JP2018039071A - テレスコピックカバーおよびテレスコピックカバーの位置調整方法 - Google Patents

テレスコピックカバーおよびテレスコピックカバーの位置調整方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018039071A
JP2018039071A JP2016174549A JP2016174549A JP2018039071A JP 2018039071 A JP2018039071 A JP 2018039071A JP 2016174549 A JP2016174549 A JP 2016174549A JP 2016174549 A JP2016174549 A JP 2016174549A JP 2018039071 A JP2018039071 A JP 2018039071A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
skirt
telescopic cover
telescopic
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016174549A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6374458B2 (ja
Inventor
龍太郎 石川
Ryutaro Ishikawa
龍太郎 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Priority to JP2016174549A priority Critical patent/JP6374458B2/ja
Priority to DE102017008247.2A priority patent/DE102017008247B4/de
Priority to US15/696,319 priority patent/US10442045B2/en
Priority to CN201721142213.3U priority patent/CN207139425U/zh
Priority to CN201710797001.7A priority patent/CN107791092B/zh
Publication of JP2018039071A publication Critical patent/JP2018039071A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6374458B2 publication Critical patent/JP6374458B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/08Protective coverings for parts of machine tools; Splash guards
    • B23Q11/0825Relatively slidable coverings, e.g. telescopic
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B3/00Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
    • E06B3/92Doors or windows extensible when set in position
    • E06B3/921Doors or windows extensible when set in position with several parts mounted telescopically inside each other

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Abstract

【課題】締結部材の切粉の引っ掛かりを防止し、且つ、位置調整を容易に行うことができるテレスコピックカバーおよびテレスコピックカバーの位置調整方法を提供する。【解決手段】テレスコピックカバー50の最上段のカバー部材51aは、可動部(サドル36またはテーブル20)に固定され、テレスコピックカバー50の最下段のカバー部材51cは、少なくとも可動部の移動方向に対して停止している工作機械10の固定部(台座32またはサドル36)に固定されている。カバー部材51cには、テレスコピックカバー50から移動方向に沿って外側に突出し、締結部材56によって固定部に取り付けられる被取付部材54が設けられている。テレスコピックカバー50には、カバー部材51cに対して移動方向に沿ってスライド可能であり、被取付部材54を覆うスカート52が設けられている。【選択図】図4

Description

本発明は、位置調整が可能なテレスコピックカバーおよびテレスコピックカバーの位置調整方法に関する。
下記に示す特許文献1には、工作機械に設けられるテレスコカバー(以下、テレスコピックカバーという。)が開示されている。下記に示す特許文献1は、テレスコピックカバーの先端と、XYテーブルの周囲を覆うスプラッシュカバーの裏面との間に存在する隙間に切粉が堆積することによって発生するテレスコピックカバーの動作支障を防止するために為された発明である。
具体的には、スプラッシュカバーに設けられた扉の開閉に連動して移動するワイパーを設けるとともに、テレスコピックカバーの先端とスプラッシュカバーの裏面との間に形成される隙間を覆う隙間カバーを工作機械に設けている。このワイパーは、テレスコピックカバーの先端部分の単位カバーの上面に溜まった切粉を掃き落とすものである。
特開平11−277363号公報
ここで、工作機械の移動機構を切削液や切粉から守るためのテレスコピックカバーは、ボルト等の締結部材によって工作機械に固定されている。締結部材には切粉の引っ掛かりが生じるため、締結部材は露出しないことが望ましい。一方で、テレスコピックカバーの位置調整時には、この締結部材を緩めたり外したりする必要があるので、締結部材が露出していることが望ましい。
しかしながら、上記特許文献1では、隙間カバーによってテレスコピックカバーの先端とスプラッシュカバーの裏面との間に存在する隙間を隠すことはできるが、締結部材に関しては何ら開示されていない。したがって、上記特許文献1では、上記した2つの要望を満たすことはできない。
そこで、本発明は、締結部材の切粉の引っ掛かりを防止し、且つ、位置調整を容易に行うことができるテレスコピックカバーおよびテレスコピックカバーの位置調整方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、複数のカバー部材を入れ子式に重ね合せ、工作機械の可動部の移動に応じて伸縮するテレスコピックカバーであって、前記テレスコピックカバーの最上段の前記カバー部材は、前記可動部に固定され、前記テレスコピックカバーの最下段の前記カバー部材は、少なくとも前記可動部の移動方向に対して停止している前記工作機械の固定部に固定されており、最下段の前記カバー部材には、前記テレスコピックカバーから前記移動方向に沿って外側に突出し、締結部材によって前記固定部に取り付けられる被取付部材が設けられ、最下段の前記カバー部材に対して前記移動方向に沿ってスライド可能であり、前記被取付部材および前記締結部材を覆うスカートが設けられている。
この構成によれば、工作機械の加工時に、被取付部材および締結部材を切粉から保護することができる。したがって、被取付部材および締結部材への切粉の引っ掛かりを防止することができる。一方、テレスコピックカバーの位置調整時に、スカートをスライドさせることで、締結部材を露出させることができる。したがって、テレスコピックカバーの位置調整を容易に行うことができる。
本発明の第1の態様において、前記スカートは、最下段の前記カバー部材と入れ子式に重なり合うように、最下段の前記カバー部材の下方に設けられていてもよい。
これにより、複数のカバー部材を入れ子式に重ね合せたテレスコピックカバーの伸縮を阻害することなく、スカートをテレスコピックカバーに設けることができる。
本発明の第1の態様において、前記工作機械の加工時には、前記スカートの前記被取付部材の突出方向側の端部は、前記工作機械の加工領域を覆い、加工によって発生した切粉の飛散を防止するスプラッシュガードに当接していてもよい。
これにより、加工時に、切粉がテレスコピックカバー内に侵入することを防止することができ、被取付部材および締結部材を切粉から保護することができる。したがって、被取付部材および締結部材への切粉の引っ掛かりを防止することができる。一方、テレスコピックカバーの位置調整時には、被取付部材の突出方向とは反対方向にスカートをスライドさせることで、締結部材を露出させることができる。したがって、テレスコピックカバーの位置調整を容易に行うことができる。
本発明の第1の態様において、前記スカートには、前記スカートの前記被取付部材の突出方向側の端部を覆い、前記工作機械の加工によって発生した切粉の前記テレスコピックカバー内部への侵入を防止するスカートカバーが取り付けられていてもよい。
これにより、スカートがスプラッシュガードに当接していなくても、加工時に、切粉がテレスコピックカバー内部に侵入することを防止することができる。その結果、被取付部材および締結部材を切粉から保護することができる。したがって、被取付部材および締結部材への切粉の引っ掛かりを防止することができる。また、一方、テレスコピックカバーの位置調整時に、スカートカバーをスカートから取り外した後に被取付部材の突出方向とは反対方向にスカートをスライドさせる、または、スカートカバーが取り付けられたスカートを被取付部材の突出方向にスライドさせることで、締結部材を露出させることができる。したがって、テレスコピックカバーの位置調整を容易に行うことができる。
本発明の第1の態様において、前記スカートカバーが前記スカートに対して着脱可能に取り付けられていてもよい。
本発明の第2の態様は、複数のカバー部材を入れ子式に重ね合せ、工作機械の可動部の移動方向に沿って伸縮するテレスコピックカバーの位置調整方法であって、前記テレスコピックカバーの最上段の前記カバー部材は、前記可動部に固定され、前記テレスコピックカバーの最下段の前記カバー部材は、少なくとも前記可動部の移動方向に対して停止している前記工作機械の固定部に固定されており、最下段の前記カバー部材には、前記テレスコピックカバーから前記移動方向に沿って外側に突出し、締結部材によって前記固定部に取り付けられる被取付部材が設けられ、最下段の前記カバー部材に対して前記移動方向に沿ってスライド可能であり、前記被取付部材および前記締結部材を覆うスカートが設けられ、前記スカートをスライドさせることで、前記締結部材を露出させる。
この構成によれば、工作機械の加工時に、被取付部材および締結部材を切粉から保護することができる。したがって、被取付部材および締結部材への切粉の引っ掛かりを防止することができる。一方、テレスコピックカバーの位置調整時に、スカートをスライドさせることで、締結部材を露出させることができる。したがって、テレスコピックカバーの位置調整を容易に行うことができる。
本発明の第2の態様において、前記スカートの前記被取付部材の突出方向側の端部は、前記工作機械の加工領域を覆い、加工によって発生した切粉の飛散を防止するスプラッシュガードに当接しており、前記被取付部材の突出方向とは反対方向に前記スカートをスライドさせることで、前記締結部材を露出させてもよい。
これにより、加工時に、切粉がテレスコピックカバー内に侵入することを防止することができ、被取付部材および締結部材を切粉から保護することができる。したがって、被取付部材および締結部材への切粉の引っ掛かりを防止することができる。一方、テレスコピックカバーの位置調整時には、被取付部材の突出方向とは反対方向にスカートをスライドさせることで、締結部材を露出させることができる。したがって、テレスコピックカバーの位置調整を容易に行うことができる。
本発明の第2の態様において、前記スカートには、前記スカートの前記被取付部材の突出方向側の端部を覆い、前記工作機械の加工によって発生した切粉の前記テレスコピックカバー内部への侵入を防止するスカートカバーが着脱可能に取り付けられており、前記スカートカバーを前記スカートから取り外した後に、前記被取付部材の突出方向とは反対方向に前記スカートをスライドさせることで、前記締結部材を露出させてもよい。
これにより、スカートがスプラッシュガードに当接していなくても、加工時に、切粉がテレスコピックカバー内部に侵入することを防止することができる。その結果、被取付部材および締結部材を切粉から保護することができる。したがって、被取付部材および締結部材への切粉の引っ掛かりを防止することができる。また、一方、テレスコピックカバーの位置調整時に、スカートカバーをスカートから取り外した後に、被取付部材の突出方向とは反対方向にスカートをスライドさせることで、締結部材を露出させることができる。したがって、テレスコピックカバーの位置調整を容易に行うことができる。
本発明の第2の態様において、前記スカートには、前記スカートの前記被取付部材の突出方向側の端部を覆い、前記工作機械の加工によって発生した切粉の前記テレスコピックカバー内部への侵入を防止するスカートカバーが取り付けられており、前記スカートカバーが取り付けられた前記スカートを前記被取付部材の突出方向にスライドさせて、前記スカートを前記テレスコピックカバーから取り外すことで、前記締結部材を露出させてもよい。
これにより、スカートがスプラッシュガードに当接していなくても、加工時に、切粉がテレスコピックカバー内部に侵入することを防止することができる。その結果、被取付部材および締結部材を切粉から保護することができる。したがって、被取付部材および締結部材への切粉の引っ掛かりを防止することができる。また、一方、テレスコピックカバーの位置調整時に、被取付部材の突出方向にスカートをスライドさせて、スカートをテレスコピックカバーから取り外すことで、締結部材を露出させることができる。したがって、テレスコピックカバーの位置調整を容易に行うことができる。
本発明によれば、工作機械の加工時に、被取付部材および締結部材を切粉から保護することができる。したがって、被取付部材および締結部材への切粉の引っ掛かりを防止することができる。一方、テレスコピックカバーの位置調整時に、スカートをスライドさせることで、締結部材を露出させることができる。したがって、テレスコピックカバーの位置調整を容易に行うことができる。
実施の形態の工作機械の外観構成図である。 図1に示す工作機械に設けられたテレスコピックカバーを上方からみた平面図である。 図2に示すテーブル(サドル)のY方向側に設けられたテレスコピックカバーが伸長した状態を示す図である。 図2に示すテーブル(サドル)のY方向側に設けられたテレスコピックカバーが縮長した状態を示す図である。 図4に示す状態で、スカートをテレスコピックカバーにスライドさせたときの状態を示す図である。 工作機械の加工時におけるテーブル(サドル)のY方向側に位置するテレスコピックカバーに設けられたスカートの状態を示す側面図である。 テーブル(サドル)のY方向側に位置するテレスコピックカバーの位置調整時のスカートの状態を示す側面図である。 図2に示すテーブル(サドル)のX方向側に設けられたテレスコピックカバーが縮長した状態を示す図である。 工作機械の加工時におけるテーブル(サドル)のX方向側に位置するテレスコピックカバーに設けられたスカートおよびスカートカバーの状態を示す側面図である。 テーブル(サドル)のX方向側に位置するテレスコピックカバーの位置調整時のスカートおよびスカートカバーの状態を示す側面図である。 テーブル(サドル)のX方向側に位置するテレスコピックカバーの位置調整時のスカートおよびスカートカバーの状態の変形例を示す側面図である。
本発明に係るテレスコピックカバーおよびテレスコピックカバーの位置調整方法について、好適な実施の形態を掲げ、添付の図面を参照しながら以下、詳細に説明する。
図1は、工作機械10の外観構成図である。工作機械10は、主軸12に取り付けられた工具(切削工具)14により図示しない加工対象物(ワーク、被加工物)を加工する。工作機械10は、主軸12と、Z方向に平行な回転軸を中心に主軸12を回転駆動する主軸頭16と、主軸頭16をZ方向(上下方向)に移動させるコラム18と、加工対象物を固定して支持するテーブル20と、テーブル20をX方向およびY方向に移動させるテーブル駆動部22とを備える。X方向、Y方向、および、Z方向は、互いに直交しているものとする。この主軸12のZ方向への移動と、テーブル20のX方向およびY方向への移動とによって、工作機械10は、3次元に加工対象物に対して加工を行うことができる。なお、−Z方向を重力が働く方向とする。
工具14は、工具ホルダ24に保持されている。工具ホルダ24は、主軸12に着脱可能であり、工具14は、工具ホルダ24を介して主軸12に取り付けられる。工具ホルダ24が主軸12の先端部に設けられた装着穴(図示略)に挿入されることによって、工具14が主軸12に取り付けられる。工具14は、主軸12と一緒に回転する。工作機械10は、主軸12に取り付ける工具14を自動工具交換装置26により交換可能なマシニングセンタとして構成されている。自動工具交換装置26は、各々が工具ホルダ24に保持された複数の工具14を収納(保持)可能なツールマガジン28を有する。工具14としては、例えば、ヘール工具、ドリル、エンドミル、フライス等が挙げられる。
テーブル20は、主軸12の下方に配置されている。テーブル20の上面には、X方向に直線状に延びたロック溝30がY方向に沿って所定の間隔をあけて複数形成されている。加工対象物は、図示しないワーク固定治具を介してテーブル20に固定される。ワーク固定治具は、ロック溝30を利用してテーブル20の上面に固定できるように構成されている。
テーブル駆動部22は、台座32に支持されている。テーブル駆動部22は、Y軸スライド部34、サドル36、および、X軸スライド部38を有する。サドル36は、Y軸スライド部34を介して台座32に対してY方向に移動可能に支持されている。テーブル20は、X軸スライド部38を介してサドル36に対してX方向に移動可能に支持されている。
サドル36には、台座32に対してサドル36をY方向に移動させるための図示しないY軸駆動機構が接続されており、テーブル20にも、同様に、サドル36に対してテーブル20をX方向に移動させるための図示しないX軸駆動機構が接続されている。このY軸駆動機構およびX軸駆動機構の各々は、サーボモータと、サーボモータの回転運動を直進運動に変換してサドル36およびテーブル20に伝達する動力変換機構(ボールネジおよびナット等)を有する。Y軸駆動機構およびX軸駆動機構は、周知のものを用いることができる。
工作機械10には、工作機械10の加工領域を覆い、加工によって発生した切粉(加工屑)および切削液が周囲に飛散するのを防止するためのスプラッシュガード(スプラッシュカバー)40が設けられている。なお、工作機械10には、加工時に工具14に向けて切削液を吐出するノズル(図示略)が設けられている。このスプラッシュガード40には、図示しないが、開口部が形成されており、スプラッシュガード40は、この開口部を覆うための開閉可能な扉を有する。スプラッシュガード40の開口部は、テーブル20に支持される加工対象物を交換するためのものであり、スプラッシュガード40の扉は、加工時に閉状態となり、加工対象物の交換時に開状態となる。
ここで、工作機械10には、加工時に発生した切粉および切削液から、上述したY軸駆動機構およびX軸駆動機構を保護するために、Y軸駆動機構およびX軸駆動機構を上方側(+Z方向側)から覆い隠すテレスコピックカバーが設けられている。
図2は、工作機械10に設けられたテレスコピックカバー50を上方(+Z方向)からみた平面図(上面図)である。このテレスコピックカバー50は、複数のカバー部材51が入れ子式に重ね合され、サドル36およびテーブル20の移動に応じて伸縮するカバーである。サドル36のY方向の移動に応じて伸縮するテレスコピックカバー50と、テーブル20のX方向の移動に応じて伸縮するテレスコピックカバー50とを区別して説明する必要がある場合には、前者を50Aと称し、後者を50Bと称する。
テレスコピックカバー50Aは、テーブル20(サドル36)の+Y方向側と−Y方向側とにそれぞれ設けられ、テレスコピックカバー50Bは、テーブル20(サドル36)の+X方向側と−X方向側とにそれぞれ設けられている。
本実施の形態では、説明を簡単にするために、テレスコピックカバー50(50A、50B)は、3つのカバー部材51を有し、この3つのカバー部材51を入れ子式に重ね合せることで、テレスコピックカバー50が構成されているものとする。テレスコピックカバー50(50A、50B)の3つのカバー部材51を互いに区別するために、最上段のカバー部材51を51aと、中段のカバー部材51を51bと、最下段のカバー部材51を51cと呼ぶ場合がある。また、テレスコピックカバー50には、スカート52が設けられている。スカート52については後で詳しく説明する。
テレスコピックカバー50Aの最上段のカバー部材51aは、可動部として機能するサドル36に固定され、最下段のカバー部材51cは、サドル36の移動方向(Y方向)に対して停止している固定部として機能する台座32に固定されている。これにより、テレスコピックカバー50Aは、サドル36のY方向への移動に応じて伸縮しながら、前記Y軸駆動機構を切粉および切削液から保護することができる。
具体的には、サドル36の+Y方向側に設けられたテレスコピックカバー50Aの最上段のカバー部材51aは、図示しないステーを介してサドル36の+Y方向側に固定されている。一方、サドル36の+Y方向側に設けられたテレスコピックカバー50Aの最下段のカバー部材51cは、サドル36が+Y方向に最大移動可能量だけ移動した場合であっても、最上段のカバー部材51aより+Y方向側に位置するように、図示しないステーを介して台座32に固定されている。
同様に、サドル36の−Y方向側に設けられたテレスコピックカバー50Aの最上段のカバー部材51aは、図示しないステーを介してサドル36の−Y方向側に固定されている。一方、サドル36の−Y方向側に設けられたテレスコピックカバー50Aの最下段のカバー部材51cは、サドル36が−Y方向に最大移動可能量だけ移動した場合であっても、最上段のカバー部材51aより−Y方向側に位置するように、図示しないステーを介して台座32に固定されている。
つまり、テレスコピックカバー50Aのカバー部材51a〜51cは、カバー部材51a、カバー部材51b、カバー部材51cの順で、テレスコピックカバー50Aの伸縮方向(Y方向)に沿って位置するような関係が保たれるように配置されていればよい。このことは、テレスコピックカバー50Bのカバー部材51a〜51cも同様であり、カバー部材51a、カバー部材51b、カバー部材51cの順で、テレスコピックカバー50Bの伸縮方向(X方向)に沿って位置するような関係が保たれるように配置されていればよい。
テレスコピックカバー50Bの最上段のカバー部材51aは、可動部として機能するテーブル20に固定され、最下段のカバー部材51cは、テーブル20の移動方向(X方向)に対して停止している固定部として機能するサドル36に固定されている。これにより、テレスコピックカバー50Bは、テーブル20のX方向への移動に応じて伸縮しながら、前記X軸駆動機構を切粉および切削液から保護することができる。
具体的には、テーブル20の+X方向側に設けられたテレスコピックカバー50Bの最上段のカバー部材51aは、図示しないステーを介してテーブル20の+X方向側に固定されている。一方、テーブル20の+X方向側に設けられたテレスコピックカバー50Bの最下段のカバー部材51cは、テーブル20が+X方向に最大移動可能量だけ移動した場合であっても、最上段のカバー部材51aより+X方向側に位置するように、図示しないステーを介してサドル36に固定されている。
同様に、テーブル20の−X方向側に設けられたテレスコピックカバー50Bの最上段のカバー部材51aは、図示しないステーを介してテーブル20の−X方向側に固定されている。一方、テーブル20の−X方向側に設けられたテレスコピックカバー50Bの最下段のカバー部材51cは、テーブル20が−X方向に最大移動可能量だけ移動した場合であっても、最上段のカバー部材51aより−X方向側に位置するように、図示しないステーを介してサドル36に固定されている。
つまり、テレスコピックカバー50Bのカバー部材51a〜51cは、カバー部材51a、カバー部材51b、カバー部材51cの順で、テレスコピックカバー50Bの伸縮方向(X方向)に沿って位置するような関係が保たれるように配置されていればよい。
なお、台座32もテーブル20の移動方向(X方向)に対して停止しているが、テレスコピックカバー50Bの最下段のカバー部材51cを台座32に固定することはできない。その理由としては、テーブル20は、サドル36によって台座32に対してY方向にも移動するため、最下段のカバー部材51cを台座32に固定してしまうと、テレスコピックカバー50Bが破損してしまうからである。したがって、サドル36がない構成の場合は、つまり、テーブル20が台座32に対してX方向のみしか移動しない場合は、最下段のカバー部材51cを台座32に固定してもよい。
次に、テレスコピックカバー50(50A、50B)およびスカート52について詳しく説明する。図3は、テレスコピックカバー50Aが伸長した状態を示す図、図4は、テレスコピックカバー50Aが縮長(縮小)した状態を示す図である。なお、テレスコピックカバー50Bの構成は、テレスコピックカバー50Aと同一なので、その説明および図示を省略する。
テレスコピックカバー50Aの複数のカバー部材51(51a〜51c)の各々は、テレスコピックカバー50Aの伸縮方向(サドル36の移動方向、Y方向)からみて、下向きに開いた概ねコの字状(Пの字状)の形状を有している。そして、カバー部材51aの下側にカバー部材51bが摺動可能(スライド可能)に設けられ、カバー部材51bの下側にカバー部材51cが摺動可能(スライド可能)に設けられている。したがって、カバー部材51bは、カバー部材51a、51cの摺動方向(スライド方向、伸縮方向であるY方向)への移動をガイドするガイド部材として機能する。逆に、カバー部材51a、51cは、カバー部材51bの摺動方向(スライド方向、伸縮方向であるY方向)への移動をガイドするガイド部材として機能する。
なお、摺動方向と直交する方向の幅(長さ)は、最上段のカバー部材51aが最も長く、次に中段のカバー部材51bが長く、最下段のカバー部材51cが最も短い。これにより、テレスコピックカバー50Aが伸縮できるように3つのカバー部材51(51a〜51c)を入れ子式に重ね合せることができる。
また、3つのカバー部材51(51a〜51c)は、伸縮方向(Y方向)に沿ってテレスコピックカバー50Aが伸長した場合に、互いに外れて離間することがないように、ストッパー(係止部)が設けられている。つまり、カバー部材51a、51cには、カバー部材51bと外れないようにストッパーが設けられ、カバー部材51bには、カバー部材51a、51cと外れないようにストッパーが設けられている。このストッパーの構成は、従来からあるものを採用することができるので、具体的な説明は省略する。
このようにしてテレスコピックカバー50(50A、50B)は、可動部(サドル36、テーブル20)の移動に応じて伸縮することができる。例えば、サドル36の+Y方向側に設けられたテレスコピックカバー50Aの場合は、サドル36が−Y方向に移動するとカバー部材51aがサドル36と一緒に−Y方向に移動するので、図3に示したように伸長する。また、サドル36の+Y方向側に設けられたテレスコピックカバー50Aの場合は、サドル36が+Y方向に移動するとカバー部材51aがサドル36と一緒に+Y方向に移動するので、図4に示したように縮長する。
テレスコピックカバー50Aに設けられたスカート52は、カバー部材51(51a〜51c)と同様に、テレスコピックカバー50Aの伸縮方向(サドル36の移動方向、Y方向)からみて、下向きに開いた概ねコの字状(Пの字状)の形状を有している。したがって、スカート52の側面(伸縮方向と直交する面)は開口部OPを有している。そして、スカート52は、カバー部材51cの下側に摺動可能(スライド可能)に設けられている。これにより、カバー部材51cは、スカート52の摺動方向(スライド方向)への移動をガイドするガイド部材として機能する。なお、スカート52の摺動方向(Y方向)と直交する方向(X方向)の幅(長さ)は、カバー部材51cの摺動方向(Y方向)と直交する方向(X方向)の長さより短い。これにより、カバー部材51cに対してスカート52を入れ子状に配置することができる。
スカート52は、テレスコピックカバー50Aの伸縮方向(Y方向)に沿ってテレスコピックカバー50A(カバー部材51c)より外側に設けられている。スカート52をテレスコピックカバー50A(カバー部材51c)から外側に向けてスライドさせたときに、スカート52がカバー部材51cから外れて離間することがないように、スカート52およびカバー部材51cに係止部であるストッパー(図示略)を設けてもよい。スカート52のカバー部材51c側とは反対側の端部52aは、XZ平面と平行する平面に沿ってフランジ状に外側に突出している。なお、スカート52の摺動方向とテレスコピックカバー50Aの摺動方向とは同一方向(Y方向)である。
図5は、図4に示す状態で、スカート52をテレスコピックカバー50A側(カバー部材51c側)にスライドさせたときの状態を示す図である。最下段のカバー部材51cには、その下側に、テレスコピックカバー50A(カバー部材51c)を台座(固定部)32に取り付けるための被取付部材54が設けられている。被取付部材54は、ボルトまたはネジ等の締結部材56によって、台座32に接続されたステーに取り付けられる。これにより、カバー部材51cは、台座32に固定される。被取付部材54は、テレスコピックカバー50Aの伸縮方向(Y方向、サドル36の移動方向)に沿って外側に突出しており、ボルトまたはネジ等の締結部材56が挿入される孔(図示略)を有する。
スカート52を、テレスコピックカバー50Aの伸縮方向(Y方向)に沿って、テレスコピックカバー50Aの外側方向、つまり、カバー部材51c側とは反対側の方向にスライドすると、被取付部材54および締結部材56はスカート52によって上方側(+Z方向側)から覆われる(図3、図4参照)。一方で、スカート52を、テレスコピックカバー50Aの伸縮方向(Y方向)に沿って、テレスコピックカバー50Aの内側方向、つまり、カバー部材51c側の方向にスライドすると、被取付部材54および締結部材56が露出する(図5参照)。このようにして、スカート52を、テレスコピックカバー50Aの伸縮方向(サドル36の移動方向、Y方向)に沿ってスライドさせることで、被取付部材54および締結部材56を露出させたり覆い隠すことができる。
図6は、工作機械10の加工時におけるテレスコピックカバー50Aに設けられたスカート52の状態を示す側面図、図7は、テレスコピックカバー50Aの位置調整(アライメント)時のスカート52の状態を示す側面図である。図6、図7は、ともにX方向と平行する図4のA方向からみた図である。
少なくとも加工時には、図2、図6に示すように、被取付部材54および締結部材56を覆い隠すように、スカート52をカバー部材51c側とは反対側の方向(被取付部材54の突出方向)にスライドさせて、スカート52の端部52aをスプラッシュガード40に当接させる。これにより、スプラッシュガード40によってスカート52の開口部OPを塞ぐことができ、且つ、テレスコピックカバー50A(カバー部材51c)とスプラッシュガード40との隙間Gpをスカート52によって上方側(+Z方向側)から覆うことができる。したがって、工作機械10の加工によって発生した切粉および切削液がテレスコピックカバー50A内(内部)に侵入することを防止することができる。また、スカート52は、隙間Gpに位置する被取付部材54および締結部材56も同時に覆うことができるので、被取付部材54および締結部材56に切粉が引っ掛かって溜まることも防止することができる。なお、テレスコピックカバー50Aに設けられたスカート52の端部52a(XZ平面と平行する平面に沿って突出したフランジ部分)と当接するスプラッシュガード40の当接面は、XZ平面と平行している(図2参照)。
一方、テレスコピックカバー50Aの位置調整時には、図7に示すように、スカート52をカバー部材51c側の方向(被取付部材54の突出方向とは反対側の方向)にスライドさせて、スカート52の端部52aをカバー部材51cのスカート52側の端部に当接させる。これにより、テレスコピックカバー50A(カバー部材51c)とスプラッシュガード40との隙間Gpに位置する被取付部材54および締結部材56が露出するので、締結部材56を緩めることで、テレスコピックカバー50Aの位置調整を容易に行うことができる。
なお、サドル36の+Y方向側に設けられたテレスコピックカバー50Aとスプラッシュガード40との間には、コラム18等が設けられている(図2参照)。そのため、サドル36の+Y方向側に位置するテレスコピックカバー50Aに設けられたスカート52の端部52aをスプラッシュガード40に当接させることはできない。したがって、この場合は、サドル36の+Y方向側に設けられたテレスコピックカバー50Aとコラム18との間に位置するXZ平面と平行する平面(コラム18の側面であってもよく、別途設けられた平板であってもよい)に、スカート52の端部52aを当接させればよい。
図8は、テレスコピックカバー50Bが縮長(縮小)した状態を示す図である。テレスコピックカバー50Bは、テレスコピックカバー50Aの配置方向をY方向からX方向に変えたこと以外は同様の構成を有し、テレスコピックカバー50Aに設けられたスカート52と同様のスカート52が設けられている。なお、テレスコピックカバー50Bは、可動部であるテーブル20と固定部であるサドル36に固定されている。
テレスコピックカバー50Bは、テーブル20とサドル36とに固定されているので、サドル36とともにY方向に移動し、テーブル20のX方向への移動によってX方向に伸縮する。したがって、図6に示すように、テレスコピックカバー50Bに設けられたスカート52をスプラッシュガード40に当接させると、その摩擦によりY方向への移動精度が低下してしまう。また、テレスコピックカバー50Bに設けられたスカート52(端部52a)をスプラッシュガード40に当接させることができたとしても、スカート52の端部52aがスプラッシュガード40の当接面に沿って摺動して移動するので、スプラッシュガード40とスカート52との間に隙間が生じてしまい、切粉および切削液がテレスコピックカバー50B内(内部)に侵入してしまう虞がある。
そこで、本実施の形態では、テレスコピックカバー50Bに設けられているスカート52には、さらに、スカート52の端部52a(開口部OP)を覆うスカートカバー60が着脱可能に取り付けられている。このスカートカバー60は、スカート52の端部52aに取り付けられている。このスカートカバー60を設けることで、スカート52の開口部OPが塞がれるので、スカートカバー60とスプラッシュガード40とを当接させなくても、工作機械10の加工によって発生した切粉および切削液のテレスコピックカバー50B内部への侵入を防止することができる。
図9は、工作機械10の加工時におけるスカート52およびスカートカバー60の状態を示す側面図、図10は、テレスコピックカバー50Bの位置調整(アライメント)時のスカート52およびスカートカバー60の状態を示す側面図である。図9、図10は、ともにY方向と平行する図8のB方向からみた図である。
少なくとも加工時には、図2、図9に示すように、被取付部材54および締結部材56を覆い隠すように、スカート52をカバー部材51c側とは反対側の方向(被取付部材54の突出方向)にスライドさせた状態で、ネジSCによってスカート52の端部52aにスカートカバー60を取り付けている。これにより、スカートカバー60(またはスカート52)とスプラッシュガード40とを当接させなくても、工作機械10の加工によって発生した切粉および切削液のテレスコピックカバー50B内部への侵入を防止することができる。
一方、テレスコピックカバー50Bの位置調整時には、図10に示すように、ネジSCを緩めてスカートカバー60をスカート52から取り外した後、スカート52をカバー部材51c側の方向(被取付部材54の突出方向とは反対側の方向)にスライドさせる。これにより、カバー部材51cからテレスコピックカバー50Bの伸縮方向(X方向)に沿って外側に突出した被取付部材54および締結部材56が露出するので、テレスコピックカバー50Bの位置調整を容易に行うことができる。
上記実施の形態は、以下のように変形してもよい。
(変形例1)上記実施の形態では、テレスコピックカバー50Aに設けられるスカート52には、スカートカバー60を設けなかったが、スカートカバー60を設けてもよい。この場合は、スカートカバー60をスプラッシュガード40に当接させてもよいし、当接させなくてもよい。
(変形例2)変形例2では、スカート52を、テレスコピックカバー50Bから引き抜くように、カバー部材51c側とは反対側の方向(スカートカバー60が設けられた方向)にスライドさせて、テレスコピックカバー50Bからスカート52が取り外せるように構成してもよい。この場合は、スカート52とカバー部材51cとが離間して外れることを防止するストッパーを、スカート52とカバー部材51cに設けなければよい。
したがって、本変形例2では、テレスコピックカバー50Bの位置調整時に、図11に示すように、スカートカバー60が取り付けられた状態のスカート52を、テレスコピックカバー50Bから引き抜くようにスライドさせることで、被取付部材54および締結部材56を露出させることができる。したがって、テレスコピックカバー50Bの位置調整を容易に行うことができる。この場合は、スカートカバー60をスカート52に着脱不可能に取り付けてもよい。例えば、板金の曲げや溶接等によりスカート52とスカートカバー60とを一体化してもよい。
また、テレスコピックカバー50Aに設けられるスカート52(つまり、スカートカバー60が取り付けられていないスカート52)についても同様に、スカート52をテレスコピックカバー50Aから引き抜くようにスライドさせることで、テレスコピックカバー50Aからスカート52が取り外せるようにしてもよい。
(変形例3)上記変形例1、2を組み合わせた態様であってもよい。
以上のように、上記実施の形態および変形例1〜3で説明したテレスコピックカバー50(50Aまたは50B)は、複数のカバー部材51(51a〜51c)を入れ子式に重ね合せ、工作機械10の可動部(サドル36またはテーブル20)の移動に応じて伸縮するものである。テレスコピックカバー50(50Aまたは50B)の最上段のカバー部材51aは、可動部(サドル36またはテーブル20)に固定され、テレスコピックカバー50(50Aまたは50B)の最下段のカバー部材51cは、少なくとも可動部(サドル36またはテーブル20)の移動方向(Y方向またはX方向)に対して停止している工作機械10の固定部(台座32またはサドル36)に固定されている。最下段のカバー部材51cには、テレスコピックカバー50(50Aまたは50B)から可動部(サドル36またはテーブル20)の移動方向(Y方向またはX方向)に沿って外側に突出し、締結部材56によって固定部(台座32またはサドル36)に取り付けられる被取付部材54が設けられている。テレスコピックカバー50(50Aまたは50B)には、最下段のカバー部材51cに対して移動方向(Y方向またはX方向)に沿ってスライド可能であり、被取付部材54を覆うスカート52が設けられている。
これにより、工作機械10の加工時に、被取付部材54および締結部材56を切粉および切削液から保護することができる。したがって、被取付部材54および締結部材56への切粉の引っ掛かりを防止することができる。一方、テレスコピックカバー50(50Aまたは50B)の位置調整時に、スカート52をスライドさせることで、締結部材56を露出させることができる。したがって、テレスコピックカバー50の位置調整を容易に行うことができる。
スカート52は、最下段のカバー部材51cと入れ子式に重なり合うように、最下段のカバー部材51cの下方に設けられている。これにより、複数のカバー部材51(51a〜51c)を入れ子式に重ね合せたテレスコピックカバー50(50Aまたは50B)の伸縮を阻害することなく、スカート52をテレスコピックカバー50(50Aまたは50B)に設けることができる。逆に、最下段のカバー部材51cの上方にスカート52を設けてしまうと、スカート52とカバー部材51b(または51a)とが干渉してしまい、テレスコピックカバー50(50Aまたは50B)の伸縮を阻害してしまう。
工作機械10の加工時には、スカート52の被取付部材54の突出方向側の端部52aは、工作機械10の加工領域を覆い、加工によって発生した切粉および切削液の飛散を防止するスプラッシュガード40に当接していてもよい。
これにより、加工時に、切粉および切削液がテレスコピックカバー50A内(内部)に侵入することを防止することができ、被取付部材54および締結部材56を切粉および切削液から保護することができる。したがって、被取付部材54および締結部材56への切粉の引っ掛かりを防止することができる。一方、テレスコピックカバー50Aの位置調整時には、被取付部材54の突出方向とは反対方向にスカート52をスライドさせることで、締結部材56を露出させることができる。したがって、テレスコピックカバー50の位置調整を容易に行うことができる。
スカート52には、スカート52の被取付部材54の突出方向側の端部52aを覆い、工作機械10の加工によって発生した切粉および切削液のテレスコピックカバー50(50Aまたは50B)内部への侵入を防止するスカートカバー60が取り付けられていてもよい。
これにより、スカート52(スカートカバー60)がスプラッシュガード40に当接していなくても、加工時に、切粉および切削液がテレスコピックカバー50(50A、50B)内(内部)に侵入することを防止することができる。その結果、被取付部材54および締結部材56を切粉および切削液から保護することができる。したがって、被取付部材54および締結部材56への切粉の引っ掛かりを防止することができる。また、一方、テレスコピックカバー50(50Aまたは50B)の位置調整時に、スカートカバー60をスカート52から取り外した後に被取付部材54の突出方向とは反対方向にスカート52をスライドさせる、または、スカートカバー60が取り付けられたスカート52を被取付部材54の突出方向にスライドさせることで、締結部材56を露出させることができる。したがって、テレスコピックカバー50(50Aまたは50B)の位置調整を容易に行うことができる。なお、スカートカバー60は、スカート52に対して着脱可能に取り付けられていてもよいし、着脱不可能に取り付けられていてもよい。
また、被取付部材54の突出方向にスカート52をスライドさせて、スカート52をテレスコピックカバー50(50Aまたは50B)から取り外すことで、締結部材56を露出させてもよい。これにより、テレスコピックカバー50(50Aまたは50B)の位置調整を容易に行うことができる。
10…工作機械 12…主軸
14…工具 20…テーブル
22…テーブル駆動部 32…台座
34…Y軸スライド部 36…サドル
38…X軸スライド部 40…スプラッシュガード
50、50A、50B…テレスコピックカバー
51、51a、51b、51c…カバー部材
52…スカート 52a…端部
54…被取付部材 56…締結部材
60…スカートカバー OP…開口部

Claims (9)

  1. 複数のカバー部材を入れ子式に重ね合せ、工作機械の可動部の移動に応じて伸縮するテレスコピックカバーであって、
    前記テレスコピックカバーの最上段の前記カバー部材は、前記可動部に固定され、前記テレスコピックカバーの最下段の前記カバー部材は、少なくとも前記可動部の移動方向に対して停止している前記工作機械の固定部に固定されており、
    最下段の前記カバー部材には、前記テレスコピックカバーから前記移動方向に沿って外側に突出し、締結部材によって前記固定部に取り付けられる被取付部材が設けられ、
    最下段の前記カバー部材に対して前記移動方向に沿ってスライド可能であり、前記被取付部材および前記締結部材を覆うスカートが設けられた
    ことを特徴とするテレスコピックカバー。
  2. 請求項1に記載のテレスコピックカバーであって、
    前記スカートは、最下段の前記カバー部材と入れ子式に重なり合うように、最下段の前記カバー部材の下方に設けられている
    ことを特徴とするテレスコピックカバー。
  3. 請求項1または2に記載のテレスコピックカバーであって、
    前記工作機械の加工時には、前記スカートの前記被取付部材の突出方向側の端部は、前記工作機械の加工領域を覆い、加工によって発生した切粉の飛散を防止するスプラッシュガードに当接している
    ことを特徴とするテレスコピックカバー。
  4. 請求項1または2に記載のテレスコピックカバーであって、
    前記スカートには、前記スカートの前記被取付部材の突出方向側の端部を覆い、前記工作機械の加工によって発生した切粉の前記テレスコピックカバー内部への侵入を防止するスカートカバーが取り付けられている
    ことを特徴とするテレスコピックカバー。
  5. 請求項4に記載のテレスコピックカバーであって、
    前記スカートカバーが前記スカートに対して着脱可能に取り付けられている
    ことを特徴とするテレスコピックカバー。
  6. 複数のカバー部材を入れ子式に重ね合せ、工作機械の可動部の移動方向に沿って伸縮するテレスコピックカバーの位置調整方法であって、
    前記テレスコピックカバーの最上段の前記カバー部材は、前記可動部に固定され、前記テレスコピックカバーの最下段の前記カバー部材は、少なくとも前記可動部の移動方向に対して停止している前記工作機械の固定部に固定されており、
    最下段の前記カバー部材には、前記テレスコピックカバーから前記移動方向に沿って外側に突出し、締結部材によって前記固定部に取り付けられる被取付部材が設けられ、
    最下段の前記カバー部材に対して前記移動方向に沿ってスライド可能であり、前記被取付部材および前記締結部材を覆うスカートが設けられ、
    前記スカートをスライドさせることで、前記締結部材を露出させる
    ことを特徴とするテレスコピックカバーの位置調整方法。
  7. 請求項6に記載のテレスコピックカバーの位置調整方法であって、
    前記スカートの前記被取付部材の突出方向側の端部は、前記工作機械の加工領域を覆い、加工によって発生した切粉の飛散を防止するスプラッシュガードに当接しており、前記被取付部材の突出方向とは反対方向に前記スカートをスライドさせることで、前記締結部材を露出させる
    ことを特徴とするテレスコピックカバーの位置調整方法。
  8. 請求項6に記載のテレスコピックカバーの位置調整方法であって、
    前記スカートには、前記スカートの前記被取付部材の突出方向側の端部を覆い、前記工作機械の加工によって発生した切粉の前記テレスコピックカバー内部への侵入を防止するスカートカバーが着脱可能に取り付けられており、
    前記スカートカバーを前記スカートから取り外した後に、前記被取付部材の突出方向とは反対方向に前記スカートをスライドさせることで、前記締結部材を露出させる
    ことを特徴とするテレスコピックカバーの位置調整方法。
  9. 請求項6に記載のテレスコピックカバーの位置調整方法であって、
    前記スカートには、前記スカートの前記被取付部材の突出方向側の端部を覆い、前記工作機械の加工によって発生した切粉の前記テレスコピックカバー内部への侵入を防止するスカートカバーが取り付けられており、
    前記スカートカバーが取り付けられた前記スカートを前記被取付部材の突出方向にスライドさせて、前記スカートを前記テレスコピックカバーから取り外すことで、前記締結部材を露出させる
    ことを特徴とするテレスコピックカバーの位置調整方法。
JP2016174549A 2016-09-07 2016-09-07 テレスコピックカバーおよびテレスコピックカバーの位置調整方法 Active JP6374458B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016174549A JP6374458B2 (ja) 2016-09-07 2016-09-07 テレスコピックカバーおよびテレスコピックカバーの位置調整方法
DE102017008247.2A DE102017008247B4 (de) 2016-09-07 2017-09-01 Teleskopabdeckung und Verfahren zum Anpassen der Position einer Teleskopabdeckung
US15/696,319 US10442045B2 (en) 2016-09-07 2017-09-06 Telescopic cover and method for adjusting the position of a telescopic cover
CN201721142213.3U CN207139425U (zh) 2016-09-07 2017-09-06 伸缩罩
CN201710797001.7A CN107791092B (zh) 2016-09-07 2017-09-06 伸缩罩以及伸缩罩的位置调整方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016174549A JP6374458B2 (ja) 2016-09-07 2016-09-07 テレスコピックカバーおよびテレスコピックカバーの位置調整方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018039071A true JP2018039071A (ja) 2018-03-15
JP6374458B2 JP6374458B2 (ja) 2018-08-15

Family

ID=61197729

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016174549A Active JP6374458B2 (ja) 2016-09-07 2016-09-07 テレスコピックカバーおよびテレスコピックカバーの位置調整方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10442045B2 (ja)
JP (1) JP6374458B2 (ja)
CN (2) CN107791092B (ja)
DE (1) DE102017008247B4 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020075297A (ja) * 2018-11-05 2020-05-21 セイコーインスツル株式会社 カバー構造
JP2020179468A (ja) * 2019-04-25 2020-11-05 ファナック株式会社 テレスコピックカバー
KR200492872Y1 (ko) * 2019-10-22 2020-12-24 박현옥 육류구이장치
CN112453996A (zh) * 2020-11-16 2021-03-09 沈阳马卡智工科技有限公司 一种工作台移动式龙门机床整体防护间装置
JP7414498B2 (ja) 2019-12-05 2024-01-16 ファナック株式会社 工作機械のテレスコピックカバー

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6374458B2 (ja) * 2016-09-07 2018-08-15 ファナック株式会社 テレスコピックカバーおよびテレスコピックカバーの位置調整方法
DE202018105888U1 (de) * 2018-10-15 2019-01-15 Sato Schneidsysteme Anton Hubert E.K. Vorrichtung zur Einhausung
CN110170879A (zh) * 2019-07-12 2019-08-27 重庆宇辰机械设备有限公司 一种具有废屑防护功能的立式加工中心
CN114402943B (zh) * 2022-01-20 2023-06-27 甘肃兴丰农林科技有限责任公司 一种用于长途运输树苗盖苫布的方法及其设备

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6272043U (ja) * 1985-10-25 1987-05-08
US4950113A (en) * 1987-10-14 1990-08-21 Chiron-Werke Gmbh & Co. Kg Machine tool
JPH08192333A (ja) * 1995-01-10 1996-07-30 Hitachi Seiki Co Ltd 上下移動装置の内部と外部を遮蔽する遮蔽板装置
JPH11277363A (ja) * 1998-03-30 1999-10-12 Brother Ind Ltd 工作機械
JP2002233926A (ja) * 1997-03-31 2002-08-20 Makino Milling Mach Co Ltd 工作機械
JP2009241163A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Komatsu Ntc Ltd 工作機械用のテレスコカバー
JP2014184506A (ja) * 2013-03-22 2014-10-02 Fanuc Ltd 可動カバーを有する工作機械
CN104259868A (zh) * 2014-09-25 2015-01-07 浙江法拿克机械科技有限公司 一种改进的数控机床工作台
JP2015006701A (ja) * 2013-06-24 2015-01-15 ファナック株式会社 伸縮カバーを有する工作機械

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1575523A1 (de) * 1967-03-04 1970-01-29 Kabelschlepp Gmbh Schutzabdeckung fuer Fuehrungsbahnen von Werkzeugmaschinen
US3824890A (en) * 1971-01-22 1974-07-23 Giddings & Lewis Chip guard for machine tools
JPH01138547U (ja) * 1988-03-09 1989-09-21
JPH02172650A (ja) * 1988-12-24 1990-07-04 Fanuc Ltd 補強テレスコピックカバー
DE3928379A1 (de) * 1989-08-28 1991-03-21 Kabelschlepp Gmbh Teleskopabdeckung
JP2526057Y2 (ja) * 1990-05-18 1997-02-12 日本精工株式会社 リニアガイド装置のオーバーラン防止装置
DE19739429A1 (de) 1997-09-08 1999-03-18 Cremer Heinrich Hcr Gmbh Teleskopabdeckung
US5915897A (en) * 1997-09-16 1999-06-29 Hennig, Inc. Machine tool way cover and method of manufacturing same
US6296413B1 (en) * 1999-10-01 2001-10-02 Central Safety Equipment Company Mounting clip elements
JP2006142435A (ja) 2004-11-19 2006-06-08 Nippei Toyama Corp シール装置
DE102006015799B4 (de) * 2006-04-03 2009-11-12 Gebr. Heller Maschinenfabrik Gmbh Abdeckung für Maschinenführungen
US7458754B2 (en) 2006-11-14 2008-12-02 Hardinge Taiwan Ltd. Telescopic covering device for machine tool
US7412759B1 (en) * 2007-04-24 2008-08-19 Hardinge Taiwan Precision Machine Ltd. Telescopic safety shield for machine tool
US8006727B1 (en) * 2008-03-21 2011-08-30 Fastcap, LLC Protective cover/shield for woodworking equipment
CN202878017U (zh) 2012-06-07 2013-04-17 肇庆市高讯数控设备有限公司 数控加工机防尘伸缩罩
JP2016178106A (ja) * 2015-03-18 2016-10-06 株式会社ディスコ 切削装置
CN205057662U (zh) 2015-08-18 2016-03-02 深圳市创世纪机械有限公司 一种数控机床防护罩
CN205271590U (zh) 2015-12-23 2016-06-01 广州普进精密科技有限公司 一种伸缩护罩结构
JP6374458B2 (ja) * 2016-09-07 2018-08-15 ファナック株式会社 テレスコピックカバーおよびテレスコピックカバーの位置調整方法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6272043U (ja) * 1985-10-25 1987-05-08
US4950113A (en) * 1987-10-14 1990-08-21 Chiron-Werke Gmbh & Co. Kg Machine tool
JPH08192333A (ja) * 1995-01-10 1996-07-30 Hitachi Seiki Co Ltd 上下移動装置の内部と外部を遮蔽する遮蔽板装置
JP2002233926A (ja) * 1997-03-31 2002-08-20 Makino Milling Mach Co Ltd 工作機械
JPH11277363A (ja) * 1998-03-30 1999-10-12 Brother Ind Ltd 工作機械
JP2009241163A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Komatsu Ntc Ltd 工作機械用のテレスコカバー
JP2014184506A (ja) * 2013-03-22 2014-10-02 Fanuc Ltd 可動カバーを有する工作機械
JP2015006701A (ja) * 2013-06-24 2015-01-15 ファナック株式会社 伸縮カバーを有する工作機械
CN104259868A (zh) * 2014-09-25 2015-01-07 浙江法拿克机械科技有限公司 一种改进的数控机床工作台

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020075297A (ja) * 2018-11-05 2020-05-21 セイコーインスツル株式会社 カバー構造
JP7199919B2 (ja) 2018-11-05 2023-01-06 セイコーインスツル株式会社 カバー構造
JP2020179468A (ja) * 2019-04-25 2020-11-05 ファナック株式会社 テレスコピックカバー
JP7010878B2 (ja) 2019-04-25 2022-01-26 ファナック株式会社 テレスコピックカバー
KR200492872Y1 (ko) * 2019-10-22 2020-12-24 박현옥 육류구이장치
JP7414498B2 (ja) 2019-12-05 2024-01-16 ファナック株式会社 工作機械のテレスコピックカバー
CN112453996A (zh) * 2020-11-16 2021-03-09 沈阳马卡智工科技有限公司 一种工作台移动式龙门机床整体防护间装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20180065225A1 (en) 2018-03-08
JP6374458B2 (ja) 2018-08-15
CN107791092B (zh) 2019-07-12
DE102017008247B4 (de) 2020-06-04
CN107791092A (zh) 2018-03-13
US10442045B2 (en) 2019-10-15
DE102017008247A1 (de) 2018-03-08
CN207139425U (zh) 2018-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6374458B2 (ja) テレスコピックカバーおよびテレスコピックカバーの位置調整方法
JP5811599B2 (ja) 工作機械
JP6581170B2 (ja) 工作機械
JP4979540B2 (ja) 複合加工旋盤
US20190030666A1 (en) Machine Tool
JP5970977B2 (ja) カバー装置と工作機械
JP5734381B2 (ja) カバーを持つ工具交換装置
JP5734386B2 (ja) カバーを持つ工具交換装置
JP5375500B2 (ja) 工作機械
JP5638112B1 (ja) 切粉が機械内部に侵入するのを防止するストッパを備えた工作機械
KR20150003699U (ko) 공작 기계
CN108188740B (zh) 一种数控加工中心
JP6391967B2 (ja) 工作機械
US20140338496A1 (en) Telescopic-cover fixture
JP5811598B2 (ja) 工作機械
JP4922572B2 (ja) テレスコカバー装置
JP6450791B2 (ja) 工作機械
TWI652137B (zh) Machine tool
US9486862B1 (en) Fly cutter cutting tool
JP6782480B2 (ja) 工作機械の隔壁構造
JP2014223686A (ja) 保護カバーを有する工作機械
JP2002036062A (ja) 刃先回りの切粉飛散防止カバー
JP2020203353A (ja) 回転切削工具
JP2006082224A (ja) ツールマガジン
JP6830035B2 (ja) 工作機械およびその天井カバー機構

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180620

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180626

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180719

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6374458

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150