JPH08187991A - 電子黒板 - Google Patents

電子黒板

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Publication number
JPH08187991A
JPH08187991A JP7004376A JP437695A JPH08187991A JP H08187991 A JPH08187991 A JP H08187991A JP 7004376 A JP7004376 A JP 7004376A JP 437695 A JP437695 A JP 437695A JP H08187991 A JPH08187991 A JP H08187991A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
writing surface
powder receiver
marker
powder
writing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7004376A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Tsujimura
進 辻村
Kenji Fujita
健二 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Filing date
Publication date
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
Priority to JP7004376A priority Critical patent/JPH08187991A/ja
Publication of JPH08187991A publication Critical patent/JPH08187991A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 筆記面から黒板枠体外に落下するマーカ消去
カスはもちろん、黒板枠体と筆記面との間に形成される
隙間から落下するマーカ消去カスも、床上に落下するの
を防止すること。 【構成】 筆記面4の前面下部にその筆記面4のほぼ全
幅に渡る長さに形成された粉受け9Dの他に、黒板枠体
2と筆記面4との間に形成される隙間13の下部にその
筆記面4のほぼ全幅に渡る長さに形成された内部粉受け
9Eを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子黒板に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、黒板としては、筆記面に筆記され
た内容をハードコピーし得る機能を備えた電子黒板が普
及し、会議、講義などに活用されている。図4に一般的
な電子黒板の外観構成を示す。まず、スタンド1により
支持された矩形枠状の黒板枠体2が設けられ、この黒板
枠体2内には一対のローラにより支持されて左右方向に
移動自在な筆記用シート3が設けられている。この筆記
用シート3は例えばポリエステルなどによりエンドレス
状に形成されたシート材で、前記黒板枠体2の前面開口
から露出する部分が筆記面4とされている。この筆記面
4の直ぐ背後には合板などによる筆記用ボード5(図6
参照)が配設されている。また、筆記用シート3の背面
側には筆記された情報を筆記用シート3の移動中に光学
的に読み取ってハードコピーに供するための縮小読取光
学系(図示せず)も配設されている。また、黒板枠体2
の下部には縮小読取光学系により読み取られた画情報を
ハードコピーして出力するためのプリンタ6が取り付け
られている。7は操作パネルである。
【0003】このような電子黒板にあっては、筆記用の
マーカ8(図5参照)や消去用のイレーサなどを置いた
り、筆記面4に筆記された画情報をイレーサで消去した
マーカ消去カスなどを受けるための粉受け9が、筆記面
4の前面下部に位置させて黒板枠体2に取り付けられて
いる。この粉受け9は筆記面4の全幅に渡る長さを有す
るとともに、基本的には、粉受け機能を発揮させるた
め、断面形状が略上向きコ字状(=断面凹状)となるよ
うにして形成される。
【0004】ここに、従来における粉受け9の構造に関
して説明する。まず、図5(a)に示すように、左右両
端が開放された単純構造の粉受け9Aがある。また、図
5(b)に示すように、両端開放部を覆うコーナキャッ
プ10を有する粉受け9Bがある。さらには、図5
(c)に示すように、両端開放部を覆うコーナキャップ
10を有するとともに、底面部11上に複数本の小さな
リブ12を形成した粉受け9Cがある。これらのリブ1
2は粉受け9C部分にマーカ8を置いたときに、このマ
ーカ8が底面部11に接地しないように浮いた状態を維
持し得る高さ及び間隔で形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、電子黒板に
あっては、筆記用シート3を移動させ得るように構成す
るため、図6に示すように、黒板枠体2と筆記面4との
間に必然的に隙間13が形成されてしまう。この場合、
筆記面4から黒板枠体2外に落下するマーカ消去カスな
どは粉受け9(9A,9B又は9Cの何れでもよい)に
よって受けられるが、このような隙間13から落下する
マーカ消去カスはそのまま床上などに落下して汚してし
まう。特に、キャスタ付きのスタンド1とし、電子黒板
を移動させるような場合には、振動等の衝撃を受けて、
筆記面4から消去カスなどが隙間13を経て落下するケ
ースが多い。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
移動自在に支持されたシート材により形成される筆記面
と、この筆記面の前面下部にその筆記面のほぼ全幅に渡
る長さに形成された粉受けを備えた電子黒板において、
黒板枠体と前記筆記面との間に形成される隙間の下部に
その筆記面のほぼ全幅に渡る長さに形成された内部粉受
けを設けたものである。
【0007】
【作用】筆記面から黒板枠体外に落下するマーカ消去カ
スなどは粉受けに溜り、黒板枠体と筆記面との間に形成
される隙間から落下するマーカ消去カスなどは内部粉受
けに溜り、何れも床上などに直接落下して汚してしまう
ようなことがない。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図3に基づい
て説明する。なお、電子黒板としての外観の構造は、例
えば、図4に示した電子黒板の構成に準ずるものであ
り、その説明は省略し、符号としては図4に示したもの
を用いる。本実施例は、このような電子黒板において、
特に、筆記面4の前面下部に配設される粉受け9Dと、
この粉受け9Dの背後であって黒板枠体2と筆記面4と
の間の隙間13の下部に配設される内部粉受け9Eとの
構造に関するものである。
【0009】まず、本実施例の粉受け9D及び内部粉受
け9Eは、ともに、筆記面4の全幅に渡る長さを有する
とともに、基本的には、粉受け機能を発揮させるため、
断面形状が略上向きコ字状となるようにして、下辺に位
置する黒板枠体2Dと一体で押し出し成型により形成さ
れている。ここに、前記粉受け9D及び内部粉受け9E
の両端開放部にはその開放端を覆うコーナキャップ14
が設けられている。このコーナキャップ14には粉受け
9Dの空洞15内に入り込む凸部16と、開放端に接す
る左右の壁面17と、粉受け9Dに形成された角穴18
に嵌合する抜け防止用の爪部19とが形成されており、
粉受け9Dの端部に嵌合取り付けされる。これにより、
粉受け9Dと内部粉受け9Eとは、ともに、コーナキャ
ップ14を含めて4面内壁を有する箱状(凹状)に形成
されている。
【0010】また、粉受け9Dにおいて、その底面部2
0上には複数本のリブ21が長手方向に平行に形成され
ている。これらのリブ21は、リブ12の場合と同様
に、粉受け9D部分にマーカ8を置いたときに、このマ
ーカ8が底面部20に接地しないように浮いた状態を維
持し得る高さ及び間隔で形成されている(図3参照)。
ここに、これらのリブ21は底面部20の端部迄は形成
されておらず、底面部20と同一面をなすフラット領域
22とされている。このフラット領域22は、押し出し
成型した粉受け9Dのリブ21を機械加工により削除す
ることにより形成される。
【0011】さらに、前記内部粉受け9Eは、図1に示
すように、黒板枠体2と筆記面4との間の隙間13の真
下に位置するとともに隙間13よりも内方に入り込む幅
に形成されている。
【0012】このような構成によれば、マーカ8を粉受
け9Dの底面部20上に置こうとする場合、何れか2本
のリブ21上に載った状態となり、底面部20上に直接
接地しないため、底面部20上の粉によってマーカ8が
汚れるようなことはない。また、両端はコーナキャップ
14により覆われているので、底面部20上に存在する
粉が両端から床上などに飛散することはない。さらに
は、粉受け9Dの清掃に際して、リブ21間に溜った粉
は、リブ21に沿ってフラット領域22上にスムーズに
集めることにより、容易かつきれいに清掃できる。
【0013】ちなみに、粉受け9Dに関しては、前述し
た粉受け9A,9B又は9C等であってもよい。もっと
も、粉受け9Aの場合、単純構造で両端が開放されてい
るので粉受け9Aの清掃を行いやすいが、同時に、両端
からマーカ消去カスなどの粉が床上などに飛散しやすい
欠点がある。また、粉受け9A,9Bの場合、マーカ8
を底面部11上に置くと、この底面部11に存在する粉
によってマーカ8が汚れてしまう。よって、現実には、
マーカ8が汚れないように他の場所に置いておく、とい
った対処が必要となり、筆記面4から離れてしまうた
め、使い勝手の悪いものとなる。粉受け9Cの場合、底
面部11上にマーカ8を置く場合、マーカ8が何れか2
本のリブ12上に載った状態となり、底面部11上に直
接接地しないため、粉によってマーカ8が汚れるような
不都合を生じないものの、リブ12間に溜った粉を清掃
しにくくなってしまう欠点はある。
【0014】一方、黒板枠体2(黒板枠体2D)と筆記
面4との隙間13から落下しようとするマーカ消去カス
なども存在し得るが、このような消去カスなどは内部粉
受け9E上に落下して溜るので、床上などに直接落下し
て汚してしまうような不都合を生じない。特に、この内
部粉受け9Eも左右開放端がコーナキャップ14により
覆われているので、電子黒板を移動させても、内部粉受
け9E内に溜った消去カスなどが落下することもない。
【0015】このような効果を得る上でも、内部粉受け
9Eを粉受け9Dと同時かつ一体の押し出し成型により
形成すればよく、安価に製造できる上に、黒板枠体2D
等の剛性を高めることもできる。
【0016】
【発明の効果】本発明の電子黒板によれば、筆記面の前
面下部にその筆記面のほぼ全幅に渡る長さに形成された
粉受けの他に、黒板枠体と筆記面との間に形成される隙
間の下部にその筆記面のほぼ全幅に渡る長さに形成され
た内部粉受けを設けたので、筆記面から黒板枠体外に落
下するマーカ消去カスなどは粉受けに溜め、黒板枠体と
筆記面との間に形成される隙間から落下するマーカ消去
カスなどは内部粉受けに溜めることができ、よって、筆
記面から落下するマーカ消去カスなどによって床を汚し
てしまうような不都合を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部の縦断側面図であ
る。
【図2】要部を示す分解斜視図である。
【図3】その組立て状態を示す斜視図である。
【図4】一般的な電子黒板の構成例を示す外観斜視図で
ある。
【図5】粉受けの各種従来例を示す斜視図である。
【図6】従来例の欠点を説明するための縦断側面図であ
る。
【符号の説明】
2 黒板枠体 3 シート材 4 筆記面 9D 粉受け 9E 内部粉受け 13 隙間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動自在に支持されたシート材により形
    成される筆記面と、この筆記面の前面下部にその筆記面
    のほぼ全幅に渡る長さに形成された粉受けを備えた電子
    黒板において、黒板枠体と前記筆記面との間に形成され
    る隙間の下部にその筆記面のほぼ全幅に渡る長さに形成
    された内部粉受けを設けたことを特徴とする電子黒板。
JP7004376A 1995-01-13 1995-01-13 電子黒板 Pending JPH08187991A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7004376A JPH08187991A (ja) 1995-01-13 1995-01-13 電子黒板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7004376A JPH08187991A (ja) 1995-01-13 1995-01-13 電子黒板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08187991A true JPH08187991A (ja) 1996-07-23

Family

ID=11582652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7004376A Pending JPH08187991A (ja) 1995-01-13 1995-01-13 電子黒板

Country Status (1)

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JP (1) JPH08187991A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012187905A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Plus Corp 電子黒板装置
JP2015098178A (ja) * 2015-02-23 2015-05-28 プラス株式会社 電子黒板装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012187905A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Plus Corp 電子黒板装置
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031224