JP4012713B2 - X線検査装置のための天板移動装置および運搬装置 - Google Patents
X線検査装置のための天板移動装置および運搬装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4012713B2 JP4012713B2 JP2001322679A JP2001322679A JP4012713B2 JP 4012713 B2 JP4012713 B2 JP 4012713B2 JP 2001322679 A JP2001322679 A JP 2001322679A JP 2001322679 A JP2001322679 A JP 2001322679A JP 4012713 B2 JP4012713 B2 JP 4012713B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- top plate
- transport device
- ray
- transport
- support member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000007689 inspection Methods 0.000 title claims description 19
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 15
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 claims description 12
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 19
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 3
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 3
- 239000004918 carbon fiber reinforced polymer Substances 0.000 description 2
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 2
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 2
- 241000208140 Acer Species 0.000 description 1
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 210000004369 blood Anatomy 0.000 description 1
- 239000008280 blood Substances 0.000 description 1
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000006261 foam material Substances 0.000 description 1
- 210000004884 grey matter Anatomy 0.000 description 1
- 210000000056 organ Anatomy 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 238000003325 tomography Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はX線照射によって被検体の断層像を得るX線CT(Computerized Tomography )装置またはX線カメラ等のX線検査装置における搬送装置に被検体を載せるための移動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
X線CT装置は、被検体(患者)にX線を照射し、臓器、血液、灰白質等の人体組織のX線吸収率の差をX線検出器により検出し、これをコンピュータ処理することによって撮影対象部位の断層面の画像(X線断層像)を得るものである。
一般にX線CT装置は、被検体(患者)へのX線照射と被検体を透過したX線を検出するためのガントリと、ガントリに対して各種設定を行うと共に、ガントリから出力されてきたデータに基づいてX線断層像を再構成し表示する操作コンソール、および検査のため患者を載せガントリ内部へ搬送する搬送装置により構成されている。
【0003】
このため、X線CT装置による検査にあたっては、患者は搬送装置に横体する必要があるが、検査をうける患者は、一般に健常者でない場合が多く、時に自力で歩行できないこともある。かかる場合、X線CT検査室まで患者運搬装置(以下、ストレッチャと呼ぶ)に載せて患者を移動させ、ストレッチャに横体した患者を直接X線CT装置の搬送装置に載せかえることとなる。図1はかかる患者の載せかえの作業プロセスを表したもので、各作業の下に記載した時間は、当該作業に必要となる目安の時間を示す。作業101においてX線CT検査室に患者を載せたストレッチャが運び込まれ、作業102においてストレッチャをX線CT装置の搬送装置に横に付けされる。次に作業103において、患者の載せかえをスムーズに行うべく、搬送装置の天板の高さと、ストレッチャのテーブルの高さとを合わせる。
【0004】
これで患者載せかえのための準備が完了し、ストレッチャを使って患者を運んだ者(看護婦等)は、患者載せかえのための応援を呼ぶ(作業104)。通常、ストレッチャから搬送装置への患者の載せかえには、6人程度必要であり、人手が揃うまでの間、患者はストレッチャ上で待機することとなる。
【0005】
6人の人手が揃ったら、各々の配置につき、ストレッチャ上に横体した患者の下側に予め敷かれた毛布の端をもって、毛布ごと患者を搬送装置の上に載せる(作業105)。かかる載せかえ作業終了後、作業106において、Z軸(搬送装置の搬送方向、一般には被検体の体軸方向)の調整をし(撮影範囲の確認をし)、患者を搬送装置上に固定する(作業107)。
【0006】
患者を搬送装置上に固定された後、所望の検査を実施する(作業108)。検査終了後は、再びストレッチャを運び込み(作業109)、搬送装置の天板の高さとストレッチャのテーブルの高さとを合わせる(作業110)。これで患者載せかえのための準備を完了し、この後、ストレッチャを使って、患者をX線CT検査室から運び出すための作業をする者(看護婦等)は、再び患者載せかえのための応援を呼ぶ(作業111)。上述のように載せかえには6人程度必要であり、人手が揃うまでの間、再び患者は搬送装置の上で待機することとなる。そして、6人の人手が揃ったら、上述の方法でストレッチャへの載せかえを行う(作業112)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、従来、ストレッチャからX線CT装置の搬送装置への患者の載せかえにあたっては、5分から7分程度の時間を要していた。そして、そのうちの大半は載せかえのための人手を揃えるのに必要な時間であった。大病院のように人手がすぐに揃うような場合であればかかる時間を短縮することは可能であるが、中小規模の病院で、緊急ともなると人手を揃えるために時間がかかり、診断の遅れにつながることとなる。
【0008】
また、上述のように毛布ごと患者を載せかえるやり方は患者に負担がかかる等の問題もある。
【0009】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、患者に負担をかけず、かつ最小限の人手により、X線CT装置、X線カメラ等のX線検査装置の搬送装置への載せかえを実現する天板移動装置および運搬装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため、例えば本発明の天板移動装置は以下の構成を備える。すなわち、
X線透過率の高い材質で構成される天板を保持する運搬装置の前記天板を、X線曝射する際に用いるX線検査装置の搬送装置に移動させる天板移動装置であって、
上面に前記天板をスライドさせるための摺動機構と、
前記搬送装置に設置したとき、当該設置した際の下端から前記摺動機構における前記天板に接する位置までの高さを、前記搬送装置に設置される前記天板を支持する支持部材の高さより高い状態と低い状態とに切り替える切り替え機構とを備える。
【0011】
また、上記課題を解決するため、例えば本発明の運搬装置は以下の構成を備える。すなわち、
X線透過率の高い材質で構成される天板を保持し、前記天板をX線曝射する際に用いるX線検査装置の搬送装置に移動させることが可能な運搬装置であって、
上面に前記天板をスライドさせるための摺動機構と、
前記天板を保持する高さを、前記搬送装置に設置される前記天板を支持する支持部材の高さより高い状態と低い状態とに切り替える切り替え機構とを備える。
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に従って本発明にかかる実施形態を詳細に説明する。
【0012】
(第1の実施形態)
<X線CT装置およびストレッチャ>
図2は、本発明の第1の実施形態にかかるX線CT装置の外観を示す図である。
【0013】
X線CT装置は、被検体(患者)へのX線照射と被検体を透過したX線を検出するためのガントリと、ガントリに対して各種設定を行うと共に、ガントリから出力されてきたデータに基づいてX線断層像を再構成し表示する操作コンソール、および検査のため患者を載せガントリ内部へ搬送する搬送装置とにより構成されている。図2はかかるX線CT装置のうち、ガントリ201と搬送装置202について示したものである。
【0014】
搬送装置202は、矢印205−1および205−2に示す方向に搬送可能な天板(クレードル)203と、クレードル203を保持するテーブル204とを備え、クレードル203はガントリ201の空洞部分207への搬入・搬出が可能である(かかるクレードル203の搬入・搬出方向をZ軸方向という。以下同じ)。
【0015】
クレードル203は、後述する患者用クレードルを支持するための患者用クレードル支持部材を2つ有し(208−1、208−2)、患者用クレードル支持部材208−1と208−2とはZ軸方向に所定の間隔をおいて取り外し可能に設けられている。なお、詳細については、図3において説明するものとする。
【0016】
テーブル204は矢印206−1および206−2に示す方向(かかるテーブルの動作方向をY軸方向という。以下同じ)に昇降可能であり、クレードル203を空洞部分207へ搬入する際の高さ調整ができる機構となっている。なお、上記Z軸およびY軸のいずれにも直交する軸を以下、X軸方向と呼ぶ。
【0017】
図3は、本発明の第1の実施形態にかかるストレッチャを搬送装置202に横付けし、高さ方向の調整を完了した状態を示す図である。なお、高さ方向の調整とは、後述する基台308の上面と、クレードル203の上面とが同じ高さになるよう調整することをいう。
【0018】
ストレッチャ300は、患者用クレードル301と患者用クレードル移動機構302と台車307とに大別できる。
【0019】
患者用クレードル301は、ストレッチャ300により患者がX線CT検査室に運び込まれる際に、患者が横体する部分であり、患者用クレードル移動機構302の上にスライド可能に取り付けられている。また、材質はクレードル203と同じ材質により構成されている。ただし、これに限ったものではなく、X線吸収率が低く(X線透過率が高く)、かつ剛性の高い均質な材質であればなんでもよい。また、撮影時にアーチファクトが出にくい平坦な形状を有している。なお、クレードル203は、被検体とともにX線の照射を受けるから、当然、X線の透過率が高く、なおかつ、適度な強度を持つことが要求される。通常、アクリル等の発泡材をCFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastics)等で包んで補強されたものが使われている。
【0020】
患者用クレードル移動機構302は、患者をのせたまま患者用クレードル301を搬送装置202にスライドさせるための機構であり、ローラ内蔵支持台を3つ備える(302−1乃至302−3)。ローラ内蔵支持台302−1および302−3は台車307の基台308に固定されており、ローラ内蔵支持台302−2は、ストレッチャ300の長手方向に垂直な方向(ストレッチャ300を搬送装置202に横付けした状態を示す図3におけるX軸方向)に移動可能な構造となっている(ローラ内蔵支持台302−2をX軸方向に移動するための移動機構についての詳細は後述するものとする)。
【0021】
ローラ内蔵支持台302−1乃至302−3は、患者用クレードル301をストレッチャ300の長手方向に垂直な方向にスライドさせるためのローラ(以下スライド用ローラ)を出し入れするレバー(305−1乃至305−3、ただし、305−1については不図示)をそれぞれ有する(詳細機構は後述するものとする)。
【0022】
台車307は、4本の脚と、4個のキャスタ(図3においては、このうち2つのみ記載)とを備え、患者用クレードル301に横体した患者をX線CT検査室まで運び込むのに容易な構造となっている。
【0023】
一方、クレードル203上に設けられた部材(患者用クレードル支持部材)208−1と208−2は、その間にローラ内蔵支持台302−2が挿入され得るよう、ローラ内蔵支持台302−2の長手方向(ストレッチャ300を搬送装置202に横付けした状態を示す図3におけるZ軸方向)の幅より大きい間隔で配されている。また、患者用クレードル支持部材(208−1、208−2)の厚みdは、高さ方向の調整が完了した状態で、ローラ内蔵支持台302−1乃至302−3のレバー305−1乃至305−3を用いて、スライド用ローラを出したときのスライドローラの上端部の高さに比べて小さくなるように設計されており、かつ、ローラ内蔵支持台302−1乃至302−3の厚みDよりも大きいという特徴的な寸法を有している。
【0024】
患者用クレードル支持部材208−1、208−2の材質は、クレードル203と同じ材質により構成されている。ただし、これに限ったものではない。X線吸収率が引く、かつ剛性の高い均質な材質であればなんでもよい。また、患者用クレードル301同様、撮像時にアーチファクトが出にくい平坦な形状を有している。
【0025】
<ストレッチャの動作フロー>
図4乃至図9は、本発明の第1の実施形態にかかるストレッチャの動作フローを表すものである。なお、説明の便宜上ストレッチャ300については台車307を除いた患者用クレードル301、患者用クレードル移動機構302のみを、搬送装置202については患者用クレードル支持部材(208−1、208−2)のみを図示してある。
【0026】
図4は、ローラ内蔵支持台302−2をX軸方向(X線CT装置の搬送装置202がある側)に移動した状態を示す図で、(A)は立体図、(B)はZ軸方向からみた平面図、(C)はX軸方向からみた平面図を示す。
【0027】
ローラ内蔵支持台302−2は患者用クレードル支持部材208−1および208−2の間に入る((A)または(C)参照)。このとき患者用クレードル301はローラ内蔵支持台302−1および302−3により支持されている((B)または(C)参照)。なお、上述したように、患者用クレードル支持部材208−1、208−2の厚みdと、ローラ内蔵支持台302−1、302−3の厚みDはd>Dとなっている。
【0028】
図5は、ローラ内蔵支持台302−2のレバー305−2を動かし、スライド用ローラを出した場合状態を示す図で、(A)は立体図、(B)はZ軸方向からみた平面図、(C)はX軸方向からみた平面図を示す。
【0029】
スライド用ローラ311−2を出した状態では、ローラ内蔵支持台302−2の底面からスライド用ローラ311−2の上端部までの距離D’は患者用クレードル支持部材208−1および208−2の厚みdよりも大きくなる。つまり、D<d<D’の関係となる((B)および(C)参照)。
【0030】
図6は、ローラ内蔵支持台302−1および302−3のレバー305−1(不図示)および305−3を動かし、スライド用ローラ311−1および311−3を出した状態を示す図で、(A)は立体図、(B)はZ軸方向からみた平面図、(C)はX軸方向からみた平面図を示す。
【0031】
レバー305−1および305−3を動かす前は患者用クレードル301はローラ内蔵支持台302−1および302−3の上面部で支持されていたが、レバー305−1および305−3を動作させた後は、スライド用ローラ311−1および311−3により、高さD’の位置まで患者用クレードル301が持ち上げられる((B)または(C)参照)。これにより、患者用クレードル301は患者用クレードル支持部材(208−1、208−2)と干渉することなくスライド可能となる。
【0032】
図7は、患者用クレードル301をX軸方向(X線CT装置の搬送装置202のある側)にスライドさせている状態を示す図で、(A)は立体図、(B)はZ軸方向からみた平面図、(C)はX軸方向からみた平面図を示す。
【0033】
ローラ内蔵支持台302−1乃至302−3は、高さ方向の寸法が等しくなるように設計されているため、患者用クレードル301はスムーズにスライドさせることができる。なお、患者用クレードル301は、スライド前は、ローラ内蔵支持台302−1および302−3のスライド用ローラ311−1、311−3により、スライド中は、ローラ内蔵支持台302−1乃至302−3のスライド用ローラ311−1乃至311−3により、スライド後は、ローラ内蔵支持台302−2のスライド用ローラ311−2により支持されることとなる。
【0034】
なお、スライド用ローラ311−1乃至311−3は患者を載せた患者用クレードル301をスライドさせるのに十分な滑りをもっているため、このようなスライド動作をさせるのに2人もいれば十分である。
【0035】
図8は、患者用クレードル301を搬送装置202上にスライド完了後、レバー305−2を動かすことで、スライド用ローラ311−2(不図示)をローラ内蔵支持台302−2の中に入れた状態を示す図で、(A)は立体図、(B)はZ軸方向からみた平面図、(C)はX軸方向からみた平面図を示す。
【0036】
ローラ内蔵支持台302−2のスライド用ローラ311−2(不図示)により支持されていた患者用クレードル301は、スライド用ローラ311−2を中にいれることで下降する。上述したように、ローラ内蔵支持台302−2と患者用クレードル支持部材208−1、208−2とはD<dの関係を有しているため、下降した患者用クレードル301は、やがて患者用クレードル支持部材208−1および208−2によって支持されることとなる。
【0037】
図9は、患者用クレードル301を患者用クレードル支持部材208−1および208−2に載せた後、ローラ内蔵支持台302−1乃至302−3をもとに戻した状態を示す図で、(A)は立体図、(B)はZ軸方向からみた平面図、(C)はX軸方向からみた平面図を示す。
【0038】
上述したように、ローラ内蔵支持台302−2と患者用クレードル支持部材208−1、208−2とはD<dの関係を有しているため、ローラ内蔵支持台302−2は、患者用クレードル301に干渉することなく、スムーズに戻すことができる。
【0039】
以上のようにストレッチャ300を動作させることで、ストレッチャ300に横体した患者を容易に患者用クレードル301ごと搬送装置202に載せかえることが可能となる。かかる動作をさせるためには2人程度の人手があれば十分で、従来のように、患者を載せかえるための人手を確保する時間を省略することができる。また、のせかえ時は、患者用クレードル301をスライドさせるだけであるので、患者への負担も少なくてすむ。
【0040】
なお、X線検査終了後に搬送装置202上の患者を再度ストレッチャ300に載せかえるためには、図4乃至図9の動作を反対の順序で行っていけばよい。
【0041】
<ローラ内蔵支持台における移動機構および上下駆動機構>
図10は、ローラ内蔵支持台302−2を患者クレードル支持台208−1および208−2の間に移動させるための移動機構の詳細を示す図である。ローラ内蔵支持台302−2は2本のレール(一方は1001、もう一方は不図示)を備え、かかる機構により、ローラ内蔵支持台302−1および302−3(不図示)との間で、レール1001に沿って移動することが可能である。
【0042】
図11は、ローラ内蔵支持台302−1乃至302−3に内蔵されたスライド用ローラ(311−1乃至311−3)を上下に動作させるための機構(上下駆動機構)の一部を示す図である。ローラ内蔵支持台302−1および302−3と、302−2とでは、レバーの配置が異なるが、実際上同じものとして扱うことができるため、以下ローラ内蔵支持台302−3の場合についてのみ説明するものとする。
【0043】
上下駆動機構は、レバー305−3と、レバー305−3の回転動作をラック1102に伝達する歯付きピニオン1101、ラック1102とともにX軸方向に動作する上下部材1103とを備える。
【0044】
上下部材1103は、X軸方向中央部に向かって凹入した形状を有している。スライド用ローラ311−3がローラ内蔵支持台302−3の中に入った状態では、凹入部底辺1106がスライド用ローラ311−3の回転軸と結合したベアリング1104を支持する。
【0045】
一方、レバー305−3を右周りに回動させると、歯付きピニオン1101が右周りに所定量回転し、それによりラック1102が図面左方向に動作する。ラック1102と上下部材1103とは一体であるため、ラック1102の動作に伴い、上下部材1103も左方向に動く。その結果、ベアリング1104は、上下部材1103の凹入部分に沿って上方向に持ち上げられ、上下部材1103に設けられたベアリング受け部1105にて停止する。なお、ローラ内蔵支持台302−3にはベアリング1104のX軸方向の動きを拘束し、Y軸方向にのみ動作するよう小判穴(不図示)が設けられている。
【0046】
図12は、レバー305−3を回動させ、スライド用ローラ311−3をローラ内蔵支持台302−3から出した状態(図6の状態)を示す図である。ベアリング1104がベアリング受け部1105に移動することで、凹入部底辺1106とベアリング受け部1105の底部との高さの差分hだけ、スライド用ローラ311−3がY軸方向に動くこととなる。なお、高さの差分hはh=(D’−D)の関係を有している。
【0047】
<患者の載せかえプロセス>
図13は、本発明の第1の実施形態にかかるストレッチャ300およびX線CT装置を用いた場合の、患者の載せかえ作業のプロセスを示す。なお、各作業の下に記載した時間は、各作業に要する時間(目安)を示したものである。
【0048】
作業1301において、X線CT装置の搬送装置202に上述した患者クレードル支持台208−1および208−2をセットする。次に作業1302においてX線CT検査室に患者を載せたストレッチャ300が運び込まれ、搬送装置202に横付けされる(作業1303)。作業1304において、搬送装置202のクレードル203の上面と、ストレッチャ300の基台の上面の高さとが一致するよう高さ調整が行われる。
【0049】
作業1305においては、ローラ内蔵支持台302−2を引き出し、患者クレードル支持台208−1、208−2の間に入れる。続いて作業1306において各ローラ内蔵支持台302−1乃至302−3のレバー305−1乃至305−3を動作させ、スライド用ローラ311−1乃至311−3を上昇させ、患者用クレードル301を持ち上げる。次に作業1307において、患者を載せたまま患者用クレードル301をX軸方向にスライドさせる。スライドが完了したら、作業1308において、ローラ内蔵支持台302−2を元の位置に戻す。
【0050】
その後、患者を固定し、検査を実施する(作業1309、1310)。検査が完了したら、作業1311において、再びストレッチャ300を運び入れ、作業1312において、ローラ内蔵支持台302−2をX軸方向に引き出す。次に作業1313においては、各ローラ内蔵支持台302−1乃至302−3のレバー305−1乃至305−3を動作させ、患者用クレードル301を持ち上げる。最後に、作業1314において患者が横体した患者用クレードル301をスライドさせ、ストレッチャに移動させ、ストレッチャ300への移動が完了したら、スライド用ローラ311−1乃至311−3を元の位置に戻す。
【0051】
このように、本発明の第1の実施形態にかかるストレッチャおよびX線CT装置を用いて、患者の載せかえを行った場合、載せかえに要する時間は2分30秒ほどで、載せかえ時間を大幅に短縮することが可能となる。さらに、載せかえに要する人手も、2人程度で実現可能となり、また患者への負担も軽減できる。
【0052】
(第2の実施形態)
上記第1の実施形態においては、X線CT装置における搬送装置への患者の移載について述べたが、X線カメラにおける搬送装置への患者の移載についても、同様にして実現できることはいうまでもない。
【0053】
(第3の実施形態)
上記第1の実施形態においては、ローラ内蔵支持台302−2はローラ内蔵支持台302−1および302−3の間に位置し、移動機構(図10)により搬送装置上の患者用クレードル208−1および208−2の間に挿入する構造としたが、ローラ内蔵支持台302−1および302−3に対して独立していてもよい。すなわち、ローラ内蔵支持台302−1および302−3と同様の構造を有した1つの天板移動装置として、持ち運びできるようにしてもよい。
【0054】
この場合、移載先の搬送装置にかかる天板移動装置をスライド用ローラを出した状態でセットすれば同様の作業により患者の移載が実現できる。また、このような場合、ストレッチャ側のローラ内蔵支持台302−1、302−3は必ずしも上下駆動機構を備えている必要はなく、天板301をスライドできる構造さえ有していれば足りる。なお、このような場合、ストレッチャのローラ内蔵支持台は2つある必要はなく、ストレッチャの台車全体を覆う1つのローラ内蔵支持台であってもよい。
【0055】
(第4の実施形態)
上記第1の実施形態においては、3つのローラ内蔵支持台と2つの患者用クレードル支持部材を有し、3つのローラ内蔵支持台のうち1つが患者用クレードル支持部材の間に移動するような構成について述べたが、ローラ内蔵支持台および患者用クレードル支持部材の個数はこれに限らない。
【0056】
(第5の実施形態)
上記第1の実施形態においては、ローラ内蔵支持台302−1乃至302−3の有するスライド用ローラ311−1乃至311−3が上下駆動機構により上下する場合について述べたが、ローラ内蔵支持台302−1乃至302−3自体が上下するようにしてもよい。すなわち、ローラ内蔵支持台302−2の天板301を保持する高さが、患者用クレードル支持部材208−1、208−2の高さより高い状態と低い状態とに切り替えられればよい。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、患者に負担をかけず、かつ最小限の人手により、患者運搬装置からX線CT装置の搬送装置への載せかえを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のストレッチャおよびX線CT装置を用いた場合の患者の載せかえの作業プロセスを示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態にかかるX線CT装置を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施形態にかかるストレッチャを搬送装置の横に付けし、高さ方向の調整を完了した状態を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施形態にかかるストレッチャおよびX線CT装置を用いて患者の載せかえを行う場合のストレッチャの動作フローを示す図である。
【図5】本発明の第1の実施形態にかかるストレッチャおよびX線CT装置を用いて患者の載せかえを行う場合のストレッチャの動作フローを示す図である。
【図6】本発明の第1の実施形態にかかるストレッチャおよびX線CT装置を用いて患者の載せかえを行う場合のストレッチャの動作フローを示す図である。
【図7】本発明の第1の実施形態にかかるストレッチャおよびX線CT装置を用いて患者の載せかえを行う場合のストレッチャの動作フローを示す図である。
【図8】本発明の第1の実施形態にかかるストレッチャおよびX線CT装置を用いて患者の載せかえを行う場合のストレッチャの動作フローを示す図である。
【図9】本発明の第1の実施形態にかかるストレッチャおよびX線CT装置を用いて患者の載せかえを行う場合のストレッチャの動作フローを示す図である。
【図10】本発明の第1の実施形態にかかるストレッチャの移動機構を示す図である。
【図11】本発明の第1の実施形態にかかるストレッチャの上下駆動機構を示す図である。
【図12】本発明の第1の実施形態にかかるストレッチャの上下駆動機構を示す図である。
【図13】本発明の第1の実施形態にかかるストレッチャおよびX線CT装置を用いた場合の患者の載せかえ作業プロセスを示す図である。
Claims (25)
- X線透過率の高い材質で構成される天板を保持する運搬装置を、X線曝射する際に用いるX線検査装置の搬送装置に横付けした状態で、前記天板を前記運搬装置から前記搬送装置に移動させる天板移動装置であって、
前記搬送装置は、前記天板を支持する支持部材が該装置の長手方向に所定の間隔をおいて設置可能であり、
前記運搬装置は、
上面に前記天板をスライドさせるための第1の摺動機構を備え、
前記天板を保持する高さを、前記搬送装置に設置されたときの前記支持部材の高さより高い状態にし得るものであり、
前記天板移動装置は、
前記運搬装置および前記搬送装置に対して独立し、
前記搬送装置に設置された前記支持部材の前記所定の間隔に設置可能であり、
上面に前記天板をスライドさせるための第2の摺動機構と、
前記搬送装置に設置したとき、当該設置した際の下端から前記摺動機構における前記天板に接する位置までの高さを、前記搬送装置に設置される前記支持部材の高さより高い状態と低い状態とに切り替える切り替え機構とを備える、ことを特徴とする天板移動装置。 - 前記支持部材は、X線透過率の高い材質で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の天板移動装置。
- 前記搬送装置は、前記支持部材を複数取り付けることが可能であり、
該複数の支持部材の間に設置可能であることを特徴とする請求項1に記載の天板移動装置。 - 前記X線検査装置は、X線CT装置であることを特徴とする請求項1に記載の天板移動装置。
- 前記X線検査装置は、X線カメラであることを特徴とする請求項1に記載の天板移動装置。
- 前記運搬装置は、横体した患者を運搬可能なストレッチャであることを特徴とする請求項1に記載の天板移動装置。
- 前記運搬装置は、
上面に前記天板をスライドさせるための運搬装置摺動機構と、
前記天板を保持する高さを、前記搬送装置に設置される前記天板を支持する支持部材の高さより高い状態と低い状態とに切り替える運搬装置切り替え機構と
を備えることを特徴とする請求項1に記載の天板移動装置。 - X線透過率の高い材質で構成される天板を保持し、X線曝射する際に用いるX線検査装置の搬送装置に横付けした状態で、前記天板を前記搬送装置に移動させることが可能な運搬装置であって、
前記搬送装置は、前記天板を支持する支持部材が該装置の長手方向に所定の間隔をおいて設置可能であるとともに、天板移動装置が前記設置された前記支持部材の前記所定の間隔に設置可能であり、
前記運搬装置は、
上面に前記天板をスライドさせるための第1の摺動機構と、
前記天板を保持する高さを、前記搬送装置に設置されたときの前記支持部材の高さより高い状態と低い状態とに切り替える第1の切り替え機構とを備え、
前記天板移動装置は、
前記運搬装置および前記搬送装置に対して独立し、
上面に前記天板をスライドさせるための第2の摺動機構と、
前記搬送装置に設置したとき、当該設置した際の下端から前記摺動機構における前記天板に接する位置までの高さを、前記搬送装置に設置される前記支持部材の高さより高い状態と低い状態とに切り替える切り替え機構とを備える、ことを特徴とする運搬装置。 - 前記支持部材は、X線透過率の高い材質で構成されていることを特徴とする請求項8に記載の運搬装置。
- 前記搬送装置は、前記支持部材を複数取り付けることが可能であり、前記天板移動装置は、該複数の支持部材の間に設置可能であることを特徴とする請求項8に記載の運搬装置。
- 前記X線検査装置は、X線CT装置であることを特徴とする請求項8に記載の運搬装置。
- 前記X線検査装置は、X線カメラであることを特徴とする請求項8に記載の運搬装置。
- 横体した患者を運搬可能なストレッチャであることを特徴とする請求項8に記載の運搬装置。
- X線透過率の高い材質で構成される天板を保持する運搬装置と、天板移動装置とを備え、
前記運搬装置をX線曝射する際に用いるX線検査装置の搬送装置に横付けした状態で、前記天板を前記運搬装置から前記搬送装置に移動させるための運搬システムであって、
前記搬送装置は、前記天板を支持する支持部材が該装置の長手方向に所定の間隔をおいて設置可能であり、
前記運搬装置は、
上面に前記天板をスライドさせるための第1の摺動機構と、
前記天板を保持する高さを、前記搬送装置に設置されたときの前記支持部材の高さより高い状態と低い状態とに切り替える第1の切り替え機構とを備え、
前記天板移動装置は、
前記運搬装置および前記搬送装置に対して独立し、
前記搬送装置に設置された前記支持部材の前記所定の間隔に設置可能であり、
上面に前記天板をスライドさせるための第2の摺動機構と、
前記搬送装置に設置したとき、当該設置した際の下端から前記摺動機構における前記天板に接する位置までの高さを、前記搬送装置に設置される前記支持部材の高さより高い状態と低い状態とに切り替える第2の切り替え機構とを備える、ことを特徴とする運搬システム。 - 前記支持部材は、X線透過率の高い材質で構成されていることを特徴とする請求項14に記載の運搬システム。
- 前記搬送装置は、前記支持部材を複数取り付けることが可能であり、前記天板移動装置は、該複数の支持部材の間に設置可能であることを特徴とする請求項14に記載の運搬システム。
- 前記X線検査装置は、X線CT装置であることを特徴とする請求項14に記載の運搬システム。
- 前記X線検査装置は、X線カメラであることを特徴とする請求項14に記載の運搬システム。
- 前記運搬装置は、横体した患者を運搬可能なストレッチャであることを特徴とする請求項14に記載の運搬システム。
- X線透過率の高い材質で構成される天板を保持し、前記天板をX線曝射する際に用いるX線検査装置の搬送装置に横付けした状態で、前記天板を前記搬送装置に移動させることが可能な運搬装置であって、
前記搬送装置は、前記天板を支持する支持部材が該装置の長手方向に所定の間隔をおいて設置可能であり、
前記運搬装置は、
固定された第1の支持台と、該第1の支持台に対して略水平に移動可能な第2の支持台と、
少なくとも前記第2の支持台の前記天板を保持する高さを、前記搬送装置に設置されたときの前記天板を支持する支持部材の高さより高い状態と低い状態とに切り替える切り替え機構とを備え、
前記第1の支持台および第2の支持台は、
上面に前記天板をスライドさせるための摺動機構を備え、
前記第2の支持台は、
前記搬送装置に設置された前記支持部材の前記所定の間隔に挿入可能である、ことを特徴とする運搬装置。 - 前記支持部材は、X線透過率の高い材質で構成されていることを特徴とする請求項20に記載の運搬装置。
- 前記搬送装置は、前記支持部材を複数取り付けることが可能であり、前記第2の支持台は、該複数の支持部材の間に移動可能であることを特徴とする請求項20に記載の運搬装置。
- 前記X線検査装置は、X線CT装置であることを特徴とする請求項20に記載の運搬装置。
- 前記X線検査装置は、X線カメラであることを特徴とする請求項20に記載の運搬装置。
- 横体した患者を運搬可能なストレッチャであることを特徴とする請求項20に記載の運搬装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001322679A JP4012713B2 (ja) | 2001-10-19 | 2001-10-19 | X線検査装置のための天板移動装置および運搬装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001322679A JP4012713B2 (ja) | 2001-10-19 | 2001-10-19 | X線検査装置のための天板移動装置および運搬装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003126077A JP2003126077A (ja) | 2003-05-07 |
JP4012713B2 true JP4012713B2 (ja) | 2007-11-21 |
Family
ID=19139688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001322679A Expired - Fee Related JP4012713B2 (ja) | 2001-10-19 | 2001-10-19 | X線検査装置のための天板移動装置および運搬装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4012713B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108836388A (zh) * | 2018-05-14 | 2018-11-20 | 余庆县人民医院 | 一种b超检查床 |
CN116858149B (zh) * | 2023-07-07 | 2024-06-14 | 牧野汽车装备(武汉)有限公司 | 一种阀体类零件加工线自动化测量装置和方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6337928Y2 (ja) * | 1981-05-21 | 1988-10-06 | ||
JPS63130033U (ja) * | 1987-02-17 | 1988-08-25 | ||
JPH03292954A (ja) * | 1990-04-11 | 1991-12-24 | Toshiba Corp | 被検体移動システム |
JPH07148156A (ja) * | 1993-10-08 | 1995-06-13 | Hitachi Medical Corp | 被検体移載機構 |
JPH07100131A (ja) * | 1993-10-12 | 1995-04-18 | Hitachi Medical Corp | 医療用装置 |
JPH11197197A (ja) * | 1998-01-12 | 1999-07-27 | Toshiba Iyou System Engineering Kk | 患者移動装置 |
DE10119453B4 (de) * | 2001-04-20 | 2004-04-15 | Siemens Ag | Patientenlagerungsvorrichtung mit einem Patiententrolley |
-
2001
- 2001-10-19 JP JP2001322679A patent/JP4012713B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003126077A (ja) | 2003-05-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11504081B2 (en) | Medical imaging system and methods | |
JP4546035B2 (ja) | 患者の救急医療及び救急監視用システム | |
JP4594329B2 (ja) | 磁気共鳴イメージング装置 | |
US3503082A (en) | Hospital bed | |
US9039282B2 (en) | Imaging apparatus comprising a ring-shaped gantry | |
US20240082091A1 (en) | Table System For Medical Imaging | |
JP2000342639A (ja) | 手術・診断装置 | |
JPH10272119A (ja) | 画像機器で利用されるテーブル | |
JP2004525699A (ja) | 患者寝台用搬送台車を備えた医用検査装置及び/又は治療装置並びに搬送台車 | |
RU2635909C2 (ru) | Установка для подготовки и размещения пациентов для медицинского лечения и/или обслуживания | |
JP4012713B2 (ja) | X線検査装置のための天板移動装置および運搬装置 | |
US9700467B2 (en) | Intrahospital vehicle for transport and transfer of obese patients | |
CN107260201A (zh) | 扫描床及医学影像设备 | |
JP3162335U (ja) | ストレッチャー | |
JP2018500985A (ja) | 固定式/可動式患者ハンドリングシステム | |
JP2003190137A (ja) | 被検体の断層撮影方法及び装置 | |
JP2008289854A (ja) | 寝台装置、画像診断装置および寝台装置の作動方法 | |
CN213964178U (zh) | 一种妇科检查装置 | |
US5031202A (en) | Tower stand cooperating with a patient table for X-ray or similar examination | |
US20100235994A1 (en) | Modular operating table cover | |
JP4186014B2 (ja) | 可搬式横臥位対応型パノラマx線撮影装置 | |
JP4655586B2 (ja) | X線透視撮影装置 | |
JPH07148156A (ja) | 被検体移載機構 | |
CN113274228A (zh) | 一种介入造影成像装置和方法 | |
JPH07382A (ja) | 放射線コンピュータ断層撮影装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20040412 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060605 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060725 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070219 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070515 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070824 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070910 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |