JPH08191995A - 衣類乾燥機 - Google Patents
衣類乾燥機Info
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- JPH08191995A JPH08191995A JP7006856A JP685695A JPH08191995A JP H08191995 A JPH08191995 A JP H08191995A JP 7006856 A JP7006856 A JP 7006856A JP 685695 A JP685695 A JP 685695A JP H08191995 A JPH08191995 A JP H08191995A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 被乾燥物の撹拌不良が発生したとき、これを
解消して乾燥時間を短縮し且つ乾燥むらを解消するこ
と、あるいは運転を停止するとともにその旨を使用者に
知らせることができる衣類乾燥機を提供することを目的
とする。 【構成】 ドラム2の空気流出口の中心部付近およびド
ラム支持板6の周辺部のドラム2内側に温度検出器2
0、21を設け、制御装置は温度検出器20および21
が検出する空気温度の温度差が所定時間継続して所定の
値以上になると撹拌不良が発生したと判断し、ドラム2
の回転数を減じて被乾燥物8がドラム2より落下して撹
拌しやすくし、その後温度検出器20および21が検出
する空気温度の温度差が所定時間継続して所定の値以下
になると撹拌不良が解消したと判断し、ドラム2の回転
数を元の最適回転数に戻す。あるいは撹拌不良が発生し
たと判断すると自動的に運転を停止し、その旨を表示器
22に表示して使用者に知らせる。
解消して乾燥時間を短縮し且つ乾燥むらを解消するこ
と、あるいは運転を停止するとともにその旨を使用者に
知らせることができる衣類乾燥機を提供することを目的
とする。 【構成】 ドラム2の空気流出口の中心部付近およびド
ラム支持板6の周辺部のドラム2内側に温度検出器2
0、21を設け、制御装置は温度検出器20および21
が検出する空気温度の温度差が所定時間継続して所定の
値以上になると撹拌不良が発生したと判断し、ドラム2
の回転数を減じて被乾燥物8がドラム2より落下して撹
拌しやすくし、その後温度検出器20および21が検出
する空気温度の温度差が所定時間継続して所定の値以下
になると撹拌不良が解消したと判断し、ドラム2の回転
数を元の最適回転数に戻す。あるいは撹拌不良が発生し
たと判断すると自動的に運転を停止し、その旨を表示器
22に表示して使用者に知らせる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドラム式の衣類乾燥機
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のドラム式の衣類乾燥機には排気型
衣類乾燥機と除湿型衣類乾燥機があるが、先ず排気型衣
類乾燥機について図7を用いて説明する。同図に示すよ
うに、排気型衣類乾燥機は主に本体1内に回転自在に設
けられたドラム2と熱源となるヒータ3と、ヒータ3よ
りドラム2内に熱風を導入するファン4より構成されて
おり、ドラム2は本体1の後方及び前方にそれぞれ設け
られた軸受け5およびドラム支持板6により軸支されて
いる。また、本体1の下方に設けられたモータ7がドラ
ムベルト10およびファンベルト11を駆動することに
より、ドラム2およびファン4が回転する。ファン4の
回転により本体1の外から取り入れられヒータ3を通過
した熱風は、ドラム2内に導入され、被乾燥物8を通過
する際に熱交換を行うとともに被乾燥物8から水分を取
り出した後、ダクト9より本体1の外に排気される。
衣類乾燥機と除湿型衣類乾燥機があるが、先ず排気型衣
類乾燥機について図7を用いて説明する。同図に示すよ
うに、排気型衣類乾燥機は主に本体1内に回転自在に設
けられたドラム2と熱源となるヒータ3と、ヒータ3よ
りドラム2内に熱風を導入するファン4より構成されて
おり、ドラム2は本体1の後方及び前方にそれぞれ設け
られた軸受け5およびドラム支持板6により軸支されて
いる。また、本体1の下方に設けられたモータ7がドラ
ムベルト10およびファンベルト11を駆動することに
より、ドラム2およびファン4が回転する。ファン4の
回転により本体1の外から取り入れられヒータ3を通過
した熱風は、ドラム2内に導入され、被乾燥物8を通過
する際に熱交換を行うとともに被乾燥物8から水分を取
り出した後、ダクト9より本体1の外に排気される。
【0003】次に除湿型衣類乾燥機について図9を用い
て説明する。なお、上述の排気型衣類乾燥機と同一構成
部品には同じ符号を付す。除湿型衣類乾燥機の場合、モ
ータ7がファンベルト11を駆動すると、ファン13が
回転し、ドラム2から排出された空気はファンケース1
4内に入り、ダクト15を通ってヒータ3に送られ、そ
こで熱風となって再びドラム2内に導入される。すなわ
ち、ヒータ3、ドラム2、および熱交換器の作用を併せ
持つファン13がダクト15により閉回路を形成し、そ
の閉回路の中を空気が循環している。この熱風循環サイ
クル中、ドラム2内の被乾燥物8を熱し湿気を奪った熱
風は、ファン13のドラム2側の内壁に触れる。同時に
外気もファン13の外気側の壁に触れ、ファン13を挟
む両側の空気間で熱交換が行われる。この時、熱風が冷
却されることにより凝縮しファン13の回転によって吹
き飛ばされた水滴は、ファンケース14に設けられた排
水口16より排水される。このようなサイクルの繰り返
しによりドラム2内の被乾燥物8は除湿乾燥される。
て説明する。なお、上述の排気型衣類乾燥機と同一構成
部品には同じ符号を付す。除湿型衣類乾燥機の場合、モ
ータ7がファンベルト11を駆動すると、ファン13が
回転し、ドラム2から排出された空気はファンケース1
4内に入り、ダクト15を通ってヒータ3に送られ、そ
こで熱風となって再びドラム2内に導入される。すなわ
ち、ヒータ3、ドラム2、および熱交換器の作用を併せ
持つファン13がダクト15により閉回路を形成し、そ
の閉回路の中を空気が循環している。この熱風循環サイ
クル中、ドラム2内の被乾燥物8を熱し湿気を奪った熱
風は、ファン13のドラム2側の内壁に触れる。同時に
外気もファン13の外気側の壁に触れ、ファン13を挟
む両側の空気間で熱交換が行われる。この時、熱風が冷
却されることにより凝縮しファン13の回転によって吹
き飛ばされた水滴は、ファンケース14に設けられた排
水口16より排水される。このようなサイクルの繰り返
しによりドラム2内の被乾燥物8は除湿乾燥される。
【0004】以上述べた排気型衣類乾燥機および除湿型
衣類乾燥機におけるドラム2内の被乾燥物8の挙動は共
通に扱うことができる。すなわち、図10に示すように
ドラム2が角速度ωで回転すると、被乾燥物8はドラム
2内に設けられたバッフル12により持ち上げられ、通
常、第1象限内のある位置まで来るとバッフル12から
外れ落下する。ここで、被乾燥物8がバッフル12から
外れる瞬間を考えると、被乾燥物8の重心Gには遠心力
F(=mr1ω2、ただしmは被乾燥物8の質量、r1は
被乾燥物8の重心Gのドラム2の回転中心からの距離を
示す)、および重力Nが作用する。被乾燥物8が撹拌乾
燥するためには、被乾燥物8がこの位置で落下するのが
望ましく、そのためには前記遠心力の鉛直方向の分力F
sinθ1(θ1は、第1象限において被乾燥物8がバッ
フル12から外れる位置における被乾燥物8の重心Gの
水平方向からの回転角を示す)が重力Nより小(Fsi
nθ1<N)でなければならない。すなわち、 mr1ω2sinθ1<mg (gは重力の加速度を示す)、したがって、 r1sinθ1<g/ω2 …… (1) とならなければならない(ただし、被乾燥物8とドラム
2の内壁間に生じる摩擦力は無視するものとする)。
衣類乾燥機におけるドラム2内の被乾燥物8の挙動は共
通に扱うことができる。すなわち、図10に示すように
ドラム2が角速度ωで回転すると、被乾燥物8はドラム
2内に設けられたバッフル12により持ち上げられ、通
常、第1象限内のある位置まで来るとバッフル12から
外れ落下する。ここで、被乾燥物8がバッフル12から
外れる瞬間を考えると、被乾燥物8の重心Gには遠心力
F(=mr1ω2、ただしmは被乾燥物8の質量、r1は
被乾燥物8の重心Gのドラム2の回転中心からの距離を
示す)、および重力Nが作用する。被乾燥物8が撹拌乾
燥するためには、被乾燥物8がこの位置で落下するのが
望ましく、そのためには前記遠心力の鉛直方向の分力F
sinθ1(θ1は、第1象限において被乾燥物8がバッ
フル12から外れる位置における被乾燥物8の重心Gの
水平方向からの回転角を示す)が重力Nより小(Fsi
nθ1<N)でなければならない。すなわち、 mr1ω2sinθ1<mg (gは重力の加速度を示す)、したがって、 r1sinθ1<g/ω2 …… (1) とならなければならない(ただし、被乾燥物8とドラム
2の内壁間に生じる摩擦力は無視するものとする)。
【0005】ここで、被乾燥物8の種類や状態等に悪条
件が重なると、乾燥工程において被乾燥物8が遠心力F
によりドラム2の外周方向に移動してr1が大となり、
被乾燥物8がバッフル12から外れる位置において、不
等式(1)が成立しないことがある。そのような場合、
被乾燥物8がドラム2の外周部に押しやられてロック状
態となり、中心部が空洞となって回転する現象(以下、
ドーナツ現象と呼ぶ)が発生する。ドーナツ現象が発生
すると、被乾燥物8は撹拌されず、乾燥時間が長くなっ
たり、乾燥むらが著しかったりするという問題が生じ
る。
件が重なると、乾燥工程において被乾燥物8が遠心力F
によりドラム2の外周方向に移動してr1が大となり、
被乾燥物8がバッフル12から外れる位置において、不
等式(1)が成立しないことがある。そのような場合、
被乾燥物8がドラム2の外周部に押しやられてロック状
態となり、中心部が空洞となって回転する現象(以下、
ドーナツ現象と呼ぶ)が発生する。ドーナツ現象が発生
すると、被乾燥物8は撹拌されず、乾燥時間が長くなっ
たり、乾燥むらが著しかったりするという問題が生じ
る。
【0006】上記の問題に関し、特公平4−54475
号公報では、図7および図8に示すように、ドラム支持
板6の上方に鉛直方向に対し傾きを持った断面形状が略
長方形の突起17を設け、且つこの突起17の傾きはド
ラム2の回転方向に対して内周端側が後退する方向に位
置するように設定することにより、被乾燥物8を突起1
7による反力で落下させる構成が開示されている。
号公報では、図7および図8に示すように、ドラム支持
板6の上方に鉛直方向に対し傾きを持った断面形状が略
長方形の突起17を設け、且つこの突起17の傾きはド
ラム2の回転方向に対して内周端側が後退する方向に位
置するように設定することにより、被乾燥物8を突起1
7による反力で落下させる構成が開示されている。
【0007】また、特開平1−119298号公報で
は、図9に示すように、除湿形衣類乾燥機について、温
度センサー18によるドラム出口空気温度Toと温度セ
ンサー19によるヒータ入口空気温度Tiの温度差To−
Tiを検知することにより被乾燥物8の撹拌状態を判断
し、撹拌が行われていないと判断したときには、ドラム
2の回転数を落として被乾燥物8に作用する遠心力を弱
め被乾燥物8がドラム2の上部へ移動したときに重力に
より落下しやすくする構成が開示されている。
は、図9に示すように、除湿形衣類乾燥機について、温
度センサー18によるドラム出口空気温度Toと温度セ
ンサー19によるヒータ入口空気温度Tiの温度差To−
Tiを検知することにより被乾燥物8の撹拌状態を判断
し、撹拌が行われていないと判断したときには、ドラム
2の回転数を落として被乾燥物8に作用する遠心力を弱
め被乾燥物8がドラム2の上部へ移動したときに重力に
より落下しやすくする構成が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公平
4−54475号公報に示される構成においては、突起
17はドラム支持板6に片持ちで取り付けねばならない
ので、強度上の理由から、ドラム2の回転軸方向に長く
設定することはできない。一方、ドラム2には奥行きが
あるため、被乾燥物8がドラム2内で突起17の無い側
に片寄った場合、被乾燥物8が突起17に接触しないの
で撹拌されず、ドーナツ現象が解消しない。
4−54475号公報に示される構成においては、突起
17はドラム支持板6に片持ちで取り付けねばならない
ので、強度上の理由から、ドラム2の回転軸方向に長く
設定することはできない。一方、ドラム2には奥行きが
あるため、被乾燥物8がドラム2内で突起17の無い側
に片寄った場合、被乾燥物8が突起17に接触しないの
で撹拌されず、ドーナツ現象が解消しない。
【0009】また、特開平1−119298号公報に開
示された構成は、除湿型衣類乾燥機について、ドラム出
口空気温度Toとヒータ入口空気温度Tiの温度差を検出
することによりドーナツ現象の発生を判定しているが、
この温度差To−Tiは、ドラム2内の被乾燥物8の撹拌
状態が同じであっても周囲雰囲気温度により変化する性
質を持っている。すなわち、周囲雰囲気温度が高くなる
と温度差To−Tiは小さくなる傾向がある。したがっ
て、例えば季節によって周囲雰囲気温度が変化すると、
ドーナツ現象検出の条件とする温度差(To−Ti)を補
正する必要が生じ、制御が複雑となる。また、補正をし
ない状態では、周囲雰囲気温度が高いときに適正となる
ドーナツ現象検出温度差(To−Ti)を設定すれば、周
囲温度が低くなると被乾燥物8の撹拌状態が良好であっ
てもドーナツ現象が発生していると判断することがあ
り、逆に周囲雰囲気温度が低いときに適正となるドーナ
ツ現象検出温度差(To−Ti)を設定すると、周囲温度
が高いときにはドーナツ現象が発生していてもそれを検
知しない場合がある等、誤動作の危険がある。なお、こ
のドラム出口空気温度Toとヒータ入口空気温度Tiの温
度差To−Tiを検出することによりドーナツ現象の発生
を判定する構成を排気型衣類乾燥機に適用した場合に
は、温度差To−Tiは周囲雰囲気温度から一層大きな影
響を受けるので、上述の問題はより顕著に現れる。
示された構成は、除湿型衣類乾燥機について、ドラム出
口空気温度Toとヒータ入口空気温度Tiの温度差を検出
することによりドーナツ現象の発生を判定しているが、
この温度差To−Tiは、ドラム2内の被乾燥物8の撹拌
状態が同じであっても周囲雰囲気温度により変化する性
質を持っている。すなわち、周囲雰囲気温度が高くなる
と温度差To−Tiは小さくなる傾向がある。したがっ
て、例えば季節によって周囲雰囲気温度が変化すると、
ドーナツ現象検出の条件とする温度差(To−Ti)を補
正する必要が生じ、制御が複雑となる。また、補正をし
ない状態では、周囲雰囲気温度が高いときに適正となる
ドーナツ現象検出温度差(To−Ti)を設定すれば、周
囲温度が低くなると被乾燥物8の撹拌状態が良好であっ
てもドーナツ現象が発生していると判断することがあ
り、逆に周囲雰囲気温度が低いときに適正となるドーナ
ツ現象検出温度差(To−Ti)を設定すると、周囲温度
が高いときにはドーナツ現象が発生していてもそれを検
知しない場合がある等、誤動作の危険がある。なお、こ
のドラム出口空気温度Toとヒータ入口空気温度Tiの温
度差To−Tiを検出することによりドーナツ現象の発生
を判定する構成を排気型衣類乾燥機に適用した場合に
は、温度差To−Tiは周囲雰囲気温度から一層大きな影
響を受けるので、上述の問題はより顕著に現れる。
【0010】本発明は、このような問題に対応すべくな
されたものであって、周囲雰囲気温度の影響を受けるこ
となくドラム内の被乾燥物の撹拌状態を的確に判定し、
ドーナツ現象が生じたとき、これを解消して乾燥時間を
短縮し且つ乾燥むらを解消すること、あるいは自動的に
運転を停止するとともに運転を停止した旨を使用者に知
らせることができる衣類乾燥機を提供することを目的と
する。
されたものであって、周囲雰囲気温度の影響を受けるこ
となくドラム内の被乾燥物の撹拌状態を的確に判定し、
ドーナツ現象が生じたとき、これを解消して乾燥時間を
短縮し且つ乾燥むらを解消すること、あるいは自動的に
運転を停止するとともに運転を停止した旨を使用者に知
らせることができる衣類乾燥機を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明では、乾燥機本体内に回転自在に設けられたドラ
ムと、熱源となるヒータと、該ヒータにより加熱された
熱風を前記ドラムの一方側の入口から前記ドラムに導入
するファンと、前記ドラムを駆動するモータとを備える
とともに、前記ドラムの他方側中央に空気流出口を設け
た衣類乾燥機において、前記空気流出口の中心部付近に
配設した第1の温度検出手段と、前記ドラム内の周辺部
に配設した第2の温度検出手段と、前記第1、第2の温
度検出手段により検出された前記ドラム内の中心部の空
気温度と周辺部の空気温度の温度差が所定時間継続して
所定の値以上になったとき、前記ドラムの回転数を減じ
る方向に制御する制御手段を備えている。
本発明では、乾燥機本体内に回転自在に設けられたドラ
ムと、熱源となるヒータと、該ヒータにより加熱された
熱風を前記ドラムの一方側の入口から前記ドラムに導入
するファンと、前記ドラムを駆動するモータとを備える
とともに、前記ドラムの他方側中央に空気流出口を設け
た衣類乾燥機において、前記空気流出口の中心部付近に
配設した第1の温度検出手段と、前記ドラム内の周辺部
に配設した第2の温度検出手段と、前記第1、第2の温
度検出手段により検出された前記ドラム内の中心部の空
気温度と周辺部の空気温度の温度差が所定時間継続して
所定の値以上になったとき、前記ドラムの回転数を減じ
る方向に制御する制御手段を備えている。
【0012】また本発明では、制御手段は、上記ドラム
の回転数を減じた後、上記第1、第2の温度検出手段に
より検出された前記ドラム内の中心部の空気温度と周辺
部の空気温度の温度差が所定時間継続して所定の値以下
になると、前記ドラムの回転数を元の回転数に戻すよう
にしている。
の回転数を減じた後、上記第1、第2の温度検出手段に
より検出された前記ドラム内の中心部の空気温度と周辺
部の空気温度の温度差が所定時間継続して所定の値以下
になると、前記ドラムの回転数を元の回転数に戻すよう
にしている。
【0013】さらに本発明では別の構成として、乾燥機
本体内に回転自在に設けられたドラムと、熱源となるヒ
ータと、該ヒータにより加熱された熱風を前記ドラムの
一方側の入口から前記ドラムに導入するファンと、前記
ドラムを駆動するモータとを備えるとともに、前記ドラ
ムの他方側中央に空気流出口を設けた衣類乾燥機におい
て、前記空気流出口の中心部付近に配設した第1の温度
検出手段と、前記ドラム内の周辺部に配設した第2の温
度検出手段と、運転状況を表示する表示手段と、前記第
1、第2の温度検出手段により検出された前記ドラム内
の中心部の空気温度と周辺部の空気温度の温度差が所定
時間継続して所定の値以上になったとき、前記モータお
よび前記ヒータの運転を停止し、且つ前記表示手段に運
転を停止したことを表示する制御手段とを設けている。
本体内に回転自在に設けられたドラムと、熱源となるヒ
ータと、該ヒータにより加熱された熱風を前記ドラムの
一方側の入口から前記ドラムに導入するファンと、前記
ドラムを駆動するモータとを備えるとともに、前記ドラ
ムの他方側中央に空気流出口を設けた衣類乾燥機におい
て、前記空気流出口の中心部付近に配設した第1の温度
検出手段と、前記ドラム内の周辺部に配設した第2の温
度検出手段と、運転状況を表示する表示手段と、前記第
1、第2の温度検出手段により検出された前記ドラム内
の中心部の空気温度と周辺部の空気温度の温度差が所定
時間継続して所定の値以上になったとき、前記モータお
よび前記ヒータの運転を停止し、且つ前記表示手段に運
転を停止したことを表示する制御手段とを設けている。
【0014】
【作用】上記構成によると、制御手段は、ドラム内の中
心部の空気温度と周辺部の空気温度の温度差が所定時間
継続して所定の値以上になることを検知してドーナツ現
象の発生を検出するので、周囲雰囲気温度の影響を受け
ずドラム内の被乾燥物の撹拌状態を的確に判断できると
ともに、ドーナツ現象が発生したと判断すると、ドラム
の回転数を減じるので、被乾燥物に作用する遠心力が減
少し、ドラム内で被乾燥物が片寄った場合でも被乾燥物
全体がドラムより落下して撹拌しやすくなる。
心部の空気温度と周辺部の空気温度の温度差が所定時間
継続して所定の値以上になることを検知してドーナツ現
象の発生を検出するので、周囲雰囲気温度の影響を受け
ずドラム内の被乾燥物の撹拌状態を的確に判断できると
ともに、ドーナツ現象が発生したと判断すると、ドラム
の回転数を減じるので、被乾燥物に作用する遠心力が減
少し、ドラム内で被乾燥物が片寄った場合でも被乾燥物
全体がドラムより落下して撹拌しやすくなる。
【0015】また、制御手段は、ドラムの回転数を減じ
た後、ドラム内の中心部の空気温度と周辺部の空気温度
の温度差が所定時間継続して所定の値以下になることを
検知すると、ドーナツ現象が解消したと判断し、ドラム
の回転数を元の最適回転数に戻すので、乾燥効率を向上
させることができる。
た後、ドラム内の中心部の空気温度と周辺部の空気温度
の温度差が所定時間継続して所定の値以下になることを
検知すると、ドーナツ現象が解消したと判断し、ドラム
の回転数を元の最適回転数に戻すので、乾燥効率を向上
させることができる。
【0016】さらに別の構成では、制御手段は、周囲雰
囲気温度の影響を受けずドラム内の被乾燥物の撹拌状態
を的確に判断でき、ドーナツ現象が発生したと判断する
と、モーターおよびヒータの運転を停止することによ
り、乾燥効率が悪く乾燥むらがでる運転を避けることが
できるとともに、表示器を通じてドーナツ現象が発生し
運転を停止したことを使用者に知らせることができる。
囲気温度の影響を受けずドラム内の被乾燥物の撹拌状態
を的確に判断でき、ドーナツ現象が発生したと判断する
と、モーターおよびヒータの運転を停止することによ
り、乾燥効率が悪く乾燥むらがでる運転を避けることが
できるとともに、表示器を通じてドーナツ現象が発生し
運転を停止したことを使用者に知らせることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従って説
明する。図1〜図5は第1実施例を示している。図1は
本実施例の構成を示す縦断面図である。ここでは排気型
衣類乾燥機の構成を示しているが、本発明は除湿型衣類
乾燥機にも適用できる。なお、前述の従来例と同じ構成
部品には同じ符号を付し、その説明は省略する。20は
ドラム2の空気流出口の中心部付近に配設された温度検
出器、21はドラム支持板6の周辺部のドラム2内側に
配設された温度検出器であり、それぞれドラム2内の中
心部および周辺部の空気温度を検出する。ただし、第1
実施例においては、表示器22と報知器23は必要な
い。
明する。図1〜図5は第1実施例を示している。図1は
本実施例の構成を示す縦断面図である。ここでは排気型
衣類乾燥機の構成を示しているが、本発明は除湿型衣類
乾燥機にも適用できる。なお、前述の従来例と同じ構成
部品には同じ符号を付し、その説明は省略する。20は
ドラム2の空気流出口の中心部付近に配設された温度検
出器、21はドラム支持板6の周辺部のドラム2内側に
配設された温度検出器であり、それぞれドラム2内の中
心部および周辺部の空気温度を検出する。ただし、第1
実施例においては、表示器22と報知器23は必要な
い。
【0018】図2は第1実施例に係る制御ブロック図で
ある。制御装置24は温度検出器20および21等から
の信号を入力して、モータ駆動回路27およびヒータ制
御回路28等を出力制御する。ただし、本実施例におい
ては表示器制御回路29および報知器制御回路30は必
要ない。
ある。制御装置24は温度検出器20および21等から
の信号を入力して、モータ駆動回路27およびヒータ制
御回路28等を出力制御する。ただし、本実施例におい
ては表示器制御回路29および報知器制御回路30は必
要ない。
【0019】図3に被乾燥物8が十分撹拌されている場
合に温度検出器20または21が示す温度T1またはT2
の時間的変化を示す。被乾燥物8が十分撹拌されていれ
ば、ドラム2内の空気はほぼ均一な温度になる。したが
って、温度T1およびT2はほぼ同じ値となる。この場
合、温度T1またはT2は、乾燥機本体1および被乾燥物
8の温度が上昇する予熱期間(A)、被乾燥物8の水分
蒸発エネルギーとヒータ3による加熱エネルギーのバラ
ンスがとれて温度が安定する恒率乾燥期間(B)、およ
び乾燥が進み水分蒸発率が減少するためエネルギーのバ
ランスが崩れて再び温度が急上昇する減率乾燥期間
(C)の3段階を経て変化する。
合に温度検出器20または21が示す温度T1またはT2
の時間的変化を示す。被乾燥物8が十分撹拌されていれ
ば、ドラム2内の空気はほぼ均一な温度になる。したが
って、温度T1およびT2はほぼ同じ値となる。この場
合、温度T1またはT2は、乾燥機本体1および被乾燥物
8の温度が上昇する予熱期間(A)、被乾燥物8の水分
蒸発エネルギーとヒータ3による加熱エネルギーのバラ
ンスがとれて温度が安定する恒率乾燥期間(B)、およ
び乾燥が進み水分蒸発率が減少するためエネルギーのバ
ランスが崩れて再び温度が急上昇する減率乾燥期間
(C)の3段階を経て変化する。
【0020】図4および図5を用いて、ドーナツ現象が
生じた場合の本実施例に係る制御装置24の動作と、そ
れに応じて温度検出器20および21が示す温度T1お
よびT2の時間的変化を説明する。ドーナツ現象は、通
常、被乾燥物8の種類や状態に悪条件が重なった場合に
(おむつ等の綿繊維だけで定格容量一杯に入れた場合が
最も悪い条件であると考えられる)、恒率乾燥期間にお
いて発生する。
生じた場合の本実施例に係る制御装置24の動作と、そ
れに応じて温度検出器20および21が示す温度T1お
よびT2の時間的変化を説明する。ドーナツ現象は、通
常、被乾燥物8の種類や状態に悪条件が重なった場合に
(おむつ等の綿繊維だけで定格容量一杯に入れた場合が
最も悪い条件であると考えられる)、恒率乾燥期間にお
いて発生する。
【0021】図5において、ステップ#10で運転を始
めた後、乾燥工程が進行し、被乾燥物8が遠心力によっ
て徐々にドラム2の外周部に押しやられてドーナツ現象
が発生すると、ヒータ3を通って導入された熱風は被乾
燥物8と接触することなくそのまま通過するため、ドラ
ム2内の中心部の空気温度T1は周辺部の空気温度T2よ
りも高くなる。この温度差T1−T2が所定時間t1継続
して、ドーナツ現象発生と認めるのに必要十分な所定の
温度差ΔTL以上になると(ステップ#20)、ドラム
2の回転数を減じる方向にモータ7を制御する(ステッ
プ#30)。
めた後、乾燥工程が進行し、被乾燥物8が遠心力によっ
て徐々にドラム2の外周部に押しやられてドーナツ現象
が発生すると、ヒータ3を通って導入された熱風は被乾
燥物8と接触することなくそのまま通過するため、ドラ
ム2内の中心部の空気温度T1は周辺部の空気温度T2よ
りも高くなる。この温度差T1−T2が所定時間t1継続
して、ドーナツ現象発生と認めるのに必要十分な所定の
温度差ΔTL以上になると(ステップ#20)、ドラム
2の回転数を減じる方向にモータ7を制御する(ステッ
プ#30)。
【0022】ドラム2の回転数を低く設定した状態で運
転を続けると、被乾燥物8にかかる遠心力が減少して被
乾燥物8はドラム2内で撹拌されるようになり、ドラム
2内の中心部の空気温度および周辺部の空気温度の温度
差T1−T2は減少する。制御装置24は、この温度差T
1−T2が所定時間t2継続して、ドーナツ現象解消と認
めるのに必要十分な所定の温度差ΔTS以下になると
(ステップ#40)、ドラム2の回転数を元の最適回転
数に戻す方向にモータ7を制御する(ステップ#5
0)。その後ステップ#20に戻り、ドーナツ現象が再
度発生した場合には上述の動作を繰り返す。
転を続けると、被乾燥物8にかかる遠心力が減少して被
乾燥物8はドラム2内で撹拌されるようになり、ドラム
2内の中心部の空気温度および周辺部の空気温度の温度
差T1−T2は減少する。制御装置24は、この温度差T
1−T2が所定時間t2継続して、ドーナツ現象解消と認
めるのに必要十分な所定の温度差ΔTS以下になると
(ステップ#40)、ドラム2の回転数を元の最適回転
数に戻す方向にモータ7を制御する(ステップ#5
0)。その後ステップ#20に戻り、ドーナツ現象が再
度発生した場合には上述の動作を繰り返す。
【0023】図6は第2実施例に係る制御装置の動作を
説明するフローチャートである。なお、本実施例に係る
装置の構成および制御ブロック図は、図1および図2に
示した第1実施例の場合と同じである。本実施例におい
ては、ステップ#100で運転を始めた後、ドラム2の
中心部の空気温度T1および周辺部の空気温度T2の温度
差T1−T2が所定時間t1継続して、ドーナツ現象発生
と認めるのに必要十分な所定の温度差ΔTL以上になる
と(ステップ#110)、モータ駆動回路27およびヒ
ータ制御回路28を通じてモータ7およびヒータ3の運
転を停止するとともに、表示器制御回路29により表示
器22に運転を停止した旨を表示する(ステップ#12
0)。同時に、報知器制御回路30により報知器23か
ら警報を発することにより、ドーナツ現象発生による運
転停止を確実に使用者に伝えることが望ましい。
説明するフローチャートである。なお、本実施例に係る
装置の構成および制御ブロック図は、図1および図2に
示した第1実施例の場合と同じである。本実施例におい
ては、ステップ#100で運転を始めた後、ドラム2の
中心部の空気温度T1および周辺部の空気温度T2の温度
差T1−T2が所定時間t1継続して、ドーナツ現象発生
と認めるのに必要十分な所定の温度差ΔTL以上になる
と(ステップ#110)、モータ駆動回路27およびヒ
ータ制御回路28を通じてモータ7およびヒータ3の運
転を停止するとともに、表示器制御回路29により表示
器22に運転を停止した旨を表示する(ステップ#12
0)。同時に、報知器制御回路30により報知器23か
ら警報を発することにより、ドーナツ現象発生による運
転停止を確実に使用者に伝えることが望ましい。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、制御装置は周
囲雰囲気温度の影響を受けずドラム内の被乾燥物の撹拌
状態を的確に判断し、ドーナツ現象が発生したと判断す
るとドラムの回転数を減じるので、ドラム内の被乾燥物
全体が撹拌しやすくなり、ドーナツ現象を解消して、乾
燥効率を高め、乾燥むらを防ぐことができる。
囲雰囲気温度の影響を受けずドラム内の被乾燥物の撹拌
状態を的確に判断し、ドーナツ現象が発生したと判断す
るとドラムの回転数を減じるので、ドラム内の被乾燥物
全体が撹拌しやすくなり、ドーナツ現象を解消して、乾
燥効率を高め、乾燥むらを防ぐことができる。
【0025】請求項2の発明によれば、制御装置はドー
ナツ現象が解消したと判断するとドラムの回転数を元の
最適回転数に戻すので、乾燥効率を向上させることがで
きる。
ナツ現象が解消したと判断するとドラムの回転数を元の
最適回転数に戻すので、乾燥効率を向上させることがで
きる。
【0026】請求項3の発明によれば、制御装置は周囲
雰囲気温度の影響を受けずドラム内の被乾燥物の撹拌状
態を的確に判断し、ドーナツ現象が発生したと判断する
と、モーターおよびヒータの運転を停止することによ
り、乾燥効率が悪く乾燥むらがでる運転を避けることが
できるとともに、表示器を通じてドーナツ現象が発生し
運転を停止したことを使用者に知らせるので、使用者は
自らの手でドーナツ現象の解消を図ることができる。
雰囲気温度の影響を受けずドラム内の被乾燥物の撹拌状
態を的確に判断し、ドーナツ現象が発生したと判断する
と、モーターおよびヒータの運転を停止することによ
り、乾燥効率が悪く乾燥むらがでる運転を避けることが
できるとともに、表示器を通じてドーナツ現象が発生し
運転を停止したことを使用者に知らせるので、使用者は
自らの手でドーナツ現象の解消を図ることができる。
【図1】 本発明の実施例に係る衣類乾燥機の縦断面
図。
図。
【図2】 本発明の実施例に係る制御ブロック図。
【図3】 被乾燥物の撹拌が十分に行われている場合に
ドラム内温度がたどる時間的変化を表す図。
ドラム内温度がたどる時間的変化を表す図。
【図4】 本発明の第1実施例を適用した場合にドーナ
ツ現象が発生する条件下でドラム内温度がたどる時間的
変化を表す図。
ツ現象が発生する条件下でドラム内温度がたどる時間的
変化を表す図。
【図5】 本発明の第1実施例に係る制御装置の動作説
明のためのフローチャート。
明のためのフローチャート。
【図6】 本発明の第2実施例に係る制御装置の動作説
明のためのフローチャート。
明のためのフローチャート。
【図7】 従来の排気型衣類乾燥機の縦断面図。
【図8】 従来の衣類乾燥機のドラム支持板の斜視図。
【図9】 従来の除湿型衣類乾燥機の縦断面図。
【図10】 従来の衣類乾燥機のドラムの概略断面図。
1 衣類乾燥機本体 2 ドラム 3 ヒータ 4 ファン 5 軸受け 6 ドラム支持板 7 モータ 8 被乾燥物 9 ダクト 10 ドラムベルト 11 ファンベルト 12 バッフル 20、21 温度検出器 22 表示器 23 報知器
Claims (3)
- 【請求項1】 乾燥機本体内に回転自在に設けられたド
ラムと、熱源となるヒータと、該ヒータにより加熱され
た熱風を前記ドラムの一方側の入口から前記ドラム内に
導入するファンと、前記ドラムを駆動するモータとを備
えるとともに、前記ドラムの他方側中央に空気流出口を
設けた衣類乾燥機において、前記空気流出口の中心部付
近に配設した第1の温度検出手段と、前記ドラム内の周
辺部に配設した第2の温度検出手段と、前記第1、第2
の温度検出手段により検出された前記ドラム内の中心部
の空気温度と周辺部の空気温度の温度差が所定時間継続
して所定の値以上になったとき、前記ドラムの回転数を
減じる方向に制御する制御手段とを備えることを特徴と
する衣類乾燥機。 - 【請求項2】 上記制御手段は、上記ドラムの回転数を
減じた後、上記第1、第2の温度検出手段により検出さ
れた前記ドラム内の中心部の空気温度と周辺部の空気温
度の温度差が所定時間継続して所定の値以下になると、
前記ドラムの回転数を元の回転数に戻すように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の衣類乾燥機。 - 【請求項3】 乾燥機本体内に回転自在に設けられたド
ラムと、熱源となるヒータと、該ヒータにより加熱され
た熱風を前記ドラムの一方側の入口から前記ドラム内に
導入するファンと、前記ドラムを駆動するモータとを備
えるとともに、前記ドラムの他方側中央に空気流出口を
設けた衣類乾燥機において、前記空気流出口の中心部付
近に配設した第1の温度検出手段と、前記ドラム内の周
辺部に配設した第2の温度検出手段と、運転状況を表示
する表示手段と、前記第1、第2の温度検出手段により
検出された前記ドラム内の中心部の空気温度と周辺部の
空気温度の温度差が所定時間継続して所定の値以上にな
ったとき、前記モータおよび前記ヒータの運転を停止
し、且つ前記表示手段に運転を停止したことを表示する
制御手段とを備えることを特徴とする衣類乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00685695A JP3222342B2 (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 衣類乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00685695A JP3222342B2 (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 衣類乾燥機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08191995A true JPH08191995A (ja) | 1996-07-30 |
JP3222342B2 JP3222342B2 (ja) | 2001-10-29 |
Family
ID=11649884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00685695A Expired - Fee Related JP3222342B2 (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | 衣類乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3222342B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1510612A3 (en) * | 2003-08-26 | 2006-01-25 | LG Electronics Inc. | Method of controlling a drying cycle in a washing machine |
-
1995
- 1995-01-20 JP JP00685695A patent/JP3222342B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1510612A3 (en) * | 2003-08-26 | 2006-01-25 | LG Electronics Inc. | Method of controlling a drying cycle in a washing machine |
US8196242B2 (en) | 2003-08-26 | 2012-06-12 | Lg Electronics Inc. | Method of controlling drying cycle in a washing machine based on sensed temperature |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3222342B2 (ja) | 2001-10-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |