JPH08191868A - 腕置き台 - Google Patents
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- JPH08191868A JPH08191868A JP7006338A JP633895A JPH08191868A JP H08191868 A JPH08191868 A JP H08191868A JP 7006338 A JP7006338 A JP 7006338A JP 633895 A JP633895 A JP 633895A JP H08191868 A JPH08191868 A JP H08191868A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
- A61B6/04—Positioning of patients; Tiltable beds or the like
- A61B6/0407—Supports, e.g. tables or beds, for the body or parts of the body
- A61B6/0421—Supports, e.g. tables or beds, for the body or parts of the body with immobilising means
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、被検体が両腕を胴体側に下ろ
した姿勢を楽に維持でき、さらに被検体が両腕を頭部側
にあげた姿勢にも対処してその姿勢を楽に維持できる腕
置き台を提供することである。 【構成】本発明は、天板に載置された被検体が腕を延ば
して胴体側に下ろした第１の姿勢がとられるとき腕を支
持するための略矩形の水平板３，４と、天板に載置され
た被検体が腕を頭部側に上げた第２の姿勢がとられると
き肘やわきの広がりを押えるように水平板３，４の表面
に垂直に配置され、且つ第１の姿勢がとられるとき水平
板３，４の表面から退避可能に水平板４に設けられた垂
直板６とを具備する。
した姿勢を楽に維持でき、さらに被検体が両腕を頭部側
にあげた姿勢にも対処してその姿勢を楽に維持できる腕
置き台を提供することである。 【構成】本発明は、天板に載置された被検体が腕を延ば
して胴体側に下ろした第１の姿勢がとられるとき腕を支
持するための略矩形の水平板３，４と、天板に載置され
た被検体が腕を頭部側に上げた第２の姿勢がとられると
き肘やわきの広がりを押えるように水平板３，４の表面
に垂直に配置され、且つ第１の姿勢がとられるとき水平
板３，４の表面から退避可能に水平板４に設けられた垂
直板６とを具備する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、天板に載置された被検
体の腕を支持するための腕置き台に関する。
体の腕を支持するための腕置き台に関する。
【０００２】
【従来の技術】循環器Ｘ線造影法は、心臓や血管にＸ線
吸収率の高い造影剤を注入し、血液の流れや形態、弁の
動き等をＸ線によって撮影するものである。特に、心臓
冠動脈等の造影検査では、被検体を動かさずに、心臓を
取り巻いている血管を全て正面から撮影できるように、
ＣアームやＵアーム等の先端にＸ線管及びI.I.映像系を
対向させて取り付け、これを天井から又は床面から複数
の可動部を有する支持装置で支持する構成が採用されて
いる。
吸収率の高い造影剤を注入し、血液の流れや形態、弁の
動き等をＸ線によって撮影するものである。特に、心臓
冠動脈等の造影検査では、被検体を動かさずに、心臓を
取り巻いている血管を全て正面から撮影できるように、
ＣアームやＵアーム等の先端にＸ線管及びI.I.映像系を
対向させて取り付け、これを天井から又は床面から複数
の可動部を有する支持装置で支持する構成が採用されて
いる。
【０００３】この心臓冠動脈等の造影検査では、可能な
限りI.I.映像系を被検体表面に接近させるために、撮影
時には被検体の両腕を頭部側に上げて退避させた姿勢を
とる必要がある。造影検査の撮影時間は長く、この姿勢
を維持することは被検体にとって非常に負担がかかる。
この負担を少しでも軽減させ、またこの姿勢を固定化さ
せて被検体の動きによるアーチファクトを抑える目的
で、頭部側にハンドグリップを設けている。しかし、こ
のハンドグリップによっても被検体の負担は大きく、１
カット毎に撮影を中断し、休憩時間を与える必要があ
る。したがって、患者スループットの増大は免れない。
限りI.I.映像系を被検体表面に接近させるために、撮影
時には被検体の両腕を頭部側に上げて退避させた姿勢を
とる必要がある。造影検査の撮影時間は長く、この姿勢
を維持することは被検体にとって非常に負担がかかる。
この負担を少しでも軽減させ、またこの姿勢を固定化さ
せて被検体の動きによるアーチファクトを抑える目的
で、頭部側にハンドグリップを設けている。しかし、こ
のハンドグリップによっても被検体の負担は大きく、１
カット毎に撮影を中断し、休憩時間を与える必要があ
る。したがって、患者スループットの増大は免れない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した事情
に対処すべくなされたもので、その目的は、被検体が両
腕を胴体側に下ろした姿勢を楽に維持でき、さらに被検
体が両腕を頭部側にあげた姿勢にも対処してその姿勢を
楽に維持できる腕置き台を提供することである。
に対処すべくなされたもので、その目的は、被検体が両
腕を胴体側に下ろした姿勢を楽に維持でき、さらに被検
体が両腕を頭部側にあげた姿勢にも対処してその姿勢を
楽に維持できる腕置き台を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、天板に載置さ
れた被検体が腕を延ばして胴体側に下ろした第１の姿勢
がとられるとき前記腕を支持するための略矩形の水平板
と、前記天板に載置された前記被検体が腕を頭部側に上
げた第２の姿勢がとられるとき肘の広がりを押えるよう
に前記水平板の表面に垂直に配置され、且つ前記第１の
姿勢がとられるとき前記水平板の表面から退避可能に前
記水平板に設けられた垂直板とを具備する。
れた被検体が腕を延ばして胴体側に下ろした第１の姿勢
がとられるとき前記腕を支持するための略矩形の水平板
と、前記天板に載置された前記被検体が腕を頭部側に上
げた第２の姿勢がとられるとき肘の広がりを押えるよう
に前記水平板の表面に垂直に配置され、且つ前記第１の
姿勢がとられるとき前記水平板の表面から退避可能に前
記水平板に設けられた垂直板とを具備する。
【０００６】
【作用】本発明によれば、第１の姿勢がとられるとき垂
直板は水平板の表面から退避され、延ばした腕を水平板
で支持でき、被検体の負担は解消される。また、第２の
姿勢では頭部側にあげた腕の肘の広がりを垂直板によっ
て押えることができ、被検体はこの広がりを押えるため
に必要な力を入れなくてもよく、腕を頭部側にあげた姿
勢を楽に維持することができる。このように本発明の腕
置き台は２つの姿勢に対応できる。
直板は水平板の表面から退避され、延ばした腕を水平板
で支持でき、被検体の負担は解消される。また、第２の
姿勢では頭部側にあげた腕の肘の広がりを垂直板によっ
て押えることができ、被検体はこの広がりを押えるため
に必要な力を入れなくてもよく、腕を頭部側にあげた姿
勢を楽に維持することができる。このように本発明の腕
置き台は２つの姿勢に対応できる。
【０００７】
【実施例】以下、図面を参照して本発明による腕置き台
の一実施例を説明する。本実施例の腕置き台は、撮影時
間が比較的長時間になる撮影に際に使用するのに好適で
あり、ここでは循環器Ｘ線診断装置を一例に説明するも
のとする。なお、天板に載置された被検体が腕を延ばし
て胴体側に下ろした姿勢を、「第１の姿勢」といい、ま
た天板に載置された被検体が腕を頭部側に上げ、肘を軽
く曲げた姿勢を、「第２の姿勢」というものとする。第
２の姿勢は、循環器Ｘ線造影法の心臓冠動脈造影検査等
の胸部撮影で必要になり、第１の姿勢はそれ以外の撮影
でなされる。
の一実施例を説明する。本実施例の腕置き台は、撮影時
間が比較的長時間になる撮影に際に使用するのに好適で
あり、ここでは循環器Ｘ線診断装置を一例に説明するも
のとする。なお、天板に載置された被検体が腕を延ばし
て胴体側に下ろした姿勢を、「第１の姿勢」といい、ま
た天板に載置された被検体が腕を頭部側に上げ、肘を軽
く曲げた姿勢を、「第２の姿勢」というものとする。第
２の姿勢は、循環器Ｘ線造影法の心臓冠動脈造影検査等
の胸部撮影で必要になり、第１の姿勢はそれ以外の撮影
でなされる。
【０００８】循環器Ｘ線造影法のためのＸ線診断装置
は、被検体を載置するカテーテル天板（カテーテルテー
ブル）と、Ｃアームの先端に対向して取り付けられたＸ
線管及びI.I.映像系と、Ｃアームを天井から又は床面か
ら支持装置と、その他関連機器とから構成される。支持
装置は、任意の位置で任意の方向から撮影（多方向撮
影）を可能とするように複数の可動部（直動部や回転
部）を備えて構成されている。
は、被検体を載置するカテーテル天板（カテーテルテー
ブル）と、Ｃアームの先端に対向して取り付けられたＸ
線管及びI.I.映像系と、Ｃアームを天井から又は床面か
ら支持装置と、その他関連機器とから構成される。支持
装置は、任意の位置で任意の方向から撮影（多方向撮
影）を可能とするように複数の可動部（直動部や回転
部）を備えて構成されている。
【０００９】図１（ａ），（ｂ）はそれぞれ、本実施例
に係る腕置き台の第１の態様での平面図、側面図であ
る。図２（ａ）乃至（ｄ）は第１の態様から第２の態様
への変化を示す図であり、図２（ａ）が第１の態様、図
２（ｄ）が第２の態様にそれぞれ相当する。図３
（ａ），（ｂ）はカテーテル天板に装備された状態での
本実施例に係る腕置き台の平面図であり、図３（ａ）は
第１の態様、図３（ｂ）は第２の態様を示す。
に係る腕置き台の第１の態様での平面図、側面図であ
る。図２（ａ）乃至（ｄ）は第１の態様から第２の態様
への変化を示す図であり、図２（ａ）が第１の態様、図
２（ｄ）が第２の態様にそれぞれ相当する。図３
（ａ），（ｂ）はカテーテル天板に装備された状態での
本実施例に係る腕置き台の平面図であり、図３（ａ）は
第１の態様、図３（ｂ）は第２の態様を示す。
【００１０】取付け棒２は、その先端を支点として水平
面内で回動自在なように、その先端の支柱１においてカ
テーテル天板１０の受け穴に緩嵌される。支柱１はカテ
ーテル天板１０の受け穴から取り外し可能である。な
お、カテーテル天板１０の先端部にはハンドグリップ１
１が設けられていてもよい。第１の水平板３は取付け棒
２にスライダ８を介して設けられ、取付け棒２に沿って
移動自在に、且つスライダ８との係合部分を支点として
水平面内で回動自在となっている。第１の水平板３をそ
の回動を許可したままで、取付け棒２に対して任意の位
置で固定できるように、固定ネジ等の固定具９がスライ
ダ８に設けられる。第１の水平板３の先端には、第２の
水平板４が蝶番５を介して開閉自在に設けられる。第２
の水平板４の裏面には、垂直板６が蝶番７を介して、第
２の水平板４に重ねられた状態から垂直な状態との間で
起倒自在に設けられる。
面内で回動自在なように、その先端の支柱１においてカ
テーテル天板１０の受け穴に緩嵌される。支柱１はカテ
ーテル天板１０の受け穴から取り外し可能である。な
お、カテーテル天板１０の先端部にはハンドグリップ１
１が設けられていてもよい。第１の水平板３は取付け棒
２にスライダ８を介して設けられ、取付け棒２に沿って
移動自在に、且つスライダ８との係合部分を支点として
水平面内で回動自在となっている。第１の水平板３をそ
の回動を許可したままで、取付け棒２に対して任意の位
置で固定できるように、固定ネジ等の固定具９がスライ
ダ８に設けられる。第１の水平板３の先端には、第２の
水平板４が蝶番５を介して開閉自在に設けられる。第２
の水平板４の裏面には、垂直板６が蝶番７を介して、第
２の水平板４に重ねられた状態から垂直な状態との間で
起倒自在に設けられる。
【００１１】第２の水平板４を開いたときには、第１の
水平板３と第２の水平板４とが略矩形の１枚の水平板の
如く第１の態様をなす。この第１の態様では垂直板６は
第２の水平板４の下方に位置し、腕が載置されるべき表
面から退避されることになる。第２の水平板４を閉じた
ときには、第１の水平板３の表面に第２の水平板４が重
ねられ、さらにこの状態で第２の水平板４に対して垂直
板６が垂直に起こされたとき、第２の態様をなす。第１
の姿勢がとられたとき、本実施例に係る腕置き台は第１
の態様で用いられ、第２の姿勢がとられたとき、本実施
例に係る腕置き台は第２の態様に変化される。
水平板３と第２の水平板４とが略矩形の１枚の水平板の
如く第１の態様をなす。この第１の態様では垂直板６は
第２の水平板４の下方に位置し、腕が載置されるべき表
面から退避されることになる。第２の水平板４を閉じた
ときには、第１の水平板３の表面に第２の水平板４が重
ねられ、さらにこの状態で第２の水平板４に対して垂直
板６が垂直に起こされたとき、第２の態様をなす。第１
の姿勢がとられたとき、本実施例に係る腕置き台は第１
の態様で用いられ、第２の姿勢がとられたとき、本実施
例に係る腕置き台は第２の態様に変化される。
【００１２】なお、図示しないが、第１の態様におい
て、被検体の腕が接触する第１の水平板３及び第２の水
平板４の表面には緩衝材としてのクッション層が貼着さ
れる。また、第２の態様において、被検体の腕や肘（又
はわき）が接触する第１の水平板３の表面、第２の水平
板４の裏面及び垂直板６の内側面には緩衝材としてのク
ッション層が貼着される。
て、被検体の腕が接触する第１の水平板３及び第２の水
平板４の表面には緩衝材としてのクッション層が貼着さ
れる。また、第２の態様において、被検体の腕や肘（又
はわき）が接触する第１の水平板３の表面、第２の水平
板４の裏面及び垂直板６の内側面には緩衝材としてのク
ッション層が貼着される。
【００１３】第１の態様から第２の態様への変化は、図
２（ａ）乃至（ｄ）に順番に示されている。第１の水平
板３に対して、第２の水平板４が閉じられる。これによ
り、第１の水平板３と第２の水平板４とが重なり合い、
表面どうしが接触する状態に成される。このとき、第２
の水平板４の裏面は上向きとなる。この状態で、垂直板
６が垂直に起こされ、第１の態様から第２の態様への変
化が完了する。
２（ａ）乃至（ｄ）に順番に示されている。第１の水平
板３に対して、第２の水平板４が閉じられる。これによ
り、第１の水平板３と第２の水平板４とが重なり合い、
表面どうしが接触する状態に成される。このとき、第２
の水平板４の裏面は上向きとなる。この状態で、垂直板
６が垂直に起こされ、第１の態様から第２の態様への変
化が完了する。
【００１４】第１の姿勢がとられるとき、図４（ａ）に
示すように、本実施例に係る腕置き台は、第１の態様に
セッティングされ、胴体側に下ろして延ばした被検体Ｐ
の腕は第１の水平板３及び第２の水平板４の表面上に載
置される。この第１の態様は、第１の水平板３が取付け
棒２に対して被検体Ｐの体格に応じた適当な位置に固定
された状態のもとでセッティングされる。これにより被
検体Ｐは腕を弛緩でき、その姿勢を維持するのに何等力
を負担する必要がない。また、取付け棒２及び第１の水
平板３が回動可能であるので、被検体Ｐは楽な任意の向
きに腕を延ばし、また自由な角度で肘を曲げることがで
き、被検体Ｐの負担はさらに軽減される。
示すように、本実施例に係る腕置き台は、第１の態様に
セッティングされ、胴体側に下ろして延ばした被検体Ｐ
の腕は第１の水平板３及び第２の水平板４の表面上に載
置される。この第１の態様は、第１の水平板３が取付け
棒２に対して被検体Ｐの体格に応じた適当な位置に固定
された状態のもとでセッティングされる。これにより被
検体Ｐは腕を弛緩でき、その姿勢を維持するのに何等力
を負担する必要がない。また、取付け棒２及び第１の水
平板３が回動可能であるので、被検体Ｐは楽な任意の向
きに腕を延ばし、また自由な角度で肘を曲げることがで
き、被検体Ｐの負担はさらに軽減される。
【００１５】第２の姿勢がとられるとき、図４（ｂ）に
示すように、本実施例に係る腕置き台は第２の態様にセ
ッティングされる。この第２の態様は、第１の水平板３
が取付け棒２に対して被検体Ｐの体格に応じた適当な位
置に固定された状態のもとでセッティングされる。頭部
側に上げた被検体Ｐの腕は第１の水平板３の表面及び第
２の水平板４の裏面上に載置され、また軽く曲げた被検
体Ｐの肘（又はわき）はその広がりが垂直板６により押
えられる。これにより被検体Ｐは腕を弛緩でき、その姿
勢を維持するのに何等力を負担する必要がない。
示すように、本実施例に係る腕置き台は第２の態様にセ
ッティングされる。この第２の態様は、第１の水平板３
が取付け棒２に対して被検体Ｐの体格に応じた適当な位
置に固定された状態のもとでセッティングされる。頭部
側に上げた被検体Ｐの腕は第１の水平板３の表面及び第
２の水平板４の裏面上に載置され、また軽く曲げた被検
体Ｐの肘（又はわき）はその広がりが垂直板６により押
えられる。これにより被検体Ｐは腕を弛緩でき、その姿
勢を維持するのに何等力を負担する必要がない。
【００１６】本発明は上述した実施例に限定されること
なく種々実施可能である。例えば上記実施例では、循環
器Ｘ線診断装置を一例に説明したが、シンチレーション
カメラ、Ｘ線コンピュータトモグラフィ装置（Ｘ線Ｃ
Ｔ）、磁気共鳴イメージング装置（ＭＲＩ装置）の天板
にも同様に適用可能である。
なく種々実施可能である。例えば上記実施例では、循環
器Ｘ線診断装置を一例に説明したが、シンチレーション
カメラ、Ｘ線コンピュータトモグラフィ装置（Ｘ線Ｃ
Ｔ）、磁気共鳴イメージング装置（ＭＲＩ装置）の天板
にも同様に適用可能である。
【００１７】
【発明の効果】本発明は、天板に載置された被検体が腕
を延ばして胴体側に下ろした第１の姿勢がとられるとき
前記腕を支持するための略矩形の水平板と、前記天板に
載置された前記被検体が腕を頭部側に上げた第２の姿勢
がとられるとき肘の広がりを押えるように前記水平板の
表面に垂直に配置され、且つ前記第１の姿勢がとられる
とき前記水平板の表面から退避可能に前記水平板に設け
られた垂直板とを具備する。本発明によれば、第１の姿
勢がとられるとき垂直板は水平板の表面から退避され、
延ばした腕を水平板で支持でき、被検体の負担は解消さ
れる。また、第２の姿勢では頭部側にあげた腕の肘の広
がりを垂直板によって押えることができ、被検体はこの
広がりを押えるために必要な力を入れなくてもよく、腕
を頭部側にあげた姿勢を楽に維持することができる。こ
のように、本発明の腕置き台は２つの姿勢いずれにも対
処して被検体の負担を軽減できる。これにより被検体の
動きが抑えられて、この動きによるアーチファクトの発
生が抑えられる。また、被検体の負担が軽減されると、
休憩をとる頻度が少なくて済み、撮影のスループットが
向上する。
を延ばして胴体側に下ろした第１の姿勢がとられるとき
前記腕を支持するための略矩形の水平板と、前記天板に
載置された前記被検体が腕を頭部側に上げた第２の姿勢
がとられるとき肘の広がりを押えるように前記水平板の
表面に垂直に配置され、且つ前記第１の姿勢がとられる
とき前記水平板の表面から退避可能に前記水平板に設け
られた垂直板とを具備する。本発明によれば、第１の姿
勢がとられるとき垂直板は水平板の表面から退避され、
延ばした腕を水平板で支持でき、被検体の負担は解消さ
れる。また、第２の姿勢では頭部側にあげた腕の肘の広
がりを垂直板によって押えることができ、被検体はこの
広がりを押えるために必要な力を入れなくてもよく、腕
を頭部側にあげた姿勢を楽に維持することができる。こ
のように、本発明の腕置き台は２つの姿勢いずれにも対
処して被検体の負担を軽減できる。これにより被検体の
動きが抑えられて、この動きによるアーチファクトの発
生が抑えられる。また、被検体の負担が軽減されると、
休憩をとる頻度が少なくて済み、撮影のスループットが
向上する。
【図１】本発明による腕置き台の一実施例の構成を示す
図。
図。
【図２】本実施例に係る腕置き台の第１の態様から第２
の態様への変化を示す図。
の態様への変化を示す図。
【図３】カテーテル天板に装備された状態での本実施例
に係る腕置き台の平面図。
に係る腕置き台の平面図。
【図４】本実施例に係る腕置き台の使用状況を示す図。
【符号の説明】 １…支柱、 ２…取付け棒、３…第１
の水平板、 ４…第２の水平板、５，７…蝶
板、 ６…垂直板、８…スライダ、
９…固定具、１０…カテーテル天板、 １
１…ハンドグリップ。
の水平板、 ４…第２の水平板、５，７…蝶
板、 ６…垂直板、８…スライダ、
９…固定具、１０…カテーテル天板、 １
１…ハンドグリップ。
Claims (6)
- 【請求項１】 天板に載置された被検体が腕を延ばして
胴体側に下ろした第１の姿勢がとられるとき前記腕を支
持するための略矩形の水平板と、 前記天板に載置された前記被検体が腕を頭部側に上げた
第２の姿勢がとられるとき肘の広がりを押えるように前
記水平板の表面に垂直に配置され、且つ前記第１の姿勢
がとられるとき前記水平板の表面から退避可能に前記水
平板に設けられた垂直板とを具備することを特徴とする
腕置き台。 - 【請求項２】 前記水平板は第１の水平板と第２の水平
板とに２分割され、前記第２の水平板は前記第１の水平
板に対して開閉自在に設けられ、前記第２の水平板の裏
面には前記垂直板が設けられることを特徴とする請求項
１記載の腕置き台。 - 【請求項３】 前記垂直板は前記第２の水平板の裏面に
起倒自在に設けられることを特徴とする請求項２記載の
腕置き台。 - 【請求項４】 前記水平板は前記天板に取付けられた取
付棒に移動自在且つ回動自在に設けられ、固定具により
前記取付棒に対して任意の位置で固定可能であることを
特徴とする請求項１記載の腕置き台。 - 【請求項５】 前記取付棒は前記天板に回動自在且つ取
り外し可能に取付けられることを特徴とする請求項４記
載の腕置き台。 - 【請求項６】 前記水平板の表面と前記垂直板の側面に
は緩衝材が貼着されていることを特徴とする請求項１記
載の腕置き台。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7006338A JPH08191868A (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 腕置き台 |
| US08/874,883 US5742962A (en) | 1995-01-19 | 1997-06-13 | Armrest |
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