JPH08190481A - 情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
低減することができる情報処理装置を提供することを目
的とする。 【構成】 複数のレジスタから成る1組の汎用レジスタ
セット106をCPU本体部101内に備え、複数の前
記汎用レジスタセット106に相当するメモリ領域を有
するレジスタバンクメモリ102が専用の内部アドレス
バス103、内部アドレス信号バス120、内部データ
バス104、及び内部制御信号ライン105により前記
CPU本体部1に接続され、このCPU本体部1内のア
ドレス回路109のアドレス信号が前記内部アドレス信
号バス120を通じて前記レジスタバンクメモリ102
のデコード回路115に入力されることを特徴とする。
Description
用いてデータアクセスを行う情報処理装置に関する。
セスを行う情報処理装置は、図8に示すように、CPU
(中央演算処理装置)本体部1とシングルポートのレジ
スタバンクメモリ2とを備え、これらは、周辺機器との
接続のためのデータバスやアドレスバスとは異なる専用
の内部アドレスバス3、内部データバス4、及び制御信
号ライン5にて接続される。
された一組の汎用レジスタセット(レジスタアレイ)6
と、前記レジスタバンクメモリ2のバンク番号を指定す
るための専用レジスタ(CBNR)7と、この専用レジ
スタ7からのカレントバンクナンバー、及びRGSn
(レジスタ選択制御信号)とを合成してレジスタバンク
メモリ2にRA0〜RAmを供給するバンクアドレスバ
ッファ8と、前記カレントバンクナンバー及びRGSn
が入力されるアドレス回路9と、このアドレス回路9か
らの信号を入力するデコード回路10と、RBCK(制
御クロック)やRBCE(メモリイネーブル)及びRB
WEB(リード/ライト制御)などの信号をレジスタバ
ンクメモリ2に供給する命令制御部11と、RB0〜R
Bn(レジスタデータ)をレジスタバンクメモリ2との
間でやり取りするための入出力回路12とを備える。
に対応する部分として、図9に示すように、インバータ
ーで構成された回路を有し、前記RGSnを入力してそ
の正・反転信号(図ではIA0B〜IAnB,IA0〜
IAn)を出力する。また、上記のデコード回路10
は、図10に示すように、4入力のNAND回路やイン
バーターで構成された回路から成り、前記アドレス回路
9の出力(図ではIA0B〜IA3B,IA0〜IA
3)を入力し、デコード信号(図ではRG0〜RG1
5)を出力する。
と、前記RA0〜RAmを入力するアドレス回路14
と、このアドレス回路14からの正・反転出力を入力す
るデコード回路15と、前記RBCKやRBCE及びR
BWEBなどの信号を受けて前記アドレス回路14等を
制御する制御回路16と、前記RB0〜RBnをレジス
タバンクメモリ2との間でやり取りする入出力回路17
とを備える。
ように、NAND回路やインバーターで構成された回路
から成り、前記バンクアドレスバッファ8からのRA0
〜RAmを入力してその正・反転信号(図ではIA0B
〜IAmB,IA0〜IAm)を出力する。入力信号R
A0〜RAnは、CPU本体部1における前記RGSn
に対応し、RAn+1〜RAmは、CPU本体部1にお
けるCBNR7からのカレントバンクナンバーに対応す
る。また、信号ICEは、制御回路16から供給される
ものであり、アドレス回路14の駆動を制御する。
に示すように、アドレス回路14からの信号を入力する
5入力のNAND回路やNOR回路で構成され、前記ア
ドレス回路14の出力(図ではIA0B〜IA4B,I
A0〜IA4)を入力し、デコード信号(図ではWL0
〜WL31)を出力する。
すように、メモリセルアレイ部13a及びプリチャージ
回路13bから成り、前記の汎用レジスタセット6に対
応するメモリ空間を備える。そして、前記デコード信号
(図ではWL0〜WLn−1)及び入出力回路17との
間で信号(BL0〜BLm−1,BLB0〜BLBm−
1)のやり取りを行う。なお、信号ICKBは、制御回
路16から供給されるものであり、プリチャージを制御
する。
うに、書き込み回路17a等を備えて成り、前記信号
(BL0〜BLm−1,BLB0〜BLBm−1)をメ
モリ部13との間でやり取りするとともに、CPU本体
部1の入出力回路12との間でデータ(RB0〜RB
n)をやり取りする。なお、信号IWEは、制御回路1
6から供給されるものであり、リード/ライトを制御す
る。
に、NAND回路やインバーターで構成され、CPU本
体部1側の命令制御部11から信号RBCK,RBC
E,RBWEBを入力し、前述の制御信号ICE,IC
KB,IWEを出力する。
bのリード/ライト及びプリチャージのタイミングを図
16に示す。CPU本体部1からの信号RBCKがLo
wのとき、信号ICKBがHighとなり、メモリセル
(MC)の全てをプリチャージする。そして、この信号
ICKBがHighのときは、WL(図12参照)は選
択されない。また、RBCKがHighになるとそのと
きのアドレスに従ってWL0〜WLn−1のうち、1本
が選択される。この状態でメモリセルに対してRBWE
BがLowのときは、IWEがHighとなりライト動
作が行われ、一方、RBWEBがHighのときは、I
WEがLowとなりリード動作が行われる。なお、RB
CEは、レジスタのアクセス時には、Highに固定さ
れる。
る従来の情報処理装置では、以下のように動作する。
ジスタ内のデータを読み出すときは、汎用レジスタセッ
ト6内のデータを読み出す。このとき、レジスタバンク
メモリ2は、バンクアドレスバッファ8から前記の信号
RA0〜RAmが供給され、リード状態となる。しか
し、CPU本体部1は、レジスタバンクメモリ2からの
リードデータではなく、前記の汎用レジスタセット6の
リードデータを優先して取り込む。
ジスタ内へデータを書き込むときは、汎用レジスタセッ
ト6内へデータを書き込むと同時に、バンク番号に相当
するレジスタバンクメモリ2のメモリ領域にも同じデー
タを書き込む。例えば、加算命令(R2+R15→R1
5、add:g.1 r2,R15)を実行する場合、
R2+R15の演算の後、R15に結果を書き込むと同
時に、R15に対応するレジスタバンクメモリ2の領域
にも上記結果を書き込む。
レジスタセット6内のデータと同一のデータをその対応
する領域に持つことになる。
合には、バンク切り換えにおいて、レジスタ・ストア
(汎用レジスタセット6のデータをレジスタバンクメモ
リ2へ退避させる)に続いてレジスタ・ロード(レジス
タバンクメモリ2から、新バンクのレジスタ・セットの
データを汎用レジスタセット6に格納)が必要となる。
しかし、レジスタバンク方式では、更新される前のバン
クのデータは、汎用レジスタとの間で、データの同一性
が保たれているので、レジスタ・ストアの必要はなく、
レジスタ・ロードのみでバンク切り換えが完了できる利
点がある。
来のレジスタバンク方式を用いてデータアクセスを行う
情報処理装置では、CPU1側の汎用レジスタセット6
に対するアドレス回路9及びデコード回路10と同様の
アドレス回路14及びデコード回路15を、レジスタバ
ンクメモリ2側に備えていたため、レジスタバンクメモ
リ2の消費電力が大きいという問題がある。
ビット線やワード線を分割する構成が知られている(特
公平3−4995公報、特公平3−11035号公報、
及び特公平3−77399号公報等参照)。しかし、こ
れらの従来技術は、ビット線やワード線を分割しない場
合に比べチップ面積が増大するという欠点がある。
ワード線を分割の分割によるチップ面積の増大を抑えつ
つ、消費電力を低減することができる情報処理装置を提
供することを目的とする。
明の情報処理装置は、複数のレジスタから成る1組の汎
用レジスタセットを中央演算処理装置本体部内に備え、
複数の前記汎用レジスタセットに相当するメモリ領域を
有するレジスタバンクメモリが専用の内部バス及び内部
制御信号ラインにより前記中央演算処理装置本体部に接
続され、この中央演算処理装置本体部内のアドレス回路
の出力信号が前記内部バスを通じて前記レジスタバンク
メモリに入力されることを特徴とする。
は、複数のレジスタから成る1組の汎用レジスタセット
を中央演算処理装置本体部内に備え、複数の前記汎用レ
ジスタセットに相当するメモリ領域を有するレジスタバ
ンクメモリが専用の内部バス及び内部制御信号ラインに
より前記中央演算処理装置本体部に接続され、この中央
演算処理装置本体部内のデコード回路の出力信号が前記
内部バスを通じて前記レジスタバンクメモリに入力され
ることを特徴とする。
ンから出力される信号であって、レジスタバンクメモリ
の作動/停止を選択するための信号が、前記汎用レジス
タセットへのデータライト又はレジスタ切り換えの復帰
動作時以外のときには停止を示す信号となるように構成
されていてもよい。
ンから出力される信号であって、レジスタバンクメモリ
のクロック発生/停止信号が、前記汎用レジスタセット
へのデータライト又はレジスタ切り換えの復帰動作時以
外のときには停止を示す信号となるように構成されてい
てもよい。
モリは、2つ以上のモジュールに分割されるとともに、
アクセスしないモジュールを非動作状態とするためのモ
ジュール選択手段を備えていてもよい。
は、複数のレジスタから成る1組の汎用レジスタセット
を中央演算処理装置本体部内に備え、複数の前記汎用レ
ジスタセットに相当するメモリ領域を有するレジスタバ
ンクメモリが専用の内部バス及び内部制御信号ラインに
より前記中央演算処理装置本体部に接続され、バンクナ
ンバーとレジスタ選択信号とを合成した信号が前記内部
バスを通じて前記レジスタバンクメモリ内のアドレス回
路に供給されるようにした情報処理装置において、前記
内部制御信号ラインから出力される信号であって、レジ
スタバンクメモリの作動/停止を選択するための信号
が、前記汎用レジスタセットへのデータライト又はレジ
スタ切り換えの復帰動作時以外のときには停止を示す信
号となるように構成されていることを特徴とする。
は、複数のレジスタから成る1組の汎用レジスタセット
を中央演算処理装置本体部内に備え、複数の前記汎用レ
ジスタセットに相当するメモリ領域を有するレジスタバ
ンクメモリが専用の内部バス及び内部制御信号ラインに
より前記中央演算処理装置本体部に接続され、バンクナ
ンバーとレジスタ選択信号とを合成した信号が前記内部
バスを通じて前記レジスタバンクメモリ内のアドレス回
路に供給されるようにした情報処理装置において、前記
内部制御信号ラインから出力される信号であって、レジ
スタバンクメモリのクロック発生/停止信号が、前記汎
用レジスタセットへのデータライト又はレジスタ切り換
えの復帰動作時以外のときには停止を示す信号となるよ
うに構成されていることを特徴とする。
は、複数のレジスタから成る1組の汎用レジスタセット
を中央演算処理装置本体部内に備え、複数の前記汎用レ
ジスタセットに相当するメモリ領域を有するレジスタバ
ンクメモリが専用の内部バス及び内部制御信号ラインに
より前記中央演算処理装置本体部に接続され、バンクナ
ンバーとレジスタ選択信号とを合成した信号が前記内部
バスを通じて前記レジスタバンクメモリ内のアドレス回
路に供給されるようにした情報処理装置において、前記
レジスタバンクメモリは、2つ以上のモジュールに分割
されるとともに、アクセスしないモジュールを非動作状
態とするためのモジュール選択手段を備えていることを
特徴とする。
アドレス回路の出力信号がレジスタバンクメモリに入力
されるので、レジスタバンクメモリでは、上記アドレス
回路からの出力信号が得られる範囲において独自にアド
レス回路を備える必要がなくなり、当該アドレス回路が
消費する電力分について省電力化が図れるとともに、チ
ップの小面積化が図れることになる。
体のデコード回路の出力信号がレジスタバンクメモリに
入力されるので、レジスタバンクメモリでは、上記デコ
ード回路からの出力信号が得られる範囲において独自に
アドレス回路及びデコード回路を備える必要がなくな
り、当該アドレス回路及びデコード回路が消費する電力
分について省電力化が図れるとともに、チップの小面積
化が図れる。
れる。例えば、従来においては前述したように、通常の
汎用レジスタのリード時には、レジスタバンクメモリお
よび汎用レジスタセットに対してリードがなされ、後者
の汎用レジスタセットのリードデータを優先して取り込
むようにしており、レジスタバンクメモリのリードで不
必要に電力を消費していたが、本構成であれば、このよ
うな場合にはレジスタバンクメモリの動作は停止される
ため、無駄な電力消費が回避される。
同様、省電力化が図れる。
て回路面積は増えるものの、アクセスするバンク部分等
のみが動作し、他の部分は動作しないため、省電力化が
図れる。
2の構成による作用は得られないものの、第3乃至第5
のいずれかの作用が得られる。
づいて説明する。なお、従来構成と同一の回路部分につ
いては、従来例で示した図を用いて説明する。
うに、CPU(中央演算処理装置)本体部101とシン
グルポートのレジスタバンクメモリ102とを備え、こ
れらは、周辺機器との接続のためのデータバスやアドレ
スバスとは異なる専用の内部アドレスバス103、内部
アドレス信号バス120、内部データバス104、及び
制御信号ライン105にて接続されている。
構成された一組の汎用レジスタセット(レジスタアレ
イ)106と、前記レジスタバンクメモリ102のバン
ク番号を指定するための専用レジスタ(CBNR)10
7と、この専用レジスタ107からのカレントバンクナ
ンバーRAn+1〜RAmをレジスタバンクメモリ10
2に供給するバンクアドレスバッファ108と、RGS
n(レジスタ選択制御信号)が入力されるアドレス回路
109と、このアドレス回路109からの信号を入力す
るデコード回路110と、RBCK(制御クロック)や
RBCE(メモリイネーブル)及びRBWEB(リード
/ライト制御)などの信号をレジスタバンクメモリ10
2に供給する命令制御部111と、RB0〜RBn(レ
ジスタデータ)をレジスタバンクメモリ102との間で
やり取りするための入出力回路112とを備える。
Snに対応する部分として、図9に示すように、インバ
ーターで構成された回路を有し、前記RGSnを入力し
てその正・反転信号(図ではIA0B〜IAnB,IA
0〜IAn)を出力する。また、上記のデコード回路1
10は、図10に示すように、4入力のNAND回路や
インバーターで構成された回路から成り、前記アドレス
回路109の出力(図ではIA0B〜IA3B,IA0
〜IA3)を入力し、デコード信号(図ではRG0〜R
G15)を出力する。
113と、前記RAn+1〜RAmを入力するアドレス
回路114と、このアドレス回路114からの正・反転
出力及び前記CPU本体部1側のアドレス回路109か
らの正・反転出力(IA0〜IAn,IA0B〜IAn
B)を入力するデコード回路115と、前記RBCKや
RBCE及びRBWEBなどの信号を受けて前記アドレ
ス回路114等を制御する制御回路116と、前記RB
0〜RBnをレジスタバンクメモリ102との間でやり
取りする入出力回路117とを備える。
す回路のうち、RAn+1以降の部分に相当する回路を
有し、前記バンクアドレスバッファ108からのRAn
+1〜RAmを入力してその正・反転信号を出力する。
なお、信号ICEは、制御回路116から供給されるも
のであり、アドレス回路114の駆動を制御する。
レス回路114からの正・反転出力及び前記CPU本体
部1側のアドレス回路109からの正・反転出力(IA
0〜IAn,IA0B〜IAnB)を入力してデコード
信号を生成するものであり、図12に示すように構成さ
れる。
示すように、メモリセルアレイ部113a及びプリチャ
ージ回路113bから成り、前記の汎用レジスタセット
106に対応するメモリ空間を備える。そして、前記デ
コード信号(図ではWL0〜WLn−1)及び入出力回
路117との間で信号(BL0〜BLm−1,BLB0
〜BLBm−1)のやり取りを行う。なお、信号ICK
Bは、制御回路16から供給されるものであり、プリチ
ャージを制御する。
ように、書き込み回路117a等を備えて成り、前記信
号(BL0〜BLm−1,BLB0〜BLBm−1)を
メモリ部113との間でやり取りするとともに、CPU
本体部101の入出力回路112との間でデータ(RB
0〜RBn)をやり取りする。なお、信号IWEは、制
御回路116から供給されるものであり、リード/ライ
トを制御する。
うに、NAND回路やインバーターで構成され、CPU
本体部1側の命令制御部11からRBCK,RBCE,
RBWEBを入力し、前述のICE,ICKB,IWE
を出力する。前記メモリ部13のプリチャージ回路13
bのリード/ライト及びプリチャージのタイミングを図
16に示す。CPU本体部1からの信号RBCKがLo
wのとき、信号ICKBがHighとなり、メモリセル
(MC)の全てをプリチャージする。そして、この信号
ICKBがHighのときは、WL(図12参照)は選
択されない。また、RBCKがHighになるとそのと
きのアドレスに従ってWL0〜WLn−1のうち、1本
が選択される。この状態でメモリセルに対してRBWE
BがLowのときは、IWEがHighとなりライト動
作が行われ、一方、RBWEBがHighのときは、I
WEがLowとなりリード動作が行われる。
レス回路109には供給されるが、バンクアドレスバッ
ファ108には供給されない。そして、アドレス回路1
09からは、出力信号(IA0B〜IAnB,IA0〜
IAn)が得られるが、この出力信号(IA0B〜IA
nB,IA0〜IAn)は、デコード回路110だけで
なく、内部アドレス信号バス120によってレジスタバ
ンクメモリ102のデコード回路115にも供給され
る。
ドレス回路114は、従来例で示した図11の回路のう
ち、RA0〜RAnを入力する部分は備えていない。こ
れにより、当該アドレス回路114が消費する電力分に
ついて省電力化が図れるとともに、チップの小面積化が
図れることになる。なお、デコード回路115は、従来
と同じ回路を有し、前記のアドレス回路109から供給
されるIA0B〜と、アドレス回路114から供給され
るIAn+1B〜とを入力し、デコード信号を出力する
ことになる。
を図2及び図3に基づいて説明する。なお、実施例1と
共通の部分については、説明の便宜上なるべくその説明
を省略する。
示すように、RGSnは、アドレス回路109に供給さ
れるが、バンクアドレスバッファ108には供給されな
い。アドレス回路109は、従来と同じ回路を有し、出
力信号IA0B〜が得られる。更に、デコード回路11
0も従来と同じ回路を有し、デコード信号(図ではRG
0〜RGp)が出力されるが、このデコード信号は、汎
用レジスタ106だけでなく、内部デコード信号バス1
21によってレジスタバンクメモリ102のワード回路
115′にも供給されるようになっている。
ドレス回路114は、従来例で示した図11の回路のう
ち、RA0〜RAnを入力する部分は備えていない。
ように、前記のデコード信号(図ではRG0〜RG1
5)を直接入力し、また、アドレス回路114から信号
IA4及びIA4Bを入力するように構成される。この
ため、ワード回路115′を構成するNAND回路は、
信号IA4又はIA4Bを入力する入力端子と、RG0
〜RG15のいずれかを入力する入力端子を持つ2入力
タイプで構成することができる。
ード回路115′を構成するNAND回路は、2入力タ
イプで構成できるため、実施例1に比較して更に回路の
小面積化及び省電力化を図ることができる。
について説明する。
実施例1の情報処理装置または図2及び図3に示した実
施例2の情報処理装置と同じハード構成を有するもので
あるが、命令制御部111からは、レジスタバンクメモ
リの作動/停止を選択するための制御信号RBCE(メ
モリイネーブル)が以下のように制御されて出力され
る。
レジスタバンクメモリの作動/停止を選択するための制
御信号RBCEは、レジスタアクセス(リード,ライ
ト)のときには常にHighに固定されていたが、本実
施例では、CPU本体部101は、汎用レジスタセット
へのデータライト又はレジスタ切り換えの復帰動作時以
外のときは、制御信号RBCEをLow(停止を示す信
号)にする。なお、制御信号RBCEは、CPU本体部
101内部のマイクロコード制御部や周辺回路により生
成される。
デコーダ回路115、メモリ部113、及び入出力回路
117は非動作状態となる。従って、例えば、通常の汎
用レジスタのリード時には、汎用レジスタセット106
に対してだけリードがなされ、レジスタバンクメモリ1
02はリード動作されないため、無駄な電力消費が回避
される。
図1に示した実施例1又は図2及び図3に示した実施例
2の情報処理装置と同じハード構成を有するものである
が、命令制御部111からは、レジスタバンクメモリの
クロック発生/停止を選択するための制御信号RBCK
が以下のように制御されて出力される。
タセットへのデータライト又はレジスタ切り換えの復帰
動作時以外のときは制御信号RBCKをLow(停止を
示す信号)にする。なお、制御信号RBCKは、CPU
本体部101内部のマイクロコード制御部や周辺回路に
より生成される。
デコーダ回路115、メモリ部113、及び入出力回路
117は非動作状態となる。従って、例えば、通常の汎
用レジスタのリード時には、汎用レジスタセット106
に対してだけリードがなされ、レジスタバンクメモリ1
02はリード動作されないため、無駄な電力消費が回避
される。
図4に基づいて説明する。レジスタバンクメモリ102
は2バンク構成とされ、バンク単位で2つのモジュール
102a,102bに分割されている。各モジュール1
02a,102bには、メモリ部113、アドレス回路
114、デコード回路115、制御回路116、及び入
出力回路117が設けられている。各モジュール102
a,102bは、モジュール選択回路118によってい
ずれかが選択されるようになっている。
図である。モジュール選択回路118には、CPU本体
部101から、制御信号RBCEが入力されるととも
に、RAN+1(レジスタバンク番号を示すアドレス部
分)が入力され、RBCE1とRBCE2が生成され
る。RBCE1とRBCE2において、一方がHigh
のときは他方がLowとなる。これらRBCE1とRB
CE2は、それぞれ前記モジュール102a,102b
に供給され、モジュールの選択がなされる。
9の出力信号IA0B〜は、デコード回路110だけで
なく、内部バス120によってレジスタバンクメモリ1
02のデコード回路115にも供給される。即ち、各モ
ジュール102a,102bのアドレス回路114は、
実施例1と同様、従来例の回路のうち、RA0〜RAn
を入力する部分は備えていない。デコード回路115
は、従来例の回路と同じ回路を有し、前記のアドレス回
路109から供給されるIA0B〜と、アドレス回路1
14から供給されるIAn+1B〜とを入力し、デコー
ド信号を出力するようになっている。
て回路面積は増えるものの、アクセスするバンク部分の
モジュールのみが動作し、他の部分は動作しないため、
省電力化が図れる。また、実施例1と同様、アドレス回
路の削減によって省電力化が図れるとともに、単にモジ
ュール化する場合に比べ、アドレス回路の削減によるチ
ップの小面積化が図れる。
のモジュールにより構成したが、3バンクとして3個の
モジュール或いは4バンクとして4個又は2個のモジュ
ール等とすることによりレジスタバンクメモリを構成し
てもよいものである。また、実施例3又は実施例4と同
様に、命令制御部111により、制御信号RBCE,R
BCKが制御されて出力されるようになっていてもよ
い。
図6に基づいて説明する。レジスタバンクメモリ102
は2バンク構成とされ、バンク単位で2つのモジュール
102a,102bに分割されている。各モジュール1
02a,102bには、メモリ部113、アドレス回路
114、デコード回路115、制御回路116、及び入
出力回路117が設けられている。各モジュール102
a,102bは、モジュール選択回路118によってい
ずれかが選択されるようになっている。モジュール選択
回路118は、実施例5と同じである。
0は、従来例で示した回路と同じ回路を有し、デコード
信号(図ではRG0〜RG15)を出力するが、このデ
コード信号は、汎用レジスタ106だけでなく、内部バ
ス121によってレジスタバンクメモリ102のワード
回路115′にも供給されるようになっている。
ドレス回路114は、従来例で示した回路部分のうち、
RA0〜RAnを入力する部分は備えていない。更に、
ワード回路115′は、図3に示したように、前記のデ
コード信号(図ではRG0〜RG15)を直接入力し、
また、アドレス回路114からIA4及びIA4Bを入
力するように構成される。
て回路面積は増えるものの、アクセスするバンク部分の
モジュールのみが動作し、他の部分は動作しないため、
省電力化が図れる。また、実施例2と同様、アドレス回
路やデコード回路の削減によって省電力化が図れるとと
もに、単にモジュール化する場合に比べ、アドレス回路
やデコード回路の削減によるチップの小面積化が図れ
る。
のモジュールにより構成したが、3バンクとして3個の
モジュール或いは4バンクとして4個又は2個のモジュ
ール等とすることによりレジスタバンクメモリを構成し
てもよいものである。また、実施例3又は実施例4と同
様に、命令制御部111により、制御信号RBCE,R
BCKが制御されて出力されるようになっていてもよ
い。
従来例で示した図8を用いて説明する。本実施例の情報
処理装置は、従来例で示した図8の情報処理装置と同じ
ハード構成を有するものであるが、命令制御部11から
は、実施例3と同様、レジスタバンクメモリの作動/停
止を選択するための制御信号RBCE(メモリイネーブ
ル)が以下のように制御されて出力される。
レジスタバンクメモリの作動/停止を選択するための制
御信号RBCEは、レジスタアクセス(リード,ライ
ト)のときには常にHighに固定されていたが、本実
施例では、CPU本体部1は、汎用レジスタセットへの
データライト又はレジスタ切り換えの復帰動作時以外の
ときは制御信号RBCEをLow(停止を示す信号)に
する。制御信号RBCEは、CPU本体部101内部の
マイクロコード制御部や周辺回路により生成される。
デコーダ回路15、メモリ部13、及び入出力回路17
は非動作状態となる。従って、例えば、通常の汎用レジ
スタのリード時には、汎用レジスタセット6に対してだ
けリードがなされ、レジスタバンクメモリ2はリード動
作されないため、無駄な電力消費が回避される。
従来例で示した図8を用いて説明する。本実施例の情報
処理装置は、従来例で示した図8の情報処理装置と同じ
ハード構成を有するものであるが、実施例4と同様、命
令制御部11からは、レジスタバンクメモリのクロック
発生/停止を選択するための制御信号RBCKが以下の
ように制御されて出力される。
ットへのデータライト又はレジスタ切り換えの復帰動作
時以外のときは制御信号RBCKをLow(停止を示す
信号)にする。制御信号RBCKは、CPU本体部1内
部のマイクロコード制御部や周辺回路により生成され
る。
デコーダ回路15、メモリ部13、及び入出力回路17
は非動作状態となる。従って、例えば、通常の汎用レジ
スタのリード時には、汎用レジスタセット6に対してだ
けリードがなされ、レジスタバンクメモリ2はリード動
作されないため、無駄な電力消費が回避される。
図7の如く構成される。この情報処理装置は、そのCP
U本体部1側については、従来例で示した図8の情報処
理装置と同じハード構成を有するものであるが、レジス
タバンクメモリ2は、2バンク構成とされ、バンク単位
で2つのモジュール2a,2bに分割されている。各モ
ジュール2a,2bには、メモリ部13、アドレス回路
14、デコード回路15、制御回路16、及び入出力回
路17が設けられている。各モジュール2a,2bは、
モジュール選択回路118によっていずれかが選択され
るようになっている。
で示した図5と同様、CPU本体部1から、制御信号R
BCEが入力されるとともに、RAN+1(レジスタバ
ンク番号を示すアドレス部分)が入力され、RBCE1
とRBCE2を生成し、それぞれ前記モジュール2a,
2bに供給してモジュール選択を行う。
のモジュールにより構成したが、3バンクとして3個の
モジュール或いは4バンクとして4個又は2個のモジュ
ール等とすることによりレジスタバンクメモリを構成し
てもよいものである。また、実施例7又は実施例8と同
様に、命令制御部1により、制御信号RBCE,RBC
Kが制御されて出力されるようになっていてもよい。
理装置の省電力化が図れるとともに、チップの小面積化
が図れるという効果を奏する。
ック図である。
ック図である。
回路を示すブロック図である。
ック図である。
ル選択回路を示すブロック図である。
ロック図である。
ロック図である。
ある。
である。
路を示す回路図である。
路を示す回路図である。
回路図である。
グチャートである。
Claims (8)
- 【請求項1】 複数のレジスタから成る1組の汎用レジ
スタセットを中央演算処理装置本体部内に備え、複数の
前記汎用レジスタセットに相当するメモリ領域を有する
レジスタバンクメモリが専用の内部バス及び内部制御信
号ラインにより前記中央演算処理装置本体部に接続さ
れ、この中央演算処理装置本体部内のアドレス回路の出
力信号が前記内部バスを通じて前記レジスタバンクメモ
リに入力されることを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項2】 複数のレジスタから成る1組の汎用レジ
スタセットを中央演算処理装置本体部内に備え、複数の
前記汎用レジスタセットに相当するメモリ領域を有する
レジスタバンクメモリが専用の内部バス及び内部制御信
号ラインにより前記中央演算処理装置本体部に接続さ
れ、この中央演算処理装置本体部内のデコード回路の出
力信号が前記内部バスを通じて前記レジスタバンクメモ
リに入力されることを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項3】 前記内部制御信号ラインから出力される
信号であって、レジスタバンクメモリの作動/停止を選
択するための信号が、前記汎用レジスタセットへのデー
タライト又はレジスタ切り換えの復帰動作時以外のとき
には停止を示す信号となるように構成されていることを
特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理装
置。 - 【請求項4】 前記内部制御信号ラインから出力される
信号であって、レジスタバンクメモリのクロック発生/
停止信号が、前記汎用レジスタセットへのデータライト
又はレジスタ切り換えの復帰動作時以外のときには停止
を示す信号となるように構成されていることを特徴とす
る請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。 - 【請求項5】 前記レジスタバンクメモリは、2つ以上
のモジュールに分割されるとともに、アクセスしないモ
ジュールを非動作状態とするためのモジュール選択手段
を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の
いずれかに記載の情報処理装置。 - 【請求項6】 複数のレジスタから成る1組の汎用レジ
スタセットを中央演算処理装置本体部内に備え、複数の
前記汎用レジスタセットに相当するメモリ領域を有する
レジスタバンクメモリが専用の内部バス及び内部制御信
号ラインにより前記中央演算処理装置本体部に接続さ
れ、バンクナンバーとレジスタ選択信号とを合成した信
号が前記内部バスを通じて前記レジスタバンクメモリ内
のアドレス回路に供給されるようにした情報処理装置に
おいて、前記内部制御信号ラインから出力される信号で
あって、レジスタバンクメモリの作動/停止を選択する
ための信号が、前記汎用レジスタセットへのデータライ
ト又はレジスタ切り換えの復帰動作時以外のときには停
止を示す信号となるように構成されていることを特徴と
する情報処理装置。 - 【請求項7】 複数のレジスタから成る1組の汎用レジ
スタセットを中央演算処理装置本体部内に備え、複数の
前記汎用レジスタセットに相当するメモリ領域を有する
レジスタバンクメモリが専用の内部バス及び内部制御信
号ラインにより前記中央演算処理装置本体部に接続さ
れ、バンクナンバーとレジスタ選択信号とを合成した信
号が前記内部バスを通じて前記レジスタバンクメモリ内
のアドレス回路に供給されるようにした情報処理装置に
おいて、前記内部制御信号ラインから出力される信号で
あって、レジスタバンクメモリのクロック発生/停止信
号が、前記汎用レジスタセットへのデータライト又はレ
ジスタ切り換えの復帰動作時以外のときには停止を示す
信号となるように構成されていることを特徴とする情報
処理装置。 - 【請求項8】 複数のレジスタから成る1組の汎用レジ
スタセットを中央演算処理装置本体部内に備え、複数の
前記汎用レジスタセットに相当するメモリ領域を有する
レジスタバンクメモリが専用の内部バス及び内部制御信
号ラインにより前記中央演算処理装置本体部に接続さ
れ、バンクナンバーとレジスタ選択信号とを合成した信
号が前記内部バスを通じて前記レジスタバンクメモリ内
のアドレス回路に供給されるようにした情報処理装置に
おいて、前記レジスタバンクメモリは、2つ以上のモジ
ュールに分割されるとともに、アクセスしないモジュー
ルを非動作状態とするためのモジュール選択手段を備え
ていることを特徴とする情報処理装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7000898A JPH08190481A (ja) | 1995-01-06 | 1995-01-06 | 情報処理装置 |
US08/582,670 US5896515A (en) | 1995-01-06 | 1996-01-04 | Information processing apparatus |
US09/227,471 US6266762B1 (en) | 1995-01-06 | 1999-01-08 | Information processing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7000898A JPH08190481A (ja) | 1995-01-06 | 1995-01-06 | 情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08190481A true JPH08190481A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=11486512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7000898A Pending JPH08190481A (ja) | 1995-01-06 | 1995-01-06 | 情報処理装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5896515A (ja) |
JP (1) | JPH08190481A (ja) |
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JP3976089B2 (ja) * | 2002-08-09 | 2007-09-12 | 株式会社リコー | 半導体集積回路装置及びその製造方法 |
JP4296051B2 (ja) * | 2003-07-23 | 2009-07-15 | 株式会社リコー | 半導体集積回路装置 |
JP4263056B2 (ja) * | 2003-08-26 | 2009-05-13 | 株式会社リコー | 基準電圧発生回路 |
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JPS6055849B2 (ja) * | 1975-12-04 | 1985-12-06 | 株式会社東芝 | 命令制御方式 |
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IT1230097B (it) | 1989-04-27 | 1991-10-05 | Ausimont Srl | Procedimento per preparare perfluorosuccinilfluoruro. |
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-
1995
- 1995-01-06 JP JP7000898A patent/JPH08190481A/ja active Pending
-
1996
- 1996-01-04 US US08/582,670 patent/US5896515A/en not_active Expired - Lifetime
-
1999
- 1999-01-08 US US09/227,471 patent/US6266762B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
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