JPH08188115A - セーフィングセンサ - Google Patents

セーフィングセンサ

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Publication number
JPH08188115A
JPH08188115A JP7001685A JP168595A JPH08188115A JP H08188115 A JPH08188115 A JP H08188115A JP 7001685 A JP7001685 A JP 7001685A JP 168595 A JP168595 A JP 168595A JP H08188115 A JPH08188115 A JP H08188115A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
ignition
switch
contact
collision
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7001685A
Other languages
English (en)
Inventor
Ayafumi Takasuka
礼文 高須賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】異常検出用の抵抗接続端子を有するセーフィン
グセンサ内部での分岐をなくし、セーフィングセンサの
信頼性を一層向上させる。 【構成】衝突が検出された時にエアーバッグ点火回路を
閉じるようにスイッチが設けられたセーフィングセンサ
において、スイッチはトランスファ型リードスイッチ
と、トランスファ型リードスイッチの近傍に配置され衝
突時の慣性力でスイッチの接点部に移動する磁石とで構
成され、トランスファ型リードスイッチの共通接点側に
は異常検出回路用及びエアーバッグ点火回路用の一方の
端子が、常閉接点側には異常検出回路用端子が、常開接
点側にはエアーバッグ点火回路用の他方の端子がそれぞ
れ設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の安全装置として
装備されるエアーバッグの起動装置に係り、特に、エア
ーバッグの点火回路の異常監視を行うための異常検出回
路用端子を内蔵したセーフィングセンサの構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のエアーバッグの起動回路を
説明する図で、(a)はスイッチ部の断面図、(b)は
回路構成図である。以下、図に従って説明する。車両の
衝突時の安全装置としてエアーバッグが装着されている
が、従来から、エアーバッグの起動装置としては誤動作
を防止するために、検出感度の異なる複数の衝突検出セ
ンサ、例えば、リードスイッチと永久磁石で構成され、
衝突時の加速度により生ずる永久磁石の移動により衝突
を検出するセーフィングセンサと呼ばれる副加速度セン
サと、加速度センサの出力を基に衝突をマイコンにより
判定する主加速度センサ(Gセンサ)を備え、その論理
積によりエアーバッグの点火回路を閉じ、エアーバッグ
を起動させる方法が講じられている。
【0003】図2(b)はその回路構成図である。E2
はエアーバッグ点火電源部で、バッテリーBa2とバッ
クアップ用のコンデンサC2により構成される。SS2
は衝突を検出して接点S21を閉じるセーフィングセン
サで、リードスイッチSW2とドーナツ型の永久磁石M
2により構成され、衝突による慣性力で永久磁石M2が
バネ(図示せず)圧に打ち勝ち、リードスイッチの接点
部に近づき接点S21が閉じる。SCは点火素子で、通
電されることによって発火して薬品に化学変化を起こさ
せ、ガスを発生させてエアーバッグを膨らませる。Tr
2は点火電流制御用スイッチングトランジスタで、Gセ
ンサ22(加速度センサ)からの信号を基に衝突を最終
判定するマイコン21からの点火信号がベースに供給さ
れ動作する。
【0004】衝突時には、先ずセーフィングセンサSS
2が低い加速度で衝突を検出し、スイッチの接点S21
が閉じる。次に、Gセンサ22がさらに高い加速度で衝
突を検出して、マイコン21が衝突と最終判断を行い、
点火信号を出して点火電流制御用スイッチングトランジ
スタTr2をオンさせる。その結果、電源E2−セーフ
ィングセンサSS2−点火素子SC−点火電流制御用ス
イッチングトランジスタTr2−アースの全回路のルー
プが完結して、電流が流れ点火素子SCが点火される。
【0005】エアーバッグは非常時に作動するもので、
通常状態ではセーフィングセンサSS2の接点S21が
閉じることはない。そこで、長期間にわたって点火回路
部が正常に動作可能な状態になっているかを監視するた
めに、通常時は開放状態(接点S21がオフ状態)にな
っているセーフィングセンサSS2に並列に点火素子S
Cが発火しない程度の微少電流を流すための異常検出用
の抵抗R2が挿入されている。そして、セーフィングセ
ンサSS2と点火素子SCの間に検出端子を設けて、常
に正常な電圧が出ているか、つまり、回路の断線が起こ
っていないか等を監視している。
【0006】そのために、図2(a)のごとくセーフィ
ングセンサSS2には点火用端子T2a1、T2a2及
び異常検出用の抵抗接続端子T2b1、T2b2が設け
られている。この4つの端子はプリント基板に半田付け
され、抵抗R2もプリント基板側に半田付け等の方法に
より設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の異常検出用の抵
抗接続端子付きセーフィングセンサSS2においては、
点線で囲まれた内部が密封されており、完成後は外部か
ら検査することはできない。電気的に監視できるのは電
源E2−端子T2a1−分岐点A2−端子T2b1−抵
抗R2−端子T2b2−分岐点B2−端子T2a2−検
出回路であり、リードスイッチSW2の分岐点A2から
分岐点B2の間は監視できない。特に、分岐点A2、B
2は溶接等の方法が採られており、接触不良等が起こり
易い部分であるため細心の注意が必要になる。
【0008】本発明は、セーフィングセンサ内部での分
岐をなくし、セーフィングセンサの信頼性を一層向上さ
せると共に、部品点数を削減して組み立てを容易にする
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、衝突が検出された時にエアーバッグ点火回
路を閉じるようにスイッチが設けられたセーフィングセ
ンサにおいて、前記スイッチはトランスファ型リードス
イッチと、前記トランスファ型リードスイッチの近傍に
配置され衝突時の慣性力で前記スイッチの接点部に移動
する磁石とで構成され、前記トランスファ型リードスイ
ッチの共通接点側には異常検出回路用及びエアーバッグ
点火回路用の一方の端子が、常閉接点側には異常検出回
路用端子が、常開接点側にはエアーバッグ点火回路用の
他方の端子が、それぞれ設けられてなることを特徴とす
るものである。
【0010】
【作用】トランスファ型リードスイッチを使用し、常閉
接点側の外部に異常検出用の抵抗を接続し、常開接点側
に点火回路を接続することにより、セーフィングセンサ
内部にはリードスイッチと磁石のみが配設され、分岐点
をなくすことができる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例のエアーバッグの起
動回路を説明する図で、(a)はスイッチ部の断面図、
(b)は回路構成図である。以下、図に従って説明す
る。先ず、セーフィングセンサSS1の構造について説
明する。SW1はトランスファ型リードスイッチで、常
時開側の接点S11には点火用端子T1a1、常時閉側
の接点S12には異常検出用の抵抗接続端子T1b1、
そして共通リードには点火用端子T1a2(異常検出用
の抵抗接続端子T1b2も兼用される)が設けられてい
る。M1はドーナツ型の永久磁石で、衝突による慣性力
で永久磁石M1がバネ(図示せず)圧に打ち勝ち、リー
ドスイッチSW1の接点部に近づき点火用接点S11が
閉じられる(このとき接点S12は開く)。これらは組
み立て後、容器に密封されている。
【0012】次に、点火回路の構成について説明する。
E1はエアーバッグ点火電源部で、バッテリーBa1と
バックアップ用のコンデンサC1により構成される。R
1は異常検出用の抵抗で、電源E1とセーフィングセン
サSS1の異常検出用の抵抗接続端子T1b1の間に接
続されている。SS1は衝突を検出して接点S11を閉
じるセーフィングセンサで、リードスイッチSW1とド
ーナツ型の永久磁石M1により構成され、衝突による慣
性力で永久磁石M1がバネ(図示せず)圧に打ち勝ち、
リードスイッチSW1の接点部に近づき接点S11が閉
じる(このとき接点S12は開く)。SCは点火素子
で、通電されることによって発火して薬品に化学変化を
起こさせ、ガスを発生させてエアーバッグを膨らませ
る。Tr1は点火電流制御用スイッチングトランジスタ
で、加速度センサからの信号を基に衝突を最終判定する
マイコン11からの点火信号がベースに供給され動作す
る。
【0013】尚、セーフィングセンサSS1には図1
(a)のごとく点火用端子T1a1、T1a2及び検出
用端子T1b1(検出用端子T1b2も兼用)が設けら
れている。この3つの端子はプリント基板に半田付けさ
れ、抵抗R1もプリント基板側に半田付け等の方法によ
り設けられている。衝突時には、先ずセーフィングセン
サSS1が低い加速度で衝突を検出し、スイッチの接点
S11が閉じる。次に、Gセンサ12(主加速度セン
サ)がさらに高い加速度で衝突を検出して、マイコン1
1が衝突と最終判断を行い、点火信号を出して点火電流
制御用スイッチングトランジスタTr1をオンさせる。
その結果、電源E1−セーフィングセンサSS1−点火
素子SC−点火電流制御用スイッチングトランジスタT
r1−アースの全回路のループが完結して、電流が流れ
点火素子SCが点火される。
【0014】この回路構成において、電源E1−分岐点
A1−抵抗R1−端子T1b1−接点S12−端子T1
a2−検出回路は常時監視されており、しかも、セーフ
ィングセンサ内での配線の分岐はなくなり信頼性が高く
なる。以上のように本実施例では、セーフィングセンサ
内での配線の分岐はなく、リード線がプリント基板に直
接半田付けされるので、使用中はセーフィングセンサ内
で接触不良を起こす恐れは全くなく装置の信頼性が向上
する。また、セーフィングセンサ内での分岐がないの
で、部品点数が少なく組み立てが容易になる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ではセーフ
ィングセンサ内での配線の分岐はなく、使用中は接触不
良を起こす恐れは全くなく装置の信頼性が向上する。ま
た、組立工数の節減になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のエアーバッグの起動回路を
説明する図で、(a)とスイッチ部の断面図、(b)は
回路構成図である。
【図2】従来のエアーバッグの起動回路を説明する図
で、(a)とスイッチ部の断面図、(b)は回路構成図
である。
【符号の説明】
Tr1・・・点火電流制御用スイッチングトランジスタ SC・・・点火素子 SS1・・・セーフィングスイッチ R1・・・試験用抵抗 SW1・・・リードスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衝突が検出された時にエアーバッグ点火
    回路を閉じるようにスイッチが設けられたセーフィング
    センサにおいて、 前記スイッチはトランスファ型リードスイッチと、前記
    トランスファ型リードスイッチの近傍に配置され衝突時
    の慣性力で前記スイッチの接点部に移動する磁石とで構
    成され、 前記トランスファ型リードスイッチの共通接点側には異
    常検出回路用及びエアーバッグ点火回路用の一方の端子
    が、常閉接点側には異常検出回路用端子が、常開接点側
    にはエアーバッグ点火回路用の他方の端子が、それぞれ
    設けられてなることを特徴とするセーフィングセンサ。
JP7001685A 1995-01-10 1995-01-10 セーフィングセンサ Withdrawn JPH08188115A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7001685A JPH08188115A (ja) 1995-01-10 1995-01-10 セーフィングセンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7001685A JPH08188115A (ja) 1995-01-10 1995-01-10 セーフィングセンサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08188115A true JPH08188115A (ja) 1996-07-23

Family

ID=11508378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7001685A Withdrawn JPH08188115A (ja) 1995-01-10 1995-01-10 セーフィングセンサ

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JP (1) JPH08188115A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008245831A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Autoliv Development Ab シートベルト装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008245831A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Autoliv Development Ab シートベルト装置

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Legal Events

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020402