JPH08193124A - ポリ乳酸の製造方法 - Google Patents
ポリ乳酸の製造方法Info
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Abstract
とする重合原料を溶融重合し(第1工程)、次いで重合
したポリマーの冷却固化とチップ化をし(第2工程)、
更に該チップの固相重合を行う(第3工程)際に、この
固相重合工程の初期に該チップ中に少量のアルコール又
はラクトンを存在せしめる。 【効果】重合度が高く、残存モノマーが少ない乳酸を主
成分とする重合体を、容易且つ効果的に低コストで製造
することが出来る。得られる重合体は着色等が少なく品
質に優れ、成型品、フィルム、シート、繊維、編織物、
不織布、紙、その他の製品として各種用途に使用し、優
れた成型性、加工性、熱加塑性、分解性を活用すること
が出来る。
Description
合体の製造方法に関する。
マーが、環境保護の見地から注目されている。乳酸を主
成分とする重合体は、分解性、耐熱性、溶融成型性、強
度などに優れ、主たる原料である乳酸が農産物より得ら
れるので資源的にも有利で、最も優れた分解性ポリマー
の一つと期待されている。乳酸を主成分とするポリマー
は、乳酸及び/又はラクチドを主成分とする重合原料を
重合して得ることが出来る。乳酸を直接重合する方法
は、(1)高純度の乳酸が必要、(2)重合(縮合)中
に生成した水を除去するため高真空が必要、(3)反応
速度が遅く重合に長時間を要する、などの問題点があ
り、経済性や品質に問題がある。一方、乳酸の環状2量
体であるラクチドからの重合は、(1)原料ラクチド精
製が容易で高純度のものが得られる、(2)加熱溶融で
容易且つ早く開環重合する、(3)従ってポリマーの品
質も優れているという長所があり、工業的にも極めて有
利である。
融開環重合では、開環重合とその逆反応が平衡的に起こ
り、重合後に一定量のモノマー(ラクチド)が残存する
という問題がある。ポリマー中にラクチドが多く残存す
ると、成型時に浸出したり昇化して環境を汚染したり、
ポリマーの分解性を早めたり、耐熱性その他品質や物性
を劣化させるなどの問題がある。重合後のポリマーよ
り、残存ラクチドを除去するには、溶剤による抽出、真
空による除去などの方法があるが、工業的にも経済的に
も不利である。本発明の目的は、ラクチドを主成分とす
る重合原料から、残存モノマーの少ない重合体を効果的
に製造する新しい方法を提供するにある。
は、L−ラクチド及び/又はD−ラクチドを主成分とす
る重合原料を溶融重合し(以下第1工程と言う)、次い
で重合したポリマーの冷却固化とチップ化をし(以下第
2工程と言う)、更に該チップの固相重合を行う(以下
第3工程と言う)際に、この固相重合工程の初期に該チ
ップ中に少量のアルコール又はラクトンを存在せしめる
事を特徴とする。
チドを主成分とする重合原料とは、L−及び/又はD−
ラクチドを50重量%以上含有する重合原料である。同
様に、乳酸を主成分とする重合体とは、重合体の構成成
分の50重量%以上がL及び/又はD−乳酸成分(セグ
メント)に由来するもので、L−乳酸ホモポリマー、D
−乳酸ホモポリマー、L/D−乳酸共重合体及びそれら
にエステル結合形成性の重合原料を50重量%以下共重
合したもの及び他の成分を50重量%以下混合したもの
を包含する。
又はD−ラクチドを主成分とし、必要に応じ重合触媒、
他の共重合成分、安定剤、添加剤、着色剤などを加えた
重合原料を、得られる重合体の融点(例えばL−乳酸ホ
モポリマーでは約170℃)以上に加熱溶融し、必要に
応じて攪拌や不活性気体の供給と排出、真空などの操作
を行なうことにより容易に行なうことが出来る。例え
ば、重合原料をあらかじめ混合して、効果的に反応出来
る装置、例えば2軸混練機(重合機)に供給してもよ
く、重合原料を別々に2軸混練機に供給し、その内部で
攪拌、混合しつつ反応させてもよい。重合温度は、例え
ば180〜230℃、特に190〜220℃が好まし
く、重合時間は3分間〜2時間、特に5分間〜60分間
が好ましい。得られた重合体の重量平均分子量は5万以
上、特に8万〜30万が好ましい。
成は、L−ラクチド及び/又はD−ラクチドが50重量
%以上であるが、必要により加える共重合成分及び混合
成分、添加物などを50重量%以下の範囲で自由に選ぶ
ことが出来る。一般に共重合によって、乳酸を主成分と
する重合体は結晶性や融点が低下し、柔軟性や靱性が改
良され、分解性が増大する傾向がある。共重合原料とし
ては、エステル結合形成性の官能基を持つジカルボン
酸、ジオール、ヒドロキシカルボン酸、ラクトンなどが
あげられるが、高重合度の共重合物を得るには、分子量
の大きいもの、例えば末端に水酸基やカルボキシル基を
持つ脂肪族ポリエステル、融点180℃以下の芳香族成
分を含むポリエステル、ポリエーテルなどのポリマー及
びそれらのオリゴマーが好ましい。共重合成分として好
ましい脂肪族ポリマーとしては、ポリエチレンアジペー
ト、ポリヘキサメチレンアジペート、ポリカプロラクト
ン、ポリグリコール酸、ポリヒドロキシブチレートなど
があげられ、芳香族成分を含むポリエステルとしてはア
ルキレンテレフタレートやアルキレンイソフタレート又
はアルキレンスルホイソフタレートなどと脂肪族ポリエ
ステルとの共重合体などがあげられ、ポリエーテルとし
てはポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ポリテトラメチレングリコール及びそれらの共重合
体などがあげられる。上記目的での共重合率や第3成分
の混合率は、多くの場合0.5〜50%、特に1〜30
%、最も多くの場合2〜20%が好ましい。
在すべきアルコール又は/及びラクトンは、第1工程の
末期に重合系に添加することが出来る。例えば2軸混練
機の出口近くに設けたベント孔や、供給孔から系内に供
給してもよく、押出口金の直前で系に注入し、例えば静
止混合器で混合しつつ押出してもよい。アルコール又は
ラクトンの添加率は残存モノマーに対し1〜30重量
%、特に3〜10重量%が好ましい。第1工程での20
0℃前後の重合時の残存モノマー(平衡値)は、10重
量%程度であるから、アルコール又はラクトンの添加率
は、重合系全体に対して、0.1〜3重量%、特に0.
3〜1重量%程度が好ましい。
は/及びラクトンは、重合体(チップ)中に残存するラ
クチドの重合開始剤として働くものである。固相重合
は、ラクチドの融点(98℃)と重合体の融点との間の
温度、すなわち100〜170℃の範囲で行なうことが
好ましいから、添加するアルコール及びラクトンの沸点
(大気圧下)は、100℃以上、特に120℃以上が好
ましく、170℃以上が最も好ましい。アルコールとし
てはモノアルコール、グリコール、多価アルコール、末
端に水酸基を持つオリゴマー又はポリマーなどがあげら
れ、例えばブタノール、ヘキサノール、オクタノール、
デカノール、ラウリルアルコール、ステアリルアルコー
ルなどの脂肪族アルコール、シクロヘキサノールなどの
脂環族アルコール、グリコール酸、乳酸、ヒドロキシブ
チルカルボン酸などのヒドロキシカルボン酸、ヒドロキ
シ安息香酸、フェノールやビスフェノールにエチレンオ
キシドを付加反応させたものなどの芳香族アルコール、
エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジ
オール、ヘキサンジオール、オクタンジオール、グリセ
リン、ソルビタン、トリメチロールプロパン、ネオペン
チルグリコールなどの多価アルコール、ジエチレングリ
コール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコールなどのエーテルグリコ
ールなどがあげられる。同じく固相重合時に存在せしめ
るラクトンとしては、グリコリド、ε−カプロラクト
ン、β−プロピオラクトン、βまたはγ−ブチロラクト
ン、ピバロラクトンなどがあげられる。これらのラクト
ンは、重合系に存在する微量の水分で開環してヒドロキ
シカルボン酸となり重合開始剤として働くと考えられ
る。
び/又はラクトンは、第2工程及び/又は第3工程の初
期にチップに対して例えば噴霧などの方法で付着させ、
内部に浸透、拡散させることも出来る。
冷却固化し、チップ(ペレット)化する。重合物は例え
ば、幅0.1〜2mmのスリットや直径2〜5mmの孔より
押出し、冷却固化し、切断してチップとする。冷却は水
冷も可能だが、後で乾燥する必要が生じ、しかも完全な
脱水が極めて困難であり、水を含んだ状態で加熱したり
再溶融すると、ポリマーは容易に加水分解し分子量が著
しく低下するなどの問題がある。従って、冷却は非水系
で行うことが好ましい。例えば押出したガット状、又は
シート状のポリマーを内部から冷却した金属ロールに1
回〜複数回接触して冷却固化し、カッターで切断する方
法が好ましい。この場合、雰囲気は水分を除いた空気、
又は窒素などの不活性気体が好ましい。
融点以上、ポリ乳酸の融点以下の温度すなわち100〜
170℃、特に120〜165℃が好ましい。固相重合
を効果的に行なうには、ポリマーは充分結晶化させ、残
存モノマー(ラクチド)、重合開始剤及び重合触媒が非
晶部分に集まっていることが好ましい。このため、固相
重合より前又は固相重合の初期に、ポリマーを充分加熱
して結晶化させることが好ましい。ポリ乳酸の結晶化温
度は80〜100℃程度であるから、第2工程又は第3
工程初期に80℃以上、特に100〜160℃で、5分
間〜10時間、好ましくは10分間〜2時間、加熱して
結晶化させることが望ましい。
結晶化を促進するため、あらかじめ、例えば第1工程で
ポリマー中に結晶核剤を添加しておくことが好ましい。
結晶核剤は、無機微粒子及び/又は高結晶性のポリマー
で、乳酸を主成分とする重合物中に少量混合、分散され
る。結晶核剤は、第1工程の重合原料中に添加してもよ
く、第1工程の末期に重合系内に添加混合してもよい。
例としては、酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸カルシウム、
硫酸バリウム、シリカ、ゼオライト、アルミナ、リン酸
カウシウム、カオリン、炭酸カルシウムなどの、白色又
は白色に近く毒性のない金属酸化物及び/又は金属塩で
直径1nm〜2μm、特に10nm〜0.5μmのもの
が好ましい。同様に、結晶核剤として用いる高結晶性ポ
リマーの例としては、ポリエチレン、ポリプロピレンな
どのポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リブチレンテレフタレート、ポリヒドロキシ安息香酸な
どの芳香族ポリエステル、ポリオキシメタンなどのポリ
エーテルなどで、融点80℃以上、特に100℃以上の
ものが挙げられる。これらの結晶性ポリマーは、乳酸を
主成分とする重合体中に、無機粒子と同程度の大きさ
(直径10nm〜10μm)の微粒子状に分散され、
(冷却後いち早く)結晶化して、ポリ乳酸などのポリマ
ーの結晶核剤として働く。これらの結晶核剤の添加率
は、その粒子径により異なるが、1ppm〜5重量%、
特に10ppm〜1重量%が好ましい。例えば直径10
nmの粒子が直径1μmの球晶の核になったとすると、
核剤の体積分率は1ppmと計算される。実際は、すべ
ての粒子が完全に分散し核剤として有効に働くことはな
いので、計算値の10倍以上、時には100倍以上の過
剰の核剤を添加することが多い。
ト)状の重合物を加熱することにより行う。チップは空
気又は窒素などの不活性気体中で加熱してもよく、水分
を除去し重合を促進するため真空中で加熱してもよい。
加熱温度は前述のように100〜170℃、特に120
〜165℃が好ましく、加熱時間は1〜100時間、特
に5〜50時間が好ましい。工業的には、例えば円筒型
の金属製の縦型タンクにチップを充填し、下方から加熱
した窒素ガスを供給し上方から排気し、チップは連続的
に上方から供給し、下方から連続的に取出することによ
り、容易且つ効率的に行なうことが出来る。また第3工
程を2つに分け、前半は、重合物を結晶化させラクチド
の蒸発を防ぐため比較的低温(100〜150℃)で常
圧化長時間(20〜50時間)行ない、後半はやや高温
(160℃)で減圧下に短時間(10〜30時間)行な
うなどとすることも出来る。
5万〜50万、特に8万〜30万が好ましく、残存モノ
マー(ラクチド)の含有量は5重量%以下、特に3%以
下が好ましく、2%以下が最も好ましい。
体の平均分子量は、試料のクロロホルム0.1重量%溶
液のGPC(ポリスチレン標準試料による較正)分析
の、高分子物(分子量500以下のものを除く)の分散
の、重量平均値とする。同様に、残存モノマーも、既知
ラクチドを用いて較正したGPC法、その他の液体クロ
マトグラフィー法で測定する。本発明において、部及び
%は特に断らない限り重量部、重量%である。
対し、重合触媒として0.3%のオクチル酸錫、酸化防
止剤としてチバガイギ−社製イルガノックス1010を
0.1%、流動性改善剤としてステアリン酸マグネシウ
ム0.3%,結晶核剤として直径0.1μmの酸化チタ
ン0.5%又は分子量5万の粉末状高密度ポリエチレン
1.0%を混合して2軸混練機に供給し、190℃で1
2分間重合して、孔径2mmの孔より押出し、窒素中で
5本の冷却金属ロール(5℃)に接触固化し、カッター
で切断して直径3.2mm、長さ2.5mmのチップを
得た。第1工程の2軸混練機の最終ベント孔より、重合
開始剤としてグリセリン0.1%、ラウリルアルコール
0.2%、トリエチレングリコール0.1%、分子量4
00のポリエチレングリコール0.2%を夫々混合して
実験した。得たチップを夫々120℃、窒素雰囲気中で
10時間熱処理(結晶化及び初期固相重合)し、次に1
60℃で20時間固相重合した。比較のため、結晶核剤
及び重合開始を加えない実験も、同様に行なった。各実
験で得られた重合体の平均分子量と残存モノマー量を表
1に示す。
増大効果及び残存モノマー低減効果が認められる。
但し主重合原料として、L−ラクチドに対し直径10n
mのシリカ粒子を0.1%混合したものを溶融して2軸
混練機に計量、供給し、他方、重合触媒としてオクチル
酸錫、酸化防止剤イルガノックス1010、流動性改善
剤ステアリン酸マグネシウム、結晶核剤として直径10
nmのシリカ粒子を、共重合成分である分子量8000
ポリエチレングリコール(PEG)に溶融、混合したも
のを2軸混練機に計算、供給する。オクチル酸錫、イル
ガノックス1010、ステアリン酸マグネシウム、シリ
カ粒子、PEGは、夫々L−ラクチドに対して0.3
%、0.1%、0.3%、0.1%、2%となるように
配合する。以下、実施例1と同様に、2軸混練機の最終
ベント孔より、ヘキサンジオール、ε−カプロラクト
ン、ヘキサンアジペートのオリゴマーで両末端が水酸基
で平均重合度が4のものを、夫々0.1%、0.2%、
0.3%混合した。以下重合物の冷却、固化、チップ
化、固相重合を行った結果を表2に示す。表2に見るよ
に、比較例に比べて、本発明による実験No.9−11
のポリマーは、分子量が高く、残存モノマーが少ないこ
とが認められる。
ノマーが少ない乳酸を主成分とする重合体を、容易且つ
効果的に低コストで製造することが出来る。得られる重
合体は着色等が少なく品質に優れ、成型品、フィルム、
シート、繊維、編織物、不織布、紙、その他の製品とし
て各種用途に使用し、優れた成型性、加工性、熱加塑
性、分解性を活用することが出来る。
Claims (6)
- 【請求項1】 L−ラクチド及び/又はD−ラクチドを
主成分とする重合原料を溶融重合し(第1工程)、次い
で重合したポリマーの冷却固化とチップ化をし(第2工
程)、更に該チップの固相重合を行う(第3工程)際
に、この固相重合工程の初期に該チップ中に少量のアル
コール又はラクトンを存在せしめる事を特徴とする重合
体の製造方法。 - 【請求項2】 第3工程の初期に存在せしめるアルコー
ル及び/又はラクトンを、第1工程の末期から第3工程
の初期までの間に添加することを特徴とする請求項1記
載の方法。 - 【請求項3】 第3工程初期に存在するアルコール及び
/又はラクトンが重合系に対し0.1〜3重量%である
ことを特徴とする請求項1および2項記載の方法。 - 【請求項4】 第3工程初期に存在するアルコール及び
/又はラクトンが、沸点120℃以上のものであること
を特徴とする請求項1〜3記載の方法。 - 【請求項5】 あらかじめ重合系に、無機化合物微粒子
及び/又は高結晶性ポリマーからなる結晶該剤を添加
し、乳酸を主成分とする重合体を結晶化させつつ、又は
結晶化させた後、固相重合させることを特徴とする請求
項1〜4項記載の方法。 - 【請求項6】 第3工程の固相重合を、100〜170
℃の温度で1時間〜100時間行うことを特徴とする請
求項1〜5項記載の方法。
Priority Applications (1)
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JP02092895A JP3350606B2 (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | ポリ乳酸の製造方法 |
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