JPH08189417A - 車両の4サイクルエンジン - Google Patents

車両の4サイクルエンジン

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JPH08189417A
JPH08189417A JP25026895A JP25026895A JPH08189417A JP H08189417 A JPH08189417 A JP H08189417A JP 25026895 A JP25026895 A JP 25026895A JP 25026895 A JP25026895 A JP 25026895A JP H08189417 A JPH08189417 A JP H08189417A
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oil
extended
vehicle
pan
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Yoshihiro Isono
喜宏 磯野
Toshiyuki Takahashi
俊之 高橋
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/02Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
    • F02B2075/022Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
    • F02B2075/027Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle four

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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】オイル面を上昇させることなくオイル量を増加
させることができ、車両旋回時にオイルストレーナから
空気を吸い込むことを防止する車両の4サイクルエンジ
ンを提供する。 【解決手段】車両の4サイクルエンジン1は、エンジン
本体2にオイルを貯留するオイルパン50を備え、この
オイルパン50内にオイルストレーナ51を配置し、オ
イルパン50に貯留するオイルをオイルポンプ61の駆
動でオイルストレーナ51を介して吸引し、エンジン本
体2の各部へ循環させ、オイルパン50は、オイルスト
レーナ51が配置されるオイル溜り部50bと、オイル
溜り部50bのクランク軸直角方向の少なくとも一方に
延びる延出オイル溜り部50f,50gを形成し、この
延出オイル溜り部50f,50gによりオイルパン50
の容積を増加させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オイルパンに貯
留するオイルを、オイルポンプの駆動で吸引してエンジ
ン本体の各部へ循環させる車両の4サイクルエンジンに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両に搭載された4サイクルエンジンに
は、オイルを貯留するオイルパンを備え、このオイルパ
ン内にオイルストレーナを配置し、オイルポンプの駆動
でオイルパンのオイルをオイルストレーナから吸引して
エンジン本体の各部へ循環させるものがある。このよう
にして、オイルをエンジン本体の各軸受部や摺動部へ給
油することで、摩擦面での流体潤滑を確保して、摩擦や
摩耗を減少させ、さらに摩擦部を冷却する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、オイルポ
ンプの駆動でオイルパンのオイルをエンジン本体の各軸
受部や摺動部へ循環させているが、旋回や急加減速しな
いときの通常走行時にオイル面が高くなり、クランク軸
のクランクアーム等がオイルを撹拌するようになりロス
馬力が増加したり、オイルが撹拌により噴霧状態になっ
て燃料に混入して吹き上げが生じる。このため、オイル
パンの容積を単に増加させオイル面を下げようとする
と、クランク軸を車幅方向にして配置されたエンジンで
は車両旋回時にオイルパン内のオイルが左側や右側に移
動し、例えばクランク軸を車両進行方向にして配置され
たエンジンでは急加減速時にオイルパン内のオイルが前
側や後側に移動するため、オイルストレーナの吸い口が
空中に出て吸い口から空気を吸い込むことがある。
【0004】また、例えば、多気筒エンジンでは、エン
ジンとミッションとが結合して一体化されたパワートレ
インがクランク軸方向に長くなり、パワートレインの剛
性が不足し、エンジンの駆動でパワートレインが共振し
て、振動がエンジンマウントから室内に伝わり騒音が大
きくなる等の問題がある。
【0005】この発明は、かかる実情を背景にしてなさ
れたもので、請求項1乃至請求項7記載の発明は、オイ
ル面を上昇させることなくオイル量を増加させることが
でき、車両旋回時または急加減速時にオイルストレーナ
から空気を吸い込むことを防止する車両の4サイクルエ
ンジンを提供することを目的としている。また、請求項
8及び請求項9記載の発明は、簡単な構造で、パワート
レインの振動による騒音を低減する車両の4サイクルエ
ンジンを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、エンジン本体にオイルを貯
留するオイルパンを備え、このオイルパン内にオイルス
トレーナを配置し、前記オイルパンに貯留するオイルを
オイルポンプの駆動で前記オイルストレーナを介して吸
引し、エンジン本体の各部へ循環させる車両の4サイク
ルエンジンにおいて、前記オイルパンは、前記オイルス
トレーナが配置されるオイル溜り部と、前記オイル溜り
部のクランク軸直角方向の少なくとも一方に延びる延出
オイル溜り部を形成し、この延出オイル溜り部により前
記オイルパンの容積を増加させたことを特徴としてい
る。このように、オイルパンに、オイル溜り部のクラン
ク軸直角方向の少なくとも一方に延出オイル溜り部を形
成し、この延出オイル溜り部によりオイルパンの容積を
増加させており、急加減速急旋回時にオイル面の角度を
確保しながら傾斜するオイル面を増すことがない。従っ
て、通常走行時には、オイル面が低くなっているため、
クランク軸のクランクアーム等がオイルを撹拌すること
が防止され、ロス馬力が軽減でき、またオイルが撹拌に
より噴霧状態になって燃料に混入することによる吹き上
げを防止できる。また、車両旋回時または急加減速時
に、オイルストレーナから空気を吸い込むことを防止す
ることができる。
【0007】請求項2記載の発明は、前記延出オイル溜
り部が、前記オイルストレーナの吸引口部を通る前記ク
ランク軸直角方向の線上に位置することを特徴としてい
る。このように、延出オイル溜り部が、オイルストレー
ナの吸引口部を通るクランク軸直角方向の線上に位置し
ており、車両旋回時または急加減速時に、オイルストレ
ーナからより確実に空気を吸い込むことを防止すること
ができる。
【0008】請求項3記載の発明は、前記延出オイル溜
り部が、その縦方向の断面形状が略逆三角形であること
を特徴としている。このように、延出オイル溜り部が、
その縦方向の断面形状が略逆三角形であり、エンジン本
体側との組み付け状態で下方への突出状態を抑えて一体
化できコンパクトになる。
【0009】請求項4記載の発明は、前記延出オイル溜
り部が、浅く形成されていることを特徴としている。こ
のように、延出オイル溜り部が、浅く形成されており、
オイルパンの容積を増加かせながら、かつコンパクトに
なっている。
【0010】請求項5記載の発明は、前記延出オイル溜
り部を、前記エンジン本体の略同じ幅まで延出させたこ
とを特徴としている。このように、延出オイル溜り部
を、エンジン本体の略同じ幅まで延出させて、オイルパ
ンの容積をより一層増加させており、オイル面を上昇さ
せることなくオイル量を増加させることができ、車両旋
回時または急加減速時にオイルストレーナの吸引口部か
ら空気を吸い込むことを防止することができる。
【0011】請求項6記載の発明は、エンジン本体にオ
イルを貯留するオイルパンを備え、このオイルパン内に
オイルストレーナを配置し、前記オイルパンに貯留する
オイルをオイルポンプの駆動で前記オイルストレーナを
介して吸引し、エンジン本体の各部へ循環させる車両の
4サイクルエンジンにおいて、前記オイルパンを、上下
2分割した上分割体と下分割体とを接合して構成し、前
記上分割体は、前記オイルストレーナが配置されるオイ
ル溜り部と、前記オイル溜り部のクランク軸直角方向の
少なくとも一方に延びる延出オイル溜り部を有すると共
に、一方に前記エンジン本体側と接合する上側接合開口
部と有し、他方に前記下分割体と接合する下側接合開口
部とを有し、この上分割体が上下方向の型抜きで成形可
能であることを特徴としている。このように、オイルパ
ンを上下2分割した上分割体と下分割体とを接合して構
成し、上分割体が上下方向の型抜きで成形可能であるた
め、例えばダイキャストで2分割して成形することがで
き、コストダウンが可能である。
【0012】請求項7記載の発明は、前記オイル溜り部
及び延出オイル溜り部は、前記オイルストレーナの吸引
口部がオイルと空気との境界にあるような車両の急加減
速時または急旋回時に変動するオイル面より上側の部分
を含むことを特徴としている。このように、オイル溜り
部及び延出オイル溜り部が、オイルストレーナの吸引口
部がオイルと空気との境界にあるような車両の急加減速
時または急旋回時に変動するオイル面より上側の部分を
含んでおり、車両旋回時または急加減速時に、オイルス
トレーナからより確実に空気を吸い込むことを防止する
ことができる。
【0013】請求項8記載の発明は、エンジン本体にオ
イルを貯留するオイルパンを備え、このオイルパン内に
オイルストレーナを配置し、前記オイルパンに貯留する
オイルをオイルポンプの駆動で前記オイルストレーナを
介して吸引し、エンジン本体の各部へ循環させる車両の
4サイクルエンジンにおいて、前記オイルパンは、略中
央部に深いオイル溜り部と、この深いオイル溜り部の両
側のクランク軸方向に浅いオイル溜り部とを有し、前記
深いオイル溜り部の少なくとも一方の底部を前記浅いオ
イル溜り部側に延出させ、この延出底部により凹部を形
成したことを特徴としている。このように、深いオイル
溜り部の少なくとも一方の底部を浅いオイル溜り部側に
延出させ、この延出底部により凹部を形成しており、パ
ワートレインもしくはエンジン本体とミッションケース
との結合剛性が簡単な構造で向上するため、例えばパワ
ートレインの共振点をエンジンの回転域から外し、エン
ジンマウントから室内に伝わる騒音を軽減することがで
きる。
【0014】請求項9記載の発明は、前記延出底部が、
前記深いオイル溜り部の底部からミッションケース接合
部に向け延びて凹部を形成したことを特徴としている。
このように、延出底部が、深いオイル溜り部の底部から
ミッションケース接合部に向け延びて凹部を形成してお
り、ミッションケース接合部側の剛性が簡単な構造で向
上することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の車両の4サイク
ルエンジンの実施例を添付図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0016】図1は車両の4サイクルエンジンの右側面
図、図2は車両の4サイクルエンジンの左側面図、図3
は車両の4サイクルエンジンの正面図、図4は図1のIV
-IV線に沿う断面図、図5は図3のV-V線に沿う断面図、
図6はオイルパンの平面図、図7はオイルパンの底面
図、図8は図6のVIII-VIII線に沿う断面図、図9は図
6のIX-IX線に沿う断面図、図10は図6のX-X線に沿う
断面図、図11は図7のXI-XI線に沿う断面図、図12
は図6のXII-XII線に沿う断面図、図13は図6のXIII-
XIII線に沿う断面図である。
【0017】車両の4サイクルエンジン1は、並列4気
筒エンジンが用いられ、矢印Frを進行方向前側にして
車両に搭載され、水平線L1に対してシリンダ軸線L2
を角度α後側へ傾斜させている。4サイクルエンジン1
のエンジン本体2は、クランクケース3、シリンダブロ
ック4、シリンダヘッド6及びヘッドカバー7を含み、
クランクケース3とシリンダブロック4との間にクラン
ク軸5が回転可能に軸支され、クランク軸5は車幅方向
に配置されている。シリンダブロック4にはシリンダヘ
ッド6が設けられ、さらにシリンダヘッド6にはヘッド
カバー7が設けられている。
【0018】シリンダブロック4に形成されたシリンダ
8にはピストン9が往復動可能に設けられ、このピスト
ン9とクランク軸5はコンロッド10により連結され、
ピストン9の往復運動がコンロッド10を介してクラン
ク軸5の回転運動に変換される。シリンダブロック4の
シリンダ8、ピストン9と、シリンダヘッド6とで燃焼
室11が形成されている。シリンダヘッド6には燃焼室
11に臨むように点火プラグ12が取り付けられてい
る。
【0019】また、シリンダヘッド6には吸気通路13
と排気通路14が形成され、吸気通路13には集合吸気
管15が接続され、この集合吸気管15に不図示のエア
クリーナが接続される。また、排気通路14には集合排
気管16が接続され、この集合排気管16に不図示の排
気管が接続される。集合排気管16と集合吸気管15と
の間には、排気ガスの一部を吸気側に戻す排気再循環装
置17が備えられている。
【0020】吸気通路13の燃焼室11に臨む開口部は
吸気弁18で開閉され、排気通路14の燃焼室11に臨
む開口部は排気弁19で開閉される。吸気弁18及び排
気弁19のタペット20,21には、動弁機構Aを構成
するカム軸22,23のカム22a,23aが当接して
おり、カム軸22,23の回転によってカム22a,2
3aがタペット20,21を介して吸気弁18及び排気
弁19を押動し、これにより吸気通路13と排気通路1
4を開閉する。カム軸22,23の端部にはそれぞれス
プロケット24,25が設けられ、一方クランク軸5の
端部にもスプロケット26が設けられ、このスプロケッ
ト24,25及びスプロケット26にカムベルト27が
掛け渡され、クランク軸5の回転でカムベルト27を介
してカム軸22,23が連動して回転する。
【0021】エンジン本体2の前側下部にはエアコンプ
レッサ28が、前側上部にはオルタネータ29が、後側
上部にはベルトテンショナー30が配置されている。さ
らに、エンジン本体2の左側部にはオイルポンプ31が
設けられ、図4に示すようにサイドカバー32がオイル
ポンプ31、動弁機構Aのクランク軸5からカム軸2
2,23への動力伝達部等を覆っている。
【0022】サイドカバー32から側部へ突出するクラ
ンク軸5の端部に設けられたプーリ33と、エアコンプ
レッサ28のプーリ35、オルタネータ29のプーリ3
6、ベルトテンショナー30のプーリ37及びオイルポ
ンプ31のプーリ34、さらにアイドルローラ39には
ベルト38が掛け渡されており、クランク軸5の回転に
よりベルト38を介して連動して駆動される。ベルト3
8にはテンションプーリ30により所定の張力が与えら
れている。クランク軸5の他方の端部にはトランスミッ
ション40の入力ギヤ41が接続され、このトランスミ
ッション40はミッションケース42に収納されてい
る。
【0023】クランクケース3の下部にはオイルを貯留
するオイルパン50が取り付けられ、このオイルパン5
0内にはオイルストレーナ51が配置されている。オイ
ルストレーナ51は、一対の取付アーム52に支持さ
れ、取付アーム52はボルト52aによりバッフルプレ
ート53と共にクランクキャップ200の下面に取り付
けられ、さらにバッフルプレート53はクランクケース
3の下面に締付ボルト54により取り付けられる。ま
た、バッフルプレート53には図5に示すように補助取
付プレート53aが連結され、補助取付プレート53a
はオイルパン50の内部に締付ボルト55により支持さ
れ、オイルストレーナ51の吸引口部56はオイルパン
50の底部の方向を向いている。
【0024】オイルストレーナ51にはオイル配管60
が設けられ、オイル配管60はエンジン本体2の側部に
設けられたオイルポンプ61の下部に接続され、オイル
をオイルポンプ61のポンプ室61aに供給するように
なっている。オイルポンプ61はクランク軸上に設けら
れ、エンジンの運転でオイルポンプ61が駆動される。
オイルポンプ61の駆動によってオイルが不図示のオイ
ル通路を介して、動弁機構Aの各部、シリンダ8とピス
トン9の摺動部、コンロッド10の摺動部及びクランク
軸5の軸受部等に導かれ、各部の潤滑や冷却を行なう。
このオイルはオイルフィルタ63に供給され、オイルフ
ィルタ63から図5に示すようにオイル通路64を介し
て各潤滑部分に供給される。クランク室65に溜るオイ
ルはクランクケース3に形成されたオイル戻し通路66
からオイルパン50内に戻される。
【0025】オイルパン50の開口の周囲には接合開口
部部50aが形成され、この接合開口部50aはクラン
クケース3の下部に形成された接合開口部3a及びオイ
ルポンプ31の下部に形成された接合開口部31aに接
合され、下側から締付ボルト70で締付固定される。オ
イルパン50の略中央部には深いオイル溜り部50bが
設けられ、この深いオイル溜り部50bの両側の車幅方
向には浅いオイル溜り部50c,50dが設けられてい
る。
【0026】深いオイル溜り部50bの底部には排出口
50eが形成され、オイル交換等の時に止め栓71を外
すことで排出口50eからオイルを排出することができ
るようになっている。
【0027】オイルパン50の深いオイル溜り部50b
のクランク軸直角方向である両側の車両前後方向には、
後側に延びる延出オイル溜り部50fと、前側に延びる
延出オイル溜り部50gが形成され、この後側の延出オ
イル溜り部50fと前側の延出オイル溜り部50gは、
それぞれ深いオイル溜り部50bと連通しており、この
後側の延出オイル溜り部50fと前側の延出オイル溜り
部50gによりオイルパン50の容積が増加し、急加減
速急時には図5に示すようにオイル面B2の傾斜角度θ
2となり、急旋回時には図4に示すようにオイル面B1
の傾斜角度θ1となり、急加減速急時及び急旋回時のオ
イル面B2及びオイル面B1の角度θ2,θ1を確保し
ながら傾斜するオイル面B2,B1を増すことがない。
【0028】また、延出オイル溜り部50f,50g
は、オイルストレーナ51の吸引口部56を通るクラン
ク軸直角方向の線上に位置しており、車両旋回時に、オ
イルストレーナ51からより確実に空気を吸い込むこと
を防止することができる。深いオイル溜り部50b及び
浅いオイル溜り部50c,50dから構成されるオイル
溜り部及び延出オイル溜り部50f,50gは、図4及
び図5に示すように、オイルストレーナ51の吸引口部
56がオイルと空気との境界にあるような車両の急加減
速時または急旋回時に変動するオイル面B1,B2より
上側の部分を含んでおり、車両旋回時または急加減速時
に、オイルストレーナ51からより確実に空気を吸い込
むことを防止することができる。
【0029】また、延出オイル溜り部50f,50g
は、図12及び図13に示すように、その縦方向の断面
形状が略逆三角形であり、エンジン本体側との組み付け
状態で下方への突出状態を抑えて一体化できコンパクト
になる。また、延出オイル溜り部50fが、浅く形成さ
れており、オイルパン50の容積を増加かせながら、か
つ下方への突出を抑えてコンパクトになっている。
【0030】延出オイル溜り部50f,50gは、エン
ジン本体の略同じ幅まで延出しており、これによりオイ
ルパン50の容積をより一層増加させており、車両の急
減速、急旋回時にオイルストレーナ51の吸引口部56
から吸い込まれるオイルの最低オイル量を増加させるこ
となく、オイルパン50の容積を増加できオイル面を上
昇させることなくオイル量を増加させることができる。
従って、旋回しないときの通常走行時には、オイル面が
低くなっているため、クランク軸5のクランクアーム等
がオイルを撹拌することが防止され、ロス馬力が軽減で
き、またオイルが撹拌により噴霧状態になって燃料に混
入することによる吹き上げを防止できる。また、車両旋
回時には、オイルストレーナ51の吸引口部56から空
気を吸い込むことを防止することができる。
【0031】なお、延出オイル溜り部50f,50g
は、必要に応じて延出量を決定し、また前側または後側
のいずれか一方を延出させて延出オイル溜り部を形成す
るようにしても良い。
【0032】前側の延出オイル溜り部50fと後側の延
出オイル溜り部50gには、接合部50aと対応する位
置に凹部50h,50iが形成され、この凹部50h,
50iから締付ボルト70を挿通してクランクケース3
に取り付けるようになっている。
【0033】オイルパン50の深いオイル溜り部50b
の底部外面には、格子状のリブ50jが形成され、また
浅いオイル溜り部50c,50dの底部外面には車幅方
向にリブ50k,50lが形成され、さらに前側の延出
オイル溜り部50fと後側の延出オイル溜り部50gの
底部外面にもリブ50m,50nが形成され、これらの
リブ50j〜50nでオイルパン50の剛性を向上させ
ている。
【0034】また、オイルパン50には、深いオイル溜
り部50bの一方の底部からミッションケース接合部5
0oに向け延ばし、この延出底部50pにより凹部50
qを形成している。
【0035】このように、延出底部50pが、深いオイ
ル溜り部50bの底部からミッションケース接合部50
oに向け延びて凹部50qを形成しており、ミッション
ケース接合部側の剛性が簡単な構造で向上することがで
きる。
【0036】また、エンジンとミッションとが結合して
一体化されたパワートレインもしくはエンジン本体2と
ミッションケースとの結合剛性が簡単な構造で向上する
ため、例えばパワートレインの共振点をエンジンの回転
域から外し、エンジンマウントから室内に伝わる騒音を
軽減することができる。
【0037】また、この実施例では、クランク軸5を車
両進行と直交方向に配置した4サイクルエンジンについ
て説明したが、クランク軸を車両進行方向に配置した4
サイクルエンジンにも同様に適用することができる。
【0038】次に、オイルパンの他の実施例を、図14
乃至図19に基づいて説明する。図14はオイルパンの
平面図、図15はオイルパンの底面図、図16は下側分
割体の平面図、図17は図14のXVII-XVII線に沿う断
面図、図18は図14のXVIII-XVIII線に沿う断面図、
図19は図15のXIX-XIX線に沿う断面図である。
【0039】この実施例では、オイルパン50を、上下
2分割した上分割体70と下分割体80とを接合して構
成している。上分割体70は、オイルストレーナ90が
配置されるオイル溜り部70aと、オイル溜り部70a
のクランク軸直角方向の両側に延びる延出オイル溜り部
70bを有している。
【0040】オイル溜り部70aは中央の開口部70a
1と、その両側に底部70a2を有して、さらに一方に
エンジン本体側と接合する上側接合開口部70cが形成
され、他方に下分割体80と接合する下側接合開口部7
0dが形成され、上分割体70は上下方向の型抜きで成
形可能にている。下分割体80は皿状に形成され、接合
開口部80aが形成されている。
【0041】上分割体70は、その上側接合開口部70
cをエンジン本体側と接合し、ボルト91により締付固
定される。この上分割体70の下側接合開口部70dに
は、下分割体80の接合開口部80aを接合してボルト
92により締付固定される。
【0042】オイルストレーナ90の吸引口部95は、
図14及び図17に示すように下分割体80の中央に形
成された凹部80bに対向して位置している。この吸引
口部95には、一対の取付アーム96が取り付けられ、
この取付アーム96はエンジン本体側に取り付けられ
る。また、吸引口部95に接続されたオイル吸い込み配
管97は、上分割体70の底部70a2の上方の端部ま
で伸び、この位置でエンジン本体側に接続される。
【0043】このように、オイルパン50を上下2分割
した上分割体70と下分割体80とを接合して構成し、
上分割体70が上下方向の型抜きで成形可能であるた
め、例えばダイキャストで2分割して成形することがで
き、コストダウンが可能である。
【0044】また、オイル溜り部70a1及び延出オイ
ル溜り部70a2は、オイルストレーナ90の吸引口部
95がオイルと空気との境界にあるような車両の急加減
速時または急旋回時に変動するオイル面B3,B4より
上側の部分を含んでおり、車両旋回時または急加減速時
に、オイルストレーナ90からより確実に空気を吸い込
むことを防止することができる。
【0045】
【発明の効果】前記したように、請求項1記載の発明
は、オイルパンに、オイル溜り部のクランク軸直角方向
の少なくとも一方に延出オイル溜り部を形成し、この延
出オイル溜り部によりオイルパンの容積を増加させたか
ら、急加減速急旋回時にオイル面の角度を確保しながら
傾斜するオイル面を増すことがない。従って、通常走行
時には、オイル面が低くなっているため、クランク軸の
クランクアーム等がオイルを撹拌することが防止され、
ロス馬力が軽減でき、またオイルが撹拌により噴霧状態
になって燃料に混入することによる吹き上げを防止でき
る。また、車両旋回時または急加減速時に、オイルスト
レーナから空気を吸い込むことを防止することができ
る。
【0046】請求項2記載の発明は、延出オイル溜り部
を、オイルストレーナの吸引口部を通るクランク軸直角
方向の線上に位置させたから、車両旋回時または急加減
速時に、オイルストレーナからより確実に空気を吸い込
むことを防止することができる。
【0047】請求項3記載の発明は、延出オイル溜り部
が、その縦方向の断面形状を略逆三角形にしたから、エ
ンジン本体側との組み付け状態で下方への突出状態を抑
えて一体化できコンパクトになる。
【0048】請求項4記載の発明は、延出オイル溜り部
を、浅く形成したから、オイルパンの容積を増加かせな
がら、かつコンパクトになっている。
【0049】請求項5記載の発明は、延出オイル溜り部
を、エンジン本体の略同じ幅まで延出させて、オイルパ
ンの容積をより一層増加させたから、オイル面を上昇さ
せることなくオイル量を増加させることができ、車両旋
回時または急加減速時にオイルストレーナの吸引口部か
ら空気を吸い込むことを防止することができる。
【0050】請求項6記載の発明は、オイルパンを上下
2分割した上分割体と下分割体とを接合して構成し、上
分割体が上下方向の型抜きで成形可能にしたから、例え
ばダイキャストで2分割して成形することができ、コス
トダウンが可能である。
【0051】請求項7記載の発明は、オイル溜り部及び
延出オイル溜り部が、オイルストレーナの吸引口部がオ
イルと空気との境界にあるような車両の急加減速時また
は急旋回時に変動するオイル面より上側の部分を含んで
いるから、車両旋回時または急加減速時に、オイルスト
レーナからより確実に空気を吸い込むことを防止するこ
とができる。
【0052】請求項8記載の発明は、深いオイル溜り部
の少なくとも一方の底部を浅いオイル溜り部側に延出さ
せ、この延出底部により凹部を形成したから、エンジン
とミッションとが結合して一体化されたパワートレイン
もしくはエンジン本体とミッションケースとの結合剛性
が簡単な構造で向上するため、例えばパワートレインの
共振点をエンジンの回転域から外し、エンジンマウント
から室内に伝わる騒音を軽減することができる。
【0053】請求項9記載の発明は、延出底部を、深い
オイル溜り部の底部からミッションケース接合部に向け
延びて凹部を形成したから、ミッションケース接合部側
の剛性が簡単な構造で向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両の4サイクルエンジンの左側面図である。
【図2】車両の4サイクルエンジンの右側面図である。
【図3】車両の4サイクルエンジンの背面図である。
【図4】図1のIV-IV線に沿う断面図である。
【図5】図3のV-V線に沿う断面図である。
【図6】オイルパンの平面図である。
【図7】オイルパンの底面図である。
【図8】図6のVIII-VIII線に沿う断面図である。
【図9】図6のIX-IX線に沿う断面図である。
【図10】図6のX-X線に沿う断面図である。
【図11】図7のXI-XI線に沿う断面図である。
【図12】図8のXII-XII線に沿う断面図である。
【図13】図9のXIII-XIII線に沿う断面図である。
【図14】オイルパンの平面図である。
【図15】オイルパンの底面図である。
【図16】下側分割体の平面図である。
【図17】図14のXVII-XVII線に沿う断面図である。
【図18】図14のXVIII-XVIII線に沿う断面図であ
る。
【図19】図15のXIX-XIX線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 4サイクルエンジン 50 オイルパン 50b 深いオイル溜り部 50c,50d 浅いオイル溜り部 50f,50g 延出オイル溜り部 51 オイルストレーナ 61 オイルポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F01M 11/06 F

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジン本体にオイルを貯留するオイルパ
    ンを備え、このオイルパン内にオイルストレーナを配置
    し、前記オイルパンに貯留するオイルをオイルポンプの
    駆動で前記オイルストレーナを介して吸引し、エンジン
    本体の各部へ循環させる車両の4サイクルエンジンにお
    いて、前記オイルパンは、前記オイルストレーナが配置
    されるオイル溜り部と、前記オイル溜り部のクランク軸
    直角方向の少なくとも一方に延びる延出オイル溜り部を
    形成し、この延出オイル溜り部により前記オイルパンの
    容積を増加させたことを特徴とする車両の4サイクルエ
    ンジン。
  2. 【請求項2】前記延出オイル溜り部は、前記オイルスト
    レーナの吸引口部を通る前記クランク軸直角方向の線上
    に位置することを特徴とする請求項1記載の車両の4サ
    イクルエンジン。
  3. 【請求項3】前記延出オイル溜り部は、その縦方向の断
    面形状が略逆三角形であることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の車両の4サイクルエンジン。
  4. 【請求項4】前記延出オイル溜り部は、浅く形成されて
    いることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか
    に記載の車両の4サイクルエンジン。
  5. 【請求項5】前記延出オイル溜り部を、前記エンジン本
    体の略同じ幅まで延出させたことを特徴とする請求項1
    乃至請求項4のいずれかに記載の車両の4サイクルエン
    ジン。
  6. 【請求項6】エンジン本体にオイルを貯留するオイルパ
    ンを備え、このオイルパン内にオイルストレーナを配置
    し、前記オイルパンに貯留するオイルをオイルポンプの
    駆動で前記オイルストレーナを介して吸引し、エンジン
    本体の各部へ循環させる車両の4サイクルエンジンにお
    いて、前記オイルパンを、上下2分割した上分割体と下
    分割体とを接合して構成し、前記上分割体は、前記オイ
    ルストレーナが配置されるオイル溜り部と、前記オイル
    溜り部のクランク軸直角方向の少なくとも一方に延びる
    延出オイル溜り部を有すると共に、一方に前記エンジン
    本体側と接合する上側接合開口部と有し、他方に前記下
    分割体と接合する下側接合開口部とを有し、この上分割
    体が上下方向の型抜きで成形可能であることを特徴とす
    る車両の4サイクルエンジン。
  7. 【請求項7】前記オイル溜り部及び延出オイル溜り部
    は、前記オイルストレーナの吸引口部がオイルと空気と
    の境界にあるような車両の急加減速時または急旋回時に
    変動するオイル面より上側の部分を含むことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の車両の4サ
    イクルエンジン。
  8. 【請求項8】エンジン本体にオイルを貯留するオイルパ
    ンを備え、このオイルパン内にオイルストレーナを配置
    し、前記オイルパンに貯留するオイルをオイルポンプの
    駆動で前記オイルストレーナを介して吸引し、エンジン
    本体の各部へ循環させる車両の4サイクルエンジンにお
    いて、前記オイルパンは、略中央部に深いオイル溜り部
    と、この深いオイル溜り部の両側のクランク軸方向に浅
    いオイル溜り部とを有し、前記深いオイル溜り部の少な
    くとも一方の底部を前記浅いオイル溜り部側に延出さ
    せ、この延出底部により凹部を形成したことを特徴とす
    る車両の4サイクルエンジン。
  9. 【請求項9】前記延出底部は、前記深いオイル溜り部の
    底部からミッションケース接合部に向け延びて凹部を形
    成したことを特徴とする請求項8記載の車両の4サイク
    ルエンジン。
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