JPH08190322A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH08190322A
JPH08190322A JP7002042A JP204295A JPH08190322A JP H08190322 A JPH08190322 A JP H08190322A JP 7002042 A JP7002042 A JP 7002042A JP 204295 A JP204295 A JP 204295A JP H08190322 A JPH08190322 A JP H08190322A
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JP
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rom
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JP7002042A
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Inventor
Tadashi Aoki
正 青木
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】常にプリント枚数を正確に管理でき、消耗品の
寿命監視を確実に行うことが可能な画像記録装置を提供
する事。 【構成】所定の用紙に対して記録処理手段(3)により
所定のプリント動作を行って画像を記録する画像記録装
置において、所定の第1のカウント数を記憶するための
RAM4と、所定の第2のカウント数を記憶するための
EEP−ROM5と、前記記録処理手段(3)により前
記プリント動作が所定量行われたことに応じて前記第1
のカウント数を1つ増加するように前記RAM4に記憶
された前記第1のカウント数の更新を行う第1のカウン
ト手段と(1)、前記第1のカウント数が所定の基準枚
数の正数倍に達したことに応じて前記第2のカウント数
を1つ増加するように前記EEP−ROM5に記憶され
た前記第2のカウント数の更新を行う第2のカウント手
段(1)とを具備。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばファクシミリ装
置等に適用されるものであり、プリント枚数をカウント
して管理する画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像記録装置は、例えば電子写真記録方
式を用いたものにおける感光ドラムのような消耗品があ
り、その寿命監視を行う場合がある。
【0003】その一例としては、感光ドラムの使用可能
な動作サイクル数をプリント枚数に換算し規定値として
設定しておくとともに、実際のプリント枚数をカウント
し、プリント枚数のカウンタ値が前記規定値を越えたら
感光ドラムが寿命であると判定する。そして、感光ドラ
ムが交換されたなら、その時のプリント枚数のカウンタ
値に前記規定値を加えた値を、新たな寿命検出用の値と
して記憶する。以後プリント枚数のカウンタ値と、前記
寿命検出用の値とを照合して感光ドラムの寿命を検出す
る。
【0004】さて、以上のようにプリント枚数をカウン
トする場合、従来はバッテリー等によってバックアップ
されたRAMにプリント枚数のカウンタ値を記憶してお
き、このカウンタ値をプリントを行う度に更新すること
が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の画像
記録装置によると、プリント枚数のカウンタ値がRAM
に記憶されているため、装置自身のシステムクリア時、
基板交換時またはバックアップ回路不良が発生した場合
等にカウンタ値がクリアされてしまい、動作復帰後にプ
リント枚数を正しく認識することができない。
【0006】このため、上述のような種々の状態からの
動作復帰後にはプリント枚数を正しく認識することがで
きず、消耗品の寿命を正しく判定することが困難になる
という不具合があった。
【0007】本発明の目的は、常にプリント枚数を正確
に管理でき、消耗品の寿命監視を確実に行うことが可能
な画像記録装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明の画像記録装置は、以下の如く
構成されている。
【0009】本発明の画像記録装置は、所定の用紙に対
して記録処理手段により所定のプリント動作を行って画
像を記録する画像記録装置において、所定の第1のカウ
ント数を記憶するためのRAMと、所定の第2のカウン
ト数を記憶するためのEEP−ROMと、前記記録処理
手段により前記プリント動作が所定量行われたことに応
じて前記第1のカウント数を1つ増加するように前記R
AMに記憶された前記第1のカウント数の更新を行う第
1のカウント手段と、前記第1のカウント数が所定の基
準枚数の正数倍に達したことに応じて前記第2のカウン
ト数を1つ増加するように前記EEP−ROMに記憶さ
れた前記第2のカウント数の更新を行う第2のカウント
手段とから構成されている。
【0010】
【作用】上記手段を講じた結果、次のような作用が生じ
る。
【0011】本発明の画像記録装置においては、プリン
ト動作が所定量行われたことに応じて第1のカウント数
を1つ増加するようにRAMに記憶された前記第1のカ
ウント数の更新を行い、前記第1のカウント数が所定の
基準枚数の正数倍に達したことに応じて第2のカウント
数を1つ増加するようにEEP−ROMに記憶された前
記第2のカウント数の更新を行うので、装置自身のシス
テムクリア時、基板交換時、またはバックアップ回路不
良が発生した場合等に前記RAMが消去されても、前記
EEP−ROMに記憶された前記第2カウンタ値に基づ
いて正確なプリント枚数が認識可能であるので、消耗品
の寿命監視を正しく継続することができる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る画像記録装置
を適用して構成されたファクシミリ装置の構成を示すブ
ロック図である。なお本実施例のファクシミリ装置は、
FAX送受信機能と複写機としての機能とを有するもの
である。
【0013】図1において1はCPU部であり、このC
PU部1には復号化部2を介してプリンタ部3が接続さ
れている。また、CPU部1にはRAM4およびEEP
−ROM5が接続されている。CPU部1はファクシミ
リ装置の動作制御全般を行うものである。復号化部2
は、CPU部1から送られてくる画データを復号し、画
信号を再生しプリンタ部3に出力する。プリンタ部3で
は復号化部2より入力した画データが示すドキュメント
や複写のためのドキュメント等の画像を、予めセットさ
れた記録用紙に記録出力する。RAM4およびEEP−
ROM5は、CPU部1が各種の処理を行う上で必要な
データを記憶しておくためのものであり、それぞれの少
なくとも一部の領域はプリント枚数を示すデータの記憶
領域に設定されている。
【0014】また、CPU部1には符号化部6を介して
原稿読取部7が接続されている。原稿読取部7は、使用
者によりセットされた送信原稿(図示せず)に形成され
た画像に対応する画信号を生成し、符号化部6に出力す
る。符号化部6は原稿読取部7より入力した画信号を符
号化し、画データとしCPU部1に出力する。
【0015】さらにCPU部1には、操作パネル10の
入力部11と表示部12とに接続されている。操作パネ
ル10は、使用者が当該ファクシミリ装置を操作するた
めの各種キースイッチ類等を有するものである。そして
入力部11は、例えばキースイッチ群よりなり、使用者
がCPU部1に対して各種の指示入力を行うためのもの
である。表示部12は、例えばLCDよりなり、CPU
部1の制御の下に使用者に対する各種の情報表示を行う
ものである。
【0016】また、CPU部1には送受信部8を介して
回線9が接続されており、送受信部8は変復調回路81
と網制御回路82とを有している。変復調回路81は、
CPU部1から送られてくる画データを変調してファク
シミリ伝送信号を生成するものであるとともに、回線9
を介して到来したファクシミリ伝送信号を受信復調し画
データを再生するものである。また、網制御回路82は
回線9とのインタフェース処理、回線9の捕捉・解放、
ダイヤル信号の送信等を行うものである。
【0017】ところでCPU部1は、ファクシミリ装置
における周知の一般的な制御手段に加えて、第1カウン
ト手段および第2カウント手段を有している。第1カウ
ント手段は、前記プリンタ部3がプリント動作により用
紙を1枚排出する毎にプリント枚数として1カウントす
る。そして第1カウント手段は、1ドキュメントのプリ
ント動作におけるカウント数、即ちプリント枚数を既に
RAM4に記憶されている第1カウンタ値と加算し、そ
の加算結果を新たな第1カウンタ値としてRAM4に記
憶、更新するものである。なお第1カウント手段は、プ
リンタ部3にて種々の事情により動作が中断した場合、
または内部にて紙づまりが発生した場合等にはプリント
枚数としてカウントしない。また第1カウント手段で
は、ドキュメントのプリント動作におけるカウント数は
A4用紙を基準にしているため、仮にB4用紙にてプリ
ント動作を行なった場合は、A4用紙との用紙の長さの
相違を考慮してカウント数に(10/9)を掛け、B4
用紙がA4用紙にてプリントされたものと換算した値を
第1カウンタ値に加算する。
【0018】一方、第2カウント手段は、第1カウント
手段が第1カウンタ値を更新した際に、更新後の第1カ
ウンタ値の1/10(小数点以下切捨て)の値を新たな
第2カウンタ値としてEEP−ROM5に記憶、更新す
るものである。なお、第1カウンタ値を第1カウンタ値
の1/10としているのは、EEP−ROM5に係るコ
スト削減を考慮し、比較的容量の少ないEEP−ROM
を使用しているためであり、プリンタ部3での消耗品の
寿命枚数がEEP−ROM5の容量で記憶できる第2カ
ウンタ値を超えないようにするためである。
【0019】図2は、EEP−ROM5内での1データ
の構成を示している。データ41では、D12〜D0 が上
記第2カウンタ値の記憶に使用され、D15〜D13が当該
データ41を有効とするか否かを表すために使用され
る。なお、D15〜D13が「000」である場合有効デー
タであることを示し、「000」以外である場合無効で
あることを示している。
【0020】次に、以上のように構成されたファクシミ
リ装置の動作を図3および図4に示したフローチャート
を基に説明する。なお、本実施例では既にRAM4内に
第1カウンタ値「92」、EEP−ROM5内に第2カ
ウンタ値「9」が記憶されているものとする。
【0021】いま、送受信部8にてドキュメントの受信
があり、CPU部1がプリンタ部3に該ドキュメントを
A4用紙に12枚分プリントをさせるともに、プリンタ
部3の用紙を排出する動作より、プリント枚数「12」
をカウントしたものとする。
【0022】するとCPU部1は、RAM4より第1カ
ウンタ値「92」を読み出し、この「92」に上記プリ
ント枚数「12」を加算する。そして、その加算結果
「104」を新しい第1カウンタ値としてRAM4に記
憶、更新する。この更新によりRAM4内の第1カウン
タ値は「92」から「104」となる。またこの動作と
同時に、CPU部1はRAM4内の第1カウンタ値が1
0の倍数を越えたか否かを監視しており、該第1カウン
タ値が「100」を越えたので、以下の如きEEP−R
OM5内の第2カウンタ値を更新する処理を行なう。
【0023】まず、図3に示すようにステップS1で、
CPU部1はEEP−ROM5のアドレス“××H”に
記憶されている第2カウンタ値「9」に相当するデータ
「0009H」を消去する。そしてステップS2で、C
PU部1は前記アドレス“××H”のデータの消去が終
了したか否かを確認し、消去が終了し場合、ステップS
3で、前記アドレス“××H”に新たな第2カウンタ値
「10」に相当するデータ「000AH」を記憶する。
【0024】図5(a)は、EEP−ROM5のアドレ
ス、そのアドレスに記憶されるデータおよびそのデータ
より換算されるプリント枚数の対応関係を示す図であ
る。図5(a)に示すように、EEP−ROM5のアド
レス“××H”には第2カウンタ値としてのデータ「0
00AH」が記憶される。そしてこのデータ「000A
H」は、プリントが行われた総枚数が100枚(基準枚
数10×10=100)以上110枚未満であることを
示している。また、EEP−ROM5のアドレス“○○
H”には、第2カウンタ値がデータとして記憶されてい
るアドレスが記憶される。図5(a)に示すように、ア
ドレス“○○H”にはアドレスデータ「××H」が記憶
されている。
【0025】さて次に、ステップS4で、CPU部1は
上述したような前記アドレス“××H”への新たな第2
カウンタ値の書き込みが終了したか否かを確認する。そ
して終了している場合、ステップS5で、CPU部1は
EEP−ROM5のアドレス“××H”に書き込んだ第
2カウント値データ「000AH」即ち「10」と、R
AM4に記憶されている第1カウンタ値「104」とを
照合する。この照合では、第2カウント値と第1カウン
タ値を基準枚数「10」で割った商とが適合しているか
否かを確認する。
【0026】ここで、もし照合の結果第2カウント値と
第1カウンタ値を基準枚数「10」で割った商(小数点
以下は切捨て)とが適合しない場合、CPU部1はステ
ップS6で照合の回数がN回(N回:予め設定されてい
る)となったことを確認するまで、ステップS1からス
テップS5までの処理を行なう。ここでもし、N回とな
るまでにステップS5で適合を確認した場合、後述する
ステップS8の処理を行う。また、N回照合を行っても
適合が確認されない場合、ステップS7で、CPU部1
は表示部12より、異常である旨を可視情報で使用者に
通知する(または、図示しないスピーカより異常である
旨を可聴情報で通知する)。
【0027】また、ステップS5で適合が確認された場
合、ステップS8で、CPU部1は表示部12(または
スピーカ)より正常である旨を使用者に通知する。
【0028】なお、上記ステップS2、S4にて、消去
動作または書き込み動作の完了が確認されない場合、そ
れぞれ完了されるまで相当する動作を行なう。
【0029】次に、プリンタ部3の図示しないドラムユ
ニットに何らかの支障が生じたため新しいものに交換す
る場合の処理について説明する。なお、本実施例では1
994年9月19日にドラムユニットを交換するものと
する。
【0030】まず、図4のステップS11で、CPU部
1はEEP−ROM5のアドレス“(××+1)H”を
消去する。そしてステップS12で、CPU部1は前記
アドレス“(××+1)H”のデータの消去が終了した
か否かを確認し、消去が終了したと確認された場合、ス
テップS13で、前記アドレス“(××+1)H”に新
たなドラムユニット交換年1994年に相当するデータ
「1994」を記憶する。
【0031】そしてステップS14で、CPU部1は前
記アドレス“(××+1)H”に新たな交換年データが
書き込まれたか否かを確認し、書き込まれたことが確認
された場合、ステップS15で、アドレス“(××+
2)H”を消去する。そしてステップS16で、CPU
部1は前記アドレス“(××+2)H”のデータの消去
が終了したか否かを確認し、消去が終了したと確認され
た場合、ステップS17で、前記アドレス“(××+
2)H”に新たなドラムユニット交換月日9月19日に
相当するデータ「0919」を記憶する。次にステップ
S18で、CPU部1は前記アドレス“(××+2)
H”に新たな交換月日データが書き込まれたことが確認
されると、一連の処理を終了する。
【0032】なお、上記ステップS12、S14、S1
6、S18にて、消去動作または書き込み動作の完了が
確認されない場合、それぞれ完了が確認されるまで相当
する動作を行なう。
【0033】図5(b)は、EEP−ROM5のアドレ
ス、そのアドレスに記憶されるデータ、およびそのデー
タの内容の対応関係を示す図である。図5(b)に示す
ように、EEP−ROM5のアドレス“××H”には、
図5(a)と同様に第2カウンタ値としてのデータ「0
00AH」が記憶される。そしてこのデータ「000A
H」は、プリントが行われた総枚数が10×10=10
0枚以上110枚未満であることを示している。そし
て、アドレス“××H”の次のアドレス“(××+1)
H”には今回ドラムユニットの交換を行った1994年
を示すデータ「1994」が、前記アドレス“(××+
1)H”の次のアドレス“(××+2)H”には9月1
9日を示すデータ「0919」がそれぞれ記憶される。
【0034】また図5(b)に示すように、ドラムユニ
ットの交換後、第2カウンタ値の記憶はアドレス“××
H”のデータ「000AH」を引継ぎ、アドレス“□□
H”にて行われる。この新たに第2カウンタ値の記憶を
行うアドレスのデータ「□□H」はアドレス“(○○+
1)H”に記憶される。一方、アドレス“××H”に記
憶されている第2カウンタ値は、今回の交換前のドラム
ユニット使用時のデータとして保存される。また、交換
前の第2カウンタ値が記憶されているアドレスのデータ
「××H」は、図5(a)と同様アドレス“○○H”に
記憶される。前述したように、アドレス“××H”のデ
ータ「000AH」は今回の交換前のドラムユニットで
の第2カウンタ値であり、前回使用されていたドラムユ
ニットの使用状況の履歴として保存されるデータであ
る。よって、後刻メンテナンス時等に参照し活用するこ
とが可能である。
【0035】なお、ドラムユニットの交換後または交換
前の各第2カウンタ値と今回の交換年月日とは、使用者
が操作パネル10の入力部11において所定の操作を行
うことにより、CPU部1がEEP−ROM5より相当
するデータを読み出し、表示部12または図示しないス
ピーカより出力することにより参照可能である。
【0036】そして、ドラムユニット交換後はRAM4
に記憶されている第1カウンタ値に所定の規定値を加算
した値が新たな寿命検出用の値となり、以降前記新たな
寿命検出用の値とRAM4の第1カウンタ値とを照合し
寿命検出を行う。
【0037】かくして本実施例によれば、実際のプリン
ト枚数に相当する第1カウンタ値をRAM4に記憶して
おくとともに、プリント枚数が10の正数倍に至る毎に
1カウントされる第2カウンタ値をEEP−ROM5に
記憶しておくので、装置自身のシステムクリア時、基板
交換時またはバックアップ回路不良が発生した場合等に
RAM4が消去されても、EEP−ROM5に記憶され
た第2カウンタ値が消去されずに保存される。このた
め、上記のような状態からの動作復帰時のイニシャル処
理において、EEP−ROM5のアドレス“××H”に
記憶されている第2カウンタ値のデータを読出し、その
データをRAM4の所定のエリアに第1カウンタ値とし
て記憶することにより、正確なプリント枚数を継続して
カウントし認識することができる。よって、寿命に至っ
た消耗品が使用され続けてしまうことを防止することが
可能となる。
【0038】また本実施例では、EEP−ROM5に記
憶される第2カウンタ値はプリント枚数が10枚の正数
倍に達する毎に1カウントされたカウント数であるの
で、その値は実際のプリント枚数よりも小さく、プリン
ト枚数をそのまま記憶する場合に比べて情報量が少な
い。従って、EEP−ROM5には小容量で安価なもの
を用いることができ、コストの上昇を低く抑えることが
できる。なおこのため、EEP−ROM5に記憶された
第2カウンタ値は、実際のプリント枚数に対して最大で
9枚分の誤差を有するが、消耗品は徐々に消耗するもの
であり、その寿命を示す規定値を越えたら即座に使用不
可能になるというものではなく、また上記規定値はかな
りのマージンを見て小さく設定される場合が多いので、
上述の誤差は何ら問題のないものである。
【0039】なお本発明は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば上記実施例では、本発明の画像記録装
置をファクシミリ装置に適用して説明しているが、例え
ば複写機等の他の装置に適用しても良いし、あるいは独
立した画像記録装置として実現しても良い。
【0040】また上記実施例では、基準枚数を10枚と
しているが、基準枚数は2枚以上の任意の値であって良
い。なお、基準枚数を大きな値にするほど、EEP−R
OM5の容量を小さくすることが可能となり、コスト面
で有利となる。ただし、基準枚数を大きな値にするほど
本来のプリント枚数とEEP−ROM5に記憶されるカ
ウント数との誤差の最大値が大きくなるので、この誤差
の最大値が消耗品の寿命判定に影響を与えない値となる
ように基準枚数を設定すべきである。
【0041】また上記実施例では、1ドキュメントのプ
リントにおけるプリント枚数をCPU部1においてカウ
ントしておき、1ドキュメントのプリント終了後に一括
して第1カウンタ値および第2カウンタ値の更新を行う
ものとしているが、RAM4に記憶された第2カウンタ
値を1枚のプリントが終了する毎に、またEEP−RO
M5に記憶された第2カウンタ値を第1カウンタ値が1
0の正数倍に到達する毎に、それぞれ1カウントしても
良い。
【0042】このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形実施が可能である。
【0043】(実施例のまとめ)実施例に示された構成
および作用効果をまとめると次の通りである。
【0044】実施例に示された画像記録装置は、所定の
用紙に対して記録処理手段(3)により所定のプリント
動作を行って画像を記録する画像記録装置において、所
定の第1のカウント数を記憶するためのRAM4と、所
定の第2のカウント数を記憶するためのEEP−ROM
5と、前記記録処理手段(3)により前記プリント動作
が所定量行われたことに応じて前記第1のカウント数を
1つ増加するように前記RAM4に記憶された前記第1
のカウント数の更新を行う第1のカウント手段と
(1)、前記第1のカウント数が所定の基準枚数の正数
倍に達したことに応じて前記第2のカウント数を1つ増
加するように前記EEP−ROM5に記憶された前記第
2のカウント数の更新を行う第2のカウント手段(1)
とから構成されている。
【0045】したがって上記画像記録装置においては、
プリント動作が所定量行われたことに応じて第1のカウ
ント数を1つ増加するようにRAM4に記憶された前記
第1のカウント数の更新を行い、前記第1のカウント数
が所定の基準枚数の正数倍に達したことに応じて第2の
カウント数を1つ増加するようにEEP−ROM5に記
憶された前記第2のカウント数の更新を行うので、装置
自身のシステムクリア時、基板交換時またはバックアッ
プ回路不良が発生した場合等に前記RAM4が消去され
ても、前記EEP−ROM5に記憶された前記第2カウ
ンタ値に基づいて正確なプリント枚数が認識可能である
ので、消耗品の寿命監視を正しく継続することができ
る。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、常にプリント枚数を正
確に管理でき、消耗品の寿命監視を確実に行うことが可
能な画像記録装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る画像記録装置を適用し
てなるファクシミリ装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の一実施例に係るEEP−ROM内での
1データの構成を示す図。
【図3】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置の動
作を示すフローチャート。
【図4】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置の動
作を示すフローチャート。
【図5】本発明の一実施例に係るEEP−ROMのアド
レス、そのアドレスに記憶されるデータおよびそのデー
タの内容の対応関係を示す図。
【符号の説明】
1…CPU部 2…復号化部 3…プリンタ部 4…RAM 5…EEP−ROM 6…符号化部 7…原稿読取部 8…送受信部 81…変復調回路 82…網制御回路 9…回線 10…操作パネル 11…入力部 12…表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/00 106 C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の用紙に対して記録処理手段により所
    定のプリント動作を行って画像を記録する画像記録装置
    において、 所定の第1のカウント数を記憶するためのRAMと、 所定の第2のカウント数を記憶するためのEEP−RO
    Mと、 前記記録処理手段により前記プリント動作が所定量行わ
    れたことに応じて前記第1のカウント数を1つ増加する
    ように前記RAMに記憶された前記第1のカウント数の
    更新を行う第1のカウント手段と、 前記第1のカウント数が所定の基準枚数の正数倍に達し
    たことに応じて前記第2のカウント数を1つ増加するよ
    うに前記EEP−ROMに記憶された前記第2のカウン
    ト数の更新を行う第2のカウント手段と、 を具備したことを特徴とする画像記録装置。
JP7002042A 1995-01-10 1995-01-10 画像記録装置 Pending JPH08190322A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7002042A JPH08190322A (ja) 1995-01-10 1995-01-10 画像記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7002042A JPH08190322A (ja) 1995-01-10 1995-01-10 画像記録装置

Publications (1)

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JPH08190322A true JPH08190322A (ja) 1996-07-23

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ID=11518278

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JP7002042A Pending JPH08190322A (ja) 1995-01-10 1995-01-10 画像記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08190322A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220188222A1 (en) * 2020-12-15 2022-06-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus, method, and storage medium

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220188222A1 (en) * 2020-12-15 2022-06-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus, method, and storage medium

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