JPH08191363A - デジタル複写機 - Google Patents

デジタル複写機

Info

Publication number
JPH08191363A
JPH08191363A JP7002317A JP231795A JPH08191363A JP H08191363 A JPH08191363 A JP H08191363A JP 7002317 A JP7002317 A JP 7002317A JP 231795 A JP231795 A JP 231795A JP H08191363 A JPH08191363 A JP H08191363A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
numerical
image
number table
mathematical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7002317A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tomita
寛 冨田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP7002317A priority Critical patent/JPH08191363A/ja
Publication of JPH08191363A publication Critical patent/JPH08191363A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 煩雑な操作を要することなくデジタル複写機
で表計算を実行できるようにする。 【構成】 予め記憶された数表の枠組を印刷用紙32に
印刷し、この枠組に数値などをユーザに手書きさせる。
この数表を読み取って数値などを認識し、認識された数
値などに基づいて表計算を実行し、計算結果を数表に設
定して印刷用紙32に印刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿から画像データを
読み取って印刷用紙に印刷するデジタル複写機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】デジタル複写機は、原稿から画像データ
を読み取るイメージスキャナと、読み取られた画像デー
タに各種のデータ処理を実行するデータ処理装置と、デ
ータ処理された画像データを印刷用紙に印刷するプリン
タ装置とを有している。このため、原稿からイメージス
キャナにより画像データを読み取り、読み取られた画像
データにデータ処理装置により各種のデータ処理を実行
し、データ処理された画像データをプリンタ装置により
印刷用紙に印刷する。
【0003】また、現在では画像データを複写するだけ
でなく、読み取った画像データの内容を認識し、これに
対応して画像データを生成するデジタル複写機もある。
より具体的には、予め指定された数表に数値を手書きし
て読み取らせると、数表に記入された手書きの数値を認
識し、この数値と数表とに対応してグラフを印刷するも
のがある。さらに、フローチャートやテーブルを手書き
して読み取らせると、その線分を識別し、直線でトレー
スされたフローチャートやテーブルを印刷するものもあ
る。
【0004】また、パーソナルコンピュータにおいて
は、項目が複数の計算を高効率に実行する手段として、
表計算のソフトウェアが普及している。この場合、表計
算の数表がパーソナルコンピュータのディスプレイに表
示されるので、キーボードの手動操作により数表の空欄
に数値を指定すると、計算結果もディスプレイに表示さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のような多機能な
デジタル複写機は、手書きの原稿を読み取らせるだけ
で、数表に基づいたグラフや美麗なフローチャートなど
を得ることができるので、煩雑な手動操作を要すること
がない。しかし、このようなデジタル複写機でも、表計
算まで実行する機種はない。
【0006】一方、上述のようなパーソナルコンピュー
タでは、表計算は実行できる。しかし、この表計算を実
行するためには、表計算のソフトウェアをインストゥー
ルし、キーボードの手動操作でコマンドなどを入力する
必要がある。このため、その操作が煩雑であり、表計算
の実行にパーソナルコンピュータの基礎知識が必要であ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
原稿から画像読取手段により画像データを読み取り、読
み取られた画像データにデータ処理手段により各種のデ
ータ処理を実行し、データ処理された画像データを画像
印刷手段により印刷用紙に印刷するデジタル複写機にお
いて、数表の枠組を予め記憶した数表記憶手段を設け、
数表の枠組を画像データとして前記画像印刷手段により
印刷用紙に印刷させる数表出力手段を設け、前記画像読
取手段により読み取られた数表の画像データの数値を認
識する数値認識手段を設け、認識された数値に基づいて
表計算を実行する数表計算手段を設け、計算結果を数表
に設定して前記画像印刷手段により印刷用紙に印刷させ
る結果出力手段を設けた。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、数式の記入欄を予め記憶した空欄記憶手段
を設け、数表出力手段が画像印刷手段により印刷用紙に
印刷させる数表の枠組に予め記憶された数式の記入欄を
付加する空欄付加手段を設け、数値認識手段が数表の画
像データから数値と数式とを認識すると数表計算手段の
表計算を認識された数値と数式とに基づいて実行させる
計算制御手段を設けた。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、表計算に使用する複数の数式を予め記憶し
た数式記憶手段を設け、数表出力手段が画像印刷手段に
より印刷用紙に印刷させる数表の枠組に数式を付加する
数式付加手段を設けた。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、数式記憶手段が予め記憶した複数の数式を
表示する画像表示手段を設け、表示された数式から数式
付加手段が数表の枠組に付加する数式を手動操作に従っ
て指定する計算指定手段を設けた。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明において、数値認識手段が数値を認識できない記入欄
を空白として数表を画像印刷手段により印刷用紙に印刷
させるエラー出力手段を設けた。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項1記載の発
明において、数値認識手段が数値を認識できない記入欄
をマーキングして数表を画像印刷手段により印刷用紙に
印刷させるエラー出力手段を設けた。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項1記載の発
明において、数値認識手段が認識できない数値を画像読
取手段で読み取られない濃度の中間調の画像データに変
換する画像生成手段を設け、変換された中間調の画像デ
ータを数表に設定して画像印刷手段により印刷用紙に印
刷させるエラー出力手段を設けた。
【0014】請求項8記載の発明は、請求項1記載の発
明において、結果出力手段が画像印刷手段により印刷用
紙に印刷させる計算結果の各々に数式の識別子を個々に
付加する識別付加手段を設けた。
【0015】請求項9記載の発明は、請求項1記載の発
明において、数表出力手段が画像印刷手段により印刷用
紙に印刷させる数表の枠組の画像データに用紙方向の識
別データと数表形式の説明データとを付加するデータ付
加手段を設けた。
【0016】請求項10記載の発明は、請求項1記載の
発明において、数表出力手段が画像印刷手段により印刷
用紙に印刷させる数表の枠組の画像データに用紙サイズ
の識別データと印刷倍率の報知データとを付加するデー
タ付加手段を設けた。
【0017】
【作用】請求項1記載の発明は、数表の枠組を画像デー
タとして数表出力手段が画像印刷手段により印刷用紙に
印刷させるので、ユーザは印刷された数表の記入欄に数
値を記入し、この数表を画像読取手段に読み取らせる。
画像読取手段により読み取られた数表の画像データの数
値を数値認識手段が認識し、認識された数値に基づいて
数表計算手段が表計算を実行する。結果出力手段が計算
結果を数表に設定して画像印刷手段により印刷用紙に印
刷させるので、数値と計算結果とが記入されて清書され
た数表が発行される。
【0018】請求項2記載の発明は、数表出力手段が画
像印刷手段により印刷用紙に印刷させる数表の枠組に、
空欄付加手段が数式の記入欄を付加するので、ユーザは
印刷された数表の記入欄に数値を記入すると共に数式の
記入欄に数式を記入し、この数表を画像読取手段に読み
取らせる。数値認識手段が数表の画像データから数値と
数式とを認識すると、計算制御手段が数表計算手段の表
計算を認識された数値と数式とに基づいて実行させるの
で、ユーザが記入した数式により表計算が実行される。
【0019】請求項3記載の発明は、数表出力手段が画
像印刷手段により印刷用紙に印刷させる数表の枠組に数
式付加手段が数式を付加するので、表計算に使用する数
式が印刷用紙に印刷される。
【0020】請求項4記載の発明は、数式記憶手段が予
め記憶した複数の数式を画像表示手段が表示するので、
ユーザが表示された数式から数式付加手段が数表の枠組
に付加する数式を計算指定手段の手動操作に従って指定
すると、ユーザが所望する数式のみ印刷用紙に印刷され
る。
【0021】請求項5記載の発明は、数値認識手段が数
値を認識できない記入欄をエラー出力手段が空白として
画像印刷手段により数表を印刷用紙に印刷させるので、
印刷された数表により認識されなかった数値がユーザに
報知され、空欄に数値を記入して数表を完成させること
もできる。
【0022】請求項6記載の発明は、数値認識手段が数
値を認識できない記入欄をエラー出力手段がマーキング
して画像印刷手段により数表を印刷用紙に印刷させるの
で、印刷された数表により認識されなかった数値がユー
ザに報知される。
【0023】請求項7記載の発明は、数値認識手段が認
識できない数値を画像読取手段で読み取られない濃度の
中間調の画像データに画像生成手段が変換し、エラー出
力手段が変換された中間調の画像データを数表に設定し
て画像印刷手段により印刷用紙に印刷させるので、印刷
された数表により認識されなかった数値がユーザに報知
され、中間調の画像上に数値を記入して数表を完成させ
ることもできる。
【0024】請求項8記載の発明は、結果出力手段が画
像印刷手段により印刷用紙に印刷させる計算結果の各々
に、識別付加手段が数式の識別子を個々に付加するの
で、計算結果の各々に対して利用された数式がユーザに
報知される。
【0025】請求項9記載の発明は、数表出力手段が画
像印刷手段により印刷用紙に印刷させる数表の枠組の画
像データに、データ付加手段が用紙方向の識別データと
数表形式の説明データとを付加するので、用紙方向と数
表構造とがユーザに報知される。
【0026】請求項10記載の発明は、数表出力手段が
画像印刷手段により印刷用紙に印刷させる数表の枠組の
画像データに、データ付加手段が用紙サイズの識別デー
タと印刷倍率の報知データとを付加するので、用紙サイ
ズと印刷倍率とがユーザに報知される。
【0027】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて以下に説
明する。まず、本実施例のデジタル複写機1は、図1に
示すように、装置本体2に画像読取手段であるスキャナ
部3と画像印刷手段であるプリンタ部4とが設けられて
おり、前記スキャナ部3にADF(Automatic Document
Feeder)ユニット5が連結され、前記プリンタ部4に給
紙ユニット6が連結されている。
【0028】前記スキャナ部3は、原稿が載置されるコ
ンタクトガラス7を有しており、このコンタクトガラス
7と対向する位置に、光路を直角に偏向する第一走行体
8が移動自在に支持されている。この第一走行体8と対
向する位置には、光路を反転させる第二走行体9が移動
自在に支持されており、この第二走行体9と対向する位
置には、画像データを光電変換するCCD(Charge Coup
led Device)センサ10が配置されている。このCCD
センサ10は、黒色と赤色とを検出することができるの
で、前記スキャナ部3は、黒色と赤色との二色で画像デ
ータを読み取ることができる。
【0029】前記プリンタ部4は、回転自在に軸支され
た感光ドラム11を有しており、この感光ドラム11の
外周面上に、トナークリーナ12、帯電器13、レーザ
スキャナ14、二個の現像器15,16、転写器17が
順次対向配置されている。複数の給紙カセット18から
一つの排紙トレー19まで印刷用紙32を順次搬送する
用紙搬送機構20が設けられており、その用紙搬送路2
1は前記感光ドラム11と前記転写器17との間隙と定
着器22の内部とに連通している。前記現像器15には
黒色のトナーが収納されており、前記現像器16には赤
色のトナーが収納されているので、前記プリンタ部4
は、印刷用紙32に黒色と赤色との二色で画像データを
印刷することができる。
【0030】前記給紙ユニット6も複数の給紙カセット
18を有しており、この給紙カセット18から前記プリ
ンタ部4の用紙搬送機構20まで印刷用紙32を順次搬
送する用紙搬送機構23が設けられている。前記ADF
ユニット5は、原稿を順次搬送するエンドレスベルト2
4を有しており、前記スキャナ部3の前記コンタクトガ
ラス7上に位置している。
【0031】さらに、前記装置本体2の上面には、操作
パネル25が設けられている。この操作パネル25は、
図3に示すように、各種データを表示する機能と各種デ
ータが入力操作される機能とを有したタッチパネルから
なる。
【0032】そして、本実施例のデジタル複写機1は、
図2に示すように、各種のデータ処理を実行するデータ
処理手段であるCPU(Central Processing Unit)26
を有しており、このCPU26に各種データを伝送する
バス27が接続されている。このバス27には、各種デ
ータを可変自在に一時記憶するRAM(Random AccessMe
mory)28、各種データを固定的に予め記憶したROM
(Read Only Memory)29、各種データをFD(Floppy Di
sk)に可変自在に格納するFDD(FD Drive)30、前記
スキャナ部3、前記プリンタ部4、前記操作パネル2
5、各種データを入出力するI/F(Interface)31が
接続されており、このI/F31に前記ADFユニット
5と前記給紙ユニット6とが接続されている。前記RA
M28は、数表記憶手段として予め数表の枠組を記憶
し、空欄記憶手段として数式の記入欄を予め記憶し、数
式記憶手段として表計算に使用する複数の数式を予め記
憶している。
【0033】そして、前記CPU26は、前記操作パネ
ル25の入力データや前記RAM28と前記ROM29
との記憶データなどに基づいて各種のデータ処理を実行
し、前記スキャナ部3や前記プリンタ部4や前記ADF
ユニット5や前記給紙ユニット6や前記操作パネル25
の各種動作を制御する。このため、本実施例のデジタル
複写機1には、数表出力手段、数値認識手段、数表計算
手段、結果出力手段、空欄付加手段、計算制御手段、数
式付加手段、画像表示手段、計算指定手段、エラー出力
手段、画像生成手段、識別付加手段、データ付加手段、
数表指定手段、用紙選択手段、倍率設定手段、数値清書
手段、方向選択手段、データ格納手段、出力制御手段、
モード設定手段、等の各種手段を有している。
【0034】前記数表出力手段は、図4に示すように、
前記RAM28に予め記憶された数表の枠組33を画像
データとして、前記プリンタ部4により印刷用紙32に
印刷させるので、図5に示すように、この印刷用紙32
の枠組33の記入欄34にユーザが数値を記入して前記
スキャナ部3に読み取らせると、前記数値認識手段は、
OCR(Optical Character Reader)として読み取られた
数表の画像データの数値を認識する。前記数表計算手段
は、認識された数値に基づいて表計算を実行し、前記結
果出力手段は、図6に示すように、計算結果を数表に設
定して前記プリンタ部4により印刷用紙32に印刷させ
る。
【0035】また、空欄付加手段は、図4に示すよう
に、前記数表出力手段が前記プリンタ部4により印刷用
紙32に印刷させる数表の枠組33に、前記RAM28
に予め記憶された数式の記入欄35と数式の識別子であ
る演算記号36とを付加するので、前記計算制御手段
は、前記数値認識手段が数表の画像データから数値と数
式と演算記号36とを認識すると、前記数表計算手段の
表計算を認識された数値と演算記号36により指定され
た数式とに基づいて実行させる。
【0036】前記数式付加手段は、図12に示すよう
に、前記数表出力手段が前記プリンタ部4により印刷用
紙32に印刷させる数表の枠組33に、前記RAM28
に予め記憶された複数の数式を付加する。前記画像表示
手段は、図3に示すように、前記RAM28に予め記憶
された複数の数式を前記操作パネル25に表示し、前記
計算指定手段は、表示された複数の数式から前記数式付
加手段が数表の枠組33に付加する数式を前記操作パネ
ル25の手動操作に従って指定する。
【0037】前記エラー出力手段は、前記プリンタ部4
が印刷用紙32に数表を印刷する場合に、図14に示す
ように、前記数値認識手段が数値を認識できない記入欄
35を空白としたり、図15に示すように、前記数値認
識手段が数値を認識できない記入欄35をマーキングし
たりする。また、前記画像生成手段は、前記数値認識手
段が認識できない数値を前記スキャナ部3で読み取られ
ない濃度の中間調の画像データに変換するので、前記エ
ラー出力手段は、図16に示すように、前記プリンタ部
4が印刷用紙32に印刷する数表に中間調の画像データ
を設定する。
【0038】前記識別付加手段は、前記結果出力手段が
前記プリンタ部4により印刷用紙32に印刷させる計算
結果の各々に数式の識別子である演算記号36を個々に
付加する。前記データ付加手段は、前記数表出力手段が
前記プリンタ部4により印刷用紙32に印刷させる数表
の枠組33の画像データに、図4に示すように、用紙方
向の識別データであるコーナマーク37、数表形式の説
明データ38、用紙サイズの識別データ39、印刷倍率
の報知データ40、を付加する。
【0039】演算記号36は、数式に個々に設定された
“A〜C”の一つにより、計算に使用された数式を示
す。コーナマーク37は、印刷用紙32の左上の角部に
正方形の黒色の画像として印刷され、印刷用紙32の方
向を示す。説明データ38は、数表の記入欄34の横方
向と縦方向との個数を“5×6”のように表現し、数表
の枠組33の形式を示す。識別データ39は、“A4”
のように印刷用紙32のサイズを示し、報知データ40
は、“100”のように印刷倍率を百分率で示す。
【0040】前記数表指定手段は、前記RAM28が記
憶する数表の枠組33の形式を、前記操作パネル25の
手動操作に従って“5×6”のように指定する。前記用
紙選択手段は、前記プリンタ部4が印刷に使用する印刷
用紙32を、数表の枠組33のサイズに従って選択す
る。前記倍率設定手段は、前記プリンタ部4の印刷倍率
を、予め指定された用紙サイズと数表の枠組33のサイ
ズとに従って設定する。前記方向選択手段は、前記プリ
ンタ部4が印刷に使用する印刷用紙32の方向を、数表
の枠組33のサイズや形式に従って選択する。前記数値
清書手段は、前記結果出力手段が前記プリンタ部4によ
り印刷用紙32に印刷させる場合に、前記数値認識手段
により認識された数表の数値を活字に置換する。前記デ
ータ格納手段は、前記スキャナ部3により読み取られた
数表の画像データを前記FDD30によりFDに格納す
る。前記出力制御手段は、前記結果出力手段が数表に計
算結果を設定して前記プリンタ部4により印刷用紙32
に印刷させる場合に、図17に示すように、この印刷用
紙32に数表のみを印刷させる。
【0041】前記モード設定手段は、前記操作パネル2
5の手動操作などに従って各種の動作モードを設定する
ので、上述した各種手段のうち同時には機能しないもの
は、設定された動作モードに従って選択的に機能する。
【0042】このような構成において、本実施例のデジ
タル複写機1は、複写モードが設定された通常状態で
は、スキャナ部3が原稿から画像データを読み取ると、
この読み取られた画像データにCPU26が各種のデー
タ処理を実行し、このデータ処理された画像データをプ
リンタ部4が印刷用紙32に印刷する。
【0043】さらに、本実施例のデジタル複写機1は、
操作パネル25の手動操作により表計算モードが設定さ
れると、図7に示すように、予め設定されている三つの
タスクが選択的に実行される。この場合、第一のタスク
は、数表の枠組33の出力であり、第二のタスクは、数
表の読み取りと結果の出力であり、第三のタスクは、修
正した結果の出力であり、通常は第一のタスクと第二の
タスクと第三のタスクとが順番に実行される。
【0044】まず、表計算モードの開始が設定される
と、図8に示すように、第一のタスクが起動される。操
作パネル25にガイダンスが表示されて数表の枠組33
の形式を設定する状態となるので、ユーザは操作パネル
25を手動操作し、数表の枠組33の形式を記入欄34
の横方向と縦方向との個数“Ny,Nt”により指定す
る。すると、この指定された個数“Ny,Nt”に基づ
いて最適な用紙サイズ“PS”が選択され、詳細には後
述するように、所望により印刷する数式の選択が実行さ
れる。
【0045】上述のようにして操作パネル25の手動操
作により数表の枠組33の形式が指定されると、これが
プリンタ部4で印刷される画像データとしてRAM28
に格納される。
【0046】つぎに、動作モードとして印刷用紙32の
自動選択の設定の有無が判断され、これが設定されてい
ないならば、その時点で選択されている用紙サイズ“P
S”の給紙カセット18が給紙用に設定され、その印刷
用紙32に対応して適正な印刷倍率が算定される。自動
選択が設定されているならば、数表の枠組33の形式に
基づいて選択された用紙サイズ“PS”の印刷用紙32
が給紙カセット18に有るか無いかが判断され、これが
有る場合は検出された給紙カセット18が給紙用に設定
される。無い場合は最も近い給紙カセット18が給紙用
に設定され、その印刷用紙32に対応して適正な印刷倍
率が算定される。
【0047】上述のようにして印刷用紙32と印刷倍率
とが設定されると、図4に示すように、RAM28に設
定された数表の枠組33と、RAM28に予め設定され
ている数式の記入欄35と、コーナマーク37と、数表
形式の説明データ38と、用紙サイズの識別データ39
と、印刷倍率の報知データ40とが、プリンタ部4によ
り印刷用紙32に印刷される。この場合、印刷用紙32
に印刷された数表の枠組33の記入欄34と数式の記入
欄35とは空白なので、図5に示すように、ユーザは記
入欄35に所望する数式を記入すると共に、記入欄34
に所望する項目名称や数値や演算記号36を記入し、表
計算の数表を完成させる。
【0048】図示するように、数表の枠組33が“5×
6”ならば、“4×5”の位置の記入欄34に数値が記
入され、横方向の五番目と縦方向の六番目との記入欄3
4に数式の演算記号36が記入される。例えば、横方向
の五番目の記入欄34に演算記号36として“A”が記
入され、この“A”の記入欄35に数式が“SUMY(1〜
4)”として記入されているならば、これは数表の横方向
の一番目から四番目の記入欄34の数値を合計すること
を意味する。同様に、縦方向の六番目の記入欄34に演
算記号36として“B”が記入され、この“B”の記入
欄35に数式が“SUMT(1〜5)”として記入されているな
らば、これは数表の縦方向の一番目から五番目の記入欄
34の数値を合計することを意味する。
【0049】なお、前述のように印刷する数表の枠組3
3を設定する場合に、図9に示すように、所望により印
刷する数式を選択すると、図3に示すように、RAM2
8に予め設定されている多数の数式が操作パネル25に
表示されるので、ユーザは操作パネル25の手動操作に
より印刷する数式を指定することができる。すると、図
12に示すように、印刷用紙32には指定された数式も
印刷されるので、この数式の空欄に必要事項を記入する
ことでも表計算を設定することができる。なお、操作パ
ネル25に表示される数式を操作パネル25の手動操作
により指定する場合は、多数の数式の四つとスクロール
ガイドとエンターキーとが表示されるので、ユーザはス
クロールガイドにより表示される数式をスクロールさ
せ、テンキーとエンターキーとにより所望する数式を指
定する。
【0050】上述のように所望する表計算の数表が完成
すると、図10に示すように、この印刷用紙32をスキ
ャナ部3に読み取らせて表計算を実行させることにな
る。まず、表計算の計算結果の出力形態が初期設定され
ていない場合には、この初期設定を実行する。
【0051】この場合、図11に示すように、フォーマ
ット付きと正式出力とを選択するガイダンスが操作パネ
ル25に表示されるので、ユーザは操作パネル25の手
動操作により所望する出力形態を選択する。フォーマッ
ト付きが選択された場合は、リターンコードとして
“1”が設定されて処理動作が終了される。正式出力が
選択された場合は、“正式出力の場合は再度修正が出来
ませんが、よろしいですか”と云うガイダンスが操作パ
ネル25に表示される。この場合、操作パネル25の手
動操作により“NO”が指定されると、操作パネル25
に出力形態の選択ガイダンスが表示された状態に復帰
し、“YES”が指定されると、リターンコードとして
“2”が設定されて処理動作が終了される。
【0052】上述のようにして出力形態が初期設定され
ると、図10に示すように、操作パネル25には、“コ
ーナマークを原稿基準に合わせてスタートを押して下さ
い”と云うガイダンスが表示されるので、ユーザは印刷
用紙32のコーナマーク37をスキャナ部3の原稿基準
に合わせて操作パネル25のスタートキー(図示せず)
を手動操作する。すると、この手動操作によりスタート
信号を検出したデジタル複写機1は、スキャナ部3によ
り印刷用紙32の画像データを読み取り、これをRAM
28に格納する。この時、画像データからコーナマーク
37が識別され、この位置に基づいて数表の記入欄3
4,35から数値や演算記号36や数式の画像データが
抽出され、これがパターンマッチングなどにより認識さ
れてRAM28に格納される。
【0053】そして、上述のようにして認識された数式
と数値とに基づいて、数表の表計算が実行される。前述
のように“5×6”の数表の横方向の五番目と縦方向の
六番目との記入欄34に演算記号36として“A”と
“B”とが各々記入され、“A”と“B”との記入欄3
5に数式として“SUMY(1〜4)”と“SUMT(1〜5)”とが各
々記入されているならば、数表の“4×5”の位置の記
入欄34記入された数値は横方向と縦方向とに各々合計
される。
【0054】このような計算結果が“5×6”の数表の
横方向の五番目と縦方向の六番目との記入欄34に設定
され、この数表がプリンタ部4により印刷用紙32に印
刷される。この時、リターンコードが判別され、このリ
ターンコードが“1”の場合は出力形態としてフォーマ
ット付きが設定されているので、図6に示すように、印
刷用紙32には、数表だけでなく数式の記入欄35やコ
ーナマーク37なども印刷され、数表の計算結果の記入
欄34には演算記号36も併記される。リターンコード
が“2”の場合は出力形態として正式出力が設定されて
いるので、図17に示すように、印刷用紙32には、数
式の記入欄35やコーナマーク37などは印刷されるこ
となく数表だけが印刷され、この数表の計算結果の記入
欄34には演算記号36が併記されることなく数値だけ
が印刷される。
【0055】つまり、本実施例のデジタル複写機1は、
表計算の数表の枠組33がプリンタ部4により印刷用紙
32に印刷されるので、この印刷用紙32の枠組33に
所望の数値や数式を記入してスキャナ部3により読み取
らせると、この表計算が実行されて計算結果が印刷され
た数表を得ることができるので、煩雑な手動操作を要す
ることなく複雑な表計算を実行することができる。
【0056】なお、本実施例のデジタル複写機1では、
ユーザが所望する表計算に最適な数表の枠組33を操作
パネル25の手動操作により自在に設定できることを例
示したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、例えば、標準的な枠組33を予め設定しておくこと
も可能である。同様に、数表の枠組33と共に数式の記
入欄35を印刷用紙32に印刷し、記入欄35から読み
取った数式に基づいて表計算を実行することを例示した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例
えば、表計算の数式を予め特定しておくことも可能であ
る。さらに、数式の記入欄を複数として演算記号36に
より数式を指定することを例示したが、例えば、数式の
記入欄を一つとして演算記号36を省略することも可能
である。
【0057】また、本実施例のデジタル複写機1は、前
述のように代表的な数式がRAM28に予め設定されて
おり、所望により選択した数式を数表の枠組33と共に
印刷用紙32に印刷することもできる。この場合、数式
の空欄に必要事項を記入すれば表計算を設定できるの
で、記入欄35に数式を記入する必要がなく、ユーザの
作業負担が軽減されると共に、デジタル複写機1の認識
エラーが減少する。
【0058】さらに、最終的に表計算の結果を設定した
数表を印刷する場合、表計算の対象として認識した数値
も活字に置換されるので、高品質な数表を得ることがで
きる。なお、このようにユーザが手書きした数値を認識
できた場合には問題ないが、実際には手書きの数値を認
識できない場合がある。この場合、図14に示すよう
に、数値を認識できない記入欄35を空白として数表を
印刷することができる。このような数表が印刷された場
合には、空白の記入欄35に数値を記入してスキャナ部
3により再度読み取らせると、この読取結果により数値
を認識して表計算が再度実行される。
【0059】なお、このように読取不良の数値を再度記
入して表計算を再度実行させる場合には、前述のように
出力形態をフォーマット付きにしておくことが好まし
い。フォーマット付きの出力形態では、印刷用紙32に
コーナマーク37や演算記号36が印刷されるので、空
白の記入欄35に数値を記入するだけで処理を再度実行
することができる。
【0060】例えば、出力形態が正式出力の場合は、コ
ーナマーク37や演算記号36が印刷されないが、スキ
ャナ部3で読み取らせた印刷用紙32を修正して再度読
み取らせることはできる。このように正式出力した印刷
用紙32は再度の読み取りには適さないが、これは数表
のみが印刷されているので正式な書類に最適である。
【0061】同様に、図15に示すように、数値を認識
できない記入欄35に網掛けによりマーキングして数表
を印刷することもできる。このような数表が印刷された
場合には、認識できない数値がユーザに良好に報知され
るので、ユーザはスキャナ部3に読み取らせた印刷用紙
32の所定の記入欄35の記入を修正し、これをスキャ
ナ部3により再度読み取らせることができる。なお、本
実施例のデジタル複写機1は、黒色だけでなく赤色でも
画像を印刷できるので、上述のようなマーキングを赤色
とすることもできる。
【0062】また、図16に示すように、認識できない
数値をスキャナ部3で読み取られない中間調の画像とし
て数表を印刷することもできる。このような数表が印刷
された場合には、中間調の画像上に数値を記入してスキ
ャナ部3により再度読み取らせると、中間調の画像は読
み取られることなく記入された数値が読み取られる。な
お、本実施例のデジタル複写機1は、黒色だけでなく赤
色でも画像を印刷できるので、上述のような中間調の画
像を赤色により印刷することもできる。
【0063】なお、前述のようにコーナマーク37は数
表の位置や方向を認識するために利用され、コーナマー
ク37が画像データの基準位置から検出されない場合に
は、画像データの回転や移動などによりコーナマーク3
7が基準位置に配置されてから数値が認識される。本実
施例ではコーナマーク37を正方形の黒色の画像として
例示したが、図13に示すように、白抜きの画像や、ハ
ッチングや、直交する枠線や、長方形の画像などでも、
コーナマーク37を形成することができる。
【0064】なお、本実施例のデジタル複写機1は、上
述のようにコーナマーク37に基づいて数表の数値など
を認識する場合、数表形式の説明データ38や用紙サイ
ズの識別データ39や印刷倍率の報知データ40も認識
する。このため、数表形式や用紙サイズや印刷倍率も確
実に認識されるので、良好な再現性で数表が印刷され
る。
【0065】また、スキャナ部3により読み取られた数
表の画像データはFDD30によりFDに格納されるの
で、このFDの記憶データをパーソナルコンピュータに
よる表計算などに利用することもできる。
【0066】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、数表の枠組を予
め記憶した数表記憶手段を設け、数表の枠組を画像デー
タとして画像印刷手段により印刷用紙に印刷させる数表
出力手段を設け、画像読取手段により読み取られた数表
の画像データの数値を認識する数値認識手段を設け、認
識された数値に基づいて表計算を実行する数表計算手段
を設け、計算結果を数表に設定して画像印刷手段により
印刷用紙に印刷させる結果出力手段を設けたことによ
り、印刷された枠組の記入欄に数値を記入して読み取ら
せるだけで、煩雑な操作を要することなく表計算を実行
できる。
【0067】請求項2記載の発明は、数式の記入欄を予
め記憶した空欄記憶手段を設け、数表出力手段が画像印
刷手段により印刷用紙に印刷させる数表の枠組に予め記
憶された数式の記入欄を付加する空欄付加手段を設け、
数値認識手段が数表の画像データから数値と数式とを認
識すると数表計算手段の表計算を認識された数値と数式
とに基づいて実行させる計算制御手段を設けたことによ
り、印刷された記入欄に数式を記入して読み取らせるだ
けで、所望する数式を表計算に設定することができる。
【0068】請求項3記載の発明は、表計算に使用する
複数の数式を予め記憶した数式記憶手段を設け、数表出
力手段が画像印刷手段により印刷用紙に印刷させる数表
の枠組に数式を付加する数式付加手段を設けたことによ
り、付加された数式の選択を記入したり数式の空欄に必
要事項を記入するだけで、所望する数式を表計算に設定
することができ、数式を手書きする必要がないので、ユ
ーザの作業負担が軽減されると共に、数式に認識率が向
上する。
【0069】請求項4記載の発明は、数式記憶手段が予
め記憶した複数の数式を表示する画像表示手段を設け、
表示された数式から数式付加手段が数表の枠組に付加す
る数式を手動操作に従って指定する計算指定手段を設け
たことにより、ユーザが所望する数式のみ印刷すること
ができる。
【0070】請求項5記載の発明は、数値認識手段が数
値を認識できない記入欄を空白として数表を画像印刷手
段により印刷用紙に印刷させるエラー出力手段を設けた
ことにより、空白の記入欄に数値を記入して読み取らせ
るだけで、煩雑な操作を要することなく表計算を再度実
行させることができる。
【0071】請求項6記載の発明は、数値認識手段が数
値を認識できない記入欄をマーキングして数表を画像印
刷手段により印刷用紙に印刷させるエラー出力手段を設
けたことにより、認識できない数値がユーザに報知され
るので、数表を記入して読み取らせる作業を迅速に再開
することができる。
【0072】請求項7記載の発明は、数値認識手段が認
識できない数値を画像読取手段で読み取られない濃度の
中間調の画像データに変換する画像生成手段を設け、変
換された中間調の画像データを数表に設定して画像印刷
手段により印刷用紙に印刷させるエラー出力手段を設け
たことにより、中間調の画像上に正式な数値を記入して
読み取らせるだけで、煩雑な操作を要することなく表計
算を再度実行させることができる。
【0073】請求項8記載の発明は、結果出力手段が画
像印刷手段により印刷用紙に印刷させる計算結果の各々
に数式の識別子を個々に付加する識別付加手段を設けた
ことにより、印刷された数表を修正して再度読み取らせ
る場合に、数式の識別子を再度記入する必要がない。
【0074】請求項9記載の発明は、数表出力手段が画
像印刷手段により印刷用紙に印刷させる数表の枠組の画
像データに用紙方向の識別データと数表形式の説明デー
タとを付加するデータ付加手段を設けたことにより、印
刷された数表を修正して再度読み取らせる場合に、用紙
方向と数表形式とが確実に認識される。
【0075】請求項10記載の発明は、数表出力手段が
画像印刷手段により印刷用紙に印刷させる数表の枠組の
画像データに用紙サイズの識別データと印刷倍率の報知
データとを付加するデータ付加手段を設けたことによ
り、印刷された数表を修正して再度読み取らせる場合
に、用紙サイズと印刷倍率とが確実に認識される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のデジタル複写機の機械構造
を示す縦断正面図である。
【図2】デジタル複写機の回路構造を示すブロック図で
ある。
【図3】操作パネルを示す平面図である。
【図4】数表の枠組が印刷された印刷用紙を示す平面図
である。
【図5】数表の記入欄に数値が手書きされた印刷用紙を
示す平面図である。
【図6】計算結果が設定された数表が印刷された印刷用
紙を示す平面図である。
【図7】デジタル複写機の表計算モードの処理動作を示
すフローチャートである。
【図8】フォーマット出力の処理動作を示すフローチャ
ートである。
【図9】数式選択の処理動作を示すフローチャートであ
る。
【図10】数表の読み取りと出力との処理動作を示すフ
ローチャートである。
【図11】出力形態の選択の処理動作を示すフローチャ
ートである。
【図12】数式が印刷された印刷用紙を示す平面図であ
る。
【図13】コーナマークの各種の変形例を示す平面図で
ある。
【図14】数値を認識できない記入欄を空白した数表が
印刷された印刷用紙を示す平面図である。
【図15】数値を認識できない記入欄をマーキングした
数表が印刷された印刷用紙を示す平面図である。
【図16】認識できない数値を中間調とした数表が印刷
された印刷用紙を示す平面図である。
【図17】正式出力の数表が印刷された印刷用紙を示す
平面図である。
【符号の説明】
1 デジタル複写機 3 画像読取手段 4 画像印刷手段 26 データ処理手段 28 数表記憶手段、空欄記憶手段、数式記憶手
段 32 印刷用紙 33 枠組 34 記入欄 35 記入欄 36 識別子 37 識別データ 38 説明データ 39 識別データ 40 報知データ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿から画像読取手段により画像データ
    を読み取り、読み取られた画像データにデータ処理手段
    により各種のデータ処理を実行し、データ処理された画
    像データを画像印刷手段により印刷用紙に印刷するデジ
    タル複写機において、数表の枠組を予め記憶した数表記
    憶手段を設け、数表の枠組を画像データとして前記画像
    印刷手段により印刷用紙に印刷させる数表出力手段を設
    け、前記画像読取手段により読み取られた数表の画像デ
    ータの数値を認識する数値認識手段を設け、認識された
    数値に基づいて表計算を実行する数表計算手段を設け、
    計算結果を数表に設定して前記画像印刷手段により印刷
    用紙に印刷させる結果出力手段を設けたことを特徴とす
    るデジタル複写機。
  2. 【請求項2】 数式の記入欄を予め記憶した空欄記憶手
    段を設け、数表出力手段が画像印刷手段により印刷用紙
    に印刷させる数表の枠組に予め記憶された数式の記入欄
    を付加する空欄付加手段を設け、数値認識手段が数表の
    画像データから数値と数式とを認識すると数表計算手段
    の表計算を認識された数値と数式とに基づいて実行させ
    る計算制御手段を設けたことを特徴とする請求項1記載
    のデジタル複写機。
  3. 【請求項3】 表計算に使用する複数の数式を予め記憶
    した数式記憶手段を設け、数表出力手段が画像印刷手段
    により印刷用紙に印刷させる数表の枠組に数式を付加す
    る数式付加手段を設けたことを特徴とする請求項1記載
    のデジタル複写機。
  4. 【請求項4】 数式記憶手段が予め記憶した複数の数式
    を表示する画像表示手段を設け、表示された数式から数
    式付加手段が数表の枠組に付加する数式を手動操作に従
    って指定する計算指定手段を設けたことを特徴とする請
    求項3記載のデジタル複写機。
  5. 【請求項5】 数値認識手段が数値を認識できない記入
    欄を空白として数表を画像印刷手段により印刷用紙に印
    刷させるエラー出力手段を設けたことを特徴とする請求
    項1記載のデジタル複写機。
  6. 【請求項6】 数値認識手段が数値を認識できない記入
    欄をマーキングして数表を画像印刷手段により印刷用紙
    に印刷させるエラー出力手段を設けたことを特徴とする
    請求項1記載のデジタル複写機。
  7. 【請求項7】 数値認識手段が認識できない数値を画像
    読取手段で読み取られない濃度の中間調の画像データに
    変換する画像生成手段を設け、変換された中間調の画像
    データを数表に設定して画像印刷手段により印刷用紙に
    印刷させるエラー出力手段を設けたことを特徴とする請
    求項1記載のデジタル複写機。
  8. 【請求項8】 結果出力手段が画像印刷手段により印刷
    用紙に印刷させる計算結果の各々に数式の識別子を個々
    に付加する識別付加手段を設けたことを特徴とする請求
    項1記載のデジタル複写機。
  9. 【請求項9】 数表出力手段が画像印刷手段により印刷
    用紙に印刷させる数表の枠組の画像データに用紙方向の
    識別データと数表形式の説明データとを付加するデータ
    付加手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のデジ
    タル複写機。
  10. 【請求項10】 数表出力手段が画像印刷手段により印
    刷用紙に印刷させる数表の枠組の画像データに用紙サイ
    ズの識別データと印刷倍率の報知データとを付加するデ
    ータ付加手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    デジタル複写機。
JP7002317A 1995-01-11 1995-01-11 デジタル複写機 Pending JPH08191363A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7002317A JPH08191363A (ja) 1995-01-11 1995-01-11 デジタル複写機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7002317A JPH08191363A (ja) 1995-01-11 1995-01-11 デジタル複写機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08191363A true JPH08191363A (ja) 1996-07-23

Family

ID=11525959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7002317A Pending JPH08191363A (ja) 1995-01-11 1995-01-11 デジタル複写機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08191363A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003234887A (ja) * 2002-02-08 2003-08-22 Ricoh Co Ltd 画像形成方法、画像形成装置、コンピュータプログラムおよび記憶媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003234887A (ja) * 2002-02-08 2003-08-22 Ricoh Co Ltd 画像形成方法、画像形成装置、コンピュータプログラムおよび記憶媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6795664B2 (en) Image forming method for handling tab pages
US6643028B1 (en) Method for storing image of original and image processing apparatus
JP2013111946A (ja) 検品装置、検品方法及びプログラム
US20100302559A1 (en) Scanner driver program, information processing apparatus and copy system
TWI656783B (zh) 可校正複印位置的複印設備及複印方法
JPH08191363A (ja) デジタル複写機
JPH08195845A (ja) デジタル複写機
JP7400227B2 (ja) プログラム
JP2020123811A (ja) 画像処理装置及び画像処理装置の制御方法
JPH01220970A (ja) ディジタル画像形成装置
JP2019197321A (ja) 画像処理装置及び画像形成装置
JP2019074875A (ja) 情報処理装置、制御方法、およびプログラム
JP2006137084A (ja) 印刷装置
JP6477577B2 (ja) 画像処理装置
JP2016218638A (ja) 電子機器
JPH1058787A (ja) 印刷処理方法および装置
JP2023118056A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法
JPH04181381A (ja) 画像処理方法及び装置
JP2014212387A (ja) 画像形成装置及び画像形成制御方法
JP2009071417A (ja) 画像処理装置および画像処理プログラム
JP2014241154A (ja) マーク検出装置
JP2004228951A (ja) デジタル複合機
JP2019208102A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2008080621A (ja) 印刷システム及び複合端末装置
JP2019103072A (ja) 操作画面変換プログラム、操作画面変換装置および画像処理装置