JPH0819301A - 畦塗装置における畦整形板駆動装置 - Google Patents
畦塗装置における畦整形板駆動装置Info
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- JPH0819301A JPH0819301A JP15710294A JP15710294A JPH0819301A JP H0819301 A JPH0819301 A JP H0819301A JP 15710294 A JP15710294 A JP 15710294A JP 15710294 A JP15710294 A JP 15710294A JP H0819301 A JPH0819301 A JP H0819301A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐久性のある畦塗装置における畦整列板駆動
装置をうることを目的とするものである。 【構成】 畦整形板のバイブレータの駆動をジョイント
で入力軸から駆動するようにしたものである。
装置をうることを目的とするものである。 【構成】 畦整形板のバイブレータの駆動をジョイント
で入力軸から駆動するようにしたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は畦塗装置における畦整形
板駆動装置に関するものである。
板駆動装置に関するものである。
【0002】従来、バイブレータにより振動させる畦整
形板によって畦を連続的に形成する技術があった。
形板によって畦を連続的に形成する技術があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の畦
整形板はフレキシブルワイヤによる駆動でバイブレータ
の振動を吸収しながら駆動していた。又、フレキシブル
ワイヤの駆動はパンタグラフ式伝動系にて駆動し、作業
部昇降及びフローティングに対してフレキシブルワイヤ
の屈曲が変化しない、又は局部的に大きな屈曲にならな
いことにより、フレキシブルワイヤを破損より守る大き
な特徴を有していた。しかしながら回転速度が変わると
共振運動をおこして耐久性がないという欠点がある。そ
こで本発明は耐久性のある畦塗装置における畦整形板駆
動装置をうることを目的とするものである。
整形板はフレキシブルワイヤによる駆動でバイブレータ
の振動を吸収しながら駆動していた。又、フレキシブル
ワイヤの駆動はパンタグラフ式伝動系にて駆動し、作業
部昇降及びフローティングに対してフレキシブルワイヤ
の屈曲が変化しない、又は局部的に大きな屈曲にならな
いことにより、フレキシブルワイヤを破損より守る大き
な特徴を有していた。しかしながら回転速度が変わると
共振運動をおこして耐久性がないという欠点がある。そ
こで本発明は耐久性のある畦塗装置における畦整形板駆
動装置をうることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
目的を達成するために次のような畦塗装置における畦整
形板駆動装置を提供するものである。すなわち、ロータ
リー爪を備え、かつ新畦を形成する畦整形板を備えた畦
塗装置において、畦整形板を固設したバイブレータにユ
ニバーサルジョイントの一端を連結し、他端をパンダグ
ラフ式の伝動系を介して入力軸に連結して畦整形板を駆
動するように構成した畦塗装置における畦整形板駆動装
置である。
目的を達成するために次のような畦塗装置における畦整
形板駆動装置を提供するものである。すなわち、ロータ
リー爪を備え、かつ新畦を形成する畦整形板を備えた畦
塗装置において、畦整形板を固設したバイブレータにユ
ニバーサルジョイントの一端を連結し、他端をパンダグ
ラフ式の伝動系を介して入力軸に連結して畦整形板を駆
動するように構成した畦塗装置における畦整形板駆動装
置である。
【0005】
【作用】入力軸からパンタグラフ式伝動系を介してユニ
バーサルジョイントの一端を連結し、他端を畦整形板の
バイブレータに連結してバイブレータを駆動するように
した。
バーサルジョイントの一端を連結し、他端を畦整形板の
バイブレータに連結してバイブレータを駆動するように
した。
【0006】
【実施例】以下図面に示す実施例について説明する。先
ず従来の畦塗装置から説明する。図6、図7においてト
ラクタのロワーリンク(1)(1)及びトップリンク
(2)に畦塗機本体ケース(3)を連結させ、トラクタ
によって牽引させると共に、前記本体ケース(3)に支
軸(4)を介して前処理駆動ケース(5)基部を揺動自
在に取付け、元畦を崩すナタ爪形前処理爪(6)を前記
駆動ケース (5)先端部前側に設け、正面視反時計方
向に回転させる前処理爪(6)上側を前処理ケース(5
a)で覆い、前処理ケース(5a)を駆動ケース(5)
に固定させるもので、前処理ケース(5a)下面側に前
処理爪(6)を突出させ、元畦(A)の法面上部に前処
理爪(6)を作用させて雑草除去など前処理を行なうよ
うに構成している。
ず従来の畦塗装置から説明する。図6、図7においてト
ラクタのロワーリンク(1)(1)及びトップリンク
(2)に畦塗機本体ケース(3)を連結させ、トラクタ
によって牽引させると共に、前記本体ケース(3)に支
軸(4)を介して前処理駆動ケース(5)基部を揺動自
在に取付け、元畦を崩すナタ爪形前処理爪(6)を前記
駆動ケース (5)先端部前側に設け、正面視反時計方
向に回転させる前処理爪(6)上側を前処理ケース(5
a)で覆い、前処理ケース(5a)を駆動ケース(5)
に固定させるもので、前処理ケース(5a)下面側に前
処理爪(6)を突出させ、元畦(A)の法面上部に前処
理爪(6)を作用させて雑草除去など前処理を行なうよ
うに構成している。
【0007】また、前処理爪(6)の後方に配置させる
土寄せロータリー(7)の耕起用ロータリ爪(8)及び
投てき用ロータリブレード(9)を前記本体ケース
(3)後面のロータリカバー(3a)内に設け、同軸上
に取付けるロータリ爪(8)及びロータリブレード
(9)を正面視時計方向に回転させ、元畦(A)側方の
田面をロータリ爪(8)で削って土を砕くと共に、畦の
上面上方に泥カバー(10)を配置させ、ロータリ爪
(8)によって泥土を形成し、後側で回転させるロータ
リブレード(9)から飛散する泥を泥カバー(10)内
の図示しない泥シャッタの案内によって畦上面に落下さ
せるように構成している。
土寄せロータリー(7)の耕起用ロータリ爪(8)及び
投てき用ロータリブレード(9)を前記本体ケース
(3)後面のロータリカバー(3a)内に設け、同軸上
に取付けるロータリ爪(8)及びロータリブレード
(9)を正面視時計方向に回転させ、元畦(A)側方の
田面をロータリ爪(8)で削って土を砕くと共に、畦の
上面上方に泥カバー(10)を配置させ、ロータリ爪
(8)によって泥土を形成し、後側で回転させるロータ
リブレード(9)から飛散する泥を泥カバー(10)内
の図示しない泥シャッタの案内によって畦上面に落下さ
せるように構成している。
【0008】さらに、新畦(B)を形成する畦整形板
(12)を備え、該整形板(12)を前記泥カバー(1
0)後方に配設させると共に、フレキシブルワイヤ(1
3)を介して駆動するバイブレータ(14)に前記整形
板(12)を固設させ、バイブレータ(14)によって
整形板(12)を振動させ、ロータリブレード(9)及
び泥カバー(10)からの泥を整形板(12)の畦塗り
作用によって整形して新畦(B)を形成するように構成
している。
(12)を備え、該整形板(12)を前記泥カバー(1
0)後方に配設させると共に、フレキシブルワイヤ(1
3)を介して駆動するバイブレータ(14)に前記整形
板(12)を固設させ、バイブレータ(14)によって
整形板(12)を振動させ、ロータリブレード(9)及
び泥カバー(10)からの泥を整形板(12)の畦塗り
作用によって整形して新畦(B)を形成するように構成
している。
【0009】また、前記バイブレーター(14)をバイ
ブレータ取付座(15)に揺振バネ(16)(16)
(17)(17)を介し吊下げ、前記取付座(15)を
1本の角パイプ製のバイブレータアーム(18)の右端
に一体固定させると共に入力軸(19)からの駆動力を
フレキシブルワイヤ(13)に伝えるパンタグラフ式の
伝動系を構成する折曲自在な複数の伝動ケース(20)
(21)を備え、一方のケース(20)を本体ケース
(3)に回転自在に取付け、各ケース(3)(20)間
に配置させる他方のケース(21)にバイブレータアー
ム(18)の左端側を回転自在に連結させ、前記アーム
(18)とケース(21)の連結部にフレキシブルワイ
ヤ(13)の入力側を連結させ、前記アーム(18)と
ワイヤ(13)の相対姿勢を略一定に保つように構成し
ている。
ブレータ取付座(15)に揺振バネ(16)(16)
(17)(17)を介し吊下げ、前記取付座(15)を
1本の角パイプ製のバイブレータアーム(18)の右端
に一体固定させると共に入力軸(19)からの駆動力を
フレキシブルワイヤ(13)に伝えるパンタグラフ式の
伝動系を構成する折曲自在な複数の伝動ケース(20)
(21)を備え、一方のケース(20)を本体ケース
(3)に回転自在に取付け、各ケース(3)(20)間
に配置させる他方のケース(21)にバイブレータアー
ム(18)の左端側を回転自在に連結させ、前記アーム
(18)とケース(21)の連結部にフレキシブルワイ
ヤ(13)の入力側を連結させ、前記アーム(18)と
ワイヤ(13)の相対姿勢を略一定に保つように構成し
ている。
【0010】また、前記バイブレータアーム(18)の
中間部に平行リンク(22)(23)の一端側を連結さ
せ、各リンク(22)(23)他端側をT字形昇降フレ
ーム(24)の横フレーム(24a)の両端に連結さ
せ、平行リンク(22)の揺動を規制する筋違リンク
(25)を設けると共に、本体ケース(3)後面に2本
のパイプ柱(26)(26)を介してガイドフレーム
(27)を固設させ、ガイドフレーム(27)に前記昇
降フレーム(24)の縦フレーム(24b)を上下摺動
自在に貫挿させるもので、図7の如く、バイブレータア
ーム(18)を左右方向に略水平に延設させると共に、
新畦(B)の法面に対して略平行になるように右傾させ
て前記縦フレーム(24b)を取付けている。
中間部に平行リンク(22)(23)の一端側を連結さ
せ、各リンク(22)(23)他端側をT字形昇降フレ
ーム(24)の横フレーム(24a)の両端に連結さ
せ、平行リンク(22)の揺動を規制する筋違リンク
(25)を設けると共に、本体ケース(3)後面に2本
のパイプ柱(26)(26)を介してガイドフレーム
(27)を固設させ、ガイドフレーム(27)に前記昇
降フレーム(24)の縦フレーム(24b)を上下摺動
自在に貫挿させるもので、図7の如く、バイブレータア
ーム(18)を左右方向に略水平に延設させると共に、
新畦(B)の法面に対して略平行になるように右傾させ
て前記縦フレーム(24b)を取付けている。
【0011】また、前記パイプ柱(26)のシリンダ取
付座(28)に電動モータ付の昇降シリンダ(29)を
取付け、該シリンダ(29)のピストンロッド(30)
先端を前記縦フレーム(24b)下端側の結合点である
結合軸(31)に連結させ、電動モータ正逆転操作によ
り昇降シリンダ(29)のピストンロッド(30)を進
退させ、昇降フレーム(24)を上下動させてバイブレ
ータアーム(18)及び畦整形板(12)などを昇降さ
せると共に、昇降フレーム(24)に一端を固定する泥
カバーフレーム(32)他端に泥カバー(10)を固設
させ、本体ケース(3)右側面に固定させる泥飛散防止
カバー(33)を泥カバー(10)の上面及び前後面に
重合わせるように延設させている。
付座(28)に電動モータ付の昇降シリンダ(29)を
取付け、該シリンダ(29)のピストンロッド(30)
先端を前記縦フレーム(24b)下端側の結合点である
結合軸(31)に連結させ、電動モータ正逆転操作によ
り昇降シリンダ(29)のピストンロッド(30)を進
退させ、昇降フレーム(24)を上下動させてバイブレ
ータアーム(18)及び畦整形板(12)などを昇降さ
せると共に、昇降フレーム(24)に一端を固定する泥
カバーフレーム(32)他端に泥カバー(10)を固設
させ、本体ケース(3)右側面に固定させる泥飛散防止
カバー(33)を泥カバー(10)の上面及び前後面に
重合わせるように延設させている。
【0012】さらに、田面を滑動させる丸パイプ形ソリ
(34)を前記本体ケース(3)下面に上下調節自在に
支持させ、スクレーパ(泥落とし)機能を有する軸受ア
ーム(35)を介してソリ(34)前端にコールタ(3
6)を設け、ソリ(34)前端にコールタ(36)を可
及的に近接させてワラ詰りを防ぐと共に、上方から下方
に延出させる支持アーム(37)を介してソリ(34)
後端にサイドディスク(38)を高さ調節自在に取付
け、コールタ(36)によって切開した田面の土をサイ
ドディスク(38)によって畦際に移動させ、ロータリ
(7)によって形成された溝を埋めるように構成してい
る。
(34)を前記本体ケース(3)下面に上下調節自在に
支持させ、スクレーパ(泥落とし)機能を有する軸受ア
ーム(35)を介してソリ(34)前端にコールタ(3
6)を設け、ソリ(34)前端にコールタ(36)を可
及的に近接させてワラ詰りを防ぐと共に、上方から下方
に延出させる支持アーム(37)を介してソリ(34)
後端にサイドディスク(38)を高さ調節自在に取付
け、コールタ(36)によって切開した田面の土をサイ
ドディスク(38)によって畦際に移動させ、ロータリ
(7)によって形成された溝を埋めるように構成してい
る。
【0013】さらに、図8に示す如く、トラクタに設け
るミッションケース(49)のPTO軸(50)に前記
入力軸(19)を連結させ、シャーピン(51)により
所定以下のトルクで連動させるチェン(52)を介して
入力軸(19)に前処理駆動軸(53)を連結させ、そ
してシャーボルト(54)により所定以下のトルクで連
動させるチェン(55)を介して前処理駆動軸(53)
に前処理爪(6)を連結させ、また前処理駆動軸(5
3)にチェン(56)を介してロータリ爪(8)及びロ
ータリーブレード(9)を連結させると共に、本体ケー
ス(3)に貫通させる入力軸(19)後端部に後の伝動
ケース(20)一端側を回転自在に連結させ、後の伝動
ケース(20)他端側に前の伝動ケース(21)一端側
を回転自在に連結させ前の伝動ケース(21)の他端側
に出力ケース(57)を回転自在に連結させ、バイブレ
ータアーム(18)を固設させる前記出力ケース(5
7)の出力軸(58)に前記フレキシブルワイヤ(1
3)を連結させ、後の伝動ケース(20)のチェン(5
9)と前の伝動ケース(21)のVベルト(60)を介
して入力軸 (19)に出力軸(58)を連結させ、バ
イブレータ(14)を駆動するように構成している。
るミッションケース(49)のPTO軸(50)に前記
入力軸(19)を連結させ、シャーピン(51)により
所定以下のトルクで連動させるチェン(52)を介して
入力軸(19)に前処理駆動軸(53)を連結させ、そ
してシャーボルト(54)により所定以下のトルクで連
動させるチェン(55)を介して前処理駆動軸(53)
に前処理爪(6)を連結させ、また前処理駆動軸(5
3)にチェン(56)を介してロータリ爪(8)及びロ
ータリーブレード(9)を連結させると共に、本体ケー
ス(3)に貫通させる入力軸(19)後端部に後の伝動
ケース(20)一端側を回転自在に連結させ、後の伝動
ケース(20)他端側に前の伝動ケース(21)一端側
を回転自在に連結させ前の伝動ケース(21)の他端側
に出力ケース(57)を回転自在に連結させ、バイブレ
ータアーム(18)を固設させる前記出力ケース(5
7)の出力軸(58)に前記フレキシブルワイヤ(1
3)を連結させ、後の伝動ケース(20)のチェン(5
9)と前の伝動ケース(21)のVベルト(60)を介
して入力軸 (19)に出力軸(58)を連結させ、バ
イブレータ(14)を駆動するように構成している。
【0014】以上のような従来の畦塗装置の畦整形板
は、その畦整形板のバイブレータが出力軸からパンタグ
ラフ式伝動系を介してフレキシブルワイヤ(13)で駆
動されるようになっている。かかる方式では作業部昇降
及びフローティングに対してフレキシブルワイヤの屈曲
が変化しない、または局部的に大きな屈曲にならないこ
とによりフレキシブルワイヤを破損より守る大きな特徴
を有していた。しかしながらフレキシブルワイヤの特徴
として回転速度が変わると共振作用を起してしまい、耐
久性がない。
は、その畦整形板のバイブレータが出力軸からパンタグ
ラフ式伝動系を介してフレキシブルワイヤ(13)で駆
動されるようになっている。かかる方式では作業部昇降
及びフローティングに対してフレキシブルワイヤの屈曲
が変化しない、または局部的に大きな屈曲にならないこ
とによりフレキシブルワイヤを破損より守る大きな特徴
を有していた。しかしながらフレキシブルワイヤの特徴
として回転速度が変わると共振作用を起してしまい、耐
久性がない。
【0015】そこで本発明ではバイブレータの駆動をユ
ニバーサルジョイントで駆動するようにしたものであ
る。図1において畦整形板(12)のバイブレータ(1
4)をバイブレータ取付座(15)に揺振バネ(16)
(16)、(17)(17)を介して吊下げ、取付座
(15)を1本のバイブレータアーム(18)の右端に
一体固定させると共に図6に示す入力軸(19)からの
駆動力をユニバーサルジョイント(61)に伝えるパン
タグラフ式の伝動系を構成する折曲自在な複数の伝動ケ
ース(20)(21)を備え、一方のケース(20)を
本体ケース(3)に回転自在に取付け各ケース(3)
(20)間に配置させる他方のケース(21)にバイブ
レータアーム(18)の左端側を連結させ、ケース(2
1)の出力ケース(57)に内装した入力軸の傘歯車
(62)により傘歯車(63)を駆動して出力軸(5
8)を駆動し、これで第1ユニバーサルジョイント(6
4)を介してロッド(65)を駆動し、ロッド(65)
から第2ユニバーサルジョイント(66)を駆動して、
さらに第3ユニバーサルジョイント(67)から第4ユ
ニバーサルジョイント(68)を駆動して第5ユニバー
サルジョイント(69)からロッド(70)を介して第
6ユニバーサルジョイント(71)を駆動してバイブレ
ーター(14)を駆動している。そして第2ユニバーサ
ルジョイント(66)と第3ユニバーサルジョイント
(67)を連結する軸受部材(72)と第4ユニバーサ
ルジョイント(68)と第5ユニバーサルジョイント
(69)を連結する軸受部材(73)とには逆V字形の
支持部材(74)が連結され、これが更にV字形支持部
材(75)でアーム(18)に支持されている。又ロッ
ド(70)は図3に示す如くパイプ(70a)にロッド
(70b)がスプライン嵌合で伸縮自在となっている。
そして、バイブレータアーム(18)の中間部に平行リ
ンク(22)(23)の一端側を連結させ、各リンク
(22)(23)他端側を昇降フレーム(24)の横フ
レーム(24a)に連結させ、平行リンク(22)の揺
動を規制する筋違リンク(25)を設けてある。
ニバーサルジョイントで駆動するようにしたものであ
る。図1において畦整形板(12)のバイブレータ(1
4)をバイブレータ取付座(15)に揺振バネ(16)
(16)、(17)(17)を介して吊下げ、取付座
(15)を1本のバイブレータアーム(18)の右端に
一体固定させると共に図6に示す入力軸(19)からの
駆動力をユニバーサルジョイント(61)に伝えるパン
タグラフ式の伝動系を構成する折曲自在な複数の伝動ケ
ース(20)(21)を備え、一方のケース(20)を
本体ケース(3)に回転自在に取付け各ケース(3)
(20)間に配置させる他方のケース(21)にバイブ
レータアーム(18)の左端側を連結させ、ケース(2
1)の出力ケース(57)に内装した入力軸の傘歯車
(62)により傘歯車(63)を駆動して出力軸(5
8)を駆動し、これで第1ユニバーサルジョイント(6
4)を介してロッド(65)を駆動し、ロッド(65)
から第2ユニバーサルジョイント(66)を駆動して、
さらに第3ユニバーサルジョイント(67)から第4ユ
ニバーサルジョイント(68)を駆動して第5ユニバー
サルジョイント(69)からロッド(70)を介して第
6ユニバーサルジョイント(71)を駆動してバイブレ
ーター(14)を駆動している。そして第2ユニバーサ
ルジョイント(66)と第3ユニバーサルジョイント
(67)を連結する軸受部材(72)と第4ユニバーサ
ルジョイント(68)と第5ユニバーサルジョイント
(69)を連結する軸受部材(73)とには逆V字形の
支持部材(74)が連結され、これが更にV字形支持部
材(75)でアーム(18)に支持されている。又ロッ
ド(70)は図3に示す如くパイプ(70a)にロッド
(70b)がスプライン嵌合で伸縮自在となっている。
そして、バイブレータアーム(18)の中間部に平行リ
ンク(22)(23)の一端側を連結させ、各リンク
(22)(23)他端側を昇降フレーム(24)の横フ
レーム(24a)に連結させ、平行リンク(22)の揺
動を規制する筋違リンク(25)を設けてある。
【0016】昇降フレーム(24)の中間部に電動モー
タの昇降シリンダ(29)を取り付けシリンダ(29)
のピストンロッド(30)先端を本体ケース(3)後面
の固定軸(31)に連結させ、電動モータの正逆転操作
により昇降シリンダ(29)のピストンロッド(32)
を進退させ、昇降フレーム(24)及びバイブレータア
ーム(18)、畦整形板(12)などを昇降させるよう
になっている。なお、(59)は伝動ケース(20)の
チェーンを示し、(60)は伝動ケース(21)のVベ
ルトを示している。(52)は入力軸(19)から前処
理駆動軸(53)に動力を伝えるチェーンで前処理爪
(6)を駆動する。前処理駆動軸(53)にチェーン
(56)を介してロータリ爪(8)及びロータリーブレ
ード(9)を連結している。
タの昇降シリンダ(29)を取り付けシリンダ(29)
のピストンロッド(30)先端を本体ケース(3)後面
の固定軸(31)に連結させ、電動モータの正逆転操作
により昇降シリンダ(29)のピストンロッド(32)
を進退させ、昇降フレーム(24)及びバイブレータア
ーム(18)、畦整形板(12)などを昇降させるよう
になっている。なお、(59)は伝動ケース(20)の
チェーンを示し、(60)は伝動ケース(21)のVベ
ルトを示している。(52)は入力軸(19)から前処
理駆動軸(53)に動力を伝えるチェーンで前処理爪
(6)を駆動する。前処理駆動軸(53)にチェーン
(56)を介してロータリ爪(8)及びロータリーブレ
ード(9)を連結している。
【0017】以上何れにしても本発明ではバイブレータ
の駆動をユニバーサルジョイントで駆動することを特徴
とするものでジョイント駆動のため回転速度の間違い
(高すぎるまたは低すぎる)による破損もなくなる。た
だし、ジョイントの入力部は前述した如くパンタグラフ
式を採用し、昇降またはフローティングによるジョイン
ト角の差によるジョイント鳴きを防止する。すなわち、
図4に示すように本発明では出力ケース(57)、バイ
ブレーター(14)はバイブレーターアーム(18)に
取付けられているので畦整形板(12)を昇降させても
θ°は不変である。しかるに図3のように作業下げの場
合、α°とβ°が異なるとバイブレータ側のジョイント
部でジョイント鳴きをする。本発明はかかる欠点がな
く、常に図4の状態となっているのでジョイント鳴きは
防止される。
の駆動をユニバーサルジョイントで駆動することを特徴
とするものでジョイント駆動のため回転速度の間違い
(高すぎるまたは低すぎる)による破損もなくなる。た
だし、ジョイントの入力部は前述した如くパンタグラフ
式を採用し、昇降またはフローティングによるジョイン
ト角の差によるジョイント鳴きを防止する。すなわち、
図4に示すように本発明では出力ケース(57)、バイ
ブレーター(14)はバイブレーターアーム(18)に
取付けられているので畦整形板(12)を昇降させても
θ°は不変である。しかるに図3のように作業下げの場
合、α°とβ°が異なるとバイブレータ側のジョイント
部でジョイント鳴きをする。本発明はかかる欠点がな
く、常に図4の状態となっているのでジョイント鳴きは
防止される。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば作業部の昇降やフローテ
ィングによるフレキシブルワイヤや油圧ホースの屈曲の
心配がなくなる。また、パンタグラフ方式とジョイント
方式とを組合わせることによりジョイントはバイブレー
タ部と全く位相を同じくして動くためジョイント角も等
しいままで変化せず、ジョイント鳴きや破損の心配がな
い。ジョイント部ではバイブレータの振巾や位相のズレ
を吸収するものである。さらにフレーキシブルワイヤや
油圧ホースのように共振の心配がないためユーザの回転
速度の間違いによる破損がないし、回転速度を変えて性
能調節を行う可能性が開けるという特徴がある。
ィングによるフレキシブルワイヤや油圧ホースの屈曲の
心配がなくなる。また、パンタグラフ方式とジョイント
方式とを組合わせることによりジョイントはバイブレー
タ部と全く位相を同じくして動くためジョイント角も等
しいままで変化せず、ジョイント鳴きや破損の心配がな
い。ジョイント部ではバイブレータの振巾や位相のズレ
を吸収するものである。さらにフレーキシブルワイヤや
油圧ホースのように共振の心配がないためユーザの回転
速度の間違いによる破損がないし、回転速度を変えて性
能調節を行う可能性が開けるという特徴がある。
【図1】本発明装置を示す正面図
【図2】バイブレータアームと出力ケースとの結合部分
の拡大図
の拡大図
【図3】ユニバーサルジョイントロッドの拡大図
【図4】本発明ジョイントの特徴を示す説明図
【図5】ジョイント鳴きをする状態の説明図
【図6】畦塗装置の全体の平面図
【図7】同上背面図
【図8】同駆動説明図
12 畦整形板 13 フレキシブルワイヤ 14 バイブレータ 18 バイブレータアーム 19 入力軸 20 伝動ケース 21 伝動ケース 61 ユニバーサルジョイント
Claims (1)
- 【請求項1】 ロータリー爪を備え、かつ新畦を形成す
る畦整形板を備えた畦塗装置において、畦整形板を固設
させたバイブレータにユニバーサルジョイントの一端を
連結し、他端をパンタグラフ式の伝動系を介して入力軸
に連結して畦整形板を駆動するように構成した畦塗装置
における畦整形板駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15710294A JPH0819301A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | 畦塗装置における畦整形板駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15710294A JPH0819301A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | 畦塗装置における畦整形板駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0819301A true JPH0819301A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=15642285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15710294A Withdrawn JPH0819301A (ja) | 1994-07-08 | 1994-07-08 | 畦塗装置における畦整形板駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0819301A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01306451A (ja) * | 1988-06-03 | 1989-12-11 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 変性エチレン系重合体微粒子分散体およびその製造方法 |
-
1994
- 1994-07-08 JP JP15710294A patent/JPH0819301A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01306451A (ja) * | 1988-06-03 | 1989-12-11 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 変性エチレン系重合体微粒子分散体およびその製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011002 |