JP2999848B2 - 電子黒板装置 - Google Patents

電子黒板装置

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JP2999848B2
JP2999848B2 JP11470691A JP11470691A JP2999848B2 JP 2999848 B2 JP2999848 B2 JP 2999848B2 JP 11470691 A JP11470691 A JP 11470691A JP 11470691 A JP11470691 A JP 11470691A JP 2999848 B2 JP2999848 B2 JP 2999848B2
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tray
blackboard
rib
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ink powder
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栄治 原
靖弘 水野
務 小笠原
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、会議室等で利用される
電子黒板装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、会議室等で利用される電子黒板
には、黒板に筆記する筆記具や黒板に筆記された筆記情
報を拭面により拭き消す黒板消等を載置する長尺状のト
レイが備えられている。そして、黒板に筆記された筆記
情報を黒板消により拭き消す際に、乾いたインク粉がト
レイ上に落下し、このインク粉は黒板消の使用回数に応
じてゴミと共にトレイ上に堆積していく。
【0003】しかし、上述したトレイには以下のような
問題点がある。まず、トレイにゴミや乾いたインク粉が
堆積した状態で、筆記具や黒板消をトレイ上に載置する
と、ゴミやインク粉が筆記具や黒板消に付着し、筆記具
の場合には筆記者の手が汚れ、黒板消の場合には消去能
力の極端な低下を招く。また、会議室等に設置された空
調設備の風や窓を開いた状態の時の外部からの風の影響
によりトレイ上に堆積したインク粉が飛散し、周囲の
机、椅子、床等に付着して汚れの原因となる。そして、
トレイ上にゴミやインク粉が残っていると、新たに使用
する使用者に不快感を与える。
【0004】このような問題点を解決した電子黒板の従
来例を図6ないし図9に基づいて説明する。まず、電子
黒板の要部の構成を図6に基づいて述べる。筐体(図示
せず)に、筆記具と黒板消との載置平面1を有し上方に
開口した凹状の長尺なトレイ2が設けられている。この
トレイ2の前記載置平面1の長手方向に沿って、複数の
格子形状をした格子部材3が一列に着脱自在に配設され
ている。但し、前記トレイ2の長手方向の全長は、1〜
1.5m に設計されている。
【0005】このような構成において、黒板消の使用に
より生じる乾いたインク粉は、格子部材3を通過してト
レイ2の載置平面1上に落下し、ゴミと共に載置平面1
上に堆積していく。また、筆記具と黒板消とは格子部材
3上に載置する。すなわち、格子部材3を間にして、筆
記具及び黒板消とトレイの載置平面1とを分離する。こ
の分離によりトレイ2の載置平面1上に堆積したゴミや
インク粉が筆記具や黒板消に付着することを防止してい
る。また、格子部材3をトレイ2の載置平面1上に装着
して、載置平面1上に堆積したゴミやインク粉が目立た
ないようにさせている。そして、空調設備や外部からの
風の影響により生じるトレイ2の載置平面1上に堆積し
たインク粉の飛散を低減している。さらに、格子部材3
の上面に突出した多数の突起を設けることにより、黒板
消の拭面をその突起に擦り付けて黒板消に付着した粉を
落としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、格子部
材3がトレイ2とは別体に設けられているため、トレイ
2の載置平面1上に堆積したゴミやインク粉を掃除する
際には、図7に示すように、格子部材3を一々、取り外
さなければならい。また、格子部材3のそれぞれの格子
の間に付着したインク粉は、図8に示すように、ウエス
等が格子の中に入り込み難いため、掃除し難い。そし
て、格子部材はトレイ2と別体に樹脂形成されており、
図9に示すように、格子部材3をトレイ2の長手方向の
全域にわたって取り付けるには、2、3個の格子部材3
を必要とするため、製造コスト高となる。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、板面に筆記された筆記情報を拭き消す黒板消と、板
面に筆記する筆記具及び前記黒板消を載置する載置平面
を有する長尺状のトレイを備えた電子黒板とよりなり、
前記トレイの前記載置平面に長手方向に沿って複数のリ
ブ状の凸部を一体形成し、前記黒板消の一部に前記トレ
イのリブ状の凸部と嵌合するように複数の凹部と凸部と
が交互に配列された柔軟な払拭部を形成した。
【0008】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、トレイの複数のリブ状の凸部の先端を球
状に形成した。
【0009】
【0010】
【作用】請求項1記載の発明においては、板面に筆記さ
れた筆記情報を黒板消により拭き消す際に発生する乾い
たインク粉はトレイの載置平面上の凸部の間の凹部に堆
積し、筆記具と黒板消とはトレイに一体形成された複数
のリブ状の凸部の先端上に載置され、従って、リブ状の
凸部を間にして筆記具及び黒板消とトレイに堆積したイ
ンク粉とを分離することにより、筆記具と黒板消とにイ
ンクの粉が付着しなくなり、また、複数のリブ状の凸部
によりトレイの載置平面に堆積したインク粉が目立たな
くなり、また、黒板消の柔軟な払拭部がトレイの複数の
リブ状の凸部と嵌合するため、複数のリブ状の凸部の間
の載置平面に堆積したインク粉の掃除を簡単に効率良く
行うことが可能となる。
【0011】請求項2記載の発明においては、トレイの
リブ状の凸部は先端が球状に形成されているため、より
一層、トレイの載置平面に堆積したインク粉を目立たな
くさせる。
【0012】
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図5に基づい
て説明する。なお、従来例(図6ないし図9参照)にお
いて説明した部分と同一部分については同一符号を用
い、その説明も省略する。まず、本実施例の要部の構成
を図1ないし図3に基づいて述べる。トレイ2に、載置
平面1の長手方向に沿って複数のリブ状の凸部4が一体
形成されている。このリブ状の凸部4の間隔は筆記具が
入り込まないように、この筆記具の幅より短く設定され
ている。また、前記筆記具により黒板に筆記された筆記
情報を拭き消す拭部5を有する黒板消6の側面に、複数
の凹部と凸部とが交互に配列され複数の前記リブ状の凸
部4と嵌合する柔軟な払拭部7が形成されている。この
払拭部7はスポンジやフェルト等の柔軟な部材によりに
より形成されている。
【0014】このような構成において、黒板消6の使用
により生じる乾いたインク粉は、トレイ2の載置平面1
上に落下し、ゴミと共に載置平面1に堆積していく。一
方、筆記具と黒板消6とはリブ状の凸部4の先端上に載
置する。すなわち、リブ状の凸部4を間にして、筆記具
及び黒板消6と載置平面1とを分離する。この分離によ
りトレイ2の載置平面1上に堆積したインク粉が筆記具
や黒板消6に付着することを防止することが可能とな
る。また、図4に示すように、リブ状の凸部4の先端部
の角を利用して、黒板消6の拭部5を前後左右に擦るこ
とにより拭部5に付着した乾いたインク粉を落とすこと
が可能となる。そして、トレイ2にリブ状の凸部4を一
体形成しているため、トレイ2と別体に設けられる従来
の格子部材3に比べて、製造コストが低くなる。さら
に、柔軟性のあるスポンジ、フェルト等の柔軟な部材に
より形成された払拭部7を複数のリブ状の凸部4と嵌合
させることにより、従来の格子部材3のように一々、取
り外す手間を省いて、各々のリブ状の凸部4の間の筆記
平面1上に堆積した乾いたインク粉を作業者の手を汚さ
ないで簡単に効率良く掃除することが可能となる。
【0015】一方、上述の実施例の変形例として、図5
に示すように、トレイ2の複数のリブ状の凸部4の先端
を球状に形成してもよい。このようなトレイ2では、ト
レイ2の載置平面1上に堆積したインク粉がより一層、
見え難くなるため外観が綺麗に見える。また、リブ状の
凸部4の先端部が球状であるため、その先端部の角に黒
板消6の拭部5を前後左右に擦って、拭部5を傷めるこ
となく拭部5に付着した乾いたインク粉を落とすことが
可能となる。
【0016】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、板面に筆記さ
れた筆記情報を拭き消す黒板消と、板面に筆記する筆記
具及び前記黒板消を載置する載置平面を有する長尺状の
トレイを備えた電子黒板とよりなり、前記トレイの前記
載置平面に長手方向に沿って複数のリブ状の凸部を一体
形成し、前記黒板消の一部に前記トレイのリブ状の凸部
と嵌合するように複数の凹部と凸部とが交互に配列され
た柔軟な払拭部を形成したので、板面に筆記された筆記
情報を黒板消により拭き消す際に発生する乾いたインク
粉はトレイの載置平面上の凸部の間の凹部に堆積し、筆
記具と黒板消とはトレイに一体形成された複数のリブ状
の凸部の先端上に載置され、従って、リブ状の凸部を間
にして筆記具及び黒板消とトレイに堆積したインク粉
を分離することにより、筆記具と黒板消とにインクの粉
が付着しなくなり、また、複数のリブ状の凸部によりト
レイの載置平面に堆積したインク粉が目立たなくなり、
また、黒板消の柔軟な払拭部がトレイの複数のリブ状の
凸部と嵌合するため、複数のリブ状の凸部の間の載置平
面に堆積したインク粉の掃除を簡単に効率良く行うこと
ができる等の効果を有する。
【0017】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、トレイの複数のリブ状の凸部の先端を球
状に形成したので、より一層、トレイの載置平面に堆積
したインク粉を目立たなくさせることができる効果を有
する。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】黒板消の構成を示す斜視図である。
【図3】図2の黒板消の平面図である。
【図4】トレイにより黒板消を掃除する状態を示す縦断
側面図である。
【図5】本発明の変形例の要部を示す斜視図である。
【図6】従来例を示す斜視図である。
【図7】トレイを掃除する時に格子部材を取り外す状態
を示す斜視図である。
【図8】格子部材の格子の間にインク粉が付着した状態
を示す部分斜視図である。
【図9】トレイの載置平面上に格子部材を装着する状態
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 載置平面 2 トレイ 4 リブ状の凸部 6 黒板消 7 払拭部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−206700(JP,A) 実開 平1−122992(JP,U) 実開 昭48−73052(JP,U) 実開 昭51−92241(JP,U) 実開 昭49−117133(JP,U) 実開 昭60−166593(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B43L 1/04 B43L 21/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板面に筆記された筆記情報を拭き消す黒
    板消と、板面に筆記する筆記具及び前記黒板消を載置す
    る載置平面を有する長尺状のトレイを備えた電子黒板と
    よりなり、前記トレイの前記載置平面に長手方向に沿っ
    て複数のリブ状の凸部を一体形成し、前記黒板消の一部
    に前記トレイのリブ状の凸部と嵌合するように複数の凹
    部と凸部とが交互に配列された柔軟な払拭部を形成した
    ことを特徴とする電子黒板装置
  2. 【請求項2】 トレイの複数のリブ状の凸部の先端を球
    状に形成したことを特徴とする請求項1記載の電子黒板
    装置
JP11470691A 1991-05-20 1991-05-20 電子黒板装置 Expired - Lifetime JP2999848B2 (ja)

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