JPH08191181A - 電子部品の製造方法及び電子部品 - Google Patents

電子部品の製造方法及び電子部品

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JPH08191181A
JPH08191181A JP152495A JP152495A JPH08191181A JP H08191181 A JPH08191181 A JP H08191181A JP 152495 A JP152495 A JP 152495A JP 152495 A JP152495 A JP 152495A JP H08191181 A JPH08191181 A JP H08191181A
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Japan
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electronic component
case
electrode
solder
component element
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JP152495A
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Koji Nakajima
幸司 中島
Hideya Morishita
英也 森下
Toru Mori
徹 森
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/341Surface mounted components
    • H05K3/3431Leadless components

Landscapes

  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高価な位置決め装置を用いることなく電子部
品素子のパッケージを構成するケース材に対する位置決
めを行うことができる、電子部品を製造する方法を提供
する。 【構成】 電極ランド22,23が上面に形成されたケ
ース基板21の電極ランド22,23上に半田バンプ2
8,29を付与し、半田バンプ28,29の上方に端子
電極27a,27bの少なくとも一部が位置するように
SAW素子24を載置し、キャップ25をケース基板2
1にかぶせ、加熱により半田の表面張力を利用してSA
W素子24を矢印A方向に移動させ、端子電極27a,
27bの電極ランド22,23に対する位置決めを果た
すとともに、両者の半田付けを行う電子部品の製造方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第1,第2のケース材
からなるパッケージ内に電子部品素子が収納されてお
り、かつ半田付けにより固定されている電子部品の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、弾性表面波(以下、SAW)素子
をパッケージ化して表面波装置を得るにあたって、種々
の方法が採用されている。このようなSAW素子のパッ
ケージ化の方法の一例を、図1〜図3を参照して説明す
る。
【0003】図1は、SAW素子の一例を示す平面図で
ある。SAW素子1は、表面波基板2の上面にインター
デジタルトランスデューサ(以下、IDT)3,4を所
定距離隔てて形成した構造を有する、トランスバーサル
型表面波フィルタである。SAW素子1には、外部接続
用の端子電極1a〜1dが形成されている。
【0004】SAW素子1のパッケージ化にあたって
は、図2に示すケース基板5及びキャップ6が用いられ
る。すなわち、ケース基板5の上面には、電極ランド
7,8が形成されている。他方、SAW素子1は、ID
T3,4が形成されている側の面を下面として、すなわ
ちフェイスダウン方式で、ケース基板5上に取り付けら
れている。図2から明らかなように、端子電極1a,1
bは、半田9,10により電極ランド7,8に電気的に
接続されている。また、半田9,10により、端子電極
1a,1bが電極ランド7,8に接合されることによ
り、SAW素子1がケース基板5上に固定されている。
なお、図1の端子電極1c,1dも同様に、図示されな
い半田によりケース基板5上の図示されない電極ランド
に接合されている。
【0005】キャップ6は、金属などの導電性材料より
なり、下方に開いた開口を有する。このキャップ6の下
端が、ケース基板5上に形成された金属パッド5aに半
田11により接合されて、ケース基板5とキャップ6と
が一体化されている。従って、SAW素子1が、ケース
基板5とキャップ6からなるパッケージの内部空間内に
封止されている。
【0006】ところで、上記電極ランド7,8と端子電
極1a,1bの半田9,10による接合に際しては、ま
ず、電極ランド7,8上に所定の大きさの半田バンプを
付与する。しかる後、図3に示すように、半田バンプ9
a,10a上に、端子電極1a,1bが正確に位置する
ようにSAW素子1を配置する。次に、半田バンプ9
a,10aをリフロー半田付け法により加熱により溶融
し、次に冷却し、SAW素子1とケース基板5との半田
9,10による接合を行っていた。
【0007】上記接合方法では、端子電極1a,1bの
中心が、半田バンプ9a,10aの中心に正確に位置さ
れないと、端子電極1a,1bと、電極ランド7,8と
が確実に接合され難い。従って、従来、高価な位置決め
装置13を用い、SAW素子1の位置決めを行ってい
た。
【0008】次に、上記SAW素子1をケース基板5上
に接合した後に、図2に示したキャップ6をケース基板
5上に被せ、再度リフロー半田付け法により、キャップ
6とケース基板5との接合を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
SAW装置12の製造に際しては、高価な位置決め装置
13を用いて、SAW素子1のケース基板5に対する位
置決めを行わねばならず、操作が煩雑であるだけでな
く、コストが高くつくという問題があった。
【0010】しかも、SAW素子1をケース基板5上に
半田付けした後に、キャップ6を接合しなければなら
ず、従って、半田9,10による接合作業と、半田11
による接合作業との2段階の接合作業を実施しなければ
ならなかった。
【0011】本発明の目的は、高価な位置決め装置を必
要とすることなく、SAW素子のケース材への位置決め
を容易に行うことができ、かつケース材同士の接合をS
AW素子のケース材への接合と同一工程で行い得る、S
AW装置の製造方法及びそのようなSAW装置を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のSAW装置の製
造方法は、複数の電極ランドが上面に形成された第1の
ケース材を用意する工程と、前記複数の電極ランド上に
半田バンプを付与する工程と、前記第1のケース材の上
面に、前記半田バンプの上方に外部接続用電極の少なく
とも一部が位置するように、外部電極接続用電極を有す
る電子部品素子を載置する工程と、前記第1のケース材
と接合されて前記電子部品素子を収納する内部空間を有
するパッケージを構成する第2のケース材を、前記第1
のケース材上に組み合わせる工程と、加熱により前記半
田バンプを溶融し、前記第1のケース材の電極ランド
と、前記電子部品素子の外部接続用電極とを半田付けす
る工程とを備えることを特徴とする。
【0013】本発明のSAW装置の製造方法では、好ま
しくは、上記電子部品素子の横方向の寸法Lが、半田バ
ンプの径をφ、上記横方向のパッケージ内部空間の寸法
をXとしたときに、
【0014】
【数2】
【0015】とされる。このような関係に電子部品素子
の横方向寸法L、半田バンプの径及びパッケージ内部空
間の横方向寸法Xを選択することにより、後述の実施例
から明らかなように、第1のケース材の上面の電極ラン
ドの上方に、確実に電子部品素子の外部接続用電極を位
置させることができる。
【0016】なお、上記横方向とは、SAW素子の主面
に平行な方向をいい、矩形の電子部品素子の場合、長辺
方向または短辺方向である。また、電子部品素子の横方
向寸法及びパッケージ内部空間の横方向寸法における横
方向は同一方向である。
【0017】本発明のある特定の局面では、上記電子部
品素子はSAW素子であり、フェイスダウン方式で第1
のケース材上に載置される。また、本発明のSAW装置
は、複数の電極ランドが上面に形成された第1のケース
材と、前記第1のケース材の電極ランドに半田バンプに
より接合された外部接続用電極を有する電子部品素子
と、前記第1のケース材と接合されて前記電子部品素子
を内部に収納する空間を有するパッケージを構成する第
2のケース材とを備え、前記電子部品素子の横方向寸法
Lが、前記半田バンプの直径をφ、前記パッケージの内
部空間の前記横方向寸法をXとしたときに、L≦X−2
φとされている、本発明の製造方法により得られる電子
部品である。
【0018】
【作用】本発明の製造方法では、第1のケース材上に電
子部品素子を載置するにあたり、高精度の位置決めを行
わなくともよい。すなわち、半田バンプの上方に、上記
外部接続用電極の少なくとも一部が位置するようにさえ
電子部品素子を載置すればよい。従って、半田バンプの
中心に対して、該半田バンプで接合される外部接続用電
極の中心を正確に位置決めする必要はない。半田バンプ
の上方に、外部接続用電極の少なくとも一部が位置さえ
しておれば、加熱により半田が溶融した際の半田の表面
張力により、外部接続用電極が半田の直上に位置するよ
うに、電子部品素子が移動されるからである。
【0019】すなわち、本発明の製造方法は、上記半田
の表面張力によるセルフアライメント効果を利用して、
第1のケース材上の電極ランドに対し、電子部品素子の
外部接続用電極が位置決めされることになる。よって、
予め電子部品素子を高価な位置決め装置を用いて正確に
位置決めすることなく、電子部品素子の外部接続用電極
を第1のケース材の電極ランドに確実に接合することが
できる。
【0020】また、上記半田の表面張力により電子部品
素子の位置決めを行い得るため、第1,第2のケース材
の接合を、上記電子部品素子の第1のケース材に対する
接合と同一工程で行うことができる。すなわち、電子部
品素子を上記のように第1のケース材上に載置した状態
において、さらに第2のケース材を第1のケース材に半
田や熱硬化性樹脂製接着剤を介して組み合わせ、加熱に
より電子部品素子と第1のケース材との接合及び第1,
第2のケース材間の接合の双方を同一工程で行うことも
可能である。
【0021】さらに、電子部品素子の横方向の寸法L
を、上記式(1)を満たすように選択した場合には、第
2のケース材を第1のケース材に組み合わせさえすれ
ば、後述の実施例から明らかなように、電子部品素子の
外部接続用電極が確実に第1のケース材の電極ランドに
位置決めされることになる。
【0022】また、本発明の電子部品では、上記のよう
に、電子部品素子の横方向の寸法Lが、上述した式
(1)を満たすように構成されているため、第1のケー
ス材上の電極ランドに対して、電子部品素子の外部接続
用電極が確実に位置決めされて半田付けされている。よ
って、外部との電気的接続の信頼性に優れた電子部品を
提供することができる。
【0023】
【実施例の説明】以下、図面を参照しつつ実施例を説明
することにより、本発明を明らかにする。
【0024】本発明の一実施例の製造方法では、まず、
図4に示す第1のケース材としてのケース基板21を用
意する。ケース基板21としては、アルミナなどの絶縁
性セラミックスまたは表面を絶縁被覆された金属板など
の適宜の材料を用いることができる。
【0025】ケース基板21の上面には、後述のSAW
素子24を接合するための電極ランド22,23が形成
されている。さらに、ケース基板21の上面外周縁近傍
には、キャップ25を接合するための金属パッド26が
角環状に形成されている。
【0026】SAW素子24は、本発明の電子部品素子
を構成するものであり、図1に示したSAW素子1と同
様に構成されている。すなわち、SAW素子24は、表
面波基板24aの図4における下面側に一対のIDTを
形成した構造を有する。また、このIDTを外部と電気
的に接続するための端子電極27a,27bが表面波基
板24aの下面に形成されている。すなわち、SAW素
子24は、フェイスダウン方式で、ケース基板21に固
定される。
【0027】ところで、SAW素子24のケース基板2
1への固定は、以下のようにして行われる。まず、ケー
ス基板21の電極ランド22,23の上面に半田バンプ
28,29を付与する。半田バンプ28,29は、本実
施例では半球状の形状を有し、その直径がφとされてい
る。この半田バンプ28,29の直径φは、電極ランド
22,23の径とほぼ等しくされている。
【0028】また、金属パッド26上に、半田30を塗
布する。この半田30は、金属パッド26の上面の全面
を覆うように、すなわち角環状に付与されている。次
に、SAW素子24を図示のように載置する。すなわ
ち、半田バンプ28,29の上方に、端子電極27a、
27bの少なくとも一部が位置するようにSAW素子2
4を載置する。この場合、端子電極27a,27bの中
心を、半田バンプ28,29の中心に正確に位置させる
必要はない。従って、高価な位置決め装置を用いること
なく、SAW素子24を図示のように載置することがで
きる。
【0029】図4に示した状態では、端子電極27a,
27bの中心は、図面上において、半田バンプ28,2
9の中心から左側にずれている。次に、金属キャップ2
5を、半田30上に、金属キャップ25の下方端面が当
接するようにかぶせる。
【0030】しかる後、リフロー半田付け法により、半
田28,29及び30を溶融し、しかる後冷却すること
により、半田付けを行う。この場合、半田バンプ28,
29が溶融すると、溶融半田の表面張力により、端子電
極27a,27bが半田バンプ28,29の直上に位置
するようにSAW素子24が移動される。すなわち、図
4の矢印A方向にSAW素子24が移動することにな
る。
【0031】その結果、図5に示すように、SAW素子
24の端子電極27a,27bが、電極ランド22,2
3に対して互いの中心がほぼ一致するように位置決めさ
れた状態で、半田28a,29aによりSAW素子24
がケース基板21に対して固定する。また、半田28
a,29aにより、端子電極27a,27bと電極ラン
ド22,23との電気的接続が果たされる。
【0032】さらに、上記リフロー半田法による半田付
けにより、金属キャップ25についても、半田30によ
りケース基板21に対して接合される。上記のように、
本実施例の製造方法によれば、SAW素子24をケース
基板21に対して粗く位置決めした場合であっても、半
田バンプ28,29の上方に端子電極27a,27bの
一部が位置している限り、半田の表面張力により、SA
W素子24が移動することになり、SAW素子24の端
子電極27a,27bの電極ランド22,23に対する
正確な位置決めが果たされる。
【0033】また、好ましくは、第1のケース材として
のケース基板21と、第2のケース材としてのキャップ
25とで構成されるパッケージの内部空間31の内側壁
31A,31B間の寸法X(図4参照)と、SAW素子
24の横方向寸法Lとが、上述した式(1)を満たすよ
うに、上記内部空間の横方法寸法X及びSAW素子24
の横方向寸法Lが選択される。
【0034】また、より好ましくは、図4に示した方向
の横方向寸法だけでなく、図4の紙表−紙背方向の横方
向寸法においても、上記式(1)に示した関係が満たさ
れる。その場合には、図4の紙表−紙背方向において
も、上記と同様にSAW素子24が移動され、端子電極
27a,27bの電極ランド22,23に対する位置決
めが果たされることになる。
【0035】この場合には、たとえ、SAW素子24
が、ケース基板21上に位置された状態で、SAW素子
24の端面24bが例えば内側壁31Aに当接していた
としても、図6の平面断面図において実線Bで示す状態
から一点鎖線Cで示す状態まで溶融半田の表面張力によ
りSAW素子24が移動され、上記位置決めが果たされ
る。
【0036】なお、上記実施例では、第1のケース材
は、平坦なケース基板21で構成されており、第2のケ
ース材としてのキャップ25と組み合わされてパッケー
ジが構成されていたが、図7に示すように、上方に開口
した有底の第1のケース材41と、平坦な基板よりなる
第2のケース材42とによりパッケージを構成してもよ
い。この場合においても、SAW素子24の位置決め
は、端子電極26,27の少なくとも一部が、半田バン
プの上方に位置するようにさえSAW素子24を第1の
ケース材41内に配置すれば、上記第1の実施例と同様
にSAW素子24の端子電極26,27の電極ランド2
2,23に対する位置決めを果たすことができる。
【0037】また、図7に示した第2の実施例では、上
記式(1)を満たすように、パッケージの内部空間31
の横方向寸法Xと、SAW素子24の横方向寸法Lとを
設定した場合には、第1のケース材41の内部にSAW
素子24を挿入しさえすれば、確実に、半田付けに際し
ての半田の表面張力により、SAW素子24の端子電極
27a,27bを、電極ランド22,23に対して位置
決めすることができる。
【0038】また、上記第1,第2の実施例から明らか
なように、本発明の製造方法では、リフロー半田による
半田付けに際し、SAW素子の第1のケース材に対する
位置決めが果たされるため、第1,第2のケース材の半
田30による接合を、SAW素子24の端子電極26,
27の電極ランド22,23に対する接合と同一工程で
行うことができる。よって、従来2段階にわたり行われ
ていた半田付け工程を、単一の半田付け工程で実施する
ことも可能である。
【0039】なお、上記各実施例では、第1,第2のケ
ース材の接合は半田により行っていたが、エポキシ樹脂
などの熱硬化性樹脂よりなる接着剤を用いて第1,第2
のケース材を接合してもよく、その場合においても、熱
硬化性樹脂よりなる接着剤を硬化させるための加熱処理
において、上記SAW素子24の第1のケース材21,
41に対する半田による接合工程を実施してもよい。
【0040】また、上記各実施例では、電子部品素子と
してSAW素子24を用いた場合につき説明したが、本
発明は、SAW素子だけでなく、他の電子部品素子を第
1のケース材の電極ランドに接合し、かつ第1,第2の
ケース材よりなるパッケージ内に封止する用途に一般的
に適用することができる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明の製造方法によれ
ば、高価な位置決め装置を用いることなく、電子部品素
子を第1のケース材に対して位置決めし、第1のケース
材上の電極ランドに電子部品素子の外部接続用電極を確
実に接合することができる。しかも、電子部品素子の第
1のケース材に対する半田による接合と、第1,第2の
ケース材の加熱による接合を同一工程で実施することも
可能である。
【0042】よって、電子部品素子を第1,第2のケー
ス材で構成されるパッケージ内に封止した構造を有する
電子部品の製造工程を簡略化することができ、ひいては
このような電子部品の製造コストを低減することが可能
となる。
【0043】また、本発明の電子部品では、上記のよう
に電子部品素子が第1のケース材上の電極ランドに正確
に位置決めされることになるため、電子部品素子と外部
との電気的接続の信頼性を高めることができ、よって信
頼性に優れたパッケージ収納型の電子部品を提供するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】SAW素子の平面図。
【図2】従来の電子部品の構造を説明するための断面
図。
【図3】従来の製造方法において電子部品素子を位置決
めする工程を説明するための断面図。
【図4】本発明の第1の実施例においてSAW素子及び
キャップをケース基板に対して組み合わせた状態を示す
断面図。
【図5】本発明の第1の実施例により得られた電子部品
としての表面波装置を示す断面図。
【図6】パッケージ内におけるSAW素子の移動を説明
するための図であって、図5のVI−VI線に沿う部分に相
当する平面断面図。
【図7】本発明の第2の実施例による得られる電子部品
としての表面波装置を示す断面図。
【符号の説明】
21…ケース基板(第1のケース材) 22,23…電極ランド 24…SAW素子(電子部品素子) 25…キャップ(第2のケース材) 27a,27b…端子電極 28,29…半田バンプ 30…半田 31…内部空間 31A,31B…内側壁 41…第1のケース材 42…第2のケース材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電極ランドが上面に形成された第
    1のケース材を用意する工程と、 前記複数の電極ランド上に半田バンプを付与する工程
    と、 前記第1のケース材の上面に、前記半田バンプの上方に
    外部接続用電極の少なくとも一部が位置するように、外
    部電極接続用電極を有する電子部品素子を載置する工程
    と、 前記第1のケース材と接合されて前記電子部品素子を収
    納する内部空間を有するパッケージを構成する第2のケ
    ース材を、前記第1のケース材上に組み合わせる工程
    と、 加熱により前記半田バンプを溶融し、前記第1のケース
    材の電極ランドと、前記電子部品素子の外部接続用電極
    とを半田付けする工程とを備えることを特徴とする、電
    子部品の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記電子部品素子の横方向寸法Lが、前
    記半田バンプの直径をφ、前記横方向のパッケージ内部
    空間の寸法をXとしたときに、L≧X−2φとされてい
    る、請求項1に記載の電子部品の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記電子部品素子が表面波素子であり、
    フェイスダウン方式で前記第1のケース材に載置され
    る、請求項1または2に記載の電子部品の製造方法。
  4. 【請求項4】 複数の電極ランドが上面に形成された第
    1のケース材と、 前記第1のケース材の電極ランドに半田により接合され
    た外部接続用電極を有する電子部品素子と、 前記第1のケース材と接合されて前記電子部品素子を内
    部に収納する空間を有するパッケージを構成する第2の
    ケース材とを備え、 前記電子部品素子の横方向寸法Lが、前記半田の直径を
    φ、前記パッケージの内部空間の前記横方向寸法をXと
    したときに、 【数1】 とされている、請求項1に記載の製造方法により得られ
    る電子部品。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6404100B1 (en) 1999-10-18 2002-06-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Surface acoustic wave apparatus and method of manufacturing the same
US9005853B2 (en) 2010-05-20 2015-04-14 Hitachi Chemical Company, Ltd. Photosensitive resin composition, photosensitive film, rib pattern formation method, hollow structure and formation method for same, and electronic component

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