JPH08191561A - ブラシレスdcモータおよびその回転駆動方法 - Google Patents

ブラシレスdcモータおよびその回転駆動方法

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JPH08191561A
JPH08191561A JP99495A JP99495A JPH08191561A JP H08191561 A JPH08191561 A JP H08191561A JP 99495 A JP99495 A JP 99495A JP 99495 A JP99495 A JP 99495A JP H08191561 A JPH08191561 A JP H08191561A
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JP
Japan
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motor
coil
stator
brushless
pole tooth
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Application number
JP99495A
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English (en)
Inventor
Kinya Matsuzawa
欣也 松澤
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 極歯型ブラシレスDCモータを高速で回転さ
せるときの振動及び騒音の低減方法と、高速で回転させ
るための回転駆動方法を提供すること。 【構成】 極歯構造を有するラジアルギャップ型ブラシ
レスDCモータにおいて、コイル電流のスイッチングに
起因する振動・騒音低減手段として、導体間固着処理あ
るいはコイルと薄板状ヨークとの一体的モールド処理あ
るいは双方の処理を施した。また、本モータを高速回転
させるための回転駆動方法として、無励磁状態における
回転子の静止位置からコイル電流切り換え点までにおけ
る発生トルクが正の値で、且つ、回転子の静止位置から
コイル電流切り換え点までに正の発生トルクがする仕事
が、コイル電流切り換え以降に発生する負の発生トルク
がする仕事より大きくなるように設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラシレスDCモータ
に関し、特に、高速回転化とそれに伴う高効率化、低振
動化、低騒音化を図ったラジアルギャップタイプのブラ
シレスDCモータ構造及びその回転駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のブラシレスDCモータに
おいては、特開昭61−214759に記載されている
ように、起動不可能な点を解消すること、または特願平
4−215158、特願平4−348865、PCT/
JP93/01015に記載されているように、起動不
可能な点を解消すると同時に回転ムラを低減することを
目的としており、高速回転化とそれに伴う高効率化、低
振動化、低騒音化のための具体的方策は開示されていな
かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の従来のブラシ
レスDCモータにおいては、コイル電流の通電方向を高
速で切り換えると個々の電子が高周波な交番電磁力を受
け、その力の和がコイルを形成する導体に作用するため
コイルが電磁振動し騒音を発生する。さらに、コイルの
振動が薄板状のステータヨークに伝わり振動と騒音が増
幅されるという問題点を有する。
【0004】また、N極とS極が交互に着磁されたFG
用マグネットが高速で回転すると、導電性材料で構成さ
れたモータ基板に渦電流が発生しブレーキ力が働き高速
回転を妨げる。所望の回転数を得るためには、さらに渦
電流損分の電力を投入する必要が生じモータ効率を下げ
る原因となる。
【0005】さらに、従来のブラシレスDCモータにお
いては、起動不可能な点を解消するためにコギングトル
ク(無励磁状態において磁石とステータヨークの吸引に
よるトルク)の正のピーク近傍でコイル電流の切り換え
を行っていた。コイル電流の切り換えの際、インダクタ
ンスの影響で電流の立ち上がりと立ち下がりに時間を要
し、そのため回転が高速になるほど回転力として有効に
働く電流は減少し、速度の上限が抑えられることにな
る。したがって、モータを高速で回転させるためには、
コイル電流の切り換えを早めに行う、すなわち進み角を
つけることが必要となる。しかし、この種のブラシレス
DCモータにおいて進み角をつけると、コイルに電流を
流した励磁状態において負の発生トルク(通電時に発生
するトルクであって、コイル電流により発生する励磁ト
ルクとコギングトルクとの和)が生じる可能性があり、
その結果起動不可能な点が発生するという問題点が生じ
る。
【0006】本発明は、この種のブラシレスDCモータ
を高速回転させるときの、コイル電流の高速な切り換え
によるコイルおよびステータヨークの振動と騒音を低減
するモータ構造を提供することを第1の目的としてい
る。また、本発明は、この種のブラシレスDCモータが
高速回転するときにモータ基板に発生する渦電流損を低
減してモータ効率を向上させるモータ構造を提供するこ
とを第2の目的としている。さらに、本発明は、この種
のブラシレスDCモータを高速回転させるためのモータ
の回転駆動方法を提供することを第3の目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る請求項1のブラシレスDCモータにお
いては、円周方向に交互にN極とS極を等ピッチに多極
着磁した円筒状もしくはセグメント状の永久磁石回転子
と、1対のステータヨークを対面させて構成されるもの
であって、各ステータヨークは軟磁性金属板を折り曲げ
て、前記永久磁石回転子の極数の半数の極歯を形成する
とともに、これらの極歯を組み合わせてなる固定子と、
ステータヨークに挟み込まれ、前記固定子を励磁するた
めの円管状のコイルと、を具備したブラシレスDCモー
タにおいて、コイル電流の切り換えに起因する振動及び
騒音の防止手段を設けたことを特徴とする。また、本発
明のブラシレスDCモータは、前記振動及び騒音の防止
手段が、コイルの導体間固着処理を施したことを特徴と
する。また、本発明のブラシレスDCモータは、前記振
動及び騒音の防止手段が、1対のステータヨークとコイ
ルとの一体固着処理を施したことを特徴とする。また、
本発明のブラシレスDCモータは、前記振動及び騒音の
防止手段が、前記コイルの導体間固着処理と1対のステ
ータヨークとコイルとの一体固着処理の両方を施したこ
とを特徴とする。また、本発明のブラシレスDCモータ
は、前記コイルの導体間固着処理が含浸固着処理である
ことを特徴とする。また、本発明のブラシレスDCモー
タは、前記コイルの導体間固着処理が導体の自己融着処
理であることを特徴とする。また、本発明のブラシレス
DCモータは、前記1対のステータヨークとコイルとの
一体固着処理が、熱硬化性樹脂による固着処理であるこ
とを特徴とする。また、本発明のブラシレスDCモータ
は、前記コイルの導体間固着処理が含浸固着処理であ
り、且つ、前記1対のステータヨークとコイルとの一体
固着処理が熱硬化性樹脂による固着処理であることを特
徴とする。また、本発明のブラシレスDCモータは、前
記コイルの導体間固着処理が導体の自己融着処理であ
り、且つ、前記1対のステータヨークとコイルとの一体
固着処理が熱硬化性樹脂による固着処理であることを特
徴とする。
【0008】また、本発明に係る請求項10のブラシレ
スDCモータにおいては、円周方向に交互にN極とS極
を等ピッチに多極着磁した円筒状もしくはセグメント状
の永久磁石回転子と、前記永久磁石回転子と一体的に回
転するFGマグネットと、1対のステータヨークを対面
させて構成されるものであって、各ステータヨークは軟
磁性金属板を折り曲げて、前記永久磁石回転子の極数の
半数の極歯を形成するとともに、これらの極歯を組み合
わせてなる固定子と、ステータヨークに挟み込まれ、前
記固定子を励磁するための円管状のコイルと、FG用パ
ターンが形成されたプリント基板と、前記プリント基板
とコイルとステータヨークが固着され、前記永久磁石回
転子が回転自在に支持されるモータ基板と、を具備した
ブラシレスDCモータにおいて、永久磁石回転子及びF
G用マグネットが回転することにより、前記モータ基板
に発生する渦電流損を低減する手段を設けたことを特徴
とする。また、本発明のブラシレスDCモータは、前記
渦電流を低減する手段が、前記モータ基板と前記プリン
ト基板との間に電気的絶縁層を設けたことを特徴とす
る。また、本発明のブラシレスDCモータは、前記電気
的絶縁層が空気層であることを特徴とする。
【0009】さらに、本発明に係る請求項13のブラシ
レスDCモータの回転駆動方法においては、円周方向に
交互にN極とS極を等ピッチに多極着磁した円筒状もし
くはセグメント状の永久磁石回転子と、1対のステータ
ヨークを対面させて構成されるものであって、各ステー
タヨークは軟磁性金属板を折り曲げて、前記永久磁石回
転子の極数の半数の極歯を形成するとともに、これらの
極歯を組み合わせてなる固定子と、ステータヨークに挟
み込まれ、前記固定子を励磁するための円管状のコイル
と、を具備し、前記2個のステータヨークX、Yのそれ
ぞれ極歯Xx、Yy、・・・のうち隣接する極歯Xx、
Yy二つで一組の極歯組を設定するとともに、前記極歯
Xxの極歯幅aと前記極歯Yyの極歯幅bとを不等幅と
なし、且つ、各極歯幅Xx、Yy、・・・の中間点を順
次結ぶ極歯ピッチc、d、c、d、・・・の極歯ピッチ
cと極歯ピッチdとを不等ピッチとなし、更に、前記各
々の極歯組の極歯Xx、Yyのうち前記永久磁石回転子
の回転方向に存する側の極歯Xxの極歯幅aを、他方の
極歯Yyの極歯幅bよりも大きく形成するとともに、前
記一方の極歯Xxから前記他方の極歯Yyへの極歯ピッ
チcを、前記他方の極歯Yyから前記一方の極歯Xxへ
の極歯ピッチdよりも小さく形成したブラシレスDCモ
ータにおいて、無励磁状態における回転子の静止位置か
らコイル電流切り換え点までにおける発生トルクが正の
値で、且つ、回転子の静止位置からコイル電流切り換え
点までに正の発生トルクがする仕事が、コイル電流切り
換え以降に発生する負の発生トルクがする仕事より大き
いことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明に係る請求項1のブラシレスDCモータ
においては、コイル電流の切り換えに起因する電磁振動
と騒音の防止手段を有するため、高速でコイル電流を切
り換えても振動及び騒音が発生せず、モータを高速で回
転させることができる。そして、コイル電流切り換えの
周波数やコイル及びステータヨークの固有振動周波数に
より、主にコイルを構成する導体の振動及び騒音が問題
となる場合は、導体間固着処理を施すことにより振動及
び騒音を防止できる。また、主にステータヨークに伝わ
った振動及び騒音が問題となる場合は、ステータヨーク
とコイルとの一体固着処理を施すことにより振動及び騒
音を防止できる。さらに、導体及びステータヨーク双方
の振動と騒音が問題となる場合は導体間固着処理とステ
ータヨークとコイルとの一体固着処理をともに施すこと
により振動及び騒音を防止できる。前記導体間固着処理
として含浸固着処理を施すことにより、巻線の占積率を
低下させることなく比較的安価にコイルの振動及び騒音
を低減できる。前記導体間固着処理として導体の自己融
着処理を施すことにより、比較的少ない工数で簡単にコ
イルの振動及び騒音を低減できる。また、ステータヨー
クとコイルの一体固着処理として熱硬化性樹脂を用いて
固着処理を施すことにより、ステータヨークとコイルが
確実に固定され、比較的広域な周波数の振動及び騒音を
低減することができる。
【0011】本発明に係る請求項10のブラシレスDC
モータにおいては、永久磁石回転子及びFG用マグネッ
トの回転に起因する前記モータ基板に発生する渦電流損
を低減する手段を設けたことにより、モータの効率を向
上させ高速回転を可能とした。
【0012】また、前記渦電流損を低減する手段とし
て、前記モータ基板と前記プリント基板との間に電気的
絶縁層を設けることにより、モータの高効率化と高速回
転を可能とした。さらに前記電気的絶縁の具体的方策と
して、前記モータ基板と前記プリント基板との間に空気
層を設けることにより、複雑な加工や余分な材料を用い
ることなく簡単にモータの高効率化と高速回転が可能と
なる。
【0013】本発明に係る請求項13のブラシレスDC
モータにおいては、無励磁状態における回転子の静止位
置からコイル電流切り換え点までにおける発生トルクが
正の値で、且つ、回転子の静止位置からコイル電流切り
換え点までに正の発生トルクがする仕事が、コイル電流
切り換え以降に発生する負の発生トルクがする仕事より
大きいため、進み角を設けても確実に起動できる高速回
転モータを実現できる。
【0014】
【実施例】
(実施例1)本発明のブラシレスDCモータと振動及び
騒音の低減手段の一実施例について図を用いて説明す
る。図1において、ブラシレスDCモータ1は回転子2
とステータ10を組み合わせて構成され、前記回転子2
は、カップ状の回転子ヨーク3と前記回転子ヨーク3内
周面に貼着されるリング状のバックヨーク4と前記バッ
クヨーク4内周面に貼着される円筒状の永久磁石5と、
前記回転子ヨーク3の中心に圧入されたシャフト6によ
り構成されている。
【0015】ステータ10は、上側の第1ステータヨー
クXと、コイル部12と、下側の第2ステータヨーク
Y、スリーブ17及び前記シャフト6を回転自在に支承
する軸受18とにより構成されている。
【0016】前記双方のステータヨークX、Yは軟磁性
金属板により形成され、所定の形状に打ち抜いた後、放
射方向の延在部分を直角に折曲することにより極歯X
x、Yy、・・・が形成され、さらに、ステータヨーク
X、Yは、前記コイル部12が装着される前記スリーブ
17を介装して、円周方向に極歯Xx、Yy、・・・が
交互に配置されるように設けられている。
【0017】前記コイル部12は、両端にフランジを有
する樹脂製のボビン14と、これに巻回される巻線15
とからなる。また、前記スリーブ17は、円筒状に形成
され、両端部には段部に形成された嵌入部17aが設け
られており、各ステータヨークX、Yの中央部に形成さ
れた嵌入穴11b、16bに嵌入されている。さらに、
ボビン14の双方のフランジにはピン14aが突設さ
れ、これらのピンを係合する穴11c、16cが双方の
ステータヨークX、Yにそれぞれ設けられており、これ
らのステータヨークX、Yとコイル部12とを組み付け
る際に、ステータヨークX、Yの円周方向における相対
的な位置決めが行われる。
【0018】また、回路基板19の取付穴19aを、凸
状に形成されたモータ基板20中央部に挿入した後モー
タ基板20と回路基板19は固定される。その後、第1
ステータヨークX、コイル部12、スリーブ17、及び
第2ステータヨークYにより構成されるステータ10は
モータ基板20に組み付けられる。21は回転子の磁極
位置を検出するセンサーたるホール素子を示す。
【0019】ここで、前記コイル部12は、真空中で熱
硬化性樹脂を圧入含浸する真空圧入処理を施し、さらに
熱処理を施して樹脂を硬化させた後、ステータ10に組
み込まれる。このように、巻線15の間及び巻線15と
ボビン14の間に樹脂を浸透させた後、樹脂を硬化する
ことにより巻線15とボビン14が完全に固着するた
め、コイル電流が高速で切り換えらることで生じる巻線
の電磁振動が抑えられ、騒音の低減が可能となる。な
お、本実施例では、熱硬化性樹脂としてエポキシ系樹脂
を用いたが、これに限られるものではなく、接着効果の
ある材料であれば不飽和ポリエステル系材料などの材料
でもよい。
【0020】(実施例2)本発明のブラシレスDCモー
タの振動及び騒音の低減方法の他の実施例について説明
する。前記コイル部12の巻線15として自己融着巻線
30を用い、自己融着巻線30を巻回した後、外部加熱
あるいは自己通電加熱法などの方法により硬化する。図
3は本発明の実施例の自己融着巻線30の構造を示すも
ので、導体31上に絶縁被膜32を焼付け、さらに反応
性高分子物質からなる融着塗料33を焼き付けてある。
硬化方法としては、外部から熱を加える外部加熱硬化
法、自己通電加熱法、溶剤法、溶剤加熱法などがあり、
各々の状況に応じて使い分ければよい。本実施例では、
比較的簡単な外部加熱法と自己通電加熱法を用いたが、
どちらの方法においても振動及び騒音の低減には著しい
改善がみられた。
【0021】(実施例3)本発明のブラシレスDCモー
タの振動及び騒音の低減方法の他の実施例について説明
する。前記コイル部12の振動及び騒音のみが問題とな
る場合は、実施例1及び実施例2に記載した手段が有効
であるが、前記コイル部12の振動が薄板形状のステー
タヨークX、Yに伝わり振動及び騒音が増幅される場合
には、別の手段が必要となる。そこで、前記コイル部1
2及びステータヨークX、Yの振動及び騒音を低減する
ための手段として、前記コイル部12と前記コイル部1
2を挾持する一対のステータヨークX、Yを熱硬化性樹
脂22により一体的にモールドした構成とした。具体的
な構成手順としては、まず前記コイル部12とステータ
ヨークX、Yを組み付けた後、前記コイル部12とステ
ータヨークX、Yの隙間に熱硬化性樹脂22を充填し加
熱する。このような構成とすることにより、振動及び騒
音の低減に著しい効果が見られた。なお、本実施例で
は、熱硬化性樹脂としてエポキシ系樹脂を用いたが、こ
れに限られるものではなく、接着効果のある材料であれ
ば不飽和ポリエステル系材料などの材料でもよい。
【0022】(実施例4)本発明のブラシレスDCモー
タの振動及び騒音の低減方法の他の実施例について説明
する。コイルとステータヨークの双方の振動及び騒音が
発生する場合の手段として、前記コイル部12の導体間
固着処理と前記コイル部12とステータヨークX、Yの
一体的モールド処理をともに施した。前記コイル部12
は、真空中で熱硬化性樹脂を圧入含浸する真空圧入処理
を施し、ステータヨークX、Yに組み込んだ後、前記コ
イル部12とステータヨークX、Yの隙間に熱硬化性樹
脂を充填し加熱した。このように、コイル部の導体間固
着処理とコイル部とステータヨークX、Yの一体的モー
ルド処理をともに施すことにより、コイル電流に切り換
えによる電磁振動及び騒音は飛躍的に低減される。な
お、本実施例では、コイル部の導体間固着処理及びコイ
ル部とステータヨークX、Yの一体的モールド処理用熱
硬化性樹脂としてエポキシ系樹脂を用いたが、これに限
られるものではなく、接着効果のある材料であれば不飽
和ポリエステル系材料などの材料でもよい。また、導体
間固着処理として、前記自己融着巻線30を用いた場合
も同様の効果が見られる。
【0023】(実施例5)本発明のブラシレスDCモー
タとモータ基板の渦電流損低減手段の実施例について図
を用いて説明する。
【0024】図5において、ブラシレスDCモータ40
は回転子2とステータ10を組み合わせて構成され、回
転子2は、カップ状の回転子ヨーク3と回転子ヨーク3
内周面に貼着されるバックヨーク4とバックヨーク4内
周面に貼着される円筒状の永久磁石5と回転子ヨーク3
外周面に貼着されるFGマグネット7と、回転子ヨーク
3の中心に圧入されたシャフト6により構成されてい
る。
【0025】ステータ10は、上側の第1ステータヨー
クXと、コイル部12と、下側の第2ステータヨーク
Y、スリーブ17及びシャフト6を回転自在に支承する
軸受18とにより構成されている。
【0026】双方のステータヨークX、Yは軟磁性金属
板により形成され、所定の形状に打ち抜いた後、放射方
向の延在部分を直角に折曲することにより極歯Xx、Y
y、・・・が形成され、さらに、ステータヨークX、Y
は、コイル部12が装着されるスリーブ17を介装し
て、円周方向に極歯Xx、Yy、・・・が交互に配置さ
れるように設けられている。
【0027】コイル部12は、両端にフランジを有する
樹脂製のボビン14と、これに巻回される巻線15とか
らなる。また、上記スリーブ17は、円筒状に形成さ
れ、両端部には段部に形成された嵌入部17aが設けら
れており、各ステータヨークX、Yの中央部に形成され
た嵌入穴11b、16bに嵌入されている。さらに、ボ
ビン14の双方のフランジにはピン14aが突設され、
これらのピンを係合する穴11c、16cが双方のステ
ータヨークX、Yにそれぞれ設けられており、これらの
ステータヨークX、Yとコイル部12とを組み付ける際
に、ステータヨークX、Yの円周方向における相対的な
位置決めが行われる。
【0028】回路基板19は、モータ基板20中央部の
段部23と、モータ基板20外周部近くに設置されたス
ペーサー24によって、モータ基板20との間に空気層
25を設けるようにして配置固定される。また、回路基
板19上のFGマグネット7に対向する位置には、回転
制御用のFGパターン26が形成されている。その後、
第1ステータヨークX、コイル部12、スリーブ17、
及び第2ステータヨークYにより構成されるステータ1
0はモータ基板20に組み付けられる。21は回転子2
の磁極位置を検出するセンサーたるホール素子を示す。
【0029】このように、モータ基板20とFGパター
ン26が形成された回路基板19との間に空気層25を
設けることによって、FGマグネット7と鉄、アルミな
どの導電性材料からなるモータ基板20との間に適当な
距離が設けられることになり、回転子2とともにFGマ
グネット7が高速で回転する際、モータ基板20に発生
する渦電流が減少し、その結果モータ効率が向上する。
【0030】(実施例6)本発明のブラシレスDCモー
タの駆動方法を図を用いて説明する。本発明のブラシレ
スDCモータの基本構造は図5及び図6に示すものと同
じであり、ブラシレスDCモータ40は回転子2とステ
ータ10を組み合わせて構成され、回転子2は、カップ
状の回転子ヨーク3と回転子ヨーク3内周面に貼着され
るバックヨーク4とバックヨーク4内周面に貼着される
円筒状の永久磁石5と回転子ヨーク3外周面に貼着され
るFGマグネット7と、回転子ヨーク3の中心に圧入さ
れたシャフト6により構成されている。
【0031】ステータ10は、上側の第1ステータヨー
クXと、コイル部12と、下側の第2ステータヨーク
Y、スリーブ17及びシャフト6を回転自在に支承する
軸受18とにより構成されている。
【0032】双方のステータヨークX、Yは軟磁性金属
板により形成され、所定の形状に打ち抜いた後、放射方
向の延在部分を直角に折曲することにより極歯Xx、Y
y、・・・が形成され、さらに、ステータヨークX、Y
は、コイル部12が装着されるスリーブ17を介装し
て、円周方向に極歯Xx、Yy、・・・が交互に配置さ
れるように設けられている。
【0033】コイル部12は、両端にフランジを有する
樹脂製のボビン14と、これに巻回される巻線15とか
らなる。また、上記スリーブ17は、円筒状に形成さ
れ、両端部には段部に形成された嵌入部17aが設けら
れており、各ステータヨークX、Yの中央部に形成され
た嵌入穴11b、16bに嵌入されている。さらに、ボ
ビン14の双方のフランジにはピン14aが突設され、
これらのピンを係合する穴11c、16cが双方のステ
ータヨークX、Yにそれぞれ設けられており、これらの
ステータヨークX、Yとコイル部12とを組み付ける際
に、ステータヨークX、Yの円周方向における相対的な
位置決めが行われる。
【0034】回路基板19は、モータ基板20中央部の
段部23と、モータ基板20外周部近くに設置されたス
ペーサー24によって、モータ基板20との間に空気層
25を設けるようにして配置固定される。また、回路基
板19上のFGマグネット7に対向する位置には、回転
制御用のFGパターン26が形成されている。その後、
第1ステータヨークX、コイル部12、スリーブ17、
及び第2ステータヨークYにより構成されるステータ1
0はモータ基板20に組み付けられる。21は回転子2
の磁極位置を検出するセンサーたるホール素子を示す。
【0035】さらに、図7に示すように、前記極歯Xx
の極歯幅aと前記極歯Yyの極歯幅bとを不等幅とな
し、且つ、各極歯Xx、Yy、・・・の中間点を順次結
ぶ極歯ピッチc、d、c、d、・・・の極歯ピッチcと
極歯ピッチdとを不等ピッチとなし、さらに、前記各々
の極歯組の極歯Xx、Yyのうち前記永久磁石回転子の
回転方向51に存する側の極歯Xxの極歯幅aを、他方
の極歯Yyの極歯幅bよりも大きく形成し、また、前記
一方の極歯Xxから前記他方の極歯Yyへの極歯ピッチ
cを、前記他方の極歯Yyから前記一方の極歯Xxへの
極歯ピッチdよりも小さく形成している。
【0036】図8及び図9において、実線は本発明のブ
ラシレスDCモータのコギングトルクを示している。図
中○は無励磁状態における回転子2の安定位置、×はコ
イル電流切り換え点である。図8に示すように、通常こ
の種のモータにおいては、自起動不可能な点すなわちデ
ッドポイントを発生させないために、点線で示すように
コギングトルクの正のピークの近傍(×で示す)でコイ
ル電流の切り換えを行う。しかし、コイル電流の切り換
えの際、コイルのインダクタンスの影響で電流の立ち上
がりと立ち下がりに時間を要し、そのため回転が高速に
なるほど回転力として有効に働く電流は減少し、速度の
上限が抑えられることになる。したがって、この種のブ
ラシレスDCモータを高速で回転させるためには、コイ
ル電流の切り換えを早めに行う、すなわち進み角をつけ
ることが必要となる。しかし、進み角をつけると励磁状
態において負のトルクが発生する可能性があり、その結
果起動不可能な点が発生するという問題点がある。そこ
で、本発明では図9に示すように、○で示す回転子の静
止位置からコイル電流切り換え点までにおける発生トル
クが正の値で、且つ、回転子の静止位置からコイル電流
切り換え点までに正のトルクがする仕事W1(図中斜線
で示された正の発生トルク領域)が、コイル電流切り換
え以降に発生する負のトルクがする仕事W2(図中斜線
で示された負の発生トルク領域)より大きくなるように
コイル電流の切り換え点を設定した。このようにある条
件のもとで進み角を設定した結果、負のトルクは発生す
るが回転子静止位置からは確実に自起動できるモータの
回転駆動方法を得た。また、進み角を設けているので高
速回転も可能となった。
【0037】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載さるような効果を奏する。
【0038】コイル電流の切り換えに起因する電磁振動
と騒音の防止手段を有するため、高速でコイル電流を切
り換えても振動及び騒音が発生せず、モータを高速で回
転させることができる。
【0039】そして、永久磁石回転子及びFG用マグネ
ットの回転に起因する前記モータ基板に発生する渦電流
損を低減する手段を設けたことにより、モータの効率を
向上させ高速回転を可能とした。
【0040】そして、進み角を付けても確実に自起動す
る条件を見い出したため、モータをより高速で回転させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブラシレスDCモータの一実施例を示
す縦断面図。
【図2】本発明のブラシレスDCモータの一実施例を示
す分解斜視図。
【図3】本発明の振動及び振動の低減手段の一実施例を
示す自己融着巻線の断面図。
【図4】本発明の振動及び振動の低減手段の一実施例を
示すコイル部の縦断面図。
【図5】本発明のブラシレスDCモータの一実施例を示
す縦断面図。
【図6】本発明のブラシレスDCモータの一実施例を示
す分解斜視図。
【図7】本発明のブラシレスDCモータのステータヨー
クと永久磁石を示す平面図。
【図8】トルクカーブを示す図。
【図9】トルクカーブを示す図。
【符号の説明】
1、40 ブラシレスDCモータ 2 回転子 3 回転子ヨーク 4 バックヨーク 5 永久磁石 6 シャフト 7 FGマグネット 10 ステータ 12 コイル部 14 ボビン 15 巻線 17 スリーブ 18 軸受 19 回路基板 20 モータ基板 21 ホール素子 22 熱硬化性樹脂 23 モータ基板段部 24 スペーサー 25 空気層 26 FGパターン 30 自己融着巻線 31 導体 32 絶縁層 33 融着塗料

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円周方向に交互にN極とS極を等ピッチ
    に多極着磁した円筒状もしくはセグメント状の永久磁石
    回転子と、 1対のステータヨークを対面させて構成されるものであ
    って、各ステータヨークは軟磁性金属板を折り曲げて、
    前記永久磁石回転子の極数の半数の極歯を形成するとと
    もに、これらの極歯を組み合わせてなる固定子と、 ステータヨークに挟み込まれ、前記固定子を励磁するた
    めの円管状のコイルと、を具備したブラシレスDCモー
    タにおいて、 コイル電流の切り換えに起因する振動及び騒音の防止手
    段を設けたことを特徴とするブラシレスDCモータ。
  2. 【請求項2】 前記振動及び騒音の防止手段が、コイル
    の導体間固着処理を施したことを特徴とする請求項1記
    載のブラシレスDCモータ。
  3. 【請求項3】 前記振動及び騒音の防止手段が、1対の
    ステータヨークとコイルとの一体固着処理を施したこと
    を特徴とする請求項1記載のブラシレスDCモータ。
  4. 【請求項4】 前記振動及び騒音の防止手段が、前記コ
    イルの導体間固着処理と1対のステータヨークとコイル
    との一体固着処理の両方を施したことを特徴とする請求
    項1記載のブラシレスDCモータ。
  5. 【請求項5】 前記コイルの導体間固着処理が、含浸固
    着処理であることを特徴とする請求項2記載のブラシレ
    スDCモータ。
  6. 【請求項6】 前記コイルの導体間固着処理が、導体の
    自己融着処理であることを特徴とする請求項2記載のブ
    ラシレスDCモータ。
  7. 【請求項7】 前記1対のステータヨークとコイルとの
    一体固着処理が、熱硬化性樹脂による固着処理であるこ
    とを特徴とする請求項3記載のブラシレスDCモータ。
  8. 【請求項8】 前記コイルの導体間固着処理が含浸固着
    処理であり、且つ、前記1対のステータヨークとコイル
    との一体固着処理が熱硬化性樹脂による固着処理である
    ことを特徴とする請求項4記載のブラシレスDCモー
    タ。
  9. 【請求項9】 前記コイルの導体間固着処理が導体の自
    己融着処理であり、且つ、前記1対のステータヨークと
    コイルとの一体固着処理が熱硬化性樹脂による固着処理
    であることを特徴とする請求項4記載のブラシレスDC
    モータ。
  10. 【請求項10】 円周方向に交互にN極とS極を等ピッ
    チに多極着磁した円筒状もしくはセグメント状の永久磁
    石回転子と、 前記永久磁石回転子と一体的に回転するFGマグネット
    と、 1対のステータヨークを対面させて構成されるものであ
    って、各ステータヨークは軟磁性金属板を折り曲げて、
    前記永久磁石回転子の極数の半数の極歯を形成するとと
    もに、これらの極歯を組み合わせてなる固定子と、 ステータヨークに挟み込まれ、前記固定子を励磁するた
    めの円管状のコイルと、 FG用パターンが形成されたプリント基板と、 前記プリント基板とコイルとステータヨークが固着さ
    れ、前記永久磁石回転子が回転自在に支持されるモータ
    基板と、を具備したブラシレスDCモータにおいて、 永久磁石回転子及びFG用マグネットが回転することに
    より、前記モータ基板に発生する渦電流損を低減する手
    段を設けたことを特徴とするブラシレスDCモータ。
  11. 【請求項11】 前記渦電流を低減する手段が、前記モ
    ータ基板と前記プリント基板との間に電気的絶縁層を設
    けたことを特徴とする請求項10記載のブラシレスDC
    モータ。
  12. 【請求項12】 前記電気的絶縁層が空気層であること
    を特徴とする請求項11記載のブラシレスDCモータ。
  13. 【請求項13】 円周方向に交互にN極とS極を等ピッ
    チに多極着磁した円筒状もしくはセグメント状の永久磁
    石回転子と、 1対のステータヨークを対面させて構成されるものであ
    って、各ステータヨークは軟磁性金属板を折り曲げて、
    前記永久磁石回転子の極数の半数の極歯を形成するとと
    もに、これらの極歯を組み合わせてなる固定子と、 ステータヨークに挟み込まれ、前記固定子を励磁するた
    めの円管状のコイルと、を具備し、前記2個のステータ
    ヨークX、Yのそれぞれ極歯Xx、Yy、・・・のうち
    隣接する極歯Xx、Yy二つで一組の極歯組を設定する
    とともに、前記極歯Xxの極歯幅aと前記極歯Yyの極
    歯幅bとを不等幅となし、且つ、各極歯幅Xx、Yy、
    ・・・の中間点を順次結ぶ極歯ピッチc、d、c、d、
    ・・・の極歯ピッチcと極歯ピッチdとを不等ピッチと
    なし、更に、前記各々の極歯組の極歯Xx、Yyのうち
    前記永久磁石回転子の回転方向に存する側の極歯Xxの
    極歯幅aを、他方の極歯Yyの極歯幅bよりも大きく形
    成するとともに、前記一方の極歯Xxから前記他方の極
    歯Yyへの極歯ピッチcを、前記他方の極歯Yyから前
    記一方の極歯Xxへの極歯ピッチdよりも小さく形成し
    たブラシレスDCモータにおいて、 無励磁状態における回転子の静止位置からコイル電流切
    り換え点までにおける発生トルクが正の値で、且つ、回
    転子の静止位置からコイル電流切り換え点までに正の発
    生トルクがする仕事が、コイル電流切り換え以降に発生
    する負の発生トルクがする仕事より大きいことを特徴と
    するブラシレスDCモータの回転駆動方法。
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