JPH0819209A - マイクロモータ - Google Patents

マイクロモータ

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Publication number
JPH0819209A
JPH0819209A JP6173201A JP17320194A JPH0819209A JP H0819209 A JPH0819209 A JP H0819209A JP 6173201 A JP6173201 A JP 6173201A JP 17320194 A JP17320194 A JP 17320194A JP H0819209 A JPH0819209 A JP H0819209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing bush
substrate
micromotor
rotor
shaft
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6173201A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Chuda
昌信 忠田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Corp
Original Assignee
Nidec Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Corp filed Critical Nidec Corp
Priority to JP6173201A priority Critical patent/JPH0819209A/ja
Publication of JPH0819209A publication Critical patent/JPH0819209A/ja
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  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を少なくし、組立作業性のよい、安
価なマイクロモータを提供する。 【構成】 ベアリングブッシュ14の上端部には内部へ
の折曲部14bが形成され、ベアリングブッシュ14の
基部にはかしめ用突部14aが設けられている。基板1
3に突部14aが嵌挿する透孔13aが形成され、透孔
13aより導出した突部14をかしめることによりベア
リングブッシュ14を基板13に固定する。なお、ベア
リングブッシュ14の円筒部の基部が基板13に接触し
ないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として光ディスク、
CD−ROM等のOA機器やAV機器、車載用電装機器
等に好適なマイクロモータに関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク、CD−ROM等を回転駆動
するための従来のマイクロモータについて、図3を用い
て説明する。図3は従来のマイクロモータを示す断面図
である。図3において、基板1にねじ止めにより固定さ
れたほぼ円筒状のベアリングブッシュ2には、上部より
一方のスリーブベアリング3が内嵌され、下部より他方
のスリーブベアリング4が内嵌され、それぞれベアリン
グブッシュ2の中間部内周の段部によって位置が規定さ
れる。スリーブベアリング3,4を介してシャフト5が
回転自在に支持されている。
【0003】シャフト5の上部には略碗形のロータ6が
圧入により固定され、シャフト5と共に回転するように
なっている。ロータ6と上部スリーブベアリング3との
間にはロータ6の円滑な回転を確保するために、例え
ば、ポリスライダー等の潤滑性の樹脂で形成されたワッ
シャ7が介装されている。シャフト5の下端にはワッシ
ャ8と抜け止めブッシュ9が装着され、シャフト5の抜
けを防止している。シャフト5の上端部には、図外のタ
ーンテーブルが取り付けられ、光ディスクやCD−RO
M等の記録用媒体が載置されるようになっている。
【0004】ベアリングブッシュ2の外周部には段部が
設けられ、ステータ10がベアリングブッシュ2の外周
に外嵌され、段部によって位置決めされ、ロータ6の周
壁部内面に固定されたロータマグネット11に対向する
ようになっている。ベアリングブッシュ2の下端部に
は、スリーブベアリング3,4に含浸された潤滑剤等が
モータ外部へ飛散することを防止するためキャップ12
が配設されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のマイクロモータ
では、ベアリングブッシュと基板をねじ止めにより固定
していた。そのため、部品点数が多くなり、組立作業性
が悪くなるという問題があった。
【0006】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、部品点数を
少なくし、組立作業性のよい、安価なマイクロモータを
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にかかるマイクロモータは、基板に設けられ
た円筒状のベアリングブッシュと、該ベアリングブッシ
ュの内側にベアリングを介して回転自在に支持されたシ
ャフトと、該シャフトに固定されたロータと、該ロータ
の周壁部内面に取り付けられた環状のロータマグネット
と、前記ベアリングブッシュの外側に前記ロータマグネ
ットに対向して配設されたステータと、を具備したマイ
クロモータにおいて、前記ベアリングブッシュの上端部
は内方への折曲部が形成され、該ベアリングブッシュの
基部にはかしめ用突部が設けられ、前記基板に前記突部
が嵌挿する透孔が形成され、前記透孔より導出した前記
突部をかしめることにより前記ベアリングブッシュが前
記基板に固定される。この場合、前記ベアリングブッシ
ュの円筒部の基部は前記基板に接触しないことが望まし
い。
【0008】また、前記基板に略コの字形の切込み片を
設け、該切込み片に対応する位置に、前記ベアリングブ
ッシュにスリットを設け、該スリットの段部に沿って前
記切込み片が折り曲げられ、前記ベアリングブッシュを
前記基板に固定することもできる。
【0009】
【作用】本発明のマイクロモータおいては、ステータを
支持固定するベアリングブッシュを、かしめにより基板
に固定するので、部品点数が削減され、組立作業性もよ
くなり、コストダウンも図れる。ベアリングブッシュの
円筒部上端部に内方への折曲部を形成することにより、
ベアリングブッシュと基板を固定する時にベアリングブ
ッシュとスリーブベアリングの抜けを防止できる。
【0010】また、ベアリングブッシュを基板に固定す
る時、ベアリングブッシュの基部の精度が低いため、基
板とベアリングブッシュが接すると、正しい直角度が得
られない。そのため、ベアリングブッシュの基部と基板
が接しないようにベアリングブッシュの円筒部の長さを
短くして、スリーブベアリングの下端面を基準として基
板にかしめる。その結果、シャフトとベースの正確な直
角度が得られる。
【0011】更に、ベアリングブッシュを基板に固定す
る方法として、基板に略コの字形の切込み片を設け、そ
の切込み片に対応する位置に、ベアリングブッシュにス
リットを設ける。基板の切込み片をスリットの段部に沿
って折り曲げ、ベアリングブッシュに固定する。この方
法によると、部品点数の削減、組立作業性がよくなるだ
けでなく、モータの薄型化も図れる。
【0012】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の実施例
について説明する。図1は本発明に従うマイクロモータ
の第1の実施例を示す断面図である。図1において、図
示のマイクロータは、モータケースを兼ねた金属製の基
板13に、ほぼ円筒状のベアリングブッシュ14が固定
され、このベアリングブッシュ14の内側にスリーブベ
アリング15を介してシャフト16が回転自在に支持さ
れている。シャフト16の上部には図外のターンテーブ
ルが取り付けられ、光ディスクやCD−ROM等の記録
用媒体が載置されるようになっている。
【0013】ベアリングブッシュ14には固定の度合い
の関係などから3カ所のかしめ用突部14aが設けら
れ、基板13に突部14aが嵌挿する透孔13aが形成
され、透孔13aより導出した突部14aをかしめるこ
とにより、ベアリングブッシュ14を基板13に固定す
る。ベアリングブッシュ14の円筒部上端には内方への
折曲部14bが形成されているので、ベアリングブッシ
ュ14を基板13にかしめる時にスリーブベアリング1
5とベアリングブッシュ14とが抜けないようになって
いる。
【0014】シャフト16と基板13の正確な直角度を
得るために、精度の低いベアリングブッシュ14の底面
が基板13に接触しないように、ベアリングブッシュ1
4の円筒部の長さを短くする。そして、スリーブベアリ
ング15の端面を基準にしてシャフト16と基板13の
正確な直角度を得る。
【0015】シャフト16の上部には略碗形のロータ1
7が固定され、シャフト16と共に回転するようになっ
ている。シャフト16の下端部は断面円弧状となってお
り、基板13の凹部13bに装着されたスラスト受け1
8に当接している。スラスト受け18はシャフト16の
回転時の摩擦を減らすため例えばポリスライダー等の潤
滑性の樹脂で形成されている。ロータ17の周壁部内周
面には環状のロータマグネット19が装着され、ベアリ
ングブッシュ14の外側に外嵌されたステータ20に対
向するようになっている。
【0016】基板13上には、ロータマグネット19と
対向し、ロータマグネット19の真下よりやや内側にロ
ータ位置検出手段21が載置され、ロータマグネット1
9の磁界を読み取り、回転検出を行っている。
【0017】図2は本発明に従うマイクロモータの他の
実施例を示す断面図である。図2において、図示のマイ
クロモータは、モータケースを兼ねた金属製の基板22
に、ほぼ円筒状のベアリングブッシュ23が固定され、
このベアリングブッシュ23の内側にスリーブベアリン
グ24を介してシャフト25が回転自在に支持されてい
る。シャフト25の上部には図外のターンテーブルが取
り付けられ、光ディスクやCD−ROM等の記録用媒体
が載置されるようになっている。
【0018】ベアリングブッシュ23の外周部には固定
の度合いの関係などから、幅約2mmから3mmのスリ
ット23aが3または4カ所設けられている。スリット
23aに対応する部分に、基板22に略コの字形の切込
み片22aを設けスリット23aの段部に沿って折り曲
げて、基板22とベアリングブッシュ23とを固定す
る。ベアリングブッシュ23の円筒部上端には内方への
折曲部23bが形成されているので、ベアリングブッシ
ュ23と基板22を固定する時に、スリーブベアリング
24とベアリングブッシュ23の抜けを防止している。
【0019】シャフト25の上部には略碗形のロータ2
6が固定され、シャフト25と共に回転するようになっ
ている。シャフト25の下端にはワッシャ27と抜け止
めブッシュ28が装着され、シャフト25の抜けを防止
している。また、シャフト25の下端部はは断面円弧状
となっており、基板22上に装着された、例えばポリス
ライダー等の潤滑性の樹脂により形成されたスラスト受
け29に当接している。
【0020】ロータ26の周壁部内周面には環状のロー
タマグネット30が装着され、ベアリングブッシュ23
の外側に外嵌されたステータ31に対向するようになっ
ている。基板22上には、ロータマグネット30と対向
し、ロータマグネット30の真下よりやや内側にロータ
位置検出手段32が載置され、ロータマグネット30の
磁界を読み取り、回転検出を行っている。
【0021】以上、本発明に従うマイクロモータの実施
例について説明したが、本発明はかかる実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能である。例えばベアリングブッシュ14に設
けられた、かしめ用突部14aはベアリングブッシュ1
4と基板13の固定が十分であれば何カ所でもよい。ま
た、ベアリングブッシュ23に設けられたスリット23
a及び切込み片22aの大きさ、個数も、ベアリングブ
ッシュ23と基板22の固定が十分であれば何カ所でも
よい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明のマイクロモ
ータでは、次のような効果を奏する。従来は、ベアリン
グブッシュをねじ止めにより基板に固定していたが、本
発明では、ベアリングブッシュに設けたかしめ用突部を
基板の透孔に嵌挿してかしめにより固定したことによ
り、部品点数が削減され、組立作業性が良くなり、コス
トも削減できる。また、ベアリングブッシュに設けたス
リットに対応する部分に、基板に略コの字形の切込み片
を設け、その切込み片をスリットの段部に固定する方法
によると、ベアリングブッシュの突部を基板にかしめる
方法よりもモータの薄型化を図れる。
【0023】更に、ベアリングブッシュの上端に内方へ
の折曲部を設ける構成であると、ベアリングブッシュと
基板を固定する時に、ベアリングブッシュとスリーブベ
アリングの抜けを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従うマイクロモータの第1の実施例を
示す断面図である。
【図2】本発明に従うマイクロモータの他の実施例を示
す断面図である。
【図3】従来のマイクロモータを示す断面図である。
【符号の説明】
13,22 基板 13a 透孔 14,23 ベアリングブッシュ 14a 突部 14b,23b 折曲部 15,24 スリーブベアリング 16,25 シャフト 17,26 ロータ 19,30 ロータマグネット 20,31 ステータ 22a 切込み片 23a スリット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に設けられた円筒状のベアリングブ
    ッシュと、該ベアリングブッシュの内側にベアリングを
    介して回転自在に支持されたシャフトと、該シャフトに
    固定されたロータと、該ロータの周壁部内面に取り付け
    られた環状のロータマグネットと、前記ベアリングブッ
    シュの外側に前記ロータマグネットに対向して配設され
    たステータと、を具備したマイクロモータにおいて、 前記ベアリングブッシュの上端部には内方への折曲部が
    形成され、該ベアリングブッシュの基部にはかしめ用突
    部が設けられ、前記基板に前記突部が嵌挿する透孔が形
    成され、前記透孔より導出した前記突部をかしめること
    により前記ベアリングブッシュが前記基板に固定される
    ことを特徴とするマイクロモータ。
  2. 【請求項2】 前記ベアリングブッシュの円筒部の基部
    が前記基板に接触しないことを特徴とする請求項1記載
    のマイクロモータ。
  3. 【請求項3】 基板に設けられた円筒状のベアリングブ
    ッシュと、該ベアリングブッシュの内側にベアリングを
    介して回転自在に支持されたシャフトと、該シャフトに
    固定されたロータと、該ロータの周壁部内面に取り付け
    られた環状のロータマグネットと、前記ベアリングブッ
    シュの外側に前記ロータマグネットに対向して配設され
    たステータと、を具備したマイクロモータにおいて、 前記基板に略コの字形の切込み片を設け、該切込み片に
    対応する位置に、前記ベアリングブッシュにスリットを
    設け、該スリットの段部に沿って前記切込み片が折り曲
    げられ、前記ベアリングブッシュが前記基板に固定され
    たことを特徴とするマイクロモータ。
JP6173201A 1994-06-30 1994-06-30 マイクロモータ Withdrawn JPH0819209A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6173201A JPH0819209A (ja) 1994-06-30 1994-06-30 マイクロモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6173201A JPH0819209A (ja) 1994-06-30 1994-06-30 マイクロモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0819209A true JPH0819209A (ja) 1996-01-19

Family

ID=15955989

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6173201A Withdrawn JPH0819209A (ja) 1994-06-30 1994-06-30 マイクロモータ

Country Status (1)

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JP (1) JPH0819209A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013046565A (ja) * 2011-08-26 2013-03-04 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd スピンドルモータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013046565A (ja) * 2011-08-26 2013-03-04 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd スピンドルモータ

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Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010904