JPH08192333A - 上下移動装置の内部と外部を遮蔽する遮蔽板装置 - Google Patents

上下移動装置の内部と外部を遮蔽する遮蔽板装置

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JPH08192333A
JPH08192333A JP1856395A JP1856395A JPH08192333A JP H08192333 A JPH08192333 A JP H08192333A JP 1856395 A JP1856395 A JP 1856395A JP 1856395 A JP1856395 A JP 1856395A JP H08192333 A JPH08192333 A JP H08192333A
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shielding
shield plate
shield
moving
framed
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Hisashi Narumi
久司 鳴海
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Abstract

(57)【要約】 【目的】加工屑、加工液等が遮蔽板の継ぎ目の隙間から
侵入する可能性を小さくすることができ、遮蔽効果を高
くする。 【構成】コラム1の主軸頭移動開口の上部は、上部固定
遮蔽板10と上部移動遮蔽板12により遮蔽されてお
り、移動開口の下部は、下部移動遮蔽板13と枠付き遮
蔽板16,17の遮蔽部材162,172と下部固定遮
蔽板11によって遮蔽されている。図2の状態から主軸
頭2が上昇していくと、主軸頭2は枠付き遮蔽板16,
17の長孔中を移動し、まず枠付き遮蔽板16の長孔上
端に突き当たり枠付き遮蔽板16を一緒に上昇させる。
さらに主軸頭2が上昇すると、主軸頭2は枠付き遮蔽板
17の長孔上端に突き当たりこれも一緒に上昇させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば工作機械のコラ
ムと主軸頭のような、固定部材と移動部材を有し固定部
材の内部から外部に貫通する移動部材を上下方向に移動
させる移動装置と、その固定部材に設けた移動部材の移
動用開口を覆い、固定部材の内部と外部を遮蔽する遮蔽
板装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遮蔽板装置としては、図
7に示すようなものが知られている。図7は工作機械の
コラムを示し、コラム1前面に設けられた移動用開口中
には主軸頭2がコラム内部から外部に貫通して設けら
れ、主軸頭2は主軸頭ガイド4によって上下方向に案内
され、図示しない送り装置により上下方向に移動する。
コラム1の移動用開口の上端部分には上部固定遮蔽板1
0が固定されている。コラム1の移動用開口の下端部分
には下部固定遮蔽板11が固定されている。主軸頭2の
上部には上部移動遮蔽板12が固定されている。主軸頭
2の下部には下部移動遮蔽板13が固定されている。
【0003】また、これらの遮蔽板の間を補間して遮蔽
する複数の枠付き遮蔽板14、15が入れ子式に設けら
れている。枠付き遮蔽板14は図8に示すように構成さ
れ、主軸頭2の周囲を取り囲む枠部材の上側に上部遮蔽
部材141が設けられ、枠部材の下端からさらに下方に
向かって下部遮蔽部材142が設けられている。上部遮
蔽部材141と下部遮蔽部材142との間の空間は、主
軸頭が貫通し、上下方向に移動できるようになってい
る。
【0004】それぞれの遮蔽板の重なり方は、重力によ
って落下する加工液や切粉が継ぎ目部分の隙間からコラ
ム内部に侵入しないように下の遮蔽板ほどコラム内部側
になるように重なり合っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図7は主軸頭2が移動
ストロークの下端位置に移動した状態を示している。主
軸頭2の上部の移動開口の遮蔽板には上部固定遮蔽板1
0と枠付き遮蔽板14との重なり部分、枠付き遮蔽板1
4と枠付き遮蔽板15との重なり部分、枠付き遮蔽板1
5と上部移動遮蔽板12との重なり部分に3箇所の下向
きの隙間ができている。同様に主軸頭3下部の遮蔽板間
にも3箇所の隙間ができている。工作機械の加工動作中
は加工屑(切粉)や切削油剤等が矢印90のように上方
向にも飛散するから、長期間の使用に際して遮蔽板に存
在する隙間の数が多いほどから加工屑、切削油剤等が侵
入する可能性が高くなる。
【0006】しかしながら、工作機械で加工を行う場
合、主軸頭2の移動ストロークの下方側で行われること
が多い。その場合、図7に示すように上部の遮蔽板の重
なり部分が少なく、加工屑、切削油剤等が侵入する可能
性は高くなる。また、上部遮蔽板間の隙間の一番下方の
ものは、常に主軸頭の比較的近くに位置しているため、
上方向に飛散してくる加工屑、切削油剤等の量も多く、
その速度も速い。したがって、この部分から侵入してく
る加工屑、切削油剤等の量も多くなり、コラム内部のボ
ールねじ等送り装置、案内部等保護することができずに
損傷を与えたり、送り量の誤差やひいては加工誤差を生
じたりする。
【0007】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点を解決するためになされたものであり、その目的
とするところは、加工屑、加工液等の飛散物が固定部材
の内部に侵入することの少ない遮蔽板装置を提供しよう
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における遮蔽板装置は、固定部材(1)に対
して、前記固定部材(1)の内部から外部に貫通する移
動部材(2)を上下方向に移動させる移動装置におけ
る、前記固定部材(1)に設けた前記移動部材(2)の
移動用開口を覆い、前記固定部材(1)の内部と外部を
遮蔽する遮蔽板装置において、前記固定部材(1)の移
動用開口の上端位置に設けられた上部固定遮蔽板(1
0)と、前記移動部材(2)の上部に固定され、前記移
動部材(2)の上下ストローク長以上の上下方向長さを
有する上部移動遮蔽板(12)と、前記移動部材(2)
の下部に固定された下部移動遮蔽板(13)と、前記移
動部材(2)が貫通して上下方向に移動可能な長孔を有
し前記移動部材(2)の周囲を取り囲む枠部材と、前記
枠部材の下部に設けられた平板状の遮蔽部材(162,
172)とを有する一つ以上の枠付き遮蔽板(16,1
7)と、前記固定部材(1)の移動用開口の下端位置に
設けられた下部固定遮蔽板(11)と、前記固定部材
(1)の移動用開口の横両端部に設けられ、前記枠付き
遮蔽板(16,17)を上下方向に案内する遮蔽板ガイ
ド(30)とを有し、前記上部移動遮蔽板(12)は前
記上部固定遮蔽板(10)の内部側に重ねられ、前記枠
付き遮蔽板(16,17)の前記遮蔽部材(162,1
72)は前記下部移動遮蔽板(13)の内部側に重ねら
れ、かつ、前記遮蔽部材(162,172)が下方のも
のほど前記下部移動遮蔽板(13)の内部側に重ねら
れ、前記下部固定遮蔽板(11)は前記枠付き遮蔽板
(16,17)の前記遮蔽部材(162,172)の内
部側に重ねられている遮蔽板装置である。
【0009】蔽板装置であって、前記固定部材(1)は
工作機械のコラム(1)であり、前記移動部材(2)は
主軸頭(2)である遮蔽板装置。
【0010】前記枠付き遮蔽板(16,17)の前記遮
蔽部材(162,172)は、前記遮蔽部材(162,
172)の上下方向中央部が前記固定部材(1)外部側
に突出するように曲げると良い。
【0011】更に、前記下部固定遮蔽板(11)は、前
記枠付き遮蔽板(17)の前記遮蔽部材(172)に押
し付けられるように付勢された状態で取り付けられてい
ると良い。
【0012】この遮蔽板装置は、横型マシニングセンタ
等の工作機械のコラムの主軸頭移動用開口の遮蔽に特に
適している。
【0013】また、上記枠付き遮蔽板の遮蔽部材を、遮
蔽部材の上下方向中央部が固定部材外部側に突出するよ
うにわずかに曲げておけば、遮蔽部材と遮蔽部材の密着
度が増し、遮蔽効果が高くなる。
【0014】さらに、上記下部固定遮蔽板を、枠付き遮
蔽板の遮蔽部材に押し付けられるように付勢された状態
で取り付けるようにすれば、遮蔽部材と遮蔽板ガイドと
の隙間が小さくなり、遮蔽効果が高くなる。
【0015】
【作用】本発明の遮蔽板装置を横型マシニングセンタの
コラムと主軸頭に適用した場合の作用を説明する。図2
は主軸頭2が上下移動ストロークの下端に位置している
ときの状態を示している。コラム1の主軸頭移動開口の
上部は、上部固定遮蔽板10と上部移動遮蔽板12によ
り遮蔽されており、移動開口の下部は、下部移動遮蔽板
13と枠付き遮蔽板16,17の遮蔽部材162,17
2と下部固定遮蔽板11によって遮蔽されている。
【0016】図2の状態から主軸頭2が上昇していく
と、主軸頭2は枠付き遮蔽板16,17の長孔中を移動
し、まず枠付き遮蔽板16の長孔上端に突き当たり枠付
き遮蔽板16を一緒に上昇させる。さらに主軸頭2が上
昇すると、主軸頭2は枠付き遮蔽板17の長孔上端に突
き当たりこれも一緒に上昇させる。このようにして主軸
頭2が上下動ストロークの上端に達した状態を、図3に
示している。主軸頭2が上下動ストロークのどの位置に
あってもコラム1の外部と内部は遮蔽板装置によって遮
蔽されている。
【0017】
【実施例】以下、本発明は、実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明の遮蔽板装置を使用した工
作機械である横型マシニングセンタの正面から見た全体
図である。ただし、工作機械全体を覆う外部カバー等は
取り外した状態である。ベッド6上にテーブル5が図の
左右方向に移動可能に載置されている。また、ベッド6
上にはコラム1が図の紙面垂直方向に移動可能に載置さ
れている。コラム1前面には上下方向に長い開口が設け
られ、その開口をコラム1内部から外部に貫通するよう
に主軸頭2が設けられている。
【0018】主軸頭2は図示しない送り装置によって開
口内を上下方向に移動可能である。工作物はテーブル上
に取り付けられ、主軸頭2に回転自在に支持される主軸
2aの工具装着孔に取り付けられた加工工具3によって
3軸方向に相対移動しつつ加工される。この際、加工
屑、切削油剤等が飛散し、コラム1の前面開口部にも飛
来するが、開口は本発明の遮蔽板装置によって遮蔽され
ている。図2はコラム1の側面方向から見た断面図であ
り、コラム2内部の主軸頭ガイド4により、主軸頭2が
上下方向に移動可能に案内されており、図示しない送り
装置により上下方向に送り駆動される。
【0019】コラム1の開口部上端には上部固定遮蔽板
10が固定されている。主軸頭2の上側には上部移動遮
蔽板12が固定されている。上部移動遮蔽板12の上下
方向の長さは主軸頭2の上下ストローク長より長く設定
されている。また、上部移動遮蔽板12は上部固定遮蔽
板10のコラム内部側に重なるように組み立てられてい
る。コラム1の上壁の上部移動遮蔽板12の直上位置に
は遮蔽板通過孔1aが設けられており、主軸頭2が上昇
した場合には、図3のように上部移動遮蔽板12はこの
遮蔽板通過孔1aを通ってコラム1の上側に突出する。
【0020】主軸頭2の下側には下部移動遮蔽板13が
固定されており、コラム1の開口部下端には下部固定遮
蔽板11が固定されている。コラム1の開口部左右側端
には図4に示すような遮蔽板ガイド30が取り付けられ
ており、その遮蔽板ガイド30により枠付き遮蔽板1
6,17が上下方向に移動可能に案内されている。
【0021】枠付き遮蔽板16,17は図4に示すよう
に枠部材の下部に遮蔽部材162,172が設けられた
構造をしている。枠部材の中央部分は上下に長い長孔と
なっており、主軸頭2がその中を移動できる。枠付き遮
蔽板16の枠部材は枠付き遮蔽板17の枠部材の内側に
入れ子状に納入されており、外側の枠部材の上下方向の
長さと内側の枠部材の上下方向の長さとの差分だけ上下
方向に相対移動可能になっている。またその枠部材に設
けられた長孔の上下方向の長さも、その差分程度だけ外
側の枠付き遮蔽部材のものが長くなっている。
【0022】枠付き遮蔽部材16,17の枠部材の下側
には遮蔽部材162,172が連接されており、その遮
蔽部材の上下方向の長さは、その下の遮蔽部材または下
部固定板11との重なりが上下移動によっても外れない
だけの長さとなっている。また、遮蔽部材は、図6に示
すようにその上下方向中央部がコラム1の外部側に突出
するようにくの字状に曲げられている。その突出量αは
図6では誇張して記載しているが、実際は遮蔽部材16
2の板厚程度である。このようにすることによって、遮
蔽部材とその下側の遮蔽部材または固定遮蔽板11との
接触部の隙間を小さくすることができ、遮蔽効果が高く
なる。
【0023】下部固定遮蔽板11は、遮蔽部材172に
対して押し付け力が働くように取り付けられており、遮
蔽部材172を遮蔽板ガイド30前面壁に押し付けてい
る。このようにすることによって、遮蔽部材162,1
72と遮蔽板ガイド30との隙間が小さくなるととも
に、遮蔽部材同士あるいは遮蔽部材と遮蔽板との重なり
部分の隙間が小さくなり、遮蔽効果が高くなる。
【0024】下部移動遮蔽板13、遮蔽部材162、遮
蔽部材172、下部固定遮蔽板11は、この順で順次下
方にずれて、かつ、コラム1の内部側に重なるように取
り付けられている。なお、図2、図3の枠付き遮蔽板は
2枚であるが、通常の横型マシニングセンタでは図4の
ように6枚程度とするのが普通である。だが、枠付き遮
蔽板の数は1枚以上であれば何枚でも良い。
【0025】遮蔽板ガイド30は、図5のように断面コ
の字状のガイド部材をコラム1の開口部左右側端に取り
付けたものである。遮蔽板ガイド30のコの字状の空間
部には枠付き遮蔽板16,17の側端部が上下摺動可能
に案内されている。
【0026】この遮蔽装置を備えた工作機械において、
図2は主軸頭2が上下動ストロークの下端すなわち、加
工が行われているときに位置していることが多い状態で
ある。加工が行われて加工屑、切削油剤等が上向きに飛
散しても、開口上部の遮蔽板の継ぎ目は、上部固定遮蔽
板10と上部移動遮蔽板12との重なり部分が1箇所あ
るだけであり、かつ、重なり部分も多く加工屑、切削油
剤等が侵入する可能性は小さい。また、この継ぎ目部分
は加工工具3から離れた位置にあるため、加工屑、切削
油剤等の飛来数、飛来速度も小さく、これらが侵入する
ことはほとんどない。
【0027】開口下部では、加工屑、切削油剤加工液等
は下向きに飛散するとともに重なり部分も多いため、従
来のような多段に重なった遮蔽板でも遮蔽板の継ぎ目の
隙間からこれらが侵入することは少なく、十分に遮蔽効
果がある。
【0028】図3のように主軸頭2が上下動ストローク
の上端に位置する場合は、上部移動遮蔽板12はコラム
1に設けた遮蔽板通過孔1aを通ってコラム1の上側に
突出する。このとき上部固定遮蔽板10は全面で上部移
動遮蔽板12と重なっており、この隙間から加工屑、切
削油剤等が侵入することは困難である。また、主軸頭2
が上端に位置する場合は、自動工具交換装置による工具
交換動作など非加工状態のことが多く、加工屑、切削油
剤等の飛散も少ない状態でもある。
【0029】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、次のような効果を奏する。
【0030】移動部材である主軸頭2の上側の開口部を
遮蔽する遮蔽板の継ぎ目部分が1箇所だけであるととも
に、どの移動位置においても重なり部分を大きくしたこ
とにより、上方向に飛散する加工屑、切削油剤等が継ぎ
目の隙間から侵入する可能性を小さくすることができ、
遮蔽効果を高くすることができる。
【0031】移動部材である主軸頭2の下側の開口部を
遮蔽する遮蔽板は多段に重なっており継ぎ目が複数ある
が、枠付き遮蔽板の遮蔽部材の曲げ構造、下部固定遮蔽
板の付勢構造により、遮蔽板ガイドと遮蔽板との間の隙
間、遮蔽板同士の間の隙間を小さくすることができ、遮
蔽効果を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の遮蔽板装置を使用した工作機
械(横型マシニングセンタ)の正面からの全体図であ
る。
【図2】図2は、本発明の遮蔽板装置を使用した工作機
械のコラムの側面からの断面図であり、主軸頭2が下端
に位置するときの状態を示している。
【図3】図3は、本発明の遮蔽板装置を使用した工作機
械のコラムの側面からの断面図であり、主軸頭2が上端
に位置するときの状態を示している。
【図4】図4は、本発明の遮蔽板装置の分解図である。
【図5】図5は、遮蔽板ガイドのガイド方向と直行する
面による断面図である。
【図6】図6は、枠付き遮蔽板の遮蔽部材の側面からの
拡大図である。
【図7】図7は、従来の遮蔽板装置を使用した工作機械
のコラムの側面からの断面図である。
【図8】図8は、従来の遮蔽板装置の枠付き遮蔽板の全
体図である。
【符号の説明】
1…コラム 1a…遮蔽板通過孔 2…主軸頭 3…加工工具 4…主軸頭ガイド 5…テーブル 6…ベッド 10…上部固定遮蔽板 11…下部固定遮蔽板 12…上部移動遮蔽板 13…下部移動遮蔽板 14…枠付き遮蔽板 141…上部遮蔽部材 142…下部遮蔽部材 15…枠付き遮蔽板 151…上部遮蔽部材 152…下部遮蔽部材 16…枠付き遮蔽板 162…遮蔽部材 17…枠付き遮蔽板 172…遮蔽部材 30…遮蔽板ガイド 90…矢印

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定部材(1)に対して、前記固定部材
    (1)の内部から外部に貫通する移動部材(2)を上下
    方向に移動させる移動装置における、前記固定部材
    (1)に設けた前記移動部材(2)の移動用開口を覆
    い、前記固定部材(1)の内部と外部を遮蔽する遮蔽板
    装置において、 前記固定部材(1)の移動用開口の上端位置に設けられ
    た上部固定遮蔽板(10)と、 前記移動部材(2)の上部に固定され、前記移動部材
    (2)の上下ストローク長以上の上下方向長さを有する
    上部移動遮蔽板(12)と、 前記移動部材(2)の下部に固定された下部移動遮蔽板
    (13)と、 前記移動部材(2)が貫通して上下方向に移動可能な長
    孔を有し前記移動部材(2)の周囲を取り囲む枠部材
    と、 前記枠部材の下部に設けられた平板状の遮蔽部材(16
    2,172)とを有する一つ以上の枠付き遮蔽板(1
    6,17)と、 前記固定部材(1)の移動用開口の下端位置に設けられ
    た下部固定遮蔽板(11)と、 前記固定部材(1)の移動用開口の横両端部に設けら
    れ、前記枠付き遮蔽板(16,17)を上下方向に案内
    する遮蔽板ガイド(30)とを有し、 前記上部移動遮蔽板(12)は前記上部固定遮蔽板(1
    0)の内部側に重ねられ、 前記枠付き遮蔽板(16,17)の前記遮蔽部材(16
    2,172)は前記下部移動遮蔽板(13)の内部側に
    重ねられ、かつ、前記遮蔽部材(162,172)が下
    方のものほど前記下部移動遮蔽板(13)の内部側に重
    ねられ、 前記下部固定遮蔽板(11)は前記枠付き遮蔽板(1
    6,17)の前記遮蔽部材(162,172)の内部側
    に重ねられている遮蔽板装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した遮蔽板装置であって、 前記固定部材(1)は工作機械のコラム(1)であり、
    前記移動部材(2)は主軸頭(2)である遮蔽板装置。
  3. 【請求項3】請求項1〜2のいずれか一つに記載した遮
    蔽板装置であって、 前記枠付き遮蔽板(16,17)の前記遮蔽部材(16
    2,172)は、前記遮蔽部材(162,172)の上
    下方向中央部が前記固定部材(1)外部側に突出するよ
    うに曲げられている遮蔽板装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか一つに記載した遮
    蔽板装置であって、 前記下部固定遮蔽板(11)は、前記枠付き遮蔽板(1
    7)の前記遮蔽部材(172)に押し付けられるように
    付勢された状態で取り付けられている遮蔽板装置。
JP1856395A 1995-01-10 1995-01-10 上下移動装置の内部と外部を遮蔽する遮蔽板装置 Pending JPH08192333A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018039071A (ja) * 2016-09-07 2018-03-15 ファナック株式会社 テレスコピックカバーおよびテレスコピックカバーの位置調整方法

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