JPH08191514A - 発電機盤 - Google Patents

発電機盤

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JPH08191514A
JPH08191514A JP7000501A JP50195A JPH08191514A JP H08191514 A JPH08191514 A JP H08191514A JP 7000501 A JP7000501 A JP 7000501A JP 50195 A JP50195 A JP 50195A JP H08191514 A JPH08191514 A JP H08191514A
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JP
Japan
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generator
field
avr
voltage
breaker
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7000501A
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English (en)
Inventor
Kazutaka Umehara
一高 梅原
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 引出型のPTを発電機運転中に誤って引き出
しても、発電機の界磁系統を過熱から防止する。 【構成】 発電機AGの主回路Lの電圧は、引出型のP
Tを介してAVRで検出される。AVRは発電機電圧が
設定値となるように界磁コイルCに流す界磁電流を制御
する。界磁遮断器41はAVR用電源150とAVRの
間に介装されている。PTが設定位置にセットされてい
るときには、リレー回路200により界磁遮断器41が
投入されてAVRが作動し、PTが引き出されて主回路
Lから切り離されると、リレー回路200により界磁遮
断器41が開設され、AVRの動作は停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は引出型の計器用変圧器を
内蔵した発電機盤において、発電機運転中に誤って計器
用変圧器を引き出しても、発電機の界磁系統を過熱から
保護するように工夫したものである。
【0002】
【従来の技術】自家用発電設備の電気系統の一例を、図
4の単線接続図を基に説明する。同図に示すようにエン
ジンENGの回転により発電機AG及び励磁機ACEX
が回転し、発電機AGは主回路Lを通して電力を出力す
る。発電機盤100は、キュービクル内に、自動電圧調
整器AVR,マルチ計測ユニットU,遮断器52,計器
用変圧器PT,変流器CT及び零相変流器ZCT等をコ
ンパクトに収納した構造となっている。
【0003】自動電圧調整器AVRは、計器用変圧器P
Tを介して発電機AGの出力電圧(主回路の電圧)を監
視しており、発電機電圧が設定値となるように界磁コイ
ルCに流す界磁電流を制御している。マルチ計測ユニッ
トUは、各種の保護リレーや計測器を有しており、計器
用変圧器PT,変流器CT及び零相変流器ZCTの検出
データを受信して発電状態(電流、電圧、電力、無効電
力等)の計測・監視をしており、異常のときには遮断器
52を開路させる。
【0004】主回路(発電機電力を出力するライン)L
に接続された計器用変圧器PTのタイプは、引出型とな
っている。つまり図5に示すように、発電機盤100の
筐体101内には、車輪を有する引出装置102が備え
られており、この引出装置102上に計器用変圧器PT
を搭載している。引出装置102を筐体101内に入れ
設定位置に位置決めすると、計器変圧器PTはコネクタ
103を介して主回路に接続される。一方、扉104を
開いて引出装置102を外側(矢印A方向)に引き出す
とコネクタ103が開路し計器用変圧器PTは主回路L
から切り離される。なお図5においては、他の機器は図
示省略している。
【0005】上述した引出型の計器用変圧器PTを備え
た発電機100において、発電機運転中に誤って引出装
置102を引き出して計器用変圧器PTを主回路Lから
切り離してしまうと、計器用変圧PTの2次電圧が零と
なり、自動電圧調整器AVRは、発電電圧が零になった
と誤判定してしまい界磁コイルCに流す界磁電流を増大
させてしまう。このため界磁コイルCを含めた界磁系統
が過熱し、界磁コイルCが焼損するおそれがあった。
【0006】このような界磁系統の過熱を防止するため
従来では、図6や図7に示すような工夫をしていた。即
ち図6に示す例では界磁系統ラインに界磁過電流継電器
76Eを取り付けており、この継電器76Eが過電流を
検出したら自動電圧調整器AVRによる励磁制御をやめ
て発電機運転を停止している。また図7に示す例では、
引出型の計器用変圧器PTの他に、固定設置型の計器用
変圧器PT−aを備え、自動電圧調整器AVRには固定
設置型の計器用変圧器PT−aを接続し、引出型の計器
用変圧器PTにはマルチ計測ユニットUのみを接続す
る。計器用変圧器PTは引き出されることはあっても計
器用変圧器PT−aは引き出されることはなく、したが
って引出装置102を引き出しても、自動電圧調整器A
VRはひきつづき発電機電圧を正確に検出ができ、界磁
系統に流す界磁電流は適正な値となり、界磁系統が過熱
することはない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで図6に示す従
来技術では、界磁過電流継電器76Eを取り付けるため
コストアップになっていた。また図7に示す従来技術で
は、固定設置式の計器用変圧器PT−aを取り付けるた
め、コストアップになると共に、発電機盤が大型化して
いた。
【0008】本発明は、上記従来技術に鑑み、コストア
ップや機盤の大型化を招来することなく、界磁系統を保
護することができる発電機盤を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の構成は、自動電圧調整器用電源から電源電圧が供給
されており、発電機の発電機電圧があらかじめ設定した
電圧値となるように発電機の界磁系統に流す界磁電流を
調整する自動電圧調整器と、引出装置に搭載されてお
り、引出装置があらかじめ設定した位置に位置決めされ
ると、発電機電力が出力される主回路に接続されて変圧
した発電機電圧を前記自動電圧調整器に送り、前記引出
装置が引き出されると前記主回路から切り離される引出
型の計器用変圧器とを、筐体内に備えた発電機盤におい
て、前記自動電圧調整用電源と前記自動電圧調整器とを
接続するラインに介装された界磁遮断器と、前記引出装
置があらかじめ設定した位置に位置決めされると作動す
る第1のリミットスイッチと、前記引出装置が引き出さ
れると作動する第2のリミットスイッチと、第1のリミ
ットスイッチが作動すると前記界磁遮断器を投入し、第
2のリミットスイッチが作動すると前記界磁遮断器を開
放するリレー回路とを有する界磁保護リレー回路を備え
たことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明では、引出型の計器用変圧器を搭載した
引出装置が設定位置に位置決めされると界磁遮断器が投
入され、電源電圧が自動電圧調整器に供給され自動電圧
調整器が作動し、一方、引出装置が引き出されると界磁
遮断器が開放され、自動電圧調整器への電源電圧の供給
が止まり、自動電圧調整器の動作が停止する。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。なお従来技術と同一部分には同一符号を付し
重複する説明は省略する。
【0012】図1に示すように、本実施例では、自動電
圧調整器AVRには、AVR用電源150の電源電圧が
界磁遮断器41を介して入力されている。この自動電圧
調整器AVRは、引出型の計器用変圧器PTを介して主
回路Lの発電機電圧を検出しており、発電機電圧が設定
値となるように界磁コイルCに流す界磁電流を制御して
いる。
【0013】また発電機盤100内には界磁保護リレー
回路200が備えられている。この界磁保護リレー回路
200は、図2に示すように、投入スイッチSW1,S
W2、リミットスイッチLS1,LS2、コイルC−4
1,T−41、遮断器用接点52−bを有している。
【0014】リミットスイッチLS1,LS2は図3に
示すように引出装置102により投入(ON)・開放
(OFF)される位置に設置されている。つまり、引出
装置102が設定位置に位置決めされて計器用変圧器P
Tが主回路Lに接続されたときには、リミットスイッチ
LS1がONになりリミットスイッチLS2がOFFに
なる。引出装置102が引き出され計器用変圧器PTが
主回路Lから切り離されると、リミットスイッチLS1
はOFFになりリミットスイッチLS2がONになる。
また投入スイッチSW1,SW2は、エンジンENGの
回転速度が設定速度以上になると自動投入され、エンジ
ン回転速度が設定速度未満になると自動開放される。な
お、扉104を閉じたときに投入スイッチSW1,SW
2を投入し、扉104を開いたときに投入スイッチSW
1,SW2を開放するように構成することもある。
【0015】一方、コイルC−41が励磁されると、界
磁遮断器41が投入され、コイルT−41が励磁される
と界磁遮断器41が開放される。また遮断器用接点52
−bは、遮断器52がトリップしたときに開放され他の
ときには投入状態になっている。
【0016】次に本実施例の動作を説明する。なお本動
作中は、投入スイッチSW1,SW2及び遮断器用接点
52−bは投入状態を維持しているものとする。
【0017】引出装置102が設定値に位置決めされて
計器用変圧器PTが主回路Lに接続されているときに
は、リミットスイッチLS1がONになりコイルC−4
1が励磁され界磁遮断器41が投入される。このため界
磁遮断器41を介してAVR用電源150から自動電圧
調整電器AVRに電源電圧が供給され、自動電圧調整器
AVRが作動して発電機電圧の制御が行なわれる。
【0018】発電機運転中に引出装置102を引き出し
て計器用変圧器PTが主回路Lから切り離されたときに
は、リミットスイッチLS2がONになりコイルT−4
1が励磁され界磁遮断器41は開放される。このため自
動電圧調整器AVRによる界磁制御は停止し、界磁系統
は過熱することはない。
【0019】
【発明の効果】以上実施例と共に具体的に説明したよう
に本発明によれば、発電機運転中に誤って引出装置を引
き出して計器用変圧器が主回路から切り離されたときに
は、自動電圧調整器への電源電圧の供給を停止し、自動
電圧調整器による界磁電流制御をやめるので、界磁コイ
ルを含む界磁系統が過熱するのを防止することができ
る。
【0020】また本発明では、従来用いていた大型で高
価な界磁過電流継電器や固定設置型の計器用変圧器を用
いることなく、簡単なリレー回路を付加するだけであ
り、構成は簡単であり、従来技術に比べコスト削減がで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す単線接続図。
【図2】実施例で用いる界磁保護リレー回路を示す回路
図。
【図3】実施例の発電機盤の要部を示す断面図。
【図4】従来技術を示す単線接続図。
【図5】従来技術を示す単線接続図。
【図6】従来技術を示す単線接続図。
【図7】従来技術を示す単線接続図。
【符号の説明】
41 界磁遮断器 52 遮断器 52−b 遮断器用接点 76E 界磁過電流継電器 100 発電機盤 101 筐体 102 引出装置 103 コネクタ 104 扉 150 AVR用電源 ENG エンジン AG 発電機 ACEX 励磁機 U マルチ計測ユニット PT,PT−a 計器用変圧器 CT 変流器 ZCT 零相変流器 AVR 自動電圧調整器 C 界磁コイル L 主回路 SW1,SW2 投入スイッチ LS1,LS2 リミットスイッチ C−41,T−41 コイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動電圧調整器用電源から電源電圧が供
    給されており、発電機の発電機電圧があらかじめ設定し
    た電圧値となるように発電機の界磁系統に流す界磁電流
    を調整する自動電圧調整器と、 引出装置に搭載されており、引出装置があらかじめ設定
    した位置に位置決めされると、発電機電力が出力される
    主回路に接続されて変圧した発電機電圧を前記自動電圧
    調整器に送り、前記引出装置が引き出されると前記主回
    路から切り離される引出型の計器用変圧器とを、筐体内
    に備えた発電機盤において、 前記自動電圧調整用電源と前記自動電圧調整器とを接続
    するラインに介装された界磁遮断器と、 前記引出装置があらかじめ設定した位置に位置決めされ
    ると作動する第1のリミットスイッチと、前記引出装置
    が引き出されると作動する第2のリミットスイッチと、
    第1のリミットスイッチが作動すると前記界磁遮断器を
    投入し、第2のリミットスイッチが作動すると前記界磁
    遮断器を開放するリレー回路とを有する界磁保護リレー
    回路を備えたことを特徴とする発電機盤。
JP7000501A 1995-01-06 1995-01-06 発電機盤 Withdrawn JPH08191514A (ja)

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JP7000501A JPH08191514A (ja) 1995-01-06 1995-01-06 発電機盤

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JPH08191514A true JPH08191514A (ja) 1996-07-23

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JP7000501A Withdrawn JPH08191514A (ja) 1995-01-06 1995-01-06 発電機盤

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008113516A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Mitsubishi Electric Corp 主回路開閉装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008113516A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Mitsubishi Electric Corp 主回路開閉装置

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Effective date: 20020402