はコークスの一部と鉱石とを同時に
装入する。上記鉱石 (OII) と同時装入するコークスの
加重平均粒径を、鉱石の粗粒側10嵩体積%を占める粗粒
鉱石の嵩体積割合加重平均粒径の 2.5倍以上とし、か
つ、上記鉱石 (OII) と同時装入するコークスの量 (嵩
体積%、Y) と同じく鉱石の量 (嵩体積%、X) との関
係を下記イ式を満たすように調整する。 0.05×X<Y≦ 0.1×X ・・・イ 【効果】炉内ガスの中心流の適正な強化ができ、炉芯コ
ークスの反応劣化の低減による炉芯の通気性、通液性の
確保ができる。この方法は装入装置を新設することな
く、従来の高炉で実施できる。
安定に維持する。 【構成】コークスと鉱石を交互に装入して高炉を操業す
るに際し、1チャージ分の鉱石を複数バッチに分割して
装入し、1バッチ目 (OI )は鉱石だけを装入し、2バ
ッチ目 (OII) 以降はコークスの一部と鉱石とを同時に
装入する。上記鉱石 (OII) と同時装入するコークスの
加重平均粒径を、鉱石の粗粒側10嵩体積%を占める粗粒
鉱石の嵩体積割合加重平均粒径の 2.5倍以上とし、か
つ、上記鉱石 (OII) と同時装入するコークスの量 (嵩
体積%、Y) と同じく鉱石の量 (嵩体積%、X) との関
係を下記イ式を満たすように調整する。 0.05×X<Y≦ 0.1×X ・・・イ 【効果】炉内ガスの中心流の適正な強化ができ、炉芯コ
ークスの反応劣化の低減による炉芯の通気性、通液性の
確保ができる。この方法は装入装置を新設することな
く、従来の高炉で実施できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高炉操業において炉
芯コークス層の通気性および通液性を良好に保ち、安定
した炉況を維持するための高炉操業方法に関する。
芯コークス層の通気性および通液性を良好に保ち、安定
した炉況を維持するための高炉操業方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高炉の安定操業を維持するためには、炉
芯部分の通気性および通液性を良好に保つことが重要で
ある。
芯部分の通気性および通液性を良好に保つことが重要で
ある。
【0003】そのための技術として、例えば、特公昭64
−9373号公報においては、コークスの一部を高炉中心部
に装入することにより、中心部の鉱石に対するコークス
存在率を増加させ、いわゆる中心流を強める方法が開示
されている。この方法によれば、良好な融着帯形状、ガ
ス利用率を維持しながら中心流が強められるので、高炉
操業の安定化、溶銑の低Si化、炉壁熱負荷の軽減等の効
果が得られることが同公報に示されている。
−9373号公報においては、コークスの一部を高炉中心部
に装入することにより、中心部の鉱石に対するコークス
存在率を増加させ、いわゆる中心流を強める方法が開示
されている。この方法によれば、良好な融着帯形状、ガ
ス利用率を維持しながら中心流が強められるので、高炉
操業の安定化、溶銑の低Si化、炉壁熱負荷の軽減等の効
果が得られることが同公報に示されている。
【0004】また、特開平4−63212 号公報では鉱石層
に混合するコークス重量分率に応じて同コークス粒径を
増加させることで、鉱石とコークスの混合層が炉内へ堆
積する際に中心部にコークスが偏析することを利用して
中心部のガス流を確保する方法が開示されている。この
方法によれば、出銑滓の安定化、炉内圧損の低減および
溶銑中Si濃度の変動低減が図られるとしている。
に混合するコークス重量分率に応じて同コークス粒径を
増加させることで、鉱石とコークスの混合層が炉内へ堆
積する際に中心部にコークスが偏析することを利用して
中心部のガス流を確保する方法が開示されている。この
方法によれば、出銑滓の安定化、炉内圧損の低減および
溶銑中Si濃度の変動低減が図られるとしている。
【0005】しかしながら、上述の方法にはそれぞれ次
のような問題点がある。すなわち、特公昭64−9373号公
報に開示されている方法では、炉頂部の装入物堆積レベ
ルの上部空間にコークス専用の装入装置を設ける必要が
あるが、この装入方法の場合、中心部のガス温度が高温
となるため設備のメンテナンスが困難である。また、同
方法では中心部の狭い範囲にコークスを装入すると、中
心部のガス流速が大きくなり過ぎるという問題がある。
のような問題点がある。すなわち、特公昭64−9373号公
報に開示されている方法では、炉頂部の装入物堆積レベ
ルの上部空間にコークス専用の装入装置を設ける必要が
あるが、この装入方法の場合、中心部のガス温度が高温
となるため設備のメンテナンスが困難である。また、同
方法では中心部の狭い範囲にコークスを装入すると、中
心部のガス流速が大きくなり過ぎるという問題がある。
【0006】次に、特開平4−63212 号公報には、鉱
石、コークスの混合装入により中心部にコークスを偏析
させる発明が開示されているが、その発明における鉱石
に対するコークスの粒径比が明確に定義されておらず、
中心へのコークス偏析量を制御することは困難である。
また、同発明では混合装入が有効である鉱石に対するコ
ークスの混合比率の範囲を3〜20重量%と広くとってい
るが、混合量の増加は同公報でも指摘しているように塊
状帯での通気抵抗が上昇する危険があるうえ、コークス
の装入総量は通常の高炉操業では鉱石重量%の25〜30%
に過ぎず、混合コークス量を大幅に増加させるとコーク
ス単味充填層の層厚が薄くなり過ぎて高炉操業上好まし
くない。特に、羽口から多量の補助燃料を吹き込むよう
な場合には総装入コークス量を減らすことになるため、
混合コークス量の増加はコークス単味充填層を一層薄い
ものにしてしまう。
石、コークスの混合装入により中心部にコークスを偏析
させる発明が開示されているが、その発明における鉱石
に対するコークスの粒径比が明確に定義されておらず、
中心へのコークス偏析量を制御することは困難である。
また、同発明では混合装入が有効である鉱石に対するコ
ークスの混合比率の範囲を3〜20重量%と広くとってい
るが、混合量の増加は同公報でも指摘しているように塊
状帯での通気抵抗が上昇する危険があるうえ、コークス
の装入総量は通常の高炉操業では鉱石重量%の25〜30%
に過ぎず、混合コークス量を大幅に増加させるとコーク
ス単味充填層の層厚が薄くなり過ぎて高炉操業上好まし
くない。特に、羽口から多量の補助燃料を吹き込むよう
な場合には総装入コークス量を減らすことになるため、
混合コークス量の増加はコークス単味充填層を一層薄い
ものにしてしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
の装入装置を使用する場合でも、炉内での装入物堆積過
程において高炉中心部の狭い範囲にコークスを集中装入
することを可能とし、同部のOre/Coke比 (鉱石とコーク
スの重量比、「O/C比」とも記す) を低位に制御し
て、中心ガス流を確保するとともに、高炉中心部で炉芯
コークス層に供給されるコークスの反応劣化を低減させ
て、炉芯コークスの粒径や強度の低下を抑制し、炉芯コ
ークス層の通気性および通液性を良好に保って炉況を安
定に維持することができる高炉操業方法を提供すること
にある。
の装入装置を使用する場合でも、炉内での装入物堆積過
程において高炉中心部の狭い範囲にコークスを集中装入
することを可能とし、同部のOre/Coke比 (鉱石とコーク
スの重量比、「O/C比」とも記す) を低位に制御し
て、中心ガス流を確保するとともに、高炉中心部で炉芯
コークス層に供給されるコークスの反応劣化を低減させ
て、炉芯コークスの粒径や強度の低下を抑制し、炉芯コ
ークス層の通気性および通液性を良好に保って炉況を安
定に維持することができる高炉操業方法を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、『炉頂
から交互に装入するコークスと鉱石のうち、鉱石装入の
1チャージを複数バッチに分割して、1バッチ目は鉱石
だけを装入し、引き続いて装入する2バッチ目以降はコ
ークスの一部と鉱石とを同時に装入する高炉操業方法で
あって、鉱石と同時に装入するコークスの重量割合加重
平均粒径を鉱石の粒径の粗い方から10嵩体積%を占める
粗粒鉱石の嵩体積割合加重平均粒径の 2.5倍以上とし、
かつ、上記コークスの量 (嵩体積%、Y) と鉱石の量
(嵩体積%、X) との関係を下記イ式を満たすように調
整することを特徴とする高炉操業方法』にある。
から交互に装入するコークスと鉱石のうち、鉱石装入の
1チャージを複数バッチに分割して、1バッチ目は鉱石
だけを装入し、引き続いて装入する2バッチ目以降はコ
ークスの一部と鉱石とを同時に装入する高炉操業方法で
あって、鉱石と同時に装入するコークスの重量割合加重
平均粒径を鉱石の粒径の粗い方から10嵩体積%を占める
粗粒鉱石の嵩体積割合加重平均粒径の 2.5倍以上とし、
かつ、上記コークスの量 (嵩体積%、Y) と鉱石の量
(嵩体積%、X) との関係を下記イ式を満たすように調
整することを特徴とする高炉操業方法』にある。
【0009】0.05×X<Y≦ 0.1×X ・・・・・イ 本発明方法において、複数バッチに分割された2バッチ
目以降の鉱石とコークスの一部を同時に炉内に装入する
際、小ベルから鉱石とコークスを混合状態で大ベルの貯
鉱部内に切り出し、続いて大ベルから炉内に装入しても
よく、小ベルからコークス、鉱石の順序で個別に大ベル
の貯鉱部内に切り出し、続いて大ベルから炉内にコーク
スと鉱石を同時に装入してもよい。また、鉱石装入のバ
ッチ数は少ない方がよく、2バッチに分割するのが最も
望ましい。
目以降の鉱石とコークスの一部を同時に炉内に装入する
際、小ベルから鉱石とコークスを混合状態で大ベルの貯
鉱部内に切り出し、続いて大ベルから炉内に装入しても
よく、小ベルからコークス、鉱石の順序で個別に大ベル
の貯鉱部内に切り出し、続いて大ベルから炉内にコーク
スと鉱石を同時に装入してもよい。また、鉱石装入のバ
ッチ数は少ない方がよく、2バッチに分割するのが最も
望ましい。
【0010】
【作用】以下、本発明の作用を高炉模型の装入実験結果
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0011】図1は、装入実験に用いた実高炉 (内容積
2700m3) の 1/8スケールの高炉炉頂部半截模型を示し、
(a)は立体斜視図、 (b)は半截縦断面図である。
2700m3) の 1/8スケールの高炉炉頂部半截模型を示し、
(a)は立体斜視図、 (b)は半截縦断面図である。
【0012】図1に示すベルカップ3とベル2の間の貯
鉱部内の原料は、ベル2を降下させて排出され、アーマ
ー5に衝突して反撥された後炉内に装入される。そし
て、数チャージ分のコークス層6と鉱石層またはコーク
ス混合鉱石層7とが積層される。このような原料装入を
行って炉内堆積物のコークスに対する鉱石の重量比 (以
下「堆積O/C比」と記す) の半径方向分布を測定し
た。
鉱部内の原料は、ベル2を降下させて排出され、アーマ
ー5に衝突して反撥された後炉内に装入される。そし
て、数チャージ分のコークス層6と鉱石層またはコーク
ス混合鉱石層7とが積層される。このような原料装入を
行って炉内堆積物のコークスに対する鉱石の重量比 (以
下「堆積O/C比」と記す) の半径方向分布を測定し
た。
【0013】装入実験に用いた鉱石およびコークスの装
入量、粒径は、後述する実施例の条件を模型比で縮小し
たものである。鉱石の装入は2バッチに分割して行い、
鉱石にコークスを同時装入しない場合(ケース3)、1
バッチ目(以下、OI と記す) だけにコークスを同時装
入する場合(ケース2)、2バッチ目(以下、OIIと記
す) だけにコークスを同時装入する場合(ケース1、ケ
ース4、ケース5、ケース6)について行った。
入量、粒径は、後述する実施例の条件を模型比で縮小し
たものである。鉱石の装入は2バッチに分割して行い、
鉱石にコークスを同時装入しない場合(ケース3)、1
バッチ目(以下、OI と記す) だけにコークスを同時装
入する場合(ケース2)、2バッチ目(以下、OIIと記
す) だけにコークスを同時装入する場合(ケース1、ケ
ース4、ケース5、ケース6)について行った。
【0014】表1に同時装入鉱石に対する同時装入コー
クスの下記 (1)式および (2)式で定義される粒径比およ
び混合比を示す。
クスの下記 (1)式および (2)式で定義される粒径比およ
び混合比を示す。
【0015】
【数1】
【0016】
【表1】
【0017】図2に、高炉半径方向の原料偏在状況と、
鉱石とコークスの同時装入順序との関係を示す。なお、
縦軸の相対O/C比は装入O/C比に対する半径方向各
位置(炉中心からの距離を炉の内半径で割って無次元化
した無次元距離で表す)の堆積O/C比の比を示す。装
入O/C比は、装入鉱石およびコークスが偏在すること
なく、均一に混合された状態で炉内に堆積したときのO
/C比に相当する。従って、相対O/C比の値が1のと
きは原料偏在がないことを示し、1を超えるときは鉱石
の偏在、1未満のときはコークスの偏在があることを示
す。
鉱石とコークスの同時装入順序との関係を示す。なお、
縦軸の相対O/C比は装入O/C比に対する半径方向各
位置(炉中心からの距離を炉の内半径で割って無次元化
した無次元距離で表す)の堆積O/C比の比を示す。装
入O/C比は、装入鉱石およびコークスが偏在すること
なく、均一に混合された状態で炉内に堆積したときのO
/C比に相当する。従って、相対O/C比の値が1のと
きは原料偏在がないことを示し、1を超えるときは鉱石
の偏在、1未満のときはコークスの偏在があることを示
す。
【0018】図2に示すように、鉱石とコークスを同時
装入しないケース3に比べ、OI とコークスを同時装入
したケース2の方が炉中心部のO/C比は低くなる。ケ
ース1はケース2よりさらに炉中心部のO/C比が低下
し、OIIとコークスを同時装入することにより、コーク
スを炉中心部に効果的に偏在させることができることが
明らかである。
装入しないケース3に比べ、OI とコークスを同時装入
したケース2の方が炉中心部のO/C比は低くなる。ケ
ース1はケース2よりさらに炉中心部のO/C比が低下
し、OIIとコークスを同時装入することにより、コーク
スを炉中心部に効果的に偏在させることができることが
明らかである。
【0019】図3は、鉱石とコークスの同時装入順序に
よる原料偏在現象を模式的に説明する図で、(a) はOII
とコークスの同時装入、(b) はOI とコークスの同時装
入、(c) は同時装入なしの場合である。
よる原料偏在現象を模式的に説明する図で、(a) はOII
とコークスの同時装入、(b) はOI とコークスの同時装
入、(c) は同時装入なしの場合である。
【0020】(c) 図に示すように、同時装入なしの場合
はコークス装入に続くOI 装入時の鉱石の落下衝撃によ
りコークス層崩れが発生し、コークス層6の表層コーク
ス11が表層崩れコークス12となって炉中心部に流れ込
む。続くOIIの装入では炉中心部まで鉱石だけで覆われ
ることになる。従って、炉中心部に流入した表層崩れコ
ークス12に相当する分だけ炉中心部のO/C比が低下す
る。
はコークス装入に続くOI 装入時の鉱石の落下衝撃によ
りコークス層崩れが発生し、コークス層6の表層コーク
ス11が表層崩れコークス12となって炉中心部に流れ込
む。続くOIIの装入では炉中心部まで鉱石だけで覆われ
ることになる。従って、炉中心部に流入した表層崩れコ
ークス12に相当する分だけ炉中心部のO/C比が低下す
る。
【0021】(a) 図は、本発明方法での装入形態であ
り、図示のとおり、OIIに粒径比を調整した粗粒コーク
スを混合し同時装入した場合は、OIIとコークスの混合
原料が炉内にすでに形成されたOI の鉱石充填層上を流
下しながら堆積する過程での分級作用により、見掛け密
度は鉱石より低いが、その分粒径を十分に粗粒にした同
時装入コークス13を炉中心部に集中的に偏在させること
ができる。従って、OIIとコークスの同時装入では、表
層崩れコークス12と同時装入コークス13に相当する分が
炉中心部のO/C比の低下に寄与することになる。
り、図示のとおり、OIIに粒径比を調整した粗粒コーク
スを混合し同時装入した場合は、OIIとコークスの混合
原料が炉内にすでに形成されたOI の鉱石充填層上を流
下しながら堆積する過程での分級作用により、見掛け密
度は鉱石より低いが、その分粒径を十分に粗粒にした同
時装入コークス13を炉中心部に集中的に偏在させること
ができる。従って、OIIとコークスの同時装入では、表
層崩れコークス12と同時装入コークス13に相当する分が
炉中心部のO/C比の低下に寄与することになる。
【0022】(b) 図に示すように、OI とコークスを同
時装入では、表層崩れコークス12の中心部への流入が干
渉するので、分級作用による同時コークス13の集中的な
炉中心部への偏在効果が弱められる。従って、炉中心部
のO/C比低減効果は、OIとコークスを同時装入がO
IIとコークスの同時装入より劣ることになる。
時装入では、表層崩れコークス12の中心部への流入が干
渉するので、分級作用による同時コークス13の集中的な
炉中心部への偏在効果が弱められる。従って、炉中心部
のO/C比低減効果は、OIとコークスを同時装入がO
IIとコークスの同時装入より劣ることになる。
【0023】本発明方法において鉱石の粗粒側10嵩体積
%の粗粒鉱石粒度と同時装入コークス粒度とを対比した
粒径比を用いる根拠は、鉱石単味層を装入した場合、堆
積時の粒度偏析で炉中心から10嵩体積%以内の領域に堆
積すべき粗粒鉱石を上述した分級作用により粗粒の同時
装入コークスに置き換えようとする思想に基づく。上記
の粒径比が 2.5以上であれば、炉内堆積過程における粗
粒鉱石の分級作用が促進され、炉中心領域にコークスが
効果的に偏在するようになる。
%の粗粒鉱石粒度と同時装入コークス粒度とを対比した
粒径比を用いる根拠は、鉱石単味層を装入した場合、堆
積時の粒度偏析で炉中心から10嵩体積%以内の領域に堆
積すべき粗粒鉱石を上述した分級作用により粗粒の同時
装入コークスに置き換えようとする思想に基づく。上記
の粒径比が 2.5以上であれば、炉内堆積過程における粗
粒鉱石の分級作用が促進され、炉中心領域にコークスが
効果的に偏在するようになる。
【0024】図4に鉱石(OII)とコークスの同時装入
における同時装入比(Y/X)の影響を示す。図示のよ
うに、コークスの同時装入比をケース4 (Y/X= 0.0
5)から、ケース5 (Y/X=0.10) 、ケース6 (Y/X
=0.20) と大きくすることにより炉中心部へのコークス
偏在量が増加し、O/C比の低い領域が半径方向に広が
る傾向が認められる。
における同時装入比(Y/X)の影響を示す。図示のよ
うに、コークスの同時装入比をケース4 (Y/X= 0.0
5)から、ケース5 (Y/X=0.10) 、ケース6 (Y/X
=0.20) と大きくすることにより炉中心部へのコークス
偏在量が増加し、O/C比の低い領域が半径方向に広が
る傾向が認められる。
【0025】コークスの同時装入比を大きくしていけ
ば、上記のように炉中心部へのコークスの偏析量を増や
すことができるが、この比を過度に大きくする(鉱石に
混合するコークス量を過度に増やす)と、コークス単味
で装入する量がその分だけ減少し、コークス単味層の層
厚が薄くなり、ガス流れの変動による操業の不安定化等
の障害がおきる。従って、通常の操業では、同時装入比
(Y/X)は、0.1 程度に抑えるべきである。特に、後
述の実施例で示すように、羽口から吹き込む補助燃料を
増やして、コークスの全装入量を減らす操業の場合に
は、同時装入比(Y/X)を 0.2程度まで高めるのは好
ましくない。本発明方法のように粒径比を適切に設定す
れば、同時装入比が 0.1以下でも炉中心部にコークスを
集中的に偏在させることができる。なお、同時装入比
(Y/X)が0.05未満では、本発明の意図する効果がほ
とんど得られないので、この比は0.05以上とするべきで
ある。
ば、上記のように炉中心部へのコークスの偏析量を増や
すことができるが、この比を過度に大きくする(鉱石に
混合するコークス量を過度に増やす)と、コークス単味
で装入する量がその分だけ減少し、コークス単味層の層
厚が薄くなり、ガス流れの変動による操業の不安定化等
の障害がおきる。従って、通常の操業では、同時装入比
(Y/X)は、0.1 程度に抑えるべきである。特に、後
述の実施例で示すように、羽口から吹き込む補助燃料を
増やして、コークスの全装入量を減らす操業の場合に
は、同時装入比(Y/X)を 0.2程度まで高めるのは好
ましくない。本発明方法のように粒径比を適切に設定す
れば、同時装入比が 0.1以下でも炉中心部にコークスを
集中的に偏在させることができる。なお、同時装入比
(Y/X)が0.05未満では、本発明の意図する効果がほ
とんど得られないので、この比は0.05以上とするべきで
ある。
【0026】上述したように、本発明方法によれば、従
来の装入装置を用いて少量の粗粒コークスをOIIと同時
に装入することにより、効果的に炉中心部のO/C比を
低く制御できるので、いわゆる中心流が適正に確保され
て、炉芯部の通気・通液性を良好に維持することができ
る。
来の装入装置を用いて少量の粗粒コークスをOIIと同時
に装入することにより、効果的に炉中心部のO/C比を
低く制御できるので、いわゆる中心流が適正に確保され
て、炉芯部の通気・通液性を良好に維持することができ
る。
【0027】
【実施例】以下、実施例により本発明の効果を具体的に
説明する。
説明する。
【0028】炉内容積2700m3の高炉を用い、通常コーク
スと2バッチ(OI :26.05t、OII:26.05t) に分割さ
れた鉱石 (52.1t/チャージ) とを交互に装入し、実施
例と比較例の操業ではOIIとコークスの同時装入を行
い、従来例の操業ではコークスの同時装入を行わなかっ
た。送風量は 4400Nm3/minとし、原料装入条件および原
料粒径条件は表2に示すとおりである。使用した鉱石お
よびコークスの粒度分布は図8に示した。
スと2バッチ(OI :26.05t、OII:26.05t) に分割さ
れた鉱石 (52.1t/チャージ) とを交互に装入し、実施
例と比較例の操業ではOIIとコークスの同時装入を行
い、従来例の操業ではコークスの同時装入を行わなかっ
た。送風量は 4400Nm3/minとし、原料装入条件および原
料粒径条件は表2に示すとおりである。使用した鉱石お
よびコークスの粒度分布は図8に示した。
【0029】実施例、比較例および従来例の操業中の炉
内状況、すなわち、送風圧、スリップ発生回数、溶銑中
Si濃度(以下、〔Si〕と記す)の変動率、羽口コークス
サンプラーによる炉芯コークスの加重平均粒径の測定値
および溶銑温度の変動量を調査し、その結果を表2に併
せて示す。また、炉頂部に設けた半径方向ゾンデを用い
て炉頂部ガス温度の半径方向分布を調査し、実施例の一
部では実炉でのサンプリングにより炉内充填層上部にお
ける堆積O/C比の半径方向分布を調査した。
内状況、すなわち、送風圧、スリップ発生回数、溶銑中
Si濃度(以下、〔Si〕と記す)の変動率、羽口コークス
サンプラーによる炉芯コークスの加重平均粒径の測定値
および溶銑温度の変動量を調査し、その結果を表2に併
せて示す。また、炉頂部に設けた半径方向ゾンデを用い
て炉頂部ガス温度の半径方向分布を調査し、実施例の一
部では実炉でのサンプリングにより炉内充填層上部にお
ける堆積O/C比の半径方向分布を調査した。
【0030】図5に実施例における炉内充填層上部での
相対O/C比の半径方向分布実測値の一例を示す。図示
のように、実施例2では炉中心部にコークスが集中的に
偏在し、炉中心部のO/C比が極めて低くなっているこ
とがわかる。前述した模型高炉による装入実験結果(ケ
ース1、ケース5)と比較すると実施例2の方がO/C
比の低い領域が半径方向に広がっている。これは実施例
の方が鉱石装入量、同時装入コークス粒径の絶対値が高
いため、鉱石の落下衝撃力による層崩れコークス、ある
いは分級作用による同時装入コークスの炉中心部への偏
在程度が大きくなることによるものであり、模型装入実
験結果の妥当性を損なうものではない。
相対O/C比の半径方向分布実測値の一例を示す。図示
のように、実施例2では炉中心部にコークスが集中的に
偏在し、炉中心部のO/C比が極めて低くなっているこ
とがわかる。前述した模型高炉による装入実験結果(ケ
ース1、ケース5)と比較すると実施例2の方がO/C
比の低い領域が半径方向に広がっている。これは実施例
の方が鉱石装入量、同時装入コークス粒径の絶対値が高
いため、鉱石の落下衝撃力による層崩れコークス、ある
いは分級作用による同時装入コークスの炉中心部への偏
在程度が大きくなることによるものであり、模型装入実
験結果の妥当性を損なうものではない。
【0031】図6に炉頂部ガス温度の半径方向分布を実
施例と比較例および従来例とを対比して示す。図示のよ
うに、炉中心部における炉頂部ガス温度は、従来例→比
較例1→実施例3→実施例1→実施例2の順に高くなっ
ている。この結果から、OIIとコークスを同時装入し、
Dc m /粗Do を 2.5倍以上とすれば、Y/Xが0.10以
下でも、いわゆる中心流が増加し、炉中心部のO/C比
を低く制御できることがわかる。また、炉中心部のO/
C比をより低く制御するには、混合同時装入よりコーク
ス優先同時装入の方が望ましい。
施例と比較例および従来例とを対比して示す。図示のよ
うに、炉中心部における炉頂部ガス温度は、従来例→比
較例1→実施例3→実施例1→実施例2の順に高くなっ
ている。この結果から、OIIとコークスを同時装入し、
Dc m /粗Do を 2.5倍以上とすれば、Y/Xが0.10以
下でも、いわゆる中心流が増加し、炉中心部のO/C比
を低く制御できることがわかる。また、炉中心部のO/
C比をより低く制御するには、混合同時装入よりコーク
ス優先同時装入の方が望ましい。
【0032】表2に示すように、粒径比が 2.2倍の比較
例1の炉内状況は従来例とほとんど変わらず、操業安定
化の改善程度は不十分であった。これは、Dc m /粗D
o が低いため、同時装入コークスによる粗粒鉱石の分級
堆積が十分に行われず、炉中心領域への鉱石偏在が生
じ、炉中心部のO/C比が低位に制御されなかったこと
による。
例1の炉内状況は従来例とほとんど変わらず、操業安定
化の改善程度は不十分であった。これは、Dc m /粗D
o が低いため、同時装入コークスによる粗粒鉱石の分級
堆積が十分に行われず、炉中心領域への鉱石偏在が生
じ、炉中心部のO/C比が低位に制御されなかったこと
による。
【0033】これに対して、粒径比が 2.5倍の実施例
1、2および3は、スリップ発生回数が減少し、炉内状
態は安定した。実施例1、2および3では、炉中心部の
O/C比が低位に制御されているので、反応劣化による
コークスの粉化が抑制され、従来例、比較例1より粒径
が大きく、通気性、通液性の良好な炉芯コークスが形成
される。このため、安定した炉中心部のガス流れが確保
され、送風圧が低下する。そして、安定操業が実現さ
れ、溶銑中〔Si〕および溶銑温度の変動を少なくするこ
とができる。
1、2および3は、スリップ発生回数が減少し、炉内状
態は安定した。実施例1、2および3では、炉中心部の
O/C比が低位に制御されているので、反応劣化による
コークスの粉化が抑制され、従来例、比較例1より粒径
が大きく、通気性、通液性の良好な炉芯コークスが形成
される。このため、安定した炉中心部のガス流れが確保
され、送風圧が低下する。そして、安定操業が実現さ
れ、溶銑中〔Si〕および溶銑温度の変動を少なくするこ
とができる。
【0034】なお、前掲の特開平4−63212 号公報の発
明では混合装入が有効である混合比率の範囲を3〜20重
量%としているが、実施例1および2のコークス同時装
入比0.10は重量比率で 2.7重量%に相当し、実施例3の
0.05は重量比率で 1.3重量%に相当し、本発明は3重量
%以下でも有効である。これは、粒径比を適切に設定し
たためである。
明では混合装入が有効である混合比率の範囲を3〜20重
量%としているが、実施例1および2のコークス同時装
入比0.10は重量比率で 2.7重量%に相当し、実施例3の
0.05は重量比率で 1.3重量%に相当し、本発明は3重量
%以下でも有効である。これは、粒径比を適切に設定し
たためである。
【0035】次に、羽口吹込み補助燃料の使用量を増加
させて装入全コークス量を低下させた操業の実施例4お
よび比較例2を説明する。
させて装入全コークス量を低下させた操業の実施例4お
よび比較例2を説明する。
【0036】図7に、炉頂部ガス温度の半径方向分布
を、他の実施例、比較例と従来例とを対比して示す。図
示のように、炉中心部の炉頂部ガス温度はコークス同時
装入比が0.10の実施例4の方が0.15の比較例2より高く
なっている。また、炉中間部から炉壁までの領域におけ
る炉頂部ガス温度は、前述の実施例1、2および3より
若干低めになっており、特に比較例2では温度変動が大
きくなっている。これは、装入コークス量が低下する
と、炉内全域に堆積するコークス層の層厚が薄くなる
が、この薄層化傾向に対して装入コークス量が低い場合
は、同時装入コークス量の増加による通常コークス装入
量の減少の影響が大きくなるためである。従って、表2
に示すように送風圧は、通常装入O/C比が低い実施例
1、2および3より高くなるのは避けられない。また、
比較例2では、中心流は確保されるものの、通常装入コ
ークス減少により操業は不安定となり、溶銑温度や〔S
i〕の変動が大きくなり、スリップ増加となった。これ
に対し、実施例4では、同時装入コークス量が少ないた
め、通常装入コークス量減少の影響は少なく、比較例2
より少ない同時装入コークス量で前述の実施例1および
3とほぼ同等の安定操業が維持できた。
を、他の実施例、比較例と従来例とを対比して示す。図
示のように、炉中心部の炉頂部ガス温度はコークス同時
装入比が0.10の実施例4の方が0.15の比較例2より高く
なっている。また、炉中間部から炉壁までの領域におけ
る炉頂部ガス温度は、前述の実施例1、2および3より
若干低めになっており、特に比較例2では温度変動が大
きくなっている。これは、装入コークス量が低下する
と、炉内全域に堆積するコークス層の層厚が薄くなる
が、この薄層化傾向に対して装入コークス量が低い場合
は、同時装入コークス量の増加による通常コークス装入
量の減少の影響が大きくなるためである。従って、表2
に示すように送風圧は、通常装入O/C比が低い実施例
1、2および3より高くなるのは避けられない。また、
比較例2では、中心流は確保されるものの、通常装入コ
ークス減少により操業は不安定となり、溶銑温度や〔S
i〕の変動が大きくなり、スリップ増加となった。これ
に対し、実施例4では、同時装入コークス量が少ないた
め、通常装入コークス量減少の影響は少なく、比較例2
より少ない同時装入コークス量で前述の実施例1および
3とほぼ同等の安定操業が維持できた。
【0037】
【表2】
【0038】
【発明の効果】本発明方法によれば、従来の装入装置を
用いて高炉中心部のO/C比を低位に制御することがで
き、炉内上昇ガスの中心流を適正に確保するとともに、
炉芯コークス層の通気性、通液性を良好に維持すること
ができる。これにより操業中のスリップ発生および溶銑
温度と溶銑中Si濃度の変動が少なくなり、高炉の安定操
業を実現できる。この経済効果は極めて大きい。
用いて高炉中心部のO/C比を低位に制御することがで
き、炉内上昇ガスの中心流を適正に確保するとともに、
炉芯コークス層の通気性、通液性を良好に維持すること
ができる。これにより操業中のスリップ発生および溶銑
温度と溶銑中Si濃度の変動が少なくなり、高炉の安定操
業を実現できる。この経済効果は極めて大きい。
【図1】装入実験に用いた高炉炉頂部半截縮尺模型を示
し、 (a)は立体斜視図、 (b)は半截縦断面図である。
し、 (a)は立体斜視図、 (b)は半截縦断面図である。
【図2】高炉半径方向の原料偏在状況と、鉱石とコーク
スの同時装入順序との関係を示すグラフである。
スの同時装入順序との関係を示すグラフである。
【図3】鉱石とコークスの同時装入順序による原料偏在
現象を説明する図であり、 (a)はOIIとの同時装入、
(b)はOI との同時装入、 (c)は同時装入なしの場合で
ある。
現象を説明する図であり、 (a)はOIIとの同時装入、
(b)はOI との同時装入、 (c)は同時装入なしの場合で
ある。
【図4】本発明の鉱石(OII)とコークスの同時装入に
おけるコークス同時装入比の影響を示すグラフである。
おけるコークス同時装入比の影響を示すグラフである。
【図5】実施例における炉内充填層上部での相対O/C
比の半径方向分布実測値の一例を示すグラフである。
比の半径方向分布実測値の一例を示すグラフである。
【図6】炉頂部ガス温度の半径方向分布を、実施例と比
較例および従来例とを対比して示すグラフである。
較例および従来例とを対比して示すグラフである。
【図7】炉頂部ガス温度の半径方向分布を、他の実施
例、比較例と従来例とを対比して示すグラフである。
例、比較例と従来例とを対比して示すグラフである。
【図8】実施例の操業で使用した鉱石((a)) およびコー
クス((b)) の粒度分布を示すグラフである。
クス((b)) の粒度分布を示すグラフである。
1:高炉炉頂部半截模型 2:ベル 3:ベルカップ 4:ベル昇降駆動
装置 5:アーマー 6:コークス層 7:コークス混合または単独鉱石層 8:炉頂部側壁 9:アクリル板半截面 10:装入原料 11:表層コークス 12:表層崩れコー
クス 13:同時装入コークス
装置 5:アーマー 6:コークス層 7:コークス混合または単独鉱石層 8:炉頂部側壁 9:アクリル板半截面 10:装入原料 11:表層コークス 12:表層崩れコー
クス 13:同時装入コークス
Claims (1)
- 【請求項1】炉頂から交互に装入するコークスと鉱石の
うち、鉱石装入の1チャージを複数バッチに分割して、
1バッチ目は鉱石だけを装入し、引き続いて装入する2
バッチ目以降はコークスの一部と鉱石とを同時に装入す
る高炉操業方法であって、鉱石と同時に装入するコーク
スの重量割合加重平均粒径を鉱石の粒径の粗い方から10
嵩体積%を占める粗粒鉱石の嵩体積割合加重平均粒径の
2.5倍以上とし、かつ、上記コークスの量 (嵩体積%、
Y) と鉱石の量 (嵩体積%、X) との関係を下記イ式を
満たすように調整することを特徴とする高炉操業方法。 0.05×X<Y≦ 0.1×X ・・・・・イ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP552195A JP2970452B2 (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | 高炉操業方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP552195A JP2970452B2 (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | 高炉操業方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08193205A true JPH08193205A (ja) | 1996-07-30 |
JP2970452B2 JP2970452B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=11613498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP552195A Expired - Lifetime JP2970452B2 (ja) | 1995-01-18 | 1995-01-18 | 高炉操業方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2970452B2 (ja) |
-
1995
- 1995-01-18 JP JP552195A patent/JP2970452B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2970452B2 (ja) | 1999-11-02 |
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